JP2007067815A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路規模やメモリを増大させずに、高速に階調変換特性を導出できる画像処理装置及び画像処理方法を提供すること。
【解決手段】縮小画像生成部1は入力された画像データの縮小画像データを生成する。階調変換特性導出部2は、縮小画像生成部1において生成された縮小画像データから、階調変換特性を導出する。WB制御情報導出部3は、縮小画像生成部1において生成された縮小画像データから、入力された画像のホワイトバランス制御情報を導出する。WB制御部4は、WB制御情報導出部3で導出されたホワイトバランス制御情報から、入力された画像データのホワイトバランスを制御する。階調変換部5は、階調変換特性導出部2で導出された階調変換特性に基づいて、WB制御部4でホワイトバランスが制御された画像データの階調変換を行い、得られた画像データを外部に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関し、特に画像に対して適応的に階調変換処理を施す画像処理装置及び画像処理方法に関する。
画像の階調表現は、画質を決定する重要な要因の1つである。通常、撮像素子から出力される信号は、撮像素子に入射した光の光量にほぼ比例している。ここで、撮像素子からの出力信号は、後の画像処理において、最終的な画像の観察環境(例えばモニタによる画像観察やプリンタ出力による画像観察など)に合わせて何らかの階調変換処理が施される。例えば、一般的なデジタルカメラの場合、画像ファイルフォーマットの標準色空間としてsRGB色空間が採用されている。デジタルカメラの場合、撮影された画像の階調は、sRGBの規定にあるガンマ特性(γ=2.2)を持つモニタで表示された際に最適となるように設計されている。
通常、画像の階調変換特性は、デジタルカメラなどの入力装置ごとに一種類に固定されているか、或いは複数の階調変換特性の中からユーザ等により選択されるのが一般的である。また、近年は画像(若しくはシーン)の輝度分布に合わせて個々の画像に対して適応的に階調変換特性を最適化する技術が用いられつつある。これは、被写界のダイナミックレンジがシーンごとに異なるので、この違いを考慮せずに一律の階調変換特性で変換した場合に、被写界の輝度情報をモニタやプリンタ等の出力装置のダイナミックレンジに効率良く反映させることが難しいからである。
個々の画像に対して適応的に階調変換特性を最適化する技術の一つとして、ヒストグラム均等化法が挙げられる。これは、画像の輝度ヒストグラム(各輝度階調レベルの頻度数)を均一にするような階調変換を施すことで、画像の持つ輝度情報量を増やし、出力装置に対して効率良く階調を割り当てる技術である。
このような技術の一例として、特許文献1では、画像のヒストグラムから画像のハイライトに相当する階調値とシャドーに相当する階調値とを判断し、その差(即ちダイナミックレンジ)が所定値となるように濃度などを補正することで階調を最適化するようにしている。
特開2004−297439号公報
画像のヒストグラムを生成する際に、すべての画素に対して頻度をカウントするようにすると、多くの時間が必要となり、また、メモリの使用量も大きくなる。したがって、特許文献1の手法では、画像のヒストグラムを生成する前に画像を縮小し、縮小した画像のヒストグラムを算出するようにしている。このように、ヒストグラムを生成するために画像を縮小する回路を専用に画像処理装置に持たせることは、回路規模やメモリの増大を招くことになる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、回路規模やメモリを増大させずに、高速に階調変換特性を導出できる画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様による画像処理装置は、入力された画像データの縮小画像データを生成する縮小画像生成手段と、上記縮小画像生成手段にて生成された縮小画像データに基づき上記入力された画像データに階調変換処理を施す際の階調変換特性を導出する階調変換特性導出手段と、上記縮小画像生成手段にて生成された縮小画像データに基づき上記入力された画像データのホワイトバランスを制御するための情報を導出するホワイトバランス制御情報導出手段と、上記ホワイトバランス制御情報導出手段にて導出されたホワイトバランスを制御するための情報に基づき、上記入力された画像データのホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御手段と、上記階調変換特性導出手段にて導出された階調変換特性に基づき、上記ホワイトバランス制御手段から出力された画像データに階調変換処理を施す階調変換手段とを具備することを特徴とする。
この第1の態様によれば、縮小画像データを階調変換特性の導出だけでなく、ホワイトバランスを制御するための情報を導出する際にも用いることができる。即ち、階調変換特性の導出のための縮小画像データの生成回路とホワイトバランス制御情報の導出のための縮小画像データの生成回路とを1つの回路で兼用できる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様による画像処理装置は、入力された画像データからサムネイル画像データを生成するサムネイル画像生成手段と、上記サムネイル画像生成手段にて生成されたサムネイル画像データに基づき上記入力された画像データに階調変換処理を施す際の階調変換特性を導出する階調変換特性導出手段と、上記階調変換特性導出手段にて導出された階調変換特性に基づき、上記入力された画像データに階調変換処理を施す階調変換手段とを具備することを特徴とする。
この第2の態様によれば、縮小画像データを階調変換特性の導出だけでなく、サムネイル画像の生成にも用いることができる。即ち、階調変換特性の導出のための縮小画像データの生成回路とサムネイル画像生成のための縮小画像データの生成回路とを1つの回路で兼用できる。
本発明によれば、回路規模やメモリを増大させずに、高速に階調変換特性を導出できる画像処理装置及び画像処理方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置の概念的な構成について示した図である。図1に示す画像処理装置は、縮小画像生成部1と、階調変換特性導出部2と、ホワイトバランス(WB)制御情報導出部3と、WB制御部4と、階調変換部5とから構成されている。
縮小画像生成部1は入力された画像データの縮小画像データを生成する。階調変換特性導出部2は、縮小画像生成部1において生成された縮小画像データから、入力された画像データを階調変換する際の階調変換特性(階調変換テーブル)を導出する。WB制御情報導出部3は、縮小画像生成部1において生成された縮小画像データから、入力された画像のホワイトバランスを制御するための情報を導出する。WB制御部4は、WB制御情報導出部3で導出されたホワイトバランスを制御するための情報から、入力された画像データのホワイトバランスを制御する。階調変換部5は、階調変換特性導出部2で導出された階調変換テーブルに基づいて、WB制御部4でホワイトバランスが制御された画像データの階調変換を行い、得られた画像データを外部に出力する。
このように、本一実施形態では、階調変換テーブルの導出とホワイトバランス制御情報の導出とを縮小画像データに基づいて行うことができるので、これらの処理を高速に行うことができ、また処理に必要なメモリの容量も少なくすることができる。更に、階調変換テーブルの導出に用いる縮小画像データの生成とホワイトバランス制御情報の導出に用いる縮小画像データの生成とを1つの縮小画像生成部1で行うことが可能である。
以下、図1の画像処理装置についてより具体的に説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置を含むデジタルカメラ(以下、カメラと称する)の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本デジタルカメラは、マイクロコンピュータ(図ではマイコンと略記している)11と、撮像部12と、A/D変換部(図ではA/Dと記している)13と、ブロック積算部14と、バス15と、RAM16と、画像処理部17と、ROM18と、記録媒体19と、操作部20とから構成されている。
マイクロコンピュータ11は、本カメラの全体的な制御を行う制御部である。このマイクロコンピュータ11は、撮像部12内部の撮影光学系の焦点制御や撮像素子の露出制御、画像データを記録媒体19に記録する際の記録制御などを行う。
撮像部12は、撮影光学系や撮像素子、及びこれらの駆動部等から構成されている。この撮像部12は、撮影光学系を介して入射した図示しない被写体からの光束を撮像素子において電気信号に変換する。A/D変換部13は撮像部12で得られた電気信号をデジタルデータに変換して画像データを生成する。
図1の縮小画像生成部1に対応するブロック積算部14は、A/D変換部13で得られた画像データを所定ブロック毎に積算し、階調変換テーブルの導出及びホワイトバランス(WB)制御情報の導出に用いる縮小画像データを生成する。
ここで、ブロック積算部14における縮小画像データの生成処理について説明する。図3(a)は、撮像素子における画素配列をベイヤ配列とした場合のブロック分割の概念図である。図3(a)に示すように、ベイヤ配列の撮像素子は、赤(R)成分及び緑(G)成分を検出する画素が交互に配置されたラインとG成分と青(B)成分を検出する画素が交互に配置されたラインとが列方向に交互に配置されて構成されている。このような画素配置は画素の前面にベイヤ配列に対応したカラーフィルタを設けることにより構成する。
ここで、縮小画像データは、画像データを所定画素数毎のブロックに分割し、分割したブロック内の同色画素の画素値を積算することにより得られる。例えば、図3(a)の例では、画像データを8×8画素を1つのブロック(領域)とする4つのブロックA、B、C、Dに分割し、これらブロックA、B、C、D毎に同色画素の画素値を積算する。図3(b)は積算後に得られるブロック積算値について示す図である。ブロック毎の積算によって、ブロックAからはブロック積算値Ra、Ga、Baが、ブロックBからはブロック積算値Rb、Gb、Bbが、ブロックCからはブロック積算値Rc、Gc、Bcが、ブロックDからはブロック積算値Rd、Gd、Bdがそれぞれ得られる。
ここで、ブロック積算の際のブロック分割の分割数は固定値でも良いが、シーンモードに応じて決定することがより好ましい。図4にシーンモードに応じた分割数を示す。なお、シーンモードとは、種々の設定で撮影を行うための撮影モードの1つであり、種々の撮影シーンに対応した設定が予めプログラムされているモードである。シーンモードを設定することにより、それぞれのシーンに適した露出制御がカメラ側で自動的に行われる。
図4に示す標準モードは、特定のシーンではなく標準的な設定で撮影を行うためのシーンモードである。図4に示すように、標準モードにおいては、例えば160×120のブロックに分割するようにしている。また、夜景モードは、夜景撮影に適した設定で撮影を行うためのシーンモードである。この夜景モードにおいても標準モードと同様の分割数の160×120ブロックにしている。また、風景モードは、風景撮影に適した設定で撮影を行うためのシーンモードである。この風景モードにおいては、標準モードや夜景モードよりも分割数を多くして標準モードや夜景モードよりも高精度に階調変換特性を求めることができるようにする。図4の例では風景モードの分割数を320×240ブロックにしている。更に、人物モードは、人物撮影に適した設定で撮影を行うためのシーンモードである。この人物モードにおいては、標準モードや夜景モードよりも分割数を少なくして標準モードや夜景モードよりも粗めの階調変換特性を求めるようにする。図4の例では人物モードの分割数を80×60ブロックにしている。なお、図4に示す分割数はあくまでも一例であり、図4に示すものに限るものではない。
バス15はA/D変換部13で得られた画像データや、ブロック積算部14で得られた縮小画像データ、画像処理部17における処理データ、マイクロコンピュータ11における演算データなどの各種データを、本カメラの各回路に転送する転送路である。RAM16は、ブロック積算部14で得られた縮小画像データや画像処理部17における処理データなどの各種データを一時格納しておくためのメモリである。
画像処理部17は、ホワイトバランス(WB)ゲイン算出部21と、WB補正部22と、同時化部23と、Y/C分離部24と、色変換部25と、ヒストグラム算出部26と、ヒストグラム修正部27と、ヒストグラム累積部28と、階調変換テーブル算出部29と、階調変換部30と、リサイズ部31と、JPEG圧縮部32とから構成されている。ここで、ヒストグラム算出部26と、ヒストグラム修正部27と、ヒストグラム累積部28と、階調変換テーブル算出部29とは、図1の階調変換特性導出部2に対応する。また、WBゲイン算出部21は図1のWB制御情報導出部3に、WB補正部22は図1のWB制御部4に、階調変換部30は図1の階調変換部5にそれぞれ対応する。このような画像処理部17における画像処理については後で詳しく説明する。
ROM18は、マイクロコンピュータ11によって実行される各種制御プログラムや本カメラの各種設定値が格納されるメモリである。更に、ROM18には、デフォルト階調変換テーブル33と、ノイズ特性情報34と、階調合成比35とが格納されている。これらは後述する階調変換テーブルの算出の際に用いられる。
デフォルト階調変換テーブル33は、標準的な特性を有する階調変換テーブルであり、カメラ毎に固定的な特性としてROM18に格納されている。図5の実線でデフォルト階調変換テーブル33の例を示す。ここで、図5の横軸は画像入力値、つまりブロック積算部14から入力される縮小画像データの画素値を示す。また、図5の左側の縦軸は階調変換後の出力値(図の例は8ビット出力)を示す。ここで、ROM18に格納されるデフォルト階調変換テーブルは図5に示す1つに限るものではない。例えば、複数の異なるデフォルト階調変換テーブルを格納しておき、ユーザが任意にデフォルト階調変換テーブルを選択できるようにしても良い。或いは、撮影条件によって複数のデフォルト階調変換テーブルの中から最適なデフォルト階調変換テーブルを自動的に選択できるようにしても良い。
ノイズ特性情報34はノイズ特性に関する情報である。つまり、ノイズ特性情報34は、画像が撮影された際に、どの程度の量のノイズがどのような形で画像に重畳されるのかを示す情報である。このノイズ特性情報34も、ROM18に固定値として格納されている情報である。図6の実線でノイズ特性情報34を示す。ここで、図6の横軸も図5と同様にブロック積算部14から入力された縮小画像データの画素値である。また、図6の左側の縦軸はノイズ量を示す。図6に示すように、入力値が増加するとそれに伴ってノイズ量も増加する。なお、図6では、入力値が0の場合にもノイズが重畳されるが、これは暗電流成分によるものである。
ここで、ノイズ特性情報34は、撮影時の撮影感度や温度、露出時間などに従って変化する量であるので、撮影感度の変化や温度変化、露出時間の変化に対応した複数のノイズ特性情報をROM18に格納しておくようにしておいても良い。例えば、撮影感度が高い場合のノイズ特性情報は通常よりもノイズ量を多くしておく。画像データの撮影時には、そのときの撮影感度や温度、露出時間に対応したノイズ特性情報を読み出すようにする。
また、近年のカメラにおいては、撮影時における画像のノイズを低減するノイズ低減処理機能を有するカメラも提案されてきているので、これに対応してノイズ低減処理がなされた状態(つまり、通常時よりもノイズ量が少ない)のノイズ特性情報をROM18に記憶させておくようにしても良い。
階調合成比35は、デフォルト階調変換テーブル33と後で説明する累積ヒストグラムとを合成する際の合成比である。図7に階調合成比35の例を示す。図7に示すように階調合成比35はシーンモードに応じた値が格納される。なお、図7では、シーンモードに対応した階調合成比として、上記標準モード、風景モード、人物モード、及び夜景モードに対応した階調合成比を示しているが、これに限るものではない。また、図7に示している値も変更可能である。
記録媒体19は、画像処理部17において処理された画像データが記録される記録媒体であり、例えばメモリカードなどから構成される。
操作部20は、ユーザによって操作される各種操作部材である。ユーザによって操作部20が操作されると、その操作状態に応じてマイクロコンピュータ11により種々の制御が行われる。ここで、操作部20としては、例えば撮影実行指示を行うレリーズボタンやシーンモードを選択するための選択部材などが含まれる。
次に、図2のような構成を有するカメラにおける撮影制御について図8を参照して説明する。図8は、本発明の一実施形態に係る画像処理方法を含む撮影制御の手順について示すフローチャートである。ここで、図8のフローチャートは、ユーザによってレリーズボタンのON操作がなされることによって開始される。
ユーザによってレリーズボタンがONされると、周知のAE処理及びAF処理が実行される(ステップS1)。このAE処理及びAF処理は、カメラの種類に応じて、例えばAEセンサやAFセンサの出力に基づいて行う手法や、撮像部12で得られた画像(ここではブロック積算部14の出力ではなく、A/D変換部13の出力)に基づいて行う手法がある。AE処理及びAF処理の後、露出制御が行われる(ステップS2)。この露出制御においては、シーンモードの設定等に応じて図示しないシャッタの開放時間及び図示しない絞りの絞り量が制御されることにより、撮像部12の撮像素子の露出が制御される。この露出制御により、撮像部12において記録用の画像信号が得られる。その後、撮像部12で得られた画像信号に対する撮像処理が行われる(ステップS3)。この撮像処理により、撮像部12で得られた画像信号が読み出されてA/D変換部13においてデジタルの画像データに変換される。A/D変換部13で得られた画像データは、ブロック積算部14と画像処理部17のWB補正部22とに入力される。
ブロック積算部14では、A/D変換部13から入力された画像データから縮小画像データが生成される(ステップS4)。ここでの縮小画像データは、上述したように、図4で示したシーンモードに応じた所定ブロック毎に積算されることにより生成される。ブロック積算部14で得られた縮小画像データは、WBゲイン算出部21とヒストグラム算出部26とに入力される。WBゲイン算出部21では、入力された縮小画像データからWB制御情報としてのホワイトバランス(WB)ゲインが算出される(ステップS5)。このWBゲインは、入力された縮小画像データの白色を予め定められた標準の白色とするようなRゲインとBゲインとが算出される。WB補正部22では、A/D変換部13から入力された画像データのWB補正が行われる(ステップS6)。このWB補正においては、A/D変換部13から入力された画像データのR成分にWBゲイン算出部21で算出されたRゲインを乗じ、B成分にBゲインを乗じることにより行われる。WB補正部22においてWB補正がなされた画像データは、同時化部23に入力される。
同時化部23では、入力された画像データに対する同時化処理が行われる(ステップS7)。同時化処理においては、同時化部23に入力されたベイヤ配列の画像データから補間によってRGB3色を1画素成分とする画像データが生成される。同時化部23において同時化処理がなされた画像データは、Y/C分離部24に入力される。
Y/C分離部24では、入力された画像データに対するY/C分離処理が行われる(ステップS8)。Y/C分離処理においては、入力された画像データがY(輝度)信号とC(色)信号に分離される。分離された信号のうち、Y信号は階調変換部30に、C信号は色変換部25にそれぞれ入力される。
色変換部25では、入力されたC信号に対する色変換処理が行われる(ステップS9)。色変換処理においては、色変換部25に入力されたC信号がsRGB等の標準色信号に変換される。色変換部25で色変換された信号は、リサイズ部31に入力される。
また、ヒストグラム算出部26では、ブロック積算部14から入力された縮小画像データに基づいてヒストグラム算出処理が行われる(ステップS10)。ヒストグラム算出処理においては、ヒストグラム算出部26に入力された縮小画像データのうちのG成分の輝度ヒストグラムが算出される。図9の実線でヒストグラム算出部26において算出されるヒストグラムの例を示す。ここで、図9の横軸は輝度入力値(即ちG成分の画素値)を示す。また、図9の左側の縦軸は輝度分布、即ち輝度入力の頻度値を示す。ヒストグラム算出部26において算出されたヒストグラムは、ヒストグラム修正部27に入力される。
ヒストグラム修正部27では、入力されたヒストグラムを修正するヒストグラム修正処理が行われる(ステップS11)。このヒストグラム修正処理については後述する。
ヒストグラム修正部27におけるヒストグラム修正処理の後、修正されたヒストグラムは、ヒストグラム累積部28に入力される。ヒストグラム累積部28では、ヒストグラム累積処理が行われる(ステップS12)。ヒストグラム累積処理においては、ヒストグラム累積部28に入力されたヒストグラムが、低輝度成分側から順次累積される。ヒストグラム累積部28で得られた累積ヒストグラムは階調変換テーブル算出部29に入力される。階調変換テーブル算出部29では、階調変換テーブル算出処理が行われる(ステップS13)。この階調変換テーブル算出処理については後述する。
階調変換テーブル算出部29で算出された階調変換テーブルは階調変換部30に入力される。階調変換部30では、階調変換処理が行われる(ステップS14)。階調変換処理においては、Y/C分離部24から入力されたY信号が階調変換テーブル算出部29から入力された階調変換テーブルに基づいて階調変換される。階調変換されたY信号はリサイズ部31に入力される。リサイズ部31では、階調変換されたY信号及び色変換されたC信号が補間演算等の手法により記録時の画像サイズに合わせてリサイズされる(ステップS15)。JPEG圧縮部32では、リサイズされたY信号及びC信号のJPEG圧縮が行われる(ステップS16)。JPEG圧縮処理の後、JPEG圧縮されたデータにシーンモードや露出条件などの撮影情報がヘッダ情報として付加されて画像ファイルが作成され(ステップS17)、作成された画像ファイルが記録媒体19に記録される(ステップS18)。これによって撮影制御が終了する。
次に、図10を参照して図8のステップS11のヒストグラム修正処理について説明する。ヒストグラム修正処理においては、まず、ROM18に格納されているデフォルト階調変換テーブル33が読み出される(ステップS21)。次に、デフォルト階調変換テーブル33の傾きが算出される(ステップS22)。ここで、デフォルト階調変換テーブル33の傾きは、デフォルト階調変換テーブル33を微分することによって得られる。例えば、デフォルト階調変換テーブル33が図5の実線で示すものである場合、その傾きは図5の破線で示すものになる。
デフォルト階調変換テーブル33の傾きが算出された後、ROM18に格納されているノイズ特性情報34が読み出される(ステップS23)。次に、階調変換後のノイズ量が推定される(ステップS24)。階調変換後のノイズ量は、ノイズ量と階調変換後のノイズの増幅率との積である。ここで、階調変換後のノイズの増幅率は、ステップS22で算出されたデフォルト階調変換テーブル33の傾きで表されるため、階調変換後のノイズ量は、図6の実線で示すノイズ量と図6の破線で示すデフォルト階調変換テーブルの傾きとの積となり、その結果、得られる階調変換後のノイズ量は、図7の破線で示すものとなる。図7の破線で示すように、階調変換後には、元の画像において暗い部分にノイズ量のピークがくるようになる。これは、階調変換によって元の画像の暗い部分が伸長され、明るい部分が圧縮されるためである。
階調変換後のノイズ量が推定された後、ヒストグラムの修正を行うために、ヒストグラムの頻度値制限レベルが決定される(ステップS25)。ここでは、階調変換後のノイズが目立たなくなるようにヒストグラムの頻度値を制限する。このために、頻度値制限レベルとして、階調変換後のノイズ量の逆数が算出される。この頻度値制限レベルを図9の破線で示す。図9に示すように、階調変換後のノイズ量が大きくなる部分では頻度値の制限レベルが大きくなる。
ここで、ヒストグラムの頻度値制限レベルを階調変換後のノイズ量の逆数としているが、例えば逆数を算出した後に所定の演算を行って、より適切な頻度値制限レベルを求めるようにしても良い。
頻度値制限レベルが決定された後、ヒストグラムにおいて頻度値制限レベルを超えている部分が図11のようにして制限される(ステップS26)。このようにして修正されたヒストグラムを用いて階調変換を行うことにより、階調変換後のノイズが目立たなくなる。
図12にヒストグラム累積処理後に得られる累積ヒストグラムの例を示す。なお、ヒストグラム修正部27においてヒストグラムの修正を行う前の累積ヒストグラムを図12の実線で示しており、図12の破線でヒストグラム修正部27においてヒストグラムの修正を行った後の累積ヒストグラムを示している。ただし、ヒストグラム修正後の累積ヒストグラムは、累積頻度の最大値(頻度の総数に相当する)がヒストグラム修正前の累積頻度の最大値と一致するように正規化されているものである。図12に示すように、ヒストグラム修正後の累積ヒストグラムにおいては、階調変換後にノイズ量が大きくなる部分の傾きが、ヒストグラム修正前の累積ヒストグラムに比べてなだらかになる。
次に、図13を参照して階調変換テーブル算出処理について説明する。階調変換テーブル算出処理においては、ヒストグラム累積部28で得られた累積ヒストグラムとROM18に格納されたデフォルト階調変換テーブル33とが所定の合成比で合成されて、階調変換テーブルが算出される。
図13において、まず、撮影時のシーンモード情報がチェックされる(ステップS31)。次に、ステップS31でチェックされたシーンモード情報に応じてROM18に格納された階調合成比の何れの比を選択すべきであるかが判断される(ステップS32)。次に、判断された階調合成比に従ってデフォルト階調変換テーブル33と累積ヒストグラムとが合成される(ステップS33)。
図14に、デフォルト階調変換テーブル33と累積ヒストグラムとの合成の例を示す。ここで、図14の細い実線は、デフォルト階調変換テーブルを示し、図14の破線は累積ヒストグラムを示し、図14の太い実線は合成後に得られる最終的な階調変換テーブルを示す。また、図14の例においてシーンモードは標準モード(図7に示す階調合成比0.5:0.5)である。即ち、図14の例では、階調合成比が0.5:0.5であるので、合成後に得られる階調変換テーブルは、デフォルト階調変換テーブル33と累積ヒストグラムの平均値となる。
また、図7に示す、風景のようにコントラストが高い被写体を撮影するような場合には、累積ヒストグラムのほうの比率を高くすることにより(図7では0.2:0.8)、より適切な階調表現を行えるようにする。逆に、人物の場合には、もともと被写体のコントラストが低く、必要以上にコントラストが上がることを避けるためデフォルト階調変換テーブルのほうを重視するようにする(図7では0.7:0.3)。更に、夜景の場合には、デフォルト階調変換テーブルのほうの比率を高くするようにして、もともと暗い画像が必要以上に明るくならないようにする(図7では0.8:0.2)。なお、夜景の場合にはデフォルト階調変換テーブルと累積ヒストグラムとの合成を行わないようにしても良い。
なお、階調合成比は、シーンモードに対応した値のみを格納しておくのに限るものではない。例えば図示しないストロボの発光の有無や露出を手動で行うか自動で行うかなどの設定に応じた階調合成比も同時に格納しておくようにしても良い。
図15(a)は、カメラ側で自動的に露出を制御する自動露出モードにおける階調合成比の一例を示す図である。図15(a)に示すように自動露出モードの場合には、撮影時の被写体輝度(BV)、撮影時における撮像部12の撮影感度情報、ストロボの発光のON/OFFを示すストロボ情報に応じて階調合成比が決定される。
図15(a)において、例えば、被写体が低輝度(BV低)かつ撮像部12の撮影感度が低感度に設定されている状態でストロボがONの場合には、画像のコントラストが高めになるので、累積ヒストグラムのほうの比率を高くして暗い部分の画像が黒くつぶれてしまわないようにする。一方、被写体が高輝度(BV高)かつ撮像部12の撮影感度が低感度に設定されている状態でストロボがONの場合には、ユーザが逆光の補正を行うためにストロボを発光させている可能性があるので、デフォルト階調テーブルと累積ヒストグラムの比率を同程度にしておく。
また、被写体が低輝度かつ撮像部12の撮影感度が低感度に設定されている状態でストロボがOFFの場合にはユーザが意図してストロボをOFFしている可能性があるので、デフォルト階調テーブルと累積ヒストグラムの比率を同程度にしておく。更に、被写体が高輝度かつ撮像部12の撮影感度が低感度に設定されている状態でストロボがOFFの場合には累積ヒストグラムのほうの比率を高くして、より適切な階調表現を行えるようにする。
また、撮像部12の撮影感度が高感度に設定されている場合には、画像が全体的に明るくなるので、累積ヒストグラムのほうの比率を低感度の場合よりも低くして、暗い部分が必要以上に明るくならないようにする。
図15(b)は、手動で露出を制御する手動露出モードにおける階調合成比の一例を示す図である。図15(b)に示すように、手動露出モードにおいては、ユーザの作画意図を充分に反映させるために、累積ヒストグラムを合成せず、デフォルト階調変換テーブルのみを使用するようにする。
以上説明したように、本一実施形態によれば、ブロック積算部で得られた縮小画像データを、ホワイトバランスゲインの算出と階調変換テーブルの算出とに利用することができる。これにより、回路規模やメモリを増大させずに、階調変換テーブルの導出とホワイトバランスゲインの算出とを高速に行うことができる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。例えば、上記した一実施形態は画像撮影時のときのみについて説明しているが、画像再生時においても本発明の技術を適用可能である。
また、上記した一実施形態では縮小画像データをホワイトバランスゲインの算出と階調変換特性の導出とに利用するようにしているが、縮小画像データをサムネイル画像として利用するようにしても良い。ここで、一般にサムネイル画像は160×120という分割数で生成されるため、標準モードや夜景モード時にブロック積算部14で得られた縮小画像データはそのままサムネイル画像として用いることができる。また、風景モードの場合にはブロック積算部14で得られた縮小画像データのブロック数を補間演算やブロック積算などによって減らせば良く、また人物モードの場合にはブロック積算部14で得られた縮小画像データのブロック数を補間演算などによって増やせば良い。これらの処理は、例えばリサイズ部31において行うことができる。これらの場合、ブロック積算部14及びリサイズ部31はサムネイル画像生成手段ということもできる。
更に、上記した一実施形態ではヒストグラムを利用して階調変換テーブルを導出するようにしているが、階調変換テーブルの導出に必ずしもヒストグラムを利用する必要はない。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置の概念的な構成について示した図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置を含む画像記録装置の一例としての、デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 図3(a)は画像データを複数のブロックに分割する際の概念図であり、図3(b)はブロック積算値について示した図である。 シーンモードに対応したブロック分割数について示した図である。 デフォルト階調変換テーブルの例を示した図である。 ノイズ特性情報の例を示した図である。 階調合成比の例を示した図である。 本発明の一実施形態に係る画像処理方法を含む撮影制御について示したフローチャートである。 ヒストグラムの例を示す図である。 ヒストグラム修正処理について示すフローチャートである。 頻度値制限後のヒストグラムについて示す図である。 累積ヒストグラムの例について示す図である。 階調変換テーブル算出処理について示すフローチャートである。 デフォルト階調変換テーブルと累積ヒストグラムとの合成の例を示す図である。 図15(a)は自動露出モードにおける階調合成比の一例を示す図であり、図15(b)は手動露出モードにおける階調合成比の一例を示す図である。
符号の説明
1…縮小画像生成部、2…階調変換特性導出部、3…ホワイトバランス(WB)制御情報導出部、4…WB制御部、5,30…階調変換部、11…マイクロコンピュータ、12…撮像部、13…A/D変換部、14…ブロック積算部、15…バス、16…RAM、17…画像処理部、18…ROM、19…記録媒体、20…操作部、21…ホワイトバランス(WB)ゲイン算出部、22…WB補正部、23…同時化部、24…Y/C分離部、25…色変換部、26…ヒストグラム算出部、27…ヒストグラム修正部、28…ヒストグラム累積部、29…階調変換テーブル算出部、31…リサイズ部、32…JPEG圧縮部

Claims (11)

  1. 入力された画像データの縮小画像データを生成する縮小画像生成手段と、
    上記縮小画像生成手段にて生成された縮小画像データに基づき上記入力された画像データに階調変換処理を施す際の階調変換特性を導出する階調変換特性導出手段と、
    上記縮小画像生成手段にて生成された縮小画像データに基づき上記入力された画像データのホワイトバランスを制御するための情報を導出するホワイトバランス制御情報導出手段と、
    上記ホワイトバランス制御情報導出手段にて導出されたホワイトバランスを制御するための情報に基づき、上記入力された画像データのホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御手段と、
    上記階調変換特性導出手段にて導出された階調変換特性に基づき、上記ホワイトバランス制御手段から出力された画像データに階調変換処理を施す階調変換手段と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 入力された画像データの縮小画像データを生成する縮小画像生成手段と、
    上記縮小画像生成手段にて生成された縮小画像データのヒストグラムを算出するヒストグラム算出手段と、
    上記ヒストグラム算出手段にて算出されたヒストグラムに基づき上記入力された画像データに階調変換処理を施す際の階調変換特性を導出する階調変換特性導出手段と、
    上記縮小画像生成手段にて生成された縮小画像データに基づき上記入力された画像データのホワイトバランスを制御するための情報を導出するホワイトバランス制御情報導出手段と、
    上記ホワイトバランス制御情報導出手段にて導出されたホワイトバランスを制御するための情報に基づき、上記入力された画像データのホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御手段と、
    上記階調変換特性導出手段にて導出された階調変換特性に基づき、上記ホワイトバランス制御手段から出力された画像データに階調変換処理を施す階調変換手段と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  3. 上記縮小画像生成手段は、上記入力された画像データを複数の領域に分割し、該分割した領域ごとに同色の画素値を積算することで、上記縮小画像データを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 上記縮小画像生成手段は、上記縮小画像データを生成する際に、上記画像データの分割数を制御することにより、上記縮小画像データの大きさを制御することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 上記縮小画像生成手段は、上記画像データが得られたときのシーンモードに応じて上記分割数を制御することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 上記ヒストグラム算出手段は、上記縮小画像データの緑成分から上記ヒストグラムを算出し、
    上記ホワイトバランス制御情報導出手段は、上記縮小画像データの赤成分、緑成分、及び青成分の3成分から上記ホワイトバランスを制御するための情報を導出することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  7. 上記縮小画像データ生成手段で生成された縮小画像データからサムネイル画像を生成するサムネイル画像生成手段を更に具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  8. 入力された画像データからサムネイル画像データを生成するサムネイル画像生成手段と、
    上記サムネイル画像生成手段にて生成されたサムネイル画像データに基づき上記入力された画像データに階調変換処理を施す際の階調変換特性を導出する階調変換特性導出手段と、
    上記階調変換特性導出手段にて導出された階調変換特性に基づき、上記入力された画像データに階調変換処理を施す階調変換手段と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  9. 入力された画像データからサムネイル画像データを生成するサムネイル画像生成手段と、
    上記サムネイル画像生成手段にて生成されたサムネイル画像データに基づいてヒストグラムを算出するヒストグラム算出手段と、
    上記ヒストグラム算出手段にて算出されたヒストグラムに基づき上記入力された画像データに階調変換処理を施す際の階調変換特性を導出する階調変換特性導出手段と、
    上記階調変換特性導出手段にて導出された階調変換特性に基づき、上記入力された画像データに階調変換処理を施す階調変換手段と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  10. 入力された画像データの縮小画像データを生成し、
    上記生成された縮小画像データに基づき上記入力された画像データに階調変換処理を施す際の階調変換特性を導出し、
    上記生成された縮小画像データに基づき上記入力された画像データのホワイトバランスを制御するための情報を導出し、
    上記導出されたホワイトバランスを制御するための情報に基づき、上記入力された画像データのホワイトバランスを制御し、
    上記導出された階調変換特性に基づき、上記ホワイトバランスが制御された画像データに階調変換処理を施すことを特徴とする画像処理方法。
  11. 入力された画像データの縮小画像を生成し、
    上記生成された縮小画像データのヒストグラムを算出し、
    上記算出されたヒストグラムに基づき上記入力された画像データに階調変換処理を施す際の階調変換特性を導出し、
    上記生成された縮小画像データに基づき上記入力された画像データのホワイトバランスを制御するための情報を導出し、
    上記導出されたホワイトバランスを制御するための情報に基づき、上記入力された画像データのホワイトバランスを制御し、
    上記導出された階調変換特性に基づき、上記ホワイトバランスが制御された画像データに階調変換処理を施すことを特徴とする画像処理方法。
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