JP2911884B2 - 管内を流れるガス状媒体の体積流を時間的に高分解能で測定する装置 - Google Patents

管内を流れるガス状媒体の体積流を時間的に高分解能で測定する装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管内を流れるガス
状媒体の体積流を時間的に高分解能で測定する装置であ
って、装置は第1の音波信号を発生する第1の音波送波
器と、第2の音波信号を発生する第2の音波送波器と、
第1および第2の音波信号を受波する第1および第2の
音波受波器と、制御‐評価装置とを有し、前記第1の音
波信号は管を、体積流に対し所定の角度で設けられた区
間に沿って該区間の第1の端部から第2の端部へ横断し
て走行し、前記第2の音波信号は前記区間の第2の端部
から第1の端部へ走行し、前記第1の音波信号および第
2の音波信号は前記区間を走行した後に第1の電気信号
を用いる第2の電気信号に変換され、前記制御測定‐装
置により第1および第2の音波信号の走行時間が第1お
よび第2の電気信号を用いて求められ、かつこの電気信
号を用いて体積流の速度が求められる、管内を流れるガ
ス状媒体の体積流を時間的に高分解能で測定する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置は例えば内燃機関の排気ガ
ス測定技術の領域で、内燃機関から発生される排気ガス
の体積流の時間的特性を、例えば車両の種々異なる走行
状態をシミュレートするための種々のテストサイクル中
に検出するために使用される。
【0003】論文 Andreas Hess, Langstr.18.7526.Wei
her.Deutschland, "Sensor zurdynamischen Volumenstr
ombestimmung im verduennten Autoabgas", inZusammen
arbeit mit der Fachhochschule fuer Technik Mannhei
m, FachbereichNachrichtentechnik, 1993から、排気ガ
ス体積流をいわゆる走行時間差測定法によって求めるこ
とが公知である。これは体積流に対して一定の角度を有
し、第1の音波送波器から第1の音波受波器へ、またほ
ぼ逆の方向で第2の音波送波器から第2の音波受波器へ
走行する超音波信号の異なる走行時間を測定することに
より行われる。流速とそれぞれの音波信号の音速成分と
を加算または減算して測定された走行時間差から、走行
区間の角度と長さを用いて、管内の排気ガスの平均流速
が求められる。管の断面積の値との乗算によりここから
排気ガスの瞬時の平均体積流が求められる。前掲論文に
記載の装置では音波信号を発生し受波するために、2つ
の相互に対向する圧電結晶が使用される。これらの圧電
結晶のうち1つは送波器としても受波器としても駆動さ
れる。圧電結晶の機械的慣性に起因する立ち上がり過渡
振動特性により、音波信号が発生または受波される正確
な測定時点を求める際に比較的重大な誤差を生じる。こ
のため前述の装置は体積流を検出する場合に比較的精度
が小さい。さらにこの装置では圧電結晶の望ましくない
振動特性により、時間的に高分解能、例えば今日測定サ
イクル中に発生する有害物質量を検査および算出するの
に必要な程度の分解能で体積流を測定することができな
い。さらに前述の装置では圧電結晶が腐食性の高温ガス
と直接に接触する点が問題である。これにより耐用期間
が著しく短縮され、そのうえ決定的な温度特性により更
なる測定誤差をまねいてしまう。
【0004】走行時間差測定法はさらに、"Dubbel", 1
8.Auflage, Springerverlag, W16頁からも公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた形式の装置を提供して、管内を流れるガス、特
に内燃機関の排気ガスの体積流を求める場合に走行時間
差測定法により精度と時間的分解能を改善することであ
る。本発明の課題はまた、管内を流れるガスの流速を求
める場合に走行時間差測定法により測定精度を付加的な
センサ素子を用いることなくさらに高めることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によ
り、第1の音波送波器および第2の音波受波器は、第1
の音波信号の少なくとも一部分が区間を走行する前に第
2の音波受波器に達して第1のトリガ信号を発生するよ
うに相互に設けられ、トリガ信号は制御‐評価装置によ
り第1の音波信号の走行時間を求めるために使用される
ように構成して解決される。本発明の他の特徴は従属請
求項に記載されている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による装置は特に、排気ガ
スの温度変化、例えば内燃機関の1つのテストサイクル
中の種々異なる負荷状態において生じる温度変化が、ほ
とんど測定精度に障害となる影響をもたらさない利点を
有する。さらに本発明による装置は、排気ガスに含まれ
る腐食性の有害物質および浮遊物質が音波信号発生およ
び受波のための敏感な構成要素に接触しない利点を有す
る。これにより構成要素の損傷や汚れがわずかになり、
また耐用期間が高められる。
【0008】
【実施例】本発明を以下に図に関連して有利な実施例に
則して説明する。
【0009】図1には本発明による、管4内を流れるガ
ス状媒体2の体積流Jを測定するための装置1が示され
ている。この装置は音波信号8を発生する第1の音波送
波器6、および第2の音波信号12を発生する第2の音
波送波器10を有する。装置1はさらに第1の方向変換
鏡14を有し、この第1の方向変換鏡は第1の音波送波
器6から発生される第1の音波信号8を、体積流Jに対
して角度αで走行する区間16に沿って方向変換させ
る。区間16の一方の端部に第1の音波受波器18が設
けられる。この音波受波器は第1の音波信号8を対応す
る電気信号に変換し、この電気信号を電子制御‐測定装
置20に供給する。
【0010】装置1はさらに第2の方向変換鏡22を有
し、この第2の方向変換鏡は第2の音波送波器10から
の第2の音波信号12を第2の音波受波器24の方向へ
方向変換させる。第2の音波受波器24はこの場合に、
第2の音波送波器10に対向して管4の側で区間16の
他方の端部に設けられる。このため第2の音波信号12
は区間16を第1の音波信号8とは反対に、ほぼ逆の方
向でこの信号が第2の音波受波器24に達するまで走行
する。第2の音波受波器24は第2の音波信号12を対
応する電気信号に変換し、この信号を電子制御‐測定装
置20へ送出する。
【0011】本発明の有利な実施形態では、第1の音波
受波器18および第2の音波受波器24は公知の圧電結
晶により構成される。この圧電結晶は図1に示されるよ
うに、有利には方向変換鏡14、22の中心部に設けら
れ、数mmの領域の大きさを有する。圧電結晶の大きさ
が小さいことにより生じる高い共振周波数により、この
場合有利に立ち上がり過渡振動時間および立ち下がり減
衰振動時間がきわめて短くなる。この種の圧電結晶から
送出される電気信号は通常比較的小さい振幅を有する
が、別の後述の本発明による音波発生器を使用する場合
にも、発生可能なきわめて高い音圧/振幅により、発生
したこれらの音波信号を確実に識別することが可能であ
る。外部音およびその他の障害信号は、その振幅が比較
的小さいためにほとんど出現しない。さらに音波受波器
から発生された電気信号を、例えばこの受波器に直接設
けられる(図示されない)電界効果トランジスタ(FE
T)により、信号を別の増幅器に供給するまえに増幅す
るように構成することができる。
【0012】第1の方向変換鏡14および/または第2
の方向変換鏡22は有利には放物面鏡または放物面鏡の
部分面として構成される。このため発生された球状の波
面はほぼ平行平面の波面に変換される。第1の音波送波
器6および第2の音波送波器10による第1の音波信号
8および第2の音波信号12の発生が、放物面鏡13、
22の焦点で行われると有利である。同様に別の公知の
形の鏡を使用することも可能であるため、本発明による
装置は放物面鏡の使用に限定されない。方向変換鏡1
4、22は例えばプラスティックから製造できる。
【0013】本発明の有利な実施形態では、第1の音波
信号8および第2の音波信号12は第1の電気的スパー
クギャップ25および第2の電気的スパークギャップ2
7で発生される。これらのスパークギャップは、第1の
音波送波器6の(図1では単に概略的にしか示されてい
ない)電極26a、26bまたは第2の音波送波器10
の電極28a、28bにより形成される。スパークフラ
ッシュオーバにより発生される音波信号は、きわめて短
い、第1のピークを有するデルタピーク状の音波パルス
の形を有する。このピークは同様に生じる後続の音波パ
ルスに比べてはるかに高く、また爆発的な発生のため始
めに伝播経路の最初の0.5〜0.7cmをガス状媒体2
の音速よりも大きな速度で伝播する。
【0014】図2および図3に示されているように本発
明によるスパーク音波送波器6、10の有利な実施形態
では、少なくとも1つの(有利には2つの)棒状の電極
26a、26b、28a、28bが使用される。これら
の電極は例えばグラファイト、白金、タングステンまた
は類似の材料から製作可能である。電極26a、26
b、28a、28bの尖端部38a、38bは、電極を
把持するためのばね弾性を有する素子30a、30b
(例えば図示の例では螺旋形ばね)を介し、絶縁材料か
ら成る突起部32a、32bに対して圧着される。前記
突起部内に切欠部34、34bが形成され、これらの切
欠部を発生されたスパーク36が通過する。
【0015】空間的かつ時間的に規定されたスパークフ
ラッシュオーバを電極間に発生させるために、ここでは
第1の音波送波器6および/または第2の音波送波器1
0の電極26a、26b、28a、28bの尖端部38
a、38bは、電極間に形成される本発明による放電面
40の下方に設けられており、規定されるスパーク放電
が専ら放電面40を越えて生じるようにしている。図2
および図3に示されるように、放電面40は有利には、
ブロック41におけるV字形の切欠部に形成される。前
記ブロックは絶縁材料例えば石英から成る。V字形に構
成される放電面40の代わりに同様にして、図示しない
平面形またはアーチ面よぢyr構成してもよい。この面
は例えばU字形または他の形を有する。本発明による放
電面40を使用することにより、例えば通常カソードで
観察されるような電極の焼損とこれによるスパーク36
の空間位置のずれが生じず、したがって付加的な測定誤
差が発生しないことが保証される。さらにばね負荷され
た電極26a、26b、28a、28bを使用し、その
尖端部38a、38bがばね弾性を有する手段30a、
30bにより突起部32a、32bに対して圧着されて
いるので、焼損により遠くなろうとするそれぞれの電極
尖端部の電極材料が自動的な追従送り出しにより補償さ
れる利点を有する。これによりスパークの形および位置
は比較的長い期間が経過しても変化しない。これは2つ
の電極尖端部38a、38b間の距離が電極の焼損によ
って拡大しないからである。
【0016】さらに自動的な追従送り出し手段を有する
カソードのみを設け、このカソードをグラファイトから
製造し、アノードを固定のNiCr電極として形成して
もよい。
【0017】さらに電極26a、26b、28a、28
bの送り出しは同様にモータの駆動により、またはニュ
ーマティック手段を用いて行われる。後者の場合に例え
ば電極26a、26b、28a、28bの後方の空間へ
小さな過圧で送出されるガス例えば不活性ガスまたは清
掃ガスを、直接に電極またはこの電極に連結される(図
示されない)ピストンに作用させて、電極を一定の圧力
で突起部32a、32bの方向へ押すようにすることも
できる。
【0018】図に概略的に示されているように、第1の
音波送波器6の電極26a、26bおよび第2の音波送
波器10の電極28a、28bは、配属される第1の高
電圧発生器42および第2の高電圧発生器44に接続さ
れる。これらの高電圧発生器は詳細には図示されていな
い導波体を介して電子制御‐測定装置20により制御さ
れる。
【0019】本発明の別の有利な実施形態では、本発明
による音波送波器6、10には対応する漏斗形の音波導
波装置46、48が設けられる。これらの音波導波装置
は第1の音波信号8および第2の音波信号12を第1の
方向変換鏡14および第2の方向変換鏡22の方向へ導
波する。
【0020】さらに音波導波装置46、48に目の細か
い格子50例えばプラスティックまたは金属から成る格
子が組み込むことができる。この格子は音波に対して透
過性を有し、第1の音波送波器6のスパークギャップ2
5および第2の音波送波器10のスパークギャップ27
を、特に腐食性のガス例えば内燃機関の排気ガスを使用
する場合に汚れおよび損傷から保護する。この場合に有
利には付加的に、スパークギャップ25、27の領域、
有利には電極26a、26b、28a、28bの領域に
清掃ガス例えば不活性ガスまたは空気が供給される。こ
の清掃ガスは格子50を経て流れ込み、例えば体積流J
とともに排気される。有利には供給されるガス量と格子
の目の幅は相互に、スパークギャップ25、27の領域
の空間がつねに一定の小さな過圧下にあるように調整さ
れる。これにより確実に測定すべき体積流Jの組成成分
がこの領域へ侵入しないようにできる。
【0021】体積流Jの第1および第2の音波送波器
6、10および第1および第2の音波受波器18、24
の領域への侵入に対して付加的な保護を行うために、管
4の壁の開口部に付加的な格子52、54を設けること
ができる。前記開口部を介して第1の音波信号8および
第2の音波信号12が区間16に沿って体積流Jを通っ
て伝播する。前記付加的な格子は同様に音波信号8、1
2に対しては透過性を有し、管4内の体積流Jに対して
は障壁として作用する。前記格子50に関連して説明し
たのと同様に、第1の音波送波器6の格子50、52間
の領域および/または第2の音波送波器10の格子5
0、54間の領域にも清掃媒体を加えることができる。
この清掃媒体は有利には前述の場合と同様に一定の小さ
な圧力を有する。
【0022】測定の原理 本発明による装置の、専門文献では走行時間差測定法と
称される測定原理を以下詳細に説明する。図6に示され
るように、体積流Jが流れる管4に対して斜めに、相互
に対向する第1の音波送受波ユニットSEおよび第2
の音波送受波ユニットSEが相互に距離Lをおいて配
置される。これらの音波送受波ユニットSE、SE
はほぼ同時に音波パルスを送出する。この音波パルスは
角度αで管4を通って伝播し、それぞれ対向する送受波
ユニットSE、SEに達する。これらの送受波ユニ
ットにより音波パルスは対応する電気信号に変換され
る。管4内の体積流Jの流速V、およびガス状媒体2の
中の流れ方向を示す音速cの成分のベクトル重畳によ
り、音波信号の走行方向に応じて走行時間T、T
生じる。この走行時間は次の値すなわち、 T=L/(c+Vcosα) T=L/(c−Vcosα) を有する。ここでLは体積流J内の走行区間16の長さ
である。
【0023】ここから変換により音速cを消去して、管
4の断面積にわたって平均されたガス状媒体2の流速V
が求められる。すなわち V=L(1/T−1/T)/(2cosα) である。
【0024】第1の音波パルスの走行時間Tおよび第
2の音波パルスのTを測定することにより直接に媒体
2の流速Vが求められ、またこの流速と管4の断面積を
乗算することにより体積流Jが求められる。
【0025】実際には測定された音波信号の走行時間T
、Tは、有利には較正により求められた対応する体
積流Jの値とともに固定値として電子メモリに記憶さ
れ、このメモリから測定動作中にコンピュータにより周
知のように読み出される。
【0026】さらに実際の走行時間は通常厳密にいえ
ば、ほぼ一定のオフセット値が存在することにより測定
値T、Tとは異なっている。これは送受波ユニット
SE、SE(本発明による装置でも同様である)が
管4ないし体積流Jから距離をおいて設けられているこ
とにより生じる。オフセット値は一定であるので、この
値を体積流Jを求める際に簡単な手段で(例えば減算に
より)考慮可能である。このためこの値については以下
これ以上説明しない。
【0027】本発明による装置の動作の原理本発明によ
る装置1の動作の原理、特に電子制御‐測定装置20の
動作原理を以下に図4および図5に則して詳細に説明す
る。
【0028】図4に概略的に示されているように、電子
制御‐測定装置20は本発明の有利な実施形態ではマル
チプレクサ60を有しており、このマルチプレクサの第
1の入力側60aは第2の増幅器64を介して第2の音
波受波器24に、第2の入力側60bは第1の増幅器6
2を介して第1の音波受波器18に接続されている。第
1および第2の音波受波器18、24はマルチプレクサ
の第1の入力側60a、60bに第1の電気信号および
第2の電気信号を供給する。これらの電気信号は音波受
波器18、24により受波される第1の音波信号8およ
び第2の音波信号12にほぼ相当する。マルチプレクサ
60の出力側60dは第1のトリガ回路66の第1の入
力側66aに接続され、マルチプレクサ60の出力側6
0eは第2のトリガ回路68の第1の入力側68aに接
続される。マルチプレクサ60の別の制御入力側60c
はマイクロプロセッサ72に接続されている。このマイ
クロプロセッサはマルチプレクサ60に制御信号を供給
する。この制御信号に依存してマルチプレクサは第1の
入力側60a、60bを交互に第1の出力側60dおよ
び第2の出力側60eに配属する。第1のトリガ回路6
6の第2の入力側66bおよび第2のトリガ回路68の
第2の入力側68bは共通の制御線70を介してマイク
ロプロセッサ72に接続される。このマイクロプロセッ
サは第1のトリガ回路66の第2の入力側66bおよび
第2のトリガ回路68の第2の入力側68bに、対応す
る閾値信号を所定のトリガ閾値を検出するために印加す
る。第1のトリガ回路66の出力側66cは第1の電子
カウンタ74の入力側74aと接続され、第2のトリガ
回路68の出力側68cは第2の電子カウンタ76の入
力側76aと接続されている。これらの電子カウンタは
トリガ回路66、68から、音波受波器18、24によ
り測定された第1の音波信号6および第2の音波信号1
2の値がそれぞれのトリガ閾値として設定された値を超
過する場合に、対応する開始信号を受け取る。第1の電
子カウンタ74の第2の入力側74bおよび第2の電子
カウンタ76の第2の入力側76bは共通の線78を介
してクロック発生器80に接続される。このクロック発
生器は例えば100Mhzのクロック周波数を有する正
規化されたパルスを発生し、この正規化パルスを第1の
電子カウンタ74の第2の入力側74bおよび第2の電
子カウンタ76の第2の入力側76bに供給する。
【0029】電子制御‐測定装置20が管4内の体積流
Jを求める方法を、以下に図5に示されるフローチャー
トおよび図4に示される電子回路の図に則して説明す
る。
【0030】ステップ100での測定過程の開始後、制
御‐測定装置20はステップ110で図4に示される制
御線82を介して信号を第1の高電圧発生器42および
第2の高電圧発生器44に送出する。これらの信号は高
電圧発生器をトリガして、第1のスパークギャップ25
および第2のスパークギャップ27でそれぞれ電気的ス
パークフラッシュオーバを発生させる。このスパークフ
ラッシュオーバからほぼ同時に第1の音波信号8および
第2の音波信号12が発生される。これらの音波信号は
対応する第1の方向変換鏡14および第2の方向変換鏡
22の方向へほぼ平面形の音波として伝播する。ここで
音波信号の伝播速度は爆発的な発生のために当初その大
きさがガス状の媒体中の音速cよりも大きい。
【0031】これに続いてマイクロプロセッサ72はス
テップ120で所定の待機ループを設定し、第1の音波
信号8および第2の音波信号12が第1の方向変換鏡1
4および第2の方向変換鏡22(または第2の方向変換
鏡および第1の方向変換鏡)のわずかに前方で方向変換
鏡内に設けられた音波受波器24、18に達するまで待
機する。この待機ループの長さはスパークギャップ2
5、27およびこれに対応する受波器24、18間の距
離に依存し、有利にはソフトウェアによって設定可能で
ある。本発明の有利な実施形態ではスパークギャップ2
7、25およびこれらに対応する受波器18、24間の
距離は例えば約5〜7cmであるが、この場合に持続時
間は100μs〜150μsの範囲となる。ステップ1
20での待機ループは障害信号による測定障害を低減さ
せるために利用される。障害信号はスパークギャップ2
5、27による音波信号8、12の送出から対応する音
波受波器24、18に到達するまでの間に生じることが
ある。
【0032】次のステップ130でマイクロプロセッサ
72は第1のトリガ回路66および第2のトリガ回路6
8を作動させる。これは例えば所定の値のトリガ閾値信
号が第1のトリガ回路66の第2の入力側66bおよび
第2のトリガ回路68の第2の入力側68bに印加する
ことにより行われる。その直後に第2の音波受波器24
に生じる第1の音波信号8、および第1の音波受波器1
8に生じる第2の音波信号12は、音波受波器により対
応する第2の電気信号および第1の電気信号に変換され
る。これらの電気信号は第1のトリガ回路66および第
2のトリガ回路68に送出される。第1の音波信号およ
び第2の音波信号の値がマイクロプロセッサ72により
セットされたトリガ回路66、68の第2の入力側66
b、68bのトリガ閾値を超過した場合、トリガ回路6
6、68はスイッチオンされ、第1のカウンタ74の入
力側74aおよび第2のカウンタ76の入力側76aに
対応するスタート信号を供給する。これによりカウンタ
はクロック発生器80のパルスの数のカウントを開始す
る。
【0033】次にマイクロプロセッサ72はマルチプレ
クサ60にステップ140で例えば対応する制御信号を
マルチプレクサの制御入力側60cに印加することによ
り、マルチプレクサ60の第1の入力側60aを第1の
出力側60dに、また第2の入力側60bを第1の出力
側60eに接続するように指示する。これにより第1の
音波受波器18の信号は第2のトリガ回路68に供給さ
れ、また第2の音波受波器24の信号は第1のトリガ回
路66に供給される。
【0034】続くステップ150でマイクロプロセッサ
72は別の所定の待機ループを設定し、第1の音波信号
8および第2の音波信号12が第1の音波受波器18お
よび第2の音波受波器24のわずか前に達するまで待機
する。この待機ループの長さは有利には設定可能であ
り、本発明の有利な実施形態で方向変換鏡14、22間
の距離が約20cmである場合には約600μsであ
る。ステップ120と関連して以前に説明したのと同様
に、マイクロプロセッサ72のこの別の待機ループも場
合により生じることがある障害信号を低減させるために
利用される。この障害信号は例えば排気ガス流を検査す
べき内燃機関から発生することもある。所定の待機ルー
プをステップ120、150で設けることにより、本発
明による装置1の障害除去の確実性と測定精度が著しく
改善される。ただし待機ループをステップ120、15
0に必ずしも設ける必要はない。
【0035】ステップ150に続くステップ160でマ
イクロプロセッサ72はマルチプレクサ60に対応する
制御信号をマルチプレクサの制御入力側60cに供給す
ることにより、マルチプレクサ60の第2の入力側60
bを第1の出力側60dに、また第1の入力側60aを
第2の出力側60eに接続するように指示する。これに
より第1の音波受波器18の信号は第1のトリガ回路6
6に供給され、また第2の音波受波器24の信号は第2
のトリガ回路68に供給される。
【0036】その短時間後、体積流Jを通過して第1の
音波受波器18および第2の音波受波器24に受波され
た第1の音波信号8および第2の音波信号12、ひいて
は変換された電気信号が発生され、第1のトリガ回路6
6および第2のトリガ回路68によりその第2の入力側
66b、68bに印加された閾値信号と比較され、その
値に基づいて第1のトリガ回路66および第2のトリガ
回路68がスイッチオンされる。これにより第1のカウ
ンタ74の第1の入力側74aおよび第2のカウンタ7
6の第1の入力側76aにそれぞれのカウンタ74、7
6のカウンタ過程を停止させる停止信号が供給される。
【0037】次のステップ170でマイクロプロセッサ
72は、第1のカウンタ74および第2のカウンタ76
の測定された走行時間T、Tに対応する値を読み出
し、この値から管4内の体積流Jを求める。この算出は
例えば第1のカウンタ74および第2のカウンタ76の
値を、測定された走行時間T、Tに対応する直接の
値に変換し、これらの値の前述の式への代入が行われ
る。本発明の有利な実施形態では体積流Jの値は直接に
次のようにして求められる。すなわち、マイクロプロセ
ッサ72がカウンタ74、76の値を、メモリ内に例え
ば値テーブルの形で格納されたカウンタ状態に対する
値、およびこれに対応する、較正により求められた体積
流Jの値と比較することにより求められる。
【0038】次のステップ180でマイクロプロセッサ
72は、測定を終了しない場合にはステップ110に戻
る。ここで例えば同様に第1のカウンタ74および第2
のカウンタ76を再びゼロにリセットするように構成し
てもよい。
【0039】最後に走行時間に対する測定された値
、Tまたは第1のカウンタ74および第2のカウ
ンタ76の対応する値を補正値を用いて補正するように
構成可能である。この補正値は、音速cが音波信号の常
に一定ではない振幅量にわずかではあるが無視できない
程度に依存する点を考慮する。音波信号は本発明の有利
な実施形態では0.15%までの測定誤差を生じさせる
ことがある。このために本発明の有利な実施形態では、
第1の音波信号8および第2の音波信号12の、第1の
到来音波パルスが第2の音波受波器24および第1の音
波受波器18により測定される。測定される振幅値は例
えば振幅に対する次の値と比較される。すなわち、較正
により求められた対応する補正値とともにテーブルとし
て制御‐測定装置20のメモリに格納されている値と比
較される。補正値を前もって求められた走行時間T
ないしカウンタ74、76から読み出された値と加
算することにより、新たな補正値が求められ、この補正
値を用いて体積流Jに対する補正値が求められる。
【0040】本発明による装置1では有利にはスパーク
ギャップ25、27を含む第1の音波送波器6および第
2の音波送波器10が使用されるが、同様に従来の音波
発生器例えば圧電結晶または従来のスピーカ形式の音波
発生器を使用してもよい。また本発明による音波受波器
を従来のマイクロフォンまたはグロー放電ギャップとし
て構成してもよい。後者の場合には音波信号はグロー放
電電流の変化および/またはグロー放電ギャップから出
る光の変化が測定されて電気信号に変換する。
【0041】本発明による装置を、排気ガスが流れる管
断面においてガスの体積流Jを求める例によって説明し
たが、本発明の基礎とする原理はこの例に限定されな
い。
【0042】したがって同様に、本発明の基礎とする原
理および本発明による装置は、一般的に例えば排気装置
においてガスの流速Vを求めるため、分析技術において
風速の測定を行うため、また物理実験でジェット推進機
関の燃料用ガスの噴射速度を求めるためなどに使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による体積流測定装置の横断面の概略図
である。
【図2】本発明による装置の音波送波器に使用される、
自己追従送り出し手段を有する電極装置の斜視概略図で
ある。
【図3】対応するスパーク伝播領域および連結された漏
斗形の音波導波部分を有する、図2の電極装置の横断面
略図である。
【図4】本発明による装置で使用される電子回路ユニッ
トのブロック回路図である。
【図5】本発明による装置で使用される電子‐評価装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】走行時間差測定の原理を使用されるパラメータ
とともに示す概略図である。
【符号の説明】
1 測定装置 2 媒体 4 管 6、10 音波送波器 8、12 音波信号 16 区間 18、24 音波受波器 20 制御‐測定装置 26a、26b、28a、28b 電極 42、44 高電圧発生器 46、48 音波導波装置 50 格子 60 マルチプレクサ 66、68 トリガ回路 74、76 カウンタ 72 マイクロプロセッサ 80 クロック発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01F 1/66 101 G01S 11/00

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管内を流れるガス状媒体の体積流を時間
    的に高分解能で測定する装置であって、 該装置は第1の音波信号を発生する第1の音波送波器
    と、第2の音波信号を発生する第2の音波送波器と、第
    1および第2の音波信号を受波する第1および第2の音
    波受波器と、制御‐評価装置とを有し、 前記第1の音波信号は管を、体積流に対し所定の角度で
    設けられた区間に沿って該区間の第1の端部から第2の
    端部へ横断して走行し、 前記第2の音波信号は前記区間の第2の端部から第1の
    端部へ走行し、 前記第1の音波信号および第2の音波信号は前記区間を
    走行した後に第1の電気信号を用いる第2の電気信号に
    変換され、 前記制御測定‐装置により第1および第2の音波信号の
    走行時間が第1および第2の電気信号を用いて求めら
    れ、かつ該電気信号を用いて体積流の速度が求められ
    る、管内を流れるガス状媒体の体積流を時間的に高分解
    能で測定する装置において、 第1の音波送波器(6)および第2の音波受波器(2
    4)は、第1の音波信号(8)の少なくとも一部分が前
    記区間(16)を走行する前に第2の音波受波器(2
    4)に達して第1のトリガ信号を発生するように相互に
    設けられ、 該トリガ信号は制御‐評価装置(20)により第1の音
    波信号の走行時間(T 、T)を求めるために使用さ
    れる、ことを特徴とする管内を流れるガス状媒体の体積
    流を時間的に高分解能で測定する装置。
  2. 【請求項2】 第2の音波送波器(10)および第1の
    音波受波器(18)は、第2の音波信号(12)の少な
    くとも一部分が前記区間(16)を走行する前に第2の
    音波受波器(18)に達して第2のトリガ信号を発生す
    るように相互に設けられ、該トリガ信号は制御‐評価装
    置(20)により第2の音波信号の走行時間(T、T
    )を求めるために使用される、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 第1の方向変換鏡(14)が第1の音波
    送波器(6)から所定の距離をおいて設けられており、
    前記第1の方向変換鏡は第1の音波信号(8)を第1の
    音波受波器(18)の方向へ方向変換し、第2の音波受
    波器(24)は前記第1の方向変換鏡(14)の反射面
    の内部に設けられている、請求項1または2記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 第1の方向変換鏡(14)は放物面鏡か
    ら構成され、前記第1の音波送波器(6)は第1の方向
    変換鏡(14)の焦点内に設けられている、請求項3記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 第2の方向変換鏡(22)が第2の音波
    送波器(10)から所定の距離をおいて設けられてお
    り、前記第2の方向変換鏡は第2の音波信号(12)を
    第2の音波受波器(24)の方向へ方向変換し、第1の
    音波受波器(18)は前記第2の方向変換鏡(22)の
    反射面の内部に設けられている、請求項2から4までの
    いずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 第2の方向変換鏡(22)は放物面鏡か
    ら構成され、前記第2の音波送波器(10)は第2の方
    向変換鏡(22)の焦点内に設けられている、請求項5
    記載の装置。
  7. 【請求項7】 走行区間(16)の第1の端部および/
    または第2の端部に格子網(52、54)が設けられ、
    該格子網は使用される音波信号(8、12)に対しては
    透過性を有し、体積流(J)に対しては障壁として作用
    する、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 第1の音波信号および/または第2の音
    波信号(6、10)は、電気的スパークギャップ(2
    5、27)によってスパークフラッシュオーバにより発
    生されるように形成されている、請求項1から7までの
    いずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 電気的スパークギャップ(25、27)
    は第1の電極および第2の電極(26a、26b、28
    a、28b)を有し、該電極の尖端部(38a、38
    b)は電極(26a、26b、28a、28b)間に形
    成される放電面(40)の下方に、規定されるスパーク
    放電が専ら放電面(40)を越えて生じるように配置さ
    れている、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 放電面(40)を形成する材料は石英
    または類似の材料を含む、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 電気的スパークギャップ(25、2
    7)の少なくとも1つの電極(26a、26b、28
    a、28b)がばね負荷(30a、30b)された電極
    として構成され、該電極の尖端部(38a、38b)は
    絶縁材料から成る突起部に当接され、電極の尖端部(3
    8a、38b)が焼損した場合に自動的に電極材料の追
    従送り出しが行われる、請求項8から10までのいずれ
    か1項記載の装置。
  12. 【請求項12】 第1の音波送波器(6)と第2の音波
    受波器(24)との間および/または第2の音波送波器
    (10)と第1の音波受波器(18)との間に格子(5
    0)が設けられ、該格子は発生される音波信号(8、1
    2)に対しては透過性を有し、ガス状の体積流(J)に
    対しては障壁として作用する、請求項1から11までの
    いずれか1項記載の装置。
  13. 【請求項13】 格子(50)と音波送波器(6、1
    0)との間の空間に清掃媒体(2)が加えられる、請求
    項12記載の装置。
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