JP2918358B2 - リエンタ処理方法 - Google Patents
リエンタ処理方法Info
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 62
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 16
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 5
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 5
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 4
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末装置から上位装置
へ入力情報を送信し、所定の応答を得てオペレーション
を完結する場合に、予め記憶部に入力情報を蓄積し、そ
の後所定のタイミングで、記憶部に蓄積された入力情報
に係るオペレーションを順次実行する為のリエンタ処理
方法に関する。
へ入力情報を送信し、所定の応答を得てオペレーション
を完結する場合に、予め記憶部に入力情報を蓄積し、そ
の後所定のタイミングで、記憶部に蓄積された入力情報
に係るオペレーションを順次実行する為のリエンタ処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば金融機関において、顧客から入金
取引や出金取引の要求があると窓口の係員は端末装置を
操作して、センタにある上位装置と交信し、必要なオペ
レーションを完結させる。一方、多数の顧客から銀行員
が通帳等を預かってまとめてそのオペレーションを行
い、後にその通帳等を顧客に返却すると言った場合に
は、オンラインによる上位装置との交信は非能率である
為、リエンタ処理という方法が採用される。このリエン
タ処理は、通常、端末装置から上位装置へ入力情報を送
信し、所定の応答得てオペレーションを完結させるよう
な場合、上位装置との接続を行う前に、予め端末装置に
設けた記憶部に、複数のオペレーションの入力情報を一
括して蓄積する。このような蓄積処理を、タンキング処
理と呼んでいる。こうしてタンキング処理を行った後、
所定のタイミングで、各オペレーションの入力情報を読
み出して上位装置に送信し順次オペレーションを完結さ
せる。
取引や出金取引の要求があると窓口の係員は端末装置を
操作して、センタにある上位装置と交信し、必要なオペ
レーションを完結させる。一方、多数の顧客から銀行員
が通帳等を預かってまとめてそのオペレーションを行
い、後にその通帳等を顧客に返却すると言った場合に
は、オンラインによる上位装置との交信は非能率である
為、リエンタ処理という方法が採用される。このリエン
タ処理は、通常、端末装置から上位装置へ入力情報を送
信し、所定の応答得てオペレーションを完結させるよう
な場合、上位装置との接続を行う前に、予め端末装置に
設けた記憶部に、複数のオペレーションの入力情報を一
括して蓄積する。このような蓄積処理を、タンキング処
理と呼んでいる。こうしてタンキング処理を行った後、
所定のタイミングで、各オペレーションの入力情報を読
み出して上位装置に送信し順次オペレーションを完結さ
せる。
【0003】図2に、このようなタンキング処理を行う
為の一般のシステム構成ブロック図を示す。図のシステ
ムは、上位装置1に対し通信回線2を介して端末装置3
が接続されている。この端末装置3には、ディスプレイ
4及びフロッピディスク5が接続されている。フロッピ
ディスク5には、先に説明した入力情報のタンキング処
理が行われる。即ちこのフロッピディスク5に入力情報
が蓄積され、その後リエンタ処理が開始されると、端末
装置3から通信回線2を介して、上位装置1に順次その
入力情報が送信され、所定のオペレーションが実行され
る。ディスプレイ4には、リエンタ開始の場合、その表
示が行われる。
為の一般のシステム構成ブロック図を示す。図のシステ
ムは、上位装置1に対し通信回線2を介して端末装置3
が接続されている。この端末装置3には、ディスプレイ
4及びフロッピディスク5が接続されている。フロッピ
ディスク5には、先に説明した入力情報のタンキング処
理が行われる。即ちこのフロッピディスク5に入力情報
が蓄積され、その後リエンタ処理が開始されると、端末
装置3から通信回線2を介して、上位装置1に順次その
入力情報が送信され、所定のオペレーションが実行され
る。ディスプレイ4には、リエンタ開始の場合、その表
示が行われる。
【0004】図3に、リエンタ処理を行わない場合の通
常のオペレーション動作説明図を示す。図のように、通
常のオペレーションにおいては、端末装置3から上位装
置1に対し、オペレーション開始要求が行われる(ステ
ップS1)。上位装置1からは、その許可が端末装置3
に向けて送信される(ステップS2)。端末装置3は、
その後、入力情報を上位装置1に送信し(ステップS
3)、上位装置1はこれに対し所定の処理を実施して応
答を行う(ステップS4)。このような一連の処理が完
了すると、オペレーションが完結する。なお入力情報の
送信や応答後に、オペレーション完結の為の処理が行わ
れるが、これは図示を省略した。
常のオペレーション動作説明図を示す。図のように、通
常のオペレーションにおいては、端末装置3から上位装
置1に対し、オペレーション開始要求が行われる(ステ
ップS1)。上位装置1からは、その許可が端末装置3
に向けて送信される(ステップS2)。端末装置3は、
その後、入力情報を上位装置1に送信し(ステップS
3)、上位装置1はこれに対し所定の処理を実施して応
答を行う(ステップS4)。このような一連の処理が完
了すると、オペレーションが完結する。なお入力情報の
送信や応答後に、オペレーション完結の為の処理が行わ
れるが、これは図示を省略した。
【0005】図4に、先に説明したリエンタ処理動作説
明図を示す。リエンタ処理を行う場合においても、端末
装置3と上位装置1との間では所定の処理開始手続きが
行われる。即ち、リエンタ処理開始要求が端末装置3か
ら上位装置1に出力され(ステップS1)、上位装置1
からその許可が返される(ステップS2)。その後、端
末装置3からは、各オペレーションのタンキングを行っ
た日時の確認等の為、日時チェック情報が上位装置1に
送信され、上位装置1からリエンタ開始のメッセージが
返される(ステップS4)。その後、端末装置3は、入
力情報を上位装置1に送信し(ステップS5)、上位装
置1からは所定の応答が返される(ステップS6)。
明図を示す。リエンタ処理を行う場合においても、端末
装置3と上位装置1との間では所定の処理開始手続きが
行われる。即ち、リエンタ処理開始要求が端末装置3か
ら上位装置1に出力され(ステップS1)、上位装置1
からその許可が返される(ステップS2)。その後、端
末装置3からは、各オペレーションのタンキングを行っ
た日時の確認等の為、日時チェック情報が上位装置1に
送信され、上位装置1からリエンタ開始のメッセージが
返される(ステップS4)。その後、端末装置3は、入
力情報を上位装置1に送信し(ステップS5)、上位装
置1からは所定の応答が返される(ステップS6)。
【0006】複数のオペレーションに対し、このような
入力情報の送信と応答が繰り返し実行され、図2に示し
たフロッピディスク5にタンキング処理された、全ての
入力情報についてオペレーションが完結すると、リエン
タ処理が終了する。このような一括処理を行うことによ
って、各オペレーション時にオンラインで上位装置と取
引をする場合に比べて、非常に効率的に処理を実行で
き、また、緊急生の高いオンライン処理を優先的に実行
させて、通信回線の有効利用を図ることもできる。
入力情報の送信と応答が繰り返し実行され、図2に示し
たフロッピディスク5にタンキング処理された、全ての
入力情報についてオペレーションが完結すると、リエン
タ処理が終了する。このような一括処理を行うことによ
って、各オペレーション時にオンラインで上位装置と取
引をする場合に比べて、非常に効率的に処理を実行で
き、また、緊急生の高いオンライン処理を優先的に実行
させて、通信回線の有効利用を図ることもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なリエンタ処理の実行中に、通信回線やその他の機器に
障害が発生する場合がある。このような場合、上位装置
は、端末装置3のディスプレイ4に対し、障害発生を知
らせる旨のメッセージを出力し、リエンタ処理を終了す
る。通信回線2の障害のような場合は、比較的短時間に
復旧するが、このような障害が復旧した後は、フロッピ
ディスク5にタンキング処理された入力情報の内、完結
したオペレーションと、完結していないオペレーション
を区別し、図4に示したリエンタ処理を再開する必要が
ある。通常、完結したオペレーションと完結していない
オペレーションを区別できるような処理が施されている
ものの、オペレータは、そのようなオペレーションを区
別し、初めからリエンタ処理を再開するための操作を行
なう必要があり、従来大きな負担となっていた。本発明
は以上の点に着目したなされたもので、リエンタ処理が
中断したような場合に、その再開を自動的かつ容易に実
行できるリエンタ処理方法を提供することを目的とする
ものである。
なリエンタ処理の実行中に、通信回線やその他の機器に
障害が発生する場合がある。このような場合、上位装置
は、端末装置3のディスプレイ4に対し、障害発生を知
らせる旨のメッセージを出力し、リエンタ処理を終了す
る。通信回線2の障害のような場合は、比較的短時間に
復旧するが、このような障害が復旧した後は、フロッピ
ディスク5にタンキング処理された入力情報の内、完結
したオペレーションと、完結していないオペレーション
を区別し、図4に示したリエンタ処理を再開する必要が
ある。通常、完結したオペレーションと完結していない
オペレーションを区別できるような処理が施されている
ものの、オペレータは、そのようなオペレーションを区
別し、初めからリエンタ処理を再開するための操作を行
なう必要があり、従来大きな負担となっていた。本発明
は以上の点に着目したなされたもので、リエンタ処理が
中断したような場合に、その再開を自動的かつ容易に実
行できるリエンタ処理方法を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、端末装置によ
り記憶部に複数の入力情報を蓄積し、その後前記端末装
置により前記蓄積した複数の入力情報を一括して上位装
置へ送信するリエンタ処理方法において、前記端末装置
にリエンタ開始日時及び開始のための情報を含むオペレ
ータ確認のための開始画面を表示させ、確認終了後に前
記オペレータ操作で前記端末装置に前記各入力情報の送
信を開始させると共に、前記端末装置により、送信前の
入力情報に未処理を示す識別子を付与し、送信中の入力
情報に前記未処理を示す識別子に代えて処理途中を示す
識別子を付与し、送信の終了した入力情報に前記処理途
中を示す識別子に代えて処理完結を示す識別子を付与
し、前記入力情報の送信中に障害が発生して前記端末装
置の送信が中断し、その後に障害が復旧した時点で前記
端末装置に前記識別子に基づいて少なくとも未処理の入
力情報を判定させ、オペレータの操作を受けずに自動的
に前記入力情報の送信を再開させることを特徴とするも
のである。
り記憶部に複数の入力情報を蓄積し、その後前記端末装
置により前記蓄積した複数の入力情報を一括して上位装
置へ送信するリエンタ処理方法において、前記端末装置
にリエンタ開始日時及び開始のための情報を含むオペレ
ータ確認のための開始画面を表示させ、確認終了後に前
記オペレータ操作で前記端末装置に前記各入力情報の送
信を開始させると共に、前記端末装置により、送信前の
入力情報に未処理を示す識別子を付与し、送信中の入力
情報に前記未処理を示す識別子に代えて処理途中を示す
識別子を付与し、送信の終了した入力情報に前記処理途
中を示す識別子に代えて処理完結を示す識別子を付与
し、前記入力情報の送信中に障害が発生して前記端末装
置の送信が中断し、その後に障害が復旧した時点で前記
端末装置に前記識別子に基づいて少なくとも未処理の入
力情報を判定させ、オペレータの操作を受けずに自動的
に前記入力情報の送信を再開させることを特徴とするも
のである。
【0009】
【作用】この方法は、複数の入力情報を一括して記憶部
に蓄積するタンキング処理を行った後、各入力情報を順
次呼び出して上位装置に送信し、オペレーションを完結
させる場合、各オペレーション毎に、処理完結、処理途
中、未処理の区別を行う識別子を付与する。そして、障
害が発生した時、復旧まで待機し、復旧後、送信を開始
していない入力情報を、識別子により検索し、自動的に
処理を再開する。従って、処理再開時に通常のリエンタ
処理開始のための諸手続きが不要で、自動再開によりオ
ペレータの負担が軽減される。
に蓄積するタンキング処理を行った後、各入力情報を順
次呼び出して上位装置に送信し、オペレーションを完結
させる場合、各オペレーション毎に、処理完結、処理途
中、未処理の区別を行う識別子を付与する。そして、障
害が発生した時、復旧まで待機し、復旧後、送信を開始
していない入力情報を、識別子により検索し、自動的に
処理を再開する。従って、処理再開時に通常のリエンタ
処理開始のための諸手続きが不要で、自動再開によりオ
ペレータの負担が軽減される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明に係る動作フローチャートであ
る。図1の動作を説明する前に、まず本発明の実施に適
するシステムの説明を行う。図5は、本発明の実施に適
するシステムのブロック図である。図のシステムは、上
位装置1に対し通信回線2を介して制御装置6が接続さ
れ、この制御装置6には、ネットワーク7を介して、端
末装置10が接続されているこのネットワーク7には、
一般に他の複数の端末装置が、さらに接続されるがここ
では図示を省略している。端末装置10には、記憶部1
1とディスプレイ12が設けられている。記憶部11
は、先に図2で説明したようなフロッピディスクなどか
ら成り、入力情報のタンキング処理を行う為の装置であ
る。ディスプレイ12は、先に図2で説明したようなリ
エンタ処理の際のメッセージ等を表示する為の装置であ
る。また、端末装置10は、ネットワーク7に対し、こ
の実施例では2つの回線を介して接続されている。一方
の回線は、通常処理回線13で、オンライン処理等に使
用される。また、もう一方の回線は、リエンタ処理回線
14で、本発明のリエンタ処理を行う為に特別に設けら
れた回線である。このように回線を通常処理回線とは別
に設けることによって、通常業務を実行中でも並行して
リエンタ処理を実行することができる。
明する。図1は、本発明に係る動作フローチャートであ
る。図1の動作を説明する前に、まず本発明の実施に適
するシステムの説明を行う。図5は、本発明の実施に適
するシステムのブロック図である。図のシステムは、上
位装置1に対し通信回線2を介して制御装置6が接続さ
れ、この制御装置6には、ネットワーク7を介して、端
末装置10が接続されているこのネットワーク7には、
一般に他の複数の端末装置が、さらに接続されるがここ
では図示を省略している。端末装置10には、記憶部1
1とディスプレイ12が設けられている。記憶部11
は、先に図2で説明したようなフロッピディスクなどか
ら成り、入力情報のタンキング処理を行う為の装置であ
る。ディスプレイ12は、先に図2で説明したようなリ
エンタ処理の際のメッセージ等を表示する為の装置であ
る。また、端末装置10は、ネットワーク7に対し、こ
の実施例では2つの回線を介して接続されている。一方
の回線は、通常処理回線13で、オンライン処理等に使
用される。また、もう一方の回線は、リエンタ処理回線
14で、本発明のリエンタ処理を行う為に特別に設けら
れた回線である。このように回線を通常処理回線とは別
に設けることによって、通常業務を実行中でも並行して
リエンタ処理を実行することができる。
【0011】図6には、本発明の方法実施の為のタンキ
ング内容説明図を示す。本発明の方法実施する為には、
記憶部11に対し図に示したような内容の各種情報を格
納することが好ましい。即ち、記憶部11には、取引の
為の入力情報30の他、タンキング通番31、オペレー
ションコード32、タンキング日時33、入力モニタデ
ータ34、上り電文形式データ35、リエンタ機番3
6、リエンタ日時37、リエンタ処理識別子38、取引
結果情報39が設けられている。タンキング通番31
は、記億部11に一括して蓄積された入力情報に、連続
番号を付したその番号を示す。オペレーションコード3
2は、オペレーションの内容種類などを表すコードで、
例えば入金処理、出金処理などを区別するコードであ
る。
ング内容説明図を示す。本発明の方法実施する為には、
記憶部11に対し図に示したような内容の各種情報を格
納することが好ましい。即ち、記憶部11には、取引の
為の入力情報30の他、タンキング通番31、オペレー
ションコード32、タンキング日時33、入力モニタデ
ータ34、上り電文形式データ35、リエンタ機番3
6、リエンタ日時37、リエンタ処理識別子38、取引
結果情報39が設けられている。タンキング通番31
は、記億部11に一括して蓄積された入力情報に、連続
番号を付したその番号を示す。オペレーションコード3
2は、オペレーションの内容種類などを表すコードで、
例えば入金処理、出金処理などを区別するコードであ
る。
【0012】タンキング日時は、オペレーションをタン
キングした日付と時刻を表示する情報である。入力モニ
タデータ34は、リエンタ処理実行時に、端末処理10
のディスプレイ12に表示すべきデータを特定する為の
情報である。上り電文形式データ35は、入力情報の形
式などを示すデータである。リエンタ機番36はリエン
タ処理をする場合、実行結果の出力装置を特定する情報
である。リエンタ日時37は、リエンタ処理を実行する
日付や時刻を示す情報である。リエンタ処理識別子38
は、リエンタ処理が完結したオペレーション、リエンタ
処理を開始してまだ完結していない(処理中)オペレー
ション、リエンタ処理を開始していないオペレーション
を区別する為の識別子である。取引結果情報39は、各
オペレーションが正常に完結したか否か、即ち取引が成
立したか否かなどを示す情報である。各オペレーション
には、このような各種の情報がそれぞれ用意される。
キングした日付と時刻を表示する情報である。入力モニ
タデータ34は、リエンタ処理実行時に、端末処理10
のディスプレイ12に表示すべきデータを特定する為の
情報である。上り電文形式データ35は、入力情報の形
式などを示すデータである。リエンタ機番36はリエン
タ処理をする場合、実行結果の出力装置を特定する情報
である。リエンタ日時37は、リエンタ処理を実行する
日付や時刻を示す情報である。リエンタ処理識別子38
は、リエンタ処理が完結したオペレーション、リエンタ
処理を開始してまだ完結していない(処理中)オペレー
ション、リエンタ処理を開始していないオペレーション
を区別する為の識別子である。取引結果情報39は、各
オペレーションが正常に完結したか否か、即ち取引が成
立したか否かなどを示す情報である。各オペレーション
には、このような各種の情報がそれぞれ用意される。
【0013】再び図1に戻って、本発明の方法の動作を
順に詳細に説明する。まず、図1のステップS1におい
てタンキングフロッピディスク(FD)がセットされ
る。即ち、タンキング処理を行ったフロッピディスク
を、図5に示す記憶部11のディスク読取装置に装着す
る。その後、ステップS2においてオペレータは、リエ
ンタ開始指示を入力する。これはリエンタ開始の為の命
令で予め定められた取引コードなどからなる。さらにス
テップS3において、開始キーを押下し、ディスプレイ
12に対し、開始画面を出力させる。この開始画面に
は、リエンタ開始日時や、その他に図6で示した各種情
報が表示される。オペレータは、リエンタ開始日時など
を確認する処理を実行し、その後タンキングFDのリー
ド動作を実行させる(ステップS4)。ここで、日時確
認の処理は、例えば、リエンタ日時が現在よりも先に設
定されていたオペレーションについては、リエンタ処理
の実行を見合わせるために実施される。
順に詳細に説明する。まず、図1のステップS1におい
てタンキングフロッピディスク(FD)がセットされ
る。即ち、タンキング処理を行ったフロッピディスク
を、図5に示す記憶部11のディスク読取装置に装着す
る。その後、ステップS2においてオペレータは、リエ
ンタ開始指示を入力する。これはリエンタ開始の為の命
令で予め定められた取引コードなどからなる。さらにス
テップS3において、開始キーを押下し、ディスプレイ
12に対し、開始画面を出力させる。この開始画面に
は、リエンタ開始日時や、その他に図6で示した各種情
報が表示される。オペレータは、リエンタ開始日時など
を確認する処理を実行し、その後タンキングFDのリー
ド動作を実行させる(ステップS4)。ここで、日時確
認の処理は、例えば、リエンタ日時が現在よりも先に設
定されていたオペレーションについては、リエンタ処理
の実行を見合わせるために実施される。
【0014】ステップS4において、タンキングFDが
リードされると、必要なモニタデータがディスプレイ1
2に自動表示される(ステップS5)。そして、オペレ
ータが送信キーを押下すると(ステップS6)、上り電
文が上位装置に向け送信される(ステップS7)。な
お、このような送信は、先に説明したリエンタ処理用回
線14を介して、通常業務とは別に行われる。このよう
に、リエンタ処理が開始されると、図6に示したリエン
タ処理識別子38を書き換える。即ち、これまでリエン
タ処理が開始されていないという内容(未)となってい
た識別子を、リエンタ処理を開始され、まだ完結してい
ないという内容(中)の識別子に書き換える(ステップ
S8)。このようなリエンタ処理実行中、常に回線障
害、即ち再復旧可能な一時的な障害が発生したか否かを
監視している(ステップS9)。障害の無い場合は、上
位装置からの下り電文が受信され(ステップS10)、
そのオペレーションが完結するとリエンタ済みの識別子
が入力される(ステップS11)。
リードされると、必要なモニタデータがディスプレイ1
2に自動表示される(ステップS5)。そして、オペレ
ータが送信キーを押下すると(ステップS6)、上り電
文が上位装置に向け送信される(ステップS7)。な
お、このような送信は、先に説明したリエンタ処理用回
線14を介して、通常業務とは別に行われる。このよう
に、リエンタ処理が開始されると、図6に示したリエン
タ処理識別子38を書き換える。即ち、これまでリエン
タ処理が開始されていないという内容(未)となってい
た識別子を、リエンタ処理を開始され、まだ完結してい
ないという内容(中)の識別子に書き換える(ステップ
S8)。このようなリエンタ処理実行中、常に回線障
害、即ち再復旧可能な一時的な障害が発生したか否かを
監視している(ステップS9)。障害の無い場合は、上
位装置からの下り電文が受信され(ステップS10)、
そのオペレーションが完結するとリエンタ済みの識別子
が入力される(ステップS11)。
【0015】即ち、図6に示したリエンタ処理識別子3
8を、リエンタ処理が完結した旨(済)の識別子に置き
換える。その後送信すべきデータがまだあるか否かが判
断される(ステップS12)。もし通信データが残って
いる場合、即ち他のオペレーションが記憶部にタンキン
グされているような場合には、再びステップS7に戻
り、ステップS8以降の処理が繰り返される。そして、
すべてのオペレーションが終了すると、ステップS12
からステップS13に移行し、リエンタ処理が終了す
る。一方、ステップS9において、回線障害等の一時的
障害が発生したと判断された場合には、ステップS14
に移行し、リエンタ処理識別子38をリエンタ処理を開
始していない旨の識別子に変更する。即ち、リエンタ中
の識別子を取り消す。そして、回線の復旧待を行う(ス
テップS15)。
8を、リエンタ処理が完結した旨(済)の識別子に置き
換える。その後送信すべきデータがまだあるか否かが判
断される(ステップS12)。もし通信データが残って
いる場合、即ち他のオペレーションが記憶部にタンキン
グされているような場合には、再びステップS7に戻
り、ステップS8以降の処理が繰り返される。そして、
すべてのオペレーションが終了すると、ステップS12
からステップS13に移行し、リエンタ処理が終了す
る。一方、ステップS9において、回線障害等の一時的
障害が発生したと判断された場合には、ステップS14
に移行し、リエンタ処理識別子38をリエンタ処理を開
始していない旨の識別子に変更する。即ち、リエンタ中
の識別子を取り消す。そして、回線の復旧待を行う(ス
テップS15)。
【0016】本発明においては、回線障害等の場合にリ
エンタ処理を一時中断し、その回線の復旧を待つ。ステ
ップS16においては、回線が復旧したか否かを判断
し、回線が復旧した場合にはステップ17において、直
ちにタンキングFDのリードを実行する。即ち従来は障
害が発生した場合、改めて図1に示すステップS1から
処理が再開されていたが、本発明においては、装置が回
線の復旧を監視し、復旧と同時に自動的にタンキングF
Dのリードを実行してしまう。そして、オペレータの介
在なしに、ステップS7に移行し、上り電文の送信から
処理を再開する。これによって、オペレータの負担が軽
減される。なお、上記のようにリエンタ処理を開始して
まだ完結していないオペレーションがあるまま、処理が
中断すると、その処理を無条件に初めから実行した場
合、二重送信になる危険性もある。従って、一つの手段
としては、中断したオペレーションについては、その識
別子をリエンタ処理を開始していない旨の識別子に書き
換えると同時に、上位装置側においても、そのオペレー
ションに付いての処理をすべてキャンセルしてしまう方
法がある。
エンタ処理を一時中断し、その回線の復旧を待つ。ステ
ップS16においては、回線が復旧したか否かを判断
し、回線が復旧した場合にはステップ17において、直
ちにタンキングFDのリードを実行する。即ち従来は障
害が発生した場合、改めて図1に示すステップS1から
処理が再開されていたが、本発明においては、装置が回
線の復旧を監視し、復旧と同時に自動的にタンキングF
Dのリードを実行してしまう。そして、オペレータの介
在なしに、ステップS7に移行し、上り電文の送信から
処理を再開する。これによって、オペレータの負担が軽
減される。なお、上記のようにリエンタ処理を開始して
まだ完結していないオペレーションがあるまま、処理が
中断すると、その処理を無条件に初めから実行した場
合、二重送信になる危険性もある。従って、一つの手段
としては、中断したオペレーションについては、その識
別子をリエンタ処理を開始していない旨の識別子に書き
換えると同時に、上位装置側においても、そのオペレー
ションに付いての処理をすべてキャンセルしてしまう方
法がある。
【0017】また、これとは別に、リエンタ処理を開始
してまだ完結していない旨の識別子を残しておき、リエ
ンタ処理の再開に当たっては、このような識別子を付し
たオペレーションは、処理の対象としない。即ち、その
ような中断をしたオペレーションについては、オペレー
タが中断状況を分析し確認を行った後、正常終了させる
ようにしてもよい。なお、この他リエンタ処理を途中で
終了したいような場合には、中止キーを押下することに
よって、現在送信中のデータまで送信を行い、そのオペ
レーションを打ち切ることもできる。
してまだ完結していない旨の識別子を残しておき、リエ
ンタ処理の再開に当たっては、このような識別子を付し
たオペレーションは、処理の対象としない。即ち、その
ような中断をしたオペレーションについては、オペレー
タが中断状況を分析し確認を行った後、正常終了させる
ようにしてもよい。なお、この他リエンタ処理を途中で
終了したいような場合には、中止キーを押下することに
よって、現在送信中のデータまで送信を行い、そのオペ
レーションを打ち切ることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した本発明のリエンタ処理方法
によれば、記憶部に複数のオペレーションの入力情報を
タンキング処理した後、各オペレーションを順次完結さ
せるようリエンタ処理を実行する場合、リエンタ処理に
より完結したオペレーション、リエンタ処理を開始して
まだ完結していないオペレーション、リエンタ処理を開
始していないオペレーションを区別する識別子を保持し
再復旧可能な一時的障害が発生したような場合、これが
復旧するまで待機して上記識別子を検索し、リエンタ処
理を開始していないオペレーションから処理再開を行う
ようにしたので、障害が発生し再開した場合のオペレー
タの操作負担を十分に軽減することができる。即ち、障
害復旧後自動的にリエンタ処理が再開され、オペレータ
が再度リエンタ処理開始手続きなどを行う作業負担を軽
減することができる。
によれば、記憶部に複数のオペレーションの入力情報を
タンキング処理した後、各オペレーションを順次完結さ
せるようリエンタ処理を実行する場合、リエンタ処理に
より完結したオペレーション、リエンタ処理を開始して
まだ完結していないオペレーション、リエンタ処理を開
始していないオペレーションを区別する識別子を保持し
再復旧可能な一時的障害が発生したような場合、これが
復旧するまで待機して上記識別子を検索し、リエンタ処
理を開始していないオペレーションから処理再開を行う
ようにしたので、障害が発生し再開した場合のオペレー
タの操作負担を十分に軽減することができる。即ち、障
害復旧後自動的にリエンタ処理が再開され、オペレータ
が再度リエンタ処理開始手続きなどを行う作業負担を軽
減することができる。
【図1】本発明に係る動作フローチャートである。
【図2】一般のシステム構成ブロック図である。
【図3】通常のオペレーション動作説明図である。
【図4】リエンタ処理動作説明図である。
【図5】本発明の実施に適するシステムブロック図であ
る。
る。
【図6】本発明の方法実施の為のタンキング内容説明図
である。
である。
S1〜S17 本発明の方法の各ステップ
Claims (1)
- 【請求項1】 端末装置により記憶部に複数の入力情報
を蓄積し、その後前記端末装置により前記蓄積した複数
の入力情報を一括して上位装置へ送信するリエンタ処理
方法において、 前記端末装置にリエンタ開始日時及び開始のための情報
を含むオペレータ確認のための開始画面を表示させ、確
認終了後に前記オペレータ操作で前記端末装置に前記各
入力情報の送信を開始させると共に、 前記端末装置により、送信前の入力情報に未処理を示す
識別子を付与し、送信中の入力情報に前記未処理を示す
識別子に代えて処理途中を示す識別子を付与し、送信の
終了した入力情報に前記処理途中を示す識別子に代えて
処理完結を示す識別子を付与し、 前記入力情報の送信中に障害が発生して前記端末装置の
送信が中断し、その後に障害が復旧した時点で前記端末
装置に前記識別子に基づいて少なくとも未処理の入力情
報を判定させ、オペレータの操作を受けずに自動的に前
記入力情報の送信を再開させることを特徴とするリエン
タ処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15401291A JP2918358B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | リエンタ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15401291A JP2918358B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | リエンタ処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04352070A JPH04352070A (ja) | 1992-12-07 |
JP2918358B2 true JP2918358B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=15574980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15401291A Expired - Fee Related JP2918358B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | リエンタ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2918358B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109767118A (zh) * | 2019-01-11 | 2019-05-17 | 沈阳建筑大学 | 一种在具有可重入工序的客车涂装车间中有限缓冲区动态容量预留方法 |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP15401291A patent/JP2918358B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04352070A (ja) | 1992-12-07 |
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