JP2920967B2 - 液晶プロジェクター - Google Patents

液晶プロジェクター

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JP2920967B2
JP2920967B2 JP30331189A JP30331189A JP2920967B2 JP 2920967 B2 JP2920967 B2 JP 2920967B2 JP 30331189 A JP30331189 A JP 30331189A JP 30331189 A JP30331189 A JP 30331189A JP 2920967 B2 JP2920967 B2 JP 2920967B2
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栄蔵 大友
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液晶パネルに光源のランプからの光を投射
・透過し投影レンズにより液晶パネルの画像をスクリー
ンに拡大投影をおこなう、液晶プロジェクターに関し、
特に液晶パネルの冷却装置に関する。
[従来の技術] 第13図は、従来知られている液晶プロジェクターを示
している。同図において、光源1から出た光は後方の反
射鏡2にて反射され、集光レンズ3により平行光にされ
る。平行光にされた光は、防熱フィルタ4を通過するこ
とにより、その熱成分、特に赤外光を吸収、除去され
る。防熱フィルタ4を通過した光は、集光レンズ5にて
集光されて液晶パネル6に入射する。液晶パネル6は、
いわゆる光シャッターであり、画面を構成している絵素
が信号に応じて開閉し、集光レンズ5から入射した光を
通すことによって映像が作りだされる。液晶パネル6に
よって形成された映像は、凹・凸レンズの組み合わせよ
り成る投影レンズ7によって拡大・投射され、スクリー
ン8の画面上に結像される。但し、スクリーン8に替え
て室内壁面等に投射・結像させる場合もある。液晶パネ
ル6は、モノクローム又はカラーが用いられる。
このような液晶プロジェクターにおいては光源1から
の光の吸収により液晶パネル6が発熱し、過熱により液
晶パネル6が損傷を受けるという事態が生じる。そのた
め、従来は防熱フィルタ4によって光源1からの光の熱
成分を吸収・除去すると共に、液晶パネル6の側方に冷
却ファンを配設し、この冷却ファン9によって液晶パネ
ル6を強制冷却するようにしていた。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の構成では、防熱フィルタ4による熱成分の
吸収・除去と、冷却ファン9による強制空冷とによる冷
却方式では、冷却効率及び冷却性能が悪く、液晶パネル
6の冷却が不十分であり、そのため、スクリーン8上の
投影画面の明るさを明るくするために光源1の光を強く
すると、液晶パネル6が光の吸収により損傷を受けると
いう問題が生じる。従って、光源1の光をそれほど強く
はできず、結果的に投影画面の明るさをあまり明るくで
きないという欠点が生じていた。
この発明は以上の点に鑑み提案されたもので、冷却性
能が良く、かつ、冷却効率が高く、液晶パネル6の冷却
に適用したとき、パネル画に入射させる光の強度を液晶
パネル6を損傷させることなくより強くすることを可能
とし、さらに明るい投影画面を得ることを目的とするも
のである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前述の目的を達成するために、光源からの
光を液晶パネルに通して映像を形成し、この映像を投影
レンズに通して拡大・投射する液晶プロジェクターにお
いて、 お互いに断面が異なる冷却風を取り込むための風入口
及び上記冷却風を外部に排出するための風出口を両端に
有し筒状に形成された冷却風通路本体であって、上記風
入口と上記風出口との間に一方の面と他方の面がお互い
に対向するように配置され、上記一方の面に上記光が入
光する上記液晶パネルとを有し、上記他方の面に透光部
材を有する冷却風通路を形成した冷却風通路本体と、上
記冷却風通路本体の上記風入口に取り付けられた上記液
晶パネルを冷却するための上記冷却風を供給する冷却フ
ァンとを備えることを特徴としている。
また、第2の発明として透光部材を集光レンズで形成
してものである。
さらに、第3の発明として透光性部材を防熱フィルタ
で形成したものである。
[作用] この発明によれば、液晶パネルの入光面側に設けた冷
却風の通路により冷却風をすべて液晶パネルの入光面の
近傍に通すことができ、また冷却風の流速も冷却風が通
る通路の形状を変えることによって可変することが出来
るため液晶パネルの冷却効果を高めることが出来る。
[実施例] 本発明の液晶プロジェクターへの適用例について以下
説明する。第1図〜第5図は本発明の第1の実施例を示
す。
第1図及び第2図において、6は液晶パネル、10は冷
却風通路本体、11はガラス・アクリルなどの透明材、12
は冷却ファンである。液晶パネル6はモノクローム、単
色、カラーが用いられる。
本図において、液晶パネル6と冷却通路本体10と透光
部材11により冷却風Aの通路13を形成し、その通路13に
冷却ファン12からの冷却風Aを通すことにより液晶パネ
ル6に冷却風Aを当てて液晶パネル6の冷却を行う。透
光部材11は、ガラス板あるいはアクリル板などの透明な
材質のもので形成される。この冷却装置を用いることに
より冷却ファン12が発生する冷却風Aをすべて液晶パネ
ル6の入光面4の近傍に通すことができ、また冷却風の
通路13が冷却ファン12の冷却風出口15よりも狭くするこ
とにより冷却風Aの流速も早くできるため液晶パネル6
の冷却効果を高めることが出来る。したがって、冷却風
の通路13の冷却風出口15の形状を大又小と変形させるこ
とで、冷却風Aの流速を可変することができるものであ
る。
ここで、冷却風通路本体10の構造について、第3図〜
第5図を用いてさらに詳しく説明すると、冷却風通路本
体10は、一端に第1及び2図に示した冷却ファン12から
送風される冷却風Aを取り込むための風入口16を有し、
この風入口16は冷却ファン12から送風される冷却風Aを
総て取り込むためにその断面が冷却ファン12の冷却風出
口15(第2図)と同じ大きさに形成されている。そして
他端に、冷却風Aを外部に排出するために風出口17を有
し、この風出口17は風入口16の断面より小さく形成され
ている。このように形成された冷却風通路本体10の一面
10a側に液晶パネル6を密接・接合し、他面10b側に透光
部材11を密接・接合する。さらに、光源1からの光が透
光部材11を通過し、液晶パネル6の入光面14に到達する
ように、光源1からの光の投過方向Bを中心に冷却風通
路本体10の幅C及び高さDの大きさより小さい面積(幅
C′及び高さD′)で切欠部19、20が施されており、切
欠部19には液晶パネル6の入光面14が挿入され、切欠部
20には透光部材11が覆うように取り付けられている。
そして、この液晶パネル6を冷却する冷却装置は、第
12図に示すように取り付け・支持される。すなわち、液
晶プロジェクター本体100の内部に切起された切起片101
に液晶パネル6が、例えば接着剤あるいはネジなどの固
定手段により、密接・接合102される。さらに、冷却フ
ァン12は、切起片101同様、液晶プロジェクター本体100
からL字状に切起された切起片103に、ネジ104等によっ
て固定・支持される。この時冷却ファンのケース102は
底面107に当接106している。
なお、光源1から投影レンズ7までの全体構成として
は、第13図の従来構成図を参考にして説明すると、液晶
パネル6と集光レンズ5の間に、冷却風通路本体10と透
光部材11が介在するように構成されている。
次に、第6図から第10図を用いて、第2の実施例を説
明する。6は液晶パネル、10は冷却風通路本体、18は集
光レンズ、12は冷却ファンである。
本図において、液晶パネル6と冷却通路本体10と集光
レンズ18により冷却風Aの通路13を形成しその通路13に
冷却ファン12からの冷却風Aを通すことにより液晶パネ
ル6に冷却風Aを当てて液晶パネル6の冷却を行う。こ
の冷却装置を用いることにより冷却ファン12が発生する
冷却風Aをすべて液晶パネル6の入光面14の近傍に通す
ことができ、また冷却風の通路13が冷却ファン12の冷却
風出口15よりも狭くできることにより冷却風Aの流速も
早くするため液晶パネル6の冷却効果を高めることがで
きる。
したがって、冷却風の通路13の冷却風出口15の形状を
大又小と変形させることで、冷却風Aの流速を可変する
ことができるものである。
ここで、冷却風通路本体10の構造について、第8図〜
第10図を用いてさらに詳しく説明すると、冷却風通路本
体10は、一端に冷却ファン12から送風される冷却風Aを
取り込むための風入口16を有し、この風入口16は冷却フ
ァン12から送風される冷却風Aを総て取り込むためにそ
の断面が冷却ファン12の冷却風出口15と同じ大きさに形
成されている。そして他端に、冷却風Aを外部に排出す
るための風出口17を有し、この風出口17は風入口16の断
面より小さく形成されている。
このように形成された、冷却風通路本体10の一面10a
側に液晶パネル6を密接・接合し、他面10b側に集合レ
ンズ18を密接・接合する。
さらに、光源1からの光が透光部材11、18を通過し、
液晶パネル6の入光面14に到達するように、光源1から
の光の投過方向Bを中心に冷却風通路本体10の幅C及び
高さDの大きさより小さい面積(幅C′及び高さD′)
で切欠部19、20を施し、切欠部19には液晶パネル6の入
光面14が挿入され、切欠部20には集光レンズ18がその切
欠部を覆うように取り付けられる。
そして、この冷却装置は、第1の実施例において、第
12図を用いて説明した取り付けと同様の取り付けによ
り、液晶プロジェクター本体100に固定、支持される。
なお、光源1から投影レンズ7までの全体構成として
は、第13図の従来構成図を参考にして説明すると、液晶
パネル6と集光レンズ5が冷却風通路本体10を介して一
体形成された構成とされている。
さらに、第3の実施例として第1図に示す透光部材11
あるいは第6図に示す集光レンズ18の代わりに、防熱フ
ィルタ4で形成しても、本発明の効果はなんら変わるこ
とはない。ただし、この際防熱フィルタ4と光源1との
間には集光レンズ3と集光レンズ5が介在している。
以上説明した、冷却装置の冷却ファン12は、すべて冷
却風通路13の長手方向下方に設けているが、これに限る
ものでなく、例えば第11図に示すように、冷却風通路13
に対して垂直方向に設けても良い。
[発明の効果] このように、本発明は液晶パネル、冷却風通路本体、
透光部材(あるいは集光レンズ)により、冷却ファンか
ら送風される冷却風の通る通路を形成するので、強い光
を液晶パネルに投射しても液晶パネルの冷却を充分おこ
なえるため、その結果明るい投影画を持つ液晶プロジェ
クターを実用化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本発明の第1の実施例を示す図であ
って、第1図は斜示図、第2図は断面図、第3図は冷却
風通路本体の断面図、第4図は正面図、第5図は上面図
である。 また、第6図から第10図は本発明の第2の実施例を示す
図であって、第6図は斜示図、第7図は断面図、第8図
は冷却風通路本体の断面図、第9図は正面図、第10図は
上面図である。 さらに、第11図は第3の実施例を示す図であり、第12図
は取付状態を示す図である。 第13図は従来の構成を示す従来構成図である 1……光源、4……防熱フィルタ、5……集光レンズ、
6……液晶パネル、10……冷却風通路本体、11……透光
部材(ガラス板あるいはアクリル板などの透明な材質の
もの)、12……冷却ファン、13……冷却風通路、100…
…液晶プロジェクター本体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09F 9/00 G02F 1/133

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光を液晶パネルに通して映像を
    形成し、この映像を投影レンズに通して拡大・投射する
    液晶プロジェクターにおいて、 お互いに断面が異なる冷却風を取り込むための風入口及
    び前記冷却風を外部に排出するための風出口を両端に有
    し筒状に形成された冷却風通路本体であって、前記風入
    口と前記風出口との間に一方の面と他方の面がお互いに
    対向するように配置され、前記一方の面に前記光が入光
    する前記液晶パネルを有し、前記他方の面に透光部材を
    有する冷却風通路を形成した冷却風通路本体と、前記冷
    却風通路本体の前記風入口に取り付けられ前記液晶パネ
    ルを冷却するための前記冷却風を供給する冷却ファンと
    を備えることを特徴とする液晶プロジェクター。
  2. 【請求項2】切起された第1及び第2の切起片を有する
    液晶プロジェクター本体であって、前記第1の切起片に
    は前記液晶パネルが固定され、前記第2の切起片には前
    記冷却ファンが固定される液晶プロジェクター本体をさ
    らに備えることを特徴とする請求項1記載の液晶プロジ
    ェクター。
  3. 【請求項3】前記透光部材を集光レンズで形成したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の液晶プロジェ
    クター。
  4. 【請求項4】前記透光部材を防熱フィルタで形成したこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の液晶プロジ
    ェクター。
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KR100649598B1 (ko) * 2004-12-29 2006-11-27 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널 텔레비전의 방열구조

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