JP2913260B2 - 異種液体の供給装置 - Google Patents

異種液体の供給装置

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JP2913260B2 JP32402494A JP32402494A JP2913260B2 JP 2913260 B2 JP2913260 B2 JP 2913260B2 JP 32402494 A JP32402494 A JP 32402494A JP 32402494 A JP32402494 A JP 32402494A JP 2913260 B2 JP2913260 B2 JP 2913260B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる内容成分の複数
種類の液体をタンクのような供給側から受液槽のような
受液側へ供給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品工業、薬品工業、化学工業等の広い
分野では内容成分の異なる多種類の液体を原料として取
り扱っており、これらの液体は単体であるいは複数種類
の液体を所定の割り合いで混合した状態で使用されてい
る。例えば、図6に示すようにそれぞれ異なる種類の液
体を貯蔵する複数のタンクa群からなる液供給側と、工
場の作業現場に設置されている受液槽bからなる受液側
間において、各タンクaから受液槽bに液体を供給する
場合、最も簡単な構造は、各タンクaと受液槽bとを各
別に配管で接続しておき、同時にあるいは経時的に必要
なタンクaから受液槽bに所定量の液体を供給すればよ
い。しかし、各タンクaと受液槽bとを各別に配管で接
続するために各配管ごとにポンプやバルブ等を必要とし
て構造が複雑なものであり、メンテナンスが困難なもの
であった。
【0003】近年は、複数のタンクaと受液槽bとをそ
れぞれに接続することなく、図6に示すように各タンク
aにはそれぞれに供給管cを設けておくとともに受液槽
bには一本の受液管dを設けておき、各タンクaの供給
管cと受液管dとを切り替え接続して一本の移送管と
し、所定量の液体の供給を行うようにしている。尚、図
面では受液槽bは一台の場合が示してあるが、受液槽b
を複数台とした場合も同じである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような場
合でも供給管cと受液管dそれぞれにバルブを必要とし
て、バルブの切り替えによって液体の供給、停止等を行
っていたが、タンクaや受液槽bの台数が多くなればそ
れだけのバルブを必要として、配管設置スペースおよび
自動弁の配線が複雑なものとなり、全体構造が大型なも
のとならざるを得なかった。更に、移送管の切り替え、
脱着等を人手で行う場合には重労働作業の問題や切り替
えミス等が避けられないものであった。
【0005】本発明は、上記のように複数のタンク群か
ら一台あるいは複数台の受液槽へ移送管を切り替えて接
続し、異なる液体を供給する従来の装置に鑑み、複数本
の供給管の中から必要な供給管を選択して一本の受液管
と自動的かつ機械的に連結可能とし、簡単な構造で異な
る液体の供給を可能とする異種液体の供給装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】また、本発明は複数の供給管と複数の受液
管の中から必要な供給管と受液管を選択して自動的かつ
機械的に連結可能とし、更に、交互に切り替え接続する
ことにより異なる液体の供給を可能とする異種液体の供
給装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1に記載する発明は、液体を貯蔵するタンク
のような供給側から受液槽のような受液側へ配管接続に
より液体を供給するに際し、供給口6を下向きとして円
周方向に複数本配設し、開閉バルブを介して異種液体を
貯蔵するタンクにそれぞれ接続する常態において垂直状
態であるとともに供給口6を定点位置への送り方向にそ
って外方向に曲げた形状を有する供給管4と、受液口1
2を上向きとし、供給管4の下方において供給管4の円
周方向の中心に立設し、受液槽に接続する受液管5とか
らなり、定点位置において供給管4の供給口6に対して
受液管5の受液口12を上下動可能として供給口6と受
液口12とを連結、分離可能とし、供給管4の供給口6
内には密に嵌め込み可能なボール15を設け、受液管6
の受液口12内には、先端が受液管5から突出可能な複
数本のボールアップ材16を設けてある。
【0008】また、請求項2に記載する発明は、液体を
貯蔵するタンクのような供給側から受液槽のような受液
側へ配管接続により液体を供給するに際し、供給口6を
下向きとして円周方向に複数本配設し、開閉バルブを介
して異種液体を貯蔵するタンクにそれぞれ接続する常態
において垂直状態であるとともに供給口6を定点位置へ
の送り方向にそって外方向に曲げた形状を有する供給管
4と、受液口12を上向きとして円周方向に複数本配設
し、受液槽にそれぞれ接続する状態において垂直状態で
あるとともに受液口12を定点位置への送り方向にそっ
て外方向に曲げた形状を有する受液管5とからなり、定
点位置において供給管4の供給口6に対して受液管5の
受液口12を上下動可能として供給口6と受液口12と
を連結、分離可能としてある。
【0009】請求項2の発明において、供給管4の供給
口6内には密に嵌め込み可能なボール15を設け、受液
管6の受液口12内には、先端が受液管5から突出可能
な複数本のボールアップ材16を設けてある。
【0010】
【実施例】以下、図面に従って、本発明の実施例を詳細
に説明する。図1、図2は本発明装置の第1の実施例を
示すものであり、立設状態の機体1は、複数本の支柱2
を円周方向に配設して上下を円板あるいは環状板等の連
結板3で固定したものであり、機体1内の上方には複数
本(図示においては8本)の供給管4が垂設状態で円周
方向に配設してあり、また、機体1の下方には一本の受
液管5が供給管4の円周方向の中心に向けて立設してあ
る。
【0011】各供給管4は、液体の供給口6を下向きに
してあり、上方の連結板3の下方位置において機体1に
水平状態で連結した円板あるいは環状板等の支持板7に
取り付けてある。また、各供給官4は、機体1の上方外
部に設置した開閉バルブ8を介して外部に設置した複数
台(供給管の本数と同じ台数)のタンク(図示せず)に
それぞれ接続してあり、各タンクには内容成分を異にす
る液体がそれぞれ貯蔵してある。
【0012】各供給管4は、支持板7との連結基部にお
いて曲げおよび伸縮可能なフレキシブル9が形成してあ
り、また、各供給管4の中間部は、支持板7の下方にお
いて支柱2に固定した環状の連結板10に取り付けたシ
リンダー11にそれぞれ連結してある。各シリンダー1
1は先端部において上下に回動可能であるとともにシリ
ンダーロッドの先端は供給管4の側面に回動可能に軸連
結してある。従って、シリンダーロッドの伸縮によって
供給管4はフレキシブル9部を中心にして、図示実線に
示す垂直な常態位置から先端の供給口6が鎖線に示す定
点位置(供給管4の円周方向の中心位置)に達する傾斜
状態での動きが可能となっている。
【0013】受液口12を上向きとした受液管5は、下
方の連結板3を通って外部に設置した受液槽(図示せ
ず)に接続してある。受液管5は、供給口6が定点位置
にある供給管4と連結することにより一本の移送管を形
成し、複数台のタンクのうち任意のタンクから受液槽へ
所定量の液体の移送が可能となっている。そして、受液
管5の下部には伸縮可能なフレキシブル13を形成する
とともに受液管5は連結板3上に設置したシリンダー1
4に直結してある。
【0014】次に、上記構成を有する装置の液体移送に
ついて説明する。各バルブ8は通常は閉じた状態であ
り、あるタンクの液体を受液槽に供給する場合、例え
ば、タンクに接続する供給管4aから液体を供給する場
合にはこれに直結するシリンダー11aを作動させ、シ
リンダーロッドを延ばすことにより供給管4aはフレキ
シブル9部を中心にして供給口6が中央方向に押し出さ
れる。
【0015】供給口6が供給管4の円周方向の中央であ
る定点位置に達するとシリンダー11aは作動を停止
し、供給口6は受液管5の受液口12に上下で対向した
状態で保持されることになる。この時、供給管4は傾斜
状態となり、定点位置において供給口6は下方へ垂直に
向ける必要がある。このため、各供給管4の供給口6
は、垂直な常態位置において定点位置への送り方向にそ
って外方向へ曲げた形状としてある。
【0016】このようにして供給口6と受液口12とが
上下に対向した状態でシリンダー14により受液管5を
フレキシブル13を基点として上方へ延ばし、供給口6
と受液口12とを連結すれば一本の移送管が形成され
る。その後、バルブ8aを開放すればタンク内の液体が
移送管を通って受液槽に送られることになる。所定量の
液体を供給した後、バルブ8aを閉じ、受液管5を下げ
て供給管4aから分離し、供給管4aはシリンダー11
aにより所定の位置に引き戻せばよい。同様にして複数
本の供給管4から必要な供給管4を選択しこれと受液管
5とを連結することにより各タンクから異なる液体を受
液槽に送ることができる。上記の実施例において各シリ
ンダー11の選択と作動、停止、シリンダー14の作動
および停止、各バルブ8の開閉等の液体供給、停止に必
要な作業は全て図示しない制御装置によって管理され、
自動的になされる。
【0017】尚、供給口6と受液口12とは公知の弁構
造としておけば連結することにより密な状態となり、流
通に際して液漏れを生ずることはない。また、供給口6
と受液口12とは図3に示す弁構造とすることにより簡
単な連結によって液体の移送、停止が可能である。この
弁構造は全ての供給管4と受液管5に共通であり、次
に、弁構造について説明する。
【0018】この弁構造は、供給管4の供給口6内にボ
ール15を密に嵌め込み可能に設け、また、受液管5の
受液口12には、先端を受液管5から外方に突出させた
ボールアップ材16を設けたことを特徴としている。ボ
ールアップ材16は、複数本(通常は3〜4本)の腕を
放射方向に配設したものであり、各腕の先端間にボール
15が乗る形状となっている。尚、図示に示すように、
供給管4の先端部は分離可能とし、公知のヘルールクラ
ンプ17で連結、固定可能となっているが、これはボー
ル15の保守、交換を容易にするためであり、必ず必要
とするものではない。
【0019】前記のように供給口6と受液口12とを定
点位置において上下に相対向させ、受液管5を上昇させ
て供給管4に接続すれば、ボールアップ材16が供給口
6から供給管4内に入り、図4に示すようにボール15
を持ち上げ、供給口6を開放するようになる。この状態
でバルブ8を開放すれば、液体の流通が可能となる。
尚、供給管4と受液管5との連結部は、例えば、基部に
よって半割り状態とした公知のヘルールクランプ18で
固定するようにすればよいが、固定作業は図示しないシ
リンダーによって自動的に行われる。
【0020】供給管4および受液管5とを上記のような
弁構造とすれば、所定量の液体の供給が終了し、バルブ
8を閉じた後にシリンダーによって自動的にヘルールク
ランプ18を取り外し、受液管5を下降させれば、受液
管5は供給管4から離れるのでボール15は自重により
供給口6を閉じることになる。供給管4内に液体は存在
しないが、管内面に付着した液体があり、これらが液滴
となって管内を流れ落ちるが、供給口6をボール15が
閉じているので液漏れを生ずることはない。図において
符号19は、供給管4および受液管5内をCIP洗浄可
能な洗浄水の噴射ノズルである。
【0021】図5は本発明装置の第2の実施例を示し、
前記の実施例と同じ部分は同じ符号を使用している。図
に示すように供給管4の構造や設置状態等は前記実施例
と同じであり、本実施例においては受液口12を上向き
とした複数本の受液管5を円周方向に配設するとともに
上下動可能とし、各受液管5の受液口12を定点位置に
送り可能としたことを特徴としている。
【0022】このため、受液槽にそれぞれに接続する受
液管5の下部はフレキシブル20としてあり、各受液管
5はこのフレキシブル20部において水平な円板状の支
持板21に取り付けてあり、支持板21は機体1に設置
したシリンダー22により昇降可能となっている。尚、
シリンダー22は一台の場合が示してあるが、複数台で
あってもよい。
【0023】また、各受液管5の中間部は、機体1に固
定した環状の連結板23に設置したシリンダー24にそ
れぞれ連結してある。各シリンダー24は先端部におい
て上下に回動可能であるとともにシリンダーロッドの先
端は受液管5の側面に回動可能に軸連結してある。従っ
て、シリンダーロッドの伸縮によって受液管5は支持板
21との連結基部のフレキシブル20を中心にして、図
5の実線に示す上向き垂直な常態位置から先端の受液口
12が鎖線に示す定点位置の下方に達する傾斜状態での
動きが可能となっている。尚、傾斜状態となる受液管5
の受液口12は定点位置に向けて垂直状態となるよう
に、前記の供給管4の供給口6の場合と同じく、受液口
12は定点位置への送り方向にそって外方向に曲げた形
状となっている。
【0024】本実施例は上記の構成であり、次に液体の
移送状態について説明する。各供給管4と各受液管5
は、図5に示すように常態では円周上において下向きあ
るいは上向きの垂直状態となっており、液体供給に必要
な供給管4と受液管5とは円周面の中央位置(定点位
置)において供給口6と受液口12とが連結可能となっ
ている。複数本の管の中からどの供給管4とどの受液管
5とを連結するかは供給すべき液体の種類によって選択
されるものであり、液体を貯蔵するタンクとの関係で図
示しない制御装置によって管理されている。
【0025】例えば、供給管4群のうちの供給管4aと
受液管5群のうちの受液管5aとを連結する場合には、
それぞれのシリンダー11a、24aを制御装置によっ
て作動させれば、供給管4aと受液管5aとはフレキシ
ブル9、20部を中心にして図5鎖線に示すように傾斜
状態となりそれぞれの先端(供給口6および受液口1
2)が接続可能な定点位置に向けられる。
【0026】図5の鎖線に示すように、供給管4aの供
給口6および受液管5aの受液口12とが上下に向き合
った時、シリンダー22で支持板21を上昇させ、供給
口6に受液口12を接続、連結させる。これによって供
給管4aと受液管5aとは一本の移送管を形成すること
になり、供給管4aに連結してあるバルブ8を開放する
ことにより接続するタンクの液体が移送管を通って受液
槽へ送られることになる。
【0027】シリンダー24は機体1に設置してある
が、上下に回動可能としてあるので、シリンダー22に
よって支持板21を上昇させフレキシブル20が延びて
受液管5が上昇する時、シリンダー24のロッドは受液
管5に引かれて延びる状態となり、受液管5の上昇に支
障はない。
【0028】前記のようにして供給側から受液側へ所定
量の液体が送られた後、開閉バルブ8を閉じて液体の供
給を停止し、支持板21および受液管5を下降させれば
受液口12は供給口6から分離され、供給管4および受
液管5はそれぞれに連結するシリンダー11、24によ
って所定の位置に引き戻せばよい。その後、引き続いて
ある供給管4とある受液管5とが接続され、液体の供給
作業がなされるが、前記と同じ受液槽に他のタンクから
異なる種類の液体を供給する場合には、受液管5aは供
給管4aから下げた位置で保持しておき、供給管4のみ
を交換して受液管5aと接続すればよい。このように一
本の受液管5に複数の供給管4を交換して接続すれば、
一台の受液槽には異なる内容成分の液体を所定量ずつ供
給することができる。
【0029】供給口6と受液口12とは公知の弁構造と
しておけば連結することにより密な状態となり、流通に
際して液漏れを生ずることはないが、前記実施例におい
て説明した図3に示す弁構造としてもよい。
【0030】上記の説明において供給管4および受液管
5は8本の場合を示してあるが、本数は使用する液体の
種類に応じて替えることができる。また、供給管4と受
液管5とは上下に同じ本数である必要はなく、更に、常
態位置で供給管4と受液管5とは同じ円周上で上下垂直
位置に対向している必要はない。
【0031】
【発明の効果】以上、説明した本発明によれば、液体貯
蔵タンクのような液供給側に接続する複数本の供給管4
を、供給口6を外方向に曲げた状態で下向きとして円周
方向に設置し、受液口12を供給管4の円周方向中心に
上向きとし、上下動可能とした受液管5を受液槽のよう
な受液側に接続して設置したことにより、複数本の供給
管4の中からある選択した供給管4の供給口6と受液管
5の受液口12とを液体供給のための定点位置において
垂直状態で連結することにより一本の移送管を形成する
ので、供給管4に接続するバルブ8を開放することによ
り、供給側から受液側へ液体の供給が可能となる。
【0032】また、バルブ8を閉じ、供給管4と受液管
5とを分離し、続けて選択した他の供給管4と受液管5
とを接続して液体を供給することにより受液槽には異な
る種類の液体を所定量毎に供給することができ、開閉バ
ルブ8は供給管4側にのみ設ければよく、更に、受液管
5は一本で一台の受液槽に内容成分を異にする液体を所
定量供給できるので、全体の構造を簡易、小型化でき、
液体の供給、停止を能率よく行うことができる。
【0033】また、供給口6を下向きとした供給管4
と、受液口12を上向きとした受液管5とを上下に円周
方向に複数本設置し、複数本の供給管4の中からある選
択した供給管4と複数本の受液管5の中のある選択した
受液管5とを定点位置において連結、分離することによ
り、液体の供給、停止が可能である。そして、供給管4
と受液管5とを選択して切り替え接続することにより、
複数の供給側から複数の受液側へ異なる種類の液体を所
定量毎に供給することができる。
【0034】供給管4の供給口6内には密に嵌め込み可
能なボール15を設けておき、また、受液管5の受液口
12内には、受液管5から突出可能なボールアップ材1
6を設けておくことにより、供給管4と受液管5との連
結、分離に際して液体の供給、停止を可能とすることが
できる。特に、バルブで液体流通を停止した場合、供給
口6はボール15で閉じられるので、管内面に付着して
いた液体は液滴となって洩れることがなく、液漏れによ
る周辺の汚れをなくすことができるものである。更に、
供給管4と受液管5との連結状態で、受液管5側から供
給管4および受液管5内のCIP洗浄が可能であるた
め、弁開閉用ユーティリティを必要としないで供給管4
から受液管5へ液体の供給ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の第1実施例を示す正面図である。
【図2】本発明装置の第1実施例を示す平面図である。
【図3】本発明装置に使用する弁構造を分離した状態の
断面図である。
【図4】本発明装置に使用する弁構造を連結した状態の
断面図である。
【図5】本発明装置の第2実施例を示す正面図である。
【図6】従来の複数のタンクから一台の受液槽へ液体を
供給する場合の説明図である。
【符号の説明】
1 機体 2 支柱 3 連結板 4 供給管 5 受液管 6 供給口 7 支持板 8 開閉バルブ 9 フレキシブル 10 連結板 11 シリンダー 12 受液口 13 フレキシブル 14 シリンダー 15 ボール 16 ボールアップ材 17 ヘルールクランプ 18 ヘルールクランプ 19 洗浄水噴射ノズル 20 フレキシブル 21 支持板 22 シリンダー 23 連結板 24 シリンダー a タンク b 受液槽 c 供給管 d 受液管

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を貯蔵するタンクのような供給側か
    ら受液槽のような受液側へ配管接続により液体を供給す
    るに際し、供給口6を下向きとして円周方向に複数本配
    設し、開閉バルブを介して異種液体を貯蔵するタンクに
    それぞれ接続する常態において垂直状態であるとともに
    供給口6を定点位置への送り方向にそって外方向に曲げ
    た形状を有する供給管4と、受液口12を上向きとし、
    供給管4の下方において供給管4の円周方向の中心に立
    設し、受液槽に接続する受液管5とからなり、定点位置
    において供給管4の供給口6に対して受液管5の受液口
    12を上下動可能として供給口6と受液口12とを連
    結、分離可能とし、供給管4の供給口6内には密に嵌め
    込み可能なボール15を設け、受液管6の受液口12内
    には、先端が受液管5から突出可能な複数本のボールア
    ップ材16を設けて成ることを特徴とする異種液体の供
    給装置。
  2. 【請求項2】 液体を貯蔵するタンクのような供給側か
    ら受液槽のような受液側へ配管接続により液体を供給す
    るに際し、供給口6を下向きとして円周方向に複数本配
    設し、開閉バルブを介して異種液体を貯蔵するタンクに
    それぞれ接続する常態において垂直状態であるとともに
    供給口6を定点位置への送り方向にそって外方向に曲げ
    た形状を有する供給管4と、受液口12を上向きとして
    円周方向に複数本配設し、受液槽にそれぞれ接続する状
    態において垂直状態であるとともに受液口12を定点位
    置への送り方向にそって外方向に曲げた形状を有する受
    液管5とからなり、定点位置において供給管4の供給口
    6に対して受液管5の受液口12を上下動可能として供
    給口6と受液口12とを連結、分離可能として成ること
    を特徴とする異種液体の供給装置。
  3. 【請求項3】 供給管4の供給口6内には密に嵌め込み
    可能なボール15を設け、受液管6の受液口12内に
    は、先端が受液管5から突出可能な複数本のボールアッ
    プ材16を設けて成ることを特徴とする請求項2に記載
    する異種液体の供給装置。
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