JP2908960B2 - レ−ル溶接治具 - Google Patents
レ−ル溶接治具Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は鉄道用のレ−ルを溶接
するときに使用する溶接治具、特にレ−ル溶接の施工能
率の向上に関するものである。
するときに使用する溶接治具、特にレ−ル溶接の施工能
率の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道の高速化に伴い、列車の走行
安定性,継目騒音の低減,軌道保守費の低減等を図るた
め、長さ25mの定尺レ−ルを溶接して1.0kmから1.5k
m程度に長大化した溶接ロングレ−ルが使用されてい
る。
安定性,継目騒音の低減,軌道保守費の低減等を図るた
め、長さ25mの定尺レ−ルを溶接して1.0kmから1.5k
m程度に長大化した溶接ロングレ−ルが使用されてい
る。
【0003】レ−ルの溶接にはフラッシュ溶接,ガス圧
接,エンクロ−ズア−ク溶接あるいはテルミット溶接が
使用されている。エンクロ−ズア−ク溶接は接続するレ
−ルを移動する必要がないため、敷設したレ−ルを現場
で溶接するときに一般的に使用されている。
接,エンクロ−ズア−ク溶接あるいはテルミット溶接が
使用されている。エンクロ−ズア−ク溶接は接続するレ
−ルを移動する必要がないため、敷設したレ−ルを現場
で溶接するときに一般的に使用されている。
【0004】敷設現場でレ−ルを溶接する場合は、例え
ば図19に示すように一定間隔を置いて対向させたレ−
ル80の底部を底部銅板91と鋼エンドタブ92で囲
み、レ−ル底部を予熱してから、レ−ル80の底部を低
水素系の被覆ア−ク溶接棒93を用いて積層溶接する。
その後、レ−ル80の底部上面とレ−ル側面にレ−ルの
形状に合わせた銅ブロック94を取付けて固定し、そこ
にできた継手空間を下向姿勢で手溶接により連続的にエ
ンクロ−ズ溶接を用いレ−ル80の腹部と頭部を溶接し
ている。
ば図19に示すように一定間隔を置いて対向させたレ−
ル80の底部を底部銅板91と鋼エンドタブ92で囲
み、レ−ル底部を予熱してから、レ−ル80の底部を低
水素系の被覆ア−ク溶接棒93を用いて積層溶接する。
その後、レ−ル80の底部上面とレ−ル側面にレ−ルの
形状に合わせた銅ブロック94を取付けて固定し、そこ
にできた継手空間を下向姿勢で手溶接により連続的にエ
ンクロ−ズ溶接を用いレ−ル80の腹部と頭部を溶接し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のエ
ンクロ−ズア−ク溶接でレ−ルを溶接するときに被覆ア
−ク溶接棒を用いているため、溶着速度が小さくア−ク
タイムが長くなってしまう。また、被覆ア−ク溶接棒は
溶接時にスラグを生成するため、特に積層溶接による底
部の溶接時には各層毎にスラグの除去作業が必要であ
り、さらに溶接作業全体にわたり溶接棒の消耗による溶
接棒の交換,補充が必要であり、スラグの除去や溶接棒
の取換え等に多くの時間を要し、溶接作業時間が長くな
るという短所があった。
ンクロ−ズア−ク溶接でレ−ルを溶接するときに被覆ア
−ク溶接棒を用いているため、溶着速度が小さくア−ク
タイムが長くなってしまう。また、被覆ア−ク溶接棒は
溶接時にスラグを生成するため、特に積層溶接による底
部の溶接時には各層毎にスラグの除去作業が必要であ
り、さらに溶接作業全体にわたり溶接棒の消耗による溶
接棒の交換,補充が必要であり、スラグの除去や溶接棒
の取換え等に多くの時間を要し、溶接作業時間が長くな
るという短所があった。
【0006】また、被覆ア−ク溶接棒を用いているた
め、溶融金属中にスラグ巻き込みが生じ易く、場合によ
ってはレ−ル境界部の融合不良などの溶接欠陥が発生し
やすいという短所もあった。
め、溶融金属中にスラグ巻き込みが生じ易く、場合によ
ってはレ−ル境界部の融合不良などの溶接欠陥が発生し
やすいという短所もあった。
【0007】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、レ−ル底部やレ−ル腹部、頭部を覆
って継手空間を形成し、かつ形成した継手空間にシ−ル
ドガスを供給する銅ブロックを簡単に取り付けて、レ−
ル底部からレ−ル頭部までをMAG溶接やエレクトロガ
ス溶接で連続して溶接することができるレ−ル溶接治具
を得ることを目的とするものである。
されたものであり、レ−ル底部やレ−ル腹部、頭部を覆
って継手空間を形成し、かつ形成した継手空間にシ−ル
ドガスを供給する銅ブロックを簡単に取り付けて、レ−
ル底部からレ−ル頭部までをMAG溶接やエレクトロガ
ス溶接で連続して溶接することができるレ−ル溶接治具
を得ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレ−ル溶
接治具は、底部治具と下部フ−ドと上部フ−ドとを有
し、底部治具は方形状をしたフレ−ムの中央部に設けら
れ底部銅板を支持した底部銅板支持部と、底部銅板の長
手方向のフレ−ム両端部に設けられたガイド軸を有する
下部フ−ドガイド部と、底部銅板支持部の外側に設けら
れた複数の上部フ−ドガイド孔と、底部銅板の長手方向
と平行なフレ−ムの両端部にそれぞれ固定された底部銅
板の長手方向と平行な案内溝を有するガイド部と各ガイ
ド部の案内溝内に滑動自在に取り付けられ爪先端部を対
向させた1対のクランプ爪と1対のクランプ爪を反対方
向に移動する作動軸とを有するクランプ部とを有し、下
部フ−ドは端面銅板と、先端部がレ−ルの底部上面と腹
部に合った形状に形成され、端面銅板の両端部にそれぞ
れ取り付けられ、複数のシ−ルドガス噴出孔を有する側
面銅板と、端面銅板の後端面に取り付けられ上記下部フ
−ドガイド部のガイド軸を挾み込む案内部とクランプば
ねを有する着脱部とを有し、上部フ−ドは内面外周面が
レ−ルの腹部と頭部に応じた形状に形成され、複数のシ
−ルドガス噴出孔を有する腹部銅当金と腹部銅当金のシ
−ルドガス噴出孔を挾んだ両側の上面に固定され、それ
ぞれ内側に複数のシ−ルドガス噴出孔を有する頭部銅当
金とを有する銅当金部と、下端部に上記底部治具の上部
フ−ドガイド孔に嵌合するガイドピンを有し、上端部に
銅当金部を案内するガイドレ−ルを有する上部フレ−ム
と、各銅当金部の後端部と上部フレ−ムの側面との間に
連結された銅当金固定部とを有することを特徴とする。
接治具は、底部治具と下部フ−ドと上部フ−ドとを有
し、底部治具は方形状をしたフレ−ムの中央部に設けら
れ底部銅板を支持した底部銅板支持部と、底部銅板の長
手方向のフレ−ム両端部に設けられたガイド軸を有する
下部フ−ドガイド部と、底部銅板支持部の外側に設けら
れた複数の上部フ−ドガイド孔と、底部銅板の長手方向
と平行なフレ−ムの両端部にそれぞれ固定された底部銅
板の長手方向と平行な案内溝を有するガイド部と各ガイ
ド部の案内溝内に滑動自在に取り付けられ爪先端部を対
向させた1対のクランプ爪と1対のクランプ爪を反対方
向に移動する作動軸とを有するクランプ部とを有し、下
部フ−ドは端面銅板と、先端部がレ−ルの底部上面と腹
部に合った形状に形成され、端面銅板の両端部にそれぞ
れ取り付けられ、複数のシ−ルドガス噴出孔を有する側
面銅板と、端面銅板の後端面に取り付けられ上記下部フ
−ドガイド部のガイド軸を挾み込む案内部とクランプば
ねを有する着脱部とを有し、上部フ−ドは内面外周面が
レ−ルの腹部と頭部に応じた形状に形成され、複数のシ
−ルドガス噴出孔を有する腹部銅当金と腹部銅当金のシ
−ルドガス噴出孔を挾んだ両側の上面に固定され、それ
ぞれ内側に複数のシ−ルドガス噴出孔を有する頭部銅当
金とを有する銅当金部と、下端部に上記底部治具の上部
フ−ドガイド孔に嵌合するガイドピンを有し、上端部に
銅当金部を案内するガイドレ−ルを有する上部フレ−ム
と、各銅当金部の後端部と上部フレ−ムの側面との間に
連結された銅当金固定部とを有することを特徴とする。
【0009】上記下部フ−ドガイド部のガイド軸が底部
銅板の長手方向のフレ−ム両端部のフレ−ム上面から一
定高さの位置に設けられ底部銅板の長手方向の中心線に
対して左右の長さが同一であることが好ましい。
銅板の長手方向のフレ−ム両端部のフレ−ム上面から一
定高さの位置に設けられ底部銅板の長手方向の中心線に
対して左右の長さが同一であることが好ましい。
【0010】さらに、上記底部治具の底部銅板支持部を
フレ−ムに固定した複数の案内軸と案内軸に挿入された
弾性部材で支持することが好ましい。
フレ−ムに固定した複数の案内軸と案内軸に挿入された
弾性部材で支持することが好ましい。
【0011】また、下部フ−ドの着脱部と端面銅板との
連結部にはプランジャとスプリングを内蔵したシリンダ
を有することが望ましい。
連結部にはプランジャとスプリングを内蔵したシリンダ
を有することが望ましい。
【0012】下部フ−ドのほぼU字形状に連結した端面
銅板と側面銅板の上面に、端面銅板と側面銅板の内面端
部より内側に突出した絶縁板を取り付けると良い。
銅板と側面銅板の上面に、端面銅板と側面銅板の内面端
部より内側に突出した絶縁板を取り付けると良い。
【0013】また、上部フ−ドの銅当金部を案内するガ
イドレ−ルを上部フレ−ムに対して長手方向と直交する
方向に移動自在とし、ガイドレ−ルにスプリングと固定
ピンを有する固定部を設けることが望ましい。
イドレ−ルを上部フレ−ムに対して長手方向と直交する
方向に移動自在とし、ガイドレ−ルにスプリングと固定
ピンを有する固定部を設けることが望ましい。
【0014】さらに、上部フ−ドの銅当金部の頭部銅当
金の上面に頭部銅当金の端面より内側に突出した絶縁板
を取り付けと良い。
金の上面に頭部銅当金の端面より内側に突出した絶縁板
を取り付けと良い。
【0015】また、上部フ−ドの銅当金部の腹部銅当金
と頭部銅当金のシ−ルドガス噴出孔に連結された気室を
1個又は複数の隔壁で仕切り、各気室に流量調節弁を連
結しても良い。
と頭部銅当金のシ−ルドガス噴出孔に連結された気室を
1個又は複数の隔壁で仕切り、各気室に流量調節弁を連
結しても良い。
【0016】
【作用】この発明においては、底部銅板支持部で裏当材
を載せた底部銅板を支持した底部治具を一定間隔を置い
て対向させたレ−ルの底部下部に挿入し、フレ−ムの両
端部にそれぞれ設けられたクランプ部の作動軸を回転し
て相対向する1対のクランプ爪をレ−ル底部方向に移動
し、各クランプ爪でレ−ル底部を挾み込んでレ−ルに底
部治具を固定する。
を載せた底部銅板を支持した底部治具を一定間隔を置い
て対向させたレ−ルの底部下部に挿入し、フレ−ムの両
端部にそれぞれ設けられたクランプ部の作動軸を回転し
て相対向する1対のクランプ爪をレ−ル底部方向に移動
し、各クランプ爪でレ−ル底部を挾み込んでレ−ルに底
部治具を固定する。
【0017】底部治具をレ−ルに固定した後、底部治具
の下部フ−ドガイド部のガイド軸に下部フ−ドの着脱部
を挾み込み下部フ−ドをレ−ルに取付け、下部フ−ドを
レ−ルと反対側に回動しておいてからレ−ルの溶接部を
予熱する。
の下部フ−ドガイド部のガイド軸に下部フ−ドの着脱部
を挾み込み下部フ−ドをレ−ルに取付け、下部フ−ドを
レ−ルと反対側に回動しておいてからレ−ルの溶接部を
予熱する。
【0018】レ−ルの溶接部を予熱したのちに、底部治
具の下部フ−ドガイド部のガイド軸に取り付けた下部フ
−ドをレ−ル側に回動する。下部フ−ドを回動し側面銅
板の先端部がレ−ル側面に当ると着脱部と端面銅板の連
結部のプランジャがシリンダに押し込まれ、下部フ−ド
をレ−ル側面に沿って移動し下部フ−ドでレ−ル底部と
腹部の下部を囲む。このときシリンダ部に内蔵したスプ
リングの弾性力で端面銅板と側面銅板がレ−ルの底部と
腹部に押圧されるから、底部治具と下部フ−ドでレ−ル
の底部と腹部下部を完全に覆い継手空間を形成する。こ
の継手空間に側面銅板のシ−ルドガス噴出孔からシ−ル
ドガスを供給しながらレ−ルの底部を溶接する。
具の下部フ−ドガイド部のガイド軸に取り付けた下部フ
−ドをレ−ル側に回動する。下部フ−ドを回動し側面銅
板の先端部がレ−ル側面に当ると着脱部と端面銅板の連
結部のプランジャがシリンダに押し込まれ、下部フ−ド
をレ−ル側面に沿って移動し下部フ−ドでレ−ル底部と
腹部の下部を囲む。このときシリンダ部に内蔵したスプ
リングの弾性力で端面銅板と側面銅板がレ−ルの底部と
腹部に押圧されるから、底部治具と下部フ−ドでレ−ル
の底部と腹部下部を完全に覆い継手空間を形成する。こ
の継手空間に側面銅板のシ−ルドガス噴出孔からシ−ル
ドガスを供給しながらレ−ルの底部を溶接する。
【0019】レ−ルの底部の溶接が終了した後、下部フ
−ドを底部治具から取り外す。この下部フ−ドを底部治
具から取り外すときに、下部フ−ドの着脱部は底部治具
のガイド軸に挾み込まれているだけであるから簡単に下
部フ−ドを取り外すことができる。
−ドを底部治具から取り外す。この下部フ−ドを底部治
具から取り外すときに、下部フ−ドの着脱部は底部治具
のガイド軸に挾み込まれているだけであるから簡単に下
部フ−ドを取り外すことができる。
【0020】下部フ−ドを取り外したら、底部治具の上
部フ−ドガイド孔に上部フ−ドの下端部のガイドピンを
挿入して上部フ−ドを底部治具に装着する。そして上部
フ−ドの銅当金部をガイドレ−ルに沿って移動し、銅当
金部でレ−ルの腹部と頭部を囲み、銅当金固定部で銅当
金部をレ−ルに固定してレ−ルの腹部と頭部を覆い継手
空間を形成する。この継手空間に銅当金部のシ−ルドガ
ス噴出孔からシ−ルドガスを供給しながらレ−ルの腹部
と頭部を連続して溶接する。
部フ−ドガイド孔に上部フ−ドの下端部のガイドピンを
挿入して上部フ−ドを底部治具に装着する。そして上部
フ−ドの銅当金部をガイドレ−ルに沿って移動し、銅当
金部でレ−ルの腹部と頭部を囲み、銅当金固定部で銅当
金部をレ−ルに固定してレ−ルの腹部と頭部を覆い継手
空間を形成する。この継手空間に銅当金部のシ−ルドガ
ス噴出孔からシ−ルドガスを供給しながらレ−ルの腹部
と頭部を連続して溶接する。
【0021】このようにレ−ルを溶接するときに、下部
フ−ドを底部治具の下部フ−ドガイド部のガイド軸に差
し込み、上部フ−ドを上部フ−ドガイド孔に挿入するこ
とにより、下部フ−ドと上部フ−ドを簡単に位置決めし
て底部治具に取り付ける。
フ−ドを底部治具の下部フ−ドガイド部のガイド軸に差
し込み、上部フ−ドを上部フ−ドガイド孔に挿入するこ
とにより、下部フ−ドと上部フ−ドを簡単に位置決めし
て底部治具に取り付ける。
【0022】このレ−ルの各部を溶接しているときに、
レ−ルの底部を底部治具と下部フ−ドで覆い、腹部と頭
部を底部治具と上部フ−ドで覆い、各溶接部にシ−ルド
ガスを供給するから、MAG溶接やエレクトロガス溶接
で半自動的に溶接することができる。
レ−ルの底部を底部治具と下部フ−ドで覆い、腹部と頭
部を底部治具と上部フ−ドで覆い、各溶接部にシ−ルド
ガスを供給するから、MAG溶接やエレクトロガス溶接
で半自動的に溶接することができる。
【0023】このようにレ−ルを溶接しているときに継
手部には大きな熱変形が生じ、底部治具の底部銅板支持
部に大きな荷重が加えられる。この荷重により底部治具
が破損する恐れがある。そこで底部治具の底部銅板支持
部をフレ−ムに固定した複数の案内軸と案内軸に挿入さ
れた弾性部材で支持し、底部銅板支持部に加えられる溶
接時の荷重を弾性部材で吸収する。
手部には大きな熱変形が生じ、底部治具の底部銅板支持
部に大きな荷重が加えられる。この荷重により底部治具
が破損する恐れがある。そこで底部治具の底部銅板支持
部をフレ−ムに固定した複数の案内軸と案内軸に挿入さ
れた弾性部材で支持し、底部銅板支持部に加えられる溶
接時の荷重を弾性部材で吸収する。
【0024】また、溶接時に下部フ−ドのほぼU字形状
に連結した端面銅板と側面銅板の上面端部や上部フ−ド
の空冷銅当金部上面端部に溶接ワイヤの給電チップが場
合によっては接触し短絡する恐れがある。そこで下部フ
−ドの端面銅板と側面銅板の上面や上部フ−ドの空冷銅
当金部の上面に絶縁板を取り付け、溶接ワイヤの給電チ
ップが端面銅板等の上面端部に接触することを防ぐ。
に連結した端面銅板と側面銅板の上面端部や上部フ−ド
の空冷銅当金部上面端部に溶接ワイヤの給電チップが場
合によっては接触し短絡する恐れがある。そこで下部フ
−ドの端面銅板と側面銅板の上面や上部フ−ドの空冷銅
当金部の上面に絶縁板を取り付け、溶接ワイヤの給電チ
ップが端面銅板等の上面端部に接触することを防ぐ。
【0025】さらに、レ−ルの腹部と頭部を溶接した
後、レ−ルと上部フ−ドの銅当金部が固着して離れなく
なる場合もある。そこで銅当金部を案内するガイドレ−
ルを長手方向と直交する方向に移動自在とし、ガイドレ
−ルと銅当金部の係合を解除し、上部フレ−ムのみを底
部治具から取り外してから、レ−ルに固着した銅当金部
を取り外す。
後、レ−ルと上部フ−ドの銅当金部が固着して離れなく
なる場合もある。そこで銅当金部を案内するガイドレ−
ルを長手方向と直交する方向に移動自在とし、ガイドレ
−ルと銅当金部の係合を解除し、上部フレ−ムのみを底
部治具から取り外してから、レ−ルに固着した銅当金部
を取り外す。
【0026】また、上部フ−ドの銅当金部の腹部銅当金
と頭部銅当金から供給するシ−ルドガスの気室を隔壁で
仕切り、各気室に連結された流量調節弁を溶接の進行に
応じて制御して、必要な部分にだけシ−ルドガスを供給
することができる。
と頭部銅当金から供給するシ−ルドガスの気室を隔壁で
仕切り、各気室に連結された流量調節弁を溶接の進行に
応じて制御して、必要な部分にだけシ−ルドガスを供給
することができる。
【0027】
【実施例】図1,図2,図3はこの発明の一実施例を示
し、図1は底部治具1の平面図、図2は下部フ−ド2の
斜視図、図3は上部フ−ド3の斜視図である。
し、図1は底部治具1の平面図、図2は下部フ−ド2の
斜視図、図3は上部フ−ド3の斜視図である。
【0028】図1に示すように、底部治具1は4辺が角
柱状の断面を有し長方形に形成されたフレ−ム4と底部
銅板支持部5と1対の下部フ−ドガイド部6と4個の上
部フ−ドガイド孔7と1対のクランプ部8とを有する。
底部銅板支持部5はフレ−ム4の中央部に設けられ裏当
材9を上面に取り付けた底部銅板10を支持するもので
あり、図4のA−A断面図と図5のB−B断面図に示す
ように、底部銅板10を保持する支持枠11とフレ−ム
4に固定された複数例えば4本の案内軸12と複数の皿
ばね13とで構成されている。案内軸12は先端部が支
持枠11の案内孔14に摺動自在に嵌合しており、各案
内軸12に挿入された複数の皿ばね13で支持枠11を
支持している。
柱状の断面を有し長方形に形成されたフレ−ム4と底部
銅板支持部5と1対の下部フ−ドガイド部6と4個の上
部フ−ドガイド孔7と1対のクランプ部8とを有する。
底部銅板支持部5はフレ−ム4の中央部に設けられ裏当
材9を上面に取り付けた底部銅板10を支持するもので
あり、図4のA−A断面図と図5のB−B断面図に示す
ように、底部銅板10を保持する支持枠11とフレ−ム
4に固定された複数例えば4本の案内軸12と複数の皿
ばね13とで構成されている。案内軸12は先端部が支
持枠11の案内孔14に摺動自在に嵌合しており、各案
内軸12に挿入された複数の皿ばね13で支持枠11を
支持している。
【0029】1対の下部フ−ドガイド部6はそれぞれ下
部フ−ド2を取り付けて案内するものであり、図1,図
4及び図6の側面図に示すように、底部銅板10の長手
方向の中心線の延長と直交するフレ−ム4の両端部のフ
レ−ム上面からそれぞれ立ち上がった1対の取付金具1
4と、取付金具14のフレ−ム上面から一定高さの位置
に張り渡されたガイド軸15とを有する。この各ガイド
軸15は底部銅板10の長手方向の中心線に対して対象
になるように位置決めしてある。
部フ−ド2を取り付けて案内するものであり、図1,図
4及び図6の側面図に示すように、底部銅板10の長手
方向の中心線の延長と直交するフレ−ム4の両端部のフ
レ−ム上面からそれぞれ立ち上がった1対の取付金具1
4と、取付金具14のフレ−ム上面から一定高さの位置
に張り渡されたガイド軸15とを有する。この各ガイド
軸15は底部銅板10の長手方向の中心線に対して対象
になるように位置決めしてある。
【0030】上部フ−ドガイド孔7は上部フ−ド3を案
内して固定するものであり、底部銅板支持部5の外側で
底部銅板10の長手方向の中心線に対して対象な4個所
の位置に設けられている。
内して固定するものであり、底部銅板支持部5の外側で
底部銅板10の長手方向の中心線に対して対象な4個所
の位置に設けられている。
【0031】クランプ部8は底部治具1をレ−ルに固定
するものであり、図1,図6及び図7の側面図に示すよ
うに、底部銅板10の長手方向と平行なフレ−ム4の両
端部にそれぞれ固定されたガイド部16と、各ガイド部
16に設けられた1対のクランプ爪17と作動軸18と
を有する。ガイド部16には底部銅板10の長手方向と
平行な案内溝19を有し、この案内溝19をクランプ爪
17の案内部17aが滑るようにクランプ爪17が取り
付けられている。この1対のクランプ爪17は、図6に
示すように、爪先端部17bを対向させて各ガイド部1
6に取り付けられている。作動軸18は1対のクランプ
爪17を反対方向に移動するものであり、左右両側に左
ねじと右ねじの送りねじ18a,18bと操作扞18c
とを有する。この作動軸18の中心部は保持金具20に
よりガイド部16の中心に保持され、各送りねじ18
a,18bがクランプ爪17に螺合している。
するものであり、図1,図6及び図7の側面図に示すよ
うに、底部銅板10の長手方向と平行なフレ−ム4の両
端部にそれぞれ固定されたガイド部16と、各ガイド部
16に設けられた1対のクランプ爪17と作動軸18と
を有する。ガイド部16には底部銅板10の長手方向と
平行な案内溝19を有し、この案内溝19をクランプ爪
17の案内部17aが滑るようにクランプ爪17が取り
付けられている。この1対のクランプ爪17は、図6に
示すように、爪先端部17bを対向させて各ガイド部1
6に取り付けられている。作動軸18は1対のクランプ
爪17を反対方向に移動するものであり、左右両側に左
ねじと右ねじの送りねじ18a,18bと操作扞18c
とを有する。この作動軸18の中心部は保持金具20に
よりガイド部16の中心に保持され、各送りねじ18
a,18bがクランプ爪17に螺合している。
【0032】下部フ−ド3は、図2に示すように、端面
銅板21と2個の側面銅板22と着脱部23と絶縁板2
4とを有する。2個の側面銅板22は端面銅板21の両
側にそれぞれ取り付けられ、上面から見たときに端面銅
板21と2個の側面銅板22でほぼU字形状になってい
る。側面銅板22は、図8の側面図に示すように、先端
部がレ−ル80の底部80a上面と腹部80bに合った
形状に形成されており、この側面銅板22には、図8と
図9の断面図に示すように、シ−ルドガス供給部25に
連結された気室26a、26bと、気室26aからU字
形状の内側に向かって貫通した複数のシ−ルドガス噴出
孔27と、気室26bから斜め下方向に貫通した複数の
シ−ルドガス噴出孔28とを有する。この端面銅板21
と側面銅板22の上面にU字形状をした絶縁板24が取
り付けられている。この絶縁板24の内側の端面は端面
銅板21と側面銅板22の内面端部より一定長さだけ内
側に突出している。
銅板21と2個の側面銅板22と着脱部23と絶縁板2
4とを有する。2個の側面銅板22は端面銅板21の両
側にそれぞれ取り付けられ、上面から見たときに端面銅
板21と2個の側面銅板22でほぼU字形状になってい
る。側面銅板22は、図8の側面図に示すように、先端
部がレ−ル80の底部80a上面と腹部80bに合った
形状に形成されており、この側面銅板22には、図8と
図9の断面図に示すように、シ−ルドガス供給部25に
連結された気室26a、26bと、気室26aからU字
形状の内側に向かって貫通した複数のシ−ルドガス噴出
孔27と、気室26bから斜め下方向に貫通した複数の
シ−ルドガス噴出孔28とを有する。この端面銅板21
と側面銅板22の上面にU字形状をした絶縁板24が取
り付けられている。この絶縁板24の内側の端面は端面
銅板21と側面銅板22の内面端部より一定長さだけ内
側に突出している。
【0033】着脱部23は下部フ−ド3を底部治具1の
ガイド軸15に取り付けるものであり、図2に示すよう
に、端面銅板21の後端面に取り付けられた2組の連結
部29と、各連結部29の先端部に取り付けら下方向に
開口したU字状の案内溝31を有する1対の案内部30
と、1対の案内部30の中間に設けられたU字状のクラ
ンプばね32とを有する。連結部29は、図10の断面
図に示すように、端面銅板21の後端面に取り付けられ
たシリンダ33と、案内部30に設けられシリンダ33
の外面に沿って摺動する円筒状のプランジャ34と、シ
リンダ33とプランジャ34とを連結する連結棒35
と、シリンダ33とプランジャ34間を押圧しているス
プリング36とを有する。
ガイド軸15に取り付けるものであり、図2に示すよう
に、端面銅板21の後端面に取り付けられた2組の連結
部29と、各連結部29の先端部に取り付けら下方向に
開口したU字状の案内溝31を有する1対の案内部30
と、1対の案内部30の中間に設けられたU字状のクラ
ンプばね32とを有する。連結部29は、図10の断面
図に示すように、端面銅板21の後端面に取り付けられ
たシリンダ33と、案内部30に設けられシリンダ33
の外面に沿って摺動する円筒状のプランジャ34と、シ
リンダ33とプランジャ34とを連結する連結棒35
と、シリンダ33とプランジャ34間を押圧しているス
プリング36とを有する。
【0034】上部フ−ド3は、図3に示すように、銅当
金部37と上部フレ−ム38と1対の銅当金固定部39
とを有する。銅当金部37はレ−ル80の腹部80bと
頭部80cを覆うものであり、内面外周面がレ−ル50
の腹部80bと頭部80cに応じた形状に形成された1
対の腹部銅当金40と、図11の断面図に示すように、
腹部銅当金40の上面の両側に固定された頭部銅当金4
1とを有する。腹部銅当金40の先端部には複数のシ−
ルドガス噴出孔42a,42bを有し、内部にはシ−ル
ドガス供給部43aに連結され、各シ−ルドガス噴出孔
42a,42bにシ−ルドガスを供給する気室44a,
44bを有する。頭部銅当金41には互いに内側に向か
って設けられた複数のシ−ルドガス噴出孔45と、シ−
ルドガス供給部43bに連結されシ−ルドガス噴出孔4
5にシ−ルドガスを供給する気室46とを有する。腹部
銅当金40と頭部銅当金41の上面にはU字形状をした
絶縁板47が取り付けられている。この絶縁板47の内
側の端面は腹部銅当金40と頭部銅当金41の内面端部
より一定長さだけ内側に突出している。
金部37と上部フレ−ム38と1対の銅当金固定部39
とを有する。銅当金部37はレ−ル80の腹部80bと
頭部80cを覆うものであり、内面外周面がレ−ル50
の腹部80bと頭部80cに応じた形状に形成された1
対の腹部銅当金40と、図11の断面図に示すように、
腹部銅当金40の上面の両側に固定された頭部銅当金4
1とを有する。腹部銅当金40の先端部には複数のシ−
ルドガス噴出孔42a,42bを有し、内部にはシ−ル
ドガス供給部43aに連結され、各シ−ルドガス噴出孔
42a,42bにシ−ルドガスを供給する気室44a,
44bを有する。頭部銅当金41には互いに内側に向か
って設けられた複数のシ−ルドガス噴出孔45と、シ−
ルドガス供給部43bに連結されシ−ルドガス噴出孔4
5にシ−ルドガスを供給する気室46とを有する。腹部
銅当金40と頭部銅当金41の上面にはU字形状をした
絶縁板47が取り付けられている。この絶縁板47の内
側の端面は腹部銅当金40と頭部銅当金41の内面端部
より一定長さだけ内側に突出している。
【0035】上部フレ−ム38は、図12の側面図に示
すように、下端部に底部治具1の上部フ−ドガイド孔7
に嵌合するガイドピン48を有し、上端部の両側には図
13の平面図に示すように銅当金部37を案内するガイ
ドレ−ル49を有する。ガイドレ−ル49は上部フレ−
ム38に対して長手方向と直交する方向に移動自在に取
り付けられ、上部フレ−ム38の側端部との間に設けら
れた複数のスプリング50により上部フレ−ム38の内
側に押圧されている。各ガイドレ−ル49の中央部には
固定部51が設けられている。固定部51は図14の断
面図に示すように後端部が操作つまみ52に取り付けら
れ、先端部がガイドレ−ル49を貫通して上部フレ−ム
38のロック用孔53に挿入された固定ピン54と、固
定ピン54を下方に押圧するスプリング55とを有す
る。そして通常は、図15の断面図に示すように操作つ
まみ52を持ち上げて固定ピン54の先端部を上部フレ
−ム38のロック用孔53から引き出して、ガイドレ−
ル49を上部フレ−ム38の内側に移動し、スプリング
55の弾性力で固定ピン54を上部フレ−ム38のガイ
ドレ−ル49の案内面に押し付けてガイドレ−ル49を
固定している。このガドレ−ル49に銅当金部37の上
部側面に取り付けた複数の案内部56を係止して銅当金
部37を移動自在に保持している。
すように、下端部に底部治具1の上部フ−ドガイド孔7
に嵌合するガイドピン48を有し、上端部の両側には図
13の平面図に示すように銅当金部37を案内するガイ
ドレ−ル49を有する。ガイドレ−ル49は上部フレ−
ム38に対して長手方向と直交する方向に移動自在に取
り付けられ、上部フレ−ム38の側端部との間に設けら
れた複数のスプリング50により上部フレ−ム38の内
側に押圧されている。各ガイドレ−ル49の中央部には
固定部51が設けられている。固定部51は図14の断
面図に示すように後端部が操作つまみ52に取り付けら
れ、先端部がガイドレ−ル49を貫通して上部フレ−ム
38のロック用孔53に挿入された固定ピン54と、固
定ピン54を下方に押圧するスプリング55とを有す
る。そして通常は、図15の断面図に示すように操作つ
まみ52を持ち上げて固定ピン54の先端部を上部フレ
−ム38のロック用孔53から引き出して、ガイドレ−
ル49を上部フレ−ム38の内側に移動し、スプリング
55の弾性力で固定ピン54を上部フレ−ム38のガイ
ドレ−ル49の案内面に押し付けてガイドレ−ル49を
固定している。このガドレ−ル49に銅当金部37の上
部側面に取り付けた複数の案内部56を係止して銅当金
部37を移動自在に保持している。
【0036】銅当金固定部39は、図12に示すよう
に、上部フレ−ム38の銅当金部37後端部の側壁を貫
通して取り付けられ先端部が銅当金部37の後端部に着
脱自在な調整軸58と、上部フレ−ム38の側壁に空冷
銅当金部37に取り付けた固定ばね59と調整軸58に
固定された固定板60とを有するロック部61と、調整
軸58の後端部に取り付けられたハンドル62とを有す
る。
に、上部フレ−ム38の銅当金部37後端部の側壁を貫
通して取り付けられ先端部が銅当金部37の後端部に着
脱自在な調整軸58と、上部フレ−ム38の側壁に空冷
銅当金部37に取り付けた固定ばね59と調整軸58に
固定された固定板60とを有するロック部61と、調整
軸58の後端部に取り付けられたハンドル62とを有す
る。
【0037】次ぎに上記のように構成された底部治具1
と下部フ−ド2及び上部フ−ド3を使用してレ−ル80
を溶接するときの動作を説明する。
と下部フ−ド2及び上部フ−ド3を使用してレ−ル80
を溶接するときの動作を説明する。
【0038】まず、底部治具1のクランプ部8の作動軸
18を回転して相対向するクランプ爪17を後退させた
状態で、図16の斜視図に示すように裏当材9を載せた
底部銅板10を底部銅板支持部5で支持した底部治具1
を一定間隔を置いて対向させたレ−ル80の底部80a
の下部に挿入する。その後、クランプ部8の作動軸18
を回転して相対向するクランプ爪17をレ−ル80の底
部80aの方向に前進させ、各クランプ爪17でレ−ル
底部80aを挾み込んで底部治具1をレ−ル80に固定
する。このように相対するクランプ爪17を前後退する
だけで底部治具1をレ−ル80に固定することができる
から、底部治具1をレ−ル80に正確に位置決めするこ
とができるとともに簡単に固定することができる。
18を回転して相対向するクランプ爪17を後退させた
状態で、図16の斜視図に示すように裏当材9を載せた
底部銅板10を底部銅板支持部5で支持した底部治具1
を一定間隔を置いて対向させたレ−ル80の底部80a
の下部に挿入する。その後、クランプ部8の作動軸18
を回転して相対向するクランプ爪17をレ−ル80の底
部80aの方向に前進させ、各クランプ爪17でレ−ル
底部80aを挾み込んで底部治具1をレ−ル80に固定
する。このように相対するクランプ爪17を前後退する
だけで底部治具1をレ−ル80に固定することができる
から、底部治具1をレ−ル80に正確に位置決めするこ
とができるとともに簡単に固定することができる。
【0039】上記のように底部治具1をレ−ル80に固
定した後、図18の斜視図の左側に示すように、底部治
具1の下部フ−ドガイド部6のガイド軸15に下部フ−
ド2の着脱部23の案内部30とクランプばね32を挾
み込み下部フ−ド2を底部治具1に装着する。この下部
フ−ド2を底部治具1に装着するときに案内部30でガ
イド軸15に対して位置合わせすることができるから、
下部フ−ド2を底部治具1の底部銅板10に対して正確
に位置決めすることができる。また、クランプばね32
の弾力を利用して下部フ−ドガイド部6のガイド軸15
を挾み込むから、下部フ−ド2をがたつきなしで底部治
具1に装着することができる。
定した後、図18の斜視図の左側に示すように、底部治
具1の下部フ−ドガイド部6のガイド軸15に下部フ−
ド2の着脱部23の案内部30とクランプばね32を挾
み込み下部フ−ド2を底部治具1に装着する。この下部
フ−ド2を底部治具1に装着するときに案内部30でガ
イド軸15に対して位置合わせすることができるから、
下部フ−ド2を底部治具1の底部銅板10に対して正確
に位置決めすることができる。また、クランプばね32
の弾力を利用して下部フ−ドガイド部6のガイド軸15
を挾み込むから、下部フ−ド2をがたつきなしで底部治
具1に装着することができる。
【0040】この下部フ−ド2をレ−ル80と反対側に
回動してからレ−ル80の溶接部を予熱する。この溶接
部を予熱するときに、図17の斜視図に示すように、後
端部に底部治具1の下部フ−ドガイド部6に載せるつば
63と両側にレ−ル80の底部80a上面に合った先端
部を有する遮熱板64を底部治具1の上面に載せて底部
銅板10を除いた底部治具1の上面を覆うと良い。この
ように底部治具1の上面を遮熱板64で覆うことによ
り、予熱時に底部治具1に余分な熱が加えられず、底部
治具1に熱変形が生じることを防ぐことができる。
回動してからレ−ル80の溶接部を予熱する。この溶接
部を予熱するときに、図17の斜視図に示すように、後
端部に底部治具1の下部フ−ドガイド部6に載せるつば
63と両側にレ−ル80の底部80a上面に合った先端
部を有する遮熱板64を底部治具1の上面に載せて底部
銅板10を除いた底部治具1の上面を覆うと良い。この
ように底部治具1の上面を遮熱板64で覆うことによ
り、予熱時に底部治具1に余分な熱が加えられず、底部
治具1に熱変形が生じることを防ぐことができる。
【0041】溶接部を予熱した後、遮熱板64を取り除
きレ−ル80の底部80aの本溶接工程に入る。レ−ル
底部80aの溶接工程では、まず下部フ−ド2を図18
の矢印Cで示すようにレ−ル80の方向に回動する。こ
の回動により下部フ−ド2の側面銅板22の先端部がレ
−ル80の腹部80bに当ると着脱部23と端面銅板2
1の連結部29のプランジャ34がシリンダ33に押し
込まれ、下部フ−ド2をレ−ル腹部80bに沿って移動
し、図18の右側に示すように下部フ−ド2でレ−ル底
部80aと腹部80bの下部を囲む。このとき着脱部2
3に内蔵したスプリング36の弾性力で側面銅板22の
先端部がレ−ル80の底部80aと腹部80bに押圧さ
れるから、底部治具1と下部フ−ド2でレ−ル80の底
部80aと腹部80bの下部を完全に覆って継手空間を
形成する。この継手空間に側面銅板22のシ−ルドガス
噴出孔27,26からシ−ルドガスを供給しながら下向
姿勢でレ−ル底部80bを溶接する。このレ−ル底部8
0bを溶接するときにレ−ル底部80bを底部治具1と
下部フ−ド2で覆い、溶接部にシ−ルドガスを供給して
いるから、溶接速度が著しく早いMAG溶接やエレクト
ロガス溶接で溶接することができる。
きレ−ル80の底部80aの本溶接工程に入る。レ−ル
底部80aの溶接工程では、まず下部フ−ド2を図18
の矢印Cで示すようにレ−ル80の方向に回動する。こ
の回動により下部フ−ド2の側面銅板22の先端部がレ
−ル80の腹部80bに当ると着脱部23と端面銅板2
1の連結部29のプランジャ34がシリンダ33に押し
込まれ、下部フ−ド2をレ−ル腹部80bに沿って移動
し、図18の右側に示すように下部フ−ド2でレ−ル底
部80aと腹部80bの下部を囲む。このとき着脱部2
3に内蔵したスプリング36の弾性力で側面銅板22の
先端部がレ−ル80の底部80aと腹部80bに押圧さ
れるから、底部治具1と下部フ−ド2でレ−ル80の底
部80aと腹部80bの下部を完全に覆って継手空間を
形成する。この継手空間に側面銅板22のシ−ルドガス
噴出孔27,26からシ−ルドガスを供給しながら下向
姿勢でレ−ル底部80bを溶接する。このレ−ル底部8
0bを溶接するときにレ−ル底部80bを底部治具1と
下部フ−ド2で覆い、溶接部にシ−ルドガスを供給して
いるから、溶接速度が著しく早いMAG溶接やエレクト
ロガス溶接で溶接することができる。
【0042】このようにレ−ル底部80bをMAG溶接
等で溶接するときに、端面銅板21と側面銅板22でほ
ぼU字形状に形成した間隙に溶接ワイヤの給電チップを
挿入して溶接するが、端面銅板21と側面銅板22の上
面に絶縁板24が取り付けてあるから、給電チップが側
面銅板22等の上面端部に接触することを防ぐことがで
き、給電チップの短絡を防止することができる。
等で溶接するときに、端面銅板21と側面銅板22でほ
ぼU字形状に形成した間隙に溶接ワイヤの給電チップを
挿入して溶接するが、端面銅板21と側面銅板22の上
面に絶縁板24が取り付けてあるから、給電チップが側
面銅板22等の上面端部に接触することを防ぐことがで
き、給電チップの短絡を防止することができる。
【0043】レ−ル80の底部80aを溶接した後、レ
−ル80の腹部80bと頭部80cの溶接工程に入る。
すなわちレ−ル底部80aの溶接が終了したら、下部フ
−ド2を底部治具1から取り外す。この下部フ−ド2を
底部治具1から取り外すときに、下部フ−ド2の着脱部
23は底部治具1のガイド軸15に挾み込まれているだ
けであるから、下部フ−ド2を簡単に底部治具1から取
り外すことができる。
−ル80の腹部80bと頭部80cの溶接工程に入る。
すなわちレ−ル底部80aの溶接が終了したら、下部フ
−ド2を底部治具1から取り外す。この下部フ−ド2を
底部治具1から取り外すときに、下部フ−ド2の着脱部
23は底部治具1のガイド軸15に挾み込まれているだ
けであるから、下部フ−ド2を簡単に底部治具1から取
り外すことができる。
【0044】下部フ−ド2をを取り外したら、図3に示
すように、上部フ−ド3の銅当金部37を後退させた状
態で上部フ−ド3の下端部に設けたガイドピン48を底
部治具1の上部フ−ドガイド孔7に挿入して上部フ−ド
3を底部治具1に装着する。このように上部フ−ド3の
ガイドピン48を上部フ−ドガイド孔7に挿入するだけ
で、上部フ−ド3を位置決めして底部治具1に装着する
から、上部フ−ド3を短時間で底部治具1に装着するこ
とができる。
すように、上部フ−ド3の銅当金部37を後退させた状
態で上部フ−ド3の下端部に設けたガイドピン48を底
部治具1の上部フ−ドガイド孔7に挿入して上部フ−ド
3を底部治具1に装着する。このように上部フ−ド3の
ガイドピン48を上部フ−ドガイド孔7に挿入するだけ
で、上部フ−ド3を位置決めして底部治具1に装着する
から、上部フ−ド3を短時間で底部治具1に装着するこ
とができる。
【0045】上部フ−ド3を底部治具1に装着した後、
上部フ−ド3の銅当金固定部39の調整軸58を押し込
み銅当金部37をガイドレ−ルに沿って前進させ、図1
2に示すように、ロック部61の固定板60を固定ばね
59に係止して銅当金部37でレ−ル腹部80bと頭部
80cを覆い、レ−ル腹部80bと頭部80cに継手空
間を形成する。この継手空間に銅当金部37の腹部銅当
金40と頭部銅当金41のシ−ルドガス噴出孔42a,
42b,45からシ−ルドガスを供給しながらレ−ル腹
部80bと頭部80cを連続的に溶接する。この溶接し
ているときも腹部銅当金40と頭部銅当金41の上面に
絶縁板47が取り付けてあるから、腹部銅当金40や頭
部銅当金41と給電チップが接触することを防ぐことが
できる。
上部フ−ド3の銅当金固定部39の調整軸58を押し込
み銅当金部37をガイドレ−ルに沿って前進させ、図1
2に示すように、ロック部61の固定板60を固定ばね
59に係止して銅当金部37でレ−ル腹部80bと頭部
80cを覆い、レ−ル腹部80bと頭部80cに継手空
間を形成する。この継手空間に銅当金部37の腹部銅当
金40と頭部銅当金41のシ−ルドガス噴出孔42a,
42b,45からシ−ルドガスを供給しながらレ−ル腹
部80bと頭部80cを連続的に溶接する。この溶接し
ているときも腹部銅当金40と頭部銅当金41の上面に
絶縁板47が取り付けてあるから、腹部銅当金40や頭
部銅当金41と給電チップが接触することを防ぐことが
できる。
【0046】このようにレ−ル80の各部を溶接してい
るときに継手部には大きな熱変形が生じ底部治具1の底
部銅板支持部5に大きな荷重が加えられる。この荷重に
より底部治具1が破損する恐れがある。そこで底部治具
1の底部銅板支持部5の支持枠11下部の設けた複数の
皿ばね13で底部銅板支持部5に加えられる荷重を吸収
し、底部治具1が破損することを防ぐことができる。
るときに継手部には大きな熱変形が生じ底部治具1の底
部銅板支持部5に大きな荷重が加えられる。この荷重に
より底部治具1が破損する恐れがある。そこで底部治具
1の底部銅板支持部5の支持枠11下部の設けた複数の
皿ばね13で底部銅板支持部5に加えられる荷重を吸収
し、底部治具1が破損することを防ぐことができる。
【0047】上記のようにしてレ−ル頭部80cまでの
溶接が終了したら上部フ−ド3を底部治具1から取り外
す。この上部フ−ド3を底部治具1から取り外すときに
レ−ル80と上部フ−ド3の銅当金部37が固着して離
れなくなる場合もある。そのような場合は銅当金部37
を案内するガイドレ−ル49の中央部に設けた固定部5
1の操作つまみ52を持ち上げながらガイドレ−ル49
を、図14に示すように上部フレ−ム38の外側方向に
移動し、ガイドレ−ル49と銅当金部37の案内部56
との係合を解除する。また、銅当金固定部39の調整軸
58に取り付けられたハンドル62を銅当金固定部39
と調整軸58の連結を解除する。その後、銅当金部37
を残したままで上部フレ−ム38を底部治具1から取り
外してから、レ−ル80に左右に固着した銅当金部37
をそれぞれ取り外す。
溶接が終了したら上部フ−ド3を底部治具1から取り外
す。この上部フ−ド3を底部治具1から取り外すときに
レ−ル80と上部フ−ド3の銅当金部37が固着して離
れなくなる場合もある。そのような場合は銅当金部37
を案内するガイドレ−ル49の中央部に設けた固定部5
1の操作つまみ52を持ち上げながらガイドレ−ル49
を、図14に示すように上部フレ−ム38の外側方向に
移動し、ガイドレ−ル49と銅当金部37の案内部56
との係合を解除する。また、銅当金固定部39の調整軸
58に取り付けられたハンドル62を銅当金固定部39
と調整軸58の連結を解除する。その後、銅当金部37
を残したままで上部フレ−ム38を底部治具1から取り
外してから、レ−ル80に左右に固着した銅当金部37
をそれぞれ取り外す。
【0048】その後、底部治具1のクランプ部8の作動
軸18を回転して相対向するクランプ爪17を後退させ
てレ−ル80との固定を解除してから、底部治具1をレ
−ル80の下部から引き出し溶接作業を終了する。
軸18を回転して相対向するクランプ爪17を後退させ
てレ−ル80との固定を解除してから、底部治具1をレ
−ル80の下部から引き出し溶接作業を終了する。
【0049】このように底部治具1に下部フ−ド2や上
部フ−ド3をワンタッチで取り付けてレ−ル80の溶接
部を簡単に覆うことができるとともに、溶接部にシ−ル
ドガスを供給するから、溶接速度が著しく早いMAG溶
接やエレクトロガス溶接で半自動的に連続して溶接する
ことができる。また被覆ア−ク溶接棒を使用せずに溶接
することができるから、溶接時にスラグが発生せずスラ
グ除去等の作業が不要になり溶接作業時間を大幅に短縮
することができる。例えば、60Kレ−ルの1個所を溶接
するのに従来は約60分の溶接時間を要したのに対して30
分以内で溶接することができた。
部フ−ド3をワンタッチで取り付けてレ−ル80の溶接
部を簡単に覆うことができるとともに、溶接部にシ−ル
ドガスを供給するから、溶接速度が著しく早いMAG溶
接やエレクトロガス溶接で半自動的に連続して溶接する
ことができる。また被覆ア−ク溶接棒を使用せずに溶接
することができるから、溶接時にスラグが発生せずスラ
グ除去等の作業が不要になり溶接作業時間を大幅に短縮
することができる。例えば、60Kレ−ルの1個所を溶接
するのに従来は約60分の溶接時間を要したのに対して30
分以内で溶接することができた。
【0050】さらに溶接時にスラグを生成しないからス
ラグ巻き込みによる融合不良などの溶接欠陥が生じるこ
とを防ぐことができ、良好な溶接を行うことができる。
ラグ巻き込みによる融合不良などの溶接欠陥が生じるこ
とを防ぐことができ、良好な溶接を行うことができる。
【0051】なお、上記は上部フ−ド3の銅当金部37
の腹部銅当金40の各シ−ルドガス噴出孔42a,42
bにシ−ルドガスを供給する気室44a,44bを連通
して設けた場合について説明したが、気室44a,44
bを1個又は複数の隔壁で仕切り、各気室に連結された
流量調節弁を溶接の進行に応じて制御するようにしても
良い。このように各気室に送るシ−ルドガスを溶接の進
行に応じて制御することにより、必要な部分にだけシ−
ルドガスを供給することができ、施工費を低減すること
ができる。
の腹部銅当金40の各シ−ルドガス噴出孔42a,42
bにシ−ルドガスを供給する気室44a,44bを連通
して設けた場合について説明したが、気室44a,44
bを1個又は複数の隔壁で仕切り、各気室に連結された
流量調節弁を溶接の進行に応じて制御するようにしても
良い。このように各気室に送るシ−ルドガスを溶接の進
行に応じて制御することにより、必要な部分にだけシ−
ルドガスを供給することができ、施工費を低減すること
ができる。
【0052】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、底部銅
板支持部で裏当銅板を載せた底部銅板を支持した底部治
具を一定間隔を置いて対向させたレ−ルの底部下部に挿
入し、フレ−ムの両端部にそれぞれ設けられたクランプ
部の作動軸を回転して相対向する1対のクランプ爪をレ
−ル底部方向に移動し、各クランプ爪でレ−ル底部を挾
み込んでレ−ルに底部治具を固定するから、底部治具を
短時間で精度良くレ−ルに固定することができる。
板支持部で裏当銅板を載せた底部銅板を支持した底部治
具を一定間隔を置いて対向させたレ−ルの底部下部に挿
入し、フレ−ムの両端部にそれぞれ設けられたクランプ
部の作動軸を回転して相対向する1対のクランプ爪をレ
−ル底部方向に移動し、各クランプ爪でレ−ル底部を挾
み込んでレ−ルに底部治具を固定するから、底部治具を
短時間で精度良くレ−ルに固定することができる。
【0053】この底部治具に下部フ−ドや上部フ−ドを
ワンタッチで着脱してレ−ルの溶接部を簡単に覆うこと
ができる。さらに各溶接部に下部フ−ドや上部フ−ドか
らシ−ルドガスを供給するから、溶接速度が著しく早い
MAG溶接やエレクトロガス溶接で半自動的に連続して
溶接することができ、1個所の溶接時間を従来の半分以
下に短縮し、レ−ル溶接の施工能率を大幅に向上させる
ことができともに良好な溶接を行うことができる。
ワンタッチで着脱してレ−ルの溶接部を簡単に覆うこと
ができる。さらに各溶接部に下部フ−ドや上部フ−ドか
らシ−ルドガスを供給するから、溶接速度が著しく早い
MAG溶接やエレクトロガス溶接で半自動的に連続して
溶接することができ、1個所の溶接時間を従来の半分以
下に短縮し、レ−ル溶接の施工能率を大幅に向上させる
ことができともに良好な溶接を行うことができる。
【0054】また、底部治具のガイド軸に装着する下部
フ−ドの着脱部にU字形状をした案内部とクランプばね
を有するから、下部フ−ドを底部治具の底部銅板に対し
て正確に位置決めして装着することができる。
フ−ドの着脱部にU字形状をした案内部とクランプばね
を有するから、下部フ−ドを底部治具の底部銅板に対し
て正確に位置決めして装着することができる。
【0055】さらに、下部フ−ド着脱部の連結部が伸縮
自在であるから、下部フ−ドを底部治具に取り付けてレ
−ル底部を覆うときに、下部フ−ドをレ−ル側面に沿っ
て移動することができ、底部治具と下部フ−ドでレ−ル
の底部と腹部下部を完全に覆い継手空間を形成できる。
自在であるから、下部フ−ドを底部治具に取り付けてレ
−ル底部を覆うときに、下部フ−ドをレ−ル側面に沿っ
て移動することができ、底部治具と下部フ−ドでレ−ル
の底部と腹部下部を完全に覆い継手空間を形成できる。
【0056】また、上部フ−ドの空冷銅当金部をガイド
レ−ルに沿って移動することができるから、銅当金部を
簡単にレ−ルに固定することができ、レ−ル腹部と頭部
に連続した継手空間を短時間で形成することができる。
レ−ルに沿って移動することができるから、銅当金部を
簡単にレ−ルに固定することができ、レ−ル腹部と頭部
に連続した継手空間を短時間で形成することができる。
【0057】また、レ−ルを溶接しているときに継手部
には大きな熱変形が生じ、底部治具の底部銅板支持部に
大きな荷重が加えられが、底部治具の底部銅板支持部を
フレ−ムに固定した複数の案内軸と案内軸に挿入された
弾性部材で支持し、底部銅板支持部に加えられる溶接時
の荷重を弾性部材で吸収するから、溶接時の熱変形より
底部治具が破損することを防止することができ、安定し
て溶接することができる。
には大きな熱変形が生じ、底部治具の底部銅板支持部に
大きな荷重が加えられが、底部治具の底部銅板支持部を
フレ−ムに固定した複数の案内軸と案内軸に挿入された
弾性部材で支持し、底部銅板支持部に加えられる溶接時
の荷重を弾性部材で吸収するから、溶接時の熱変形より
底部治具が破損することを防止することができ、安定し
て溶接することができる。
【0058】さらに、下部フ−ドの端面銅板と側面銅板
の上面や上部フ−ドの銅当金部の上面に絶縁板を取り付
け、溶接時に端面銅板等に溶接ワイヤの給電チップが接
触することを防ぐから、短絡による危険を防止すること
ができる。
の上面や上部フ−ドの銅当金部の上面に絶縁板を取り付
け、溶接時に端面銅板等に溶接ワイヤの給電チップが接
触することを防ぐから、短絡による危険を防止すること
ができる。
【0059】また、銅当金部を案内するガイドレ−ルを
長手方向と直交する方向に移動自在とし、ガイドレ−ル
と空冷銅当金部の係合を解除できるようにしたから、溶
接時に銅当金部がレ−ルに固着しても上部フ−ドを底部
治具から簡単に取り外すことができる。
長手方向と直交する方向に移動自在とし、ガイドレ−ル
と空冷銅当金部の係合を解除できるようにしたから、溶
接時に銅当金部がレ−ルに固着しても上部フ−ドを底部
治具から簡単に取り外すことができる。
【0060】さらに、上部フ−ドの銅当金部の腹部銅当
金と頭部銅当金から供給するシ−ルドガスの気室を隔壁
で仕切り、各気室に連結された流量調節弁を溶接の進行
に応じて制御することにより、必要な部分にだけシ−ル
ドガスを供給することができ、施工費を低減することが
できる。
金と頭部銅当金から供給するシ−ルドガスの気室を隔壁
で仕切り、各気室に連結された流量調節弁を溶接の進行
に応じて制御することにより、必要な部分にだけシ−ル
ドガスを供給することができ、施工費を低減することが
できる。
【図1】この発明の実施例の底部治具を示す平面図であ
る。
る。
【図2】上記実施例の下部フ−ドを示す斜視図である。
【図3】上記実施例の上部フ−ドを示す斜視図である。
【図4】図1に示した底部治具のA−A断面図である。
【図5】図1に示した底部治具のB−B断面図である。
【図6】底部治具を下部フ−ドガイド部側からみた側面
図である。
図である。
【図7】底部治具をクランプ部側からみた側面図であ
る。
る。
【図8】下部フ−ドの端面銅板を示す側面図である。
【図9】下部フ−ドの断面図である。
【図10】下部フ−ドの着脱部との連結部を示す断面図
である。
である。
【図11】上部フ−ドの空冷銅当金部を示す断面図であ
る。
る。
【図12】上部フ−ドを底部治具に装着した状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図13】上部フ−ドの平面図である。
【図14】上部フ−ドのガイドレ−ルと固定部を示す断
面図である。
面図である。
【図15】上部フ−ドのガイドレ−ルと固定部の通常時
の状態を示す断面図である。
の状態を示す断面図である。
【図16】レ−ルに底部治具を固定した状態を示す斜視
図である。
図である。
【図17】底部治具に遮熱板を載せた状態を示す斜視図
である。
である。
【図18】下部フ−ドを底部治具に装着した状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図19】従来例を示す断面図である。
1 底部治具 2 下部フ−ド 3 上部フ−ド 5 底部銅板支持部 6 下部フ−ドガイド部 7 上部フ−ドガイド孔 8 クランプ部 23 着脱部 37 銅当金部 38 上部フレ−ム 48 ガイドピン 49 ガイドレ−ル 80 レ−ル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−249680(JP,A) 実開 平3−106294(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 9/038 B23K 9/16 B23K 37/00 301 B23K 37/06 301 B23K 37/053
Claims (8)
- 【請求項1】 底部治具と下部フ−ドと上部フ−ドとを
有し、 底部治具は方形状をしたフレ−ムの中央部に設けられ底
部銅板を支持した底部銅板支持部と、底部銅板の長手方
向のフレ−ム両端部に設けられたガイド軸を有する下部
フ−ドガイド部と、底部銅板支持部の外側に設けられた
複数の上部フ−ドガイド孔と、底部銅板の長手方向と平
行なフレ−ムの両端部にそれぞれ固定された底部銅板の
長手方向と平行な案内溝を有するガイド部と各ガイド部
の案内溝内に滑動自在に取り付けられ爪先端部を対向さ
せた1対のクランプ爪と1対のクランプ爪を反対方向に
移動する作動軸とを有するクランプ部とを有し、 下部フ−ドは端面銅板と、先端部がレ−ルの底部上面と
腹部に合った形状に形成され、端面銅板の両端部にそれ
ぞれ取り付けられ、複数のシ−ルドガス噴出孔を有する
側面銅板と、端面銅板の後端面に取り付けられ上記下部
フ−ドガイド部のガイド軸を挾み込む案内部とクランプ
ばねを有する着脱部とを有し、 上部フ−ドは内面外周面がレ−ルの腹部と頭部に応じた
形状に形成され、複数のシ−ルドガス噴出孔を有する腹
部銅当金と腹部銅当金のシ−ルドガス噴出孔を挾んだ両
側の上面に固定され、それぞれ内側に複数のシ−ルドガ
ス噴出孔を有する頭部銅当金とを有する銅当金部と、下
端部に上記底部治具の上部フ−ドガイド孔に嵌合するガ
イドピンを有し、上端部に銅当金部を案内するガイドレ
−ルを有する上部フレ−ムと、各銅当金部の後端部と上
部フレ−ムの側面との間に連結された銅当金固定部とを
有することを特徴とするレ−ル溶接治具。 - 【請求項2】 下部フ−ドガイド部のガイド軸が底部銅
板の長手方向のフレ−ム両端部のフレ−ム上面から一定
高さの位置に設けられ底部銅板の長手方向の中心線に対
して左右の長さが同一である請求項1記載のレ−ル溶接
治具。 - 【請求項3】 上記底部治具の底部銅板支持部をフレ−
ムに固定した複数の案内軸と案内軸に挿入された弾性部
材で支持する請求項1又は2記載のレ−ル溶接治具。 - 【請求項4】 上記下部フ−ドの着脱部と端面銅板との
連結部にプランジャとスプリングを内蔵したシリンダを
有する請求項1,2又は3記載のレ−ル溶接治具。 - 【請求項5】 上記下部フ−ドのほぼU字形状に連結し
た端面銅板と側面銅板の上面に、端面銅板と側面銅板の
内面端部より内側に突出した絶縁板を取り付けた請求項
1乃至4のいずれかに記載のレ−ル溶接治具。 - 【請求項6】 上記上部フ−ドの銅当金部を案内するガ
イドレ−ルを上部フレ−ムに対して長手方向と直交する
方向に移動自在とし、ガイドレ−ルにスプリングと固定
ピンを有する固定部を有する請求項1乃至5のいずれか
に記載のレ−ル溶接治具。 - 【請求項7】 上部フ−ドの銅当金部の頭部銅当金の上
面に頭部銅当金の端面より内側に突出した絶縁板を取り
付けた請求項1乃至6のいずれかに記載のレ−ル溶接治
具。 - 【請求項8】 上部フ−ドの銅当金部の腹部銅当金と頭
部銅当金のシ−ルドガス噴出孔に連結された気室を1個
又は複数の隔壁で仕切り、各気室に流量調節弁を連結し
た請求項1乃至7のいずれかに記載のレ−ル溶接治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11526693A JP2908960B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | レ−ル溶接治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11526693A JP2908960B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | レ−ル溶接治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06304753A JPH06304753A (ja) | 1994-11-01 |
| JP2908960B2 true JP2908960B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=14658419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11526693A Expired - Fee Related JP2908960B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | レ−ル溶接治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2908960B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5734625B2 (ja) * | 2010-11-17 | 2015-06-17 | 株式会社全溶 | 鉄道レールの溶接時におけるレール突き合わせ部の溶接角度形成装置 |
| KR101148155B1 (ko) * | 2012-03-09 | 2012-05-23 | (주) 백상엔지니어링 | 레일 용접용 지그장치 및 이를 이용한 레일 용접방법 |
| CN108620462A (zh) * | 2018-04-25 | 2018-10-09 | 云南建投第二安装工程公司 | 螺旋轨道煨制专用压具及煨制螺旋轨道的方法 |
| CN108788571A (zh) * | 2018-08-30 | 2018-11-13 | 无锡力马化工机械有限公司 | 一种自动焊接背部气体保护工装 |
| CN110217317B (zh) * | 2019-04-24 | 2024-05-31 | 安道拓(中国)投资有限公司 | 一种快速换型装置 |
| CN110402038B (zh) * | 2019-07-23 | 2021-05-28 | 台州市艾赛康电子有限公司 | 一种电路板焊接元件的方法 |
| CN110587120B (zh) * | 2019-09-30 | 2024-10-11 | 无锡奥特维智能装备有限公司 | 焊接用压紧装置及电芯组装设备 |
| CN111375959B (zh) * | 2020-03-23 | 2024-08-13 | 宣城市华菱精工科技股份有限公司 | 一种上下对重框共用的焊接工装 |
| CN116352346A (zh) * | 2023-03-17 | 2023-06-30 | 东风汽车股份有限公司 | 一种夹具定位装置及焊装夹具 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3106294U (ja) | 2004-06-30 | 2004-12-16 | ゼネラル株式会社 | カバー機構及び転写具 |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP11526693A patent/JP2908960B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3106294U (ja) | 2004-06-30 | 2004-12-16 | ゼネラル株式会社 | カバー機構及び転写具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06304753A (ja) | 1994-11-01 |
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