JP2910970B2 - ディスクブレーキ - Google Patents

ディスクブレーキ

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JP2910970B2
JP2910970B2 JP5258750A JP25875093A JP2910970B2 JP 2910970 B2 JP2910970 B2 JP 2910970B2 JP 5258750 A JP5258750 A JP 5258750A JP 25875093 A JP25875093 A JP 25875093A JP 2910970 B2 JP2910970 B2 JP 2910970B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等に使用されるデ
ィスクブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にディスクブレーキとしては、図3
および図4に示すものが知られている。このディスクブ
レーキは、ディスク1の両側に対向配置され、ディスク
1の軸方向(図3における紙面と直交する方向、図4に
おける上下方向)に移動自在に支持された一対の摩擦パ
ッド2・3と、これら摩擦パッド2・3およびディスク
1を跨ぐように配置されたディスクパス部4Cを有しそ
の先端が一方の摩擦パッド2の裏面を押圧する爪部(反
作用部;図1および図2における符号4D参照)とされ
たキャリパ4とを備え、このキャリパ4内に爪部と対向
するよう組み込まれた図示せぬピストンで他方の摩擦パ
ッド3の裏面を押圧し、また、その反作用で爪部を介し
て前記一方の摩擦パッド2の裏面も押圧して、ディスク
1を二つの摩擦パッド2・3で挟み付けて制動するもの
である。
【0003】なお、前記摩擦パッド2・3は、ディスク
1と接触する摩擦材2A・3Aと、これら摩擦材2A・
3Aを裏側から支持する裏金2B・3Bとからそれぞれ
構成されている。また、図3において符号5で示すもの
は、車両の非回転部に取り付けられるとともにキャリパ
4および摩擦パッド2・3を支持するキャリアであり、
符号6で示すものは、このキャリア5に取り付けられ
て、図示せぬピストンにより摩擦パッド2・3が押圧さ
れた場合に、該摩擦パッド2・3をディスク1の軸方向
に移動自在に支持するパッドガイドである。また、前記
摩擦パッド2・3には、これら摩擦パッド2・3をディ
スク1から離間させる力を付与するリターンスプリング
7が、ディスクパス部4Cの内側に設けられており、こ
のリターンスプリング7により、非制動時において、こ
れら摩擦パッド2・3の摩擦材2A・3Aとディスク1
との引き摺りが防止されるようになっている。
【0004】このリターンスプリング7は、図4に示す
ようにその一方の端部に設けられた係止部8が、一方の
摩擦パッド2の裏金2Bの係止孔9に挿入状態で係止さ
れ、また、他方の端部に設けられた係止部10が、他方
の摩擦パッドの3の裏金3Bの係止孔11に挿入状態で
係止されるものであり、かつ、これら係止部8・10を
連結させる中央のスプリング部12により、前記裏金2
B・3Bを互いに離間させる方向に付勢させる機能を有
している。これにより、キャリパ4のピストンによる制
動が中止された場合には、リターンスプリング7のスプ
リング部12によって、摩擦パッド2の裏金2Bが矢印
(イ)方向に付勢され、また、摩擦パッド3の裏金3B
が矢印(ロ)方向に付勢される、すなわち、非制動時に
おいて、これら裏金2B・3Bが互いに離間し、これに
よって摩擦材2A・3Aがディスク1に引き摺られるこ
とを防止できるものである。
【0005】ここで、上記した、図3および図4に示す
ディスクブレーキは、キャリア5が、相互に対向して略
平行に延在する主面部13(図3では一方のみ図示す
る)と各主面部13のディスク半径方向(図3における
下から上への方向)における内側から相互に近接する方
向にほぼ同一平面内に位置して延在する段面部14(図
3では一方のみ図示する)とを有し、前記主面部13が
ディスク半径方向における外側までぬけている(延在し
ている)タイプのもので、このように構成することによ
り、主面部13および段面部14の加工を容易としてい
る。すなわち、キャリアの相互に対向する面部の中間位
置に該面部から凹んだ凹部を設けこの凹部内に摩擦パッ
ドを係止する、いわゆる入れ子タイプのものより、ディ
スク半径方向における外側の出っ張りがない分、加工が
容易となり、コスト低減が図れることになる。
【0006】このような構造のディスクブレーキにおい
ては、キャリア5の主面部13および段面部14に、相
互に対向するよう一対のパッドガイド6(図3では一方
のみ図示する)を配置し、摩擦パッド2・3は、裏金2
B・3Bのディスク周方向(図3における左右方向)に
おける端部から突出する突出部15において、パッドガ
イド6に、該パッドガイド6のディスク半径方向外側に
設けられた付勢部16でディスク半径方向における内方
側に付勢されつつディスク軸線方向に移動自在となるよ
う案内される構造となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成されたディスクブレーキにおいては、摩擦パッド
2・3の支持構造が、例えば剛性が不足する等の理由か
ら摩擦パッド2・3のラトル音に対し不利な構造となっ
ているため、これを回避すべく、パッドラトル音の低減
に効果的な、摩擦パッド2・3へのディスク半径方向の
荷重のアップを行うように、パッドガイド6の形状を改
良したりパッドガイド6の付勢部16のセット荷重を高
くする等の対策を行っているが、十分ではないという問
題があった。
【0008】したがって、本発明の目的は、摩擦パッド
へのディスク半径方向の荷重をさらにアップさせること
により該摩擦パッドのラトル音を低減することができる
ディスクブレーキを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のディスクブレーキは、相互に対向する主面部
と各主面部のディスク半径方向における内側から相互に
近接する方向に延在する段面部とを有し、前記主面部が
ディスク半径方向における外側までぬけてなるキャリア
と、該キャリアの前記主面部に、相互に対向するよう配
置される一対のパッドガイドと、ディスク周方向におけ
る端部から突出する突出部において、前記パッドガイド
に、ディスク半径方向における内方側に付勢されつつデ
ィスク軸線方向に移動自在となるよう案内される一対の
摩擦パッドと、前記摩擦パッドを跨ぐディスクパス部を
有し、該摩擦パッドをディスクの近接方向に共に変位さ
せるキャリパと、両端側の係止部が前記摩擦パッドのデ
ィスク周方向における一側にそれぞれ係止され、該両係
止部間を連結するスプリング部が、前記ディスクパス部
のディスク半径方向における内側面とディスク外周面お
よび前記摩擦パッドのディスク半径方向における外側面
との間に形成される空間内を、ディスク周方向に該ディ
スクパス部のディスク周方向中央側へ延びて形成され、
該スプリング部のディスク軸線方向の撓み力によって前
記摩擦パッドをディスクから離間する方向に共に付勢す
リターンスプリングと、を有するものであって、前記
ディスクパス部のディスク半径方向における内側面であ
ってディスク周方向における端部側にディスク半径方向
における内方側に突出する凸部がそれぞれ形成されると
ともに、この凸部間のディスクパス部のディスク半径方
向における内側面には、この各凸部から該ディスクパス
部のディスク周方向中央側へ向けて連続的にディスク半
径方向における外方側に凹んだ凹部が形成され、これら
凸部と凹部の境界のコーナ部に、前記リターンスプリン
グのスプリング部の前記ディスクパス部のディスク周方
向中央側へ延びた中間部分を、付勢力をもって当接させ
てなることを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明によれば、キャリパのディスクパス部の
ディスク半径方向における内側に形成された凸部と凹部
の境界のコーナ部に、リターンスプリングのスプリング
部を付勢力をもって当接させているため、該リターンス
プリングの、キャリパと当接することにより生じる付勢
力が摩擦パッドをディスク半径方向内方側へ押圧するこ
とになる。したがって、摩擦パッドへのディスク半径方
向内方の荷重が増大することになる。また、この付勢力
によって、キャリパも、ディスク半径方向外方側へ押圧
されることになるため、該キャリパへのディスク半径方
向外方への荷重も増大することになる。しかも、摩擦パ
ッドを相互に離間する目的で設けられたリターンスプリ
ングを利用するため、部品点数を増加させることがな
い。さらに、リターンスプリングは、摩擦パッドに係止
される係止部とスプリング部のコーナ部との間で付勢力
を発生させるため、付勢力を発生させる部分の長さがほ
ぼ一定し、付勢力の設定が確実となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の構成を図1および図2を参照
して説明する。なお、本実施例において、従来の技術と
構成を共通にする箇所に同一符号を付して説明を簡略化
する。
【0012】これらの図において、符号20で示すもの
は摩擦パッド2・3の間に設けられて、該摩擦パッド2
・3をディスク1から共に離間する方向に付勢する本実
施例のリターンスプリングである。このリターンスプリ
ング20は、一端部に設けられて、摩擦パッド2の裏金
2Bの、ディスク半径方向(図1における下から上の方
向、図2では紙面を裏から表へ貫く方向)における外周
側の端面に形成された係止孔21に係止される係止部2
2と、他端部に設けられて、摩擦パッド3の裏金3Bの
外周側端面に形成された係止孔23に係止される係止部
24と、これら係止部22・24間に設けられて、これ
ら係止部22・24を連結させるスプリング部25とが
一体に設けられてなるものであり、このスプリング部2
5によって、裏金2B・3Bを互いに離間させ、これに
よって非制動時において、摩擦材2A・3Aがディスク
1に引き摺られることを防止するようにしている。
【0013】また、裏金2・3にそれぞれ形成された係
止孔21・23は、ディスク1の面方向に沿うとともに
ディスク半径方向の内方側に向けて略延びるものであっ
て、リターンスプリング20の係止部22・24は、こ
れら係止孔21・23にそれぞれ挿入された状態で係止
されるようになっている。また、これら係止孔21・2
3は、キャリパ4がキャリア5に組み付けられた状態に
おいて、図1にWで示す幅分、該キャリパ4のディスク
パス部4Cのディスク周方向(図1における左右方向)
における中央側に配置されており、このような位置関係
に係止孔21・23が設けられることにより、リターン
スプリング20のスプリング部25が、キャリパ4のデ
ィスクパス部4Cの内側に配置されるようになってい
る。
【0014】本実施例においては、キャリパ4のディス
クパス部4C内側の、ディスク周方向における両端部に
ディスク半径方向における内方側に突出する凸部4Aが
形成されており、これら凸部4Aの間のディスクパス部
4C内側には、これら凸部4Aと連続して、ディスク半
径方向における外方側に凹む凹部4Bが形成されてい
る。なお、このキャリパ4のディスクパス4Cに形成さ
れた凹部4Bはその内面が湾曲面となっており、ディス
クパス部4Cの中央に設けられた窓4Fで外部に開口し
ている。また、凸部4Aの先端面はディスク周方向にほ
ぼ沿い、かつ中央側に位置するにしたがって上方に位置
するよう所定の角度で傾斜する傾斜面となっている。加
えて、凸部4Aは、ディスクパス部4Cを幅方向(ディ
スク周方向)に3等分したときの両外側部分に位置して
いる。
【0015】そして、凸部4Aとこれに連続する凹部4
Bとの境界部分の各コーナ部4Eに、対応するリターン
スプリング20のスプリング部25を付勢力をもって当
接させている。すなわち、キャリパ4がキャリア5に組
み付けられた状態において、リターンスプリング20
は、そのスプリング部25の途中が、コーナ部4Eに当
接し、また、その係止部22・24の基端側が、摩擦パ
ッド2・3に形成された係止孔21・23の入口部に接
触され、さらに、その係止部22・24の先端側が、摩
擦パッド2・3に形成された係止孔21・23の深部に
接触された状態で、ディスク1の内方側に押圧され撓む
ことになる。このように、該リターンスプリング20
は、その一方の端部において、コーナ部4E、係止孔2
1・23の入口部および係止孔21・23の深部の3点
で支持される(他方側も同様)ことになる。すなわち、
スプリング部25はコーナ部4Eへの当接部分と係止部
22・24の基端側との間では、キャリパ4には、どこ
も接触していない。
【0016】これにより、キャリパ4に当接し押圧され
ることにより生じるリターンスプリング20の付勢力が
摩擦パッド2・3をディスク半径方向内方側へ押圧する
ことになる。したがって、摩擦パッド2・3へのディス
ク半径方向内方の荷重が、パッドガイド6の付勢力に加
えて、さらに増大することになる。これにより、摩擦パ
ッド2・3は、キャリア5の段面部14側へ押し付けら
れる方向の荷重が十分に確保されるため、例えばディス
ク半径方向の不要な移動が低減され、該移動の発生等摩
擦パッド2・3へのディスク半径方向の荷重不足に起因
して生じる摩擦パッド2・3のラトル音を低減すること
ができる。また、この付勢力によって、キャリパ4も、
ディスク半径方向外方側へ押圧されることになるため、
該キャリパ4へのディスク半径方向外方への荷重が増大
することになる。したがって、キャリパ4もキャリア5
への支持部分がディスク半径外方側に押し付けられるこ
とになるため、キャリパ4のラトル音をも低減すること
ができる。しかも、摩擦パッド2・3を相互に離間する
目的で設けられたリターンスプリング20を利用するた
め、部品点数を増加させることがない。さらに、リター
ンスプリング20は、摩擦パッド2・3の係止孔21・
23に係止される係止部22・24とスプリング部25
のコーナ部4Eへの当接部分との間で付勢力を発生させ
るため、リターンスプリング20をキャリパ4の面部分
に当接させるものより、付勢力を発生させる部分の長さ
がほぼ一定し、付勢力の設定が確実となる。また、凸部
4Aを、ディスクパス部4Cを幅方向に3等分したとき
の両外側部分に位置させており、リターンスプリング2
0を凸部4Aと凹部4Bとの境界のコーナ部4Eに当接
させているため、該リターンスプリング20を前記中央
部側に当接させるものより、付勢力発生のための締め代
が小さくできる。よって、該リターンスプリング20を
撓ませつつキャリア5に組付けられるキャリパ4の組付
性を向上させることができる。加えて係止孔21・23
とコーナ部4Eとの距離が短くできるので、よりバネ定
数を高くすることができることになる。
【0017】また、キャリア5へのキャリパ4の組付後
においては、図1および図2に示すように、前記リター
ンスプリング20が上記のように支持され、更にリター
ンスプリング20の係止部22・24は、Wで示す長さ
分、該キャリパ4のディスクパス部4Cの内側位置に配
置されることから、結果として、該リターンスプリング
20が係止孔21・23から抜け出ることを有効に防止
できる。
【0018】なお、リターンスプリング20のスプリン
グ部25は、常にキャリパ4に当接されており、かつ、
その中央部25Aが、凸部4Aから凹部4Bの範囲にお
いて、ディスク半径方向外方側に曲げられている。この
ため、リターンスプリング20のスプリング部25とデ
ィスク1との間に十分な間隙を確保することができ、こ
の間隙により、スプリング部25にディスク半径方向に
沿う振動等が発生した場合であっても、該スプリング部
25がディスク1に干渉することを防止できる。
【0019】なお、本実施例では、図2に示すようにス
プリング部25を平面視した場合に、全体としてV字状
に形成したが、このような形状に限定されず、係止部2
2・24を互いに離間させる付勢力を付与できるのであ
れば、M字状等の他の形状であっても良い。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のディスクブレーキによれば、キャリパのディスクパス
部の内側に形成された凸部と凹部の境界のコーナ部に、
リターンスプリングのスプリング部を付勢力をもって当
接させているため、該リターンスプリングの、キャリパ
と当接することにより生じる付勢力が摩擦パッドをディ
スク半径方向内方側へ押圧することになる。したがっ
て、摩擦パッドへのディスク半径方向内方の荷重が増大
することになり、該荷重の不足に起因して生じる摩擦パ
ッドのラトル音を低減することができる。また、この付
勢力によって、キャリパも、ディスク半径方向外方側へ
押圧されることになるため、該キャリパへのディスク半
径方向外方への荷重も増大することになり、該荷重の不
足に起因して生じるキャリパのラトル音も低減すること
ができる。しかも、摩擦パッドを相互に離間する目的で
設けられたリターンスプリングを利用するため、部品点
数を増加させることがない。さらに、リターンスプリン
グは、摩擦パッドに係止される係止部とスプリング部の
コーナ部との間で付勢力を発生させるため、付勢力を発
生させる部分の長さがほぼ一定し、付勢力の設定が確実
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるディスクブレーキを示
す図2におけるX−X線に沿う正断面図である。
【図2】本発明の一実施例によるディスクブレーキを示
す一部を切り欠いた平面図である。
【図3】従来のディスクブレーキのリターンスプリング
付近を示す一部を切り欠いた正断面図である。
【図4】図3をV方向から視たリターンスプリングと摩
擦パッドとの取付状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 摩擦パッド 3 摩擦パッド 4 キャリパ 4A 凸部 4B 凹部 4C ディスクパス部 4E コーナ部 5 キャリア 6 パッドガイド 13 主面部 14 段面部 20 リターンスプリング 22,24 係止部 25 スプリング部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−346125(JP,A) 実開 平5−14679(JP,U) 実開 昭57−130029(JP,U) 実開 平2−31923(JP,U) 実開 平5−96575(JP,U) 特表 平4−502804(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 55/00 - 55/224 F16D 65/02 - 65/097

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に対向する主面部と各主面部のディ
    スク半径方向における内側から相互に近接する方向に延
    在する段面部とを有し、前記主面部がディスク半径方向
    における外側までぬけてなるキャリアと、 該キャリアの前記主面部に、相互に対向するよう配置さ
    れる一対のパッドガイドと、 ディスク周方向における端部から突出する突出部におい
    て、前記パッドガイドに、ディスク半径方向における内
    方側に付勢されつつディスク軸線方向に移動自在となる
    よう案内される一対の摩擦パッドと、 前記摩擦パッドを跨ぐディスクパス部を有し、該摩擦パ
    ッドをディスクの近接方向に共に変位させるキャリパ
    と、両端側の係止部が前記摩擦パッドのディスク周方向にお
    ける一側にそれぞれ係止され、該両係止部間を連結する
    スプリング部が、前記ディスクパス部のディスク半径方
    向における内側面とディスク外周面および前記摩擦パッ
    ドのディスク半径方向における外側面との間に形成され
    る空間内を、ディスク周方向に該ディスクパス部のディ
    スク周方向中央側へ延びて形成され、該スプリング部の
    ディスク軸線方向の撓み力によって前記摩擦パッドをデ
    ィスクから離間する方向に共に付勢する リターンスプリ
    ングと、を有するディスクブレーキにおいて、前記ディスクパス部のディスク半径方向における内側面
    であってディスク周方向における端部側にディスク半径
    方向における内方側に突出する凸部がそれぞれ形成され
    るとともに、この凸部間のディスクパス部のディスク半
    径方向における内側面には、この各凸部から該ディスク
    パス部のディスク周方向中央側へ向けて連続的にディス
    ク半径方向における外方側に凹んだ凹部が形成され、 これら凸部と凹部の境界のコーナ部に、前記リターンス
    プリングのスプリング部の前記ディスクパス部のディス
    ク周方向中央側へ延びた中間部分を、付勢力をもって当
    接させてなる ことを特徴とするディスクブレーキ。
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