JP2909938B2 - 電子式測量機 - Google Patents
電子式測量機Info
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- JP2909938B2 JP2909938B2 JP3350211A JP35021191A JP2909938B2 JP 2909938 B2 JP2909938 B2 JP 2909938B2 JP 3350211 A JP3350211 A JP 3350211A JP 35021191 A JP35021191 A JP 35021191A JP 2909938 B2 JP2909938 B2 JP 2909938B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の操作スイッチ
と、液晶表示器と、液晶表示器用照明器とを有する操作
パネルを具備する電子式測量機に関する。
と、液晶表示器と、液晶表示器用照明器とを有する操作
パネルを具備する電子式測量機に関する。
【従来の技術】最近の電子技術の発達により、光波測距
儀を電子式測角儀に搭載し、一体の測量機として、２点
間の距離の情報に水平角や高度角の角度情報を入力する
ことで、水平距離、高低差、ポイント間距離、目標点の
座標等を求められると共に、外部機器との間で距離や角
度情報の出入力まで行うことができるトータルステイシ
ョンと呼ばれる電子式測量機が知られている。
儀を電子式測角儀に搭載し、一体の測量機として、２点
間の距離の情報に水平角や高度角の角度情報を入力する
ことで、水平距離、高低差、ポイント間距離、目標点の
座標等を求められると共に、外部機器との間で距離や角
度情報の出入力まで行うことができるトータルステイシ
ョンと呼ばれる電子式測量機が知られている。
【０００２】従来、このような電子式測量機の操作パネ
ルにおいては、図６に示すように、角度や距離の数値等
を表示するための液晶表示器１の下辺部及び側辺部に多
数の操作スイッチ２を配置し、各スイッチ２には０から
９までの数値、＋−、カーソルの移動等の基本機能の他
に、温度や気圧の設定、測距と測角の切り換え、機械座
標の設定、測角時の０点や右回りか左回りかの設定、高
度角か水平角かの設定、水平距離か垂直距離か斜めの距
離か、対辺距離か等の設定等の多数の機能が付与されて
いる。従って、操作パネル３に配列配置された操作スイ
ッチ２には単数の機能または複数の機能があることとな
る。従来、操作スイッチ２のトップには一つの機能が印
刷表示され、該操作スイッチ２の周辺（たとえば上部）
の操作パネル３に、他のもう一方の機能が印刷表示さ
れ、一つの操作スイッチ２を、操作目的に合わせて切り
換え使用するものであった。
ルにおいては、図６に示すように、角度や距離の数値等
を表示するための液晶表示器１の下辺部及び側辺部に多
数の操作スイッチ２を配置し、各スイッチ２には０から
９までの数値、＋−、カーソルの移動等の基本機能の他
に、温度や気圧の設定、測距と測角の切り換え、機械座
標の設定、測角時の０点や右回りか左回りかの設定、高
度角か水平角かの設定、水平距離か垂直距離か斜めの距
離か、対辺距離か等の設定等の多数の機能が付与されて
いる。従って、操作パネル３に配列配置された操作スイ
ッチ２には単数の機能または複数の機能があることとな
る。従来、操作スイッチ２のトップには一つの機能が印
刷表示され、該操作スイッチ２の周辺（たとえば上部）
の操作パネル３に、他のもう一方の機能が印刷表示さ
れ、一つの操作スイッチ２を、操作目的に合わせて切り
換え使用するものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の電子式
測量機においては、まず、操作スイッチ２に多くの機能
を持たせようとればするだけ、操作パネル３上に多数の
操作スイッチ２を設ける必要があるのみならず、操作ス
イッチ２の機能を印刷表示するため、操作パネル３は文
字記号でいっぱいになり目的の操作スイッチ２を見つけ
るのに煩わしい欠点があった。電子式測量機では、測量
のデータが繰り返し表示されるのみならず、その操作も
望遠鏡でターゲットを追いかけたり操作は頻繁であり、
測量データは角度と距離ではあるが単純ではなく、操作
パネル３上の操作スイッチ２の操作で演算を行うので操
作スイッチ２の使用頻度は高い。従って、操作スイッチ
２の機能表示は見やすくわかりやすいことが重要であ
る。
測量機においては、まず、操作スイッチ２に多くの機能
を持たせようとればするだけ、操作パネル３上に多数の
操作スイッチ２を設ける必要があるのみならず、操作ス
イッチ２の機能を印刷表示するため、操作パネル３は文
字記号でいっぱいになり目的の操作スイッチ２を見つけ
るのに煩わしい欠点があった。電子式測量機では、測量
のデータが繰り返し表示されるのみならず、その操作も
望遠鏡でターゲットを追いかけたり操作は頻繁であり、
測量データは角度と距離ではあるが単純ではなく、操作
パネル３上の操作スイッチ２の操作で演算を行うので操
作スイッチ２の使用頻度は高い。従って、操作スイッチ
２の機能表示は見やすくわかりやすいことが重要であ
る。
【０００４】次いで、従来の電子式測量機において、操
作パネル３の液晶表示器１はその内側から液晶表示器用
照明器によって照明されるが、操作スイッチ２と操作ス
イッチ２の機能表示は照明がなされていないから、測量
環境が暗いと操作スイッチ２の機能表示が不明瞭にな
り、操作者が自ら懐中電灯で操作パネル３上を照明して
操作スイッチ２を確認する必要があった。測量機は主に
野外で使用されるが、測量作業時間が長くなり夕方から
夜間にも行うことはしばしば有り、またトンネル内など
周辺が暗いところでの使用も多く、液晶表示器１には照
明器を設け、操作スイッチ２にはその存在と操作スイッ
チの機能を明確に判別する手段が必要である。
作パネル３の液晶表示器１はその内側から液晶表示器用
照明器によって照明されるが、操作スイッチ２と操作ス
イッチ２の機能表示は照明がなされていないから、測量
環境が暗いと操作スイッチ２の機能表示が不明瞭にな
り、操作者が自ら懐中電灯で操作パネル３上を照明して
操作スイッチ２を確認する必要があった。測量機は主に
野外で使用されるが、測量作業時間が長くなり夕方から
夜間にも行うことはしばしば有り、またトンネル内など
周辺が暗いところでの使用も多く、液晶表示器１には照
明器を設け、操作スイッチ２にはその存在と操作スイッ
チの機能を明確に判別する手段が必要である。
【０００５】この場合、液晶表示器用の照明器からの漏
れ光では距離に反比例して照明光量は低下するから、操
作パネル３上の複数の操作スイッチ２と機能表示の全て
をカバーした照明はできず、専用の照明器で照明しよう
とすると、照明機構が複雑になると同時に照明器の消費
電流が増大し、電池で駆動し野外で使用する電子式測量
機には使用時間と電池の消耗の点から適さない問題があ
った。従って、電子式測量機を暗いところで使用すると
き、懐中電灯を使用する必要はなく、操作スイッチ専用
の照明装置をも必要とせず、液晶表示器１の照明だけで
スイッチ操作を容易にすることが最も好ましいこととな
る。
れ光では距離に反比例して照明光量は低下するから、操
作パネル３上の複数の操作スイッチ２と機能表示の全て
をカバーした照明はできず、専用の照明器で照明しよう
とすると、照明機構が複雑になると同時に照明器の消費
電流が増大し、電池で駆動し野外で使用する電子式測量
機には使用時間と電池の消耗の点から適さない問題があ
った。従って、電子式測量機を暗いところで使用すると
き、懐中電灯を使用する必要はなく、操作スイッチ専用
の照明装置をも必要とせず、液晶表示器１の照明だけで
スイッチ操作を容易にすることが最も好ましいこととな
る。
【０００６】
【問題点を解決するための手段】そこで、本発明は、複
数の操作スイッチと、液晶表示器と、液晶表示器用照明
器とを有する電子式測量機において、液晶表示器の下辺
部または右側辺部またはその両部に沿って複数の操作ス
イッチを一列に配列し、且つ操作スイッチの一部をモー
ド切換用に設け、前記液晶表示機の表示面に前記操作ス
イッチの配列に対応してそれぞれの機能表示を表示させ
ると共に、前記モード切換用の操作スイッチに対応する
機能表示を選択的に表示することを特徴とする電子式測
量機を提供するものである。
数の操作スイッチと、液晶表示器と、液晶表示器用照明
器とを有する電子式測量機において、液晶表示器の下辺
部または右側辺部またはその両部に沿って複数の操作ス
イッチを一列に配列し、且つ操作スイッチの一部をモー
ド切換用に設け、前記液晶表示機の表示面に前記操作ス
イッチの配列に対応してそれぞれの機能表示を表示させ
ると共に、前記モード切換用の操作スイッチに対応する
機能表示を選択的に表示することを特徴とする電子式測
量機を提供するものである。
【０００７】
【作用】上記の構成からなる本発明に係る電子式測量機
によれば、液晶表示器の下辺部または右側辺部またはそ
の両部に沿って複数の操作スイッチが一列に配列してあ
り、該操作スイッチと隣接する液晶表示器の表示面に、
当該操作スイッチの機能表示が表示されるから、操作パ
ネル上の機能表示や操作スイッチの機能表示を見つける
ことなく、液晶表示器に表示された機能表示に隣合う操
作スイッチを押せば、所望の機能の操作スイッチが見つ
かったこととなり、熟練を要することなく誰でも簡単且
つ正確に、所望の操作スイッチを選択して押すことがで
きる作用がある。また、操作スイッチが液晶表示器の下
辺部または右側辺部またはその両部に沿って設けてある
から、操作スイッチを操作するときに機能表示が手で隠
れないので見やすく、且つ、操作スイッチが一列に設け
てあるから、押し間違えるおそれもなく、従って、汚れ
た手で液晶表示面を汚してしまうようなこともなくな
り、結果として誤操作をなくす作用がある。また、本発
明に係る電子式測量機を暗いところで使用するとき、目
的の操作スイッチは液晶表示器上の機能表示から指で真
下または真横になぞるようにするとすぐ近くにあるか
ら、懐中電灯を使用する必要はなく、操作スイッチ専用
の照明装置を必要とせず、液晶表示器の照明だけで、操
作スイッチを見つけることができるから、操作パネル上
の操作スイッチを見つける煩わしさを解消し、スイッチ
操作を容易にする作用がある。更に、必要に応じて、モ
ード切換用操作スイッチを押すことで、対応する機能表
示を選択的に表示することができるから、機能表示の全
ての表示がなされるのではなく、例えば、温度設定なら
ば温度設定に必要な機能表示だけ、或いは、測角ならば
測負に必要な機能表示のみが表示されることにより、操
作パネル上の繰作スイッチを見つける煩わしさを解消
し、スイッチ操作を容易にする効果がある。
によれば、液晶表示器の下辺部または右側辺部またはそ
の両部に沿って複数の操作スイッチが一列に配列してあ
り、該操作スイッチと隣接する液晶表示器の表示面に、
当該操作スイッチの機能表示が表示されるから、操作パ
ネル上の機能表示や操作スイッチの機能表示を見つける
ことなく、液晶表示器に表示された機能表示に隣合う操
作スイッチを押せば、所望の機能の操作スイッチが見つ
かったこととなり、熟練を要することなく誰でも簡単且
つ正確に、所望の操作スイッチを選択して押すことがで
きる作用がある。また、操作スイッチが液晶表示器の下
辺部または右側辺部またはその両部に沿って設けてある
から、操作スイッチを操作するときに機能表示が手で隠
れないので見やすく、且つ、操作スイッチが一列に設け
てあるから、押し間違えるおそれもなく、従って、汚れ
た手で液晶表示面を汚してしまうようなこともなくな
り、結果として誤操作をなくす作用がある。また、本発
明に係る電子式測量機を暗いところで使用するとき、目
的の操作スイッチは液晶表示器上の機能表示から指で真
下または真横になぞるようにするとすぐ近くにあるか
ら、懐中電灯を使用する必要はなく、操作スイッチ専用
の照明装置を必要とせず、液晶表示器の照明だけで、操
作スイッチを見つけることができるから、操作パネル上
の操作スイッチを見つける煩わしさを解消し、スイッチ
操作を容易にする作用がある。更に、必要に応じて、モ
ード切換用操作スイッチを押すことで、対応する機能表
示を選択的に表示することができるから、機能表示の全
ての表示がなされるのではなく、例えば、温度設定なら
ば温度設定に必要な機能表示だけ、或いは、測角ならば
測負に必要な機能表示のみが表示されることにより、操
作パネル上の繰作スイッチを見つける煩わしさを解消
し、スイッチ操作を容易にする効果がある。
【０００８】
【実施例】以下図示する実施例により本発明を詳細に説
明すると、１は液晶表示器、２は操作スイッチ、３は操
作パネルで、図６で示す従来の電子式測量機における操
作パネル３の部分に設けられている。液晶表示器１は、
それ自体は従来周知のもので、その裏側から、図５に示
すごとく、半透過シート４を間に介して、ＬＥＤ又はＥ
Ｌ板等からなる照明器５によって照明されるように構成
してある。図１、図２及び図３に示す実施例の場合、操
作スイッチ２は、液晶表示器１の下辺部６に沿って等間
隔に一列に配置してあるが、右辺部７または、図４に示
すごとくその両辺部６、７に沿って設ける構成にするこ
ともできる。前記操作スイッチ２及び操作スイッチ２の
周辺の操作パネル３からは、該操作スイッチ２の機能表
示は除去してある。
明すると、１は液晶表示器、２は操作スイッチ、３は操
作パネルで、図６で示す従来の電子式測量機における操
作パネル３の部分に設けられている。液晶表示器１は、
それ自体は従来周知のもので、その裏側から、図５に示
すごとく、半透過シート４を間に介して、ＬＥＤ又はＥ
Ｌ板等からなる照明器５によって照明されるように構成
してある。図１、図２及び図３に示す実施例の場合、操
作スイッチ２は、液晶表示器１の下辺部６に沿って等間
隔に一列に配置してあるが、右辺部７または、図４に示
すごとくその両辺部６、７に沿って設ける構成にするこ
ともできる。前記操作スイッチ２及び操作スイッチ２の
周辺の操作パネル３からは、該操作スイッチ２の機能表
示は除去してある。
【０００９】ここで、本発明に係る電子式測量機は、前
記操作スイッチ２と隣接する液晶表示器１の下辺部６又
は右辺部７に沿った表示面に、当該各操作スイッチ２の
機能に対応した機能表示８を表示するように構成してあ
る。図１〜図３の実施例の場合、操作スイッチの機能表
示８は、操作スイッチ２の配置間隔とほぼ同間隔で液晶
表示器１の下辺部６に沿って表示されるように構成して
あると共に、図２及び図３に示すように、下辺部６に沿
って上下２列に機能表示８を設け、各列を必要に応じ
て、例えばＭＯＤＥ機能表示に対応する操作スイッチを
押すことで、選択的に表示するように構成してある。
尚、この場合、上下２列ではなく、１列のままで機能表
示８の表示内容だけが入れ替わるように液晶表示する構
成にすることも可能である。また、図示のように各列の
機能表示８の全ての表示がなされるのではなく、例え
ば、温度設定ならば温度設定に必要な機能表示だけ、或
いは、測角ならば測角に必要な機能表示のみが表示され
るように構成することができる。尚、図２及び図３にお
いて、９は液晶表示面に表示された距離表示であり、１
０は角度表示である。更に、前記液晶表示器１の照明器
５は、点灯、消灯自在に照明するようにし、暗い所で使
用するとき照明器５を動作させて、液晶表示器１を照明
するように構成してある。尚、明るい所では半透過シー
ト４に外部の光が反射して液晶表示器１が照明されるこ
ととなる。
記操作スイッチ２と隣接する液晶表示器１の下辺部６又
は右辺部７に沿った表示面に、当該各操作スイッチ２の
機能に対応した機能表示８を表示するように構成してあ
る。図１〜図３の実施例の場合、操作スイッチの機能表
示８は、操作スイッチ２の配置間隔とほぼ同間隔で液晶
表示器１の下辺部６に沿って表示されるように構成して
あると共に、図２及び図３に示すように、下辺部６に沿
って上下２列に機能表示８を設け、各列を必要に応じ
て、例えばＭＯＤＥ機能表示に対応する操作スイッチを
押すことで、選択的に表示するように構成してある。
尚、この場合、上下２列ではなく、１列のままで機能表
示８の表示内容だけが入れ替わるように液晶表示する構
成にすることも可能である。また、図示のように各列の
機能表示８の全ての表示がなされるのではなく、例え
ば、温度設定ならば温度設定に必要な機能表示だけ、或
いは、測角ならば測角に必要な機能表示のみが表示され
るように構成することができる。尚、図２及び図３にお
いて、９は液晶表示面に表示された距離表示であり、１
０は角度表示である。更に、前記液晶表示器１の照明器
５は、点灯、消灯自在に照明するようにし、暗い所で使
用するとき照明器５を動作させて、液晶表示器１を照明
するように構成してある。尚、明るい所では半透過シー
ト４に外部の光が反射して液晶表示器１が照明されるこ
ととなる。
【００１０】
【効果】以上の通り、本発明に係る電子式測量機によれ
ば、複数の操作スイッチと、液晶表示器と、液晶表示器
用照明器とを有する電子式測量機において、液晶表示器
の下辺部または右側辺部またはその両部に沿って複数の
操作スイッチを一列に配列し、且つ操作スイッチの一部
をモード切換用に設け、前記液晶表示機の表示面に前記
操作スイッチの配列に対応してそれぞれの機能表示を表
示させると共に、前記モード切換用の操作スイッチに対
応する機能表示を選択的に表示する構成を有することに
より、液晶表示器に表示された機能表示に隣合う下側又
は左側の操作スイッチを押せば、所望の機能の操作スイ
ッチを操作することができるから、操作パネル上の機能
表示や操作スイッチの機能表示を不要とし、操作パネル
上の機能表示や操作スイッチの機能表示を見つけたり記
憶したりするまでもなく、誰でも簡単、正確且つ迅速
に、所望の操作スイッチを選択して押すことができる効
果があると共に、液晶表示器に表示された機能表示に隣
合う下側又は左側の操作スイッチを押せばよいから、操
作スイッチを操作するときに機能表示が手で隠れないの
で見やすく、且つ、操作スイッチが一列に設けてあるか
ら、押し間違えるおそれもなく、従って、作業環境が悪
くても汚れた手で液晶表示面を汚してしまうようなこと
もなく、暗いところで使用するときにも、目的の操作ス
イッチは液晶表示器上の機能表示から指で真下または真
横になぞるようにするとすぐ近くにあるから、操作スイ
ッチ専用の照明装置を必要とせず、液晶表示器の照明だ
けで、操作スイッチを見つけることができ、更に、必要
に応じて、モード切換用操作スイッチを押すことで、対
応する機能表示を選択的に表示することができるから、
機能表示の全ての表示がなされるのではなく、例えば、
温度設定ならば温度設定に必要な機能表示だけ、或い
は、測角ならば測角に必要な機能表示のみが表示される
ことにより、操作パネル上の操作スイッチを見つける煩
わしさを解消し、スイッチ操作を容易にする効果があ
る。
ば、複数の操作スイッチと、液晶表示器と、液晶表示器
用照明器とを有する電子式測量機において、液晶表示器
の下辺部または右側辺部またはその両部に沿って複数の
操作スイッチを一列に配列し、且つ操作スイッチの一部
をモード切換用に設け、前記液晶表示機の表示面に前記
操作スイッチの配列に対応してそれぞれの機能表示を表
示させると共に、前記モード切換用の操作スイッチに対
応する機能表示を選択的に表示する構成を有することに
より、液晶表示器に表示された機能表示に隣合う下側又
は左側の操作スイッチを押せば、所望の機能の操作スイ
ッチを操作することができるから、操作パネル上の機能
表示や操作スイッチの機能表示を不要とし、操作パネル
上の機能表示や操作スイッチの機能表示を見つけたり記
憶したりするまでもなく、誰でも簡単、正確且つ迅速
に、所望の操作スイッチを選択して押すことができる効
果があると共に、液晶表示器に表示された機能表示に隣
合う下側又は左側の操作スイッチを押せばよいから、操
作スイッチを操作するときに機能表示が手で隠れないの
で見やすく、且つ、操作スイッチが一列に設けてあるか
ら、押し間違えるおそれもなく、従って、作業環境が悪
くても汚れた手で液晶表示面を汚してしまうようなこと
もなく、暗いところで使用するときにも、目的の操作ス
イッチは液晶表示器上の機能表示から指で真下または真
横になぞるようにするとすぐ近くにあるから、操作スイ
ッチ専用の照明装置を必要とせず、液晶表示器の照明だ
けで、操作スイッチを見つけることができ、更に、必要
に応じて、モード切換用操作スイッチを押すことで、対
応する機能表示を選択的に表示することができるから、
機能表示の全ての表示がなされるのではなく、例えば、
温度設定ならば温度設定に必要な機能表示だけ、或い
は、測角ならば測角に必要な機能表示のみが表示される
ことにより、操作パネル上の操作スイッチを見つける煩
わしさを解消し、スイッチ操作を容易にする効果があ
る。
【００１１】
【図１】本発明に係る電子式測量機の要部の一実施例を
示す概略正面図。
示す概略正面図。
【図２】上記要部の一使用態様を示す概略正面図。
【図３】上記要部の他の一使用態様を示す概略正面図。
【図４】本発明に係る電子式測量機の要部の他の一実施
例を示す概略正面図。
例を示す概略正面図。
【図５】本発明に係る電子式測量機の一実施例の要部を
分解して示す概略斜面図。
分解して示す概略斜面図。
【図６】電子式測量機の一従来例を示す概略斜面図。
１・・・液晶表示器 ２・・・操作スイッチ ３・・・操作パネル ４・・・半透過シート ５・・・照明器 ６・・・下辺部 ７・・・右辺部 ８・・・機能表示 ９・・・距離表示 １０・・角度表示
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の操作スイッチと、液晶表示器と、
液晶表示器用照明器とを有する電子式測量機において、
液晶表示器の下辺部または右側辺部またはその両部に沿
って複数の操作スイッチを一列に配列し、且つ操作スイ
ッチの一部をモード切換用に設け、前記液晶表示機の表
示面に前記操作スイッチの配列に対応してそれぞれの機
能表示を表示させると共に、前記モード切換用の操作ス
イッチに対応する機能表示を選択的に表示することを特
徴とする電子式測量機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3350211A JP2909938B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 電子式測量機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3350211A JP2909938B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 電子式測量機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05157564A JPH05157564A (ja) | 1993-06-22 |
| JP2909938B2 true JP2909938B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=18408972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3350211A Expired - Fee Related JP2909938B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 電子式測量機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2909938B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5003477B2 (ja) * | 2007-12-28 | 2012-08-15 | 株式会社Ｊｖｃケンウッド | 表示装置 |
| JP5310049B2 (ja) * | 2009-02-10 | 2013-10-09 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5977008U (ja) * | 1982-11-16 | 1984-05-24 | 株式会社ニコン | 測量機の表示装置 |
| JPH0371319A (ja) * | 1989-08-11 | 1991-03-27 | Seiko Epson Corp | キー機能表示画面付きキーボード |
-
1991
- 1991-12-09 JP JP3350211A patent/JP2909938B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05157564A (ja) | 1993-06-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
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