JP2915476B2 - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、入力画像のヒストグラムに基づき変換条件
を設定する画像処理方法に関するものである。
[従来の技術] ビデオ信号において、黒のレベルについては幾らかの
セツトアツプが付加されているが、ビデオ機器により異
なる。また、白のレベルもビデオ機器や撮影条件によつ
て異なる。以上については、TVモニタ上において、最も
明るい部分を白、最も暗い部分を黒としてユーザーが認
識するため、ユーザーは不自然さを受け無いで済む。
但し、ビデオ信号を用いてプリントするときに以下に
述べる欠点があつた。
一般に、ビデオプリンタは、A/D変換を8ビツトとす
ると、0を黒レベル、255を白レベルとして取り込むわ
けであるが、そのときのA/D変換のステップのレベルは
固定である。
そのとき、白レベルが低く、黒レベルが高いビデオ信
号に従つてプリントが行なわれると、白の部分は薄いグ
レーとしてプリントが行なわれるため、プリンとされた
画像からは、全体的に暗い感じを受けたり、黒も濃いグ
レーとしてプリントが行なわれるので全体的にしまらな
い感じを受ける。
このTVモニタとプリントとの差を解消する1つの方法
として、入力輝度データのハイライトポイント(プリン
ト上で無プリント=白)とダークポイント、(プリント
上で最大濃度となる黒)とを設定し、その二点が白と黒
になるように階調変換する手法がある。第13図(a)に
は、この手法を説明するための入力輝度データのヒスト
グラムが示されている。このヒストグラムからHP(ハイ
ライトポイント)とDP(ダークポイント)とが求められ
る。HP,DPはそれぞれヒストグラムの最大値,最小値と
しても良いし、累積ヒストグラムのサンプリング総画素
数の1%の度数に位置する輝度をDP、99%の度数に位置
する輝度をHPとしても良い。このようにして求めたDP,H
Pを用いて、第13図の(b)に示される変換カーブでデ
ータ変換が行われる。この変換結果は、第13図の(c)
に示されるヒストグラムとなる。
このように、画像中の最も明るいところを白、暗いと
ころを黒でそれぞれプリントするようにすることと、中
間値付近のカーブも立つてくるので、めりはりのついた
プリントが得られる。
このように、既に述べた階調変数は入力画像が中間値
を中心にして値が分布しているときは問題なく鮮やかな
プリントを得ることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例では、以下に述べる欠点が
あつた。
まず、プリンタの入力機器の1つとしてスチルビデオ
カメラ(SVカメラ)がある。このSVカメラでフラツシユ
撮影をすると、第15図に示されるようなヒストグラム分
布を示すことが多い。目的となる被写体はフラツシユの
光があたり、適当な明るさで記録されるが、その被写体
の背景に対しては、そこまで光が届かないために暗く記
録される。
一方、プリント上で再現される明るさのレンジはTVモ
ニタ上で再現される明るさのレンジよりもずつと狭くな
る。この結果、前述の被写体の背景部分については、TV
モニタ上では暗いながらも識別されるというメリツトが
あつても、プリント上では一様に黒くプリントされるた
めに判別できないという欠点がある。このように、SVカ
メラのフラツシユ撮影時は、通常の入力画像と異なるた
め、別の階調変換カーブを使用するべきである。しか
し、このHP,DPを求める手法では、単にヒストグラムの
両端を検出するだけなので、第13図の(a)に示される
形をした画像なのか、第15図に示す形をした画像なのか
の判別ができないという欠点がある。
また、SVカメラで誤つて露出オーバーで撮影が行われ
ると、第14図に示されるようなヒストグラム分布を示す
ことが多い。この場合、全体が明るく記録され過ぎる。
一方、前述のプリントはTVよりもずつと明るさのレンジ
は狭いという事実がある。この結果、TVモニタでは明る
くしてもなんとか識別されるものが、プリント上では白
く飛んで判別できなくなる。このように露出オーバーの
画像も別の階調変換カーブを使用する必要がある。
本発明は、フラッシュ撮影された画像に対して自動的
に良好な変換条件を設定することができる画像処理方法
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる画像処理方法は、入力画像を示す画像
信号に基づきヒストグラムを作成し、前記画像信号に基
づき前記入力画像がフラッシュ撮影された画像であるか
否かを判定し、判定結果、並びに、前記ヒストグラムか
ら求められるハイライトポイントおよびダークポイント
に基づき、前記入力画像の変換条件を設定することを特
徴とする。
[実施例] 以下に、添付図面を参照して本発明に係わる好適な実
施例を詳細に説明する。
〈本実施例の概念〉 本実施例では、階調変換カーブを数種類用意してお
き、入力画像の状況に応じて選択するという手段を用い
る。この場合、入力画像をユーザがTVモニタ上で観察
し、スイッチの選択により上記階調変換カーブを選択す
るという方法も考えられる。しかしながら、これはユー
ザに経験を要求するという点と、経験を積むために何枚
もの無駄なプリントを要するという点から好ましくない
方法である。
そこで、本実施例では、入力画像の特性を自動的に判
別し、自動的に階調変換カーブを選択するという方式を
用いる。即ち、入力されたビデオ信号をサンプリング
し、輝度のヒストグラムを作成する。そして、所定領域
の画素において、或る輝度値以下の画素が所定数以上で
あれば、入力画像の状況は露出オーバーで撮影したと判
断する。逆に或る輝度値以下の画素が所定数未満であれ
ば、入力画像の状況はフラツシユ撮影したと判断する。
以上の処理は、サンプリングされた画素からヒストグ
ラムを作成し求めたが、同時のこのヒストグラムからハ
イライトポイント(HP)、ダークポイント(DP)も求め
る。このHP,DPは前述したようにヒストグラムの最大値
と最小値にそれぞれ設定する場合、あるいは、累積ヒス
トグラムの99%と1%にそれぞれ設定する場合のどちら
でも良い。
ここで、第3図は前者の輝度−濃度のヒストグラムを
示す図であり、第4図は後者の輝度−累積度数の累積ヒ
ストグラムを示す図である。
〈本実施例の構成〉 第1図は本実施例の昇華型熱転写方式のビデオプリン
タの内部構成を示すブロツク図である。同図において、
1は外部より入力されたビデオ信号をY成分とC成分と
に分離するY/C分離回路を示し、2はY/C分離回路1から
入力される信号と外部から入力されるSビデオ信号とを
切り換えて出力する入力選択スイツチを示し、3は入力
選択スイツチ2から出力されるY,C成分の信号からY,R−
Y,B−Y成分にデコードするデコーダを示している。4
はデコーダ3から出力されるビデオ信号(アナログ)を
デジタル信号に変換するA/Dコンバータを示し、5はA/D
変換されたビデオ信号を一時記憶する画像メモリを示
し、6はA/Dコンバータ4から出力されるビデオ信号の
画像メモリ5に対するリード/ライトを行なうメモリコ
ントローラを示している。7は画像メモリ5からリード
されたビデオ信号(デジタル)をアナログ信号に変換す
るD/Aコンバータを示し、8はD/Aコンバータ7から出力
されるY,R−Y,B−Y成分の各ビデオ信号をY,C成分にエ
ンコードするエンコーダを示し、9はエンコーダ8から
出力されるY,C成分を合成し、ひとつのビデオ信号とし
て出力するY/C合成回路を示している。尚、エンコーダ
8から出力されるY,C成分は、Sビデオ信号として外部
(表示装置等)に出力される。
また、10は本プリンタの電源スイツチを含めた各種操
作スイツチであると本体スイツチを示し、13は本プリン
タ全体の制御を行なうCPUを示し、13は制御プログラム
及び後述の第2図に示されるフローチヤートに従つたプ
ログラム等を格納したROMを示し、12は各種プログラム
のワークエリアとして用いるRAMを示している。14はD/A
コンバータ7から出力されたY,R−Y,B−Y成分の信号を
R,G,B信号に変換するY色差/RGB変換部を示し、15はD/A
コンバータ7から出力されたY成分の信号とY色差/RGB
変換部14から出力されたR,G,B信号からひとつの信号を
選択するセレクタを示している。16はセレクタ15から出
力された信号(アナログ)をデジタル信号に変換するA/
Dコンバータを示し、17はプリント動作を制御するプリ
ントコントローラを示し、19はプリントを行なうヘツド
を示し、18はヘツド19を制御するヘツドドライバを示し
ている。
更に、21は後述のパルス幅データを1ライン分保持す
るラインメモリを示し、22は後述の階調変換を行なうた
めのルツクアツプテーブルを示し、23は後述の輝度から
濃度に変換する輝度濃度変換ROMを示し、24はプリント
コントローラ17で階調変換及び輝度濃度変換された信号
をヘツド19からのヘツド温度に応じてパルス幅変換する
パルス幅データROMを示している。
〈本実施例の動作〉 次に、本実施例の全体の動作について説明する。
まず、入力されたビデオ信号は、Y/C分離回路1でY/C
分離される。CPU1によつてSビデオ信号が入力選択スイ
ツチ2で選択されると、Sビデオ信号はデコーダ3を通
り、Y,R−Y,B−Yにデコードされる。そしてユーザが不
図示のメモリボタンを押した時点での信号が画像メモリ
5に取り込まれる。
そして、プリントは以下のように行われる。メモリか
らY,R−Y,B−Y成分の信号が読み出され、Y色差/RGB変
換部14により、Y,R−Y,B−Y成分の信号からR,G,B信号
へと変換される。昇華型熱転写プリンタは、一般的にイ
エロー、マゼンタ、シアンの順番で面順次でプリントを
行う。そこで、まずCPU1はセレクタ15にB信号を選択さ
せ、これによつてB信号はA/Dコンバータ16でA/D変換さ
れる。そしてデジタル化されたB信号は階調変換ルツク
アツプテーブルを記憶した階調変換カーブROM22を通
り、そこで階調変換され、さらに、輝度ブルーから濃度
イエローに変換するために輝度濃度変換ROM23を通る。
次にヘツド19に与えるパルス幅データに変換するため、
濃度変換されたY信号はパルス幅変換ルツクアツプテー
ブルを記憶したパルス幅データROM24を通る。このと
き、現在のヘツド19の温度情報もパルス幅データROM24
に送られ、その温度情報が加味されてY信号のパルス幅
データが決定される。このパルス幅データはラインメモ
リ21に取り込まれる。パルス幅データがラインメモリ21
に1ライン分蓄積されると、ヘツドドライバ18がヘツド
を駆動し、プリントが行なわれる。この動作は1画面分
繰り返して行なわれ、これによつて最初のイエローのプ
リントが終了する。
次に、セレクタ15でG信号が選択され、A/Dコンバー
タ16でA/Dされ、上述したB信号と同様に輝度グリーン
から濃度マゼンダに変換されて、マゼンダのプリントが
行なわれる。最後にR信号がセレクタ15によつて選択さ
れ、これもA/D変換されて、上述のB信号及びG信号と
同様に輝度レツドから濃度シアンに変換され、シアンの
プリントが行なわれる。以上3色のプリントが終了する
と、全てのプリントが完了する。
次に、本実施例の要部の動作について詳述する。
以下の説明では、本実施例の露出オーバーやフラツシ
ユ撮影の判別の動作が含まれている。
第2図は本実施例のCPU11によるプリント動作を説明
するフローチヤート、第5図,第6図は本実施例の露出
オーバー時の階調変換を説明する図、第7図,第8図は
本実施例のフラツシユ撮影時の階調変換を説明する図、
第9図,第10図(a),(b)は本実施例のDP,HPから
階調変換を求める場合を説明する図、第11図は本実施例
の露出オーバー時の階調変換後のヒストグラムを説明す
る図、そして、第12図は本実施例のフラツシユ撮影時の
階調変換後のヒストグラムを説明する図である。
本体スイツチ10のボタンがユーザに押されると(ステ
ツプS1)、不図示のメカ系は紙の給紙動作に入るが(ス
テツプS2)、その間、D/Aコンバータ7から出力される
輝度データ(Y信号)はプリントコントローラ17を介し
て、ラインメモリ21に取り込まれる(ステツプS3)。こ
のY信号はCPU11によつてラインメモリ21から読み出さ
れ(ステツプS4)、まず露出オーバー用の閾値THと比較
される(ステツプS5)。Y信号の輝度値が閾値TH以上で
あれば、CPU11はRAM12の露出オーバー用のH領域に“1"
を書き込む。(ステツプS6)。
同様に、CPU11はラインメモリ21から読み出したY信
号をフラツシユ撮影時の閾値TLと比較する(ステツプS
7)。Y信号の輝度値がTL(TL<TH)以下であれば、CPU
11はRAM12のフラツシユ撮影用のL領域に“1"を書き込
む(ステツプS8)。尚、本体スイツチ10のスイツチONで
H領域及びL領域の各内容は“0"にクリアされる。
以上の処理は繰り返し行なわれ、Y信号の輝度値がTH
以上かまたはTL以下であれば、それぞれに相当するRAM1
2の領域に格納されたデータの内容をカウントアツプす
る。ここで、上記処理はサンプリングしたY信号のデー
タ全てに行う必要はなく、適当に縦方向乃至横方向に間
引いて行なえば良い(例えば縦、横ともに4画素値)。
このようにして、最後のY信号のデータまで比較処理
が行なわれ(ステツプS9)、次にRAM12の各領域の内容
をそれぞれ予め設定した数値NH,NLとの比較が行なわれ
る。露出オーバー用のRAM12の内容は、NHの値と比較さ
れる(ステツプS10)。本実施例では、NHは比較に要し
た画素数の1/2の値である。露出オーバー用のH領域の
内容がNHより大きい場合には、この比較の対象となる領
域の画素は露出オーバーの画像と判断される(ステツプ
S11)。
さらに、フラツシユ撮影用のRAM12の内容はNLと比較
される(ステツプS13)。本実施例では、NLは比較に要
した画素数の1/2の値である。フラツシユ撮影用のRAM12
の内容がNLより大きければ、この比較の対象となる領域
の画素はフラツシユ撮影の画像と判断される(ステツプ
S13)。
尚、上記ステツプS11,ステツプS13の露出オーバーや
フラツシユ撮影の判別処理と同時(フローチャートでは
前段)にHP,DPのための処理も行われる。即ち、前述し
たように、縦方向、横方向に間引いてサンプリングされ
た画素から輝度のヒストグラムが作成される(ステツプ
S10)。サンプリング対象の全画素について上記処理が
終了すると、ヒストグラムが完成され、このヒストグラ
ムの最大値と最小値、あるいは累積ヒストグラム99%と
1%でHP,DPが決定される。
ステツプS11,ステツプS13で露出オーバーあるいはフ
ラツシユ撮影と判別されなかった場合は、このHP,DPか
ら第9図に示されるような変換カーブが選択され、この
カーブによる階調変換処理を含む印字動作が行なわれる
(ステツプS15,ステツプS16)。このときの変換前のヒ
ストグラム例を第10図(a)に、変換後のヒストグラム
例を第10図(b)に示す。
また、露出オーバーと判別されたときは(ステツプS1
1)、その事実とDPの値から決まる階調変換カーブが選
択される(ステツプS12)。DP=0(最小値)のときの
カーブが第5図に示されている。第5図において、点線
が無変換の場合の入出力特性を示し、実線が本実施例の
入出力特性である階調変換カーブを示している。このよ
うに明るい側の階調幅が広くなるように設定されてい
る。第6図には、DP=0を含めて、DP=25のとき、DP=
50のときの階調変換カーブが示されている。以上のよう
に、露出オーバーを判別し、かつDPと組み合わせること
により、良好な階調変換カーブを選択することで、印字
動作が開始され、従来は白く飛んでしまつていたプリン
トが、明るさのバランスのとれた良好な画質へと改善さ
れる(ステツプS16)。
または、フラツシユ撮影と判別されたときは(ステツ
プS13)、その事実とHPの値とから決まる階調変換カー
ブが選択される(ステツプS14)。HP=255(8bitでの最
大値)のときのカーブは第7図に示されている。第7図
において、点線が無変換の場合の入出力特性を示し、実
践が本実施例の入出力特性である階調変換カーブを示し
ている。このように暗い側の階調幅が広く変換されるよ
うに設定されている。第8図には、HP=255も含めて、H
P=230、HP=205のときの階調変換カーブが示されてい
る。
以上のようにフラツシユ撮影を判別し、かつHPと組み
合わせることにより、良好な階調変換カーブが選択され
ると、印字動作が開始され、従来は黒くつぶれてしまつ
ていた背景部分も階調を良好に表現できるようになり、
バランスのとれた良好な画質へと改善される。(ステツ
プS16)。
以上の露出オーバー用及びフラツシユ撮影用の各階調
変換カーブは、階調カーブROM22に格納されており、CPU
11がそれぞれを選択することにより実現される。本実施
例では、DP,HPがそれぞれ変換カーブを7通り所有して
おり、CPU11の選択は7×7で計49通りある。また、フ
ラツシユ撮影用もHPが7通りで計7通りあり、露出オー
バー用もDPが7通りで計7通りあるため、計63本アドレ
スを設ければ良く、階調カーブROM22の容量も少なくて
済む。即ち、63(本)×256(階調)×8(bit)=12
(Kbit)である。
〈本実施例の影響〉 以上説明したように、本実施例によれば、露出オーバ
ーの影響を受けた画像やフラツシユ撮影などの影響を受
けた画像に対して、各影響を考慮した再現性の高い改善
されたプリント画像を得ることができる。これは入力さ
れた画像から自動判別として行うため、ユーザは特に意
識すること無く、最適なプリントが得られる。また、プ
リント時間が長くなることも無く、さらに、ハード部品
の増設も特に必要ない。
〈本実施例の変形例〉 さて、本発明は、上述した実施例に限定されるもので
はなく、TL,THを数段階、あるいはNH,NLを数段階設け
て、各段階に対応した階調変換カーブを用意し、選択す
れば、より適切な階調の補正が可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、フラツシユ撮
影された画像に対して自動的に良好な変換条件を設定す
る画像処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の昇華型熱転写方式のビデオプリンタ
の内部構成を示すブロツク図、 第2図は本実施例のCPU11によるプリント動作を説明す
るフローチヤート、 第3図は輝度−濃度のヒストグラムを示す図、 第4図は輝度−累積度数の累積ヒストグラムを示す図、 第5図,第6図は本実施例の露出オーバー時の階調変換
を説明する図、 第7図,第8図は本実施例のフラツシユ撮影時の階調変
換を説明する図、 第9図,第10図(a),(b)は本実施例のDP,HPから
階調変換を求める場合を説明する図、 第11図は本実施例の露出オーバー時の階調変換後のヒス
トグラムを説明する図、 第12図は本実施例のフラツシユ撮影時の階調変換後のヒ
ストグラムを説明する図、 第13図は従来のヒストグラムの階調変換を説明する図、 第14図は露出オーバー時の階調変換前のヒストグラムを
説明する図、 第15図はフラツシユ撮影時の階調変換前のヒストグラム
を説明する図である。 図中、1……Y/C分離回路、2……入力切換スイツチ、
3……デコーダ、4,16……A/Dコンバータ、5……画像
メモリ、6……メモリコントローラ、7……D/Aコンバ
ータ、8……エンコーダ、9……Y/C合成回路、10……
本体スイツチ、11……CPU、12……RAM、13……ROM、14
……Y色差/RGB変換部、15……セレクタ、17……プリン
トコントローラ、18……ヘツドドライバ、19……ヘツ
ド、21……ラインメモリ、22……階調変換カーブROM、2
3……輝度濃度変換ROM、24……パルス幅データROMであ
る。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/00 B41J 5/30 H04N 1/40 H04N 1/23

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画像を示す画像信号に基づきヒストグ
    ラムを作製し、 前記画像信号に基づき前記入力画像がフラッシュ撮影さ
    れた画像であるか否かを判定し、 判定結果、並びに、前記ヒストグラムから求められるハ
    イライトポイントおよびダークポイントに基づき、前記
    入力画像の変換条件を設定することを特徴とする画像処
    理方法。
  2. 【請求項2】前記判定は、前記入力画像に含まれる所定
    輝度値以下の画像信号の量に基づき行われることを特徴
    とする請求項1に記載された画像処理法法。
  3. 【請求項3】さらに、前記画像信号に基づき前記入力画
    像が露出オーバ状態の画像であるか否かを判定すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載された画像
    処理法法。
  4. 【請求項4】前記入力画像がフラッシュ撮影された画像
    であると判定された場合、入力画像信号を横軸に、出力
    画像信号を縦軸にとった場合の関係が凸状の非線形特性
    を示す変換条件が設定されることを特徴とする請求項1
    から請求項3の何れかに記載された画像処理方法。
  5. 【請求項5】さらに、前記変換条件に基づき変換された
    画像を形成することを特徴とする請求項1から請求項4
    の何れかに記載された画像処理方法。
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