JP3631749B2 - 表面状態測定用非接触光学技術 - Google Patents

表面状態測定用非接触光学技術 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は基板表面に種々の熱的および物理的な状態などの固体の物体表面の種々の状態の光学的測定技術に 関する。
【0002】
【従来の技術】
種々の形態にある材料が種々の技術によって加熱される必要がある工業的なプロセスの多くの例が存在する。一例は、加熱材料のテストを目的とするそれら加熱材料 のためのものである。他の例は、物体の熱処理のためのものである。さらなる、半導体処理産業において見 いだされる。この後者の例において、処理されるべきシリコンウェハが密閉容器に配置され、ここでシリコン ウェハは、通常、無線周波数または光学放射であるある 適当な技術によって加熱される。ある形態において、このような半導体処理容器少なくとも部分的に光学的透明な材料でつくられる器の外側のランプは、大量のエネルギーをその透明な壁を介してウェハ上に照射 する。ウェハ、光学放射のその吸収結果として加熱される。一般に、容器は水晶の筒によって形成されるか、または光学窓を備えるステンレス鋼によって形成される。加熱されたウェハ、ウェハの加熱された表面と 反応する容器に適当なガスを導入することによって処理される。
【0003】
これらのプロセスでは、良い処理結果を得るために、 ウェハの温度を限られた狭い範囲内に保持する必要があ 。したがって、ウェハの温度をモニタするための技術が必要とされる。一つの可能性として、ウェハ従来の熱電対接触させる技術が挙げられるが、これは、半導 体ウェハが加熱されるべき物体である場合、不十分な測 定や汚染に対する配慮によって妨げられることになる。 他のタイプの物体について、このような接触測定技術はしばしばは種々の現実的な配慮から排除される。熱電対の使用は、熱質量の相違、不確実な熱接触および熱電対と加熱されるべき物体間の異なる放射によ実質的な誤差をもしばしば結果として生じさせることになる
【0004】
その結果として、多くの光学的な加熱の応用では、長い波長の高温計の形態などが用いられる。この技術 は、半導体ウェハの放射強度または狭い波長帯域内の他 の光学的に加熱された物体の放射強度を測定する。次い で、その放射強度は、物体の温度と相関付けられる。加 熱されている物体により反射される加熱用の光学放射を 測定する高温計において測定誤差を回避するために、加 熱ランプの放射スペクトルの外側にある波長が、高温計 のモニタ用に選択される。この検出された波長領域は、一般的にランプのスペクトルよりもかなり長い領域になるようにされる
【0005】
このような現存する高温計システムにはいくつかの問題がある。第1に長い波長における測定は短い波長における測定の感度の一部しか持てないことである。第2に、光学的に加熱されるシリコンや他の材料の放射 率が測定がなされる温度と波長に依存することである。第3に、最も高いSN比を持つ光検出器が、より短い波 放射に応答する光検出器であることである。第4に、現存する光学高温計は小さい開口を持つので、測定さ れる物体の粗さやフィルムの成長の程度にも依存する温 度測定を提供することである。第5に、現存する高温計の測定技術は遅いので、急速な加熱システムではかなり の問題が生じることである。第6に、典型的な高温計よる水晶の窓を介して行う測定では、高温計はそれが感 度を持つ水晶から放出される長い波長成分を持つエネル ギーにより影響を受けた結果、誤差が生じることであ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
よって、本発明の主たる目的は、これら問題を解決す ることができる温度および/または放射測定の改良された高温計技術を提供することである。
【0007】
本発明のさらに他の目的は、熱的な状態とともに表面 の種々の光学的な状態をモニタし、および/または測定 するための非接触技術を提供することである。
【0008】
厚さなどのフィルムの物理的なパラメータが測定され なければならない典型的には薄膜の材料の層に関連する多くのプロセスも存在する。通常、基板上に形成された新しいフィルムが極めてわずかな誤差内で所望の厚さ 持つことが望ましい。他の応用では、正確な厚さを持つ 薄膜を形成するために、層からの材料の除去が含まれ 。薄膜技術の主たる応用は、シリコン半導体やガリウ ム砒化物の集積回路の製造過程でも見いだされる。前述したタイプの加熱された容器で集積回路を形成する通常 プロセスには、多くのフィルムの形成やフィルムの除去が含まれるのような薄膜プロセスにおいてフィルムの形成またはフィルムの除去ステップの終了時点がい つ完了したのかを少なくとも知る必要がある。プロセス とそれ自身が干渉しない技術によってプロセスをリアル タイムでモニタし、制御することができることも望まれ ている。
【0009】
よって、本発明の主たる目的は例えば集積回路の製造および金属処理などにおいて用いられる薄膜に関連する種々のプロセスで一般的に有用性を持つ表面をモニタするプロセスを提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は、高精度で、高分解能を持つ非常 に薄い膜の厚さを測定するための技術を提供することで ある
【0011】
表面の構造または化学的な組成が、腐食、酸化、表面活性化、錆の形成などのような事故または設計のいずれ かによって変化する場合も多々ある。一般に、当初の表面材料とは異なる材料の表面上に層が形成されることに より変化は起こるが、表面に拡散する異なる材料の分子 によっても変化は起こり得る。このようなことが起こる 工業的なプロセスの一例として、スラグが溶融アルミの 表面上に形成するか、または巻かれているアルミの表面 上に油が吹きつけられるなどのアルミの処理が挙げられ る。これらの例の両方において、表面放射率は、未知で あり、かつ変化しうるものである。
【0012】
したがって、本発明のさらなる他の目的は、このような変化が起こる状態での表面の特徴をモニタし測定するための技術を提供することである。
【0013】
さらに詳しく言えば、本発明の目的は、このような表 面の変化から不可避的に結果として生じる表面放射率の 変化にもかかわらず、高温計によって温度のような特性を正確に測定する方法を提供することある。
【0014】
これらの目的および他の目的は本発明によって達成され、簡潔にかつ一般的に言えば、強度のリプルを含む 電磁放射が対象となる物体表面に対して照射され、その 強度は放射が反射または透過によって表面と相互に作用 する前および後の両方において測定される。次いで、これら強度の測定は、表面の状態の表示または測定を得る ために、電子的に処理される。表面からの電磁放射の強 度も測定される。この測定は、表面に物理的に接触する ことなく、光学的に達成される。本発明の測定技術は材料プロセスの広範囲における応用に利用可能であ
【0015】
表面または表面に形成される層における多くの特定の 特徴を、本発明の技術によってモニタ、あるいは測定ることができる。これらの特徴は、この説明の目的の ために、次の4つのグループに分類される。すなわち、(1)温度または放射率などの熱的特徴、(2)反射率 などの光学的特徴、(3)層の厚さなどの物理的特徴、(4)層または表面の組成などの化学的特徴である
【0016】
本発明光学的電子的な測定技術の利点として、1または2以上のこのような面状態の測定は、物体表面 が自然に変化し、あるいは処理されて所望の制御された 変化が得られる時に自然位で実施可能であるということ が挙げられる。さらに、本発明は、これらの測定がモニ タされる表面の変化とともにリアルタイムで実質的に瞬 時に行われることを可能にする。したがって、これらの測定を表面の変化のプロセスを自動的に制御するのに用 いることは極めて望ましい。このことは、表面温度とフ ィルムの厚さの両方を連続的に測定し、その結果をプロ セスの制御に用いる薄膜の形成または除去をモニタし、 制御するための集積回路処理技術において特に有利であ る。また、表面の放射率がプロセス中に変化している金 属の熱処理中などの金属処理においても有利である。
【0017】
本発明の多くの態様である付加的な目的、利点および 特徴は、図面を参照して本発明の好ましい実施形態に関 する以下の説明により明らかにされる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の改良は表面状態をモニタすることを含む多く の異なったプロセスに対する応用を持つものであるが、 まず第1の例として、熱的特徴の測定および半導体ウェ ハ上に集積回路を製造するステップの場合に形成または 除去されるフィルムの厚さについて説明する。さらに、 シリコン半導体プロセスとして例示しているが、これら の例は、ゲルマニウム、ガリウム砒化物やその他のプロ セスに同様に適用可能である。結果として得られるフィルムは、極めて薄く、1ミクロンの10分の1のオーダーまたはそれ以下であり、そしてそれらのフィルムの厚さ は限られた極めて狭い範囲内で制御されなければならな い。半導体処理の例について説明した後、金属処理の例 について説明する。
【0019】
図1を参照するとシリコン半導体基板11が実質的に光学的に透明な水炉管3内に配置されている。管13と端面板14が密閉容器15を形成する。基板11が端面板14に取り付けられている晶支持体12によって支持され、この支持体により基板11のほとんどの底面を露出させる ことができる。もちろん工業用に用いられる種々の固有 のシリコンウェハの支持体の配列および加熱された処理 容器が存在するが、図1の支持体と処理容器は本発明の フィルム測定技術を説明することのみを目的として一般 的に示されている例にすぎない。
【0020】
図1に示す半導体炉のタイプとして、ウェハ11を加熱するための容器15の外部にランプを用いるものがあるのような2つのランプ列17と19が示され、それらは互いにウェハ11の反対側に位置させられている。各々が、 光列17のランプ23のような複数の水晶ランプ、および反 射器21のような適当な反射器を持つ。しかし、これは、 半導体炉の加熱ランプ構成の多くの現存する特定の構成 のうちの一例にすぎない。これらのランプは交流電源41によって駆動される。容器15内に適当なガス源39から入口37を介してガスが導入される。図1に関連してこれまで説明してきたことは、半導体反応容器の一般的な概要 であり、その反応容器は強烈な背景光を発生し、その背 景光が測定における必要な範囲にあるような場合に、本 発明は有効である。
【0021】
半導体プロセスで形成されるフィルムの一つのタイプ として誘電導体フィルムがある。典型的な誘電体は、ポ リシリコンのようなシリコン基板それ自体、あるいはシ リコン関連の材料の他の層上のいずれかに成長される薄 い二酸化シリコン層である。非常に限られた許容範囲内 で設計された厚さを用いてこのような二酸化シリコン層 を設けることはしばしば極めて重要なことである。ゲー ト誘電体、トンネル誘電体および極めて薄い他の誘電体 の形成の過程で、特に関心を持たれることである。
【0022】
したがって、本発明の技術、フィルムが基板表面 上に形成される時に基板表面の放射率をモニタする。異 なった組成を持つフィルムが下側にある基板の放射率と は異なる放射率を持つので、薄膜が形成される場合に測 定される放射率は、モニタされる波長が電磁放射スペク トルの赤外部分の近くにある時に、2つの組み合わせと なる。組成の放射率の変化は形成されるフィルムの厚さに関連する。フィルムが形成される基板11の底面から 照射される放射を捕らえるために、光パイプ25容器15内に配置されている。光パイプは、炉の容器15の内部お よび隣接して起こる高い温度に抵抗できるある材料によ ってつくられる。例えば、このような材料の一例とし て、サファイアがある。その屈折率から、サファイアの光パイプ非常に大きな開口数(受光角)を持。キュービックジルコニアもこれらの所望の特徴を持つ。水晶を光パイプ材料として代わりに用いることができる。光パイプ25は、温度がより低いところへ容器15から延び出 し、より一般的な溶融石英光ファイバ29にコネクタ27に よって結合される。その光ファイバは測定器具31で終 端する
【0023】
基板の所望の光学放射および光パイプ25を介して測定器具31に伝達されるフィルムの形成だけでなく、光パイプ25は同じ赤外線内、あるいは光列19からの赤外線帯域近くの光学放射も受け取る。よって、第2の光パイプ43が容器15内に配置され、基板またはフィルムそれ自体か らの任意の直接的な光信号を必要とすることなく、加熱 ランプ19の強度だけを捕らえるように照射される。この光信号は、光ファイバ47にコネクタ45によって結合され、それから測定器具31に供給される。
【0024】
光ファイバ29と47信号は、測定器具31内および同じ 波長領域内の同じタイプの光検出器によって検出される。光パイプ43からの信号は、光ファイバ25からの信号ともに数学的に演算されることによって、基板とフィルムの光学放射に関連する信号を得られる。次いで、その信号は、基板とフィルムの放射率を決定するために後 述する方法で処理される。次いで、フィルムの厚さは 結果として得られる放射率からリアルタイムで算出される。これらの厚さの決定は、例えば、制御回路49を介し て電源41を駆動するランプの電源を調整することによ り、かつ制御回路48の信号によって容器15内へのガス供 給源39からのガスの流れまたは組成を制御することによ るなどのフィルム形成プロセスを制御することに好まし くは用いられる。フィルム形成プロセスの終了時点が所 望の大きさに達したフィルムの厚さの算出によって検出 される時、電源41および/またはガス供給源39はプロセスの終わりに傾斜的に減少させられる。終了時点に達す る前のプロセスの場合において、厚さの測定は、ランプ 源やガス供給源を制御することによって一定の範囲内に 形成されるフィルムにおける比を保つためにも用いられ る。
【0025】
粋なシリコンの放射率の特徴の例図2の曲線に示される。純粋なシリコンウェハ上に形成され二酸化シリコンフィルムは異なった放射率対波長の特徴を持つ。放射率基板とフィルム温度に依存するので検出さ れる光パイプ25の光信の波長領域が温度依存性がないことが好ましい。したがって、約0.8ミクロン〜約1.1ミ クロンの範囲に広がる範囲50が図2に示され、シリコンの1.2ミクロンの吸収帯域の端よりわずかに下に選択される。図2からわかるように、その帯域の端より上の 波長で觀察される場合、シリコンの放射率は温度に極め 高く依存することになる。その光検出器に達する前 に、光信号の各々の経路に適当なフィルタ(図3)を配 置することにより、検出された波長を範囲50に制限する ことができる。代わりに、あるフィルタ、バンドギャップより下のすべての波長の検出を可能にするために用 いることができ、それによって、1.2ミクロンより上の それら波長にも排除する際に、ほとんどの光が光検出器 に達することを可能にする。他の半導体材料は種々のバンドギャップを持ので、これら測定用に選択された波長帯域とは異なることになり、波長帯域は一般的にそれ ら種々のバンドギャップよりわずかに下になる。後述る金属処理の例において、低い温度の測定を許容するために、わずかに長い波長領域を選択する。
【0026】
特に異なった材料の組み合わせとともに用いる一般的 な技法において、波長の選択によって可変要素として温度を完全に除去することはできないので光パイプ25によって捕らえられた基板とフィルムからの光学放射信号 からそれらの温度を測定することも通常望ましい。それ により、放射率と温度に関する情報の両方フィルムの厚さを算出するために用いられる。温度測定フィルムの厚さ測定とは独立して重要であり、かつ電源41によ って加熱ランプ23に供給されるエネルギーを制御するこ とによって、処理容器または領域内のウェハまたは他の サンプルの温度を制御するために用いることができる。
【0027】
測定器具31の主たる機能的な要素図3に示す。さらに詳しい測定システムが、デイルスによる米国特許第4, 750,139号(1988年)の関連する出願に示される。光検出器61と63は、それぞれの光ファイバ29と47から光信号を受け取る。これらの信号は、最初に光フィルタ65と67をそれぞれ通過する。これらのフィルタは、特定の応用 を記載するのを目的として、前述したように、0.95ミク ロン近辺の光学放射の同じ狭い帯域幅50(図2)を通過 するか、または約1.2ミクロンより下のすべての波長を 好ましくは通過する。好ましくは、光検出器61と63は市販されているシリコンまたはインジュームガリウム砒素(InGaAs)タイプのものであるのが望ましい
【0028】
光検出器6163の電気的な信号の出力は、それぞれの直線増幅器6971によって増幅される。共通のA/D変換器73を時分割するためにマルチプレクサ回路75が増幅器69と71の出力を交互に他の直線増幅器77に接続 るために設けられ、その後この増幅の出力は、A/D変 換器73に入力として供給される。ディジタル化された信号マイクロコンピュータ79によって受信し、処る。マイクロコンピュータ79は非常に速いディジタル信号処理(DSP)の集積回路チップを備えることができ 。マイクロコンピュータ79の制御機能の一部は、線81 の適当な制御信号によってマルチプレクサ75の切り替え をする。
【0029】
その入力信号からマイクロコンピュータ79によって算出された結果として得られる厚さは、その後、表示装置83に表示されるか、かつ/あるいは制御回路85によって前述した回路48と49で処理制御信号を発生させるために用いることができる
【0030】
光学チャンネルの各々に対する図3に示す単一の光検 出器の代わりとして、一対のこのような検出器をチャン ネルの各々に対して用いることができる。光パイプ29と27の各々を異なる光検出器に延びる一対の小径の光ファイバ(図示せず)に結合することができる。各対の検出 器の一方は、交流のリプルをひずみなく処理するために、高い帯域幅の増幅器回路に結合され、他方は、同じ 信号の平均値または中間値を得るために、低い帯域幅の 増幅器回路に結合される。よって、マルチプレクサ75は4つの増幅器の出力をそれらの入力として選択するように設けられる。信号処理の一すなわち平均信号 たは中間信号決定は、アナログ回路によって行われる。
【0031】
図6流れ図に関連してマイクロコンピュータ79によって実行される計算について説明する前に、その検出された光信号の処理を最初に図4の曲線によって示す。曲 線51は、光パイプ43を介してのみランプの光信号に対応 する検出器63の出力信号レベルを示す。同様に、曲線53 は、組み合わされた物体の放射と、光パイプ25によって 受け取った加熱用の光源の反射を受け取る検出器61の出 力を例示する。測定を行うために光源を用いるだけでな く、物体を加熱するために光源を用いるので、これらの 曲線は説明されている特定の例を示しているだけであ る。さらに、反射率と放射率の測定は、物体それ自体の赤外線放射を検出することなく、行うことができる。
【0032】
信号51と53の各々は、加熱ランプに対する電源41の周 波数を持つリプル(交流)要素を含み、一般的には国において60Hzであり、ヨーロッパにおいて50Hzであるが、厚さおよび/または熱測定を行うための特別な 周波数は必要とされない。信号51の交流要素のピーク ツー・ピークの値はΔILとして示され、信号53の交流要素のピーク・ツー・ピークの値ΔIWとして示される。信号レベルILとIWは信号51と53の平均値をそれぞれ表 。これら信号のピーク・ツー・ピークの値はそれらの平均値わずかな部分である。図4の曲線も、加熱さ れた物体11(E W )の放射に比例する定常的な信号55を示 し、これはマイクロコンピュータの処理によって導かれる。
【0033】
光パイプ25と43は非常に大きい開口を持つように されているから、以下のような関係が成立する。
ェハの反射率=ρ=ΔIW/ΔIL (1)
不透明な物体の放射率は1からその反射率を引いたもの と等しいキルヒホフの法則により既知であるので、以下 のように示すことができる。
放射率=1−(ΔIW/ΔIL) (2)
(2)は、物体の放射率の測定値を示す。その温度が測定されるべき時、以下のように、IWの反射された要素が引かれ、物体の放射信号のみを残すことができる。
EW=IW−IL(ΔIW/ΔIL) (3)
かくして、量E W 物体からの熱放射のみであるので、標 準的な高温計とともに用いられるのと同じような方法で プランクの放射法則により、基板11とその上に形成され るフィルムの温度に変換される。
【0034】
さらなる詳細については、本件出願人であるティンガーらによる論文「プル技術:RTPのための新規な非接触ウェハの放射率と温度測定方法」(高速熱処理および集積回路処理,224巻,23〜31頁,材料研究学会(1991年))によって明らかになる
【0035】
変形された信号測定技術を図5に示す。図4に示すよ うなランプ信号51のピーク・ツー・ピークの値と反射されたウェハ信号53のピーク・ツー・ピークの値を測定するというよりは、図3のシステムのマイクロコンピュータ79を、信号曲線51'と53'の信号の平均値I L とI W とにそ れぞれ関連して、それぞれの信号曲線51'と53'下での領域5254を積分するようにプログラムしてもよい。すなわち、平均値ILとIW、最初に図3のシステムによって各々の信号からディジタルサンプルから算出される。それにより、この信号の平均値を持つディジタルサンプルの各々の大きさの絶対的な差が算出され、これらの不確定な差が少なくとも信号−サンプル−信号サイク の半分の時間の間蓄積される、信号中に存在し得る 任意のノイズ成分の影響を低減させるために、好ましく は多数のサイクルが望ましい。かくしてこれら蓄積された差分または曲線51'53'下側の領域は、前述した式 (1),(2),(3)の引き続く計算を用いるΔI L ΔI W の量である。ΔI L とΔI W の量はこれらの式の比で常 に示すので、それぞれの信号51'と53'の同じ数のサイク ルからのデータがΔI L とΔI W の各々を算出するために用 いられる限り、それらの値を得るためにそれぞれの信号 51'と53'のサイクルがどれだけ積分されたかは問題には ならない。
【0036】
図6を参照すると、フィルムの厚さを算出するマイク ロコンピュータ79のプロセスが流れ図の形式で示され る。初期のステップ9193は、図4の検出され、かつデ ィジタル化された信号53と51の交流要素をそれぞれ決定 する。これらの交流要素ΔILとΔIW は、それぞれのI L I W 信号のピーク・ツー・ピークの量を直接測定すること により決定することができる。代わりに、図6による信 号53'と51'の積分された値を用いることができる。次のステップ95は前述した式(2)による放射率を算出するステップである。次のステップ97は、前述した式 (3)による図4の定常的な状態の量55を算出するステップである。その定常的な状態の量EW を、モニタされる 特定の基板とフィルムの材料組成について経験的に決定 された参照テーブルまたは式によって基板とフィルムの 温度に変換する。
【0037】
この時点において放射率および基板11またはその上のフィルムの温度が決定される。マイクロコンピュータ の能力は速い速度でこのような計算が生じることを可能 にするので、好ましくは間断なく多くのサンプルデータ からの計算を一秒の何分の一のわずかな時間内で実行 し、サンプルデータからのフィルムの厚さを算出する処 理を行う前に、それらの結果を平均化することが望まし い。よって、図6の流れ図のステップ101は、何回放射 率と温度が測定され、計算されたのかを記録し、そして 放射率と温度の測定と計算がN回引き続いて行われるま で、このような計算を行い続ける。ステップ103は、最後のN個の計算を平均化する。これら平均値は、計算さ れ、かつ平均化された放射率と温度の値をフィルムの厚 さに変換するために、ステップ105において用いられ る。この変換は、モニタされるプロセスにおいて用いら れる特定の基板とフィルムの組成について経験的に決定 された参照テーブルまたは式のいずれかの使用によって 行われる。その厚さの値は、ステップ107によって、図 3の表示装置83または制御回路85のような適当な出力装 置に送られる。
【0038】
モニタが続いている限り、ステップ109は、当初に戻し、放射率と温度を引き続いてN回だけ再度算出し、 射率と温度からフィルムの厚さを算出することなどを計 算プロセスにさせる。図6のプロセスによる厚さの計算は、通常のタイプのマイクロコンピュータ79を用いて、 一秒の何分の一の時間内で容易に行うことができ、これにより図1に示すプロセスをリアルタイムで制御することができる。
【0039】
前述した計算におけるある種の調整と修正は、ある状 況下における本発明の測定の精度および反復性を向上さ せるために、望ましいものであることが見いだされた。前述した(1),(2),(3)はむしろ理想的な状況を表し、必要ならば、より複雑な処理を導入するこ とでさらなる精度が得られ、他の半導体炉または他のシ ステムにおける誤差を補正することができる。
【0040】
得られた結果はいろいろなファクタの影響を受けると 考えられる。例えば、ファクタの影響がある場合には、 光源にわたる不均一な光強度や、カバーされていない光パイプの側からの光入射や、光パイプ側を介する光損や、基板が配置される容器での複雑な反射などが挙げ られる。その結果として、ある項目が、各々のケースを 較正するために前述した式に追加される。かくして、前 述した式(1)は次のようになる
ρadj=(ρ−k2)/(1−k1) (4)
ここで、k1とk2は、光パイプの長さに沿って散乱するこ とによって再度照射される取り囲んでいる容器から光パ イプ側へ入射する放射輝度の量の関数を表す散乱係数で ある。その結果として、放射率を決定するための前述し た式(2)は、次のようになる。
放射率=1−ρadj (5)
【0041】
ほとんどの修正は、それが用いられる場合、表面温度 の測定が望まれる時には、表面の放射の計算時に起こな われる必要がある。前述した式(3)を、以下のように3つの付加的な係数を含むように修正する。
Eadj=〔IW−IL k2−ρadj(IL−k1 IL)〕/
〔A+Bρadj+Cρ2 adj〕 (6)
ここで、係数A,B,Cは、形状と光学的な係数を表し、 温度に依存し得るベクトルである。式(6)の分母の中の高次式を容器の反射率が低い時には、より高い次数の項を含むように拡張することができる。
【0042】
これら5つの定数と係数は、較正過程によって特定の 炉または他のタイプのシステムのために決定される。図1に示ようなタイプの半導体処理炉の容器内において 用いるための測定システムの較正を一例として説明す 。第1のステップは第2の較正ステップ中でテスト用の物体表面の放射率を正確に測定することができるようにするために、炉の容器の外側の環境で光パイプと光 検出器を較正するステップである。この第1のステップにおいて、その炉の容器の外側で、テスト用の黒体の放射は、較正されるシステムから光パイプと光検出器よって集められる。光検出器の出力は、非光学的な技術によ って、異なった温度に加熱された黒体とともに測定される。体の温度は、その中に埋め込まれた熱電対によって正確に測定される。テスト用の黒体は1つの放射率を持温度の関数として光検出器の出力を集めたデータは、他の物体表面の放射率を決定するための参照データを規定する。
【0043】
第2の較正ステップにおいて、炉の容器内で処理されるであろうタイプの体表面の放射率は、第1のステッ プにおいて較正された光パイプと光検出器の組合せによ って、任意の加熱ランプを用いることなく、炉の外側で 正確に測定される。熱電対この物体表面の中に埋め込まれる。熱電対は、光学的な測定を行うのに影響を与え ないある適当な技術によって加熱される。物体の放射 は、第1の較正ステップにおける温度と同じ温度で、以 前に較正された光パイプと検出器のシステムによって測 定される。物体表面が黒体でないので、このステップの光検出器の出力は第1の較正ステップにおけるその出 よりも少なくなる。光パイプと光検出器が直線的であ るならば、同じ温度で第1および第2の較正ステップ中 に得られた光検出器の出力の比は、物体表面の放射率を 与えることになる。直線的でなければ、ある適当な補正が最初に行われる。
【0044】
較正の過程における第3のステップにおいて、較正されたパイプと光検出器のシステムは、半導体炉が使用されるその炉の中に位置させられる。第2のステップにおいて測定され同じ基板も、炉の容器の中に位置させ られる。基板ホルダと光パイプの間の幾何学的な関係第2および第3の較正ステップと同じように保持さ 、それは較正が完了したで炉容器内で用いられ 。基板表面の温度は基板の中に埋め込まれた熱電対を保つことにより再び正確にモニタされる。基板が種々 のレベルにおける温度を上げる時、測定はシステム全体 によって行われ、ここで基板表面の放射率は第2の較正 ステップで行われた測定から既知である。基板の温度を 上昇させるためにその加熱ランプの使用を含めて、較正 されたシステムがその測定を行うようにあてにされてい る時、動作されることを意図して、炉またはその他のシ ステムが動作される。前述した式(5)(6)から算出された放射率と温度の値を、第2の較正ステップにおいて測定された放射率と、熱電対によって測定され温度とを比較する。算出された値が、測定値から幾分 なっていることがあり得る。これらの差を無くすよう に行われる計算を調整することが、較正の過程の目的で あるのような測定が十分に行われた後で、式 4),(5),(6)k1,k2,A,BCの値数学的に決定することができ、これによりこの較正を行うこと なく、システムの動作と比較して精度を上げるととも に、その特定の物体表面のために、測定された値と一致 するように基板表面の算出された特徴が生じる。
【0045】
しかしこのような較正は、1つの特性の基板表面 みにおいて正確である。このシステムをより完全に較正するために前述したステップ2とステップ3が種々の異なるタイプの基板表面に対して繰り返される。そうすることにより、十分なデータ、基板表面の広い範囲において式(4),(5),(6)を用いて正確な結果を供給する単一の値でk1,k2,A,B,Cの各々を固定するために得られる。加えて、他の較正ステップを付加することも望ましく、ここで第3のステップにおける前述した測 定のすべてが容器内行われるが、加熱ランプはオフ状 態であり、較正測定の他のセットを行うことを目的とし て基板を加熱するためにある非光学的な手段が用いられ る。
【0046】
図1システムの変形が図7に示され、ここ対応する要素や構成部分には同じ参照番号が付されているが、プライム記号(’)が付加される。基本的な相違 は、水晶炉管13'の外側にある光パイプ25'と43'の配置 である。これにより、光パイプ25、管13'の壁を介 して基板11'からの放射と反射された放射を受け取る。 パイプ43'は、炉管13'内からのいかなる要素の影響 受けることなく、光学ランプからの放射を受け取る。図7の配列における相違点は、かくして検出された光信号 が、図1の実施形態による容器15'内で検出された光信号よりも幾分異なることであり、その差分は、材料13' をつくるのに用いられる水晶またはその他の材料によっ て生じたフィルタ効果の差である
【0047】
図1および図7半導体処理炉のシステムの例は、必要な化学反応が起き得る要求され温度まで処理炉内の 半導体ウェハを加熱するためにランプを用いるタイプの システムであるこれは、必要な交流駆動光源がすでに存在するので、本発明の技術の適用において便利である。しかし、無線周波数ジェネレータや抵抗加熱器の加 熱を用いるような半導体ウェハを加熱するための種々の 技術が存在し、ここでは光源をフィルムの厚さの計算を 行うために必要な導出データ用に用いることには利用で きない。さらに、集積回路処理以外の処理分野において、このような加熱ランプは用いられそうもない。した がって、このような状況下において、フィルムが形成さ れ、かつ未知の放射率が測定される基板表面に対して光 学放射を照射することが必要である
【0048】
のようなシステム図8に略図示される。付加的なサファイアパイプ111が、任意の適切な周波数の交流 源115によって励起される光源113からの光学放射を基板 11"の物体表面へ照射する。交流強度の要素を持つ周囲 を取り巻く任意の光とも異なる周波数を選択することが ある応用においては望ましい。これに反して、恒常的に 取り付けられる蛍光または白熱源のいずれかから利用可 能な一般的に用いられる照明法を、応用が許容される場 合、専用の光源113と光パイプ111に置き換えて用いるこ とができる。基板フィルムからの照射された光の反射および放射は、図1の光パイプ25に対応する光パイプ25"によって集められ、そして基板11"にあたっている光の強度に比例した信号は、図1の光パイプ43に対応する パイプ43”によって捕らえられる。このようなシステ ムは、好ましいサファイアの光パイプの大きな開口数と ともに実際的に行われる。
【0049】
このような光パイプの広い受光角は、種々の異なった 角度でフィルムを通過してきた光を集めるという結果を 生じることになるので、異なる経路の長さの範囲を持つ フィルムを介して移動することになる。フィルムの厚さ が増加するにしたがってそのフィルム内の干渉効果に起 因する任意の一つの経路に沿うフィルムを通過する光の 強度レベルの任意の変化は、他の経路を移動する光のよ うな変化とは異なり得る。これらの光のすべて単一の検出器に照射された時に、平均化された信号測定される放射率のこのような干渉効果を極小化するという結果 を生じる
【0050】
のような干渉の効果を極小化するための他の方法 して、光検出器に光パイプの中心部の光のみを照射する ことによるような狭まった角度範囲を用いてフィルムを 通過する光の2つの波長帯域を別々に検出することが挙 げられる。前述したシリコン基板の例において、第2の波長領域も、1.2ミクロンの帯域の端より狭く、第1の領域からの波長よりも確実に分離される。これらの帯域は、ここで例示されているような単一の一対の光パイ 用いる適当なビーム分割器とフィルタリングによって分離されるように保たれ、または代わりに、第2の波長 帯域を選択するフィルタを持つ付加的な一対の光パイプ を用いることができる。また必要とする狭い角度の光学入射から、高温計のような伝統的な光学システムを光 パイプの替わりに用いることもできる。
【0051】
フィルム内におけるのような干渉の効果を極小化するためのさらに他の方法として、フィルム表面に関連し て少なくと2つの異なった角度でフィルムを通過する光 を別々に検出することが挙げられる。このことは、前述 した大きな開口数を持つ光パイプを用いることによって 達成することができるが、次いで異なった光検出器に光 パイプの中心部と外側モードを光学的に照射しなくては ならない。代わりに、光パイプをのよう用いるの はなく、2つの伝統的な高温計を、フィルムが形成され ている基板表面上の同じスポットに向けて異なった角度 でそれらに照射することにより用いることができる。
【0052】
図9および図10を参照すると、図1,7または8に示す システムにおける電磁放射を集める光パイプの1つまた は両方の開口を増加させ、かつ制御するパイプの構造が示されている。その高い屈折率によって引き起こされ た光パイプのすでに広い受光角を、レンズ要素を含むよ うにその端部を形づくることによって増大させる。光パイプの長手方向の軸に直角の方向平面である通常の光パイプの端部は、別個の光学システムを設ける必要もな く、光パイプの視野を増加させるドーム型の凸表面を設 けることにより再度形づくられる。
【0053】
のような変形は、図1のシステムにおける加熱ラ ンプからの放射を集めるために用いられる光パイプ43に 対して、あるいは物体を加熱しないために他のランプを 用いる種々の状況下において、特に望ましい。光パイプ 25に反射光を供給するウェハ11の部分を照明している光 源のほぼ同一の領域にわたって光パイプ43を介して参照 光信号を集めることが望ましいことが見いだされた。より広い開口は、容器15の部表面から反射されたより多くの光を集める。とすれば、光パイプ25を介して見られるウェハの部分も、これらの反射によって照明されるということが重要である。
【0054】
図9は、光パイプ121の光を集める端部でほぼ球面 状の凸平面123を持つ変形された光パイプ121を示す。図10Bはこのパイプの拡大図である。図9破線で 円錐125は、拡大された視野と比較するために、光パ イプの端部にドーム型の部分123を設けることにより生 じる円錐127に対して平坦な端部を持つ光パイプの視野 を示す。それにより、加熱ランプ129からの放射は、ウ ェハ133の第2の光パイプ135が反射光を受け取る部分13 1を照明しているランプ領域の大きな部分にわたって集 められる。第2パイプ135は図1のシステムのパイプ25に対応する
【0055】
図10Aは、平坦な端部139を持つ典型的なパイプ137の視野を表す円錐125の相対的なサイズを示すこれ を、図10Bに示す改良されたパイプの端部123の円錐127と比較することができる。ドームの端部123を、機械 的にまたは加熱研磨した端部によって光パイプの平坦な 端部から形成することができる。改良されたパイプ の好ましい材料は、相変わらずサファイア、キュービッ クジルコニア、または水晶などの前述したような高い屈 折率、高い融点をもつ材料のままである。さらなる代替 の変形例を図10Cに示し、ここでパイプ143の端部141が球形に形成されるので、その視野145がさらに拡大される。
【0056】
パイプの視野を拡大するための他の技術として、光 パイプの各々をそれぞれの光ファイバに光学的に適当に 結合させることが挙げられる。一例として図1を参照すると、非常に高い屈折率を持つ光パイプ25と43は、比較 的低い屈折率を持つそれぞれの水晶光ファイバ29と47に カプラ27と45によって結合される。非常に異なる屈折率 であるから、光ファイバの受光角は光ファイバが結合さ れる光パイプの受光角よりもわずかに小さい。その結果 として、捕らえられた光のすべては、それぞれの光ファ イバへ結合されない。このような間題を解決するために光学要素または簡単な光学システムが、光ファイバ に光パイプからの可能な限りの光強度で結合されるよう にカプラ27と45の各々の一部として設けられる。これの 一実施形態は、光ファイバに光パイプの光出力を撮像す るレンズである。代わりに、デューザ、またはモードミキサを用いることができる。
【0057】
前述したように本発明の技術は半導体処理以外の多くの表面測定の応用に役に立つ。これは、加熱される 表面を持つものや、加熱されない表面を持つものの両方 に利用可能である。図11と12は、このような2つの付加的な応用を一般的に示す。図11において溶融され金属151の量が坩堝153によって保持される白熱光源また は蛍光源155は、その表面に対する前述したような物理 的、熱的または光学的特徴のいずれかの測定を行うのを 目的として、金属電解槽151の表面に対して光を照射す る。光源は通常金属電解槽151を加熱するのを目的 してはいないが、必要であれば、そのように用いることもできる。パイプ157は光源155の放射の一部を集め、図3に関連して説明したようなタイプの測定器具16 1に光ファイバを介してそれを伝達する。同様に、光パイプ163は、溶融された金属151の上部表面から反され る光の一部を集め、その光信号を光ファイバ165を介して器具161に伝達する。
【0058】
溶融された金属151の表面の放射率は、通常未知であ り、さらにその処理によって般的に変わり得る。酸化はのような変化の一つである。他の変化は、ある他の 材料のフィルムまたは層を付着することによる表面の処 理法という結果を生じさせる。本発明の測定技術は、従 来の非接触で、光学的な技術が適当に動作しないこのよ うな困難な状況において特に利用価値があるものであ る。
【0059】
図12においてアルミニウム、またはその他の金属 らなる移動するシート167は表面特徴測定位置を通過して移動する。測定位置は、シート材料167の経路上 に配置される光源169を含む。この光源16、単一の 標準的な蛍光管として示されているが、その光出力が前 述したようなリプル要素の強度を持つかぎり、ある他の形態にすることができる。光パイプ171は光源の出力の一部を集め、それを光ファイバ173によって測定器具175へ伝達する。他の光パイプ177は材料167の表面によって反射された後で、その光の一部を他の光ファイバ179を介して測定器具175に伝達する。このシステムは、測 定された結果によって少なくとも部分的に金属167の処 理を制御することができるように、材料表面の多くの特 徴のうちの任意の特徴のリアルタイムでの測定を可能に する。
【0060】
本発明の種々の態様をそれらの好ましい実施形態に関 連して説明してきたが、本発明は、添付の特許請求の範 囲の全範囲においてその権利が保護されるべきであるこ とが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるウェハ測定および制御システムを備えた半導体処理炉の特定のタイプを示す概略図である。
【図2】フィルムが図1に示す装置によって制御可能に 形成される基板の1つのタイプの放射率の特徴を示すた めの曲線である
【図3】図1の装置における測定器具の回路のブロックである。
【図4】図3の装置の特定の動作示すための曲線である。
【図5】図3の装置の他の特定の動作を示すための曲線である。
【図6】図4の測定器具のマイクロコンピュータの動作を示す流れ図である。
【図7】図1半導体処理および測定システムの変形例を示す。
【図8】図1のシステムの他の変形例を示す。
【図9】図1、7または8のいずれのシステムに用い られる光パイプの所望の特徴を示す
【図10A】図1、7または8いずれのシステム 用いられる光パイプの端部の形状を示す。
【図10B】図1、7または8いずれのシステム 用いられる光パイプの端部の形状を示す。
【図10C】図1、7または8いずれのシステム 用いられる光パイプの端部の形状を示す。
【図11】本発明の測定技術の追加の応用を示す。
【図12】本発明の測定技術の追加の応用を示す。

Claims (17)

  1. ある基板材料の表面上の前記材料とは異な る材料の層の物理的または化学的特徴を決定するための方法において
    加熱源からの所与の波長領域を含み、かつ周期的な強度 のリプルを持つ電磁波が変調されるように前記層および 表面に向けて電磁放射を照射するステップと、
    前記層によって変調された電磁放射の所与の波長領域の強度レベルを検出することによって、第1の大きさの周期的な強度リプルを持つ第1の電気信号を発生する 1のレベルを検出するステップと、
    前記層と表面に照射されている前記所与の波長領域内にあり、前記層と表面から直接照射される電磁放射を含まない電磁放射の一部の強度を検出することによって、第2の大きさの周期的な強度のリプルを持つ第2の電気信号を発生する第2のレベルを検出するステップと、および
    前記第1と第2の電気信号のレベルであるI W とI L 、およ び第1と第2の電気信号のリプル要素であるΔI W とΔI L から前記層からの熱放射E W を式、
    E W =I W −I L (ΔI W /ΔI L
    から得て前記層または表面の物理的または化学的特徴を 決定するステップと、
    を含む層の物理的または化学的特徴を決定する方法。
  2. 前記表面は半導体材料を含み、そして前記所与の波長領域は半導体基板の吸収帯域の端の下に存在 する請求項1記載の層の物理的または化学的特徴を決定する方法。
  3. 前記表面は、金属が加熱処理を受けている 状態を含む請求項1記載の層の物理的または化学的特徴を決定する方法。
  4. 前記放射を検出するステップの少なくともつは、水晶,サファイアまたはキュービックジルコニアのいずれか一つからつくられる光パイプで電磁放射を集めるステップと、集めた放射を光検出器に照射するステップを含む請求項1記載の層の物理的または化学的特徴を決定する方法。
  5. 前記集めるステップは、電磁放射を凸状の光パイプの端部を介して電磁放射を集めることによっ て、その視野を拡大するステップを含む請求項4記載の層の物理的または化学的特徴を決定する方法。
  6. 前記物理的特徴決定するステップは、前記層が基板表面に形成されると同時に行われる請求項1記載の層の物理的または化学的特徴を決定する方法。
  7. 表面上に層を形成するプロセスを制御するために層の厚さ決定を用いるさらなるステップを含む請求項記載の層の物理的または化学的特徴を決定する方法。
  8. 前記層および表面に対して電磁放射を照射 するステップは、交流電流によって駆動される加熱ラン プの一つのセットの使用を含むことによって、前記層 よび表面をのようなランプの照明によって加熱する請求項1記載の層の物理的または化学的特徴を決定する方法。
  9. 前記放射を照射するステップは、恒久的に設けられた白熱または蛍光ランプからの照明の経路に前記表面を配置するステップを含む請求項1記載の層の物理的または化学的特徴を決定する方法。
  10. 実質的に光学的に透明な窓を壁に持つ器内に配置される基板表上に材料の層を形成するシステムにおいて、前記基板が、時間変動の強度要素によっ て特徴づけられる電磁放射源から前記容器の外側から前記窓を介して前記基板に対して所与の帯域幅の電磁放射を照射することによって加熱され、かつ前記システム 前記層の形成をモニタするのに適したものであって、 前記システムは、
    第1および第2の光検出器であって、前記光検出器の各 々が、時間変動の強度放射要素を含む光検出器に入射す 電磁放射のレベルに比例する電気信号を発生することにによって特徴づけられるものである第1および第2の光検出器と、
    前記基板表面領域から反射された電源電磁放射の一部と、前記電源電磁放射の帯域幅内前記基板表面領域によって放射される電磁放射との両方を前記第1の光検出 器に伝達するために前記基板表面に関連して配置される 手段によって、第1の時間変動の要素を含む第1の電気信号を発生するものである前記基板表面に関連して配置 される手段と、
    前記基板表面から反射もしくは放出された任意の放射を実質的に含まない電源電磁放射の一部を前記第2の光検 出器に伝達するために電源に関連して配置される手段に よって、第2の時間変動の要素を含む第2の電気信号を発生するものである電源に関連して配置される手段と、および
    前記第1と第2の電気信号のレベルであるI W とI L 、およ び第1と第2の電気信号のリプル要素であるΔI W とΔI L から前記層からの熱放射E W を式、
    E W =(I W −I L (ΔI W /ΔI L
    から得て前記層の厚さを決定する第1および第2の電気 信号を受信する手段と、
    を備えるシステム。
  11. 前記第1および第2の光検出器は前記容器の外側に配置され、前記第1および第2の光検出器の放射を伝達する手段は、第1および第2の光パイプの 各々が前記容器内に配置される片側の端部を持つそれぞ れの第1および第2の光パイプを備える請求項10記載のシステム。
  12. 前記第1および第2の光パイプは、サファイアまたはキュービックジルコニアの材料のいずれかによって実質的に全体につくられる請求項10記載のシステム。
  13. 前記第1および第2の光パイプの少なくともつは、端部を含み、前記端部は、凸状に形づくら れ、かつそこを介して放射を受け取るために配置される 求項11記載のシステム。
  14. 基板により支持された層から材料を除去するためのシステムにおける前記層の厚さを同時にモニタする器具であって、前記器具は、
    反射されるように前記層に照射される周期的な強度リプルを持つ電磁放射源と、
    光検出器に入射する電磁放射のレベルに関連するそれぞ れの第1および第2の電気信号を発生させることによっ て特徴づけられる第1および第2の光検出器であって、前記第1の光検出器は、前記層によって反射される電源からの放射と、電源放射の帯域幅内前記層によって放出される放射の両方を受け取るために配置され、前記第2の光検出器は、前記層からの反射もしくは放出される任意の放射を実質的に含まない電源電磁放射の一部を受け取るために配置されるものである第1および第2の光検出器と、および
    前記第1と第2の電気信号のレベルであるI W とI L 、およ び第1と第2の電気信号のリプル要素であるΔI W とΔI L から前記層からの熱放射E W を式、
    E W =(I W −I L (ΔI W /ΔI L
    から得て前記層の厚さを決定する第1および第2の電気 信号を受信する手段と、
    を備える層の厚さを同時にモニタする器具。
  15. 前記厚さ決定する手段は、前記第1および第2の電気信号の強度リプルから前記層の放射率を算出するための手段を備え、次いで、前記層の厚さが 算出された放射率から決定される請求項14記載の層の厚さを同時にモニタする器具。
  16. 前記第1および第2の光検出器は、水晶,サファイアまたはキュービックジルコニアのいずれ か一つからつくられるそれぞれの第1および第2の光パイプを介して放射を受け取るために配置される請求項14記載の層の厚さを同時にモニタする器具。
  17. 前記層の厚さの決定に応じて材料の除去システムを制御するための手段をさらに備える請求項14乃至16のいずれか1項記載の層の厚さを同時にモニタする器具。
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