JP2909246B2 - 磁気ヘッド駆動回路 - Google Patents
磁気ヘッド駆動回路Info
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- JP2909246B2 JP2909246B2 JP8912791A JP8912791A JP2909246B2 JP 2909246 B2 JP2909246 B2 JP 2909246B2 JP 8912791 A JP8912791 A JP 8912791A JP 8912791 A JP8912791 A JP 8912791A JP 2909246 B2 JP2909246 B2 JP 2909246B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テ−プ等の磁気記
録媒体へ情報の書込みを行う磁気ヘッドを駆動する磁気
ヘッド駆動回路に関するものである。
録媒体へ情報の書込みを行う磁気ヘッドを駆動する磁気
ヘッド駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8に従来の磁気ヘッド駆動回路の構成
を示す。
を示す。
【0003】図8において、5,61はインバ−タ、
7,10はナンドゲ−ト、8,11はアンドゲ−ト、1
3,14,16,17は抵抗、19,22はPNPトラ
ンジスタ、20,23はNPNトランジスタ、24は磁
気ヘッドである。
7,10はナンドゲ−ト、8,11はアンドゲ−ト、1
3,14,16,17は抵抗、19,22はPNPトラ
ンジスタ、20,23はNPNトランジスタ、24は磁
気ヘッドである。
【0004】この磁気ヘッド駆動回路は、不図示のマイ
クロコンピュ−タからのデ−タ信号A及び書込み信号B
にしたがって駆動する。
クロコンピュ−タからのデ−タ信号A及び書込み信号B
にしたがって駆動する。
【0005】ここで、図9に示す様に、書込み信号Bが
“0”のときは、磁気ヘッド24に流れる書込み用電流
Iは「I=0」である。また、書込み信号Bが“1”で
あり、デ−タ信号も“1”のときは、図中の矢印の向き
に書込み用電流Iが磁気ヘッド24に流れる。又、書込
み信号Bが“1”であり、デ−タ信号が“0”のとき
は、図中の矢印とは逆向きに書込み用電流Iが流れる。
“0”のときは、磁気ヘッド24に流れる書込み用電流
Iは「I=0」である。また、書込み信号Bが“1”で
あり、デ−タ信号も“1”のときは、図中の矢印の向き
に書込み用電流Iが磁気ヘッド24に流れる。又、書込
み信号Bが“1”であり、デ−タ信号が“0”のとき
は、図中の矢印とは逆向きに書込み用電流Iが流れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上機構の駆動回路にお
いて、電源電圧が低いと、書込み用電流Iは小さいの
で、該書込み用電流Iの立上がり特性が悪くなっていた
(図9参照)。つまり、上記従来例では、電源電圧の低
下により記録用書込み電流Iの立上がり及び立下がり特
性が悪くなるという問題点があった。
いて、電源電圧が低いと、書込み用電流Iは小さいの
で、該書込み用電流Iの立上がり特性が悪くなっていた
(図9参照)。つまり、上記従来例では、電源電圧の低
下により記録用書込み電流Iの立上がり及び立下がり特
性が悪くなるという問題点があった。
【0007】本発明の目的は上記の点に鑑み、常に記録
用書込み電流の立上がり及び立下がり特性を良好なもの
にすると共に、定常駆動時における電力消費の低減を図
ることのできる磁気ヘッド駆動回路を提供することであ
る。
用書込み電流の立上がり及び立下がり特性を良好なもの
にすると共に、定常駆動時における電力消費の低減を図
ることのできる磁気ヘッド駆動回路を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本発明は、直列接続された第1と第2のスイッチ
ング素子と、直列接続された第3と第4のスイッチング
素子と、前記第1と第2のスイッチング素子の接続点と
前記第3と第4のスイッチング素子の接続点との間に接
続された磁気ヘッドとを有し、前記第1のスイッチング
素子と第4のスイッチング素子をオンにすることで、第
1の電圧を前記第1のスイッチング素子を介して前記磁
気ヘッドの一方の端子に印加して該磁気ヘッドへ前記一
方の端子から他方の端子方向に電流を流し、又前記第3
と第2のスイッチング素子をオンとすることで、前記第
1の電圧を前記第3のスイッチング素子を介して前記磁
気ヘッドの他方の端子に印加して該磁気ヘッドへ前記他
方の端子から一方の端子方向に電流を流し、磁気記録を
行う磁気ヘッド駆動回路において、オンすることによ
り、前記第1の電圧よりもレベルの高い第2の電圧を前
記磁気ヘッドの一方の端子に印加する第5のスイッチン
グ素子と、オンすることにより、前記第2の電圧を前記
磁気ヘッドの他方の端子に印加する第6のスイッチング
素子と、書込み信号が第1のレベルの時には、前記第2
及び第4のスイッチング素子をオフにし、又書込み信号
が第2のレベルであり、かつ、データ信号がハイレベル
の時には、前記第1及び第4のスイッチング素子をオン
に、前記第2及び第3のスイッチング素子をオフにそれ
ぞれし、前記書込み信号が第2のレベルであり、かつ、
データ信号がローレベルの時には、前記第3及び第2の
スイッチング素子をオンに、前記第1及び第4のスイッ
チング素子をオフにそれぞれする第1の制御回路と、前
記書込み信号が第2のレベルであり、かつ、前記データ
信号がローレベルからハイレベルに変更された際の所定
期間、前記第5のスイッチング素子をオンにし、前記書
込み信号が第2のレベルであり、かつ、前記データ信号
がハイレベルからローレベルに変更された際の所定期
間、前記第6のスイッチング素子をオンにする第2の制
御回路とを有する磁気ヘッド駆動回路とするものであ
る。
めに、本発明は、直列接続された第1と第2のスイッチ
ング素子と、直列接続された第3と第4のスイッチング
素子と、前記第1と第2のスイッチング素子の接続点と
前記第3と第4のスイッチング素子の接続点との間に接
続された磁気ヘッドとを有し、前記第1のスイッチング
素子と第4のスイッチング素子をオンにすることで、第
1の電圧を前記第1のスイッチング素子を介して前記磁
気ヘッドの一方の端子に印加して該磁気ヘッドへ前記一
方の端子から他方の端子方向に電流を流し、又前記第3
と第2のスイッチング素子をオンとすることで、前記第
1の電圧を前記第3のスイッチング素子を介して前記磁
気ヘッドの他方の端子に印加して該磁気ヘッドへ前記他
方の端子から一方の端子方向に電流を流し、磁気記録を
行う磁気ヘッド駆動回路において、オンすることによ
り、前記第1の電圧よりもレベルの高い第2の電圧を前
記磁気ヘッドの一方の端子に印加する第5のスイッチン
グ素子と、オンすることにより、前記第2の電圧を前記
磁気ヘッドの他方の端子に印加する第6のスイッチング
素子と、書込み信号が第1のレベルの時には、前記第2
及び第4のスイッチング素子をオフにし、又書込み信号
が第2のレベルであり、かつ、データ信号がハイレベル
の時には、前記第1及び第4のスイッチング素子をオン
に、前記第2及び第3のスイッチング素子をオフにそれ
ぞれし、前記書込み信号が第2のレベルであり、かつ、
データ信号がローレベルの時には、前記第3及び第2の
スイッチング素子をオンに、前記第1及び第4のスイッ
チング素子をオフにそれぞれする第1の制御回路と、前
記書込み信号が第2のレベルであり、かつ、前記データ
信号がローレベルからハイレベルに変更された際の所定
期間、前記第5のスイッチング素子をオンにし、前記書
込み信号が第2のレベルであり、かつ、前記データ信号
がハイレベルからローレベルに変更された際の所定期
間、前記第6のスイッチング素子をオンにする第2の制
御回路とを有する磁気ヘッド駆動回路とするものであ
る。
【0009】
【作用】磁気ヘッドに印加する電圧の立上がり及び立下
がり時には、磁気ヘッドへ高い電圧を印加し、定常駆動
時には磁気ヘッドへ低い電圧を印加している。
がり時には、磁気ヘッドへ高い電圧を印加し、定常駆動
時には磁気ヘッドへ低い電圧を印加している。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例における磁気ヘ
ッド駆動回路の構成を示す図であり、図8と同じ部分は
同一符合を付してある。
ッド駆動回路の構成を示す図であり、図8と同じ部分は
同一符合を付してある。
【0011】図1において、1はDフリップフロップ、
2,5,61はインバ−タ、3,4,8,11はアンド
ゲ−ト、6,7,9,10はナンドゲ−ト、12,1
3,14,15,16,17は抵抗、18,19,2
1,22はPNPトランジスタ、20,23はNPNト
ランジスタ、24は磁気ヘッドである。
2,5,61はインバ−タ、3,4,8,11はアンド
ゲ−ト、6,7,9,10はナンドゲ−ト、12,1
3,14,15,16,17は抵抗、18,19,2
1,22はPNPトランジスタ、20,23はNPNト
ランジスタ、24は磁気ヘッドである。
【0012】図1に示す磁気ヘッド駆動回路は、不図示
のマイクロコンピュ−タからの磁気ヘッド24に流れる
電流の方向を決める(デ−タ内容を示す)デ−タ信号
A,書込みを行うか否かを決定する書込み信号B及び基
準クロック信号Cにしたがって駆動する。
のマイクロコンピュ−タからの磁気ヘッド24に流れる
電流の方向を決める(デ−タ内容を示す)デ−タ信号
A,書込みを行うか否かを決定する書込み信号B及び基
準クロック信号Cにしたがって駆動する。
【0013】なお、書込み信号Bが“1”で書込みが行
われ、前述したのと同様に“0”で磁気ヘッド24に流
れる電流Iは「I=0」となる(オ−プン状態)。
われ、前述したのと同様に“0”で磁気ヘッド24に流
れる電流Iは「I=0」となる(オ−プン状態)。
【0014】ここで、図2に示すように、各信号A,
B,Cの変化に対し、図1での各点における遅延出力
D、微分出力E,Fと磁気ヘッド24に流れる書込み電
流Iについて説明する。
B,Cの変化に対し、図1での各点における遅延出力
D、微分出力E,Fと磁気ヘッド24に流れる書込み電
流Iについて説明する。
【0015】図2に示す時刻t0〜t5では、書込み信
号Bが“0”であるので書込み動作は行わない。よっ
て、磁気ヘッド24に流れる書込み電流Iは「I=0」
である。
号Bが“0”であるので書込み動作は行わない。よっ
て、磁気ヘッド24に流れる書込み電流Iは「I=0」
である。
【0016】但し、各出力D,E,Fの電位は変化す
る。
る。
【0017】即ち、時刻t0〜t1でデ−タ信号Aが
「A=0」から「A=1」に変わるので、各出力D,
E,Fの電位は各々「D=0」,「E=1」,「F=
0」となる。
「A=0」から「A=1」に変わるので、各出力D,
E,Fの電位は各々「D=0」,「E=1」,「F=
0」となる。
【0018】時刻t1〜t2では「A=1」のままなの
で、遅延出力Dの電位は“1”であり、よって、「E=
0」,「F=0」となる。
で、遅延出力Dの電位は“1”であり、よって、「E=
0」,「F=0」となる。
【0019】時刻t2ではデ−タ信号Aは「A=1」の
ままなので、各出力D,E,Fの電位は変化しない。
ままなので、各出力D,E,Fの電位は変化しない。
【0020】時刻t3ではデ−タ信号Aは「A=0」と
なり、遅延出力Dの電位は“1”となり、その他の微分
出力の電位は「E=0」,「F=1」となる。
なり、遅延出力Dの電位は“1”となり、その他の微分
出力の電位は「E=0」,「F=1」となる。
【0021】時刻t4ではデ−タ信号Aは「A=0」の
ままであり、遅延出力Dの電位は“0”となり、その他
の微分出力の電位は「E=0」,「F=0」となる。
ままであり、遅延出力Dの電位は“0”となり、その他
の微分出力の電位は「E=0」,「F=0」となる。
【0022】 よって、以上の動作により、図1に示す
磁気ヘッド駆動回路によってデータ信号Aの立上がり,
立下がりに応じた微分出力E,Fの電位を作ることがで
きる。
磁気ヘッド駆動回路によってデータ信号Aの立上がり,
立下がりに応じた微分出力E,Fの電位を作ることがで
きる。
【0023】次に、時刻t5〜時刻t16では、書込み
信号Bは「B=1」なので、書込み動作を行う。
信号Bは「B=1」なので、書込み動作を行う。
【0024】同様に、デ−タ信号Aは時刻t5で立上が
り、時刻t11で立下るので、その立上がり時の微分出
力Eの電位は時刻t5〜時刻t6で“1”、立下がり時
の微分出力Fは時刻t11〜時刻t12で“1”とな
る。
り、時刻t11で立下るので、その立上がり時の微分出
力Eの電位は時刻t5〜時刻t6で“1”、立下がり時
の微分出力Fは時刻t11〜時刻t12で“1”とな
る。
【0025】ここで、時刻t5〜時刻t6ではナンドゲ
−ト6の出力は“0”となり、PNPトランジスタ18
はONする。又、ナンドゲ−ト7の出力は“0”とな
り、PNPトランジスタ19もONする。一方、アンド
ゲ−ト8の出力は“1”となり、NPNトランジスタ2
0はOFFする。又ナンドゲ−ト9と10の出力は
“1”となるので、PNPトランジスタ21,22はO
FFする。又アンドゲ−ト11の出力は“1”となり、
NPNトランジスタ23はONする。
−ト6の出力は“0”となり、PNPトランジスタ18
はONする。又、ナンドゲ−ト7の出力は“0”とな
り、PNPトランジスタ19もONする。一方、アンド
ゲ−ト8の出力は“1”となり、NPNトランジスタ2
0はOFFする。又ナンドゲ−ト9と10の出力は
“1”となるので、PNPトランジスタ21,22はO
FFする。又アンドゲ−ト11の出力は“1”となり、
NPNトランジスタ23はONする。
【0026】 よって、磁気ヘッド24には図1に示す
通り、矢印の向きに書込み電流Iは流れる。このとき、
各トランジスタの飽和電圧が十分小さく、電源Vcc1
とVcc2(>Vcc1)のインピ−ダンスが十分小さ
ければ、磁気ヘッド24に流れる過渡的な電流iは以下
の様になる。 なお、上記式において、Vcc2は電源Vcc2の電
圧、Rは磁気ヘッド24の内部抵抗、Lは磁気ヘッド2
4のインダクタンス、時刻tは時刻t5からの経過時刻
である。
通り、矢印の向きに書込み電流Iは流れる。このとき、
各トランジスタの飽和電圧が十分小さく、電源Vcc1
とVcc2(>Vcc1)のインピ−ダンスが十分小さ
ければ、磁気ヘッド24に流れる過渡的な電流iは以下
の様になる。 なお、上記式において、Vcc2は電源Vcc2の電
圧、Rは磁気ヘッド24の内部抵抗、Lは磁気ヘッド2
4のインダクタンス、時刻tは時刻t5からの経過時刻
である。
【0027】 もし、ここで本実施例の特徴である「立
上がり時,立下がり時に高い電圧に切換える」事を行わ
ないと、例えばVcc1のみで磁気ヘッド24に電流を
流すと、電流i´は となり、Vcc2>Vcc1よりi>i´である。よっ
て、図2の破線に示すような電流波形を示す。そのため
立上がり特性が悪くなっていた。しかし、本実施例のよ
うに、「立上がり時,立下がり時に高い電圧(Vcc
2)に切換える」事を行う事により、図2の実線に示す
ような電流波形となり、立上がり特性が良好なものとな
る。
上がり時,立下がり時に高い電圧に切換える」事を行わ
ないと、例えばVcc1のみで磁気ヘッド24に電流を
流すと、電流i´は となり、Vcc2>Vcc1よりi>i´である。よっ
て、図2の破線に示すような電流波形を示す。そのため
立上がり特性が悪くなっていた。しかし、本実施例のよ
うに、「立上がり時,立下がり時に高い電圧(Vcc
2)に切換える」事を行う事により、図2の実線に示す
ような電流波形となり、立上がり特性が良好なものとな
る。
【0028】 又、図3に示すように時刻t5〜時刻t
6の時間が長すぎる場合、電源Vcc2で通電してから
電源Vcc1に電流を切換えると、磁気ヘッド24に流
れる電流変化が逆転しまうため、磁気ヘッド24のイン
ダクタンスL,抵抗R,電源電圧により時刻t5〜時刻
t6の時間を決めなければならない。その時間を時刻t
dとすると、 から としなければならない。
6の時間が長すぎる場合、電源Vcc2で通電してから
電源Vcc1に電流を切換えると、磁気ヘッド24に流
れる電流変化が逆転しまうため、磁気ヘッド24のイン
ダクタンスL,抵抗R,電源電圧により時刻t5〜時刻
t6の時間を決めなければならない。その時間を時刻t
dとすると、 から としなければならない。
【0029】図4において、25,28はリトリガブル
・モノステ−ブル・マルチバイブレ−タ(例えばテキサ
スインスツルメンツ社SN74LS423)、26,2
9は抵抗、27,30はコンデンサ、31,32,3
4,35はナンドゲ−ト、33,36はアンドゲ−ト、
37,62はインバ−タ、38,39,40,41,4
2,43は抵抗、44,45,47,48はPNPトラ
ンジスタ、46,49はNPNトランジスタ、50は磁
気ヘッドである。
・モノステ−ブル・マルチバイブレ−タ(例えばテキサ
スインスツルメンツ社SN74LS423)、26,2
9は抵抗、27,30はコンデンサ、31,32,3
4,35はナンドゲ−ト、33,36はアンドゲ−ト、
37,62はインバ−タ、38,39,40,41,4
2,43は抵抗、44,45,47,48はPNPトラ
ンジスタ、46,49はNPNトランジスタ、50は磁
気ヘッドである。
【0030】リトリガブル・モノステ−ブル・マルチバ
イブレ−タ25は、抵抗26とコンデンサ27とにより
決る以下の時間twの間、デ−タ信号Aの立上がりより
“1”の出力をする。
イブレ−タ25は、抵抗26とコンデンサ27とにより
決る以下の時間twの間、デ−タ信号Aの立上がりより
“1”の出力をする。
【0031】なお、上記式において、RTは抵抗26の
抵抗値、Cextはコンデンサ27の容量値である。
抵抗値、Cextはコンデンサ27の容量値である。
【0032】この状態は、図5の時刻t35〜時刻t3
6に示される。
6に示される。
【0033】よって、本実施例では、第1の実施例にお
ける微分出力信号を、リトガブル・モノステ−ブル・マ
ルチバイブレ−タ25により発生させていることにな
り、図5の実線に示すような電流波形となって立上がり
特性が良好なものとなる。
ける微分出力信号を、リトガブル・モノステ−ブル・マ
ルチバイブレ−タ25により発生させていることにな
り、図5の実線に示すような電流波形となって立上がり
特性が良好なものとなる。
【0034】図6及び図7は本発明の第3の実施例を示
すものであり、図6は磁気ヘッド駆動回路の要部構成を
示す回路図で、図1と同じ部分は同一符合を付してあ
る。図7は図6の各回路の出力波形を示す図である。
すものであり、図6は磁気ヘッド駆動回路の要部構成を
示す回路図で、図1と同じ部分は同一符合を付してあ
る。図7は図6の各回路の出力波形を示す図である。
【0035】51はDフリップフロップ、52はインバ
−タ、53,54はアンドゲ−ト、55はノアゲ−ト、
56,57はRSフリップフロップ、58はオアゲ−
ト、59はカウンタである。
−タ、53,54はアンドゲ−ト、55はノアゲ−ト、
56,57はRSフリップフロップ、58はオアゲ−
ト、59はカウンタである。
【0036】上記構成において、不図示のマイクロコン
ピュ−タよりデ−タ信号Aと基準クロック信号Cとカウ
ンタ59のプリセット値(a〜dにより決る)が出力さ
れる。
ピュ−タよりデ−タ信号Aと基準クロック信号Cとカウ
ンタ59のプリセット値(a〜dにより決る)が出力さ
れる。
【0037】デ−タ信号Aが立上ると、図6の出力Iの
電位は1クロックの期間“1”になり、RSフリップフ
ロップ56はセットされ、その出力Lは“1”となる。
又、同時にカウンタ59はプリセットされ、カウント動
作を開始する。
電位は1クロックの期間“1”になり、RSフリップフ
ロップ56はセットされ、その出力Lは“1”となる。
又、同時にカウンタ59はプリセットされ、カウント動
作を開始する。
【0038】カウンタ59が桁上り信号Kを“1”とす
ると、RSフリップフロップ56はリセットされ、その
出力Lは“0”となる。
ると、RSフリップフロップ56はリセットされ、その
出力Lは“0”となる。
【0039】次に、デ−タ信号Aの立下がりで、出力J
の電位は1クロックの期間“1”になり、RSフリップ
フロップ57はセットされ、その出力Mは“1”とな
る。又、同時にカウンタ59はプリセットされ、カウン
ト動作を開始する。
の電位は1クロックの期間“1”になり、RSフリップ
フロップ57はセットされ、その出力Mは“1”とな
る。又、同時にカウンタ59はプリセットされ、カウン
ト動作を開始する。
【0040】カウント59が桁上り信号Kを“1”とす
ると、RSフリップフロップ57がリセットされ、その
出力Mは“0”となる。
ると、RSフリップフロップ57がリセットされ、その
出力Mは“0”となる。
【0041】以上の説明における各出力L,Mを、図1
の出力E,Fと置き換える。よって、不図示のマイクロ
コンピュ−タのカウンタ59をプリセットする信号a〜
dにより、微分信号が“1”となる期間を可変とするこ
とができる。
の出力E,Fと置き換える。よって、不図示のマイクロ
コンピュ−タのカウンタ59をプリセットする信号a〜
dにより、微分信号が“1”となる期間を可変とするこ
とができる。
【0042】図1の実施例では、基準クロック信号Cの
周波数を変えなければならなかったが、この実施例で
は、カウンタ59を設けることにより、基準クロック信
号Cの周波数に関らず、微分信号を“1”とする期間を
変えることができる。
周波数を変えなければならなかったが、この実施例で
は、カウンタ59を設けることにより、基準クロック信
号Cの周波数に関らず、微分信号を“1”とする期間を
変えることができる。
【0043】微分信号の期間を可変とするのは、温度変
化又は電源電圧変化により最適値へ変える為である。
化又は電源電圧変化により最適値へ変える為である。
【0044】以上の各実施例によれば、高い電源電圧と
低い電源電圧を備え、これを切換えて用いることによ
り、記録用書込み電流の立上がり特性を改善するだけで
なく、記録用書込み電流が変化しない時には、低い電源
電圧を用いるために無駄な電力消費を防ぐことができ
る。
低い電源電圧を備え、これを切換えて用いることによ
り、記録用書込み電流の立上がり特性を改善するだけで
なく、記録用書込み電流が変化しない時には、低い電源
電圧を用いるために無駄な電力消費を防ぐことができ
る。
【0045】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、常に記録用書込み電流の立上がり及び立ち下がり特
性を良好なものにすることができると共に、定常駆動時
における電力消費の低減を図ることができる磁気ヘッド
駆動回路を提供できるものである。
ば、常に記録用書込み電流の立上がり及び立ち下がり特
性を良好なものにすることができると共に、定常駆動時
における電力消費の低減を図ることができる磁気ヘッド
駆動回路を提供できるものである。
【図1】本発明の第1の実施例における磁気ヘッド駆動
回路を示す回路図である。
回路を示す回路図である。
【図2】図1の各部の出力波形を示す図である。
【図3】図1の時刻t5〜t6の時間が長すぎる場合の
対策時の各部の出力波形を示す図である。
対策時の各部の出力波形を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例における磁気ヘッド駆動
回路を示す回路図である。
回路を示す回路図である。
【図5】図4の各部の出力波形を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例における磁気ヘッド駆動
回路の要部構成を示す回路図である。
回路の要部構成を示す回路図である。
【図7】図6の各部の出力波形を示す図である。
【図8】従来の磁気ヘッド駆動回路を示す回路図であ
る。
る。
【図9】図8の各部の出力波形を示す図である。
【符合の説明】 3,4 アンドゲ−ト 6,9 ナンドゲ−ト 12,15 抵抗 18,21 PNPトランジスタ 26,29 抵抗 27,30 コンデンサ 25,28 リトリガル・モノステ−ブル・マルチバイ
ブレ−タ 31,34 ナンドゲ−ト 38,41 抵抗 44,47 PNPトランジスタ 50 磁気ヘッド 51 Dフリップフロップ 56,57 RSフリップフロップ 59 カウンタ
ブレ−タ 31,34 ナンドゲ−ト 38,41 抵抗 44,47 PNPトランジスタ 50 磁気ヘッド 51 Dフリップフロップ 56,57 RSフリップフロップ 59 カウンタ
Claims (1)
- 【請求項1】 直列接続された第1と第2のスイッチン
グ素子と、直列接続された第3と第4のスイッチング素
子と、前記第1と第2のスイッチング素子の接続点と前
記第3と第4のスイッチング素子の接続点との間に接続
された磁気ヘッドとを有し、前記第1のスイッチング素
子と第4のスイッチング素子をオンにすることで、第1
の電圧を前記第1のスイッチング素子を介して前記磁気
ヘッドの一方の端子に印加して該磁気ヘッドへ前記一方
の端子から他方の端子方向に電流を流し、又前記第3と
第2のスイッチング素子をオンとすることで、前記第1
の電圧を前記第3のスイッチング素子を介して前記磁気
ヘッドの他方の端子に印加して該磁気ヘッドへ前記他方
の端子から一方の端子方向に電流を流し、磁気記録を行
う磁気ヘッド駆動回路において、オンすることにより、
前記第1の電圧よりもレベルの高い第2の電圧を前記磁
気ヘッドの一方の端子に印加する第5のスイッチング素
子と、オンすることにより、前記第2の電圧を前記磁気
ヘッドの他方の端子に印加する第6のスイッチング素子
と、書込み信号が第1のレベルの時には、前記第2及び
第4のスイッチング素子をオフにし、又書込み信号が第
2のレベルであり、かつ、データ信号がハイレベルの時
には、前記第1及び第4のスイッチング素子をオンに、
前記第2及び第3のスイッチング素子をオフにそれぞれ
し、前記書込み信号が第2のレベルであり、かつ、デー
タ信号がローレベルの時には、前記第3及び第2のスイ
ッチング素子をオンに、前記第1及び第4のスイッチン
グ素子をオフにそれぞれする第1の制御回路と、前記書
込み信号が第2のレベルであり、かつ、前記データ信号
がローレベルからハイレベルに変更された際の所定期
間、前記第5のスイッチング素子をオンにし、前記書込
み信号が第2のレベルであり、かつ、前記データ信号が
ハイレベルからローレベルに変更された際の所定期間、
前記第6のスイッチング素子をオンにする第2の制御回
路とを有することを特徴とする磁気ヘッド駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8912791A JP2909246B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 磁気ヘッド駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8912791A JP2909246B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 磁気ヘッド駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04302804A JPH04302804A (ja) | 1992-10-26 |
JP2909246B2 true JP2909246B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=13962221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8912791A Expired - Fee Related JP2909246B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 磁気ヘッド駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2909246B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP8912791A patent/JP2909246B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04302804A (ja) | 1992-10-26 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |