JP2914134B2 - 舗装車両における回転式スクレーパ装置 - Google Patents

舗装車両における回転式スクレーパ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリードを装備した
アスファルトフィニッシャ等の舗装車両によって舗装を
行う場合に、スクリードの外側にはみ出たアスファルト
合材をスクリード側に掃き戻したり、スクリードから一
層離れるように掃き除いたりする回転式スクレーパ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】舗装に際してスクリードの外側にはみ出
たアスファルト合材は、従来、作業員がレーキやスコッ
プ等でスクリード側に戻したり、図6に示すようにスク
リード1の端部に設けられたエンドプレート2にゴム等
の平板状のスクレーパ40を走行方向に対して斜めに取
り付け、このスクレーパ40によって横に掃き動かして
いる。符号37は型枠である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スクリードの外側には
み出したアスファルト合材を作業員が除く前者の方法で
は人手がかかり省力化できない。また、平板状の固定ス
クレーパ40による後者の方法では、スクレーパ40が
スクリード1と一緒に上下して掃除面から浮いてしまう
ことがあり、しかもアスファルト合材は大小様々で形状
的にも移動させにくいことなどが原因でうまく掃除でき
ない、という問題点がある。
【0004】本発明は、スクリードの外側にはみ出たア
スファルト合材を人手を煩わすことなく的確に掃除する
ことができる舗装車両における回転式スクレーパ装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、スクリードでアスファルト合材を敷き
均す舗装車両において、上記スクリードのエンドプレー
トに枢軸を中心にほぼ水平に回動自在に設けられた回動
ブラケットと、該回動ブラケットに前端を支持ピンで枢
支されて該支持ピンを支点に舗装車両の走行方向の垂直
面内で上下に回動自在に設けられた支持アームと、舗装
車両の走行方向に交差するほぼ水平方向に調整自在に上
記エンドプレートに設けられた可動ブラケットと、上下
に調節自在に取り付けられたストッパを上記可動ブラケ
ットの上方に配して該可動ブラケットの透孔に上下自在
に挿通され、下端に上記支持アームを取り付けた案内ロ
ッドと、上記支持アームの後端に回転中心線を平面視に
おいてほぼ前後方向に向けて周方向に回転自在に設けら
れ、スクリードの外側にはみ出たアスファルト合材を掃
き動かす回転ブラシと、上記エンドプレートに設けら
れ、上記回転ブラシをフレキシブルワイヤを介して周方
向に回転させる駆動モータとを具備した構成とした。
【0006】本発明においては、可動ブラケットと支持
アームの間に、支持アームを下に付勢するばねを設けた
構成とすることができる。
【0007】また、支持アームに、舗装施工面や型枠等
の上面に沿って動くガイドローラとスキーのいずれか一
方または両方を着脱自在に付設した構成とすることもで
きる。
【0008】更に、駆動モータとフレキシブルワイヤの
少なくとも一方に回転ブラシの回転方向を変える回転方
向変換手段を付設した構成とすることができる。
【0009】更にまた、駆動モータに変速機を設けた構
成とすることができる。
【0010】
【作用】駆動モータは回転ブラシを強制的に回転させ、
また支持アームは回転ブラシをスクリードの上下動に関
係なく掃除面に押し付けているので、スクリードの外側
にはみ出したアスファルト合材を的確に掃除することが
できる 支持ピンは、枢軸を中心に水平に回動自在とさ
れた回動ブラケットに取り付けられ、また、支持アーム
は、水平方向に調整自在とされた可動ブラケットに案内
ロッドを介して上下自在に取り付けられているので、回
転ブラシの掃除位置を横にずらすことができる。また、
案内ロッドにストッパが上下に調節自在に設けられてい
るので、支持アームの過下降を防ぐことができる上、舗
装車両の回送時に、ストッパの調節で回転ブラシを上昇
させて路面から離すことができる。
【0011】支持アームをばねで下に付勢すると、回転
ブラシの掃除面からの浮上がりがより完全に防止される
ようになる。
【0012】支持アームに、ガイドローラかスキーを取
り付けると、それらによって回転ブラシの高さが一定に
保たれるようになり、回転ブラシが掃除面に強く押し付
けられて損傷したり、また掃除面が回転ブラシによって
削られたりすることがない。
【0013】回転方向変換手段が設けられていると、こ
れによって回転ブラシの回転方向を変え、スクリードの
外側にはみ出したアスファルト合材を希望する方向に掃
き出すことができる。また駆動モータに変速機を設ける
と、回転ブラシの回転速度を自由に変えることが可能に
なる。
【0014】
【実施例】図1ないし図5は本発明の舗装車両における
回転式スクレーパ装置の一実施例を示す。これらの図に
おいて符号1はスクリードである。スクリード1の外側
の端部にはエンドプレート2が設けられている。スクリ
ード1は車両本体の後部にレベリングアームで懸吊され
ており、アスファルト合材を敷き均すが、この構成は周
知のものである。
【0015】エンドプレート2の外側の面には、固定ブ
ラケット3がボルト4で固定され、該固定ブラケット3
には回動ブラケット5が枢軸6で取り付けられている。
回動ブラケット5は枢軸6を支点に水平に回動すること
ができる。回動ブラケット5には、支持アーム7の一端
が支持ピン8によって枢支されている。支持アーム7
は、図1と図2で右から左に走行する舗装車両の走行方
向に、その長さ方向を平面視で一致させて設けられてお
り、前端の支持ピン8を支点に、舗装車両の走行方向の
垂直面内で上下に回動自在とされている。
【0016】支持アーム7にはフレキシブルチューブ1
0の一端が固定されている。このフレキシブルチューブ
10内にはフレキシブルワイヤ11が挿通されている。
フレキシブルワイヤ11はチューブ10に対して周方向
に自由に回転することができ、伝動機構を構成してい
る。支持アーム7の後端にはU字状の軸受金具12がボ
ルト13で取り付けられ、フレキシブルワイヤ11にカ
ップリングで接続された剛性軸11aの端部を支えてい
る。上記剛性軸11aには、回転ブラシ15が一体に取
り付けられている。
【0017】フレキシブルワイヤ11の前端は駆動モー
タ16の出力軸17に結合され、またフレキシブルチュ
ーブ10の前端は駆動モータ16の取付板18に固定さ
れている。フレキシブルワイヤ11は屈撓状態でも回転
力を伝達するので、駆動モータ16の位置的な制約が小
さくなる。取付板18はエンドプレート2に取り付けら
れている。回転ブラシ15はその回転中心線を支持アー
ム7の長さ方向(前後方向)に向けて設けられており、
駆動モータ16によってフレキシブルワイヤ11を介し
て周方向に回転させられ、アスファルト合材を横に掃き
動かす構成となっている。
【0018】駆動モータ16が電気モータである場合、
通常、変速機16aを持ち、これによって出力軸17を
適度な速度で回転させるが、油圧モータを用いることも
できる。駆動モータ16(変速機16a)と伝動機構1
1の少なくとも一方に、回転方向を変える回転方向変換
手段が設けられていることが好ましい。
【0019】エンドプレート2には、支持アーム7の上
方に位置して固定ブラケット20がボルト21で固定さ
れ、その固定ブラケット20には可動ブラケット22が
ボルト23及びナット24で取り付けられている。ボル
ト23が挿通された固定ブラケット20の孔20aは横
に長く形成されており、可動ブラケット22の取付位置
を舗装車両の走行方向に直交する水平方向に調整するこ
とができる。可動ブラケット22には前後方向に長い透
孔22aが形成されている。
【0020】支持アーム7の中央上部には案内ロッド2
5が垂直に螺着されている。案内ロッド25はねじ棒よ
りなり、その上部を可動ブラケット22の透孔22aに
挿通させている。可動ブラケット22と支持アーム7と
の間にはコイルばね26が設けられ、また案内ロッド2
5の上部にはナット(ストッパ)27,27が螺着され
ている。コイルばね26は支持アーム7を下に付勢し、
ナット27,27は可動ブラケット22に接して支持ア
ーム7の下がり過ぎを防止している。
【0021】また、符号30はガイドアームである。ガ
イドアーム30は、支持アーム7にボルト31で着脱自
在に取り付けられており、その後端にガイドローラ32
を備える。ガイドローラ32は、回転中心線を舗装車両
の走行方向と直交する方向に向けて回転ブラシ15の後
方に水平に配設されている。
【0022】ガイドアーム30は後端の外側面に取付金
具33を有する。取付金具33には、スキー34が取付
座35の小孔35aに取付ピン36を挿入して着脱自在
に取り付けられている。スキー34はその長さ方向を舗
装車両の走行方向に向けており、取付ピン36を中心に
上下に回動することができる。
【0023】ガイドローラ32とスキー34は、型枠3
7の上面や既舗装面Aに沿って移動して回転ブラシ15
の高さを一定に保ち、回転ブラシ15が掃除面を削った
り、掃除面に強く押し付けられて損傷したりするのを防
ぐ。通常、ガイドローラ32とスキー34の両方を一緒
に用いることはなく、それらが接触する面が型枠37や
既舗装面のように固い場合はガイドローラ32を用い、
また舗装直後の柔らかい面の場合はスキー34を用いる
のが普通である。取付金具33とスキー34は図1にお
いて省略されている。軸受金具12には、カバー38が
ボルト39で取り付けられ、回転ブラシ15の外側の面
と上面を覆っている。図は走行方向左側の回転式スクレ
ーパ装置であるが、右側の装置は左右勝手が逆になるだ
けで基本構造は同一である。
【0024】次に、上記の構成とされた舗装車両におけ
る回転式スクレーパ装置の作用を説明する。スクリード
1によるアスファルト合材の敷均しは、通例のように舗
装車両を微速で前進させて行うが、この際、駆動モータ
16で回転ブラシ15を回転させる。回転ブラシ15
は、通常、図3で反時計方向に回転させるが、この場合
は、型枠37上にはみ出たアスファルト合材は回転ブラ
シ15によってスクリード1側に掃き動かされることに
なり、また図3で時計方向に回転させたときは、図3で
左方に掃き動かされることになる。
【0025】舗装に際して、スクリード1が上下動する
ことがあるが、コイルばね26が支持アーム7を常時下
に押して、ガイドローラ32、或いはスキー34を型枠
37等に押し付けているので、回転ブラシ15がスクリ
ード1の上下動に追従して掃除面から浮上するようなこ
とがなく、したがって、スクリード1の外側にはみ出た
アスファルト合材が的確に排除されるようになる。ま
た、ガイドローラ32やスキー34が回転ブラシ15の
高さを一定に保つので、回転ブラシ15が掃除面に強く
押し付けられて損傷したり、掃除面が回転ブラシ15に
よって削られるようなこともない。
【0026】スクリード1に対する回転ブラシ15の左
右位置を調整する場合は、ボルト23を緩め、可動ブラ
ケット22を横に移動させて行う。可動ブラケット22
の移動によって案内ロッド25と一緒に支持アーム7が
枢軸6を支点に回動し、回転ブラシ15の位置を変化さ
せる。
【0027】ナット27は可動ブラケット22に接して
支持アーム7の下がり過ぎを防ぐ。このため、例えば、
図3でガイドローラ32が左に動いて型枠37から外れ
た場合でも(既舗装面Aはないものとする)、ガイドロ
ーラ32が必要以上に下がることがないので、その状態
でスクリード1が右に移動するようなことがあっても、
ガイドローラ32や型枠37等がこわれることがない。
【0028】ナット27の操作で案内ロッド25を可動
ブラケット22から上方に大きく突き出させると、支持
アーム7が支持ピン8を支点に上方に回動して、回転ブ
ラシ15とガイドローラ32を路面から浮かすので、舗
装車両を支障なく回送することができる。なお、舗装車
両の回送時にはスキー34を外すのが普通である。
【0029】図の実施例の回転ブラシ15はその回転中
心線を水平にして設けられているが、場合によっては、
回転中心線を垂直面内で傾斜させて支持アーム7に設け
てもよい。このようにすると、回転ブラシ15の掃除面
に対する接触面積を広くすることができる。また、コイ
ルばね26を省き、支持アーム7等を自重のみによって
下降させるようにしてもよい。図1に2点鎖線で示すよ
うに、支持アーム7に、ゴム等からなる平板(スクレー
パ)40を走行方向に斜めに設けると、これによって大
きいアスファルト合材が掃除面から取り除かれるので、
一層的確に掃除することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スクリ
ードでアスファルト合材を敷き均す舗装車両において、
上記スクリードのエンドプレートに枢軸を中心にほぼ水
平に回動自在に設けられた回動ブラケットと、該回動ブ
ラケットに前端を支持ピンで枢支されて該支持ピンを支
点に舗装車両の走行方向の垂直面内で上下に回動自在に
設けられた支持アームと、舗装車両の走行方向に交差す
るほぼ水平方向に調整自在に上記エンドプレートに設け
られた可動ブラケットと、上下に調節自在に取り付けら
れたストッパを上記可動ブラケットの上方に配して該可
動ブラケットの透孔に上下自在に挿通され、下端に上記
支持アームを取り付けた案内ロッドと、上 記支持アーム
の後端に回転中心線を平面視においてほぼ前後方向に向
けて周方向に回転自在に設けられ、スクリードの外側に
はみ出たアスファルト合材を掃き動かす回転ブラシと、
上記エンドプレートに設けられ、上記回転ブラシをフレ
キシブルワイヤを介して周方向に回転させる駆動モータ
とを具備した構成とされているので、スクリードの外側
にはみ出たアスファルト合材を人手を煩わすことなく的
確に掃除することができ、省力化することができる。
【0031】また、支持ピンは、枢軸を中心に水平に回
動自在な回動ブラケットに取り付けられ、支持アーム
、水平方向に調整自在とされた可動ブラケットに案内
ロッドを介して上下自在に取り付けられており、回転ブ
ラシの掃除位置を左右に微調節してスクリードの外側に
はみ出したアスファルト合材の必要部分を重点的に掃除
できるので、例えば、型枠の側縁をセンサで検出して操
向を自動化するような場合に有利である。また、案内ロ
ッドにストッパが上下に調節自在に設けられているの
で、支持アームの過下降を防ぐことができ、また、回転
ブラシ等を上昇させて路面から離し、舗装車両を支障な
く回送することができる効果がある。 しかも、駆動モー
タを固定したまま、回転ブラシのみを上下、或いは方向
転換させる構造となっているので、全体構造が簡略にな
り、コストを低減できる上、調整や変更操作がしやすく
なる効果がある。
【0032】支持アームをばねで下に付勢した場合は、
そのばねが回転ブラシの掃除面からの浮上がりを防ぐの
で、はみ出しアスファルト合材の掃除が一層円滑にな
る。また、支持アームに、ガイドローラかスキーを取り
付けると、それらによって回転ブラシの高さが一定に保
たれるようになり、回転ブラシが掃除面に強く押し付け
られて損傷したり、また掃除面が回転ブラシによって削
られたりすることが防止される効果がある。
【0033】更に、回転方向変換手段を設けると、これ
によって回転ブラシの回転方向を変え、スクリードの外
側にはみ出したアスファルト合材を希望する方向に掃き
出すことができるようになる。また駆動モータに変速機
を設けると、回転ブラシの回 転速度を自由に変えること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の舗装車両における回転式スクレーパ
装置の一実施例を示す正面図である。
【図2】 図1の(II−II)矢視図である。
【図3】 図1の(III−III)矢視図である。
【図4】 固定ブラケットと可動ブラケットの断面図で
ある。
【図5】 スキーの外観図である。
【図6】 従来の固定式スクレーパの平面図である。
【符号の説明】
1 スクリード 2 エンドプ
レート 5 回動ブラケット 6 枢軸 7 支持アーム 8 支持ピン 11 フレキシブルワイヤ(伝動機構) 15 回転ブ
ラシ 16 駆動モータ 16a 変速
22 可動ブラケット 22a 透孔 25 案内ロッド 26 コイル
ばね 27 ナット(ストッパ) 32 ガイド
ローラ 34 スキー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−293803(JP,A) 実開 昭63−71207(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01C 19/48

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリードでアスファルト合材を敷き均
    す舗装車両において、 上記スクリードのエンドプレートに枢軸を中心にほぼ水
    平に回動自在に設けられた回動ブラケットと、 該回動ブラケットに前端を支持ピンで枢支されて該支持
    ピンを支点に舗装車両の走行方向の垂直面内で上下に回
    動自在に設けられた支持アームと、 舗装車両の走行方向に交差するほぼ水平方向に調整自在
    に上記エンドプレートに設けられた可動ブラケットと、 上下に調節自在に取り付けられたストッパを上記可動ブ
    ラケットの上方に配して該可動ブラケットの透孔に上下
    自在に挿通され、下端に上記支持アームを取り付けた案
    内ロッドと、 上記支持アームの後端に回転中心線を平面視においてほ
    ぼ前後方向に向けて周方向に回転自在に設けられ、スク
    リードの外側にはみ出たアスファルト合材を掃き動かす
    回転ブラシと、 上記エンドプレートに設けられ、上記回転ブラシをフレ
    キシブルワイヤを介して周方向に回転させる駆動モータ
    とを具備した ことを特徴とする舗装車両における回転式
    スクレーパ装置。
  2. 【請求項2】 可動ブラケットと支持アームの間に、
    持アームを下に付勢するばねが設けられたことを特徴と
    する請求項記載の舗装車両における回転式スクレーパ
    装置。
  3. 【請求項3】 支持アームには、舗装施工面や型枠等の
    上面に沿って動くガイドローラとスキーのいずれか一方
    または両方が着脱自在に付設されたことを特徴とする請
    求項1又は2記載の舗装車両における回転式スクレーパ
    装置。
  4. 【請求項4】 駆動モータとフレキシブルワイヤの少な
    くとも一方に回転ブラシの回転方向を変える回転方向変
    換手段が付設されたことを特徴とする請求項1、2又は
    記載の舗装車両における回転式スクレーパ装置。
  5. 【請求項5】 駆動モータに変速機が設けられたことを
    特徴とする請求項1、2、3又は4記載の舗装車両にお
    ける回転式スクレーパ装置。
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