JP2910342B2 - バーコードリーダ - Google Patents

バーコードリーダ

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JP2910342B2
JP2910342B2 JP3206309A JP20630991A JP2910342B2 JP 2910342 B2 JP2910342 B2 JP 2910342B2 JP 3206309 A JP3206309 A JP 3206309A JP 20630991 A JP20630991 A JP 20630991A JP 2910342 B2 JP2910342 B2 JP 2910342B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POS等に利用するに
適したバーコードリーダに係り、特に、CCD等のライ
ンセンサを採用したタッチ式バーコードリーダに関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、この種のバーコードリーダにおいて
は、例えば、特開平2ー264383号公報に示されて
いるように、バーコードを検出するイメージセンサ及び
フォトセンサを設け、外部信号によりバーコードをイメ
ージセンサで読み取るかフォトセンサで読み取るかの選
択を可能にして、長さの異なる各バーコードを同一のバ
ーコードリーダで読み取るようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成においては、ラインセンサの他にフォトセンサを設け
ているため、このフォトセンサが余分な構成部材となる
という不具合がある。また、ラインセンサで読み取るか
フォトセンサで読み取るかをオペレータ或いは外部装置
から指示しなければならないという不具合がある。そこ
で、本発明は、このような不具合に対処すべく、タッチ
式バーコードリーダにおいて、フォトセンサ等の余剰の
構成部材を採用することなく、ラインセンサのみの活用
により、長さの異なるバーコードを選択的にかつ自動的
に読み取り得るようにしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、本発明の構成上の特徴は、図1にて例示するごと
く、バーコードの読み取りにあたり通常のタッチモード
或いはスライドモードにおかれるハンドスキャナと、こ
のハンドスキャナ内に配設されて前記バーコードを光学
的に検出する光学的検出機構1と、前記ハンドスキャナ
内に配設されて前記光学的検出結果を走査により受光デ
ータとして検出するラインセンサと、前記受光データを
デコードするデコード手段2とを備えたタッチ式バーコ
ードリーダにおいて、前記受光データに基づき前記バー
コードの各バーのランレングスを決定するランレングス
決定手段3と、前記決定ランレングスに基づき前記バー
コードを前記バーコードリーダの通常のタッチモードで
読み取ったか或いはスライドモードで読み取ったかを判
断するモード判断手段4と、前記スライドモードで読み
取ったとの判断時には前記決定ランレングスを正規化す
る正規化手段5とを設けて、デコード手段2が、正規化
手段5により正規化されたときは前記正規化ランレング
スをデコードし、また、前記通常のタッチモードで読み
取ったとの判断時には前記受光データをデコードするよ
うにしたことにある。
【0005】
【作用】このように構成したことにより、バーコードの
読み取りにあたり前記ハンドスキャナを通常のタッチモ
ード或いはスライドモードにおいた場合には、光学的検
出機構1が前記バーコードを光学的に検出し、前記ライ
ンセンサがその走査により前記光学的検出結果を受光デ
ータとして検出し、ランレングス決定手段3が前記バー
コードデータに基づき前記バーコードの各バーのランレ
ングスを決定し、モード判断手段4が前記決定ランレン
グスに基づき前記バーコードを前記バーコードリーダの
通常のタッチモードで読み取ったか或いはスライドモー
ドで読み取ったを判断し、正規化手段5が、前記スライ
ドモードで読み取ったとの判断時には前記決定ランレン
グスを正規化して、デコード手段2が、正規化手段5に
より正規化されたときには前記正規化ランレングスをデ
コードし、また、前記通常のタッチモードで読み取った
との判断時には前記バーコードデータをデコードする。
【0006】
【発明の効果】これにより、単一のタッチ式バーコード
リーダを、その使い勝手を温存したまま、バーコードの
長さに応じて、スライドモード或いは通常のタッチモー
ドにて使用することにより、フォトセンサのような余剰
の構成部材を採用することなく、モード判断手段4によ
るモード判断のもとに、同バーコードの読み取りをその
長さとは関係なく自動的に実現し得る。
【0007】
【実施例】以下、本発明のー実施例を図面により説明す
ると、図2は、本発明を適用したタッチ式バーコードリ
ーダの概略全体構成を示しており、このバーコードリー
ダは、ハンドスキャナSと、このハンドスキャナSに接
続した二値化器70と、この二値化器70に接続したマ
イクロコンピュータ80とによって構成されている。ハ
ンドスキャナSはスキャナ本体10を有しており、この
スキャナ本体10の開口部11内には、光源20が、図
2にて図示実線に沿いバーコード60に向けて一次元状
のビーム光を発光すべく配設されている。ミラー30
は、スキャナ本体10内にて光源20の後方に配設され
ており、このミラー30は、バーコード60から反射す
る光源20からのビーム光を受光して後方に向けて一次
元状に反射する。
【0008】集光レンズ40は、スキャナ本体10内に
てミラー30の後方に配設されており、この集光レンズ
40は、ミラー30からの反射光を受けて集光し一次元
状の集光光として後方へ透過させる。ラインセンサ50
は、一次元状に構成したCCDからなるもので、このラ
インセンサ50は、集光レンズ40からの集光光を一次
元状にバーコード60の各バーの長手方向に走査しつつ
受光して受光データを生ずる。二値化器70は、ライン
センサ50からの受光データを受けて、この受光データ
の値を二値化し二値化データとして発生する。マイクロ
コンピュータ80は、コンピュータプログラムを、二値
化器70との協働により、図3及び図4に示すフローチ
ャートに従い実行し、この実行中において、バーコード
60の読み取りに必要な種々の演算処理を行う。なお、
上述のコンピュータプログラムはマイクロコンピュータ
80のROMに予め記憶されている。
【0009】以上のように構成した本実施例において、
バーコード60の長手方向全長がスキャナ本体20の開
口部11の開口幅よりも長いものとする。しかして、こ
のバーコード60を読み取るにあたり、スキャナ本体1
0を把持して、その開口部11の開口幅方向をバーコー
ド60の長手方向(バーコード60の各バーに対する直
角方向に相当する)に対し直交させるように、開口部1
1をバーコード60に対向させる。このような状態に
て、スキャナ本体10を作動させるとともにマイクロコ
ンピュータ80を作動させるものとする。すると、スキ
ャナ本体10の光源20がバーコード60に向け一次元
状にビーム光を入射させるとともにマイクロコンピュー
タ80が、図3及び図4のフローチャートに従い、コン
ピュータプログラムの実行をステップ100にて開始す
る。
【0010】然る後、スキャナ本体10をバーコード6
0に沿いその長手方向にスライドさせれば、このスライ
ドに伴い、バーコード60からの反射ビーム光がミラー
30により反射されて集光レンズ40を通りラインセン
サ50に一次元状に入射する。すると、ラインセンサ5
0が、スキャナ本体10のスライドに伴う集光レンズ5
0からの入射光に応じてバーコード60をその幅方向に
走査しつつ受光データを生じ二値化器70に付与する。
ついで、この二値化器70が、同受光データの値を二値
化して二値化データを発生しマイクロコンピュータ80
に付与する。
【0011】また、上述のようにコンピュータプログラ
ムの実行を開始した後、マイクロコンピュータ80が、
同コンピュータプログラムをランレングス処理ルーティ
ン110(図3及び図5参照)に進める。すると、マイ
クロコンピュータ80がランレングス処理ルーティン1
10の実行をステップ111にて開始し、ステップ11
2にて、初期化のため各計数データN、N−1及びMを
それぞれN=0、N−1=1及びM=0とセットする。
但し、計数データNは二値化器70からの最新の二値化
データを表し、計数データN−1は計数データNの前の
二値化器70からの二値化データを表し、また、計数デ
ータMはバーコード60の各バーのランレングスを表
す。上述のような初期化の後、マイクロコンピュータ8
0が、ステップ113にて、ステップ112における計
数データNを計数データN−1とセットするとともに、
現段階における二値化器70からの二値化データをNと
セットし、ステップ114にて、ステップ113におけ
る両計数データN及びN−1の論理積を演算するととも
に、同論理積を計数データNと新たにセットする。
【0012】現段階において、ステップ114における
計数データNがN=1でなければ、マイクロコンピュー
タ80がステップ115にて「NO」と判別しコンピュ
ータプログラムをステップ112に戻す。一方、ステッ
プ114における計数データNがN=1であるならば、
マイクロコンピュータ80がステップ115にて「YE
S」と判別しステップ112における計数データMに
「1」加算してMと更新する。但し、ステップ115に
おける判別はバーコード60の幅方向の長さが何サンプ
ル分有るかを判断するものである。然る後、マイクロコ
ンピュータ80が、ステップ117にて、ラインセンサ
50の1走査分のサンプルデータとして二値化器70か
らの各二値化データが入力されたか否かを判別する。現
段階にてラインセンサ50の1走査分のサンプルデータ
が入力されていれば、マイクロコンピュータ80がステ
ップ117にて「YES」と判別しコンピュータプログ
ラムをステップ118に進める。一方、現段階にてライ
ンセンサ50の1走査分のサンプルデータが入力されて
いなければ、マイクロコンピュータ80がステップ11
7にて「NO」と判別しコンピュータプログラムをステ
ップ113に進める。
【0013】上述のようにランレングス処理ルーティン
110における演算処理が終了すると、マイクロコンピ
ュータ80がコンピュータプログラムをフィルタ処理ル
ーティン120(図3及び図6(A)参照)に進める。
すると、マイクロコンピュータ80が、フィルタ処理ル
ーティン120の実行をステップ121にて開始し、ス
テップ122にて、ステップ116における計数データ
Mを取り込み、ステップ122にて、同計数データMを
所定データTと比較する。但し、この所定データTは、
バーコード60のナローバー(図7(A)にて符号61
参照)の幅(図7(A)参照)を表すもので、この所定
データTは、マイクロコンピュータ80のROMに予め
記憶されている。
【0014】現段階において、計数データMが所定デー
タTよりも大きければ、マイクロコンピュータ80が、
ステップ123にて「YES」と判別し、ステップ12
4にて、フィルタ処理ルーティン120の実行を終了す
る。一方、計数データMが所定データT以下であれば、
マイクロコンピュータ80がステップ123にて「N
O」と判別しコンピュータプログラムをステップ122
に戻す。上述のようにフィルタ処理ルーティン120の
実行が終了すると、マイクロコンピュータ80が、次の
ステップ130(図3参照)にて、ステップ123にお
ける「YES」との判別結果(M>T)のもとに計数デ
ータMを取り込む。このことは、バーコード60の幅方
向(バーコード60の各バーの長手方向に相当する)の
不必要な汚れを除去した上で計数データMを取り込むこ
とを意味する。
【0015】ついで、マイクロコンピュータ80が、ス
テップ131にて、ステップ130における計数データ
Mを所定データτと比較判別する。但し、所定データτ
は、バーコード60のワイドバー(図7(A)にて符号
62参照)を横切る最大ずれ角線Pの線分の長さを表す
もので、この所定データτは、マイクロコンピュータ8
0のROMに予め記憶されている。また、計数データM
が所定データτよりも小さいことは、バーコードリーダ
が通常のタッチモードにあることを意味する。これは以
下の理由による。バーコードリーダを通常のタッチモー
ドにおいた場合には、バーコードが同一であればバーコ
ードリーダを移動させないため、バーコードの長さL及
び幅W(図7(A)参照)が変化しない。従って、最大
ズレ角線Pの対応する所定データτが決定するため、M
が、読み取るバーコードのワイドバーの幅に相当する。
その結果、計数データMが所定データτよりも小さくな
ることは明きらかである。一方、計数データMが所定デ
ータτ以上であることは、バーコードリーダがスライド
モードにあることを意味する。現段階にては、計数デー
タMが所定データτ以上、即ちバーコードリーダがスラ
イドモードであるため、マイクロコンピュータ80が、
ステップ131にて「NO」と判別しコンピュータプロ
グラムを正規化処理ルーティン140(図6(B)参
照)に進める。このことは、ステップ131における
「NO」との判別によりバーコードリーダがスライドモ
ードにあることを自動的に判断したことを意味する。
【0016】上述のようにコンピュータプログラムが正
規化処理ルーティン140に進むと、マイクロコンピュ
ータ80が、同ルーティンをステップ141にて実行し
始め、次のステップ142にて、ステップ123におけ
る「YES」との判別結果(M>T)を取り込む。つい
で、マイクロコンピュータ80が、ステップ143に
て、ラインセンサ50の一走査中にステップ123にお
ける「YES」との判別が1回以上存在したかを判別す
る。現段階において、ラインセンサ50の一走査中にス
テップ123における「YES」との判別が1回以上存
在した場合には、マイクロコンピュータ80が、ステッ
プ144にて、正規化データを「1」とセットする。一
方、ステップ143における判別が「NO」となる場合
には、マイクロコンピュータ80がステップ145にて
正規化データを「0」とセットする。
【0017】このようにして正規化処理ルーティン14
0における演算処理が終了すると、マイクロコンピュー
タ80が、ステップ150にて、ステップ144或いは
145における正規化データを二値化データとしてセッ
トし、ステップ160にて、ステップ150における二
値化データをデコードし、かつステップ170にて同デ
コード結果を外部に出力する。
【0018】また、上述の場合とは異なり、バーコード
60の長手方向全長がスキャナ本体10の開口部11の
開口幅に一致している場合には、このバーコード60を
読み取るにあたり、スキャナ本体10を把持して、その
開口部11の開口幅方向をバーコード60の長手方向
(バーコード60の各バーに対する直角方向に相当す
る)に一致させるように、開口部11をバーコード60
に対向させる。このような状態にて、スキャナ本体10
を作動させるとともにマイクロコンピュータ80を作動
させるものとする。しかして、上述のようにコンピュー
タプログラムがステップ131に達したとき、計数デー
タMが所定データτ以上、即ちバーコードリーダが通常
のタッチモードにあるため、マイクロコンピュータ80
が、同ステップ二値化器70からの二値化データをその
まま二値化データとして維持し、ステップ160にて、
同二値化データをデコード処理し、かつステップ170
にて、同デコード処理結果を外部に出力する。
【0019】以上説明したように、バーコード60を読
み取るにあたり、バーコード60の長手方向全長がスキ
ャナ本体10の開口部11の開口幅よりも長い場合に
は、スキャナ本体10の開口部11の開口幅方向をバー
コード60の長手方向に対し直交させるように、開口部
11をバーコード60に対向させてバーコードリーダを
スライドモードにおき、また、バーコード60の長手方
向全長がスキャナ本体10の開口部11の開口幅に一致
する場合には、スキャナ本体10の開口部11の開口幅
方向をバーコード60の長手方向に一致させるように、
開口部11をバーコード60に対向させて通常タッチモ
ードにおけば、これらいずれかのモード化でのラインセ
ンサ50からの受光データに応じ、コンピュータプログ
ラムがステップ131に達する演算処理過程において求
めた計数データMを所定データτと比較して、スライド
モードか通常のタッチモードかを自動的に判断し、この
判断結果に基づき、二値化器70からの二値化データを
そのままデコードするか或いはステップ123における
「YES」との判別結果の回数に応じた正規化データを
デコードするようにしたので、単一のタッチ式バーコー
ドリーダを、その使い勝手を温存したまま、バーコード
の長さに応じて、スライドモード及び通常のタッチモー
ドにて選択的に使用することにより、同バーコードの読
み取りがその長さとは関係なく自動的に実現され得る。
またこのような効果がマイクロコンピュータのソフトウ
ェアにて実現されるので、この種バーコードリーダの低
コストによる提供が可能となる。また、上述の作用効果
の達成にあたり、ラインセンサ50に対し余剰の構成部
材たるフォトセンサを付加するという必要もない。
【0020】次に、前記実施例の変形例について図7
(B)及び図8を参照して説明すると、この変形例にお
いては、前記実施例にて述べたコンピュータプログラム
を規定するフローチャート(図3及び図4参照)の一部
が、図7(B)及び図8にて示すごときフローチャート
に変更されていることにその構成上の特徴がある。しか
して、このように変更した後のフローチャートに従うコ
ンピュータプログラム(以下、第2コンピュータプログ
ラムという)が、前記実施例におけるコンピュータプロ
グラムに代えて、マイクロコンピュータ80のROMに
予め記憶されている。その他の構成は、前記実施例と同
様である。
【0021】このように構成した本変形例において、前
記実施例と同様に、第2コンピュータプログラムのステ
ップ131(図4参照)における判別が「NO」になる
と、マイクロコンピュータ80が、同第2コンピュータ
プログラムをノイズ除去処理ルーティン180に進め
る。すると、マイクロコンピュータ80が、同ノイズ除
去処理ルーティン180の実行をステップ181にて開
始し、次のステップ182にて、初期化の処理のため、
複数の参照画素I1、I2、I3、・・・、Inを全て零に
クリアし、かつ、ステップ182にて、ラインセンサ5
0の一走査分の受光データに相当する二値化器70から
の二値化データを入力される。但し、複数の参照画素
は、読み取るべきバーコードの幅方向に多く配置される
ことが望ましい。
【0022】然る後、マイクロコンピュータ80が、ス
テップ183にて、I1とI1−1との論理積をとりI1
とセットし、I2とI2−1との論理積をとりI2とセッ
トし、I3とI3−1との論理積をとりI3とセットし、
・・・、 かつ、InとIn−1との論理積をとりInとセ
ットする。ついで、マイクロコンピュータ80が、ステ
ップ184にて、ステップ183におけるI1、I2、I
3、・・・、Inの論理和をとりこれを論理和Jとセット
し、第2コンピュータプログラムをステップ185に進
める。
【0023】現段階にて、J=1でないならば、マイク
ロコンピュータ80がステップ185にて「NO」と判
別する。一方、J=1ならば、マイクロコンピュータ8
0がステップ185にて「YES」と判別し、ステップ
186にて、バーコード60の各バーの長さ方向の有効
範囲を表すバー長さ方向有効信号を出力する。換言すれ
ば、複数の参照画素の画素状態を同時に判断し、バーコ
ードリーダをスライドさせていく中で最も長くバーの検
出をなし得た画素のデータを有効としてバー幅方向有効
信号として出力することとしたものである。
【0024】かかる場合、スライドモードによる読み取
り時、従来のペン型リーダよりもバーコードを横切る範
囲が広く、かつノイズ除去処理ルーティン180を採用
したため、バーコードの読み取り精度が向上する。ま
た、複数の参照画素でバーを検出しているため、バーコ
ードのスライド方向に対してのノイズ除去効果も得られ
る。その他の作用効果は、前記実施例と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】特許請求の範囲の記載に対する対応図である。
【図2】本発明の一実施例を示す概略全体構成図であ
る。
【図3】図2のマイクロコンピュータの作用を示すフロ
ーチャートの前段部である。
【図4】図2のマイクロコンピュータの作用を示すフロ
ーチャートの後段部である。
【図5】図3のランレングス処理ルーティンの詳細を示
すフローチャートである。
【図6】図3のフィルタ処理ルーティンの詳細を示すフ
ローチャートである。
【図7】バーコードの長さL、幅W、バーの幅T、最大
ズレ角線P及び所定データτの関係を示す説明図及び前
記実施例の変形例を示す要部フローチャートである。
【図8】図7におけるノイズ除去処理ルーティンの詳細
を表すフローチャートである。
【符号の説明】
S…ハンドスキャナ、10…スキャナ本体、20…光
源、30…ミラー、40…集光レンズ、50…ラインセ
ンサ、60…バーコード、70…二値化器、80…マイ
クロコンピュータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーコードの読み取りにあたり通常のタッ
    チモード或いはスライドモードにおかれるハンドスキャ
    ナと、このハンドスキャナ内に配設されて前記バーコー
    ドを光学的に検出する光学的検出機構と、前記ハンドス
    キャナ内に配設されて前記光学的検出結果を走査により
    受光データとして検出するラインセンサと、前記受光デ
    ータをデコードするデコード手段とを備えたタッチ式バ
    ーコードリーダにおいて、前記受光データに基づき前記
    バーコードの各バーのランレングスを決定するランレン
    グス決定手段と、前記決定ランレングスに基づき前記バ
    ーコードを前記バーコードリーダの通常のタッチモード
    で読み取ったか或いはスライドモードで読み取ったかを
    判断するモード判断手段と、前記スライドモードで読み
    取ったとの判断時には前記決定ランレングスを正規化す
    る正規化手段とを設けて、前記デコード手段が、前記正
    規化手段により正規化されたときは前記正規化ランレン
    グスをデコードし、また、前記通常のタッチモードで読
    み取ったとの判断時には前記受光データをデコードする
    ようにしたことを特徴とするバーコードリーダ。
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