JP2909967B2 - コンピューター・キーボード - Google Patents
コンピューター・キーボードInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は日本語の五十音に親
しみのある者にとって日本語と英語の両方の入力が容易
にできるように配慮して設計したコンピューター及びワ
ープロ専用機等のキーボード、並びにその入力方法に関
する。
しみのある者にとって日本語と英語の両方の入力が容易
にできるように配慮して設計したコンピューター及びワ
ープロ専用機等のキーボード、並びにその入力方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】今やコンピューターは世界中どこでも毎
日の生活に欠かせないものとなっている。勿論日本でも
コンピューターは仕事場でどんどんと普及しコンピュー
ターの無い社会を考える事さえ不可能な程になって来て
いる。ところが、日本におけるコンピューターの普及率
はアメリカの水準に比べるとずっと低いのが実状であ
る。その根底の理由は、日本語が西欧のアルファベット
に基づいたものでない事、そうして日本ではタイプライ
ターを使用するという習慣が無いからであると一般に言
われている。
日の生活に欠かせないものとなっている。勿論日本でも
コンピューターは仕事場でどんどんと普及しコンピュー
ターの無い社会を考える事さえ不可能な程になって来て
いる。ところが、日本におけるコンピューターの普及率
はアメリカの水準に比べるとずっと低いのが実状であ
る。その根底の理由は、日本語が西欧のアルファベット
に基づいたものでない事、そうして日本ではタイプライ
ターを使用するという習慣が無いからであると一般に言
われている。
【0003】現在一般に用いられている日本語のパソコ
ンへのキーボードによる入力方法はかなで入力する方法
とローマ字で入力する方法の二つに分けられる。かなで
入力する場合には「いろは」46文字を表す個々のキー
を指を使って打ち、コンピューターがかなを漢字混じり
の文章にし、ローマ字での入力の場合にはQWERTY式の配
列のアルファベットの個々のキーを指で打って入力し、
それをコンピューターがかなに変換し漢字混じりの文章
にするという方法を取っている。これらの入力方法は
(かな入力法もローマ字入力法も)どちらも使用者にと
って最適なものではない。かなでの入力方法の場合に
は、「いろは」が数多くの文字があるため、キーボード
を見ずコンピューターの画面だけを見て文章なりデータ
ーを打ち込むと言う事が難しい事が問題となる。ローマ
字での入力の場合には、一般に使用されるQWERTYと呼ば
れるコンピューター・キーボードのアルファベットのキ
ーの並べ方が日本語の五十音の音の構成から全くかけ離
れたものであるために、日本語の教育を受けて育ったも
のにとってはなんとも親しみのないものであるという問
題がある。このような問題を克服するために色々な入力
装置が開発されて来た。例えばペンによる手書きの入
力、または音声による入力方法などがその例である。だ
がキーボードによる入力は最も効果的で能率の良いもの
であり、キーボードによる入力方法の改善は不可欠であ
ると考えられる。
ンへのキーボードによる入力方法はかなで入力する方法
とローマ字で入力する方法の二つに分けられる。かなで
入力する場合には「いろは」46文字を表す個々のキー
を指を使って打ち、コンピューターがかなを漢字混じり
の文章にし、ローマ字での入力の場合にはQWERTY式の配
列のアルファベットの個々のキーを指で打って入力し、
それをコンピューターがかなに変換し漢字混じりの文章
にするという方法を取っている。これらの入力方法は
(かな入力法もローマ字入力法も)どちらも使用者にと
って最適なものではない。かなでの入力方法の場合に
は、「いろは」が数多くの文字があるため、キーボード
を見ずコンピューターの画面だけを見て文章なりデータ
ーを打ち込むと言う事が難しい事が問題となる。ローマ
字での入力の場合には、一般に使用されるQWERTYと呼ば
れるコンピューター・キーボードのアルファベットのキ
ーの並べ方が日本語の五十音の音の構成から全くかけ離
れたものであるために、日本語の教育を受けて育ったも
のにとってはなんとも親しみのないものであるという問
題がある。このような問題を克服するために色々な入力
装置が開発されて来た。例えばペンによる手書きの入
力、または音声による入力方法などがその例である。だ
がキーボードによる入力は最も効果的で能率の良いもの
であり、キーボードによる入力方法の改善は不可欠であ
ると考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】キーボードによる入力
法は、一昔前のように日本の職場に於いて日本語だけの
環境で仕事ができた時代には、日本語の「いろは」を五
十音の音韻表のように並べて、各キーの場所を覚え易く
するようにしたものでも良かったかも知れない。しかし
現在のように、インターネットが世界中の通信の道具の
一つとなった時代には日本語のかなだけを目的としたコ
ンピューターの入力装置はあまり役立たないものとなっ
てしまった。だからと言って、ローマ字を知らない小学
校の低学年の児童に英語のアルファベットのQWERTYキー
ボードの英語のアルファベットの配列を覚えさせそれを
使用させることも困難である。このような背景を基に本
発明は英語と日本語の両方の入力が容易にでき、しかも
日本語の教育を受けて育った者にとって親しみ深いキー
の並べ方をしたコンピューターのキーボード及び該キー
ボードによる入力方法を提案するものである。
法は、一昔前のように日本の職場に於いて日本語だけの
環境で仕事ができた時代には、日本語の「いろは」を五
十音の音韻表のように並べて、各キーの場所を覚え易く
するようにしたものでも良かったかも知れない。しかし
現在のように、インターネットが世界中の通信の道具の
一つとなった時代には日本語のかなだけを目的としたコ
ンピューターの入力装置はあまり役立たないものとなっ
てしまった。だからと言って、ローマ字を知らない小学
校の低学年の児童に英語のアルファベットのQWERTYキー
ボードの英語のアルファベットの配列を覚えさせそれを
使用させることも困難である。このような背景を基に本
発明は英語と日本語の両方の入力が容易にでき、しかも
日本語の教育を受けて育った者にとって親しみ深いキー
の並べ方をしたコンピューターのキーボード及び該キー
ボードによる入力方法を提案するものである。
【0005】本発明の基礎となるものは五十音の行と列
を利用して日本語を入力する事である。日本語の五十音
は行と列の組み合わせが作る音韻を表わしたものであ
る。行は「か行」、「さ行」、「た行」、...などに
含まれる子音を表す要素からなり、列は「あ」、
「い」、「う」、「え」、「お」の母音を表す要素から
なる。これらの五十音の行と列の総和は、濁点などの付
いた行を含めてもローマ字の文字の数に比べてずっと少
なく、行と列を表すキーを順序立ててキーボード上に配
置すると、日本語になじみのある使用者には非常に使用
のし易いものとなるに違いないと考えられる。
を利用して日本語を入力する事である。日本語の五十音
は行と列の組み合わせが作る音韻を表わしたものであ
る。行は「か行」、「さ行」、「た行」、...などに
含まれる子音を表す要素からなり、列は「あ」、
「い」、「う」、「え」、「お」の母音を表す要素から
なる。これらの五十音の行と列の総和は、濁点などの付
いた行を含めてもローマ字の文字の数に比べてずっと少
なく、行と列を表すキーを順序立ててキーボード上に配
置すると、日本語になじみのある使用者には非常に使用
のし易いものとなるに違いないと考えられる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は五十音に親しみ
の深い者にとって日本語と英語の両方の入力が容易なよ
うに設計したキーボードである。
の深い者にとって日本語と英語の両方の入力が容易なよ
うに設計したキーボードである。
【0007】即ち、本発明は、日本語の五十音の行と列
の入力と英語のアルファベットの入力の両方に使用でき
るようにしたキーボードであって、各々のキーには五十
音入力用の表示とアルファベット入力用の表示のどちら
か一方またはそれら両方がなされたもので、五十音入力
用のキーは行または列の表示からなっており、例えば、
五十音の行を表すキーはキーボードのほぼ右半分(また
は左半分)に五十音の行の順に従うように配置されてお
り、列を表すキーはキーボードのほぼ左半分(または右
半分)に五十音の列の順に従うように配置された前記キ
ーボードに係わる。このキーボードを使っての日本語の
入力は基本的に片方の手(例えば右手)の指が五十音の
行を入力し、続いてもう一方の手の指が五十音の列を入
力することによってかなを表示するものである。
の入力と英語のアルファベットの入力の両方に使用でき
るようにしたキーボードであって、各々のキーには五十
音入力用の表示とアルファベット入力用の表示のどちら
か一方またはそれら両方がなされたもので、五十音入力
用のキーは行または列の表示からなっており、例えば、
五十音の行を表すキーはキーボードのほぼ右半分(また
は左半分)に五十音の行の順に従うように配置されてお
り、列を表すキーはキーボードのほぼ左半分(または右
半分)に五十音の列の順に従うように配置された前記キ
ーボードに係わる。このキーボードを使っての日本語の
入力は基本的に片方の手(例えば右手)の指が五十音の
行を入力し、続いてもう一方の手の指が五十音の列を入
力することによってかなを表示するものである。
【0008】英語のアルファベットは、日本語の五十音
の配列と任意の関係で配置することが可能である。しか
しながら、好適な一態様としては、日本語の五十音に即
したアルファベットの配列、即ち、日本語の五十音の行
または列を示す各々のキーの場所にそれらの発音に対応
する母音又は子音を表す英語のアルファベットを配置
し、五十音の各行のキーの近隣にそれらの発音に近い子
音を表す英語のアルファベットのキーを配置し、五十音
の各行に対応しない子音を表す英語のアルファベットの
キーは空いた場所に配置し、このように、五十音を知っ
ている者にとって親しみ深いものとなるよう配慮をした
設計とすることが実用上好ましい。
の配列と任意の関係で配置することが可能である。しか
しながら、好適な一態様としては、日本語の五十音に即
したアルファベットの配列、即ち、日本語の五十音の行
または列を示す各々のキーの場所にそれらの発音に対応
する母音又は子音を表す英語のアルファベットを配置
し、五十音の各行のキーの近隣にそれらの発音に近い子
音を表す英語のアルファベットのキーを配置し、五十音
の各行に対応しない子音を表す英語のアルファベットの
キーは空いた場所に配置し、このように、五十音を知っ
ている者にとって親しみ深いものとなるよう配慮をした
設計とすることが実用上好ましい。
【0009】他の特徴も含めて本発明を以下に図に示さ
れた本発明の具体的態様を参照しながら説明するが、こ
こに示す図は単に説明用のものであって、本発明はここ
に記述した具体化例には限らないものと理解されるべき
である。
れた本発明の具体的態様を参照しながら説明するが、こ
こに示す図は単に説明用のものであって、本発明はここ
に記述した具体化例には限らないものと理解されるべき
である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は五十音の行と列のキーの配
列の仕方(配列案1)を示したものである。図1はキー
ボードの一部分で五十音の行を表すキーの群と列を表す
キーの群だけを示す。キーの群は三つの列からなってお
り、この図では上から二番目の列が基本の列となる。キ
ーボードの基本の列は両手が何もしないホーム・ポジシ
ョンにある時に両方の手の人差し指から小指までが乗っ
ているキーの列を指す。図1において基本の列において
は左端の5個のキーが五十音の列を表すキーで、その右
の6個のキーが五十音の行を表すキーである。五十音の
列を表すキーは五十音の母音の順にキーボードの基本の
列に左方向に「あ列」、「い列」、「う列」、「え
列」、「お列」の順に配列する。五十音の基本の行を表
すキーはキーボードの基本の列に五十音の行の順に右方
向に「か行」、「さ行」、「た行」、「な行」、「は
行」、「ま行」の順に配列する。「ら行」のキーは図1
に示したごとく「ま行」のキーの上隣に配置しても良い
であろうし、または「ま行」のキーの右隣又は下隣に配
置しても良いであろう。これら五十音の基本の行のキー
の近隣にそれらの音に近いものを配置する。図1に示す
ように「か行」のキーの上の列に「が行」のキー、「さ
行」のキーの上に「ざ行」、「た行」のキーの上に「だ
行」、「は行」の上に「ば行」、「は行」の下に「ぱ
行」のキーというように配置をするのである。「や行」
と「わ行」のは特別の行として扱い「わ行」のキーは
「あ列」のキーの下に、「や行」のキーは「か行」のキ
ーの下に行の順列から離れて独立して配置する。このよ
うにして全ての行と列のキーの配列をしたものが図1に
示したものである。図1は行と列を表すキーの数は合計
19であることを示す。即ち19のキーがあれば日本語
の五十音は全て入力することができることになる。
列の仕方(配列案1)を示したものである。図1はキー
ボードの一部分で五十音の行を表すキーの群と列を表す
キーの群だけを示す。キーの群は三つの列からなってお
り、この図では上から二番目の列が基本の列となる。キ
ーボードの基本の列は両手が何もしないホーム・ポジシ
ョンにある時に両方の手の人差し指から小指までが乗っ
ているキーの列を指す。図1において基本の列において
は左端の5個のキーが五十音の列を表すキーで、その右
の6個のキーが五十音の行を表すキーである。五十音の
列を表すキーは五十音の母音の順にキーボードの基本の
列に左方向に「あ列」、「い列」、「う列」、「え
列」、「お列」の順に配列する。五十音の基本の行を表
すキーはキーボードの基本の列に五十音の行の順に右方
向に「か行」、「さ行」、「た行」、「な行」、「は
行」、「ま行」の順に配列する。「ら行」のキーは図1
に示したごとく「ま行」のキーの上隣に配置しても良い
であろうし、または「ま行」のキーの右隣又は下隣に配
置しても良いであろう。これら五十音の基本の行のキー
の近隣にそれらの音に近いものを配置する。図1に示す
ように「か行」のキーの上の列に「が行」のキー、「さ
行」のキーの上に「ざ行」、「た行」のキーの上に「だ
行」、「は行」の上に「ば行」、「は行」の下に「ぱ
行」のキーというように配置をするのである。「や行」
と「わ行」のは特別の行として扱い「わ行」のキーは
「あ列」のキーの下に、「や行」のキーは「か行」のキ
ーの下に行の順列から離れて独立して配置する。このよ
うにして全ての行と列のキーの配列をしたものが図1に
示したものである。図1は行と列を表すキーの数は合計
19であることを示す。即ち19のキーがあれば日本語
の五十音は全て入力することができることになる。
【0011】図2は五十音入力法のキーボードのキーの
別の配列仕方(配列案2)を示すものである。この場合
にもキーボードのほぼ右半分に五十音の行を表すキーを
配置し、ほぼ左半分に列を表すキーを配置する。五十音
の基本の行は「か行」から「は行」までを順序に従って
キーボードの基本の列に配置し、「ま行」から「わ行」
までを順序に従ってその下の列に配置する。「が行」、
「ざ行」、「だ行」、「ば行」、「ぱ行」のキーはキー
ボードの基本の列の上の列に配置する。五十音の列を表
すキーはキーボードの基本の列に右から「あ列」「い
列」「う列」「え列」「お列」の順に配置する。五十音
の行と列を表すキーをこのように配置する場合には、英
語のアルファベットの配置の仕方はQWERTYと呼ばれる一
般に用いられているものを使用することが好ましい。
別の配列仕方(配列案2)を示すものである。この場合
にもキーボードのほぼ右半分に五十音の行を表すキーを
配置し、ほぼ左半分に列を表すキーを配置する。五十音
の基本の行は「か行」から「は行」までを順序に従って
キーボードの基本の列に配置し、「ま行」から「わ行」
までを順序に従ってその下の列に配置する。「が行」、
「ざ行」、「だ行」、「ば行」、「ぱ行」のキーはキー
ボードの基本の列の上の列に配置する。五十音の列を表
すキーはキーボードの基本の列に右から「あ列」「い
列」「う列」「え列」「お列」の順に配置する。五十音
の行と列を表すキーをこのように配置する場合には、英
語のアルファベットの配置の仕方はQWERTYと呼ばれる一
般に用いられているものを使用することが好ましい。
【0012】上記のどちらの配列案の場合にも言えるこ
とであるが、本発明のキーボードを使用するにあたって
は基本的に片方の手(例えば右手)の指で各々の五十音
の行を表すキーを打ち、もう一方の手の指で五十音の列
を表すキーを打つ。「や行」のキーはローマ字でのYが
持つような特別な機能を持ち、入力する仮名+ゃ行(即
ち、「ゃ」、「ぃ」、「ゅ」、「ぇ」又は「ょ」)の入
力ができる。例えば「きゃ」は「か行」のキー、次に
「や行」のキー、そして「あ」の列のキーを連続して打
つ事により表示する。「ん」は「な行」を打ちその後母
音を打たずに入力する。このキーボードでは「たった」
などのようにつまった音は、同じ行を表示するキーを二
回連続して打つことによって表示する。例えば「たっ
た」の場合には「た行」のキー、「あ列」のキー、「た
行」のキー、「た行」のキー、というようにキーを打つ
ようにする。
とであるが、本発明のキーボードを使用するにあたって
は基本的に片方の手(例えば右手)の指で各々の五十音
の行を表すキーを打ち、もう一方の手の指で五十音の列
を表すキーを打つ。「や行」のキーはローマ字でのYが
持つような特別な機能を持ち、入力する仮名+ゃ行(即
ち、「ゃ」、「ぃ」、「ゅ」、「ぇ」又は「ょ」)の入
力ができる。例えば「きゃ」は「か行」のキー、次に
「や行」のキー、そして「あ」の列のキーを連続して打
つ事により表示する。「ん」は「な行」を打ちその後母
音を打たずに入力する。このキーボードでは「たった」
などのようにつまった音は、同じ行を表示するキーを二
回連続して打つことによって表示する。例えば「たっ
た」の場合には「た行」のキー、「あ列」のキー、「た
行」のキー、「た行」のキー、というようにキーを打つ
ようにする。
【0013】図3は上記の配列案1に従って五十音の行
と列のキーの配列をしたものに重ねて英語のアルファベ
ットを配列したものである。図3に示すごとく日本語の
五十音の行または列を示す各々のキーの場所にそれらの
発音に対応する母音又は子音を表す英語のアルファベッ
トを配置し、五十音の各行のキーの近隣にそれらの発音
に近い子音を表す英語のアルファベットのキーを配置
し、五十音の各行に対応しない子音を表す英語のアルフ
ァベットのキーは空いた場所に配置する。アルファベッ
トの文字と五十音の行の対応は図3に示してある。ロー
マ字による日本語表示の際に例外として用いられるアル
ファベットとか普通は使用されないアルファベットにつ
いては、なるべく各行を表すキーの近隣に配置する。即
ち‘J’は日本語の「さ行」に濁点をしたものに音が近
いために「さ行」のキーの近隣に配置する。また‘C’
は‘Ch’が「た行」に音が近いために「た行」のキー
の近隣に配置する。同様に‘V’と‘F’は日本語の
「は行」に音が近いためにそれらを表すキーは「は行」
のキーの近くに配置する。‘L’は「ら行」の近隣に配
置する。残りの‘X’と‘Q’はキーを配列するスペー
スの関係から母音を表すキーの近くでしかもなるべくキ
ーボードの中央に配置する。このようにアルファベット
を配列すれば、五十音に親しんでいる者にとってはアル
ファベットのキーの位置が解りやすく、キーボードを見
ることなくアルファベットのキーを打つ、タッチ・タイ
ピングが容易となる。主に外来語に適用される‘V’と
‘F’のキーには「ヴァ行」「ファ行」と記し、五十音
法のキーとして使用するのも良いであろう。
と列のキーの配列をしたものに重ねて英語のアルファベ
ットを配列したものである。図3に示すごとく日本語の
五十音の行または列を示す各々のキーの場所にそれらの
発音に対応する母音又は子音を表す英語のアルファベッ
トを配置し、五十音の各行のキーの近隣にそれらの発音
に近い子音を表す英語のアルファベットのキーを配置
し、五十音の各行に対応しない子音を表す英語のアルフ
ァベットのキーは空いた場所に配置する。アルファベッ
トの文字と五十音の行の対応は図3に示してある。ロー
マ字による日本語表示の際に例外として用いられるアル
ファベットとか普通は使用されないアルファベットにつ
いては、なるべく各行を表すキーの近隣に配置する。即
ち‘J’は日本語の「さ行」に濁点をしたものに音が近
いために「さ行」のキーの近隣に配置する。また‘C’
は‘Ch’が「た行」に音が近いために「た行」のキー
の近隣に配置する。同様に‘V’と‘F’は日本語の
「は行」に音が近いためにそれらを表すキーは「は行」
のキーの近くに配置する。‘L’は「ら行」の近隣に配
置する。残りの‘X’と‘Q’はキーを配列するスペー
スの関係から母音を表すキーの近くでしかもなるべくキ
ーボードの中央に配置する。このようにアルファベット
を配列すれば、五十音に親しんでいる者にとってはアル
ファベットのキーの位置が解りやすく、キーボードを見
ることなくアルファベットのキーを打つ、タッチ・タイ
ピングが容易となる。主に外来語に適用される‘V’と
‘F’のキーには「ヴァ行」「ファ行」と記し、五十音
法のキーとして使用するのも良いであろう。
【0014】エンター・キー、シフト・キー、タブ・キ
ー、コロン、カッコなど現在一般に使用されているキー
ボードの諸々の他のキーは一つ一つをここでは記載する
必要は無いものと考えるが、なるべく使用しやすいよう
に配列されることが好ましい。キーの詳細設計について
は、両方の手がホーム・ポジションにある場合(無動作
の場合)に右の人差し指が「さ行」のキーの上に、そう
して左の人差し指が「い列」のキーの上に来るようにそ
れら二つのキーに小さな突起を付ける事によって、キー
ボードを見なくとも各々のキーの位置が解りタッチ・タ
イピングが容易となるようにすることが好ましい。
ー、コロン、カッコなど現在一般に使用されているキー
ボードの諸々の他のキーは一つ一つをここでは記載する
必要は無いものと考えるが、なるべく使用しやすいよう
に配列されることが好ましい。キーの詳細設計について
は、両方の手がホーム・ポジションにある場合(無動作
の場合)に右の人差し指が「さ行」のキーの上に、そう
して左の人差し指が「い列」のキーの上に来るようにそ
れら二つのキーに小さな突起を付ける事によって、キー
ボードを見なくとも各々のキーの位置が解りタッチ・タ
イピングが容易となるようにすることが好ましい。
【0015】又、日本語の五十音の配列については、例
えば、「が行」から「ば行」までのキーの列を「や行」
から「ぱ行」の列と交換して配置することも可能であろ
う。または文字の配列を全ての列に関して右から左に並
べる代わりに左から並べることもできる。また「や行」
と「わ行」のキーの配列の位置とか、日本語にないQ、
L、Xの文字の配列も必ずしも図3に示した場所に配置
しなくとも本発明の目的は達せられる。
えば、「が行」から「ば行」までのキーの列を「や行」
から「ぱ行」の列と交換して配置することも可能であろ
う。または文字の配列を全ての列に関して右から左に並
べる代わりに左から並べることもできる。また「や行」
と「わ行」のキーの配列の位置とか、日本語にないQ、
L、Xの文字の配列も必ずしも図3に示した場所に配置
しなくとも本発明の目的は達せられる。
【0016】文字キーの配列の変更のその他の例として
は、「にゃ」などの音を作るにあたって「な行」、「や
行」、「あ列」と三個のキーを連続して打つ代わりに、
「な行」、「ゃあ列」の二個のキーを打つだけで入力で
きるように、「ゃあ列」、「ぃい列」、「ゅう列」、
「ぃえ列」、「ょお列」を表す特別のキーを作る事も可
能であろう。 このようにすればこのような特殊の場合
にキーを打つ回数は減らせるが、キーの数が五個増えて
キーボードが煩雑なものになる。
は、「にゃ」などの音を作るにあたって「な行」、「や
行」、「あ列」と三個のキーを連続して打つ代わりに、
「な行」、「ゃあ列」の二個のキーを打つだけで入力で
きるように、「ゃあ列」、「ぃい列」、「ゅう列」、
「ぃえ列」、「ょお列」を表す特別のキーを作る事も可
能であろう。 このようにすればこのような特殊の場合
にキーを打つ回数は減らせるが、キーの数が五個増えて
キーボードが煩雑なものになる。
【0017】また図1、図2、図3では、説明を簡単に
するためキーの配置を縦、横ともに一直線上にキーが並
ぶように示したが、実際にキーボードを作成するにあた
っては、特に縦方向のキーの並べかたは各々のキーの上
の列のキーがそのキーの真上ではなくて少々左にずれた
位置に来るような配置にするのが適切であろう。また
は、キーボードの右手が使うキーの群と左手が使うキー
の群の間の間隔をあけたり、それらの群のキーボードを
分離するのも可能である。
するためキーの配置を縦、横ともに一直線上にキーが並
ぶように示したが、実際にキーボードを作成するにあた
っては、特に縦方向のキーの並べかたは各々のキーの上
の列のキーがそのキーの真上ではなくて少々左にずれた
位置に来るような配置にするのが適切であろう。また
は、キーボードの右手が使うキーの群と左手が使うキー
の群の間の間隔をあけたり、それらの群のキーボードを
分離するのも可能である。
【0018】図4は既存の英語用のキーボードのアルフ
ァベットの配列を変更して、五十音のキーの配列と図3
に示したような五十音に即したアルファベットのキーの
配列を試みたキーボードの例である。図4に於いて空白
のキーは適宜カッコ、コロン、などのキーとなるが、そ
れらの配置は示す必要が無いと考える。このキーボード
を使っての五十音の行と列での入力は、コンピューター
にとってはローマ字で入力と同じである。このキーボー
ドを使っての英語の入力はアルファベットの配置に従っ
た個々の文字を打てば良い。既存のキーボードのキーの
配列を物理的に変更する事をせずに、ソフトウエアーを
使ってアルファベットのキーの配列を図4に示すが如く
変更したものとすると、その場合にはキーボードの個々
のキーの表面が図4に示すような配列を示すようにする
ために、各々のキーにアルファベットとそれに対応する
五十音の行または列、またはアルファベットのみ、また
は諸々の記号のどれかを表示するキャップをかぶせる必
要がある。
ァベットの配列を変更して、五十音のキーの配列と図3
に示したような五十音に即したアルファベットのキーの
配列を試みたキーボードの例である。図4に於いて空白
のキーは適宜カッコ、コロン、などのキーとなるが、そ
れらの配置は示す必要が無いと考える。このキーボード
を使っての五十音の行と列での入力は、コンピューター
にとってはローマ字で入力と同じである。このキーボー
ドを使っての英語の入力はアルファベットの配置に従っ
た個々の文字を打てば良い。既存のキーボードのキーの
配列を物理的に変更する事をせずに、ソフトウエアーを
使ってアルファベットのキーの配列を図4に示すが如く
変更したものとすると、その場合にはキーボードの個々
のキーの表面が図4に示すような配列を示すようにする
ために、各々のキーにアルファベットとそれに対応する
五十音の行または列、またはアルファベットのみ、また
は諸々の記号のどれかを表示するキャップをかぶせる必
要がある。
【0019】図5は五十音の入力用の行または列を表わ
すキーの配列(配列案2)とQWERTY式のアルファベット
を表わすキーの配列の両方を採用したキーボードの例で
ある。カッコ、コロンなどの諸々のキーはここには指定
していない。このキーボードを使用して英語を入力する
にはQWERTY式のアルファベットのキーの配列に従ったキ
ーを打って行い、五十音入力の場合には五十音の行と列
を示したキーを打って行う。図5に於いて「入力」と表
示したキーは五十音入力法かQWERTY式のアルファベット
による入力法かを選択するためのキーである。
すキーの配列(配列案2)とQWERTY式のアルファベット
を表わすキーの配列の両方を採用したキーボードの例で
ある。カッコ、コロンなどの諸々のキーはここには指定
していない。このキーボードを使用して英語を入力する
にはQWERTY式のアルファベットのキーの配列に従ったキ
ーを打って行い、五十音入力の場合には五十音の行と列
を示したキーを打って行う。図5に於いて「入力」と表
示したキーは五十音入力法かQWERTY式のアルファベット
による入力法かを選択するためのキーである。
【0020】日本語の言葉の入力には五十音の方が便利
ではあるが、外来語の場合にはローマ字入力の方が便利
な場合がある。例えば、五十音入力法では「じ」は、
「ざ行」「い列」として入力され、「ぢ」は「だ行」
「い列」として入力される。同様に五十音法では「ず」
は、「ざ行」「う列」として入力され、「づ」は「だ
行」「う列」として入力される。このような同音異字の
場合には五十音入力法が便利であり、それを使用するの
が良いであろう。ところが、外来語の音にあるティーの
「ティ」とかビルディングの「ディ」のような場合には
五十音入力法の「た行」「い列」とか「だ行」「い列」
では表現が不可能であるので、ローマ字で‘T’と
‘I’、また‘D’と‘I’と入力してこれらの表現の
出力ができるようにするのが便利である。その為には、
五十音の行と列で入力したものかローマ字として入力し
たものかを見極める事ができるようなワープロなどの応
用ソフトウエアーを五十音の入力用とローマ字入力用の
両方のキーの表示を備えたキーボードと共に使用すれば
良いであろう。
ではあるが、外来語の場合にはローマ字入力の方が便利
な場合がある。例えば、五十音入力法では「じ」は、
「ざ行」「い列」として入力され、「ぢ」は「だ行」
「い列」として入力される。同様に五十音法では「ず」
は、「ざ行」「う列」として入力され、「づ」は「だ
行」「う列」として入力される。このような同音異字の
場合には五十音入力法が便利であり、それを使用するの
が良いであろう。ところが、外来語の音にあるティーの
「ティ」とかビルディングの「ディ」のような場合には
五十音入力法の「た行」「い列」とか「だ行」「い列」
では表現が不可能であるので、ローマ字で‘T’と
‘I’、また‘D’と‘I’と入力してこれらの表現の
出力ができるようにするのが便利である。その為には、
五十音の行と列で入力したものかローマ字として入力し
たものかを見極める事ができるようなワープロなどの応
用ソフトウエアーを五十音の入力用とローマ字入力用の
両方のキーの表示を備えたキーボードと共に使用すれば
良いであろう。
【0021】日本語の入力には、五十音入力法、ローマ
字入力法の両方が可能なものとし、英語の入力にはQWER
TY式の英語のアルファベットのキーの配列のものと五十
音に即した英語のアルファベットのキーの配列のどちら
も使えるようにする事も可能である。そのためにはキー
ボードには五十音法の入力用の行と列の表示、五十音に
即した英語のアルファベットの表示、QWERTY式の英語の
アルファベットの表示の三種類の表示をする必要があ
る。その場合入力は五十音の行と列を使っての入力か、
五十音に即したアルファベットのキーを使っての入力
か、QWERTY式の配列のアルファベットのキーを使っての
入力かの選択ができるものとする。
字入力法の両方が可能なものとし、英語の入力にはQWER
TY式の英語のアルファベットのキーの配列のものと五十
音に即した英語のアルファベットのキーの配列のどちら
も使えるようにする事も可能である。そのためにはキー
ボードには五十音法の入力用の行と列の表示、五十音に
即した英語のアルファベットの表示、QWERTY式の英語の
アルファベットの表示の三種類の表示をする必要があ
る。その場合入力は五十音の行と列を使っての入力か、
五十音に即したアルファベットのキーを使っての入力
か、QWERTY式の配列のアルファベットのキーを使っての
入力かの選択ができるものとする。
【0022】図6は五十音の入力用の行列を表すキーの
配列(配列案1)と、五十音に即したアルファベットを
表すキーの配列と、QWERTY式のアルファベットの配列、
の三種を同時に採用したキーボードの例である。この場
合各々のキーに表示した大きな文字のアルファベットは
QWERTY式のもので、小さい文字のアルファベットは五十
音に即した並べ方をしたものである。キーボードのキー
の表面が少々煩雑になるのは避けがたい。カッコ、コロ
ンなどの諸々のキーはここには指定していない。このキ
ーボードを使用して英語を入力するには現行のQWERTY式
のアルファベットのキーの配列に従ったキーを打って行
い、日本語の入力の場合には五十音の行と列を示したキ
ーを打って行う。外来語は五十音に即して並べたアルフ
ァベットのキーを用いて、ローマ字による入力ができる
ようにしてある。例えば、図6に於いて「入力1」と表
示したキーは五十音入力法とそれに即したアルファベッ
トによる入力法を選択するかQWERTY式のアルファベット
による入力法のキーの群を選択するかためのキーであ
り、もし、QWERTY式のアルファベットによる入力法が選
択されればその方法を実行し、もし五十音入力法と五十
音に即したアルファベットによる入力法を選択した場合
には、「入力2」と表示したキーを使用して五十音入力
法とそれに即したアルファベット入力法との二種類のど
ちらかを選択するようにすることができる。
配列(配列案1)と、五十音に即したアルファベットを
表すキーの配列と、QWERTY式のアルファベットの配列、
の三種を同時に採用したキーボードの例である。この場
合各々のキーに表示した大きな文字のアルファベットは
QWERTY式のもので、小さい文字のアルファベットは五十
音に即した並べ方をしたものである。キーボードのキー
の表面が少々煩雑になるのは避けがたい。カッコ、コロ
ンなどの諸々のキーはここには指定していない。このキ
ーボードを使用して英語を入力するには現行のQWERTY式
のアルファベットのキーの配列に従ったキーを打って行
い、日本語の入力の場合には五十音の行と列を示したキ
ーを打って行う。外来語は五十音に即して並べたアルフ
ァベットのキーを用いて、ローマ字による入力ができる
ようにしてある。例えば、図6に於いて「入力1」と表
示したキーは五十音入力法とそれに即したアルファベッ
トによる入力法を選択するかQWERTY式のアルファベット
による入力法のキーの群を選択するかためのキーであ
り、もし、QWERTY式のアルファベットによる入力法が選
択されればその方法を実行し、もし五十音入力法と五十
音に即したアルファベットによる入力法を選択した場合
には、「入力2」と表示したキーを使用して五十音入力
法とそれに即したアルファベット入力法との二種類のど
ちらかを選択するようにすることができる。
【0023】必要とあれば、日本語の入力を現在使用さ
れている「いろは」入力法と、ここに新しく提案する五
十音法の両方が可能なキーボードを作成することもでき
る。この際英語の入力は五十音に即したキーの配置また
はQWERTY式の配置のもののどちらかまたは両方が可能な
ようにしても良い。キーボードの配列方法には「いろ
は」入力法の「いろは」のキー配列、五十音入力法の行
列のキー配列、五十音に即した英語のアルファベットの
キー配列、QWERTY式の英語のアルファベットのキー配列
の四種類ものがある。この中から好ましい組み合わせを
選べるようにするには、異なったキーの配列の組み合わ
せのキーボードを作って使用者に提供するのも良いであ
ろうし、これらの配置法を全て予めキーボードに組み込
んでおき、コンピューターの使用者がコンピューターを
使用中に自分の好みに合せて、入力法選択ができるよう
に選択用のキーを設けるのも良いであろう。四種類の入
力法全てを組み入れるには、各々のキーの上面だけでな
く使用者に見える側面にも表示をすることもできる。
れている「いろは」入力法と、ここに新しく提案する五
十音法の両方が可能なキーボードを作成することもでき
る。この際英語の入力は五十音に即したキーの配置また
はQWERTY式の配置のもののどちらかまたは両方が可能な
ようにしても良い。キーボードの配列方法には「いろ
は」入力法の「いろは」のキー配列、五十音入力法の行
列のキー配列、五十音に即した英語のアルファベットの
キー配列、QWERTY式の英語のアルファベットのキー配列
の四種類ものがある。この中から好ましい組み合わせを
選べるようにするには、異なったキーの配列の組み合わ
せのキーボードを作って使用者に提供するのも良いであ
ろうし、これらの配置法を全て予めキーボードに組み込
んでおき、コンピューターの使用者がコンピューターを
使用中に自分の好みに合せて、入力法選択ができるよう
に選択用のキーを設けるのも良いであろう。四種類の入
力法全てを組み入れるには、各々のキーの上面だけでな
く使用者に見える側面にも表示をすることもできる。
【0024】
【発明の効果】ここに記載したように本発明は、日本語
の五十音の行と列の順列に親しみのある者にとって使い
やすいコンピューターのキーボードのキーの配列に特徴
を有するもので、これを使用すれば日本語の入力が容易
となり、仕事の効率が高まる。
の五十音の行と列の順列に親しみのある者にとって使い
やすいコンピューターのキーボードのキーの配列に特徴
を有するもので、これを使用すれば日本語の入力が容易
となり、仕事の効率が高まる。
【0025】ここに詳細に記載された本発明から、当業
者には他にも様々な変更や追加などが明白な事であろ
う。例えば、キーの配置を少しだけ変更したり、五十音
の各列のキーの群と各行のキーの群を違った段のキーの
列に配置したり、キーボードの他の諸々のキーの配列に
特別な配慮をしたものを加えたりする事が可能である。
又、各列のキーを左右に一直線上に並べる代わりに左右
の手の指の長さに合うように左右個々に扇状に並べた
り、キーボードの表面が平らなものではなく、左右を分
ける中心線が一番高くなって山状になるようにしたもの
も考えられる。それらの変更や追加をされたものも、本
明細書の請求項に記載した本発明の技術的思想の範囲内
である限り、本発明の技術的範囲に属する。
者には他にも様々な変更や追加などが明白な事であろ
う。例えば、キーの配置を少しだけ変更したり、五十音
の各列のキーの群と各行のキーの群を違った段のキーの
列に配置したり、キーボードの他の諸々のキーの配列に
特別な配慮をしたものを加えたりする事が可能である。
又、各列のキーを左右に一直線上に並べる代わりに左右
の手の指の長さに合うように左右個々に扇状に並べた
り、キーボードの表面が平らなものではなく、左右を分
ける中心線が一番高くなって山状になるようにしたもの
も考えられる。それらの変更や追加をされたものも、本
明細書の請求項に記載した本発明の技術的思想の範囲内
である限り、本発明の技術的範囲に属する。
【0026】またこのキーボードの機能を活用するに必
要であろうソフトウエアーまたはハードウエアーの設計
の詳細についてはここでは記述しないが、それはコンピ
ューターのキーボードなどの入力装置の設計に詳しい者
には当然その記述が無くとも理解ができるものであると
考える。
要であろうソフトウエアーまたはハードウエアーの設計
の詳細についてはここでは記述しないが、それはコンピ
ューターのキーボードなどの入力装置の設計に詳しい者
には当然その記述が無くとも理解ができるものであると
考える。
【図1】 五十音入力用のキーの配列の一例を示した図
である。
である。
【図2】 五十音入力用のキーの配列の別の一例を示し
た図である。
た図である。
【図3】 五十音入力用のキーの配列とそれに即した英
語のアルファベットの配列を重ねて表示した一例を示し
た図である。
語のアルファベットの配列を重ねて表示した一例を示し
た図である。
【図4】 五十音入力用キーの配列とそれに即した英語
のアルファベットの配列を表示したキーボードのキーの
配置例である。
のアルファベットの配列を表示したキーボードのキーの
配置例である。
【図5】 五十音入力用キーの配列と従来のQWERTY式に
従った英語のアルファベットの配列を併用したキーボー
ドのキーの配置例である。
従った英語のアルファベットの配列を併用したキーボー
ドのキーの配置例である。
【図6】 五十音入力用キーの配列とそれに即した英語
のアルファベットのキーの配列とQWERTY式の英語のアル
ファベットのキーの配列の三種が使用できるようにした
キーボードのキーの配列例である。
のアルファベットのキーの配列とQWERTY式の英語のアル
ファベットのキーの配列の三種が使用できるようにした
キーボードのキーの配列例である。
Claims (16)
- 【請求項1】 日本語の五十音の入力と英語のアルファ
ベットの入力の両方に使用できるようにしたキーボード
であって、各々のキーには五十音入力用の表示とアルフ
ァベット入力用の表示のどちらか一方またはそれら両方
の表示がなされたもので、五十音入力用のキーは行また
は列の表示からなっており、五十音の行を表すキーはキ
ーボードのほぼ右半分(または左半分)に五十音の行の
順に従うように配置されており、列を表すキーはキーボ
ードのほぼ左半分(または右半分)に五十音の列の順に
従うように配置された前記キーボード。 - 【請求項2】 請求項1に記載したキーボードであっ
て、五十音の行を表すキーはキーボードの基本の列のほ
ぼ右半分(または左半分)に横方向に「か行」、「さ
行」、「た行」、「な行」、「は行」、「ま行」の順に
配列し、「ら行」のキーは「ま行」のキーの近隣に配列
し、「が行」、「ざ行」、「だ行」、「ば行」のキーは
それぞれ「か行」、「さ行」、「た行」、「は行」のキ
ーの上隣又は下隣に配置し、「ぱ行」のキーは「は行」
のキーの下隣又は上隣に配置し、五十音の列を表すキー
はキーボードの基本の列のほぼ左半分(または右半分)
に横方向に「あ列」、「い列」、「う列」、「え列」、
「お列」の順に配置し、「わ行」と「や行」のキーはキ
ーボードの基本の列の下または上の列のほぼ中央に配置
した前記キーボード。 - 【請求項3】 請求項1に記載したキーボードであっ
て、五十音の行を表すキーはキーボードの基本の列のほ
ぼ右半分(または左半分)に横方向に「か行」、「さ
行」、「た行」、「な行」、「は行」、「ま行」、「ら
行」の順に配列し、「が行」、「ざ行」、「だ行」、
「ば行」のキーはそれぞれ「か行」、「さ行」、「た
行」、「は行」、のキーの上隣又は下隣に配置し、「ぱ
行」のキーは「は行」のキーの下隣又は上隣に配置し、
「わ行」と「や行」のキーはキーボードの基本の列の下
または上の列のほぼ中央に配置し、五十音の列を表すキ
ーはキーボードの基本の列のほぼ左半分(または右半
分)に横方向に「あ列」、「い列」、「う列」、「え
列」、「お列」の順に配置した前記キーボード。 - 【請求項4】 請求項1に記載したキーボードであっ
て、五十音の行を表すキーはキーボードの基本の列のほ
ぼ右半分(または左半分)に横方向に「か行」、「さ
行」、「た行」、「な行」、「は行」、の順に配列し、
その下隣(または上隣)の列に「ま行」、「や行」、
「ら行」、「わ行」の順に配列し、「が行」、「ざ
行」、「だ行」、「ば行」のキーはそれぞれ「か行」、
「さ行」、「た行」、「は行」、のキーの上隣(または
下隣)に配置し、「ぱ行」のキーは「は行」のキーの近
隣に配置し、五十音の列を表すキーはキーボードの基本
の列のほぼ左半分(または右半分)に横方向に「あ
列」、「い列」、「う列」、「え列」、「お列」の順に
配置した前記キーボード。 - 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載したキ
ーボードであって、日本語の五十音の行または列を示す
各々のキーの場所にそれらの発音に対応する母音又は子
音を表す英語のアルファベットを配置し、五十音の各行
のキーの近隣にそれらの発音に近い子音を表す英語のア
ルファベットのキーを配置し、五十音の各行に対応しな
い子音を表す英語のアルファベットのキーは空いた場所
に配置した前記キーボード。 - 【請求項6】 請求項1又は4に記載したキーボードで
あって、英語のアルファベットのキーの配置は現在一般
に使われているQWERTYと呼ばれる方式に従った前記キー
ボード。 - 【請求項7】 請求項5に記載したキーボードであっ
て、英語のアルファベットがQWERTY式の配列のものも備
えてあり、アルファベットによる2種類の入力法が選択
できるようにした前記キーボード。 - 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載したキ
ーボードであって、一つの仮名に一つのキーが対応した
「いろは」入力法を選択できる前記キーボード。 - 【請求項9】 日本語の五十音の入力と英語のアルファ
ベットの入力の両方に使用できるようにしたキーボード
であって、各々のキーには五十音入力用の表示とアルフ
ァベット入力用の表示のどちらか一方またはそれら両方
の表示がなされたもので、五十音入力用のキーは行また
は列の表示からなっており、五十音を入力するときは入
力する仮名に対応する行と列のキーを連続して打つ前記
キーボード。 - 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一項に記載
したキーボードであって、入力する仮名に対応する行と
列のキー入力の間に「や行」のキーを入力することによ
り、入力する仮名+ゃ行が入力できる前記キーボード。 - 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか一項に記
載したキーボードであって、「な行」のキー入力の次に
母音を打たずに入力を続行することで「ん」が入力でき
る前記キーボード。 - 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか一項に記
載したキーボードであって、同じ行のキーを二回連続し
て打つことにより促音を入力できる前記キーボード。 - 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか一項に記
載したキーボードであって、「ヴァ行」及び「ファ行」
の五十音入力用キーを夫々設けた前記キーボード。 - 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか一項に記
載したキーボードであって、「ゃあ列」、「ぃい列」、
「ゅう列」、「ぃえ列」及び「ょお列」の五十音入力用
キーを夫々設けた前記キーボード。 - 【請求項15】 日本語の五十音の入力と英語のアルフ
ァベットの入力の両方に使用できるようにしたキーボー
ドであって、各々のキーには五十音入力用の表示とアル
ファベット入力用の表示のどちらか一方またはそれら両
方の表示がなされたもので、五十音入力用のキーは行ま
たは列の表示からなっている前記キーボードを用いて、
入力する仮名に対応する行と列のキーを連続して打つこ
とで五十音を入力する方法。 - 【請求項16】 ソフトウエアーを使って既存のキーボ
ードのアルファベットの配置を変更する時に用いるキー
にかぶせるキャップであって、その表面に五十音の行ま
たは列の表示を含んだ前記キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9029822A JP2909967B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | コンピューター・キーボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9029822A JP2909967B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | コンピューター・キーボード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10222268A JPH10222268A (ja) | 1998-08-21 |
JP2909967B2 true JP2909967B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=12286727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9029822A Expired - Lifetime JP2909967B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | コンピューター・キーボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2909967B2 (ja) |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP9029822A patent/JP2909967B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10222268A (ja) | 1998-08-21 |
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