JP2909280B2 - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

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育弘 鵜飼
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示素子に関
し、特に能動マトリックス液晶表示素子において、行ラ
インおよび列ラインに抵抗を接続して静電気による表示
不良を防止する液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、この種の液晶表示素子を図1、図
2を参照して説明するに、11は透明なマトリックス基
板であり、その上には画素電極15と薄膜トランジスタ
(TFT)16とより成る画素のマトリックスが形成さ
れている。TFT16は画素電極15のそれぞれに1個
ずつ対応して形成されている。18は行ラインであり、
画素電極15の各行に沿って形成されている。19は列
ラインであり、画素電極15の各列に沿って形成されて
いる。TFT16の各々はそのゲートを行ラインに接続
し、そのソースを列ラインに接続している。17は透明
な共通基板12の内面に形成された共通電極であり、こ
の共通電極17と画素電極15およびTFT16を含む
マトリックス基板11上面との間には液晶14が封入さ
れている。
【0003】ここで、行ライン18および列ライン19
は共に選択的に駆動されるのであるが、これらによりゲ
ートおよびソースの双方が同時に駆動されたTFT16
のみが導通してこれに対応する画素電極15に電圧が印
加され、この画素電極と共通電極17との間の液晶14
の光学的状態が変化することとなる。この光学的状態の
変化により表示をすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様な液晶表示素子
は動作電圧は大変に低く、そして画素電極と共通電極と
の間の液晶の内部抵抗は大変に高いものであることか
ら、低電圧駆動、低電力消費表示素子として広範囲の技
術分野において使用されている。しかしその反面、液晶
表示素子は低電圧駆動することができるものであるとこ
ろから、その内部に静電気が侵入すると容易に動作状態
に陥り、この動作状態は液晶の内部抵抗が高いところか
ら容易には解消することができず、表示不良となる。ま
た、液晶表示素子の製造プロセス中においても、静電気
は上述の如くに形成された薄膜トランジスタ(TFT)
16に不良を生じせしめる原因ともなり得る。そのため
に、画素マトリックスの製造プロセスにおいて、全ライ
ン・ショート法を採用して静電気の放電に努めているの
であるが、この場合も基板の切断をした後は放電効果も
失なわれる。
【0005】この発明は、液晶表示素子の製造プロセス
中においても、また液晶表示素子完成後においても静電
気に災いされない液晶表示素子を提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】行ラインおよび列ライン
が形成されると共に行ラインおよび列ラインの交差する
ところにこれら行ラインおよび列ラインに接続した能動
素子および能動素子に接続する画素電極が形成された能
動液晶表示画素マトリックスを有するマトリックス基板
を具備し、共通電極および短絡電極を有しマトリックス
基板に対向する共通基板を具備し、マトリックス基板と
共通基板とは異方導電性或いは導電性を付与された比較
的高抵抗を有するシール部材を介して貼り合わされた液
晶表示素子において、マトリックス基板には更にシール
部材が貼り合わされるメイン・シール部に端子と行ライ
ンの引き出し線間および端子と列ラインの引き出し線間
を結合する短絡パッドが形成され、シール部材の貼り合
わされるところはマトリックス基板のメイン・シール部
および共通基板の共通電極或いは短絡電極であるものと
した。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を図3、図4および図5を
参照して説明する。この発明の液晶表示素子は、行ライ
ン18および列ライン19が形成されると共に行ライン
18および列ライン19の交差するところにこれら行ラ
イン18および列ライン19に接続した能動素子である
薄膜トランジスタ(TFT)16およびTFT16に接
続する画素電極15が形成された能動液晶表示画素マト
リックスを有するマトリックス基板11を具備してい
る。更に、共通電極17を有しマトリックス基板11に
対向する共通基板12をも具備している。マトリックス
基板11と共通基板12とはシール部材20を介して貼
り合わされ、これらの間に液晶を封入して液晶表示素子
が構成される。ここで、シール部材20は異方導電性或
いは導電性を付与された比較的高抵抗を有するものであ
り、行ライン18および列ライン19に電気的に接続し
た状態で張り合わされるのであるが、以下においてこの
点についての説明をする。
【0008】図3はマトリックス基板11を上から見た
ところを示す図である。22は行ライン18を引き出す
端子であり、23は列ライン19を引き出す端子であ
る。21は短絡パッドであり、端子22と行ライン18
の引き出し線および端子22と行ライン19の引き出し
線を接続するものである。この短絡パッド21は端子出
し工程中において、マトリックス基板11を穴明け加工
し、そこにITOを施してITO面としたものである。
この短絡パッド21を形成するところは液晶表示素子の
メイン・シールを構成するところ、即ち、マトリックス
基板11におけるシール部材20が貼り合わせられると
ころである。
【0009】一方、共通基板12としては、これは図4
に示されるが如きものを例として採用することができ
る。 図4(a)に示される第1の例は、共通基板12全面に
ITOの共通電極17を形成してこれを短絡電極として
も使用する。マトリックス基板11の短絡パッド21が
形成されている液晶表示素子のメイン・シールを構成す
るところと共通基板12の共通電極17との間にシール
部材20を介在させた状態でメイン・シールを完成させ
る。その結果、行ライン18および列ライン19を比較
的高抵抗を有するシール部材20を介して共通基板12
の共通電極17に接続することができるので、マトリッ
クス基板11側に侵入した静電気を放電する余地が与え
られる。
【0010】図4(b)に示される第2の例は、行ライ
ン18および列ライン19を一括して短絡するする短絡
電極23を共通電極17とは別に形成する。そして、マ
トリックス基板11の短絡パッド21が形成されている
液晶表示素子のメイン・シールを構成するところと共通
基板12の短絡電極23との間にシール部材20を介在
させた状態でメイン・シールを完成させる。この様にし
て、行ライン18および列ライン19を共通基板12に
ループ状に形成された短絡専用の電極23に比較的高抵
抗を有するシール部材20を介して接続する。
【0011】図4(c)に示される第3の例は、行ライ
ン18を短絡する短絡電極24および列ライン19を短
絡する短絡電極25を各別に、そして共通電極17とも
別に形成する。この場合も第2の例と同様に、マトリッ
クス基板11の短絡パッド21が形成されている液晶表
示素子のメイン・シールを構成するところと共通基板1
2の短絡電極24および25との間にシール部材20を
介在させた状態でメイン・シールを完成させて、行ライ
ン18および列ライン19を共通基板12に各別に形成
された短絡専用の電極24、25に比較的高抵抗を有す
るシール部材20を介して接続することができる。
【0012】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明の液晶表
示素子は、そのマトリックス基板11にシール部材20
が貼り合わされるメイン・シール部26に端子22と行
ライン18の引き出し線間および端子22と列ライン1
9の引き出し線間を結合する短絡パッド21が形成さ
れ、シール部材20の貼り合わされるところはマトリッ
クス基板11のメイン・シール部26および共通基板1
2の共通電極17或いは短絡電極23、24、25であ
るものとしたので、メイン・シールの実施と、行ライン
18および列ライン19と共通電極17或いは短絡電極
23、24、25との間の電気的接続とを一挙にするこ
とができて、極めて好都合である。
【0013】そして、この発明は、短絡パッド21を形
成する工程を必要とするものであるが、これも端子出し
工程中においてマトリックス基板11を穴明け加工し、
そこにITOを施してITO面を形成するという短絡パ
ッド形成工程が単純に付加されただけであり、短絡パッ
ド形成工程を導入したことに基づいて更なる製造工程は
何も加重されない。
【0014】マトリックス基板11製造段階において全
ライン・ショート法を採用し、基板切断後にこの発明に
よるマトリックス基板11と共通基板12の貼り合わせ
を実施すれば、液晶表示素子の製造中を含めて素子完成
後も静電気に災いされない液晶表示素子を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶表示素子の従来例の画素マトリックスを示
す図。
【図2】液晶表示素子の従来例の断面を示す図。
【図3】この発明のマトリックス基板を上から見たとこ
ろを示す図。
【図4】この発明の共通基板を示す図。
【図5】この発明の液晶表示素子の断面を示す図。
【符号の説明】
11 マトリックス基板 12 共通基板 15 画素電極 16 薄膜トランジスタ(TFT) 17 共通電極 18 行ライン 19 列ライン 20 シール部材 21 短絡パッド 22 端子 23 短絡電極 24 短絡電極 25 短絡電極 26 メイン・シール部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/1339 505 G02F 1/1343 G02F 1/136 500

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行ラインおよび列ラインが形成されると
    共に行ラインおよび列ラインの交差するところにこれら
    行ラインおよび列ラインに接続した能動素子および能動
    素子に接続する画素電極が形成された能動液晶表示画素
    マトリックスを有するマトリックス基板を具備し、共通
    電極および短絡電極を有しマトリックス基板に対向する
    共通基板を具備し、マトリックス基板と共通基板とは異
    方導電性或いは導電性を付与された比較的高抵抗を有す
    るシール部材を介して貼り合わされた液晶表示素子にお
    いて、マトリックス基板には更にシール部材が貼り合わ
    されるメイン・シール部に端子と行ラインの引き出し線
    間および端子と列ラインの引き出し線間を結合する短絡
    パッドが形成され、シール部材の貼り合わされるところ
    はマトリックス基板のメイン・シール部および共通基板
    の共通電極或いは短絡電極であることを特徴とする液晶
    表示素子。
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