JP2919504B2 - カップ式飲料自動販売機の販売口扉装置 - Google Patents

カップ式飲料自動販売機の販売口扉装置

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JP2919504B2
JP2919504B2 JP28661189A JP28661189A JP2919504B2 JP 2919504 B2 JP2919504 B2 JP 2919504B2 JP 28661189 A JP28661189 A JP 28661189A JP 28661189 A JP28661189 A JP 28661189A JP 2919504 B2 JP2919504 B2 JP 2919504B2
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door
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直人 福島
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、カップ式飲料自動販売機の販売口扉装置に
関する。
(ロ) 従来の技術 従来、前面に開閉自在な販売口扉を備えた販売口を設
け、この販売口内に販売指令に基づいて飲料カップを搬
出し、この搬出された飲料カップに飲料を供給して販売
するカップ式飲料自動販売機では、閉扉方向にバネ付勢
された販売口扉を手動で開扉し、販売口内の飲料カップ
を取り出すようになっており、例えば実開昭62-44376号
公報に示されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 従来のカップ式飲料自動販売機における販売口扉は、
手動により販売口扉を開いて販売口内の飲料カップを取
り出さなければならないため、複数の飲料カップを購入
する場合や、片手がふさがっているときなどは大変不便
である。
また、販売口扉を自動的に開閉するように構成した場
合は、扉の閉止動作のタイミングによっては手が挾まれ
たり、あるいは取り出そうとする飲料カップに販売口扉
が当り、飲料を溢すなどの問題が生じるために、販売口
に手等が入っていないか監視するセンサーを多方向に設
けなればならず、複雑かつ高価となるとともに、飲料カ
ップへの飲料供給時に飛び跳ねる飲料によって、センサ
ーが動作不良を生じ易い問題がある。
本発明はこのようなことから、販売口内からの飲料カ
ップの取り出しが遅れた場合でも、手動にて開扉できる
とともに、手などを挾まれることなく自動的に販売口扉
を開閉することのできるカップ式飲料自動販売機の販売
口扉装置を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、前面に開閉自在な販売口扉を備えた販売口
を設け、この販売口内に販売指令に基づいて飲料カップ
を搬出し、この搬出された飲料カップに飲料を供給して
販売するカップ式飲料自動販売機において、前記販売口
の上下部に対向して設けた扉支持レールと、この上下の
扉支持レールに支持されて左右方向に開閉移動可能に設
けるとともに閉扉方向にバネ付勢された前記販売口扉
と、上部の扉支持レールに沿って左右方向へ移動自在に
設けられ販売口扉を開く方向へ移動することにより販売
口扉を押圧可能に当接する駆動片を備えたラックと、開
扉指令に基づいて販売口扉を開く方向にラックを移動し
閉扉指令に基づいてラックを復帰移動する正逆転可能な
駆動モータと、ラックの所定位置への移動を検知して駆
動モータを停止する検知手段とを備えたものである。
(ホ) 作用 かかる構成の本発明は、開扉指令に基づいて駆動モー
タが正転駆動しラックを販売口扉を開く方向に移動する
と、ラックの駆動片が販売口扉に当接して該販売口扉を
開扉方向に押圧する。この押圧により販売口扉は販売口
を開放するとともに、ラックが販売口扉を開放した所定
位置に到達すると検知手段が動作して駆動モータを停止
する。そして、閉扉指令に基づいて駆動モータが逆転駆
動し、ラックが所定位置に移動復帰すると、検知手段が
動作して駆動モータを停止する。このラックの復帰移動
時に販売口扉はバネ付勢によって閉扉状態に復帰する
が、ラックの復帰移動に追随する状態で復帰移動する。
(ヘ) 実施例 各図は本発明の実施例を示すもので、1は前面に開閉
可能な扉2を設けたカップ式自動販売機本体である。
扉2の前面には、商品選択ボタン3を多数並設し、か
つ貨幣投入口4等を配設したコントロールパネル5を設
けるとともに、このコントロールパネル5の上下部には
電照看板部6を設け、更にコントロールパネル5の下部
には、飲料カップCを取り出す販売口7を設けている。
8は販売口7を開閉する販売口扉であり、上部の裏面
側に設けた回動自在なローラ9を、販売口7の上部縁に
沿って左右方向に延在設置した上部の扉支持レール11に
載置して吊り下げ支持されるとともに、下部の裏面側に
設けたガイド軸10を、販売口7の下部縁に沿って左右方
向に延在設置した下部の扉支持レール12に挿入して左右
方向に移動自在に設けている。
即ち、販売口扉8は、上部裏面の2ケ所に後方へ突出
する支持片9Aを設けるとともに、この支持片9Aの下面側
にローラ9を回動自在に設け、かつ下部裏面の2ケ所に
後方へ突出して設けた支持片10Aの下面側に、下方へ延
出するガイド軸10を設けている。そして、上部のローラ
9を上部の扉支持レール11に載置支持させることによ
り、該ローラ9は扉支持レール11の前後扉11A,11Bと、
底壁11Cとにより左右方向に移動自在に案内支持され、
また下部のガイド軸10を下部の扉支持レール12のガイド
孔12Aに挿入することにより、該ガイド軸10はガイド孔1
2Aにて左右方向に移動自在に案内支持されるようになっ
ている。これにより、販売口扉8は上下の扉支持レール
11,12間に左右方向移動自在に支持され、販売口7を開
閉可能となっている。
また、販売口扉8は裏面に後方へ延出する係止片13を
ネジ14にて螺着しており、この係止片13を取り付けるこ
とよって上方への移動を規制し、ローラ9及びガイド軸
10が上下の扉支持レール11,12から外れないようにして
いる。
即ち、販売口扉8はローラ9と係止片13との間に、扉
支持レール11と後述するラックガイド部材15とを介在す
るように構成し、販売口扉8が上方へ移動された場合に
は、係止片13ガラックガイド部材15に係止して上方への
移動を阻止し、ローラ9が扉支持レール11から外れない
ようにしている。また係止片13には、販売口7を閉じる
方向である閉扉方向に販売口扉8を付勢するバネ16を設
けている。
ラックガイド部材15は、扉支持レール11の下面に沿っ
て延在して設けており、ラック17をスライド移動自在に
内設するとともに、ラック17の下面に延出して設けた駆
動片18を、移動可能に挿通する開口部19を下面に開口
し、かつラック17の歯部17Aに係合した駆動歯車20が介
在する開口部21を裏面に開口している。
ラックガイド部材15に移動自在に内設されたラック17
は、販売口扉8を開扉移動するに充分な移動可能寸法を
有して形成し、かつ裏面側に略全長に亘って歯部17Aを
設けて、駆動歯車20の正転あるいは逆転回動により左右
方向に移動自在になっている。そして販売口扉8の開扉
移動時に、ラック17の駆動片18が販売口扉8の係止片13
に当接するように対応位置させている。
22は減速機構23を介して駆動歯車20を正転あるいは逆
転する正逆転可能な駆動モータであり、開扉指令が発生
すると駆動歯車20を正転して販売口扉8を開く方向にラ
ック17を移動し、また閉扉指令が発生すると駆動歯車20
を逆転して、ラック17を移動復帰させるようになってい
る。
開扉指令は、貨幣投入口4への所定貨幣の投入と商品
選択ボタン3の操作に基づき、販売口7内のベンドステ
ージ24上に搬出された飲料カップCへの飲料供給が終了
すると発生し、また閉扉指令は、ベンドステージ24上の
飲料カップCが取り出されたことを、販売口7内のカッ
プ検知装置25が検知すると発生するものである。
26は開扉指令に基づく駆動モータ22の正転駆動によ
り、ラック17が販売口扉8を開放して所定位置へ到達す
ると動作して、駆動モータ22を停止する検知手段として
の検知センサであり、27は閉扉指令に基づく駆動モータ
22の逆転駆動により、ラック17が待機位置に復帰すると
動作して、駆動モータ22を停止する検知手段としての検
知センサである。
かかる構成による動作を説明する。
通常時は第2図に示すように、ラック17は一端部を検
知センサ27に対応位置し、他端部は駆動歯車20に対応位
置した所定の待機位置にあって、販売口扉8はバネ16の
弾性によって販売口7を閉じた状態にある。
ここで開扉指令が発生すると、駆動モータ22が駆動し
て駆動歯車20を正転し、この駆動歯車20の正転により、
ラック17が第2図において左方向へ移動を開始する。
このラック17の移動開始後、ラック17の駆動縁18が販
売口扉8の係止片13に当接係止するため、販売口扉8は
バネ16の弾性に抗して開扉方向である第2図における左
方向へ押圧移動される。
そして販売口扉8が販売口7を開放する所定位置まで
ラック17が押圧移動すると、該ラック17の所定位置への
到達を検知センサ26が検知して駆動モータ22を停止す
る。これにより販売口扉8は販売口7を開放状態に保持
される。
この開放状態時に、販売口7内のベンドステージ24上
の飲料カップCが取り出されると、この取り出しをカッ
プ検知装置25が検知し、この検知に基づき閉扉指令が発
生して駆動モータ22が逆転駆動される。
この駆動モータ22の逆転駆動により駆動歯車20が逆転
するため、ラック17は第2図において右方向へ復帰移動
される。このラック17の復帰移動により、販売口扉8は
バネ16の弾性力にて係止片13をラック17の駆動片18に当
接して追随する状態となり、ラック17の復帰移動ととも
に閉扉移動する。従って、販売口扉8の閉扉移動時に、
手指あるいは飲料カップ等が販売口扉8に当接すること
があっても、この販売口扉8はバネ16の弾性によって閉
扉移動しているため、このバネ16の弾性力に抗して閉扉
移動を阻止することができ、挾まれて怪我をするような
ことがない。
そして販売口扉8が販売口7を閉じ、その後間もなく
してラック17が所定の待機位置へ到達復帰すると、検知
センサ27がラック17の復帰を検知し、駆動モータ22が停
止される。
(ト) 発明の効果 本発明は上記したように構成したものであるから、片
手がふさがっている場合であっても飲料カップの取り出
しが容易にでき、また販売口内からの飲料カップの取り
出しが遅れた場合でも、飲料を溢すことなく、かつ手指
等を挾まれることがなく、怪我を防止することができる
等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の実施例を示すものであり、第1図は販売
口部分の縦断側面図、第2図は第1図のA−A線断面
図、第3図は第1図のB−B線断面図、第4図は自動販
売機の斜視図である。 7……販売口、8……販売口扉、11,12……扉支持レー
ル、16……バネ、17……ラック、18……駆動片、22……
駆動モータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に開閉自在な販売口扉を備えた販売口
    を設け、この販売口内に販売指令に基づいて飲料カップ
    を搬出し、この搬出された飲料カップに飲料を供給して
    販売するカップ式飲料自動販売機において、前記販売口
    の上下部に対向して設けた扉支持レールと、この上下の
    扉支持レールに支持されて左右方向に開閉移動可能に設
    けるとともに閉扉方向にバネ付勢された前記販売口扉
    と、上部の扉支持レールに沿って左右方向へ移動自在に
    設けられ販売口扉を開く方向へ移動することにより販売
    口扉を押圧可能に当接する駆動片を備えたラックと、開
    扉指令に基づいて販売口扉を開く方向にラックを移動し
    閉扉指令に基づいてラックを復帰移動する正逆転可能な
    駆動モータと、ラックの所定位置への移動を検知して駆
    動モータを停止する検知手段とを備えたカップ式飲料自
    動販売機の販売口扉装置。
JP28661189A 1989-11-01 1989-11-01 カップ式飲料自動販売機の販売口扉装置 Expired - Lifetime JP2919504B2 (ja)

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