JP2912157B2 - 物体の温度測定方法 - Google Patents

物体の温度測定方法

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JP2912157B2 JP6085332A JP8533294A JP2912157B2 JP 2912157 B2 JP2912157 B2 JP 2912157B2 JP 6085332 A JP6085332 A JP 6085332A JP 8533294 A JP8533294 A JP 8533294A JP 2912157 B2 JP2912157 B2 JP 2912157B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温の測定分野に関
し、特に高速熱処理用に設計された反応容器あるいは炉
内に配置された放射加熱された半導体ウェーハの温度測
定に関する。
【0002】
【従来の技術】高速熱処理(rapid thermal processin
g)においては、半導体ウェーハのようなワークピース
は複雑な特定の温度サイクルに曝される。このために、
高速熱処理は集積回路の製造に際し、拡散及びアニール
のような温度依存性のプロセスを実行するのに用いられ
る。このようなプロセスにおいては、その温度範囲は±
10℃以下に制御する必要がある。このような制御は、
ウェーハの温度を正確に測定して初めて可能である。正
確な温度測定のために、熱電対をウェーハに直接取り付
けているが、このようなウェーハは集積回路を形成する
のには適当ではない。熱電対を各バッチに対し、数枚の
ウェーハのみ搭載しているが、高速熱処理用反応容器内
に配置されたウェーハ間の個別の変動により実際の温度
と熱電対を取り付けているウェーハとの温度のバラ付き
は必ずしも満足のものではない。
【0003】反応容器内でウェーハの温度を直接測定す
る光学的高温測定方法が米国特許第5154512号に
開示されている。この特許に開示された方法を図1に示
す。この特許の方法によれば、第1光パイププローブ1
0がウェーハ20に面する入力開口を有し、第2光パイ
ププローブ30が対向するランプバンク40に面する開
口を有する。このランプバンク40は処理室50の外側
に配置された水晶−タングステン−ヨー素ランプの線形
のアレイである。第1光パイププローブ10はウェーハ
20により放射された電磁放射をサンプルし、このサン
プルされた値を検知装置60に入力する。第2光パイプ
プローブ30はランプバンク40により放射された電磁
放射をサンプルし、このサンプルされた値を検知装置6
0に入力する。この第2光パイププローブ30はランプ
バンク40からの直接の電磁放射と反射装置80から反
射された電磁放射の両方を検知する。ウェーハ20の反
射率εはプローブ信号から得られ、このウェーハの温度
はウェーハの熱ωとウェーハ反射率εとウェーハ温度T
が関係するプランクの放射法則から得られる。
【0004】第1光パイププローブ10からの信号は電
磁放射と反射熱の合計である。放射要素と反射要素を解
くのに必要な情報はランプの放射はAC(交流)(「リ
ップル」と称する)電流により駆動されるランプの放射
から得られるからである。ウェーハ20からの熱放射は
AC成分には関係せず、ウェーハの反射率は第1光パイ
ププローブ10と第2光パイププローブ30の信号のリ
ップルの振幅の比率で計算できる。この反射率が計算さ
れると、第1光パイププローブ10の信号を修正して、
ウェーハの熱エミッタンスの値を導出する。
【0005】この特許の方法は有効ではあるが、いくつ
かのシステマテックな誤差の重大な原因を考慮に入れな
ければならない。このような誤差には、ウェーハの反射
率の決定がある。この理論的な温度計算においては、こ
の反射率はウェーハの半球状反射率であると仮定してい
る。しかし、実際に測定された反射率は半球状反射率か
ら大きくずれている。その理由は、2個のプローブは小
さな領域からの放射フィルードをサンプルしているから
である。
【0006】半球状反射率に対する良好な近似の条件
は、第1光パイププローブ10はウェーハ20の小領域
からのウェーハの反射をサンプルし、第2光パイププロ
ーブ30は半球容量(すなわち、2πステラジアンにな
る立体角にわたって)ランプの電磁放射をサンプルし、
ランプの出力とウェーハの反射率の局部的変動が無視で
きることである。この2番目の条件は完全には満足でき
ない。その理由は、第2光パイププローブ30により集
められた放射率の大部分は端部表面90(一般的には平
な表面)を介して第2光パイププローブ30内に入るか
らである。従って、第2光パイププローブ30は90°
以下のビュー角部分の電磁放射のみを集める。
【0007】これは測定された反射率と半球状反射率と
の間に大きな差となる。他のシステマテックな誤差の原
因は、ランプ出力の局部的変動である。第2光パイププ
ローブ30は小領域のみをサンプルし、これらの変動を
平均化するのには有効ではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ウェーハの温度を±10℃以内に正確に測定する方
法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、前記の
特許の改良によるものである。この改良点は第2の光パ
イププローブを用いて、広い領域にわたり、ランプから
の放射フィールドをサンプルするものである。これによ
り、半球状反射率に対し、より近い近似を与え、ランプ
出力を局部的変動を平均化できる。さらに、本発明の改
良点は、処理室内の放射環境のモデル化をより詳細に行
い、第1と第2の光パイププローブからの信号を正確に
処理できるものである。
【0010】
【実施例】図2において、本発明の高速熱処理装置のリ
アクタ内には、ウェーハプローブ100とランププロー
ブ110が配置されている。ウェーハ120が水晶製容
器130を有する処理室内に配置されている。2個のプ
ローブが水晶製容器130の外側に配置されている。別
法として、1つまたは両方のプローブを水晶製容器13
0内に配置しても良い。ランプ140は水晶製容器13
0の対向側にバンク状に配置されている(別法として、
1個のランプバンクを用いても良い)。ウェーハプロー
ブ100の入口表面150はウェーハ120の方向に向
けられている。ウェーハプローブ100はウェーハ12
0とランプ140の間に配置されている。1個のランプ
バンクのみを有するリアクタにおいては、このウェーハ
プローブ100はランプの反対側のウェーハの上に配置
しても良い。このウェーハプローブ100はサファイア
製の光パイププローブで、直径が1.3mmで、光学的
に平面状の入口面を有する。ウェーハプローブ100は
ウェーハ120の表面の比較的小さなスポット(実験値
では1.5cmの直径)からのウェーハの放射を検知す
る。ウェーハ120の上にウェーハプローブ100の影
を最小にするために、このウェーハプローブ100はウ
ェーハ120の面に直交して、ランプバンクの隣合う対
の間のギャップを介して挿入するのが良い。
【0011】容器160は少なくとも部分的に水晶製容
器130とランプ140を包囲する。この容器160は
内部表面170を有する。リアクタ内の放射フィールド
を均一にするために、少なくとも内部表面170の一部
をランプの波長で放射の反射を拡散するようにする。
【0012】例えば、このリアクタの例としては、カリ
フォニア州 Sunnyvale にある AG Associates 社から市
販されているモデル410の Heatpulse リアクタがあ
る。このリアクタの内部表面170の大部分は、金でメ
ッキしてある。しかし、内部表面170の拡散的反射表
面部分180に面する拡散的反射表面部分180は Lam
bertian 反射表面が提供できるように白いセラミック材
料でコーティングしてある。この拡散的反射表面部分1
80は標準の100mmのウェーハの直径の約80%を
覆う。
【0013】ランププローブ110は拡散的反射表面部
分180に隣接する内部表面170とランプ140との
間に配置するのが好ましい。入口面190は放射が内部
表面170から主に集められるように向けられる。従来
技術とは異なって、このランププローブ110は内部表
面170(ほぼ拡散的反射表面部分180に相当する部
分)の表面の領域からの放射を集めるように設計されて
いる。そして、この領域はウェーハプローブ100によ
りサンプルされるウェーハの領域よりも相当広い。例と
して、ランププローブ110を用いると、約16cm2
の表面領域がサンプルできる。
【0014】図2に示すように、ウェーハプローブ10
0は、ウェーハ120の表面で、ウェーハプローブ10
0に対し、立体角Ω1内に内在する領域をサンプルし、
ランププローブ110は、ウェーハ120で立体角Ω2
内に内在する内部表面170の表面の領域をサンプルす
る。ウェーハ120の半球状反射率に許容可能な近似を
得るために、Ω2はΩ1以上、あるいは少なくともΩ1
等しいのが好ましい。ある場合においては、この条件が
満足される場合は、ランププローブ110が内部表面1
70の表面をサンプルする領域は、ウェーハプローブ1
00がサンプルするウェーハの領域の少なくとも10倍
であることである。
【0015】この実施例においては、ランププローブ1
10サファイア製の光パイププローブで、1.3mmの
直径を有する。ランププローブ110は最近接のランプ
140のランプの面に平行で、ランプの縦軸には斜め方
向に延びる。このランププローブ110はランプのフィ
ラメントに沿って集められた放射をランプの間の間隙内
で集められた放射を平均するように配置するのが好まし
い。入口面190はランププローブ110の端部で規定
され、約4cmの長さである。図3に示すように入口面
190はランプとウェーハに面する側のこの部分を白い
拡散反射材料のストライプ200でもってコーティング
することにより形成される。この同一材料を用いて、ラ
ンププローブ110の端面をコーティングし、拡散的反
射表面部分180から入る放射を減衰するのが良い。こ
の種の反射材料としては、ニューヨーク州の Ossining
の Aremco Products 社から市販されている Aremco 高
温アルミナセラミックセメントNo.503が適当であ
る(塗布後、このセラミックを加熱することにより固化
する)。ストライプ200の角度は約120°である。
このセラミック材料が塗布されていないプローブの表面
の対応する部分は、入口面190を形成する。この入口
面190から入る放射の大部分はセラミック材料により
散乱し、この散乱した放射の一部は、ランププローブ1
10により検知される。この入口面190は内部表面1
70から約1cm離れて配置される。ランププローブ1
10はランプ140に入射する放射に対し影響を及ぼさ
ない。その理由は、ウェーハ120ではストライプ20
0から反射された放射は内部表面170の隣接部分から
反射された放射と極めて近い特性を有するからである。
【0016】検知パターンは、ランププローブ110用
に容易に計算あるいは測定できる。この内部表面170
上への検知パターンは、位置の関数として、ランププロ
ーブ110の検知効率を表す形状として表すことができ
る。この形状は一般的に楕円形状でそれぞれの主軸がラ
ンププローブ110に平行及び直交する。少なくともあ
る場合においては、入口面190の長さをこれらの軸を
等しくするよう調整することにより感受性パターンを得
るのが好ましい。実施例ランププローブ110において
は、入口面190を約4cmの長さにすることにより、
これが達成できる。
【0017】感受性のパターンの空間量の測定は、全部
の集められた放射のある部分に寄与する領域である。従
って、ランププローブ110により有効にサンプルされ
た領域は、全収集放射の50%になる中央領域(すなわ
ち、立体角に対応する)である。
【0018】各ウェーハプローブ100とランププロー
ブ110は逆方向と順方向に対しある感受性を表す(ウ
ェーハプローブ100の逆方向はウェーハから離れる方
向で、ランププローブ110の逆方向はウェーハに向か
う方向である)。順方向のプローブの感受性は順方向半
球にわたる検知パターンを積分し、その積分をユニッ
ト、例えば、1領域パワー密度当たりの光ダイオード検
知電流で表す(校正することによって計算できる)。そ
の結果は、ウェーハプローブ100に対してはs1で、
ランププローブ110に対してはs2で表す。同様な方
法によって得られた逆方向感受性は、準方向感受性の一
部ciとして表す。すなわち、ウェーハプローブ100
に対してはi=1、プローブ110に対してはi=2と
して、siiを逆方向感受性として表すことができる。
この係数ciは、等方性パラメータと称する。その理由
は、ciは完全な等方性プローブに対しては1で、完全
な非等方性に対しては0であるからである。この等方性
パラメータは以下の放射モデルに含まれる(数5)。従
って、正確な温度の測定は等方性の程度が大きく変化す
る検知パターンを有する様々なデザインのプローブを用
いて行われる。例えば、等方性パラメータが約0.20
−0.33にもなるようなプローブを用いて、正確な温
度の測定がさらに大きな等方パラメータを用いて行うこ
とができた。
【0019】本発明の範囲には、ランププローブ110
の別の形状も含まれる。例えば、図4のランププローブ
110の形状は内部表面170の方向を向いた細長い円
錐テーパ状の端部を有する。このプローブは例えば、水
晶ロッドまたはサファイアロッドのサファイア製の1.
27mmの直径から形成される。このテーパは6.4−
12.7mmの長さを有する。このテーパ部はフロスト
表面210を有し、このフロスト表面210は入口面と
して機能する。例えば、サファイア製または水晶製のプ
ローブにおいては、この入口面は約180°の広さのビ
ュー角の放射を集めることができ、広フィールドのプロ
ーブを形成する。広フィールドプローブはウェーハの一
側面のみランプバンクを有するようなリアクタにおいて
は特に有用で、その結果、ウェーハの他の側は、内部表
面170からの反射によって照射される。この種のリア
クタにおいては、両方のプローブを水晶製容器130の
外側でウェーハ120の間接照射のほうに配置する。こ
のビューの広フィールドは、内部表面170の反射特性
が局部的に不完全なことに無関係な平均放射フィールド
(ウェーハの間接的な照射面の上)を検知することにな
る。
【0020】これとは対照的に、広い領域プローブは、
このプローブがウェーハとランプバンクの間に配置され
た場合に好ましい。その理由は、内部表面170からの
散乱は非均一なランプ放射を平均化するのには有効では
ないからである。広領域プローブの一例は図3の水平プ
ローブである。水晶製ロッドのバンドルに基づく、数個
の広領域プローブをテストした(他の導波路材料、例え
ば、サファイアもこの目的のために使用することができ
る)。例えば、図5に示したプローブは、7本のロッド
の端面はランプ(と内部表面170)の方向に向けて、
六角形のアレイで配列されている。この端面の間隔は、
それぞれのロッドによりサンプルされる内部表面170
の一部の間でオーバーラップするように選択され、その
結果、比較的広く均一な感受性のパターンが得られる。
【0021】広領域プローブの好ましい特徴は、サンプ
ルされた放射の入力方向とサンプルされた領域の放射の
源点との間での相関が低いことである。すなわち、サン
プルされた領域の各点からプローブによりインターセプ
トされた放射の高温の中央の50%(電力で)は、プロ
ーブの検知パターンから容易に計算できる。広領域プロ
ーブによりサンプルされた領域は少なくとも2点を有
し、それらは互いに1cm以上離間し、これらの中央円
錐は同一の方向で、その変換位置が異なるだけである。
この特徴により、プローブは放射フィールドを均一にサ
ンプルできる。
【0022】別の実施例として、図6は4本のロッドか
らなるプローブを表し、このロッドは平行なアレイで形
成され、フォークの先に類似している。散乱表面を形成
するために、各歯のウェーハの面はフロストされてい
る。この実施例では、表面を僅かに剥離、あるいは表面
を粗くしている。散乱表面を透明にするのが好ましい
が、その理由は、ウェーハ上に影を形成させない(非均
一な加熱の原因となる)ためである(このような影がウ
ェーハの直接照射面に形成される傾向がある。その理由
は、直接的照射は大きな方向性成分を有し、このランプ
により課される形状の制限はプローブをウェーハに近付
けるようにさせるからである)。従って、フロストを形
成することはオーバーコーティングよりも好ましい(し
かし、オーバーコーティングは十分に薄く半透明のもの
であれば許容できる)。半透明の裏面を有するプローブ
の逆方向感受性は、放射モデルの等方性パラメータによ
り計算可能である。図6のプローブの検知部分は約3.
2cmの長さで、約2.5−3.2cmの幅である。こ
の歯状の突起部の端部ではテーパが形成されて、この端
部を通した放射の伝搬を抑制する(散乱表面はプローブ
が一面照射では、ランプの対向するウェーハの側面に配
置しているときには半透明であり、この場合プローブの
端部は、テーパよりもオーバーコートしても良い)。
【0023】図7はさらに別のプローブの形状を示し、
2本の長いロッドが曲げられて、パドル形状のループが
検知間として形成されている。このループは検知部分が
3個の部分セクタ220−240に分割されるようにオ
ーバーラップしている。これらの部分は、ロッドに直交
する方向で等しい幅を有する。この検知領域は約3.2
cmの最大軸方向と横方向を有する。図6のプローブの
ようにウェーハに面する表面はフロスト処理されてい
る。この設計の利点は、ロッドの端部表面を介しての伝
搬の問題がないことである。
【0024】図2に戻って、精度を改善した温度の干渉
を行うのに有効なリアクタ内の放射フィールドのモデル
について検討する。数個の放射エミッタンスが以下のよ
うに定義する。内部表面170からのエミッタンスは
a、ランプから内部表面170方向へのエミッタンスは
b、ランプからウェーハ方向へのエミッタンスはc、水
晶製容器130からランプへのエミッタンスはd、水晶
製容器130からウェーハ方向へのエミッタンスはe、
ウェーハからのエミッタンスをfと定義する。水晶製容
器130に対するトランスミッタンスをτQ、ランプに
対するトランスミッタンスをτLとする。内部表面17
0に対するリフレクタンスをρC、水晶製容器130に
対するリフレクタンスρQ、ランプに対するリフレクタ
ンスρLと定義する。ウェーハの半球状反射率をρWと定
義する。ウェーハの熱エミッタンスをωで、ランプの熱
エミッタンスをιと定義する。ウェーハプローブ100
は等しい距離に対し感受性を有し、ランププローブ11
0はラジアンスaに対し感受性を有する。放射モデルは
以下のように表すことができる。
【数1】
【0025】これらの式を組み合わせて、ラジアンスフ
ァクタd−raからウェーハエミッタンスωを表す。係
数rを以下のように定義する。
【数2】 ラジアンスファクタの第2個は反射による放射の全ウェ
ーハのエミッタンスに対する寄与を表す。このラジアン
スファクタからこのウェーハの熱エミッタンスは次式で
表すことができる。
【数3】 そして、ウェーハの半球状反射率は次式
【数4】 で表すことができる。
【0026】このウェーハの反射率ρWは直ちに公知で
はない。代わりに、d−raとrの値はプローブ信号か
ら得られ、これらを用いて、ωとρWとを計算する。ρW
のある値に対して、ウェーハの放射率εは、ε=1−ρ
Wの関係式から得られる。その後、このウェーハの温度
はプランクの放射法則とωとεの値から得られる。
【0027】プローブ信号とd−raとrとの有益な近
似においては、ランプは完全に透明とする。従って、プ
ローブの信号はラジアンスaとdにのみ依存し、bとc
への依存は無視する。ウェーハプローブ100からの信
号をS1で、ランププローブ110からの信号をS2とす
ると、上記したようにウェーハプローブ100は感受性
1を、ランププローブ110は感受性s2を有する。等
方性パラメータc1とc2はウェーハプローブ100とラ
ンププローブ110に対し、それぞれその検知パターン
を測定、あるいは計算することによって得られる。これ
らのパラメータは次式でプローブ信号に関連付けられ
る。
【数5】
【0028】ここで、各プローブ信号はac成分を有す
る。これらの成分の振幅はそれぞれΔS1とΔS2で表さ
れ、その関係はRとなる。
【数6】 図2の校正において、この測定可能な量は次式による係
数rに関係している。
【数7】 さらに、また次式でラジアンスファクタd−raに関係
する。
【数8】 感受性係数s1とs2は処理される特定のウェーハから独
立している。従って、それらは経験的に評価でき、例え
ば、熱電対を付けたウェーハを用いて、校正を行うこと
により得られる。
【0029】リアクタ内のランプ放射の揺らぎは電力線
の周波数の2倍での単一リップル以上に複雑である。こ
の周波数の高調波の揺らぎに加えて、非高調波の揺らぎ
がウェーハの温度制御するフィードバック回路により起
こされるランプパワーの変動及びランプ有限時間応答に
加わる。検知が高調波揺らぎにのみ制限されると、(式
8)S1−RS2の引き算はウェーハ熱エミッタンスωの
評価から時間依存性の反射性放射成分を除去することが
できない。そのことは温度の測定において不正確とな
る。
【0030】その結果、時間依存性の第1モーメントと
第2モーメントから信号SiとΔSi(i=1、2)を計
算するのが良い。すなわち、プローブからの光信号を光
ダイオードの増幅器に接続し、この増幅器の出力はAD
変換器(アナログ変換器)に入れ、デジタル化信号V1
(t)とV2(t)を導き、これらはそれぞれウェーハ
プローブ100とランププローブ110に対応してい
る。このサンプリング時間tは、間隔δ1だけ離間し
て、例えば、0.2msである。この増幅器はデジタル
誤差ノイズを抑制する約1msのアナログフィルタを有
する。ViとVi 2(i=1、2)の時間的平均は、以下
の式によるデジタル巡回フィルタにより計算される。
【数9】 ここで、線形平均に対してはn=1で、直交平均に対し
てはn=2で、時定数τ1は10msの近傍で、これに
より、よりゆっくり変化する温度変動に対しては追跡が
できる。リフレクタンスとラジアンス用の信号はより長
い時間間隔δ2(一般的には、100δ1)で決定され、
第1モーメントと第2モーメントは次式から計算でき
る。
【数10】 ここで、巡回型フィルタ常数τ2は約60msで、高温
計応答の時定数を決定する。dcプローブとacプロー
ブの信号の振幅はそれぞれ以下のように決定される。
【数11】 項Mi (n)(0)はランプがオフ(ウェーハの処理前)の
時に計算されたdcとacの背景ノイズである。
【0031】実験例 本発明のシステムを用いて10cmと12.5cmのシ
リコンウェーハのグループの温度を測定した。表面の鏡
面状態またはパターン状態の変動により影響される測定
の程度を評価するために、ウェーハプローブ100の方
向に向けられたウェーハの研磨面とウェーハプローブ1
00の方向に向けられたのと反対の面を測定した。この
テストされたウェーハは、広い範囲にわたって、ウェー
ハの放射率を変えるようにフィルムまたはパターンでコ
ーティングされた。これらのパターンは1μmの特徴物
からなる回路を有する。実験したウェーハの表面の裏面
はピラミッド状のエッチピットを有し、このピットは放
射を散乱させる。ウェーハの軸方向に回転させて変化さ
せた。
【0032】ランププローブ110は4cmで、部分的
に被覆した端部を有する水平方向に配置されたプローブ
である。このプローブの信号はフレキシブルな光ファイ
バケーブルを介して、市販の高温計に接続された。検知
する前に、これらの信号は960−1040nmのパス
バンドを有する光フィルタを介して送られる。このフィ
ルタリングを行うことにより、ランプの放射の干渉を減
少させ、ウェーハの反射率の波長の分散に対する感度を
減少させる。
【0033】この温度テストは650℃−1000℃の
範囲で行われた。このプローブの信号を上記の理論式に
よって解析した。このモデルパラメータの値を表1に上
げた。パラメータs1とs2は熱電対を結合されたウェー
ハによって得られたデータに合うように最小二乗法で決
定された。等方性パラメータc1とc2は実験的にプロー
ブのパターンをマッピングすることによって決定され
た。水晶製容器130を規定するパラメータをセットす
るために、クリーンなスペキュラ表面をτQ+ρQ=1と
仮定した。
【0034】図8は測定温度の誤差をモデルから計算さ
れたウェーハの放射率εmodelの関数として表したもの
である。この温度誤差は前述のアレモコジルコニアとア
ルミナセメントで塗布したテストウェーハの上部表面に
結合したクロメル−アルメル(K型)の75μmの熱電
対によって測定されたものに対するものである。
【0035】放射率εmodelは、等方性パラメータとチ
ェンバパラメータに対する精度に依存することは明かで
あるが、これらの不確定性の幾つかは、温度計算の際に
取り除かれている。例えば、これらのエラーの幾つか
は、s1とs2が経験的に決定されることにより補償する
ことができる。その結果、正確な温度を与えるεmodel
を計算する際も、実際のウェーハの放射率からずれてい
る。
【0036】温度誤差とεmodelとの間の大きな相関は
ないことは分かった。但し、本発明の方法の感受性のし
きい値の近傍の温度を除いては、温度誤差とεmodel
の間の大きな相関はなかった。裸のシリコンウェーハで
は、このしきい値は600℃に近い。
【0037】
【発明の効果】図9は温度誤差のヒストグラムを表す図
で、この分布の標準的な偏差は約4℃である。ウェーハ
表面のパターンに起因する不均一なウェーハの加熱のよ
うなシステマテックな影響に対し、大きな誤差はないこ
とを発見した。その結果、熱電対の接点がいらなくな
る。
【表1】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ s1/s212 ρC τQ ρQ τL ρL ──────────────────────────────── 2.1 0.006 0.32 0.98 0.95 0.05 0.92 0.05 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の高速熱処理(RTP)システムのブロッ
ク図。
【図2】本発明の放射検知プローブを有する高速熱処理
システムのブロック図。
【図3】本発明の一実施例によるウェーハ上に入射され
る電磁放射をサンプリングするプローブの第1実施例。
【図4】本発明の一実施例によるウェーハ上に入射され
る電磁放射をサンプリングするプローブの第2実施例。
【図5】本発明の一実施例によるウェーハ上に入射され
る電磁放射をサンプリングするプローブの第3実施例。
【図6】本発明の一実施例によるウェーハ上に入射され
る電磁放射をサンプリングするプローブの第4実施例。
【図7】本発明の一実施例によるウェーハ上に入射され
る電磁放射をサンプリングするプローブの第5実施例。
【図8】本発明により測定された温度とウェーハの放射
率の計算値との間の誤差を表す図。
【図9】本発明により測定された温度とウェーハの温度
に直接熱電対により測定した温度と試行実験により決定
した温度誤差を表すヒストグラムである。
【符号の説明】 10 第1光パイププローブ 20 ウェーハ 30 第2光パイププローブ 40 ランプバンク 50 処理室 60 検知装置 80 反射装置 90 端部表面 100 ウェーハプローブ 110 ランププローブ 120 ウェーハ 130 水晶製容器 140 ランプ 150 入口表面 160 容器 170 内部表面 180 拡散的反射表面部分 190 入口面 200 ストライプ 210 フロスト表面 220、230、240 セクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01J 5/10 H05B 3/62

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間変動する電流源に接続されるランプ
    (140)から制御可能な電磁放射フラックスを物体
    (120)に当てるステップと、 前記物体の表面温度を測定するステップと、 この測定温度に応じて電磁放射フラックスを制御するス
    テップと、 からなる物体の熱処理方法において、 前記測定ステップは、 a) 前記物体(120)からの発射及び反射による電
    磁放射をウエーハプローブ(100)に集め、前記電磁
    放射を検知し、第1プローブ信号S1を得るステップ
    と、 b) 前記物体(120)の方向に伝搬する電磁放射の
    一部をランププローブ(110)に集め、前記電磁放射
    の一部は、拡散性反射表面(180)からの反射による
    電磁放射を含み、前記電磁放射を検知し、第2プローブ
    信号S2を得るステップと、 c) S1とS2の時間変動成分の大きさΔS1とΔS2
    決定するステップと、 d) 前記物体の表面温度を、S1、S2、ΔS1、ΔS2
    から計算するステップと、 からなり、 e) 前記a)のステップにおいて、ウエーハプローブ
    (100)は、その端部からの立体角Ω1内に内在する
    物体の表面からの電磁放射を有効にサンプルし、 f) 前記b)のステップにおいて、前記物体の最近接
    の表面からの立体角Ω2内に内在する拡散性反射表面の
    領域から電磁放射を有効にサンプルし、 g) 立体角Ω2は、立体角Ω1にほぼ等しいかそれ以上
    であることを特徴とする物体の温度測定方法。
  2. 【請求項2】 前記ランププローブ(110)は、前記
    ウエーハプローブ(100)に有効にサンプルされた物
    体の領域の少なくとも10倍の拡散反射表面の領域から
    の電磁放射を有効にサンプルすることを特徴とする請求
    項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記b)のステップの電磁放射の一部
    は、ランプ(140)から前記ランププローブ(10
    0)に直接入射する電磁放射を含むことを特徴とする請
    求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記物体(120)は、対向する第1と
    第2の主表面を有し、前記物体に制御可能なフラックス
    を当てるステップにおいて、 ランプ(140)の電磁放射は、直接第1主表面にのみ
    入射し、 前記拡散反射表面(180)は、前記第2主表面に隣接
    して配置され、 前記ランププローブ(110)は、拡散反射表面と第2
    の主表面に隣接して配置されることを特徴とする請求項
    1の方法。
  5. 【請求項5】 前記ランププローブは、前記拡散反射表
    面に対向する円錐端部を有し(図4)、 前記円錐端部は、フロスト表面(210)を有し、 前記b)のステップは、全方位角方向から前記フロスト
    表面上に入射し、前記フロスト表面により散乱される電
    磁放射を集めることを特徴とする請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 前記ランププローブは、第2の主表面に
    平行に延びる少なくとも1つの水平方向のセグメントを
    有し、 この水平方向セグメントは、少なくとも部分的に拡散性
    反射性である第2の主表面に面する表面部分(200)
    を有し、 前記b)のステップは、前記拡散反射表面部分(20
    0)から散乱した電磁放射を集めることを特徴とする請
    求項4の方法。
  7. 【請求項7】 前記物体は少なくとも第1の主表面を有
    し、 前記物体をフラックスに露出するステップにおいて、 ランプの電磁放射は、前記第1主表面に直接入射し、 前記拡散反射表面は、前記第1主表面に隣接して配置さ
    れ、 前記ランプは、拡散反射表面と第1主表面に隣接する面
    内に配置され、前記ランププローブは、ランプ面と第1
    主表面に隣接して配置されることを特徴とする請求項1
    の方法。
  8. 【請求項8】 前記ランププローブは、前記第2主表面
    に平行に延びる少なくとも1つの水平方向セグメントを
    有し、 前記水平方向セグメントは、少なくとも部分的に拡散反
    射性である第1主表面に面する表面部分を有し、 前記b)のステップは、前記拡散反射表面部分により散
    乱した電磁放射を集めることを特徴とする請求項7の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記ウエーハプローブとランププローブ
    は、順方向性の半球感受性と逆方向性の半球感受性とを
    有し、この準方向性と逆方向性の感受性の比率によって
    規定される等方性パラメータを有し、 前記d)のステップは、R=ΔS1/ΔS2によって規定
    される比Rに依存する物体の有効反射率Rを計算し、 前記d)のステップは、少なくとも1つの等方性パラメ
    ータが存在するように比Rを修正することを特徴とする
    請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 前記c)のステップは、S1とS2の時
    間依存性の時間モーメントを計算し、それぞれΔS1
    ΔS2を計算することを特徴とする請求項1の方法。
  11. 【請求項11】 前記ランププローブは、少なくとも1
    cm離れた2点を含む拡散反射表面の領域からの電磁放
    射を有効にサンプルし、 前記ランププローブは、前記の点から出たそれぞれの円
    錐からの電磁放射を集め、 前記各円錐は、高温内に放射される全パワーの50%を
    含む中央コアを有する前記中央コアは、同一方向を有
    し、その変換された位置のみで異なることを特徴とする
    請求項1の方法。
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