JP2913235B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JP2913235B2 JP2913235B2 JP4240794A JP24079492A JP2913235B2 JP 2913235 B2 JP2913235 B2 JP 2913235B2 JP 4240794 A JP4240794 A JP 4240794A JP 24079492 A JP24079492 A JP 24079492A JP 2913235 B2 JP2913235 B2 JP 2913235B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- defrost
- coefficient
- heat exchanger
- defrosting
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に係り、特
に、暖房運転時に発生する除霜運転の制御手段に関する
ものである。
に、暖房運転時に発生する除霜運転の制御手段に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機は、室外側の熱交換器
の温度を検出器によって検出し、その温度が一定以下に
なったとき着霜状態と判断し、除霜運転を行うようにな
っていた。そのため、室外側の熱交換器の温度を検出す
る検出器が必要となるばかりでなく、該検出器で検出し
た温度を室内側の制御部に伝えるための高価な部品が必
要となり、コスト高となっていた。そこで、この点を解
消するものとして、近年、室内側の熱交換器の温度によ
って除霜運転を行なうものが種々提案されている。
の温度を検出器によって検出し、その温度が一定以下に
なったとき着霜状態と判断し、除霜運転を行うようにな
っていた。そのため、室外側の熱交換器の温度を検出す
る検出器が必要となるばかりでなく、該検出器で検出し
た温度を室内側の制御部に伝えるための高価な部品が必
要となり、コスト高となっていた。そこで、この点を解
消するものとして、近年、室内側の熱交換器の温度によ
って除霜運転を行なうものが種々提案されている。
【０００３】例えば、特開昭５７−１９８９３９号公報
には、室内側の熱交換器の温度を検出し、該熱交換器の
温度の時間に対する勾配がある一定以上、負の方向に大
きくなったとき、除霜運転を行なうようにしたものが開
示されている。また、特公平３−１９４５７号公報に
は、室内側の熱交換器温度のほかに室温を検出する手段
を有し、該熱交換器温度と該室温との温度差の時間に対
する勾配がある一定以上負の方向に大きくなったとき、
除霜運転を行うようにしたものが開示されている。さら
に、特開昭６３−１８９７３１号公報には、室内側のフ
ァンの影響を考慮するために室内側のファンの設定値と
使用する周波数を検出し、室内側の熱交換器の温度があ
る程度下がったとき、除霜運転を行うようにしたものが
開示されている。さらにまた、実開昭５７−１６７３４
号公報や特開昭６３−２０１４４３号公報には、空気調
和機から吐出される吐出空気温度と室温と室内側のファ
ン設定値から暖房能力係数を求め、該暖房能力係数が最
大値に対してある程度下がったとき、除霜運転を行うよ
うにしたものが開示されている。
には、室内側の熱交換器の温度を検出し、該熱交換器の
温度の時間に対する勾配がある一定以上、負の方向に大
きくなったとき、除霜運転を行なうようにしたものが開
示されている。また、特公平３−１９４５７号公報に
は、室内側の熱交換器温度のほかに室温を検出する手段
を有し、該熱交換器温度と該室温との温度差の時間に対
する勾配がある一定以上負の方向に大きくなったとき、
除霜運転を行うようにしたものが開示されている。さら
に、特開昭６３−１８９７３１号公報には、室内側のフ
ァンの影響を考慮するために室内側のファンの設定値と
使用する周波数を検出し、室内側の熱交換器の温度があ
る程度下がったとき、除霜運転を行うようにしたものが
開示されている。さらにまた、実開昭５７−１６７３４
号公報や特開昭６３−２０１４４３号公報には、空気調
和機から吐出される吐出空気温度と室温と室内側のファ
ン設定値から暖房能力係数を求め、該暖房能力係数が最
大値に対してある程度下がったとき、除霜運転を行うよ
うにしたものが開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述した各種方式のう
ち、特開昭５７−１９８９３９号公報に記載のものは、
室外側の熱交換器が着霜した際、室外側の熱交換器の温
度低下と共に室内側の熱交換器の温度も下がることを利
用したもので、該熱交換器の温度の低下の勾配等により
比較的容易に着霜を検出し除霜を行うことができる。し
かしながら、室内側の熱交換器のみで着霜を検出するの
で、例えば室内側の換気のために窓を開閉した際の急激
な温度変化に充分に対応しかねるという問題があった。
また、特公平３−１９４５７号公報に記載された方式に
よれば、室内側の熱交換器と室温との温度差により着霜
を検出するので、ある程度室温の変化に対応することが
できるが、室内側のファンを切り替えると室内側の熱交
換器の温度と室温との温度差の勾配が変化するため、室
内側のファンの変化に対する熱交換器温度と室温との温
度差の勾配の変更までは考慮されていなかった。一方、
特開昭６３−１８９７３１号公報に記載された方式によ
ると、室内側のファンの影響を抑えることはできるが、
室内側の急激な温度変化、例えば室内側の換気のために
窓を開閉した際の温度変化には対応しかねるものであっ
た。同様に、実開昭５７−１６７３４号公報や特開昭６
３−２０１４４３号公報に記載された方式のものも、室
内側の急激な温度変化に対応することができないという
問題があった。
ち、特開昭５７−１９８９３９号公報に記載のものは、
室外側の熱交換器が着霜した際、室外側の熱交換器の温
度低下と共に室内側の熱交換器の温度も下がることを利
用したもので、該熱交換器の温度の低下の勾配等により
比較的容易に着霜を検出し除霜を行うことができる。し
かしながら、室内側の熱交換器のみで着霜を検出するの
で、例えば室内側の換気のために窓を開閉した際の急激
な温度変化に充分に対応しかねるという問題があった。
また、特公平３−１９４５７号公報に記載された方式に
よれば、室内側の熱交換器と室温との温度差により着霜
を検出するので、ある程度室温の変化に対応することが
できるが、室内側のファンを切り替えると室内側の熱交
換器の温度と室温との温度差の勾配が変化するため、室
内側のファンの変化に対する熱交換器温度と室温との温
度差の勾配の変更までは考慮されていなかった。一方、
特開昭６３−１８９７３１号公報に記載された方式によ
ると、室内側のファンの影響を抑えることはできるが、
室内側の急激な温度変化、例えば室内側の換気のために
窓を開閉した際の温度変化には対応しかねるものであっ
た。同様に、実開昭５７−１６７３４号公報や特開昭６
３−２０１４４３号公報に記載された方式のものも、室
内側の急激な温度変化に対応することができないという
問題があった。
【０００５】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、室内ファンの設定値
の変更や室温の急激な温度変化に対しても誤動作するこ
となく室外側の着霜状態や除霜状態を判断することがで
き、除霜運転を含めた暖房運転時の快適性を向上できる
空気調和機を安価に提供することにある。
みてなされたもので、その目的は、室内ファンの設定値
の変更や室温の急激な温度変化に対しても誤動作するこ
となく室外側の着霜状態や除霜状態を判断することがで
き、除霜運転を含めた暖房運転時の快適性を向上できる
空気調和機を安価に提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、室内温度Ｔａと室内熱交換器温度ｔｅおよび室内風
量設定値Ｍから能力係数Ｋ＝Ｍ×（ｔｅ−ｔａ）を算出
し、該能力係数Ｋの勾配が室外熱交換器の着霜状態を表
す着霜勾配より小さくなり、かつ、該能力係数Ｋが除霜
開始を示す除霜開始係数より小さくなったとき、除霜開
始を指示する制御手段と、除霜を開始後、室内温度Ｔａ
と室内熱交換器温度ｔｅから除霜係数Ｄ＝（ｔｅ−ｔ
ａ）を算出し、該除霜係数Ｄの勾配が室外熱交換器の除
霜状態を表す除霜勾配より大きくなり、かつ、該除霜係
数Ｄが除霜終了を示す除霜終了係数より大きくなったと
き、除霜終了を指示する制御手段と、を設けることによ
って達成される。
は、室内温度Ｔａと室内熱交換器温度ｔｅおよび室内風
量設定値Ｍから能力係数Ｋ＝Ｍ×（ｔｅ−ｔａ）を算出
し、該能力係数Ｋの勾配が室外熱交換器の着霜状態を表
す着霜勾配より小さくなり、かつ、該能力係数Ｋが除霜
開始を示す除霜開始係数より小さくなったとき、除霜開
始を指示する制御手段と、除霜を開始後、室内温度Ｔａ
と室内熱交換器温度ｔｅから除霜係数Ｄ＝（ｔｅ−ｔ
ａ）を算出し、該除霜係数Ｄの勾配が室外熱交換器の除
霜状態を表す除霜勾配より大きくなり、かつ、該除霜係
数Ｄが除霜終了を示す除霜終了係数より大きくなったと
き、除霜終了を指示する制御手段と、を設けることによ
って達成される。
【０００７】
【０００８】
【作用】本発明による空気調和機は、暖房運転時、室温
と室内側の熱交換器の温度と室内側の風量設定値を検出
し、これらの値から能力係数を算出し、該能力係数の勾
配と絶対値がある設定値以下になったとき、室外側の熱
交換器の着霜が相当進んだものと判断し除霜運転を行う
ので、室内側のファン設定の変更に伴う影響の抑制およ
び室内側の急激な温度変化に正確に対応することができ
る。また、除霜を開始後、室温と室内側の熱交換器の温
度を検出し、これらの値から除霜係数を算出し、該除霜
係数の勾配と絶対値がある設定値以上になったとき、室
外側の熱交換器の除霜が相当進んだものと判断し暖房運
転を行うので、安価でしかも確実に除霜を終了すること
ができる。
と室内側の熱交換器の温度と室内側の風量設定値を検出
し、これらの値から能力係数を算出し、該能力係数の勾
配と絶対値がある設定値以下になったとき、室外側の熱
交換器の着霜が相当進んだものと判断し除霜運転を行う
ので、室内側のファン設定の変更に伴う影響の抑制およ
び室内側の急激な温度変化に正確に対応することができ
る。また、除霜を開始後、室温と室内側の熱交換器の温
度を検出し、これらの値から除霜係数を算出し、該除霜
係数の勾配と絶対値がある設定値以上になったとき、室
外側の熱交換器の除霜が相当進んだものと判断し暖房運
転を行うので、安価でしかも確実に除霜を終了すること
ができる。
【０００９】
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図１は本発明の一実施例に係る空気調和機のブロッ
ク図、図２は除霜制御を示すフロ−チャ−トである。
る。図１は本発明の一実施例に係る空気調和機のブロッ
ク図、図２は除霜制御を示すフロ−チャ−トである。
【００１１】まず、図１により本実施例に係る空気調和
機の概略構成を説明する。同図において、１は空気調和
機を総括的に示し、該空気調和機１は、制御の核となる
制御部２と、空気調和対象内の室温を検出する室温検出
器４と、室内側の熱交換器の温度を検出する室内熱交温
度検出器５と、室内側に送風を行う室内ファン６と、室
外側に送風を行う室外ファン７と、冷媒の流れを変える
四方弁８と、空気調和機１の心臓部ともいえる圧縮機
９、およびこれらに供給する電源３とで概略構成されて
いる。前記制御部２は、制御の中核となるＣＰＵ２１と
記憶部２２とから成る。この記憶部２２として電気的に
書き替え可能な記憶素子を採用し、該記憶部２２は、本
実施例において重要な記憶内容である能力係数２３や除
霜禁止時間２４、あるいは室外側の熱交換器の着霜状態
を示す着霜勾配２５や空気調和機１の暖房運転中の平均
暖力２６等から成る。また、ここでは特筆しないがその
他の記憶内容２７もあることはいうまでもない。
機の概略構成を説明する。同図において、１は空気調和
機を総括的に示し、該空気調和機１は、制御の核となる
制御部２と、空気調和対象内の室温を検出する室温検出
器４と、室内側の熱交換器の温度を検出する室内熱交温
度検出器５と、室内側に送風を行う室内ファン６と、室
外側に送風を行う室外ファン７と、冷媒の流れを変える
四方弁８と、空気調和機１の心臓部ともいえる圧縮機
９、およびこれらに供給する電源３とで概略構成されて
いる。前記制御部２は、制御の中核となるＣＰＵ２１と
記憶部２２とから成る。この記憶部２２として電気的に
書き替え可能な記憶素子を採用し、該記憶部２２は、本
実施例において重要な記憶内容である能力係数２３や除
霜禁止時間２４、あるいは室外側の熱交換器の着霜状態
を示す着霜勾配２５や空気調和機１の暖房運転中の平均
暖力２６等から成る。また、ここでは特筆しないがその
他の記憶内容２７もあることはいうまでもない。
【００１２】前記制御部２は、図２に示すフローチャー
トの内容の制御を行う。すなわち、図２のステップＳ１
で、暖房運転等の運転時間を計時するための運転時間Ｔ
ｄおよび該運転時間中の暖房能力の総和である総暖房能
力Ｈｓをクリアする。次にステップＳ２で、空気調和対
象内の室温ｔａを前記室温検出器４により、室内側の熱
交換器の温度ｔｅを前記室内熱交温度検出器５によりそ
れぞれ検出する。さらに、室内側に送風を行う室内ファ
ン６の風量設定値、例えば強風、弱風、微風などに相当
する室内風量設定値Ｍを読み込む。これらを読み込んだ
後、ステップＳ３で暖房能力に相当する能力係数Ｋを算
出する。この能力係数ＫはＫ＝Ｍ×（ｔｅ−ｔａ）によ
って求められる。さらにステップ３で、暖房能力の総和
に相当する前回の総暖房能力Ｈｓに瞬時の能力係数Ｋを
加え、総暖房能力Ｈｓを更新する。この更新された総暖
房能力ＨｓはＨｓ＝Ｈｓ＋Ｋによって求められる。
トの内容の制御を行う。すなわち、図２のステップＳ１
で、暖房運転等の運転時間を計時するための運転時間Ｔ
ｄおよび該運転時間中の暖房能力の総和である総暖房能
力Ｈｓをクリアする。次にステップＳ２で、空気調和対
象内の室温ｔａを前記室温検出器４により、室内側の熱
交換器の温度ｔｅを前記室内熱交温度検出器５によりそ
れぞれ検出する。さらに、室内側に送風を行う室内ファ
ン６の風量設定値、例えば強風、弱風、微風などに相当
する室内風量設定値Ｍを読み込む。これらを読み込んだ
後、ステップＳ３で暖房能力に相当する能力係数Ｋを算
出する。この能力係数ＫはＫ＝Ｍ×（ｔｅ−ｔａ）によ
って求められる。さらにステップ３で、暖房能力の総和
に相当する前回の総暖房能力Ｈｓに瞬時の能力係数Ｋを
加え、総暖房能力Ｈｓを更新する。この更新された総暖
房能力ＨｓはＨｓ＝Ｈｓ＋Ｋによって求められる。
【００１３】次にステップＳ４で、能力係数Ｋの単位時
間の低下率、すなわち△Ｋ（今回算出したＫから前回算
出したＫを引いたもの）を単位時間△Ｔで割った能力係
数Ｋの勾配△Ｋ／△Ｔと、室外側の熱交換器の着霜状態
を表す着霜勾配Ｋｓｇとを比較し、さらに能力係数Ｋと
除霜開始を示す除霜開始係数Ｋｓｔとを比較する。室外
側の熱交換器の着霜が相当進むと、能力係数Ｋの勾配△
Ｋ／△Ｔは着霜勾配Ｋｓｇより小さくなり、かつ、能力
係数Ｋは除霜開始係数Ｋｓｔより小さくなる。その場合
は、ステップＳ５でそれまでの運転時間Ｔｄが除霜禁止
時間Ｔｉを超えたかどうか判断する。この除霜禁止時間
Ｔｉは、除霜運転が頻繁に繰り返されることによって暖
房運転時の快適性が阻害されたり、ノイズ等の外乱によ
って除霜運転が誤って開始されるのを防止するために設
けたものである。これらの条件がそろったときは、室外
側の熱交換器の着霜状態も相当多くなっているので、室
外側の熱交換器の霜を除去するための除霜運転に入る。
それ以外のときは、暖房能力を著しく低下させるほど室
外側の着霜状態も進んでいないので、ステップＳ４また
はステップＳ５からステップＳ２に戻り着霜状態を監視
する。
間の低下率、すなわち△Ｋ（今回算出したＫから前回算
出したＫを引いたもの）を単位時間△Ｔで割った能力係
数Ｋの勾配△Ｋ／△Ｔと、室外側の熱交換器の着霜状態
を表す着霜勾配Ｋｓｇとを比較し、さらに能力係数Ｋと
除霜開始を示す除霜開始係数Ｋｓｔとを比較する。室外
側の熱交換器の着霜が相当進むと、能力係数Ｋの勾配△
Ｋ／△Ｔは着霜勾配Ｋｓｇより小さくなり、かつ、能力
係数Ｋは除霜開始係数Ｋｓｔより小さくなる。その場合
は、ステップＳ５でそれまでの運転時間Ｔｄが除霜禁止
時間Ｔｉを超えたかどうか判断する。この除霜禁止時間
Ｔｉは、除霜運転が頻繁に繰り返されることによって暖
房運転時の快適性が阻害されたり、ノイズ等の外乱によ
って除霜運転が誤って開始されるのを防止するために設
けたものである。これらの条件がそろったときは、室外
側の熱交換器の着霜状態も相当多くなっているので、室
外側の熱交換器の霜を除去するための除霜運転に入る。
それ以外のときは、暖房能力を著しく低下させるほど室
外側の着霜状態も進んでいないので、ステップＳ４また
はステップＳ５からステップＳ２に戻り着霜状態を監視
する。
【００１４】このように、室外側の熱交換器の着霜状態
を、室内側の熱交換器の温度ｔｅと室温ｔａと室内ファ
ンの風量設定値Ｍとから求めた能力係数Ｋの勾配や該能
力係数Ｋの絶対値から判断するので、例えば室内ファン
の風量設定値が変更されることによる室内側の熱交換器
の温度変化や、換気のために行われる窓の開閉による室
内側の急激な温度変化に対しても、誤動作することなく
室外側の着霜状態を判断することができる。また、室温
検出器４と室内熱交換検出器５の検出器で行うことがで
きるので、吐出空気温度の検出や５０／６０Ｈｚの検出
をするための装置が不要となり、安価に室外側の熱交換
器の着霜状態を判断することができる。
を、室内側の熱交換器の温度ｔｅと室温ｔａと室内ファ
ンの風量設定値Ｍとから求めた能力係数Ｋの勾配や該能
力係数Ｋの絶対値から判断するので、例えば室内ファン
の風量設定値が変更されることによる室内側の熱交換器
の温度変化や、換気のために行われる窓の開閉による室
内側の急激な温度変化に対しても、誤動作することなく
室外側の着霜状態を判断することができる。また、室温
検出器４と室内熱交換検出器５の検出器で行うことがで
きるので、吐出空気温度の検出や５０／６０Ｈｚの検出
をするための装置が不要となり、安価に室外側の熱交換
器の着霜状態を判断することができる。
【００１５】除霜運転は、ステップＳ６で、まず除霜運
転時間を計時するためのＴｓをクリアし、圧縮機９と室
内ファン６と室外ファン７を停止（ＯＦＦ）する。また
本実施例にかかる除霜運転は逆サイクルによる除霜運転
であるため、室外ファン７の停止後に四方弁８をＯＦＦ
し、すなわち冷媒の流れを暖房運転の状態から冷房運転
の状態に切り替え、しかる後、圧縮機９を運転（ＯＮ）
し、除霜運転を開始する。次にステップＳ７で、室内熱
交温度ｔｅと室温ｔａから室外側の熱交換器の除霜状態
を示す除霜係数Ｄを算出する。この除霜係数ＤはＤ＝ｔ
ｅ−ｔａによって求められる。
転時間を計時するためのＴｓをクリアし、圧縮機９と室
内ファン６と室外ファン７を停止（ＯＦＦ）する。また
本実施例にかかる除霜運転は逆サイクルによる除霜運転
であるため、室外ファン７の停止後に四方弁８をＯＦＦ
し、すなわち冷媒の流れを暖房運転の状態から冷房運転
の状態に切り替え、しかる後、圧縮機９を運転（ＯＮ）
し、除霜運転を開始する。次にステップＳ７で、室内熱
交温度ｔｅと室温ｔａから室外側の熱交換器の除霜状態
を示す除霜係数Ｄを算出する。この除霜係数ＤはＤ＝ｔ
ｅ−ｔａによって求められる。
【００１６】次にステップＳ８で、除霜係数Ｄの単位時
間内の上昇率、すなわち△Ｄ（今回算出したＤから前回
算出したＤを引いたもの）を単位時間△Ｔで割った除霜
係数の勾配△Ｄ／△Ｔと、室外側の熱交換器の除霜状態
を表す除霜勾配Ｄｅｇとを比較し、さらに除霜係数Ｄと
除霜終了を示す除霜終了係数Ｄｅｎとを比較する。室外
側の熱交換器の除霜が相当進むと、除霜係数の勾配△Ｄ
／△Ｔは除霜勾配Ｄｅｇより大きくなり、かつ、除霜係
数Ｄは除霜終了係数Ｄｅｎより大きくなる。その場合
は、圧縮機９の停止（ＯＦＦ）後、四方弁８をＯＮする
ことにより冷媒の流れを暖房運転状態に戻し、室外ファ
ン７をＯＮ、圧縮機９をＯＮ、室内ファンＯＮ等の除霜
終了と共に暖房運転を開始する（ステップＳ９）。
間内の上昇率、すなわち△Ｄ（今回算出したＤから前回
算出したＤを引いたもの）を単位時間△Ｔで割った除霜
係数の勾配△Ｄ／△Ｔと、室外側の熱交換器の除霜状態
を表す除霜勾配Ｄｅｇとを比較し、さらに除霜係数Ｄと
除霜終了を示す除霜終了係数Ｄｅｎとを比較する。室外
側の熱交換器の除霜が相当進むと、除霜係数の勾配△Ｄ
／△Ｔは除霜勾配Ｄｅｇより大きくなり、かつ、除霜係
数Ｄは除霜終了係数Ｄｅｎより大きくなる。その場合
は、圧縮機９の停止（ＯＦＦ）後、四方弁８をＯＮする
ことにより冷媒の流れを暖房運転状態に戻し、室外ファ
ン７をＯＮ、圧縮機９をＯＮ、室内ファンＯＮ等の除霜
終了と共に暖房運転を開始する（ステップＳ９）。
【００１７】このように、室外側の熱交換器の除霜状態
を、室内側の熱交換器の温度ｔｅと室温ｔａとから求め
た除霜係数Ｄの勾配や該除霜係数Ｄの絶対値から判断す
るので、安価でしかも確実に除霜を終了することができ
る。
を、室内側の熱交換器の温度ｔｅと室温ｔａとから求め
た除霜係数Ｄの勾配や該除霜係数Ｄの絶対値から判断す
るので、安価でしかも確実に除霜を終了することができ
る。
【００１８】さらにステップＳ１０で、積算してきた総
暖房能力に相当するＨｓと暖房運転時間Ｔｄと除霜運転
時間Ｔｓとから、平均暖房能力に相当する平均暖力Ｈａ
ｖを算出する。この平均暖力ＨａｖはＨａｖ＝Ｈｓ／
（Ｔｄ＋Ｔｓ）によって求められる。次にステップＳ１
１で、今回の平均暖力Ｈａｖと前回までの平均暖力の最
大値Ｈａｖｍと比較し、今回の平均暖力ＨａｖがＨａｖ
ｍより大きい場合は、ステップＳ１２で平均暖力の最大
値Ｈａｖｍを更新する。一方、今回の平均暖力Ｈａｖが
Ｈａｖｍより小さい場合は、ステップＳ１３で例えばフ
ァジィ制御やニューロ制御などにより、着霜を判断する
ための着霜勾配Ｋｓｇや除霜開始係数Ｋｓｔ、除霜運転
を禁止する除霜禁止時間Ｔｉ、除霜具合を判断する除霜
勾配Ｄｅｇや除霜終了係数Ｄｅｎを更新する。ステップ
Ｓ１２およびステップＳ１３に示すこれらの更新は、Ｃ
ＰＵ２１から書き替え信号３１をアクティブにし、デ−
タ信号に各デ−タを出力し行う。更新後は、書き替え信
号３１をアクティブから解除し、書き替わらないように
する。なお、記憶部２２は電気的に書き替え可能な記憶
素子を使用していることは前述したが、電源３がＯＮで
ＣＰＵ２１からの書き替え信号３１がアクティブのとき
のみ書き替え可能で、それ以外は、例えば電源３がＯＦ
Ｆでも記憶部２２の内容は保持されるものである。
暖房能力に相当するＨｓと暖房運転時間Ｔｄと除霜運転
時間Ｔｓとから、平均暖房能力に相当する平均暖力Ｈａ
ｖを算出する。この平均暖力ＨａｖはＨａｖ＝Ｈｓ／
（Ｔｄ＋Ｔｓ）によって求められる。次にステップＳ１
１で、今回の平均暖力Ｈａｖと前回までの平均暖力の最
大値Ｈａｖｍと比較し、今回の平均暖力ＨａｖがＨａｖ
ｍより大きい場合は、ステップＳ１２で平均暖力の最大
値Ｈａｖｍを更新する。一方、今回の平均暖力Ｈａｖが
Ｈａｖｍより小さい場合は、ステップＳ１３で例えばフ
ァジィ制御やニューロ制御などにより、着霜を判断する
ための着霜勾配Ｋｓｇや除霜開始係数Ｋｓｔ、除霜運転
を禁止する除霜禁止時間Ｔｉ、除霜具合を判断する除霜
勾配Ｄｅｇや除霜終了係数Ｄｅｎを更新する。ステップ
Ｓ１２およびステップＳ１３に示すこれらの更新は、Ｃ
ＰＵ２１から書き替え信号３１をアクティブにし、デ−
タ信号に各デ−タを出力し行う。更新後は、書き替え信
号３１をアクティブから解除し、書き替わらないように
する。なお、記憶部２２は電気的に書き替え可能な記憶
素子を使用していることは前述したが、電源３がＯＮで
ＣＰＵ２１からの書き替え信号３１がアクティブのとき
のみ書き替え可能で、それ以外は、例えば電源３がＯＦ
Ｆでも記憶部２２の内容は保持されるものである。
【００１９】このように、除霜開始の判断や除霜終了の
判断を決めるパラメ−タを図２のフローチャートで説明
したように最適な除霜運転ができるように学習し、その
学習内容は電源３がＯＦＦのときでも保持されるので、
除霜運転を含めた快適な暖房運転が実現できると共に、
該運転状態を即再現できる。
判断を決めるパラメ−タを図２のフローチャートで説明
したように最適な除霜運転ができるように学習し、その
学習内容は電源３がＯＦＦのときでも保持されるので、
除霜運転を含めた快適な暖房運転が実現できると共に、
該運転状態を即再現できる。
【００２０】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、室
外側の熱交換器の着霜状態を、室内側の熱交換器の温度
と室温と室内ファンの風量設定値から求めた能力係数の
勾配や該能力係数の絶対値から判断するので、例えば室
内ファンの設定値が変更されることによる室内側の熱交
換器の温度変化や、換気のために行われる窓の開閉によ
る室内側の急激な温度変化に対しても、誤動作すること
なく対応することができ、しかも、室外側の熱交換器の
着霜状態を判断するための検出器としては、室内側の熱
交換器の温度検出器と室温検出器のみで済むため、吐出
空気温度の検出や５０／６０Ｈｚの検出をするための装
置が不要となり、安価な空気調和機を提供できる。ま
た、除霜終了の検出についても、室内側の熱交換器の温
度と室温とから求めた除霜係数の勾配や該除霜係数の絶
対値から判断するので、安価でしかも確実に除霜を終了
することができる。
外側の熱交換器の着霜状態を、室内側の熱交換器の温度
と室温と室内ファンの風量設定値から求めた能力係数の
勾配や該能力係数の絶対値から判断するので、例えば室
内ファンの設定値が変更されることによる室内側の熱交
換器の温度変化や、換気のために行われる窓の開閉によ
る室内側の急激な温度変化に対しても、誤動作すること
なく対応することができ、しかも、室外側の熱交換器の
着霜状態を判断するための検出器としては、室内側の熱
交換器の温度検出器と室温検出器のみで済むため、吐出
空気温度の検出や５０／６０Ｈｚの検出をするための装
置が不要となり、安価な空気調和機を提供できる。ま
た、除霜終了の検出についても、室内側の熱交換器の温
度と室温とから求めた除霜係数の勾配や該除霜係数の絶
対値から判断するので、安価でしかも確実に除霜を終了
することができる。
【００２１】また、除霜開始指示を受けても、除霜運転
の開始を禁止する除霜禁止時間を設けた場合、除霜運転
が頻繁に繰り返されることによって暖房運転時の快適性
が阻害されたり、ノイズ等の外乱によって除霜運転が誤
って開始されることを防止できる。
の開始を禁止する除霜禁止時間を設けた場合、除霜運転
が頻繁に繰り返されることによって暖房運転時の快適性
が阻害されたり、ノイズ等の外乱によって除霜運転が誤
って開始されることを防止できる。
【００２２】さらに、総暖房能力と暖房運転時間と除霜
運転時間から平均の暖房能力を算出し、この平均暖房能
力が最大になるように、着霜を判断するための着霜勾配
や除霜開始係数、除霜運転を禁止する除霜禁止時間、除
霜具合を判断する除霜勾配や除霜終了係数を修正、学習
する学習機能を持たせた場合、除霜運転を含めた快適な
暖房運転を実現することができる。さらに、この学習内
容を、通電中に書き替え可能な不揮発性の記憶素子に記
憶して保存機能を持たせた場合、快適な暖房運転を即再
現することができる。
運転時間から平均の暖房能力を算出し、この平均暖房能
力が最大になるように、着霜を判断するための着霜勾配
や除霜開始係数、除霜運転を禁止する除霜禁止時間、除
霜具合を判断する除霜勾配や除霜終了係数を修正、学習
する学習機能を持たせた場合、除霜運転を含めた快適な
暖房運転を実現することができる。さらに、この学習内
容を、通電中に書き替え可能な不揮発性の記憶素子に記
憶して保存機能を持たせた場合、快適な暖房運転を即再
現することができる。
【図１】本発明の一実施例に係る空気調和機のブロック
図である。
図である。
【図２】図１の制御部による除霜制御を示すフロ−チャ
−トである。
−トである。
１ 空気調和機 ２ 制御部 ３ 電源 ４ 室温検出器 ５ 室内熱交温度検出器 ２１ ＣＰＵ ２２ 記憶部 ３１ 書き替え信号 ３２ デ−タ信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−198939（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−168848（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−38545（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−91438（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−52441（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−16734（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F24F 11/02 F25B 47/02
Claims (4)
- 【請求項１】 室内温度Ｔａと室内熱交換器温度ｔｅお
よび室内風量設定値Ｍから能力係数Ｋ＝Ｍ×（ｔｅ−ｔ
ａ）を算出し、該能力係数Ｋの勾配が室外熱交換器の着
霜状態を表す着霜勾配より小さくなり、かつ、該能力係
数Ｋが除霜開始を示す除霜開始係数より小さくなったと
き、除霜開始を指示する制御手段と、 除霜を開始後、室内温度Ｔａと室内熱交換器温度ｔｅか
ら除霜係数Ｄ＝（ｔｅ−ｔａ）を算出し、該除霜係数Ｄ
の勾配が室外熱交換器の除霜状態を表す除霜勾配より大
きくなり、かつ、該除霜係数Ｄが除霜終了を示す除霜終
了係数より大きくなったとき、除霜終了を指示する制御
手段と、 を設けたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 請求項１において、除霜開始指示に拘ら
ず除霜を禁止する除霜禁止時間帯を設けたことを特徴と
する空気調和機。 - 【請求項３】 請求項１または２において、総暖房能力
Ｈｓと暖房運転時間Ｔｄと除霜運転時間Ｔｓから平均の
暖房能力Ｈａｖ＝Ｈｓ／（Ｔｄ＋Ｔｓ）を算出し、該平
均の暖房能力Ｈａｖに基づいて前記能力係数、除霜禁止
時間帯、除霜係数を修正、学習する制御手段を設けたこ
とを特徴とする空気調和機。 - 【請求項４】 請求項３において、学習した能力係数、
除霜禁止時間帯、除霜係数は電源が通電中にのみ書き替
え可能な不揮発性の記憶部に記憶されることを特徴とす
る空気調和機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4240794A JP2913235B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 空気調和機 |
| ES9301927A ES2097689B1 (es) | 1992-09-09 | 1993-09-08 | Acondicionador de aire y metodo de control para el mismo. |
| MYPI93001832A MY111066A (en) | 1992-09-09 | 1993-09-09 | Air conditioner and method therefor |
| CN 93119074 CN1095812A (zh) | 1992-09-09 | 1993-09-09 | 空调器及其控制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4240794A JP2913235B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0694283A JPH0694283A (ja) | 1994-04-05 |
| JP2913235B2 true JP2913235B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=17064791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4240794A Expired - Lifetime JP2913235B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 空気調和機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2913235B2 (ja) |
| CN (1) | CN1095812A (ja) |
| ES (1) | ES2097689B1 (ja) |
| MY (1) | MY111066A (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101479152B (zh) * | 2006-05-09 | 2012-07-04 | 开利公司 | 具有自动线路检测的气温控制系统 |
| CN101858635A (zh) * | 2009-04-13 | 2010-10-13 | 松下电器产业株式会社 | 空调机的控制方法 |
| CN102183074A (zh) * | 2011-05-26 | 2011-09-14 | 天津工业大学 | 空调机自动运行控制装置 |
| CN102393059A (zh) * | 2011-11-01 | 2012-03-28 | 天津工业大学 | 温湿度自动调节控制装置 |
| CN104813119B (zh) * | 2012-07-31 | 2017-05-17 | 开利公司 | 冻结蒸发器盘管检测以及除霜起始 |
| JP5903585B2 (ja) * | 2012-08-03 | 2016-04-13 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 空気調和機 |
| CN103868295A (zh) * | 2014-04-01 | 2014-06-18 | 深圳麦克维尔空调有限公司 | 空调机组除霜方法和空调机组 |
| CN103982976B (zh) * | 2014-04-22 | 2016-06-15 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器除霜控制方法及空调器 |
| CN106052021B (zh) * | 2016-05-27 | 2018-10-23 | 深圳市英维克科技股份有限公司 | 一种除霜判断方法 |
| CN109114806A (zh) * | 2018-08-16 | 2019-01-01 | 浙江正理生能科技有限公司 | 一种空气源热水器及其除霜方法 |
| WO2020145281A1 (ja) * | 2019-01-08 | 2020-07-16 | 三菱電機株式会社 | 冷凍システム |
| JP7433040B2 (ja) * | 2019-01-08 | 2024-02-19 | 三菱電機株式会社 | 冷凍システム |
| CN110470016A (zh) * | 2019-08-03 | 2019-11-19 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于空调除霜的控制方法及装置、空调 |
| CN112944582B (zh) * | 2021-03-01 | 2022-09-06 | 青岛海尔（胶州）空调器有限公司 | 用于提示空调自清洁的方法、装置及空调 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4102391A (en) * | 1977-03-10 | 1978-07-25 | General Electric Company | Heat pump frost control system |
| US4951473A (en) * | 1988-10-12 | 1990-08-28 | Honeywell, Inc. | Heat pump defrosting operation |
| AU636215B2 (en) * | 1990-04-23 | 1993-04-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioning apparatus |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP4240794A patent/JP2913235B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-09-08 ES ES9301927A patent/ES2097689B1/es not_active Expired - Fee Related
- 1993-09-09 MY MYPI93001832A patent/MY111066A/en unknown
- 1993-09-09 CN CN 93119074 patent/CN1095812A/zh active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| MY111066A (en) | 1999-08-30 |
| CN1095812A (zh) | 1994-11-30 |
| ES2097689B1 (es) | 1998-07-01 |
| JPH0694283A (ja) | 1994-04-05 |
| ES2097689R (ja) | 1997-12-01 |
| ES2097689A2 (es) | 1997-04-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2913235B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JP2820933B2 (ja) | 空気調整器及び空気調整器の風向制御方法 | |
| JP2997487B2 (ja) | 冷凍装置及び冷凍装置における冷媒量表示方法 | |
| US5588589A (en) | Air conditioner | |
| CA2365747A1 (en) | Deterministic refrigerator defrost method and apparatus | |
| JPS60142138A (ja) | ヒートポンプ装置の除霜制御装置 | |
| EP0462524B1 (en) | Defrost control method for a heat pump | |
| KR930006879B1 (ko) | 공기조화기의 실외 유니트 소음 제어장치 | |
| JPH10339500A (ja) | 空気調和機 | |
| JP3116744B2 (ja) | 空調機及びその運転方法 | |
| JPH09210516A (ja) | 熱ポンプ式空気調和機の除霜方法 | |
| JPH05180487A (ja) | 空気調和機の制御システム | |
| JP3088587B2 (ja) | 風量一定制御給排形換気システム | |
| JP3213662B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPH0668410B2 (ja) | 空気調和装置 | |
| JPH06265198A (ja) | 空気調和機 | |
| JPH07198233A (ja) | 空気調和機の運転制御装置 | |
| JP3429397B2 (ja) | 空気調和装置 | |
| JP3155045B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2808465B2 (ja) | 空気調和機の制御装置 | |
| JPH04288438A (ja) | 空気調和装置 | |
| JPH08285425A (ja) | 冷蔵庫の運転制御装置 | |
| JP3303303B2 (ja) | 空気調和機の年間冷房制御装置 | |
| JPH01256764A (ja) | 冷凍装置の保護装置 | |
| JPH08271016A (ja) | 多室型空気調和装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 14 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 14 |