JP2909414B2 - ガスタービン吸気フィルターエレメント用搬出入装置 - Google Patents
ガスタービン吸気フィルターエレメント用搬出入装置Info
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- JP2909414B2 JP2909414B2 JP21453495A JP21453495A JP2909414B2 JP 2909414 B2 JP2909414 B2 JP 2909414B2 JP 21453495 A JP21453495 A JP 21453495A JP 21453495 A JP21453495 A JP 21453495A JP 2909414 B2 JP2909414 B2 JP 2909414B2
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- filter element
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスタービン吸気フ
ィルターエレメントの取替えを容易にするための搬出入
装置に関する。
ィルターエレメントの取替えを容易にするための搬出入
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンバインド発電プラントのガスタービ
ンが大型化するとともに、ガスタービン圧縮機の吸気量
も増大しそれに伴い吸気フィルターも大型化、高性能化
に向けて腐心されている。
ンが大型化するとともに、ガスタービン圧縮機の吸気量
も増大しそれに伴い吸気フィルターも大型化、高性能化
に向けて腐心されている。
【0003】現在主流になりつつある吸気フィルターの
型式は、図5に示すような2種類のフィルター21,2
2(例えばアマークリーンとデュラセル。いづれも商品
名。)を用いた組合せ構造のもので、フィルター22が
メインフィルターでフィルター21はプレフィルターと
してフィルター22の上流側に取り付けられている。
型式は、図5に示すような2種類のフィルター21,2
2(例えばアマークリーンとデュラセル。いづれも商品
名。)を用いた組合せ構造のもので、フィルター22が
メインフィルターでフィルター21はプレフィルターと
してフィルター22の上流側に取り付けられている。
【0004】大型ガスタービンでは、メインフィルター
22のエレメント数は、ガスタービン1台につき約40
0個もの数となる。吸気フィルター室へのフィルター2
2の搬出入はフィルター室の点検扉を使って行ってい
る。吸気フィルター室内には、図3に示すような点検歩
廊が設置されている。
22のエレメント数は、ガスタービン1台につき約40
0個もの数となる。吸気フィルター室へのフィルター2
2の搬出入はフィルター室の点検扉を使って行ってい
る。吸気フィルター室内には、図3に示すような点検歩
廊が設置されている。
【0005】尚、図5において符号23はフレーム、符
号24はガイドレール、符号25は蝶番、符号26はラ
ッチ、符号27はフックでフィルター22の取付金具で
ある。
号24はガイドレール、符号25は蝶番、符号26はラ
ッチ、符号27はフックでフィルター22の取付金具で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ガスタービン吸気フィ
ルターは前述のような状況にあり、フィルターエレメン
トの取付け、取替えに伴う搬出入に際しては、膨大な作
業量を必要とする。しかし、将来のメンテナンスに対す
る配慮は殆んどなされていないのが現状であり、対象物
が産業廃棄物であることや更に2〜3ヶ月毎に取替えを
要することなどを考慮するとメンテナンス作業の改善が
強く望まれている。
ルターは前述のような状況にあり、フィルターエレメン
トの取付け、取替えに伴う搬出入に際しては、膨大な作
業量を必要とする。しかし、将来のメンテナンスに対す
る配慮は殆んどなされていないのが現状であり、対象物
が産業廃棄物であることや更に2〜3ヶ月毎に取替えを
要することなどを考慮するとメンテナンス作業の改善が
強く望まれている。
【0007】本発明はこの問題点を解消するためになさ
れたもので、ガスタービン用吸気フィルターの取付けや
取替えに伴う吸気フィルターエレメントの搬出入作業を
迅速、安全に行いうるようにする搬出入装置を提供する
ことを課題としている。
れたもので、ガスタービン用吸気フィルターの取付けや
取替えに伴う吸気フィルターエレメントの搬出入作業を
迅速、安全に行いうるようにする搬出入装置を提供する
ことを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した課題
を解決する手段として、吸気フィルター室の点検歩廊内
にフィルターエレメント搬出入用折畳式ローラコンベア
を取り付ける。そしてメンテナンス時はこのローラコン
ベアを搬出入用に使用し、不使用時はそれを折畳み、点
検歩廊巾を確保する。
を解決する手段として、吸気フィルター室の点検歩廊内
にフィルターエレメント搬出入用折畳式ローラコンベア
を取り付ける。そしてメンテナンス時はこのローラコン
ベアを搬出入用に使用し、不使用時はそれを折畳み、点
検歩廊巾を確保する。
【0009】なお、折畳式ローラコンベアの取付け位置
は特に限定されないが、例えば吸気フィルター室の点検
歩廊の側部の適宜の高さのところに引き起こしと垂下が
自在なようにヒンジ止めした形で取付けてよい。
は特に限定されないが、例えば吸気フィルター室の点検
歩廊の側部の適宜の高さのところに引き起こしと垂下が
自在なようにヒンジ止めした形で取付けてよい。
【0010】このように構成した本発明の搬出入装置に
よるフィルターエレメントの搬出入は次のようにして行
われる。まず、フォークリフトにてフィルターエレメン
トをトラックより入口に運ぶ。二階部分は外部デッキ手
摺を取り外してフィルターエレメントを取り込む。
よるフィルターエレメントの搬出入は次のようにして行
われる。まず、フォークリフトにてフィルターエレメン
トをトラックより入口に運ぶ。二階部分は外部デッキ手
摺を取り外してフィルターエレメントを取り込む。
【0011】ローラコンベアはフィルター前面に設置さ
れており搬入搬出口まで敷設されているのでフィルター
エレメントの搬出入は容易に行える。ローラコンベアは
またウェザールーバーの下側に設置されていてローラコ
ンベア上にフィルターエレメントを乗せ簡単に搬出入を
行うことができる。
れており搬入搬出口まで敷設されているのでフィルター
エレメントの搬出入は容易に行える。ローラコンベアは
またウェザールーバーの下側に設置されていてローラコ
ンベア上にフィルターエレメントを乗せ簡単に搬出入を
行うことができる。
【0012】フィルターエレメントを取替る時は、取り
外したフィルターエレメントをローラコンベアに次々と
のせ、コンベア上のフィルターエレメントを順送りに押
し、搬出入口に送られてきたフィルターエレメントを降
ろしフィルター室外に持ち出す。
外したフィルターエレメントをローラコンベアに次々と
のせ、コンベア上のフィルターエレメントを順送りに押
し、搬出入口に送られてきたフィルターエレメントを降
ろしフィルター室外に持ち出す。
【0013】次に、段ボール箱に入った新しいフィルタ
ーエレメントを搬出入口よりフィルター室内に持ち込
む。持ち込まれたフィルターエレメントをローラコンベ
ア上に乗せて順送りする。そして所定の場所にてフィル
ターエレメントを降し段ボール箱より取り出しセットす
る。
ーエレメントを搬出入口よりフィルター室内に持ち込
む。持ち込まれたフィルターエレメントをローラコンベ
ア上に乗せて順送りする。そして所定の場所にてフィル
ターエレメントを降し段ボール箱より取り出しセットす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるガスタービン
吸気フィルターエレメント用搬出入装置の実施の一形態
について図1〜図4を用いて具体的に説明する。まず、
図1によって本実施形態によるガスタービン用吸気フィ
ルター室の全体構造を説明する。
吸気フィルターエレメント用搬出入装置の実施の一形態
について図1〜図4を用いて具体的に説明する。まず、
図1によって本実施形態によるガスタービン用吸気フィ
ルター室の全体構造を説明する。
【0015】吸気フィルター室1の三側面には、メイン
フィルター2がフレームに嵌めて取り付けられていると
ともに、メインフィルター2の前面には、プレフィルタ
ー3も取り付けられている。そして空気は矢印の方向か
ら吸気される。メインフィルター2とプレフィルター3
との間には、点検歩廊4が設けられていて点検歩廊4に
は、フィルターエレメント搬出入用ローラコンベア5が
折畳台枠6に乗って取り付けられている。
フィルター2がフレームに嵌めて取り付けられていると
ともに、メインフィルター2の前面には、プレフィルタ
ー3も取り付けられている。そして空気は矢印の方向か
ら吸気される。メインフィルター2とプレフィルター3
との間には、点検歩廊4が設けられていて点検歩廊4に
は、フィルターエレメント搬出入用ローラコンベア5が
折畳台枠6に乗って取り付けられている。
【0016】図2は図1のA−A線に沿う断面を拡大し
た断面図で、フィルターエレメントを搬出入しない時に
は、プレフィルター3の背面側に折畳台枠6を折り畳み
出来るようになっている(仮想線矢印参照)。図3,図
4はメンテナンス時の状況を示す図で図3は立面図、図
4は平面図である。
た断面図で、フィルターエレメントを搬出入しない時に
は、プレフィルター3の背面側に折畳台枠6を折り畳み
出来るようになっている(仮想線矢印参照)。図3,図
4はメンテナンス時の状況を示す図で図3は立面図、図
4は平面図である。
【0017】図2,図3に見られるように、本実施形態
では、フィルターエレメントは7層積で点検歩廊4は2
段になっている。エレメントの高い位置のメンテナンス
は持運び踏台によって行う。
では、フィルターエレメントは7層積で点検歩廊4は2
段になっている。エレメントの高い位置のメンテナンス
は持運び踏台によって行う。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるガス
タービン吸気フィルターエレメント用搬出入装置によれ
ば膨大な作業量を要し厳しい環境の中での作業であるエ
レメントのメンテナンス作業を折畳式ローラコンベアを
使って短時間、迅速、安全、少数人工で処理できる。従
って作業時間の短縮、作業性の改善、作業安全の確保な
どに寄与する効果は大きい。
タービン吸気フィルターエレメント用搬出入装置によれ
ば膨大な作業量を要し厳しい環境の中での作業であるエ
レメントのメンテナンス作業を折畳式ローラコンベアを
使って短時間、迅速、安全、少数人工で処理できる。従
って作業時間の短縮、作業性の改善、作業安全の確保な
どに寄与する効果は大きい。
【図1】本発明の実施の一形態による搬出入装置を備え
た吸込フィルター室の平面図。
た吸込フィルター室の平面図。
【図2】図1のA−A線に沿って見た吸込フィルター室
の部分的拡大断面図。
の部分的拡大断面図。
【図3】図2に示したフィルター室におけるメンテナン
ス時の状況説明図。
ス時の状況説明図。
【図4】図3に示したフィルター室の平面図。
【図5】ガスタービン圧縮機の吸気フィルターにおける
2種類のフィルターの組み合せ状況を示す斜視図。
2種類のフィルターの組み合せ状況を示す斜視図。
1 吸気フィルター室 2 メインフィルター 3 プレフィルター 4 点検歩廊 5 フィルターエレメント搬出入用ローラコンベア 6 折畳台枠
Claims (1)
- 【請求項1】 ガスタービン用吸気フィルター室の点検
歩廊内にフィルターエレメント搬出入用折畳式ローラコ
ンベアを取り付けたことを特徴とするガスタービン吸気
フィルターエレメント用搬出入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21453495A JP2909414B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | ガスタービン吸気フィルターエレメント用搬出入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21453495A JP2909414B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | ガスタービン吸気フィルターエレメント用搬出入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0960528A JPH0960528A (ja) | 1997-03-04 |
JP2909414B2 true JP2909414B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=16657331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21453495A Expired - Fee Related JP2909414B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | ガスタービン吸気フィルターエレメント用搬出入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2909414B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4929491B2 (ja) * | 2005-08-08 | 2012-05-09 | 進和テック株式会社 | ガスタービン用吸気装置 |
JP4929492B2 (ja) * | 2005-08-08 | 2012-05-09 | 進和テック株式会社 | ガスタービン用吸気装置 |
JP4919826B2 (ja) * | 2007-01-30 | 2012-04-18 | 中国電力株式会社 | ガスタービン流入口構造 |
JP6460371B2 (ja) | 2014-05-23 | 2019-01-30 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 吸気フィルタ装置、吸気フィルタ装置のフィルタ交換方法、及びガスタービン |
JP6663710B2 (ja) | 2015-12-25 | 2020-03-13 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | フィルタ交換装置、フィルタ交換装置の制御方法、及びガスタービン設備 |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP21453495A patent/JP2909414B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0960528A (ja) | 1997-03-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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