JP2913117B2 - 多段エジェクターポンプ - Google Patents
多段エジェクターポンプInfo
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- JP2913117B2 JP2913117B2 JP6505019A JP50501993A JP2913117B2 JP 2913117 B2 JP2913117 B2 JP 2913117B2 JP 6505019 A JP6505019 A JP 6505019A JP 50501993 A JP50501993 A JP 50501993A JP 2913117 B2 JP2913117 B2 JP 2913117B2
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- ejector
- pump
- flow channel
- flow
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04F—PUMPING OF FLUID BY DIRECT CONTACT OF ANOTHER FLUID OR BY USING INERTIA OF FLUID TO BE PUMPED; SIPHONS
- F04F5/00—Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow
- F04F5/14—Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow the inducing fluid being elastic fluid
- F04F5/16—Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow the inducing fluid being elastic fluid displacing elastic fluids
- F04F5/20—Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow the inducing fluid being elastic fluid displacing elastic fluids for evacuating
- F04F5/22—Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow the inducing fluid being elastic fluid displacing elastic fluids for evacuating of multi-stage type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04F—PUMPING OF FLUID BY DIRECT CONTACT OF ANOTHER FLUID OR BY USING INERTIA OF FLUID TO BE PUMPED; SIPHONS
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- Fluid Mechanics (AREA)
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- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項1の前提要件部に記載された多段エ
ジェクターポンプに関する。
ジェクターポンプに関する。
この方式のエジェクターポンプは以前から公知であり
(フランス特許公開第25 77 284号)、真空をつくるた
めや流動可能な物質の給送に使用される。特に、吸引抵
抗が大きいときに効率を高めるために、段が順次に配置
された多段式の態様のものが知られている。この態様の
ものは、流速が構造的な処置をいかに施しても最早経済
性の面で成り立たないような数値を下回るまで微小にな
っても、ガス相か液相のポンプフルードの流れエネルギ
をなお利用できるという長所を有する。
(フランス特許公開第25 77 284号)、真空をつくるた
めや流動可能な物質の給送に使用される。特に、吸引抵
抗が大きいときに効率を高めるために、段が順次に配置
された多段式の態様のものが知られている。この態様の
ものは、流速が構造的な処置をいかに施しても最早経済
性の面で成り立たないような数値を下回るまで微小にな
っても、ガス相か液相のポンプフルードの流れエネルギ
をなお利用できるという長所を有する。
しかし、多段エジェクターポンプは、ポンプ段数が増
えるに従い、サイズが不当に大きくなるという基本的な
問題を抱えている。特にフローチャンネルの断面積が段
が進むごとに増大する場合には、多くの段をもつエジェ
クター装置のサイズは特に大きくなり、例えば直方形の
ハウジングの全容積を利用し尽くすのは困難となる。
えるに従い、サイズが不当に大きくなるという基本的な
問題を抱えている。特にフローチャンネルの断面積が段
が進むごとに増大する場合には、多くの段をもつエジェ
クター装置のサイズは特に大きくなり、例えば直方形の
ハウジングの全容積を利用し尽くすのは困難となる。
本発明の課題は、冒頭に述べたエジェクターポンプを
改善し、フローチャンネルが必要に応じて拡大されて
も、構造サイズ、特に構造高さが小さく保てるようにす
ることである。
改善し、フローチャンネルが必要に応じて拡大されて
も、構造サイズ、特に構造高さが小さく保てるようにす
ることである。
この課題は、請求項1に記載の特徴をもつエジェクタ
ーポンプにより解決される。
ーポンプにより解決される。
本発明のエジェクターポンプは、その優れた小型化や
効率性にも拘らず、特に簡単な(量産の)旋盤加工部品
や接合部品を用いて比較的簡単に製造できる。製造は、
例えば金属、プラスチック、ガラス、セラミックのよう
な殆ど任意に選べる材料を用いて行うことができる。
効率性にも拘らず、特に簡単な(量産の)旋盤加工部品
や接合部品を用いて比較的簡単に製造できる。製造は、
例えば金属、プラスチック、ガラス、セラミックのよう
な殆ど任意に選べる材料を用いて行うことができる。
エジェクターポンプにおける環状に形成されたフロー
チャンネルの原理は、多段エジェクターポンプである
が、ドイツ特許公開第34 20 652号から基本的には既に
公知である。この多段エジェクターポンプでは、基本的
に、ノズル、混合領域およびディフューザー領域につい
て正確に定められた角度比率および長さを実現するため
に非常に高い精度が重要である。この要件は、ノズル、
混合領域およびディフューザーのような、全ての重要な
部分を、一体ブロックの一つの端面または両端面により
形成することにより充足された。そのようなポンプの製
造は、量産ベースでは、優れた精度と再現性を伴う数値
制御旋盤による唯一の工程において実現することができ
る。かかる公知のエジェクターポンプの基本的な欠点
は、一方において、その単段性にあり、他方において、
半径方向外側に向かって作用する環状のフローチャンネ
ルに給送しようとする物質または混合物質を導入するた
めのサクションチャンバーが環状のフローチャンネルに
向かって断面積が拡大している溝として形成されること
にある。その場合、給送しようとする物質または混合物
質は、共通のプリチャンバーに開口し且つ周方向に間隔
をあけて設けられた連通孔を介して上記環状溝に流入す
る。この公知のエジェクターポンプの構造ならびにその
製造方法によれば、リング状のフローチャンネルに流入
する給送物質または混合物質にとって不具合な流れ状態
が生じる。この公知のエジェクターポンプの更に別の欠
点は、ポンプフルードおよび/または給送物質または混
合物質の粘性が狭く設定された数値範囲にあり且つエジ
ェクターポンプのフローチャンネルが特殊な表面輪郭を
有するよう限定したときのみ、最適のポンプ出力を実現
し得るということである。各種の給送条件へ対応しなけ
ればならない場合、特に粘性がこのエジェクターポンプ
に設定されている最適条件から遊離した物質または混合
物質を給送する場合、あるいは他のポンプフルードを投
入する場合、その都度他のポンプが必要となる。少なく
ともフロント側にノズル、混合領域およびディフューザ
ーが組み入れられているポンプブロックは交換しなけれ
ばならない。
チャンネルの原理は、多段エジェクターポンプである
が、ドイツ特許公開第34 20 652号から基本的には既に
公知である。この多段エジェクターポンプでは、基本的
に、ノズル、混合領域およびディフューザー領域につい
て正確に定められた角度比率および長さを実現するため
に非常に高い精度が重要である。この要件は、ノズル、
混合領域およびディフューザーのような、全ての重要な
部分を、一体ブロックの一つの端面または両端面により
形成することにより充足された。そのようなポンプの製
造は、量産ベースでは、優れた精度と再現性を伴う数値
制御旋盤による唯一の工程において実現することができ
る。かかる公知のエジェクターポンプの基本的な欠点
は、一方において、その単段性にあり、他方において、
半径方向外側に向かって作用する環状のフローチャンネ
ルに給送しようとする物質または混合物質を導入するた
めのサクションチャンバーが環状のフローチャンネルに
向かって断面積が拡大している溝として形成されること
にある。その場合、給送しようとする物質または混合物
質は、共通のプリチャンバーに開口し且つ周方向に間隔
をあけて設けられた連通孔を介して上記環状溝に流入す
る。この公知のエジェクターポンプの構造ならびにその
製造方法によれば、リング状のフローチャンネルに流入
する給送物質または混合物質にとって不具合な流れ状態
が生じる。この公知のエジェクターポンプの更に別の欠
点は、ポンプフルードおよび/または給送物質または混
合物質の粘性が狭く設定された数値範囲にあり且つエジ
ェクターポンプのフローチャンネルが特殊な表面輪郭を
有するよう限定したときのみ、最適のポンプ出力を実現
し得るということである。各種の給送条件へ対応しなけ
ればならない場合、特に粘性がこのエジェクターポンプ
に設定されている最適条件から遊離した物質または混合
物質を給送する場合、あるいは他のポンプフルードを投
入する場合、その都度他のポンプが必要となる。少なく
ともフロント側にノズル、混合領域およびディフューザ
ーが組み入れられているポンプブロックは交換しなけれ
ばならない。
上記ドイツ特許公開第34 20 652号から公知となって
いる環状構造のエジェクターポンプに比べ、請求項1に
よる本発明のエジェクターポンプは、一連の特筆すべき
長所を備えている。その特長の一つは、フローチャンネ
ルの環状の幾何学構造をそれに付帯するあらゆる長所を
維持しながら、多段エジェクターポンプ実現のために活
用することが、本発明により簡単な方法で可能になって
いることである。さらに別の長所は、給送しようとする
物質または混合物質のフローチャンネルへの流入時の流
れ条件が、ドイツ特許公開第34 20 652号から公知であ
る単段エジェクターポンプに比べ著しく均一化される点
である。さらに別の長所としては、本発明のエジェクタ
ーポンプは、その多段構造にも拘らず、簡単に製造でき
る点である。すなわち、本発明のエジェクターポンプ
は、大量生産可能な単純な旋盤加工部品や接合部品によ
り組み立てでき、個々のエジェクターリングは必要に応
じて追加加工したり、また、交換することにより、エジ
ェクターポンプをそれぞれの用途に適合させることがで
きる。
いる環状構造のエジェクターポンプに比べ、請求項1に
よる本発明のエジェクターポンプは、一連の特筆すべき
長所を備えている。その特長の一つは、フローチャンネ
ルの環状の幾何学構造をそれに付帯するあらゆる長所を
維持しながら、多段エジェクターポンプ実現のために活
用することが、本発明により簡単な方法で可能になって
いることである。さらに別の長所は、給送しようとする
物質または混合物質のフローチャンネルへの流入時の流
れ条件が、ドイツ特許公開第34 20 652号から公知であ
る単段エジェクターポンプに比べ著しく均一化される点
である。さらに別の長所としては、本発明のエジェクタ
ーポンプは、その多段構造にも拘らず、簡単に製造でき
る点である。すなわち、本発明のエジェクターポンプ
は、大量生産可能な単純な旋盤加工部品や接合部品によ
り組み立てでき、個々のエジェクターリングは必要に応
じて追加加工したり、また、交換することにより、エジ
ェクターポンプをそれぞれの用途に適合させることがで
きる。
本発明の基礎となる多段エジェクターポンプでは、フ
ローチャンネルを環状に構成し、半径方向内側から半径
方向外側へ向かう還流に適した構造にするという基本的
構想は、請求項1の範囲から外れる形態にも活かすこと
ができる。すなわち、1つのまたは複数のポンプ段の混
合領域およびディフューザー有するフローチャンネル壁
面部が他のフローチャンネル壁面部に対して軸方向に移
動可能である(請求項6)という形態である。この構造
により、フローチャンネルにおける流れ条件のそれぞれ
の急送目的に適合することが可能となる。しかも、ドイ
ツ特許公開第34 20 652号と同様に、サクションチャン
バーとフローチャンネルとの間に給送しようとする物質
に対する隘路状通過間隙が存在しない多段エジェクター
ポンプにおいても同様である。
ローチャンネルを環状に構成し、半径方向内側から半径
方向外側へ向かう還流に適した構造にするという基本的
構想は、請求項1の範囲から外れる形態にも活かすこと
ができる。すなわち、1つのまたは複数のポンプ段の混
合領域およびディフューザー有するフローチャンネル壁
面部が他のフローチャンネル壁面部に対して軸方向に移
動可能である(請求項6)という形態である。この構造
により、フローチャンネルにおける流れ条件のそれぞれ
の急送目的に適合することが可能となる。しかも、ドイ
ツ特許公開第34 20 652号と同様に、サクションチャン
バーとフローチャンネルとの間に給送しようとする物質
に対する隘路状通過間隙が存在しない多段エジェクター
ポンプにおいても同様である。
本発明において、“ポンプフルード”は液状でも気体
でもよく、また、流動可能の物質または物質混合体も同
様である。
でもよく、また、流動可能の物質または物質混合体も同
様である。
本発明において、“エジェクターリング”は、特に互
いに独立している個別部分であり、以下に説明するよう
に、各種各様の方法でポンプハウジングに組み入れられ
る。流動可能な物質または物質混合体に対する通過間隙
がサクションチャンバーとフローチャンネルとの間に形
成されるが、その通過間隙における断面積狭隘化が過大
でない限り、エジェクターリングをサクションチャンバ
ーを形成する壁面部と共に一体形成することも可能であ
る。
いに独立している個別部分であり、以下に説明するよう
に、各種各様の方法でポンプハウジングに組み入れられ
る。流動可能な物質または物質混合体に対する通過間隙
がサクションチャンバーとフローチャンネルとの間に形
成されるが、その通過間隙における断面積狭隘化が過大
でない限り、エジェクターリングをサクションチャンバ
ーを形成する壁面部と共に一体形成することも可能であ
る。
エジェクターリングの基本的輪郭形状(軸方向に見
て)は、円環状とするのが望ましいが、必須というわけ
ではない。エジェクターリングの断面(軸方向で見て)
は大幅に変更させることができ、用途条件に合わせて、
望ましくは円筒状に、特に望ましくは円錐状にすること
ができる(図1〜4の実施例を参照)。フローチャンネ
ルの壁面部の一部を形成するエジェクターリングは、特
に半径方向外方に見て、各種各様の輪郭をもつことがで
きる(図5〜9の実施例を参照)。特に、フローチャン
ネルの軸方向を基準として、混合領域およびディフュー
ザー領域の傾斜角度はまちまちであってよい。また、エ
ジェクターリングは、有効な吸引間隙を拡大する波状表
面を有することもでき、これによりフローチャンネルに
おける流れ条件は局部的な断面変更により影響を受ける
(図5および9による実施例を参照)。さらに、エジェ
クターリングの近傍で且つ上方においてフローガイドを
設けることも効果的である(図9による実施例を参
照)。このフローガイドにより、まず、一方において、
給送しようとする物質がポンプフルードと混ざるときに
発生する渦流形成を比較的低く抑えることができ、他方
において、ポンプフルードの残留エネルギを減少させ、
それによりポンプ効率を上げることが可能になる。この
形態のフローガイドな未だ開示されていない。
て)は、円環状とするのが望ましいが、必須というわけ
ではない。エジェクターリングの断面(軸方向で見て)
は大幅に変更させることができ、用途条件に合わせて、
望ましくは円筒状に、特に望ましくは円錐状にすること
ができる(図1〜4の実施例を参照)。フローチャンネ
ルの壁面部の一部を形成するエジェクターリングは、特
に半径方向外方に見て、各種各様の輪郭をもつことがで
きる(図5〜9の実施例を参照)。特に、フローチャン
ネルの軸方向を基準として、混合領域およびディフュー
ザー領域の傾斜角度はまちまちであってよい。また、エ
ジェクターリングは、有効な吸引間隙を拡大する波状表
面を有することもでき、これによりフローチャンネルに
おける流れ条件は局部的な断面変更により影響を受ける
(図5および9による実施例を参照)。さらに、エジェ
クターリングの近傍で且つ上方においてフローガイドを
設けることも効果的である(図9による実施例を参
照)。このフローガイドにより、まず、一方において、
給送しようとする物質がポンプフルードと混ざるときに
発生する渦流形成を比較的低く抑えることができ、他方
において、ポンプフルードの残留エネルギを減少させ、
それによりポンプ効率を上げることが可能になる。この
形態のフローガイドな未だ開示されていない。
エジェクターリングの取り付けは、基本的には、サク
ションチャンバーを互いに分離している隔壁の先端面に
おいて行われる。しかし、エジェクターリングが、組立
前に既に、好ましくはその隔壁と一体形成されていて、
そのようなエジェクターリングと隔壁とから成る組立ユ
ニットがポンプに組み入れられるだけにすれば効果的で
ある(請求項3)。
ションチャンバーを互いに分離している隔壁の先端面に
おいて行われる。しかし、エジェクターリングが、組立
前に既に、好ましくはその隔壁と一体形成されていて、
そのようなエジェクターリングと隔壁とから成る組立ユ
ニットがポンプに組み入れられるだけにすれば効果的で
ある(請求項3)。
多くの使用例では、個々のエジェクターリング(軸方
向に見て)は、互いに且つ他のポンプ部分に対して変化
しない。しかしながら、本発明の特に優れた構成例で
は、エジェクターリングの軸方向位置、すなわちフロー
チャンネルの断面形状を変化し得る(請求項4ないしは
6)。この位置変化は、いろいろな方法、例えば、それ
ぞれの直径が相手のエジェクターリングの直径に対応し
ているスライドレールとか、ネジ連結を用いたりして実
現できる。しかし、とりわけ簡単に製造且つ組み込みが
でき、後からでも外部から調整できるのは、テレスコー
プ式に互いに入れ子の動作を行い得るパイプからなるよ
うな調整装置であろう。パイプの端部(フローチャンネ
ル側)には、半径方向、軸方向、または円錐状に延びる
壁面部が接続しており、その壁面部は隣接のサクション
チャンバーに対する隔壁の役目を果たし、その壁面部の
リング状の面自体が壁およびフローチャンネルの一部を
構成し、またはそれぞれのエジェクターリングを支えて
いる。
向に見て)は、互いに且つ他のポンプ部分に対して変化
しない。しかしながら、本発明の特に優れた構成例で
は、エジェクターリングの軸方向位置、すなわちフロー
チャンネルの断面形状を変化し得る(請求項4ないしは
6)。この位置変化は、いろいろな方法、例えば、それ
ぞれの直径が相手のエジェクターリングの直径に対応し
ているスライドレールとか、ネジ連結を用いたりして実
現できる。しかし、とりわけ簡単に製造且つ組み込みが
でき、後からでも外部から調整できるのは、テレスコー
プ式に互いに入れ子の動作を行い得るパイプからなるよ
うな調整装置であろう。パイプの端部(フローチャンネ
ル側)には、半径方向、軸方向、または円錐状に延びる
壁面部が接続しており、その壁面部は隣接のサクション
チャンバーに対する隔壁の役目を果たし、その壁面部の
リング状の面自体が壁およびフローチャンネルの一部を
構成し、またはそれぞれのエジェクターリングを支えて
いる。
上記の構成要素ならびに特許請求の範囲または実施例
に記載された本発明に従って用いられる構成部品のサイ
ズ、形状設計、材料選択、および技術的コンセプトは、
特別の例外的条件により評価される必要はなく、従って
それぞれの適用分野において一般的に知られている選択
基準は、なんら制約されることなく適用できる。
に記載された本発明に従って用いられる構成部品のサイ
ズ、形状設計、材料選択、および技術的コンセプトは、
特別の例外的条件により評価される必要はなく、従って
それぞれの適用分野において一般的に知られている選択
基準は、なんら制約されることなく適用できる。
本発明の対象についての上記以上の詳細な内容、特徴
や長所は、本発明に係るエジェクターポンプが開示され
る添付図面に基づいて行う以下の説明により明らかとな
る。図面において: 図1は、本発明の多段エジェクターポンプの軸方向断
面図である。
や長所は、本発明に係るエジェクターポンプが開示され
る添付図面に基づいて行う以下の説明により明らかとな
る。図面において: 図1は、本発明の多段エジェクターポンプの軸方向断
面図である。
図2は、図1同様の軸方向断面において、本発明の多
段エジェクターポンプの第二の実施例を示す部分図であ
る。
段エジェクターポンプの第二の実施例を示す部分図であ
る。
図3は、再び軸方向断面(図4のIII−III線に沿った
断面)において、本発明の多段エジェクターポンプの第
三の実施例を示す図である。
断面)において、本発明の多段エジェクターポンプの第
三の実施例を示す図である。
図4は、図3と同じエジェクターポンプを上から見た
概観図である(図3のIV−IV線でカット)。
概観図である(図3のIV−IV線でカット)。
図5は、波状の表面をもつエジェクターリングの代替
の実施態様を示す(本発明のエジェクターポンプのエジ
ェクターリング構造の円断片の斜視図)。
の実施態様を示す(本発明のエジェクターポンプのエジ
ェクターリング構造の円断片の斜視図)。
図6は、図1の実施例の代替のフローチャンネル形状
の軸方向部分断面図である。
の軸方向部分断面図である。
図7は、同じ実施例における別のフローチャンネル形
状をエジェクターポンプの半分について示す軸方向部分
断面図である。
状をエジェクターポンプの半分について示す軸方向部分
断面図である。
図8は、エジェクターリングの仕様の代表的な構造を
示す軸方向断面図である。
示す軸方向断面図である。
図9は、フローガイドが追加装備されたエジェクター
ポンプの断片を示すの斜視図である。
ポンプの断片を示すの斜視図である。
図1に示される実施例では、全体として100と表示さ
れる4段のエジェクターポンプは、円筒状のハウジング
26を有する。このハウジングは、給送媒体のための中央
の入口23を有する床26Aと、ポンプフルードおよび給送
媒体のための蓋部26Cと、蓋部と床部との間に設けられ
るエジェクター支持部26Bとで構成される。
れる4段のエジェクターポンプは、円筒状のハウジング
26を有する。このハウジングは、給送媒体のための中央
の入口23を有する床26Aと、ポンプフルードおよび給送
媒体のための蓋部26Cと、蓋部と床部との間に設けられ
るエジェクター支持部26Bとで構成される。
蓋部26Cとエジェクター支持部26Bとの間の連結箇所に
は、隔壁6が介在している。その隔壁の蓋側の表面は蓋
部26Cと共に流出チャンバー11を画定している。隔壁6
の中央に設けられ且つこの隔壁から蓋部26Cを貫通して
突出しているパイプスリーブ27は、ポンプフルードの入
口13を形成する。この入口13には、後述する流入ノズル
22Aの領域における侵食現象を防ぐために、ポンプフル
ードを予め配分するための絞り(Blende)19を全入口断
面にわたって組み入れることができる。なお、隔壁6に
は、その半径方向外側領域において周方向に間隔をあけ
て孔14Aが設けられている。これらの孔はそのまま出口
としての役割を果たすことができるが、これらの孔の流
れの方向にマフラー12を接続してもよい。
は、隔壁6が介在している。その隔壁の蓋側の表面は蓋
部26Cと共に流出チャンバー11を画定している。隔壁6
の中央に設けられ且つこの隔壁から蓋部26Cを貫通して
突出しているパイプスリーブ27は、ポンプフルードの入
口13を形成する。この入口13には、後述する流入ノズル
22Aの領域における侵食現象を防ぐために、ポンプフル
ードを予め配分するための絞り(Blende)19を全入口断
面にわたって組み入れることができる。なお、隔壁6に
は、その半径方向外側領域において周方向に間隔をあけ
て孔14Aが設けられている。これらの孔はそのまま出口
としての役割を果たすことができるが、これらの孔の流
れの方向にマフラー12を接続してもよい。
蓋部26Cとは反対の側において、隔壁6のリング状の
表面がフローチャンネル22の壁面部22Eを形成する。壁
面部22Eに対向し且つそれから軸方向に距離を置いて、
壁面部22Fが設けられる。この壁面部は、互いに同心で
且つ互いに半径方向に間隔をあけて設けられるエジェク
ターリング2〜5と中央のエジェクターディスク1とに
より構成されており、これら要素については更に後述す
る。フローチャンネル22は、エジェクター支持部26Bの
円筒状の壁面部の内周面により、半径方向外側に向かっ
て閉鎖されている。このようにして、フローチャンネル
22は環状とされる。ポンプフルードが中央の入口13を経
由して導入され、ポンプフルードと給送媒体とが共に半
径方向外側に配置される孔14Aを介してフローチャンネ
ル22から排出されることにより、半径方向内側から半径
方向外側へ向かう流れに対応するフローチャンネルが形
成される。この構造は、単段のエジェクターポンプとし
て、ドイツ特許公開第34 20 652号により基本的には既
に公知となっている。
表面がフローチャンネル22の壁面部22Eを形成する。壁
面部22Eに対向し且つそれから軸方向に距離を置いて、
壁面部22Fが設けられる。この壁面部は、互いに同心で
且つ互いに半径方向に間隔をあけて設けられるエジェク
ターリング2〜5と中央のエジェクターディスク1とに
より構成されており、これら要素については更に後述す
る。フローチャンネル22は、エジェクター支持部26Bの
円筒状の壁面部の内周面により、半径方向外側に向かっ
て閉鎖されている。このようにして、フローチャンネル
22は環状とされる。ポンプフルードが中央の入口13を経
由して導入され、ポンプフルードと給送媒体とが共に半
径方向外側に配置される孔14Aを介してフローチャンネ
ル22から排出されることにより、半径方向内側から半径
方向外側へ向かう流れに対応するフローチャンネルが形
成される。この構造は、単段のエジェクターポンプとし
て、ドイツ特許公開第34 20 652号により基本的には既
に公知となっている。
エジェクター支持部26Bは、既に述べた円筒状の壁面
部と隔壁26Dとして機能を果たす円盤状の壁面部とから
成る。
部と隔壁26Dとして機能を果たす円盤状の壁面部とから
成る。
床部26Aに向いている側において、隔壁26Dは、床部26
Aと共にプリチャンバー7を画定している。このプリチ
ャンバーの中に入口23を介して給送媒体が事前に流入す
る。
Aと共にプリチャンバー7を画定している。このプリチ
ャンバーの中に入口23を介して給送媒体が事前に流入す
る。
プリチャンバー7とは反対の側において、隔壁26D
は、エジェクターリング2〜5ならびにエジェクターデ
ィスク1を支持している。この目的のために、エジェク
ターリングは隔壁25A,25B,25C,25Dを備える(実施例で
はこれらのエジェクターリングは隔壁群に連結され一体
となっている)。図示の実施例における隔壁群は、相異
なる長さのほぼ円筒状のパイプ断片の形態であり、その
パイプ断片の長さは半径方向外側に向かって一定の割合
で低減しており、その結果、フローチャンネル22の流れ
断面積は半径方向外側に向かって軸方向に逓増してい
る。この実施例においては、このフローチャンネル22を
通過して流れるポンプフルードと給送媒体との混合媒体
は、半径方向の流れ成分の他に軸方向に流れ成分を有す
る。これは、壁面部22Eが、図1の二点鎖線のように壁
面部22Fに平行に延びている形態についても同じであ
る。しかし、壁面部22Fを図1における一点鎖線に沿っ
て延びるようにし、壁面部22Eをそれに平行に延びるよ
うにすることにより、軸方向の流れ成分を完全に除去す
ることも可能である。この場合、フローチャンネル22で
は、純粋の半径方向流が支配する。図1の破線に示した
壁面部22Eの形成により、フローチャンネル22は半径方
向外側に向かって上方に拡大し、それによりポンプフル
ード対する遠心力が追加的に利用されうる。その結果、
エジェクターポンプの効率が高められる。
は、エジェクターリング2〜5ならびにエジェクターデ
ィスク1を支持している。この目的のために、エジェク
ターリングは隔壁25A,25B,25C,25Dを備える(実施例で
はこれらのエジェクターリングは隔壁群に連結され一体
となっている)。図示の実施例における隔壁群は、相異
なる長さのほぼ円筒状のパイプ断片の形態であり、その
パイプ断片の長さは半径方向外側に向かって一定の割合
で低減しており、その結果、フローチャンネル22の流れ
断面積は半径方向外側に向かって軸方向に逓増してい
る。この実施例においては、このフローチャンネル22を
通過して流れるポンプフルードと給送媒体との混合媒体
は、半径方向の流れ成分の他に軸方向に流れ成分を有す
る。これは、壁面部22Eが、図1の二点鎖線のように壁
面部22Fに平行に延びている形態についても同じであ
る。しかし、壁面部22Fを図1における一点鎖線に沿っ
て延びるようにし、壁面部22Eをそれに平行に延びるよ
うにすることにより、軸方向の流れ成分を完全に除去す
ることも可能である。この場合、フローチャンネル22で
は、純粋の半径方向流が支配する。図1の破線に示した
壁面部22Eの形成により、フローチャンネル22は半径方
向外側に向かって上方に拡大し、それによりポンプフル
ード対する遠心力が追加的に利用されうる。その結果、
エジェクターポンプの効率が高められる。
フローチャンネル22の更に別の構成例が図6および図
7に示される。図6の左半分に示されるフローチャンネ
ル22では、壁面部22Fは半径方向外側に向かって下方に
傾斜しており、その結果、流れは軸方向成分を有するこ
とになる。凸面状にアーチを成す壁面部22Eによって、
ポンプフルードに対する遠心力の利用が促進される。こ
のフローチャンネルとは対照的に、図6の右側に示され
るフローチャンネルは、テーパー状で且つ半径方向外側
に向かって下方へ傾斜する表面によって形成されている
ため、遠心力の利用は行われない。このように、各種の
壁面部22Eを用いることによってフローチャンネル22の
幾何学的形態をいろいろなポンプフルードおよび/また
は給送流体にマッチされることは、問題なく可能であ
る。
7に示される。図6の左半分に示されるフローチャンネ
ル22では、壁面部22Fは半径方向外側に向かって下方に
傾斜しており、その結果、流れは軸方向成分を有するこ
とになる。凸面状にアーチを成す壁面部22Eによって、
ポンプフルードに対する遠心力の利用が促進される。こ
のフローチャンネルとは対照的に、図6の右側に示され
るフローチャンネルは、テーパー状で且つ半径方向外側
に向かって下方へ傾斜する表面によって形成されている
ため、遠心力の利用は行われない。このように、各種の
壁面部22Eを用いることによってフローチャンネル22の
幾何学的形態をいろいろなポンプフルードおよび/また
は給送流体にマッチされることは、問題なく可能であ
る。
これまで述べてきた実施例では、壁面部22Fは、部分
的に傾斜する場合でも、平坦な仕様であったが、図7に
示されるような湾曲した形状もまた効果的である。この
ケースでは、エジェクターディスク1およびエジェクタ
ーリング2〜4は、凹面状に曲がった表面を有する。ま
た同様に、エジェクターリングの表面は、図5に示すよ
うに、あるいは類似の態様で波状にしてもよい。エジェ
クターリング1〜4により半径方向外側に向くフロー凹
部41が形成される。これらのフロー凹部41は、フローチ
ャンネル22を支配している流れに対して、流れを整える
作用を及ぼす。あるいはまた、図8に示されるように、
サクションチャンバー15〜18の方に向くエジェクターリ
ング2〜4ないしはエジェクターディスク1の下面42を
凹面状に形成すること、および/または、エジェクター
リング2〜4の通過間隙22D側のエッジ43を丸めること
も得策である。それにより、通過間隙22Dを流れる給送
液体の流出方向をコントロールでき、混合領域22Bにお
ける渦形成を抑制することができる。
的に傾斜する場合でも、平坦な仕様であったが、図7に
示されるような湾曲した形状もまた効果的である。この
ケースでは、エジェクターディスク1およびエジェクタ
ーリング2〜4は、凹面状に曲がった表面を有する。ま
た同様に、エジェクターリングの表面は、図5に示すよ
うに、あるいは類似の態様で波状にしてもよい。エジェ
クターリング1〜4により半径方向外側に向くフロー凹
部41が形成される。これらのフロー凹部41は、フローチ
ャンネル22を支配している流れに対して、流れを整える
作用を及ぼす。あるいはまた、図8に示されるように、
サクションチャンバー15〜18の方に向くエジェクターリ
ング2〜4ないしはエジェクターディスク1の下面42を
凹面状に形成すること、および/または、エジェクター
リング2〜4の通過間隙22D側のエッジ43を丸めること
も得策である。それにより、通過間隙22Dを流れる給送
液体の流出方向をコントロールでき、混合領域22Bにお
ける渦形成を抑制することができる。
隔壁25A〜25Dと、エジェクターディスク1を支持し且
つ隔壁としての役割を果たすベース部材25Eとは、互い
に相手を間に挟んで、環状のサクションチャンバー15〜
18を形成している。隔壁26Dは、プリチャンバー7から
サクションチャンバー15〜18へ給送される媒体の流入孔
として抜き孔28〜31を有する。抜き孔は周方向に間隔を
あけて設けられ、少なくとも部分的に逆止弁8〜12を備
えていてもよい。これらの逆止弁のエジェクターポンプ
における機能と配置は公知である(例えば、フランス特
許公開第2577284号)。これらの逆止弁は、多段エジェ
クターポンプにおいては、比較的低い負圧しか生み出せ
ないサクションチャンバーが、その負圧に到達したと
き、より高い負圧を生み出すことができる他の段から機
構的に切り離されることによってより高真空を得るよう
に機能する。この作用は、最後のサクション段から始ま
り、通常、第二番目のサクション段で終る。
つ隔壁としての役割を果たすベース部材25Eとは、互い
に相手を間に挟んで、環状のサクションチャンバー15〜
18を形成している。隔壁26Dは、プリチャンバー7から
サクションチャンバー15〜18へ給送される媒体の流入孔
として抜き孔28〜31を有する。抜き孔は周方向に間隔を
あけて設けられ、少なくとも部分的に逆止弁8〜12を備
えていてもよい。これらの逆止弁のエジェクターポンプ
における機能と配置は公知である(例えば、フランス特
許公開第2577284号)。これらの逆止弁は、多段エジェ
クターポンプにおいては、比較的低い負圧しか生み出せ
ないサクションチャンバーが、その負圧に到達したと
き、より高い負圧を生み出すことができる他の段から機
構的に切り離されることによってより高真空を得るよう
に機能する。この作用は、最後のサクション段から始ま
り、通常、第二番目のサクション段で終る。
エジェクターディスク1ないしはエジェクターリング
2〜4の半径方向外側のエッジは、それぞれ半径方向外
側で隣接するエジェクターリング2〜5の半径方向内側
エッジとの間に、それぞれのサクションチャンバーから
フローチャンネル22へ給送される液体に対する隘路形成
通路間隙22Dを形成している。通過間隙22Dは、特に優れ
た図示の実施例においては、それぞれ環状である。図5
に示される実施例では、エジェクターリング2〜4なら
びにエジェクターディスク1が、フロー凹部41を含んで
いる、通過間隙22Dは、周期的に拡大したり、縮小する
構造を有する。
2〜4の半径方向外側のエッジは、それぞれ半径方向外
側で隣接するエジェクターリング2〜5の半径方向内側
エッジとの間に、それぞれのサクションチャンバーから
フローチャンネル22へ給送される液体に対する隘路形成
通路間隙22Dを形成している。通過間隙22Dは、特に優れ
た図示の実施例においては、それぞれ環状である。図5
に示される実施例では、エジェクターリング2〜4なら
びにエジェクターディスク1が、フロー凹部41を含んで
いる、通過間隙22Dは、周期的に拡大したり、縮小する
構造を有する。
フローチャンネル22へポンプフルードを送り込む入口
ノズルとして、環状ノズル22Aが機能する。このノズル
は、エジェクターディスク1と、エジェクターディスク
1に対向する隔壁6の中央の領域とによって形成され
る。個々のエジェクターリング2〜5においては、半径
方向外側にある部分がディフューザー22Cとしての役目
を果たし、エジェクターリングの半径方向内側にある部
分が混合領域22Bとしての役目を果たす。
ノズルとして、環状ノズル22Aが機能する。このノズル
は、エジェクターディスク1と、エジェクターディスク
1に対向する隔壁6の中央の領域とによって形成され
る。個々のエジェクターリング2〜5においては、半径
方向外側にある部分がディフューザー22Cとしての役目
を果たし、エジェクターリングの半径方向内側にある部
分が混合領域22Bとしての役目を果たす。
図2に示される実施例では、軸方向において互いに向
い合っている、フローチャンネル22の両方の壁面部22E
および22Fは、鏡で写したような対称な態様で構成され
ており、サクションチャンバーを備えている。この場合
には、ポンプフルードおよび給送媒体の排出はフローチ
ャンネル22から半径方向外側に向かって行われる。
い合っている、フローチャンネル22の両方の壁面部22E
および22Fは、鏡で写したような対称な態様で構成され
ており、サクションチャンバーを備えている。この場合
には、ポンプフルードおよび給送媒体の排出はフローチ
ャンネル22から半径方向外側に向かって行われる。
図3および4の実施例では、エジェクターリングおよ
びエジェクターディスクは軸方向に移動可能である。こ
の目的のために、エジェクターリングを担持する間壁25
A〜25Cは、リング状の壁面領域25Dおよび25Eの間に位置
し、半径方向内側においてそれぞれパイプ32、33、36に
おいて支持される。エジェクターディスク1は、パイプ
(パイプ34)により支持され、ハウジング26は中央の円
筒35を有する。パイプ34の外周にはパイプ33に設けられ
る内ネジに螺合する外ネジが切ってあり、パイプ33の外
周にはパイプ32の内ネジと螺合する外ネジが切ってあ
り、パイプ32の外周にはパイプ36の内ネジと螺合する外
ネジが切ってあり、パイプ36の外周には円筒35の内ネジ
と合う外ネジが切ってある。このようにして、全てのパ
イプ32、33、34、36および円筒35、ならびにこれらに支
えられるエジェクターディスクないしはエジェクターリ
ングは、ポンプの軸方向においてテレスコープに似た構
造であり、回転によりテレスコープ移動をする。
びエジェクターディスクは軸方向に移動可能である。こ
の目的のために、エジェクターリングを担持する間壁25
A〜25Cは、リング状の壁面領域25Dおよび25Eの間に位置
し、半径方向内側においてそれぞれパイプ32、33、36に
おいて支持される。エジェクターディスク1は、パイプ
(パイプ34)により支持され、ハウジング26は中央の円
筒35を有する。パイプ34の外周にはパイプ33に設けられ
る内ネジに螺合する外ネジが切ってあり、パイプ33の外
周にはパイプ32の内ネジと螺合する外ネジが切ってあ
り、パイプ32の外周にはパイプ36の内ネジと螺合する外
ネジが切ってあり、パイプ36の外周には円筒35の内ネジ
と合う外ネジが切ってある。このようにして、全てのパ
イプ32、33、34、36および円筒35、ならびにこれらに支
えられるエジェクターディスクないしはエジェクターリ
ングは、ポンプの軸方向においてテレスコープに似た構
造であり、回転によりテレスコープ移動をする。
図3の左半分には、図1および2の実施例に相当する
エジェクターリングおよびエジェクターディスクの相対
位置が示される。図3の右半分には、フローチャンネル
22の断面積が半径方向外側に向かって大きく拡大するよ
うにエジェクターリングが設定された構成が示されてい
る。
エジェクターリングおよびエジェクターディスクの相対
位置が示される。図3の右半分には、フローチャンネル
22の断面積が半径方向外側に向かって大きく拡大するよ
うにエジェクターリングが設定された構成が示されてい
る。
ポンプフルード(ガス流、液体流、蒸気流)に応じ
て、フローチャンネルの断面積や給送媒体の流量および
エネルギ消費量も調整することができる。
て、フローチャンネルの断面積や給送媒体の流量および
エネルギ消費量も調整することができる。
全ての実施例において、中央に位置しているエジェク
ターディスクに中央の入口13を通ってポンプフルードが
当たる。その後、ポンプフルードは半径方向外側に流
れ、その過程でエジェクターディスクや個々のエジェク
ターリングのジオメトリー関係によって、異なる大きさ
の負圧が発生し、通過間隙22Dにおいて異なるサクショ
ン作用が発生する。
ターディスクに中央の入口13を通ってポンプフルードが
当たる。その後、ポンプフルードは半径方向外側に流
れ、その過程でエジェクターディスクや個々のエジェク
ターリングのジオメトリー関係によって、異なる大きさ
の負圧が発生し、通過間隙22Dにおいて異なるサクショ
ン作用が発生する。
なお、本発明の一環として、完全なエジェクターリン
グの代わりにエジェクターリングセグメント(断片)も
用いることができる。
グの代わりにエジェクターリングセグメント(断片)も
用いることができる。
図9には、エジェクターポンプの別の実施例が示さ
れ、同実施例では、流れ方向に見て、それぞれ通過間隙
22Dと同じ高さにフローガイド37、38、39がフローチャ
ンネル22内に設けられる。フローガイド37〜39は、飛行
機の主翼に似た対称断面を有し、丸みのある頭部側が流
入する液体に向かうようエジェクターポンプ中心に向い
ており、尖った後尾側が流れ方向に向く構造である。フ
ローガイド37〜39は、ラジアルエジェクターポンプを円
断片に区分する隔壁40に支持される。これらのフローガ
イド37〜39又は隔壁40はそれぞれ単独に設けることもで
きるが、その作用はフローチャンネル22に滞留するポン
プフルードと給送媒体との混合流体の一部を強制的に方
向転換するものである。その結果、まず一方において、
渦の発生を特に混合ゾーン22Bで抑止することができ、
他方において、流れの改善によりポンプフルードの残留
エネルギが減少せしめられうる。
れ、同実施例では、流れ方向に見て、それぞれ通過間隙
22Dと同じ高さにフローガイド37、38、39がフローチャ
ンネル22内に設けられる。フローガイド37〜39は、飛行
機の主翼に似た対称断面を有し、丸みのある頭部側が流
入する液体に向かうようエジェクターポンプ中心に向い
ており、尖った後尾側が流れ方向に向く構造である。フ
ローガイド37〜39は、ラジアルエジェクターポンプを円
断片に区分する隔壁40に支持される。これらのフローガ
イド37〜39又は隔壁40はそれぞれ単独に設けることもで
きるが、その作用はフローチャンネル22に滞留するポン
プフルードと給送媒体との混合流体の一部を強制的に方
向転換するものである。その結果、まず一方において、
渦の発生を特に混合ゾーン22Bで抑止することができ、
他方において、流れの改善によりポンプフルードの残留
エネルギが減少せしめられうる。
符号のリスト: 1 エジェクターディスク、23 入口 2 エジェクターリング、25A 隔壁 3 エジェクターリング、25B 隔壁 4 エジェクターリング、25C 隔壁 5 エジェクターリング、25D 隔壁 6 隔壁、25E 隔壁 7 プリチャンバー、26 ハウジング 8 逆止弁、26A 床部 9 逆止弁、26B エジェクター支持部 10 逆止弁、26C 蓋部 11 流入チャンバー、26D 隔壁 12 マフラー、27 円筒 13 入口、28 抜き孔 14 出口、29 抜き孔 15 サクションチャンバー、30 抜き孔 16 サクションチャンバー、31 抜き孔 17 サクションチャンバー、32 パイプ 18 サクションチャンバー、33 パイプ 19 絞り、34 パイプ 20 固体フィルタ、35 円筒 21 フローチャネル、36 パイプ 22A ノズル、37 フローガイド 22B 混合領域、38 フローガイド 22C ディフューザー、39 フローガイド 22D 通過間隙、40 隔壁 22E 壁面部、41 フロー凹部 22F 壁面部、42 下側
Claims (8)
- 【請求項1】ハウジングを備え、ポンプフルードを用い
て、流動可能な物質または物質混合体の吸引および/ま
たは給送を行うための多段エジェクターポンプであっ
て、 ・ポンプフルードのための少なくとも1つの入口を備
え、 ・流動可能な物質または物質混合体のための少なくとも
1つの入口を備え、 ・少なくとも1つのノズルと複数の混合ゾーンおよび複
数のディフューザーとによりポンプフルードおよび流動
可能な物質または物質混合体を混合し且つ一緒に貫流さ
せるための少なくとも1つのフローチャンネルを備え、 ・それぞれのポンプ段においてフローチャンネルに流体
接続された複数のサクションチャンバーを備えるととも
に、これらサクションチャンバーをフローチャンネルに
流体接続するための手段として、サクションチャンバー
よりも幅狭となった複数の隘路状通過間隙を備え、 ・ポンプフルードおよび流動可能な物質または物質混合
体のための少なくとも1つの共通出口を備えた構成にお
いて、 フローチャンネル(22)は環状であり、半径方向内側か
ら半径方向外側へ向かう貫流を形成する構造となってお
り、フローチャンネルの壁面は、基本的に2つの互いに
軸方向に距離をあけて対向するほぼディスク状またはリ
ング状の壁面部(22Eおよび22F)により形成されてお
り、 両壁面部(22Eおよび22F)の少なくとも一方が、ほぼ互
いに同心状に設けられ且つ流動可能な物質または物質混
合体の隘路状通過間隙(22D)を形成または具備する複
数のエジェクターリング(2,3,4,5)により構成され、
それらのエジェクターリングまたはフローチャンネル
(22)をサクションチャンバー(15〜18)から空間的に
互いに分離しているとともに、サクションチャンバー
(15〜18)を相互に分離しており、 さらに通過間隙(22D)およびサクションチャンバー(1
5〜18)はともにエジェクターリング(2,3,4,5)に沿っ
て周方向に延びていることを特徴とする、多段エジェク
ターポンプ。 - 【請求項2】請求項1において、両壁面部(22Eおよび2
2F)の双方ともが複数のエジェクターリング(2,3,4,
5)により構成されていることを特徴とする、多段エジ
ェクターポンプ。 - 【請求項3】請求項1または2において、エジェクター
リング(2〜5)は隣接するサクションチャンバー(15
〜18)を相互に隔てるために特に一体となった隔壁(25
A〜25E)を備えており、それら隔壁はエジェクターリン
グに対して角度をもって設けられた特に円筒状および/
または円錐状の形態であることを特徴とする、多段エジ
ェクターポンプ。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1つにおいて、エ
ジェクターリング(2〜5)は、軸方向に移動可能であ
り且つハウジングに、または、ハウジングを基準として
固定されることを特徴とする、多段エジェクターポン
プ。 - 【請求項5】請求項4において、エジェクターリング
(2〜5)の軸方向移動のためにテレスコープ状に互い
に移動するパイプ(32〜35)が設けられていることを特
徴とする、多段エジェクターポンプ。 - 【請求項6】ハウジングを備え、ポンプフルードを用い
て、流動可能な物質または物質混合体の吸引および/ま
たは給送を行うための多段エジェクターポンプであっ
て、 ・ポンプフルードのための少なくとも1つの入口を備
え、 ・流動可能の物質または物質混合体のための少なくとも
1つの入口を備え、 ・少なくとも1つのノズルと複数の混合ゾーンおよび複
数のディフューザーとによりポンプフルードおよび流動
可能な物質または物質混合体を混合し且つ一緒に貫流さ
せるための少なくとも1つのフローチャンネルを備え、 ・それぞれのぽんぷ段においてフローチャンネルに流体
接続された複数のサクションチャンバーを備え、 ・ポンプフルードおよび流動可能な物質または物質混合
体のための少なくとも1つの共通出口を備えた構成にお
いて、 フローチャンネル(22)は環状であり、半径方向内側か
ら半径方向外側へ向かう貫流を形成する構造となってお
り、フローチャンネルの壁面は、基本的に2つの互いに
軸方向に距離をあけて対向するほぼディスク状またはリ
ング状の壁面部(22Eおよび22F)により形成されてお
り、 少なくとも1つのポンプ段において、混合ゾーン(22
E)およびディフューザー(22C)を有するフローチャン
ネル(22)の一方の壁面部は、それと対向する他方の壁
面部を基準として軸方向に移動可能であることにより、
フローチャンネルの流路断面積を調整できることを特徴
とする、多段エジェクターポンプ。 - 【請求項7】請求項6において、サクションチャンバー
がリング状であることを特徴とする、多段エジェクター
ポンプ。 - 【請求項8】請求項6または7において、フローチャン
ネル(22)の異なる壁面部の軸方向移動のためにテレス
コープ状に互いに移動するパイプ(32〜35)が設けられ
ていることを特徴とする、多段エジェクターポンプ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE9210496U DE9210496U1 (de) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | Mehrstufige Ejektorpumpe |
DE9210496.7U | 1992-08-06 | ||
PCT/EP1993/002085 WO1994003733A1 (de) | 1992-08-06 | 1993-08-05 | Mehrstufige ejektorpumpe |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08502110A JPH08502110A (ja) | 1996-03-05 |
JP2913117B2 true JP2913117B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=6882379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6505019A Expired - Lifetime JP2913117B2 (ja) | 1992-08-06 | 1993-08-05 | 多段エジェクターポンプ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5584668A (ja) |
EP (1) | EP0654125B1 (ja) |
JP (1) | JP2913117B2 (ja) |
AT (1) | ATE154669T1 (ja) |
DE (2) | DE9210496U1 (ja) |
WO (1) | WO1994003733A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE9210497U1 (de) * | 1992-08-06 | 1993-12-09 | Volkmann, Thilo, 59514 Welver | Ejektorpumpe |
WO2010073664A1 (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-01 | 東保 | エアー循環回路 |
WO2013153096A1 (de) | 2012-04-10 | 2013-10-17 | J. Schmalz Gmbh | Pneumatischer vakuumerzeuger mit treibdüse und empfängerdüse |
US9328702B2 (en) | 2013-10-24 | 2016-05-03 | Ford Global Technologies, Llc | Multiple tap aspirator |
KR102240986B1 (ko) | 2014-07-10 | 2021-04-15 | 데이코 아이피 홀딩스 엘엘시 | 이중 벤튜리 장치 |
KR102167821B1 (ko) * | 2014-08-27 | 2020-10-20 | 데이코 아이피 홀딩스 엘엘시 | 조정식 벤튜리 틈을 갖는 저렴한 엔진용 흡출기 |
US10151283B2 (en) | 2015-02-25 | 2018-12-11 | Dayco Ip Holdings, Llc | Evacuator with motive fin |
PL426033A1 (pl) | 2018-06-22 | 2020-01-02 | General Electric Company | Płynowe pompy strumieniowe parowe, a także układy i sposoby porywania płynu przy użyciu płynowych pomp strumieniowych parowych |
RU2705695C1 (ru) * | 2018-10-30 | 2019-11-11 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Ангарский государственный технический университет" | Способ эжектирования потока и устройство для его осуществления |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL962C (nl) * | 1913-10-03 | 1916-01-03 | Tijen Van Hendrik Wouter | Compressor met hulpvloeistof voor gassen of dampen |
FR639208A (fr) * | 1927-01-15 | 1928-06-16 | Anciens Ets Sautter Harle | Tuyère pour compresseur-mélangeur à jet canalisé |
FR639397A (fr) * | 1927-01-18 | 1928-06-20 | Anciens Ets Sautter Harle | Compresseur-mélangeur pour fortes compressions |
US3352348A (en) * | 1966-06-03 | 1967-11-14 | Jerome G Daviau | Vacuum evaporator of the ejector pump type |
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