JP2908941B2 - フルカラー複写機の画像作成方法 - Google Patents
フルカラー複写機の画像作成方法Info
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- JP2908941B2 JP2908941B2 JP4227695A JP22769592A JP2908941B2 JP 2908941 B2 JP2908941 B2 JP 2908941B2 JP 4227695 A JP4227695 A JP 4227695A JP 22769592 A JP22769592 A JP 22769592A JP 2908941 B2 JP2908941 B2 JP 2908941B2
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フルカラー複写機での
合成プロセス、白黒複写機でのモノカラーとの合成プロ
セスにおける画像作成方法に関するものである。
合成プロセス、白黒複写機でのモノカラーとの合成プロ
セスにおける画像作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、フルカラー複写機もフルカラー専
用という考えでなく、一般オフィスへの普及を狙った白
黒機にフルカラー機能がついたと言う考え方で、相当高
速の白黒機能とフルカラー機能を合わせ持った機械が製
品化されて来ている。
用という考えでなく、一般オフィスへの普及を狙った白
黒機にフルカラー機能がついたと言う考え方で、相当高
速の白黒機能とフルカラー機能を合わせ持った機械が製
品化されて来ている。
【0003】このような複写機では、よく使われ複写さ
れる原稿に、白黒画像に事務用蛍光ペンにて色つけされ
た原稿である。
れる原稿に、白黒画像に事務用蛍光ペンにて色つけされ
た原稿である。
【0004】しかし、このような原稿は、使用している
インキが蛍光であるため複写した場合異なった色になっ
てしまっていた。
インキが蛍光であるため複写した場合異なった色になっ
てしまっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような原稿に対
する対応として、複写機ユーザーの原稿に蛍光ペンでア
ンダーカラーを入れその後カラーコピーするのではな
く、ユーザーは、アンダーカラーを入れてコピーしたい
原稿をそのまま複写機の原稿台の上に置きその後、機械
にキーあるいはエディター等でその場所を指定してアン
ダーカラーを入れるという機能がある。
する対応として、複写機ユーザーの原稿に蛍光ペンでア
ンダーカラーを入れその後カラーコピーするのではな
く、ユーザーは、アンダーカラーを入れてコピーしたい
原稿をそのまま複写機の原稿台の上に置きその後、機械
にキーあるいはエディター等でその場所を指定してアン
ダーカラーを入れるという機能がある。
【0006】しかし、このアンダーカラー作像プロセス
の場合、一度白黒画像を作像しその上の指定された場所
にアンダーカラー像を転写しようとしたとき、カラー像
のないところの黒画像が一部感光体に再転写され、画像
が乱れてしまう。また、通常に用いているモノカラー画
像と同じ表面電位、あるいはフルカラー像の作像条件と
同じ表面電位を用いこのアンダーカラー像を作り白黒画
像の上の指定された場所にこの像を転写した場合、アン
ダーカラー像の濃度が高すぎる。または蛍光ペンでのマ
ーキングと比較しあまり目立たないという不具合が有
る。つまりこの単色等の条件とは、その画像濃度で十分
文字や写真を表現できる画像濃度であるため、その書か
れている黒の文字を目立たせるだけの機能から考えれば
その目的が異なるため十分な機能を果さないばかりか、
逆に白黒の文字を読みにくくする場合もあった。
の場合、一度白黒画像を作像しその上の指定された場所
にアンダーカラー像を転写しようとしたとき、カラー像
のないところの黒画像が一部感光体に再転写され、画像
が乱れてしまう。また、通常に用いているモノカラー画
像と同じ表面電位、あるいはフルカラー像の作像条件と
同じ表面電位を用いこのアンダーカラー像を作り白黒画
像の上の指定された場所にこの像を転写した場合、アン
ダーカラー像の濃度が高すぎる。または蛍光ペンでのマ
ーキングと比較しあまり目立たないという不具合が有
る。つまりこの単色等の条件とは、その画像濃度で十分
文字や写真を表現できる画像濃度であるため、その書か
れている黒の文字を目立たせるだけの機能から考えれば
その目的が異なるため十分な機能を果さないばかりか、
逆に白黒の文字を読みにくくする場合もあった。
【0007】あるいは、転写に転写ローラー方式を採用
している場合、そのアンダーカラー像を転写するときの
転写ローラーの圧力のために白黒画像が中間転写体に強
く押さえ付けられてしまい中間転写体と黒トナーの物理
的接着力が大きくなり、かつ黒トナーの凝集を起こし、
つぎの紙への転写時に文字抜け等の転写不良を起こして
しまう場合もあった。
している場合、そのアンダーカラー像を転写するときの
転写ローラーの圧力のために白黒画像が中間転写体に強
く押さえ付けられてしまい中間転写体と黒トナーの物理
的接着力が大きくなり、かつ黒トナーの凝集を起こし、
つぎの紙への転写時に文字抜け等の転写不良を起こして
しまう場合もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するため、フルカラー複写機の中間転写体上
にて黒画像とそのバックに単色のカラー画像を合成し、
その黒画像部を他の画像より目立つようにするアンダー
カラーモード(カラープロセス)において、単色のフル
カラー画像の上に黒画像を重ね合わせることを特徴とす
るものである。
課題を解決するため、フルカラー複写機の中間転写体上
にて黒画像とそのバックに単色のカラー画像を合成し、
その黒画像部を他の画像より目立つようにするアンダー
カラーモード(カラープロセス)において、単色のフル
カラー画像の上に黒画像を重ね合わせることを特徴とす
るものである。
【0009】そのアンダーカラー像の作動表面電位を他
の単色作像表面電位より低くすることを特徴とするもの
である。
の単色作像表面電位より低くすることを特徴とするもの
である。
【0010】また、そのアンダーカラー像の作像成分で
イエロー成分を他の色の付着量より多くしたことを特徴
とするものである。
イエロー成分を他の色の付着量より多くしたことを特徴
とするものである。
【0011】また更に、そのアンダーカラー像の作像現
像電位を通常の単色,フルカラー時に使用している現像
電位より高い値で用いることを特徴とするものである。
像電位を通常の単色,フルカラー時に使用している現像
電位より高い値で用いることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】転写中間体への作像順を、アンダーカラーの像
を作像の後、白黒画像を作像することでアンダーカラー
像を作動するときの白黒画像の再転写を防止し、かつ転
写不良の少ない良好な白黒画像の上にアンダーカラーを
重ね得るものである。
を作像の後、白黒画像を作像することでアンダーカラー
像を作動するときの白黒画像の再転写を防止し、かつ転
写不良の少ない良好な白黒画像の上にアンダーカラーを
重ね得るものである。
【0013】
【実施例】本発明の実施例であるカラー複写機は、図1
に示すように、機枠の上面に透明な原稿載置台1を有し
ている。また、この原稿載置台1の下方には、露光光学
系2が配設されており、この露光光学系2は、原稿載置
台1上に載置される原稿13に光を照射する光源ランプ
2aと、原稿13からの反射光を例えば一点鎖線で示す
ように感光体7上に導く複数の反射鏡2b…と、光路上
に配設された結像レンズ2cと、赤、緑、および青の3
原色の色フィルタを有する色分解フィルタ2dとを備え
ている。
に示すように、機枠の上面に透明な原稿載置台1を有し
ている。また、この原稿載置台1の下方には、露光光学
系2が配設されており、この露光光学系2は、原稿載置
台1上に載置される原稿13に光を照射する光源ランプ
2aと、原稿13からの反射光を例えば一点鎖線で示す
ように感光体7上に導く複数の反射鏡2b…と、光路上
に配設された結像レンズ2cと、赤、緑、および青の3
原色の色フィルタを有する色分解フィルタ2dとを備え
ている。
【0014】上記の露光光学系2の光軸上には、露光走
査された光像が照射される有機感光体(OPC)からな
るドラム状の感光体7が配設されており、この感光体7
の入紙方向側には、転写紙19を収容した給紙カセット
8,9が配設されている。そして、これらの各給紙カセ
ット8,9の上方には、それぞれ給紙ローラ23,24
が設けられており、これらの給紙ローラ23,24は、
転写紙19を給紙カセット8,9から排出して中間転写
体10方向へ送出させるようになっている。
査された光像が照射される有機感光体(OPC)からな
るドラム状の感光体7が配設されており、この感光体7
の入紙方向側には、転写紙19を収容した給紙カセット
8,9が配設されている。そして、これらの各給紙カセ
ット8,9の上方には、それぞれ給紙ローラ23,24
が設けられており、これらの給紙ローラ23,24は、
転写紙19を給紙カセット8,9から排出して中間転写
体10方向へ送出させるようになっている。
【0015】上記の給紙ローラ23,24からの中間転
写体10方向への送出側には、タイミングローラ25が
配設されており、このタイミングローラ25は、中間転
写体10に同期して回転されるようになっている。ま
た、中間転写体10は、第1〜第3ローラ18a,18
b,18cにより回転駆動されるようになっている。
写体10方向への送出側には、タイミングローラ25が
配設されており、このタイミングローラ25は、中間転
写体10に同期して回転されるようになっている。ま
た、中間転写体10は、第1〜第3ローラ18a,18
b,18cにより回転駆動されるようになっている。
【0016】上記感光体7と中間転写体10とが圧接し
ている所の中間転写体10の裏面側には、転写ローラ2
1が配設されており、第3ローラ18cの配設部位にお
ける中間転写体10の表面側には、転写ローラ22が配
設されている。そして、転写ローラ22の送出側には、
剥離プレート20、搬送ベルト11および定着装置12
がこの順に配設されている。また、感光体7の外周に
は、感光体7を帯電させる帯電チャージャ16および感
光体7を除電する除電ランプ26が配設されており、帯
電チャージャ16の近傍における感光体7の下方には、
感光体7上に残留するトナーを除去するクリーニング装
置17が配設されている。そして、このクリーニング装
置17には、例えばウレタン等からなるクリーニングブ
レード17aが設けられており、このクリーニングブレ
ード17aは、感光体7に圧接され、感光体7に残留し
た例えばトナー等を掻き落とすようになっている。
ている所の中間転写体10の裏面側には、転写ローラ2
1が配設されており、第3ローラ18cの配設部位にお
ける中間転写体10の表面側には、転写ローラ22が配
設されている。そして、転写ローラ22の送出側には、
剥離プレート20、搬送ベルト11および定着装置12
がこの順に配設されている。また、感光体7の外周に
は、感光体7を帯電させる帯電チャージャ16および感
光体7を除電する除電ランプ26が配設されており、帯
電チャージャ16の近傍における感光体7の下方には、
感光体7上に残留するトナーを除去するクリーニング装
置17が配設されている。そして、このクリーニング装
置17には、例えばウレタン等からなるクリーニングブ
レード17aが設けられており、このクリーニングブレ
ード17aは、感光体7に圧接され、感光体7に残留し
た例えばトナー等を掻き落とすようになっている。
【0017】上記帯電チャージャ16の上方には感光体
7上に作像された潜像の不要な個所を消去するブランク
ランプ14が設けられている。このブランクランプ14
は約1mmピッチにて小さなLEDが並んでおり、本体
信号により個々にコントロールされている。
7上に作像された潜像の不要な個所を消去するブランク
ランプ14が設けられている。このブランクランプ14
は約1mmピッチにて小さなLEDが並んでおり、本体
信号により個々にコントロールされている。
【0018】さらに、感光体7の上方には、感光体7と
非接触の状態で白黒用の現像槽3と、カラー用の現像槽
4〜6には、イエロー(Yellow)、シアン(Cy
an)およびマゼンタ(Magenta)色のカラー現
像剤が個別に収容されている。尚、現像槽6の下方で感
光体7に近接してプレ除電ランプ15が配設されてい
る。 次に、上記構成のカラー複写機の動作を以下に説
明する。
非接触の状態で白黒用の現像槽3と、カラー用の現像槽
4〜6には、イエロー(Yellow)、シアン(Cy
an)およびマゼンタ(Magenta)色のカラー現
像剤が個別に収容されている。尚、現像槽6の下方で感
光体7に近接してプレ除電ランプ15が配設されてい
る。 次に、上記構成のカラー複写機の動作を以下に説
明する。
【0019】先ず、図示しない複写開始スイッチが押圧
されることで、コピーモードが実行される。このコピー
モードは、イエロー、マゼンタおよびシアンをそれぞれ
現像して中間転写体10に転写させるコピーサイクルを
有しており、コピーモードが実行されると、先ず、イエ
ローのコピーサイクルが実行されることになる。
されることで、コピーモードが実行される。このコピー
モードは、イエロー、マゼンタおよびシアンをそれぞれ
現像して中間転写体10に転写させるコピーサイクルを
有しており、コピーモードが実行されると、先ず、イエ
ローのコピーサイクルが実行されることになる。
【0020】即ち、原稿載置台1上に載置された原稿1
3に対して光源ランプ2aから光を照射させ、露光走査
が行なわれる。原稿13からの反射光は、反射鏡2b…
および結像レンズ2cを介して色分解フィルタ2dに入
射され、この色分解2dで色成分別に分解される。
3に対して光源ランプ2aから光を照射させ、露光走査
が行なわれる。原稿13からの反射光は、反射鏡2b…
および結像レンズ2cを介して色分解フィルタ2dに入
射され、この色分解2dで色成分別に分解される。
【0021】上記の露光走査で色分解フィルタ2dの各
色フィルタを透過した色成分別の光は、帯電チャージャ
16にて均一に帯電された感光体7上に照射され、感光
体7がA部で露光される。これにより、感光体7には、
原稿13の画像に対応したイエローの静電潜像が形成さ
れる。この後、上記の各静電潜像は、色分解フィルタ2
dの補色であるイエローの現像剤を有する現像槽4の対
向部において、現像マグネットローラから供給される現
像剤で現像されて可視化され、トナー像となる。そし
て、このトナー像は、転写チャージャ21で中間転写体
10に転写されることになる。この時現像槽3,5,6
は、非接触である。
色フィルタを透過した色成分別の光は、帯電チャージャ
16にて均一に帯電された感光体7上に照射され、感光
体7がA部で露光される。これにより、感光体7には、
原稿13の画像に対応したイエローの静電潜像が形成さ
れる。この後、上記の各静電潜像は、色分解フィルタ2
dの補色であるイエローの現像剤を有する現像槽4の対
向部において、現像マグネットローラから供給される現
像剤で現像されて可視化され、トナー像となる。そし
て、このトナー像は、転写チャージャ21で中間転写体
10に転写されることになる。この時現像槽3,5,6
は、非接触である。
【0022】上記のイエローのコピーサイクルが終了す
ると、感光体7は、クリーニング装置17でクリーニン
グされると共に、除電ランプ26で除電される。そし
て、上記の同様のコピーサイクルでマゼンタおよびシア
ンのトナー像が中間転写体10に転写されることにな
る。
ると、感光体7は、クリーニング装置17でクリーニン
グされると共に、除電ランプ26で除電される。そし
て、上記の同様のコピーサイクルでマゼンタおよびシア
ンのトナー像が中間転写体10に転写されることにな
る。
【0023】上記の各コピーサイクルが実行されると、
各色成分別のトナー像は、転写ローラ21により中間転
写体10の同位置へ転写されることになり、各色成分別
のトナーが重ねられることで完成したひとつのトナー像
を形成することになる。
各色成分別のトナー像は、転写ローラ21により中間転
写体10の同位置へ転写されることになり、各色成分別
のトナーが重ねられることで完成したひとつのトナー像
を形成することになる。
【0024】一方、給紙カセット8,9に収容された転
写紙19は、給紙ローラ23,24により一枚ずつタイ
ミングローラ25に給紙され、タイミングローラ25
は、中間転写体10に同期して転写紙19を中間転写体
10と転写ローラ22との間に搬送する。搬送された転
写紙19は、転写ローラ22により中間転写体10のト
ナー像が転写された後、剥離プレート20により中間転
写体10から分離され、搬送ベルト11により定着装置
12へ導入される。そして、転写紙23へのカラートナ
ー像の定着が行われた後、外部へ排出されることで、1
回のコピーモードが終了することになる。
写紙19は、給紙ローラ23,24により一枚ずつタイ
ミングローラ25に給紙され、タイミングローラ25
は、中間転写体10に同期して転写紙19を中間転写体
10と転写ローラ22との間に搬送する。搬送された転
写紙19は、転写ローラ22により中間転写体10のト
ナー像が転写された後、剥離プレート20により中間転
写体10から分離され、搬送ベルト11により定着装置
12へ導入される。そして、転写紙23へのカラートナ
ー像の定着が行われた後、外部へ排出されることで、1
回のコピーモードが終了することになる。
【0025】上記のようなフルカラー複写機でアンダー
カラーモード動作について、図2に示すフローチャート
を用いて微妙に条件が異なる実施例について説明する。
カラーモード動作について、図2に示すフローチャート
を用いて微妙に条件が異なる実施例について説明する。
【0026】(実施例1)先ず、ユーザが図示しない操
作パネル上のキーにてモード選択してスタートする。
作パネル上のキーにてモード選択してスタートする。
【0027】今、アンダーカラーモードを選択したとす
る。この他、カラー像と白黒像を中間転写体上で合成す
る合成モード等が選択可能である(ステップ1)。
る。この他、カラー像と白黒像を中間転写体上で合成す
る合成モード等が選択可能である(ステップ1)。
【0028】次にユーザーは、エディター等を用い原稿
の中のアンダーマークを入れたいところと色を指定する
(ステップ2)。
の中のアンダーマークを入れたいところと色を指定する
(ステップ2)。
【0029】もし先程の選択時に合成モードを選択して
いたとすると、ユーザーは、このときに原稿のカラー像
としたいところ、あるいは黒画像部を指定する。
いたとすると、ユーザーは、このときに原稿のカラー像
としたいところ、あるいは黒画像部を指定する。
【0030】本実施例1では緑のアンダーカラー像を指
定したとする。この指定には、原稿載置台(テーブルガ
ラス)1の上にて行っても良い。
定したとする。この指定には、原稿載置台(テーブルガ
ラス)1の上にて行っても良い。
【0031】次にユーザーは、指定した後、原稿を原稿
載置台1上にセットし、図示しないプリントボタンを押
す。すると機械は、感光体7を帯電チャージャ16にて
均一帯電した後、先程指定されたアンダーカラーエリア
以外のところは、ブランクランプ14にて消去し、次に
現像槽4にてイエローのアンダーカラー像を作成する。
このとき光学系2は動作しない。
載置台1上にセットし、図示しないプリントボタンを押
す。すると機械は、感光体7を帯電チャージャ16にて
均一帯電した後、先程指定されたアンダーカラーエリア
以外のところは、ブランクランプ14にて消去し、次に
現像槽4にてイエローのアンダーカラー像を作成する。
このとき光学系2は動作しない。
【0032】作像されたイエロー像は、転写ローラ21
にて中間転写体10に転写される。転写された残りの感
光体上のイエロートナー残像は、クリーニング装置17
にて清掃され、さらに除電ランプ26にて全面が除電さ
れる。
にて中間転写体10に転写される。転写された残りの感
光体上のイエロートナー残像は、クリーニング装置17
にて清掃され、さらに除電ランプ26にて全面が除電さ
れる。
【0033】次にイエロー像と同様にシアン像のアンダ
ーカラー像を作像し先程のイエロー像に重ね合わせる。
これで重ね合わせられる緑の像が完成している(ステッ
プ3)。 次に合成する原稿画像即ち、アンダーカラー
の入っていない通常の像を作成する光学系2aがスキャ
ンし原稿の画像を均一帯電した感光体7に露光する。そ
の後、潜像は、黒現像槽3にて現像され転写ローラ21
にて先程のアンダーカラー像の上に転写される(ステッ
プ4)。
ーカラー像を作像し先程のイエロー像に重ね合わせる。
これで重ね合わせられる緑の像が完成している(ステッ
プ3)。 次に合成する原稿画像即ち、アンダーカラー
の入っていない通常の像を作成する光学系2aがスキャ
ンし原稿の画像を均一帯電した感光体7に露光する。そ
の後、潜像は、黒現像槽3にて現像され転写ローラ21
にて先程のアンダーカラー像の上に転写される(ステッ
プ4)。
【0034】転写された画像は、転写ローラ22にて給
紙されてきた用紙19に同期し転写される(ステップ
5)。
紙されてきた用紙19に同期し転写される(ステップ
5)。
【0035】もし、ここで合成モードを選択していると
(ステップ6)、合成手順は最初に黒画像を作成し(ス
テップ7)、次にフルカラー像を作成、重ね合わせる順
となる(ステップ8)。
(ステップ6)、合成手順は最初に黒画像を作成し(ス
テップ7)、次にフルカラー像を作成、重ね合わせる順
となる(ステップ8)。
【0036】即ち、フルカラー像と白黒画像を比較する
と、フルカラー画像の方が合成転写時の再転写(前に転
写した像が、次の転写時は感光体上に画像がないため、
一部トナーが感光体側へもって行かれてしまう現象)に
対し画像低下が大きいため、先に白黒画像を作成する。
と、フルカラー画像の方が合成転写時の再転写(前に転
写した像が、次の転写時は感光体上に画像がないため、
一部トナーが感光体側へもって行かれてしまう現象)に
対し画像低下が大きいため、先に白黒画像を作成する。
【0037】アンダーカラーモードでは、アンダーカラ
ー像は、再転写しても大きく画像低下が起こらないため
白黒画像を後に作成する。
ー像は、再転写しても大きく画像低下が起こらないため
白黒画像を後に作成する。
【0038】そのように同じ白黒画像を他の画像と合成
するにしても、その都度画像の再転写を考え白黒画像の
作像順を変更することで、良好な合成画像を得ることが
できた。
するにしても、その都度画像の再転写を考え白黒画像の
作像順を変更することで、良好な合成画像を得ることが
できた。
【0039】以下に上記の転写にて最も良好な画像が得
られた条件を下記する。
られた条件を下記する。
【0040】使用トナー:ポリエステル 平均粒径 8μ〜10μ 平均帯電量 15〜25μ/mg 中間転写体:ポリカーボネイト、カーボン分散 膜厚 100〜200μ 抵抗 108〜109Ωcm 第一転写条件 カラー1層目(Y) −500〜−60
0V プレ除電ランプ ON 2層目(C) −600〜−700V プレ除電ランプ ON 白黒 −1〜−1.5KV プレ除電ランプ OFF 第二転写条件 −1.4〜−1.
8KV (実施例2)上記実施例1と同様に、今、アンダーカラ
ーモードを選択したとする。この他、カラー像と白黒像
を中間転写体上で合成する合成モード等が選択可能であ
る(ステップ1)。
0V プレ除電ランプ ON 2層目(C) −600〜−700V プレ除電ランプ ON 白黒 −1〜−1.5KV プレ除電ランプ OFF 第二転写条件 −1.4〜−1.
8KV (実施例2)上記実施例1と同様に、今、アンダーカラ
ーモードを選択したとする。この他、カラー像と白黒像
を中間転写体上で合成する合成モード等が選択可能であ
る(ステップ1)。
【0041】次にユーザーは、エディター等を用い原稿
の中のアンダーマークを入れたいところと色を指定する
(ステップ2)。もし先程の選択時に合成モードを選択
していたとすると、ユーザーは、このときに原稿のモノ
カラー像としたいところ、あるいは黒画像部を指定す
る。
の中のアンダーマークを入れたいところと色を指定する
(ステップ2)。もし先程の選択時に合成モードを選択
していたとすると、ユーザーは、このときに原稿のモノ
カラー像としたいところ、あるいは黒画像部を指定す
る。
【0042】本実施例2では緑のアンダーカラー像を指
定したとする。この指定には、原稿載置台1の上にて行
っても良い。
定したとする。この指定には、原稿載置台1の上にて行
っても良い。
【0043】次にユーザーは、指定した後、原稿を原稿
載置台1上にセットし、図示しないプリントボタンを押
す。すると機械は、感光体7を帯電チャージャ16にて
モノカラー像を作像するとき以下の表面電位に均一帯電
した後、先程指定されたアンダーカラーエリア以外のと
ころは、ブランクランプ14にて消去し、次に現像槽4
にてイエローのアンダーカラー像を作成する。このとき
光学系2は動作しない。 作像されたイエロー像は、転
写ローラ21にて中間転写体10に転写される。転写さ
れた残りの感光体上のイエロートナー残像は、クリーニ
ング装置17にて清掃され、さらに除電ランプ26にて
全面が除電される。
載置台1上にセットし、図示しないプリントボタンを押
す。すると機械は、感光体7を帯電チャージャ16にて
モノカラー像を作像するとき以下の表面電位に均一帯電
した後、先程指定されたアンダーカラーエリア以外のと
ころは、ブランクランプ14にて消去し、次に現像槽4
にてイエローのアンダーカラー像を作成する。このとき
光学系2は動作しない。 作像されたイエロー像は、転
写ローラ21にて中間転写体10に転写される。転写さ
れた残りの感光体上のイエロートナー残像は、クリーニ
ング装置17にて清掃され、さらに除電ランプ26にて
全面が除電される。
【0044】次にイエロー像と同様にシアン像のアンダ
ーカラー像を作像し先程のイエロー像に重ね合わせる。
このときの表面電位は、やはり先程と同じく通常のモノ
カラー像時以下の表面電位にてシアン像を作る。このと
きの値は、イエロー像時の値と同じでなくても良い。こ
れで重ね合わせられる緑の像が完成している(ステップ
3)。
ーカラー像を作像し先程のイエロー像に重ね合わせる。
このときの表面電位は、やはり先程と同じく通常のモノ
カラー像時以下の表面電位にてシアン像を作る。このと
きの値は、イエロー像時の値と同じでなくても良い。こ
れで重ね合わせられる緑の像が完成している(ステップ
3)。
【0045】次に合成する原稿画像即ち、アンダーカラ
ーの入っていない通常の像を作成する光学系の光源ラン
プ2aがスキャンし原稿の画像を均一帯電した感光体7
に露光する。その後、潜像は、黒現像槽3にて現像され
転写ローラ21にて先程のアンダーカラー像の上に転写
される(ステップ4)。転写された画像は、転写ローラ
22にて給紙されてきた用紙19に同期し転写される
(ステップ5)。
ーの入っていない通常の像を作成する光学系の光源ラン
プ2aがスキャンし原稿の画像を均一帯電した感光体7
に露光する。その後、潜像は、黒現像槽3にて現像され
転写ローラ21にて先程のアンダーカラー像の上に転写
される(ステップ4)。転写された画像は、転写ローラ
22にて給紙されてきた用紙19に同期し転写される
(ステップ5)。
【0046】もし、ここで合成モードを選択していると
(ステップ6)、合成手順は最初に黒画像を作成し(ス
テップ7)、次にモノカラー像を作成、重ね合わせる順
となる(ステップ8)。
(ステップ6)、合成手順は最初に黒画像を作成し(ス
テップ7)、次にモノカラー像を作成、重ね合わせる順
となる(ステップ8)。
【0047】即ち、モノカラー像と白黒画像を比較する
と、モノカラー画像の方が合成転写時の再転写(前に転
写した像が、次の転写時は感光体上に画像がないため、
一部トナーが感光体側へもって行かれてしまう現象)に
対し画像低下が大きいため、先に白黒画像を作成する。
と、モノカラー画像の方が合成転写時の再転写(前に転
写した像が、次の転写時は感光体上に画像がないため、
一部トナーが感光体側へもって行かれてしまう現象)に
対し画像低下が大きいため、先に白黒画像を作成する。
【0048】アンダーカラーモードでは、アンダーカラ
ー像は、再転写しても大きく画像低下が起こらないため
白黒画像を後に作成する。そしてその時のアンダーカラ
ー像の作像表面電位をモノカラーの時より低く変更する
ことで、黒文字の読みやすいアンダーカラー像を得るこ
とができた。
ー像は、再転写しても大きく画像低下が起こらないため
白黒画像を後に作成する。そしてその時のアンダーカラ
ー像の作像表面電位をモノカラーの時より低く変更する
ことで、黒文字の読みやすいアンダーカラー像を得るこ
とができた。
【0049】以下に上記の転写にて最も良好な画像が得
られた条件を下記する。
られた条件を下記する。
【0050】現像材: 2成分 正転現像 使用キャリヤー:シリコン系樹脂コーティング鉄粉 使用トナー: ポリエステル 平均粒径 8μ〜10μ 平均帯電量 15〜25μ/mg 中間転写体: ポリカーボネイト、カーボン分散 膜厚 100〜200μ 抵抗 108〜109Ωcm 作像条件: モノカラー/フルカラーVM,VF 表面電位 −400〜−500V 現像バイアス −100〜−200V アンダーカラーVU=(VM−A) A:シアン,マゼンタ=100〜200 イエロー =0〜200 表面電位 −300〜−150V 現像バイアス −100〜−200V 白黒 表面電位 −600〜−750V 現像バイアス −200〜−250V (実施例3)上記実施例1及び2と同様に、今、アンダ
ーカラーモードを選択したとする。この他、白黒原稿の
中の一部をモノカラーにてコピーする合成モード等が選
択可能である(ステップ1)。次にユーザーは、エディ
ター等を用い原稿の中のアンダーマークを入れたいとこ
ろと色を指定する(ステップ2)。もし先程の選択時に
合成モードを選択していたとすると、ユーザーは、この
ときに原稿のモノカラー像としたいところ、あるいは黒
画像部を指定する。
ーカラーモードを選択したとする。この他、白黒原稿の
中の一部をモノカラーにてコピーする合成モード等が選
択可能である(ステップ1)。次にユーザーは、エディ
ター等を用い原稿の中のアンダーマークを入れたいとこ
ろと色を指定する(ステップ2)。もし先程の選択時に
合成モードを選択していたとすると、ユーザーは、この
ときに原稿のモノカラー像としたいところ、あるいは黒
画像部を指定する。
【0051】本実施例3では緑のアンダーカラー像を指
定したとする。この指定には、原稿載置台1の上にて行
っても良い。
定したとする。この指定には、原稿載置台1の上にて行
っても良い。
【0052】次にユーザーは、指定した後、原稿を原稿
載置台1上にセットし、図示しないプリントボタンを押
す。すると機械は、感光体7を帯電チャージャ16にて
モノカラー像を作像するときと同じ若しくは、やや低い
表面電位に均一帯電した後、先程指定されたアンダーカ
ラーエリア以外のところは、ブランクランプ14にて消
去し、次に現像槽4にてイエローのアンダーカラー像を
作成する。このとき光学系2は動作しない。
載置台1上にセットし、図示しないプリントボタンを押
す。すると機械は、感光体7を帯電チャージャ16にて
モノカラー像を作像するときと同じ若しくは、やや低い
表面電位に均一帯電した後、先程指定されたアンダーカ
ラーエリア以外のところは、ブランクランプ14にて消
去し、次に現像槽4にてイエローのアンダーカラー像を
作成する。このとき光学系2は動作しない。
【0053】作像されたイエロー像は、転写ローラ21
にて中間転写体10に転写される。転写された残りの感
光体上のイエロートナー残像は、クリーニング装置17
にて清掃され、さらに除電ランプ26にて全面が除電さ
れる。
にて中間転写体10に転写される。転写された残りの感
光体上のイエロートナー残像は、クリーニング装置17
にて清掃され、さらに除電ランプ26にて全面が除電さ
れる。
【0054】次にイエロー像と同様にシアン像のアンダ
ーカラー像を作像し先程のイエロー像に重ね合わせる。
このときの表面電位は、通常のモノカラー像時以下の表
面電位にてシアン像をつくる。このときの値は、イエロ
ー像時の値より小さくする。これで重ね合わせられる目
に刺激感のある緑の像が完成している(ステップ3)。
次に合成する原稿画像即ち、アンダーカラーの入って
いない通常の像を作成する光学系2aがスキャンし原稿
の画像を均一帯電した感光体7に露光する。その後、潜
像は、黒現像槽3にて現像され転写ローラ21にて先程
のアンダーカラー像の上に転写される(ステップ4)。
転写された画像は、転写ローラ22にて給紙されてきた
用紙19に同期し転写される(ステップ5)。
ーカラー像を作像し先程のイエロー像に重ね合わせる。
このときの表面電位は、通常のモノカラー像時以下の表
面電位にてシアン像をつくる。このときの値は、イエロ
ー像時の値より小さくする。これで重ね合わせられる目
に刺激感のある緑の像が完成している(ステップ3)。
次に合成する原稿画像即ち、アンダーカラーの入って
いない通常の像を作成する光学系2aがスキャンし原稿
の画像を均一帯電した感光体7に露光する。その後、潜
像は、黒現像槽3にて現像され転写ローラ21にて先程
のアンダーカラー像の上に転写される(ステップ4)。
転写された画像は、転写ローラ22にて給紙されてきた
用紙19に同期し転写される(ステップ5)。
【0055】もし、ここで合成モードを選択していると
(ステップ6)、合成手順は最初に黒画像を作成し(ス
テップ7)、次にモノカラー像を作成、重ね合わせる順
となる(ステップ8)。即ち、モノカラー像と白黒画像
を比較すると、モノカラー画像の方が合成転写時の再転
写(前に転写した像が、次の転写時は感光体上に画像が
ないため、一部トナーが感光体側へもって行かれてしま
う現象)に対し画像低下が大きいため、先に白黒画像を
作成する。
(ステップ6)、合成手順は最初に黒画像を作成し(ス
テップ7)、次にモノカラー像を作成、重ね合わせる順
となる(ステップ8)。即ち、モノカラー像と白黒画像
を比較すると、モノカラー画像の方が合成転写時の再転
写(前に転写した像が、次の転写時は感光体上に画像が
ないため、一部トナーが感光体側へもって行かれてしま
う現象)に対し画像低下が大きいため、先に白黒画像を
作成する。
【0056】アンダーカラーモードでは、アンダーカラ
ー像は、再転写しても大きく画像低下が起こらないため
白黒画像を後に作成する。
ー像は、再転写しても大きく画像低下が起こらないため
白黒画像を後に作成する。
【0057】そしてその時のアンダーカラー像が黄色を
含む色目(緑,赤,黄色)の場合、そのイエロー像の表
面電位を他の合成するモノカラー色(シアン,マゼン
タ)より高くすることで、黒文字の読みやすい目立った
アンダーカラー像を得ることができた。
含む色目(緑,赤,黄色)の場合、そのイエロー像の表
面電位を他の合成するモノカラー色(シアン,マゼン
タ)より高くすることで、黒文字の読みやすい目立った
アンダーカラー像を得ることができた。
【0058】以下に上記の転写にて最も良好な画像が得
られた条件を下記する。
られた条件を下記する。
【0059】現像材: 2成分 正転現像 使用キャリヤー:シリコン系樹脂コーティング鉄粉 使用トナー: ポリエステル 平均粒径 8μ〜10μ 平均帯電量 15〜25μ/mg 中間転写体: ポリカーボネイト、カーボン分散 膜厚 100〜200μ 抵抗 108〜109Ωcm 作像条件 モノカラー/フルカラー 表面電位 −400〜−500V 現像バイアス −100〜−200V アンダーカラー(グリーン) イエロー 表面電位VY −300V〜−350V 現像バイアス −100V 画像濃度 マクベス値 1.0〜1.2 シアン 表面電位VC=(VY−100) −200V〜−250V 現像バイアス −100V 画像濃度 マクベス値 0.6〜0.4 白黒 表面電位 −600〜−750V 現像バイアス −200〜−250V (実施例4)上記の動作を有する複写機において、通常
フルカラーコピー時の現像電位は表1のようになってい
て、現像電位は低い値を使用している。コピーは画像エ
ッジのないソフトな画になっている。
フルカラーコピー時の現像電位は表1のようになってい
て、現像電位は低い値を使用している。コピーは画像エ
ッジのないソフトな画になっている。
【0060】
【表1】
【0061】但し VO:各色作像時の表面電位 DV Bias;各色作像時の現像バイアス 上記実施例と同様に、今、アンダーカラーモードを選択
したとする。この他、白黒原稿の中の一部をモノカラー
にてコピーする合成モード等が選択可能である(ステッ
プ1)。次にユーザーは、エディター等を用い原稿の中
のアンダーマークを入れたいところと色を指定する(ス
テップ2)。もし先程の選択時に合成モードを選択して
いたとすると、ユーザーは、このときに原稿のモノカラ
ー像としたいところ、あるいは、黒画像部を指定する。
したとする。この他、白黒原稿の中の一部をモノカラー
にてコピーする合成モード等が選択可能である(ステッ
プ1)。次にユーザーは、エディター等を用い原稿の中
のアンダーマークを入れたいところと色を指定する(ス
テップ2)。もし先程の選択時に合成モードを選択して
いたとすると、ユーザーは、このときに原稿のモノカラ
ー像としたいところ、あるいは、黒画像部を指定する。
【0062】本実施例4では黄のアンダーカラー像を指
定したとする。この指定には、原稿載置台1の上にて行
っても良い。
定したとする。この指定には、原稿載置台1の上にて行
っても良い。
【0063】次にユーザーは、指定した後、原稿を原稿
載置台1上にセットし、図示しないプリントボタンを押
す。すると機械は、感光体7を帯電チャージャ16にて
モノカラー像を作像するときと同じ若しくは、やや低い
表面電位に均一帯電した後、先程指定されたアンダーカ
ラーエリア以外のところは、ブランクランプ14にて消
去し、次に現像槽4にてイエローのアンダーカラー像を
作成する。このとき光学系2は動作しない。
載置台1上にセットし、図示しないプリントボタンを押
す。すると機械は、感光体7を帯電チャージャ16にて
モノカラー像を作像するときと同じ若しくは、やや低い
表面電位に均一帯電した後、先程指定されたアンダーカ
ラーエリア以外のところは、ブランクランプ14にて消
去し、次に現像槽4にてイエローのアンダーカラー像を
作成する。このとき光学系2は動作しない。
【0064】作像されたイエロー像は、転写ローラー2
1にて中間転写体10に転写される。この時の現像電位
は表2のように高めの値になっている。これによってエ
ッジの効いた明瞭なアンダーカラーになる(ステップ
3)。
1にて中間転写体10に転写される。この時の現像電位
は表2のように高めの値になっている。これによってエ
ッジの効いた明瞭なアンダーカラーになる(ステップ
3)。
【0065】
【表2】
【0066】但し、VO(V):各色作像時の表面電位 DV Bias(V):各色作像時の現像バイアス 上記のイエロ像のアンダーカラーコピーサイクルが終了
すると、転写された残りの感光体上のイエロートナー残
像は、クリーニング装置17にて清掃され、さらに除電
ランプ26にて全面が除電される。
すると、転写された残りの感光体上のイエロートナー残
像は、クリーニング装置17にて清掃され、さらに除電
ランプ26にて全面が除電される。
【0067】次に、アンダーカラーの上に白黒画像が作
像され転写中間体10に転写される(ステップ4)。
像され転写中間体10に転写される(ステップ4)。
【0068】その後は上記のように用紙に転写された
後、定着されてコピーとなる(ステップ5)。
後、定着されてコピーとなる(ステップ5)。
【0069】上記の動作を行うことによって、フルカラ
ーコピー画像は画像エッジのないソフトな画に、またア
ンダーカラーコピー画像はエッジの効いた明瞭なコピー
を得ることができる。
ーコピー画像は画像エッジのないソフトな画に、またア
ンダーカラーコピー画像はエッジの効いた明瞭なコピー
を得ることができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、画像乱れ
の小さい、転写不良のない読みやすい黒画像の下にアン
ダーカラーの入った複写画像を得ることができる。
の小さい、転写不良のない読みやすい黒画像の下にアン
ダーカラーの入った複写画像を得ることができる。
【0071】請求項2記載の発明によれば、読みやすい
アンダーカラーの入った白黒複写画像を得ることができ
る。
アンダーカラーの入った白黒複写画像を得ることができ
る。
【0072】請求項3記載の発明によれば、読みやすい
人の目をひく蛍光ペンに近いアンダーカラーの入った白
黒複写画像を得ることができる。
人の目をひく蛍光ペンに近いアンダーカラーの入った白
黒複写画像を得ることができる。
【0073】請求項4記載の発明によれば、通常のフル
カラーコピー時は画像エッジのないソフトな画像にな
り、アンダーカラーモード時はエッジ効果によりアンダ
ーカラー部が明瞭な複写画像を得ることができる。
カラーコピー時は画像エッジのないソフトな画像にな
り、アンダーカラーモード時はエッジ効果によりアンダ
ーカラー部が明瞭な複写画像を得ることができる。
【図1】本発明を実施したカラー複写機の正面断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明のフルカラー複写機の画像作成方法のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1 原稿載置台 2 露光光学系 3,4,5,6 現像槽 7 感光体 8,9 給紙カセット 10 中間転写体 13 原稿 16 帯電チャージャ 17 クリーニング装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 英幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 永山 勝浩 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−189662(JP,A) 特開 平4−146461(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/00 303 G03G 15/36 G03G 21/00 370 - 502 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/14
Claims (4)
- 【請求項1】 フルカラー複写機の中間転写体上にて黒
画像とそのバックに単色のカラー画像を合成し、その黒
画像部を他の画像より目立つようにするアンダーカラー
モードにおいて、単色のカラー画像の上に黒画像を重ね
合わせることを特徴とするフルカラー複写機の画像作成
方法。 - 【請求項2】 フルカラー複写機の中間転写体上にて黒
画像とそのバックに単色のカラー画像を合成し、その黒
画像部を他の画像より目立つようにするアンダーカラー
モードにおいて、アンダーカラー像の作像表面電位を他
の単色作像表面電位より低くすることを特徴とするフル
カラー複写機の画像作成方法。 - 【請求項3】 フルカラー複写機の中間転写体上にて黒
画像とそのバックに単色のカラー画像を合成し、その黒
画像部を他の画像より目立つようにするアンダーカラー
モードにおいて、アンダーカラー像の作像成分でイエロ
ー成分を他の色の付着量より多くしたことを特徴とする
フルカラー複写機の画像作成方法。 - 【請求項4】 フルカラー複写機の中間転写体上にて黒
画像とそのバックに単色のカラー画像を合成し、その黒
画像部を他の画像より目立つようにするアンダーカラー
モードにおいて、アンダーカラー像の作像現像電位を通
常の単色,フルカラー時に使用している現像電位より高
い値で用いることを特徴とするフルカラー複写機の画像
作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4227695A JP2908941B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | フルカラー複写機の画像作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4227695A JP2908941B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | フルカラー複写機の画像作成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0675455A JPH0675455A (ja) | 1994-03-18 |
JP2908941B2 true JP2908941B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=16864903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4227695A Expired - Fee Related JP2908941B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | フルカラー複写機の画像作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2908941B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP4227695A patent/JP2908941B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0675455A (ja) | 1994-03-18 |
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