JP2918016B2 - ラジエータブラケットの取付構造 - Google Patents

ラジエータブラケットの取付構造

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JP2918016B2
JP2918016B2 JP5330119A JP33011993A JP2918016B2 JP 2918016 B2 JP2918016 B2 JP 2918016B2 JP 5330119 A JP5330119 A JP 5330119A JP 33011993 A JP33011993 A JP 33011993A JP 2918016 B2 JP2918016 B2 JP 2918016B2
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JP
Japan
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bead
bracket
vertical
radiator
mounting structure
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美佐恵 保坂
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Nissan Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2275/00Fastening; Joining
    • F28F2275/14Fastening; Joining by using form fitting connection, e.g. with tongue and groove
    • F28F2275/143Fastening; Joining by using form fitting connection, e.g. with tongue and groove with pin and hole connections

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はラジエータブラケット
の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のラジエータブラケットの取付構造
としては、例えば図3及び図4に示すようなものが知ら
れている(類似技術として、実開昭63−121133
号公報参照)。
【0003】1がファーストクロスメンバで、断面コ字
形のメンバ本体2とクロージングプレート3とを接合し
た閉断面構造をしている。このメンバ本体2とクロージ
ングプレート3との上下接合部1a、1bのうち、上側
の接合部1aは上向き状態で且つ下側の接合部1bは水
平な後向き状態となっている。また、ファーストクロス
メンバ1の前面部にはフードロックステーFも接続され
ている。
【0004】そして、前記クロージングプレート3にラ
ジエータ4を支持するためのラジエータブラケット5
(以下、ブラケット5)が接合されている。このブラケ
ット5は折曲部6を介して断面L形に曲折形成された垂
直部7と垂直部8とから形成されており、その水平部8
には支持孔9が形成されている。また、垂直部7の左右
部位には上端7aから折曲部6を経て水平部8の一部へ
至るビード10が各々形成されている。
【0005】このブラケット5はその垂直部7を下側の
接合部1b上に載せた状態で、ファーストクロスメンバ
1のクロージングプレート3に対して接合される。垂直
部7の接合はビード10以外の部分に設定された3つの
スポットSにて溶接される。垂直部7をクロージングプ
レート3に接合することにより、水平部8がエンジンル
ームE側へ突出した状態となり、該水平部8に形成され
た支持孔9内にダンパDを介してラジエータ4の下部に
形成された支持ピン4aを支持することができる。
【0006】このようにして取付けられた状態におい
て、ビード10が垂直部7の左右両側に形成されている
ため、該垂直部7の捩れ剛性がある程度高められる。ま
た、左右一対のビード10が折曲部6部分にも形成され
ているため、この点においても、水平部8の捩れ剛性が
高められる。更に、ビード10が垂直部7の折曲部6か
ら上端7aにかけて連通しているため、ブラケット5ご
と車体を電着塗装液中に浸漬した場合に、前記ビード1
0が空気Aが上側に抜け、該水平部8の下面における電
着塗装液のつき回りを良くできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、ある程度の捩れ剛性は確保
されているものの、垂直部7のビード10を形成した部
分には溶接用のスポットSが設定できないため、垂直部
7のクロージングプレート3に対する接合強度を高める
にも限界があり、ブラケット5の捩れ方向に加わる入力
に対する剛性を十分に得ることができない。すなわち、
ファーストクロスメンバ1自体が左右のサスペンション
入力に応じて捩じれるため、それに接合されているブラ
ケット5にも捩れ方向での入力が加わるが、前述のよう
に、ビード10の形成により溶接スポットSの設定領域
が制限され、垂直部7のクロージングプレート3に対す
る接合強度を高めることができないため、十分な捩れ剛
性を得ることができない。従って、そのための対策とし
て、ブラケット5の板厚を上げなければならず、車体重
量を増加させる一因となっている。
【0008】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、捩れ剛性を十分に高めることが
できるラジエータブラケットの取付構造を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るラジエー
タブラケットの取付構造は、垂直部の下部左右部位に折
曲部を含む下部ビードを形成し、且つ垂直部の上部中央
部位に上端へ至る上部ビードを形成し、前記下部ビード
の上端と上部ビードの下端とを連通状態にすると共に、
少なくとも下部ビードの上方の垂直部をファーストクロ
スメンバの側面部に対して接合したものである。
【0010】
【作用】この発明によれば、下部ビードの上方の垂直部
に接合スポットを設定することができるので、垂直部の
ファーストクロスメンバに対する接合強度が向上し、ラ
ジエータブラケットの捩れ剛性を十分に高めることがで
きる。しかも、下部ビードと上部ビードとが連通状態と
なっているため、塗装液に浸漬した場合の空気抜きも行
え、且つ左右一対の下部ビードが折曲部にも形成されて
いるため、この点における捩れ剛性確保もなされてい
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1及び図
2に基づいて説明する。尚、従来と共通する部分には同
一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0012】この実施例のラジエータブラケット11
(以下、ブラケット11)では、その左右方向中央部
が、水平部12から垂直部13の下部にかけて一定高さ
のエンボス部14となっている。このエンボス部14は
垂直部13の上部において幅が狭くなり、そのまま上部
ビード15となって垂直部13の上端13aに至ってい
る。また、垂直部13の下部におけるエンボス部14に
は左右両側に下部ビード16が形成されている。この下
部ビード16はエンボス部14の上端からエンボス部1
4の折曲部17に至る範囲で形成されている。従って、
この下部ビード16の上端と前記上部ビード15の下端
とはエンボス部14を介して連通した状態となる。
【0013】そして、水平部12のエンボス部14に
は、ダンパDの外形に相応する円形の凹部18が形成さ
れ、該凹部18の底部に支持孔19が形成されている。
また、エンボス部14以外の折曲部17には、部分的な
ビード20も左右に形成されており、該水平部12の捩
れ剛性の確保に寄与している。
【0014】次に、このブラケット11の取付手順を説
明する。このブラケット11には、垂直部13の上部に
1つの上部ビード15しか設けられていないため、下部
ビード16の上方部位及びその左右両側部位に4つのス
ポットSを設定することができる。従って、このブラケ
ット11の垂直部13を下側の接合部1b上に載せた状
態でセットし、前記各スポットSを溶接することによ
り、該垂直部13をファーストクロスメンバ1の「側面
部」としてのクロージングプレート3に接合することが
できる。そして、水平部12の凹部18内にある支持孔
19にダンパDを係合させ、該ダンパDにラジエータ4
の下部に形成された支持ピン4aを挿入して支持する。
【0015】このようにして取付けられたブラケット1
1の垂直部13は、下部ビード16の上方部位も含め、
4つのスポットSでクロージングプレート3に接合され
るため、該クロージングプレート3に対する接合強度が
向上し、ブラケット11に加わる捩れ方向での入力に対
する剛性が十分に高まる。
【0016】また、下部ビード16が折曲部17部分に
も形成され、且つ折曲部17部分にエンボス部14の縦
面部14aが存在しており、更にエンボス部14の左右
両側の折曲部17に部分的なビード20も形成している
ため、これらの点においても、ブラケット11の捩れ剛
性が高められることになる。
【0017】更に、エンボス部14を介して、下部ビー
ド16と上部ビード15とが連通した状態となっている
ため、ブラケット11を塗装液に浸漬した場合も、この
連通状態となった下部ビード16及び上部ビード15に
より、水平部12の下面の空気Aを上側へ抜くことがで
き、該水平部12の下面への塗料の付き回りを良くでき
る。
【0018】加えて、前述のようにブラケット11の剛
性が高まることにより、ダンパDの弾性性能が十分に発
揮されて、ラジエータ4の下部を確実にソフトマウント
できるようになり、且つ、ダンパDの側面が凹部18の
内面に当たるため、ダンパDの水平方向における弾性性
能も発揮されようになる。
【0019】尚、以上の説明では、水平部12から垂直
部13にかけてエンボス部14を形成した例を示した
が、下部ビード16の上端と上部ビード15の下端とが
連通状態になってさえいれば、エンボス部14を必ずし
も形成する必要はない。
【0020】また、下部が折曲部17までの下部ビード
16を例としたが、この下部ビード16の下部が折曲部
17を越えて水平部12側へ延長されていても良い。
【0021】
【発明の効果】この発明に係るラジエータブラケットの
取付構造は、以上説明してきた如き内容のものであっ
て、下部ビードの上方の垂直部に接合スポットを設定す
ることができるので、垂直部のファーストクロスメンバ
に対する接合強度が向上し、ラジエータブラケットの捩
れ剛性を十分に高めることができる。
【0022】しかも、下部ビードと上部ビードとが連通
状態となっているため、塗装液に浸漬した場合の空気抜
きも行え、且つ左右一対の下部ビードが折曲部にも形成
されているため、この点における捩れ剛性確保もなされ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るラジエータブラケッ
トの取付構造を示す断面図である。
【図2】実施例のラジエータブラケットを示す斜視図で
ある。
【図3】従来のラジエータブラケットの取付構造を示す
断面図である。
【図4】従来のラジエータブラケットを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ファーストクロスメンバ 3 クロージングプレート(側面部) 11 ラジエータブラケット 12 水平部 13 垂直部 14 エンボス部 15 上部ビード 16 下部ビード 17 折曲部 E エンジンルーム

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折曲部を介して断面L形に曲折形成され
    たラジエータブラケットの垂直部を、ファーストクロス
    メンバの側面部に接合し、且つラジエータの下部が支持
    される水平部をエンジンルーム側へ突出させるラジエー
    タブラケットの取付構造において、 前記垂直部の下部左右部位に折曲部を含む下部ビードを
    形成し、且つ垂直部の上部中央部位に上端へ至る上部ビ
    ードを形成し、前記下部ビードの上端と上部ビードの下
    端とを連通状態にすると共に、少なくとも下部ビードの
    上方の垂直部をファーストクロスメンバの側面部に対し
    て接合したことを特徴とするラジエータブラケットの取
    付構造。
  2. 【請求項2】 ラジエータブラケットの左右方向中央部
    が、水平部から垂直部の下部にかけて一定高さのエンボ
    ス部となっている請求項1記載のラジエータブラケット
    の取付構造。
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