JP2908879B2 - 安定化液状酵素組成物 - Google Patents

安定化液状酵素組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、液状酵素組成物中に含有される1種以上の
酵素を安定化させる新規配合物に関する。該安定剤配合
物は高温や低温においてさえも、液状酵素組成物の貯蔵
期限および保存寿命を延ばすことができる。また、本発
明は安定化液状酵素組成物に関する。さらに、本発明
は、液状酵素組成物の新規安定化法に関する。
発明の背景 最近数年間、工業界および商業界における酵素および
液状酵素組成物の使用が急速に伸びてきた。周知のよう
に、活性となるpH範囲によって、酵素は酸性、アルカリ
性または中性であることができる。これらすべての種類
の酵素が、ここに開示する発明に関して有用と考えられ
る。
酵素および液状酵素組成物の多くが液体洗剤と関連し
ており、可溶化および洗浄用配合物として用いられてい
る。酵素および液状酵素組成物は、液体洗剤に関連があ
る以外に、また、多くの種々の工業的および商業的分野
においても効用があり、現在、種々の酵素が使用されて
いる。
プロテアーゼは、種々の工業用途において、しばしば
用いられる周知の種類の酵素であって、タンパク質やタ
ンパク質含有物質中のペプチド結合を加水分解させる働
きをする。工業的に、プロテアーゼの最大の用途は、血
や卵のしみのようなタンパク質系の汚れを除去するのに
役立つ洗濯洗剤業界や、ミルクの凝固を助けるチーズ製
造業界における用途である。プロテアーゼは、また食肉
軟化剤、皮革軟化用、食品成分改良用、やフレーバーの
付与にも用いられる。アルカリプロテアーゼを含有する
液状酵素組成物は、また、冷水塔の冷却水や金属加工液
保持空間中の細菌のフィルムおよび藻やカビの塊の分離
剤として有効なことも判明している。
プロテアーゼは、活性になるpH範囲によって、酸性、
中性、またはアリカリ性プロテアーゼと呼ぶことができ
る。酸プロテアーゼには微生物性レンネット、レンニン
(キモシン)、ペプシンや菌性酸プロテアーゼがある。
中性プロテアーゼにはトリプシン、パパイン、ブロメラ
イン/フィシンや細菌性中性プロテアーゼがある。アル
カプロテアーゼにはサブチリジンや類似のプロテアーゼ
がある。プロテアーゼを含有する市販の液状酵素組成物
は、Rennilase ,「PTN」(Pancreatic Tripsin NOV
O),「PEM」(Proteolytic Enzyme Mixture),Neutras
e ,Alcalase ,Esperase およびSavinaseTMという商
品名で入手可能であり、これらは、すべて、コネクチカ
ット州、DanburyのNovo Nordisk Bioindustrials,Inc.
から供給される。別の市販プロテアーゼはHT−Proteoly
ticという商品名で入手可能であり、Solvay Enzyme Pro
ductsが供給している。
別の種類の酵素であるアミラーゼも多くの工業的およ
び商業的プロセスに用いられており、デンプンの加水分
解を触媒するかまたは促進させるように働く。アミラー
ゼは、主として、コーンシロップ業界において、グルコ
ースシロップ、マルトースシロップや高フルクトースシ
ロップのようなデンプンの加水分解による他の種々のさ
らに精製した最終製品の製造に用いられる。アミラーゼ
の種類としては、α−アミラーゼ、β−アミラーゼ、ア
ミログルコシダーゼ(グルコアミラーゼ)、菌性アミラ
ーゼや、プルラナーゼがある。アミラーゼを含有する市
販の液状酵素組成物にはNovo Nordiskから供給される。
BAN,Termamyl ,AMG,Fungamyl ,およびPromozymeTM
いう商品名で入手可能なもの、およびSolvay Enzyme Pr
oducts製品のDiazyme L−200がある。
他の市販されている重要な酵素類には、繊維の加水分
解に影響を及ぼすものがある。該酵素類には、セルラー
ゼ、ヘミセルラーゼ、ペクチナーゼやβ−グルカナーゼ
がある。セルラーゼは、植物の細胞壁内に存在するグル
コースの線状ポリマーであるセルロースを分解する酵素
である。ヘミセルラーゼは、セルロースに類似の、植物
中に存在する多糖類の1種であるヘミセルロースの加水
分解に関与する。ペクチナーゼは、主成分が糖酸である
炭水化物の1種のペクチンの分解に関与する酵素であ
る。β−グルカナーゼは、グルコースの線状ポリマーで
あるという点ではセルロースにも類似するβ−グルカン
の加水分解に関与する酵素である。商業的な観点から
は、これら酵素は、繊維の分解に依存する製造プロセス
に大なり小なり用いられる。
セルラーゼは、界面活性剤やアルカリ性薬品を必要と
しない古新聞紙(ONP)の脱インキ法に用いられると報
告されている。該酵素は繊維表面からインキを除去して
インキ粒子を一定の大きさに分散させる。S.Say−Kyoun
OWのBiological De-Inking Methods of New sprint Wa
stepaper,World Pulp and Paper Technology,pp.63.64
(1992)を参照されたい。セルラーゼには、総体的に、
エンドセルラーゼ、エキソセルラーゼ、エキソセロ−ビ
オヒドラーゼおよびセロビアーゼがある。セルラーゼを
含有する市販の液状酵素組成物はCelluclast およびNo
vozym 188という商品名で入手可能であり、両者ともNo
vo Nordiskから供給される。
ヘミセルラーゼもまた、古新聞紙の繊維表面からイン
キ粒子を除去する脱インキプロセスに用いられる。D.Y.
PrasrdらのEnzyme Deinking of Black and White Lette
rpress Printed Newsprint Waste,Progress in Paper R
ecycling,1992年5月.pp.21.22を参照されたい。さら
に、キシラナーゼのようなヘミセルラーゼはパルプの漂
白工程に使用される。クラフトパルプのキシラナーゼ前
処理は、分子状塩素のような漂白薬品の必要量に大幅の
節減をもたらし、かつまた高光沢天井によって示される
ようなすぐれた品質をも生じる。D.J.SeniorらのReduct
on in Chlorine Use During Bleaching of Kraft Pulp
Following Xylanase Treatment,Tappi Journal(近刊;1
991年のストックホルムにおける国際パルプ漂白会議で
出版状況が報告された)を参照されたい。Novo Nordisk
から入手可能なPULPZYM 製品およびAlko Biotechnolog
yから入手可能なECOPULP 製品が、キシラナーゼ系漂白
酵素を含有する市販液状酵素組成物の2つの例である。
ヘミセルラーゼの種類としては、ヘミセルラーゼ混合
物およびガラクトマンナーゼがある。ヘミセルラーゼを
含有する市販の液状酵素組成物はNovo製PULPTYM 、Alk
o Biotechnology製ECOPULP ならびにNovozym 280およ
びGamanaseTMが入手可能であり、後の2者はいずれもNo
vo Nordisk製品である。
ペクチナーゼは細胞壁を軟弱にして果汁の抽出を増大
させるだけでなく、また、該抽出物の粘度を低下させ、
ゲル化を防ぐのを助けるために商業的に用いられる。ペ
クチナーゼはエンドポリガラクツロナーゼ、エキソポリ
ガラクツロナーゼ、エンドペクタートリアーゼ(トラン
スエリミナーゼ)、エキソペクタートリアーゼ(トラン
スエリミナーゼ)およびエンドペクチンリアーゼ(トラ
ンスエリミナーゼ)より成る。ペクチナーゼを含有する
市販の液状酵素組成物は、PectinexTM Ultra SPおよびP
ectinexTM*という商品名で入手可能であり、両者ともNo
vo Nordiskから供給される。
β−グルカナーゼは、β−グルカンを含有する大麦の
細胞壁の改質が必要な麦芽製造および醸造業界で重要で
ある。β−グルカナーゼはリケナーゼ、ラミナリナーゼ
およびエキソグルカナーゼから成る。β−グルカナーゼ
を含有する市販の液状酵素組成物はNovozym 234,Ceref
lo ,BAN,Finizym およびCeremix という商品名で市
販されており、これらはすべてNovo Nordiskから供給さ
れる。
工業的および商業的に有用な酵素の他の2種類はリパ
ーゼおよびホスホリパーゼである。リパーゼおよびホス
ホリパーゼは油脂化合物中のエステル結合を攻撃するこ
とによって油脂を加水分解させるエステラーゼ酵素であ
る。リパーゼはトリグリセリドに作用し、一方ホスホリ
パーゼはリン脂質に作用する。工業的観点からは、リパ
ーゼおよびホスホリパーゼは市販のエステラーゼを代表
し、現在両者とも多くの工業的および商業的用途を有し
ている。
パルプおよび製紙業界では、リパーゼを含有する液状
酵素配合物が製造工程中、ロールや他の設備のピッチ付
着物を減少させるのにとくに有効と判明している。たと
えば、製紙工程中にピッチ付着の原因と報じられる塩素
化トリグリセリドの含有量を低減させるために、塩素に
よる漂白の前に、リパーゼによる未さらし亜硫酸パルプ
の処理が報告されている。K.FischerおよびK.Messnerの
Reducing Troublesome Pitch in Pulp Mills By Lipoly
tic Enzymes,Tappi Journal,1992年2月,p130を参照さ
れたい。Novo NordiskはResinaseTMAおよびResinaseTMA
2Xという商品名の2種類の液状酵素配合物を市販して
おり、そのいずれもある条件の下ではパルプ中のウッド
レンジを分解することによってピッチ付着物を著しく低
減すると報じられている。
リパーゼの別の重要な用途は、皮革製造プロセスにお
ける生皮および毛皮の脱脂である。皮革製造における脱
脂を促進するだけでなく、また、水漬けや石灰漬け効果
を高めるためにも、特殊なプロテアーゼおよび乳化シス
テムとともにアルカリリパーゼが用いられる。J.Christ
nerのThe Use of Lipases in the Beamhouse Processe
s,87J.A.L.C.A.128(1992)を参照されたい。
リパーゼはまた、チーズにフレーバーを付与し、また
牛脂を犬の口に合うようにするのにも用いられている。
リパーゼは、非水系においては、カルボン酸とアルコー
ル類とからエステルを合成するのに用いられている。
リパーゼを含有する市販の液状酵素組成物は、Lipase
s 100、Greasex 50L、PalataseTMA,PalataseTMMおよび
LipozymeTMという商品名で入手可能であり、これらはい
ずれもNovo Nordiskから供給される。
商業的に有用なホスホリパーゼに関しては、すい臓ホ
スホリパーゼA2がレシチンをリソレシチンに転化させる
のに用いられている。レソレシチンはマヨネーズの製造
やパンを焼く場合のすぐれた乳化剤として報じられてい
る。ホスホリパーゼA2は、商業的には、Novo Nordiskか
らLECITASETMという商品名で販売されている液状酵素組
成物中にある。
他の商業的に重要な種類の酵素は、有機化合物の異性
体間の転化反応を触媒するイソメラーゼである。イソメ
ラーゼは高フルクトースコーンシロップ業界ではとくに
重要である。たとえば、グルコースイソメラーゼが触媒
するアルドース−ケトースイソメラーゼ反応はグルコー
スのフルクトースへの転化を含み、産業界における3つ
の重要な酵素反応のまさにその1つである。Sweetzyme
製品はグルコースイソメラーゼを含有する液状酵素組
成物であって、Novo Nordiskから供給される。
レドックス酵素は化学的酸化/還元反応の触媒として
働く酵素であり、したがって、多くの生化学物質の分解
や合成に関与する。現在のところ、ほとんどのレドック
ス酵素は補足因子の存在を必要としているので、業界に
おいて、重要な位置をかち得ていないレドックス酵素が
多い。しかし、補足因子が酵素の不可欠の部分である
か、または、補足因子を供給する必要がない場合には、
レドックス酵素は、とりわけ食品加工業界において商業
的に有用である。
レドックス酵素のグルコースオキシダーゼは、食品の
色やフレーバーに影響を及ぼす望ましくない褐変反応を
阻止するのに用いられる。グルコースオキシダーゼは、
また、ジュースのオフフレーバーの生成を防ぎ、かつ、
ある種の敏感に反応する食品成分の色や安定性を保持す
る「酵素捕捉剤」としても使用される。レドックス酵素
のカタラーゼは、殺菌剤として用いられる過酸化水素の
残留物を分解するのに用いられている。大豆粉中に天然
に存在し、工業用としては通常、精製しない第3のレド
ックス酵素のリポキシダーゼ(リポオキシゲナーゼ)は
パンを焼く場合に、白いパンを得るだけでなく、またあ
る種の薬剤によってもたらされるドウの軟化効果を逆転
させるためにも使用される。他のレドックス酵素にはス
テロイド誘導体の酵素合成から診断検査への採用にわた
り考えられる用途がある。これらレドックス酵素にはペ
ルオキシダーゼ、スーパーオキシドジスムターゼ、アル
コールオキシダーゼ、ポリフェノールオキシダーゼ、キ
サンチンオキシダーゼ、スルフヒドリルオキシダーゼ、
ヒドロキシダーゼ、コレステロールオキシダーゼ、ラッ
カーゼ、アルコールデヒドロゲナーゼ、およびステロイ
ドデヒドロゲナーゼがある。
前記のような酵素を工業的プロセスに用いるために調
製するかまたは販売する場合には、通常、酵素を配合し
て、特定プロセス用に考案した液状酵素組成物とする。
しかし、該液状酵素組成物は、歴史的に、とくに貯蔵す
ると、酵素活性の低下をもたらすことがある化学的不安
定性のような問題で悩まされてきた。貯蔵による酵素活
性の低下という重大な問題は、とりわけ液体洗剤業界に
影響を及ぼしている。液状酵素組成物のような工業製品
が、長期間凍結から50℃を上回る温度にわたることがあ
る温度に曝される世界中の種々の温度の倉庫に貯蔵され
ることは珍しいことではない。大抵の液状酵素組成物
は、何ヵ月も0℃から50℃に及ぶ極端な温度で貯蔵され
た後では、酵素の不安定性によって酵素活性の20ないし
100パーセントを失う。
液状酵素組成物に含まれる酵素を安定化させる種々の
試みが行われている。アルコール類、グリセロール類、
ジアルキルグリコールエーテル類ならびに前記化合物と
他の化合物との混合物を含有する配合物を用いて、液状
酵素組成物の安定性を高めようとする試みは適度の貯蔵
温度範囲においてさえも、かろうじて成功したにすぎな
かった。
米国特許第4,801,544号では、安定剤として、炭化水
素溶剤中のエチレングリコールおよびエトキシル化線状
アルコール含有非イオン界面活性剤系が用いられ、溶剤
/界面活性剤混合物中のミセル状酵素のマイクロカプセ
ル化が記載されている。しかし、組成物の含水量は5パ
ーセント未満に保たれ、酵素の安定性は35°、70°およ
び100゜Fで検査された。
ある種のエステルを用いる水性酵素配合物の安定化法
が米国特許第4,548,727号に記載されている。安定剤と
して用いたエステルは化学式RCOOR′(式中、Rが炭素
が1ないし3個のアルキルまたは水素、およびR′が炭
素が1ないし6個のアルキル)を有している。該エステ
ルは水性酵素配合物中に0.1ないし約2.5重量%の量で存
在する。
米国特許第4,318,818号は、カルシウムイオンおよび
低分子量カルボン酸またはその塩を含む水性酵素組成物
の安定化系を記載している。該安定化系のpHは約6.5な
いし約10である。
米国特許第4,234,543号は液状タンパク分解酵素含有
洗剤組成物の安定化法を教示している。該洗剤組成物
は、該組成物に酸化防止剤および親水性ポリオールを加
えると同時に組成物のpHの変動をなくすことによって安
定化される。
米国特許第4,169,817号は安定化酵素を含有する液状
洗浄用組成物を教示している。該組成物は10ないし50重
量%の固形分を含有し、洗浄剤ビルダー、界面活性剤、
Bacillus subtilisから得られる酵素系および酵素安定
剤を包含する水溶液である。該安定剤は極めて水に可溶
なナトリウムもしくはカリウム塩および/または水に可
溶のヒドロキシアルコール類を含み、酵素を不活性化さ
せずに長期間溶液を貯蔵させることができる。
欧州特許第0 352 244 A2には両性界面活性剤を用いる
安定化液体洗剤組成物が記載されている。
発明の開示 本発明の1つの目的は、液状酸素組成物に含まれる1
種以上の酵素を安定化させることができる配合物を提供
することにある。
本発明の第2の目的は、安定化液状酵素組成物を提供
することにある。
本発明の第3の目的は、液状酵素組成物の安定化法を
提供することにある。
これらの目的は、一部は、短鎖アルコールおよび短鎖
グリコールから選ばれる少なくとも1種の水に可溶なカ
ップリング剤、(i)ポリエトキシル化アルキルジアミ
ンおよび(ii)アミンオキシドの少なくとも1種、なら
びに水を含む液状酵素組成物用安定剤配合物を使用する
ことによって達成することができる。この水に可溶なカ
ップリング剤は、ポリエトキシル化アルキルジアミンお
よび/またはアミンオキシドの該水中の溶解度を高める
のに有効な量で存在し、かつ(i)ポリエトキシル化ア
ルキルジアミンおよび(ii)アミンオキシドの少なくと
も1種は、液状酵素組成物に含まれる1種以上の酵素を
安定化させるのに有効な量で存在する。この安定剤配合
物は、種々の機能を行う液状酵素組成物中に用いられる
種々の酵素とともに使用することができる。この安定剤
配合物が共に使用することができる酵素種には、前記の
酵素種が含まれるが、これに限定されるものではない。
本発明は、また、短鎖アルコールおよび短鎖グリコー
ルから選ばれる少なくとも1種の水に可溶なカップリン
グ剤、(i)ポリエトキシル化アルキルジアミンおよび
(ii)アミンオキシドの少なくとも1種、水、ならびに
少なくとも1種の酵素を含む安定化液状酵素組成物に関
する。この水に可溶なカップリング剤は、ポリエトキシ
ル化アルキルジアミンおよび/またはアミンオキシドの
該水中の溶解度を高めるのに有効な量で存在し、かつ
(i)ポリエトキシル化アルキルジアミンおよび(ii)
アミンオキシドの少なくとも1種は、この安定化液状酵
素組成物に含まれる少なくとも1種の酵素を安定化させ
るのに有効な量で存在する。
本発明は、さらに、 (a)短鎖アルコールおよび短鎖グリコールから選ばれ
る少なくとも1種の水に可溶なカップリング剤を水に加
え、 (b)(i)ポリエトキシル化アルキルジアミンおよび
(ii)アミンオキシドの少なくとも1種を、工程(a)
から得られる前記カップリング剤を含有する水に加え
て、水性配合物を生成させ、さらに、 (c)少なくとも1種の酵素を、工程(b)から得られ
る水性配合物に加える諸工程を含む液状酵素組成物安定
化法であって、該カップリング剤が、(i)ポリエトキ
シル化アルキルジアミンおよび(ii)アミンオキシドの
少なくとも1種の前記水中の溶解度を高めるのに有効な
量で存在し、かつさらに、(i)ポリエトキシル化アル
キルジアミンおよび(ii)アミンオキシドの少なくとも
1種が、少なくとも1種の酵素を安定化させるのに有効
な量で存在する方法に関する。
本発明は、さらに、 (a)短鎖アルコールおよび短鎖グリコールから選ばれ
る少なくとも1種の水に可溶なカップリング剤を水に加
え、 (b)(i)ポリエトキシル化アルキルジアミンおよび
(ii)アミンオキシドの少なくとも1種を、工程(a)
から得られるカップリング剤を含有する水に加え、水性
配合物を得、さらに (c)該水性配合物と少なくとも1種の酵素を含有する
液状酵素組成物とを混合する諸工程を含む液状酵素組成
物安定化法であって、 該カップリング剤が(i)ポリエトキシル化アルキル
ジアミンおよび(ii)アミンオキシドの少なくとも1種
の該水中の溶解度を高めるのに有効な量で存在し、かつ
さらに(i)ポリエトキシル化アルキルジアミンおよび
(ii)アミンオキシドの少なくとも1種が、前記液状酵
素組成物中に含まれる少なくとも1種の酵素を安定化さ
せるのに有効な量で存在する方法に関する。
本発明は、さらに、 (a)ポリエトキシル化アルキルジアミン、および (b)少なくとも1種の酵素を含む安定化液状酵素組成
物であって、成分(a)が少なくとも1種の酵素を安定
化させるのに有効な量で存在する組成物に関する。
本発明は、さらに、 (a)アミンオキシド、および (b)少なくとも1種の酵素を含む安定化液状酵素組成
物であって、成分(a)が少なくとも1種の酵素を安定
化させるのに有効な量で存在する組成物に関する。
本発明は、さらに、 (a)(i)ポリエトキシル化アルキルジアミンおよび (ii)アミンオキシドの少なくとも1種、ならびに (b)少なくとも1種の酵素を含む安定化液状酵素組成
物であって、成分(a)が少なくとも1種の酵素を安定
化させるのに有効な量で存在する組成物に関する。
本発明に用いられる水に可溶なカップリング剤は、ポ
リエトキシル化アルキルジアミンおよび/またはアミン
オキシドの水中の溶解度を高めるため、ならびに、安定
化配合物中のポリエトキシル化アルキルジアミンおよび
/またはアミンオキシドの最終濃度を、カップリング剤
が存在しない場合に得られるであろう濃度以上に高める
ために用いられる。しかし、予備配合した液状酵素組成
物を安定化させる場合に、ポリエトキシル化アルキルジ
アミンまたはアミンオキシドを可溶化させるのに、水に
可溶なカップリング剤を必要とする場合もあれば必要と
しない場合もある。該予備配合液状酵素組成物には水性
組成物のみならず有機溶剤もしくは媒体中で配合されま
たは使用される組成物もある。
水に可溶なカップリング剤を使用する場合には、短鎖
アルコールおよび短鎖グリコールの少なくとも1種から
選ばれる。カップリング剤はC1−C6アルコールおよびC2
−C6グリコールで、それぞれ炭素が最大6個の主鎖を有
する者から選ぶのが好ましい。アルコールおよびグリコ
ールはエタノール、プロパノール、ブチレングリコー
ル、プロピレングリコールおよびヘキシレングリコール
から選ぶのがもっとも好ましい。安定剤配合物中に長鎖
ポリエトキシル化アルキルジアミンを使用する場合に
は、短鎖ポリエトキシル化アルキルジアミンが長鎖ポリ
エトキシル化アルキルジアミンのカップリング剤として
働く場合がある。
安定剤配合物は、また(i)ポリエトキシル化アルキ
ルジアミンおよび(ii)アミンオキシドの少なくとも1
種をも含有する。安定剤配合物は、安定化させる酵素に
依存して、(i)少なくとも1種のポリエトキシル化ア
ルキルジアミンか(ii)少なくとも1種のアミンオキシ
ドのいずれか、または(i)および(ii)の混合物を含
有することができる。たとえば、アミンオキシドを除外
して、ポリエトキシル化アルキルジアミンを前記カップ
リング剤とともに使用することができる。あるいはま
た、ポリエトキシル化アルキルジアミンを除外して、カ
ップリング剤とともにアミンオキシドを使用することが
できる。安定剤配合物中に(i)ならびに(ii)の混合
物を使用するのがもっとも好ましい。当業者には特定液
状酵素組成物を安定化させるために適切な混合物を、容
易、かつ日常的に求めることができる。
本発明を実施するのに有効なポリエトキシル化アルキ
ルジアミンは式: (式中、x,yおよびzの合計が2ないし20、およびRがC
3−C22アルキルである。)の化合物を含むのが好まし
い。該ポリエトキシル化アルキルジアミンは、通常、化
合物(すなわち「カット」)の混合物として入手でき、
当該カットはエトキシル化度を示し、かつアルキル部分
および220から515にわたる分子量のような共通特性を有
する。もっとも好ましいポリエトキシル化アルキルジア
ミンは、N,N,N−トリス(2−ヒドロキシエチル)−N
−牛脂アルキル−1,3−ジアミノプロパン、N,N,N−ポリ
オキシエチレン(10)−N−牛脂アルキル−1,3−ジア
ミノプロパン、N,N,N−ポリオキシエチレン(13)−N
−牛脂アルキル−1,3−ジアミノプロパン、N,N,N−ポリ
オキシエチレン(15)−N−牛脂アルキル−1,3−ジア
ミノプロパン、N,N,N−ポリオキシエチレン(20)−N
−牛脂アルキル−1,3−ジアミノプロパン、およびN,N,N
−ポリオキシエチレン(25)−N−牛脂アルキル−1,3
−ジアミノプロパンである。ポリエトキシル化アルキル
ジアミンはイリノイ州McCooKのAkzo Chemical Division
のような商業源から得ることができる。該製品はEthodu
omeenという商品名で販売されている。
本発明の安定剤配合物はアミンオキシドを含有するこ
とができる。使用されるアミンオキシドは式: (式中、R′がメチル、ヒドロキシメチル、エチルまた
はヒドロキシエチルおよびR″がC8−C22アルキル)の
第三級アミンオキシドが好ましい。とくに好ましいアミ
ンオキシドは:ビス(2−ヒドロキシエチル)やし油ア
ルキルアミンオキシド、ビス(2−ヒドロキシエチル)
牛脂アルキルアミンオキシド、ジメチルやし油アルキル
アミンオキシド、ジメチル牛脂アルキルアミンオキシ
ド、およびジメチルヘキサデシルアミンオキシドであ
る。アミンオキシドはAkzo Chemicals,Inc.,Sherex Che
micals,Stepan,Lonza,Proctor & GambleおよびJordon
Chemical Co.のような多くの商業源から得ることができ
る。Akzo Chemical Inc.から入手可能なアミンオキシド
製品はAromoxという商品名で市販されている。
ここに記載する安定剤配合物は、種々の、酵素および
工業的方法または工業製品とともに使用することができ
る。この安定剤配合物がともに使用可能な酵素工業的方
法および工業製品には前記のものが含まれるが、それに
限定するものではない。
安定剤配合物を用いて酵素組成物を安定化させると、
本発明の第2態様の安定化液状酵素組成物が生じる。こ
のように本発明は、また、短鎖アルコールおよび短鎖グ
リコールから選ばれる少なくとも1種の水に可溶なカッ
プリング剤、(i)ポリエトキシル化アルキルジアミン
および(ii)アミンオキシドの少なくとも1種、水、な
らびに酵素を含む安定化液状酵素組成物に関する。
この安定化液状酵素組成物中に存在する水に可溶なカ
ップリング剤ポリエトキシル化アルキルジアミンおよび
アミンオキシドに関する考えられる好ましい態様は本発
明の安定剤配合物についてさきに述べた態様と同じであ
る。
安定剤配合物の場合と同様に、本発明の液状酵素組成
物は種々の酵素を用いて実施することができる。該酵素
にはさきに述べた酵素種および特定酵素があるが、これ
に限定されるものではない。使用できる酵素は動物源、
植物源、菌類源、微生物源や合成源から得られる。好ま
しい酵素は洗濯洗剤業界やチーズ製造業界で広く用いら
れている酸プロテアーゼ、アルカリプロテアーゼおよび
中性プロテアーゼを含むプロテアーゼ;たとえばコーン
シロップ業界で用いられている酸アミラーゼ、アルカリ
アミラーゼおよび中性アミラーゼを含むアミラーゼ;な
らびにチーズのフレーバ付与やパルプおよび製紙業界な
らびに皮革製造業界で用いられるリパーゼである。
本発明の安定化液状酵素組成物において、カップリン
グ剤は好ましくは組成物の0.1ないし30重量%存在でき
るが、さらに好ましくは、1ないし20重量%存在でき
る。ポリエトキシル化アルキルジアミンが存在する場合
には、好ましくは、組成物の0.1ないし50重量%存在で
きるがさらに好ましくは1ないし30重量%存在できる。
アミンオキシドが存在する場合には、好ましくは、組
成物の0.1ないし50重量%存在できるが、さらに好まし
くは、1ないし30重量%存在できる。存在する水の量
は、好ましくは、組成物の10重量%から80重量%にわた
ることができる。
濃縮酵素の希釈物の形で存在する酵素の量は、好まし
くは、濃縮組成物の0.001重量%から50重量%に及ぶこ
とができるが、さらに好ましくは、0.01重量%から25重
量%に及ぶことができる。しかし、存在する酵素の量
は、酵素の活性および目的とする最終用途に著しく左右
される。
最終の安定化液状酵素組成物のpHは、それが含有する
酵素および意図する用途によって、好ましくは、4.0か
ら11.0にわたって変動するが、さらに好ましくは、5.0
から10.0にわたって変動する。業界で理解されているよ
うに、少量の酸またはアルカリ物質によるpH調節が必要
かもしれない。
安定化液状酵素組成物は、組成物を、特定工業プロセ
スに用いる方向に誘導する他の添加剤を含有することが
できる。たとえば安定化液状酵素組成物は業界で公知の
界面活性剤、消泡剤等のような添加剤を含有することが
できる。本発明の安定化液状酵素組成物を用いる場合
に、安定剤配合物が、工業プロセス水中の酵素の分散助
剤としても働くことができれば好都合である。
本発明は、また、前記の諸工程を含む液状酵素組成物
安定化法に関する。諸工程で用いられる例示的および好
ましい諸成分のみならず諸成分の量も前記と同じであ
る。
安定化液状酸素組成物の諸成分が任意の順序か、また
は同時でも混合できることは当業者には理解できると思
われる。
しかしながら、 (a)短鎖アルコールおよび短鎖グリコールから選ばれ
る少なくとも1種の水に可溶なカップリング剤を水に加
え、 (b)(i)ポリエトキシル化アルキルジアミンおよび
(ii)アミンオキシドの少なくとも1種を、工程(a)
から得られるカップリング剤を含有する水に加えて、水
性配合物を生成させ、さらに (c)少なくとも1種の酵素を、工程(b)の水性配合
物に加える順序が好ましい。安定化液状酵素組成物に他
の添加剤を包含させようとする場合に、該添加剤は任意
の時に加えることができるが、カップリング工程後、ま
たは酵素を加える工程とは別の工程で加えるのが好まし
い。
カップリング工程および(i)ポリエトキシル化アル
キルジアミンおよび(ii)アミンオキシドの少なくとも
1種のカップリング工程で得られるカップル水への添加
が、さきに述べた本発明の態様によって安定剤配合物を
もたらすことも当業者には理解できると思われる。これ
らの工程は任意の順序または同時でさえも行うことがで
きるが、さきに示した順序が好ましい。
液状酵素組成物の別の安定化法は、 (a)短鎖アルコールおよび短鎖グリコールから選ばれ
る少なくとも1種の水に可溶なカップリング剤を水に加
え、 (b)(i)ポリエトキシル化アルキルジアミンおよび
(ii)アミンオキシドの少なくとも1種を、工程(a)
から得られるカップリング剤を含有する水に加えて、水
性配合物を生成させ、さらに (c)該水性配合物と、少なくとも1種の酵素を含有す
る液状酵素組成物とを混合する諸工程を含む。
下記の実施例は本発明を説明するために示すものであ
る。しかし本発明を、該実施例に示す特定条件または細
目に限定すべきではないことを理解する必要がある。
実施例1 本発明によって安定化液状酵素組成物を調製した。各
成分の量を全組成物の重量%として表わし、表1に示
す。諸成分の添加順序は前記の好ましい順序であった。
表2に、種々の未安定化の本来の液状酵素濃縮物および
その95%水希釈物を関連符号で示す。これら未安定化濃
縮物を表1および表3の安定化液状酵素組成物の調製に
使用した。
実施例2 安定化液状酵素組成物の酵素安定性を50℃において、
酵素濃縮物および水希釈物と比較した。表3に示した結
果から、安定化液状酵素組成物の場合には50℃で12週間
後に95%以上の安定性を示し、一方、本来の酵素濃縮物
および水希釈物は50℃で2週間後に酵素活性が著しく低
下したことがわかる。
実施例3 安定化液状酵素組成物、酵素濃縮物および水希釈物を
いずれも凍結/融解サイクルに付し、次いで各サイクル
後に残存する酵素活性度%の分析を行った。安定化液状
酵素組成物は6サイクルを行った後でさえも90%を上回
る活性度の残存を示した。さらに、凍結/融解の1サイ
クルでさえも、濃縮物および該濃縮物の単純な水希釈物
を著しく不活性にすることが認められた。結果を表4に
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C12N 9/96 WPI(DIALOG) BIOSIS(DIALOG) EPAT(QUESTEL)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本質的に、 (a)短炭素鎖アルコールおよび短炭素鎖グリコールか
    ら選ばれる少なくとも1種の水に可溶なカップリング
    剤、 (b)ポリエトキシル化アルキルジアミンおよび (c)水より構成される液状酵素組成物を安定化するた
    めの安定剤配合物であって、成分(a)が成分(b)の
    前記水中の溶解度を高めるのに有効な量で存在し、かつ
    前記成分(b)が液状酵素組成物中に含有される1種以
    上の酵素を安定化させるのに有効な量で存在する上記液
    状酵素組成物を安定化するための安定剤配合物。
  2. 【請求項2】前記成分(b)がアミンオキシドをさらに
    含む請求項1記載の液状酵素組成物を安定化するための
    安定剤配合物。
  3. 【請求項3】本質的に、 (a)短炭素鎖アルコールおよび短炭素鎖グリコールか
    ら選ばれる少なくとも1種の水に可溶なカップリング
    剤、 (b)ポリエトキシル化アルキルジアミンおよび (c)水、ならびに (d)少なくとも1種の酵素より構成される安定化され
    た液状酵素組成物であって、成分(a)が、成分(b)
    の前記水中の溶解度を高めるのに有効な量で存在し、か
    つ前記成分(b)が前記酵素を安定化させるのに有効な
    量で存在する上記安定化された液状酵素組成物。
  4. 【請求項4】本質的に、 (a)短炭素鎖アルコールおよび短炭素鎖グリコールか
    ら選ばれる少なくとも1種の水に可溶なカップリング剤
    を水に加え、 (b)ポリエトキシル化アルキルジアミンを、工程
    (a)から得られる前記カップリング剤を含有する水に
    加えて、水性配合物を生成させ、さらに (c)工程(b)から得られる水性配合物に、少なくと
    も1種の酵素を加える諸工程より構成される安定化され
    た液状酵素組成物の調製法であって、前記カップリング
    剤が、ポリエトキシル化アルキルジアミンの前記水中の
    溶解度を高めるのに有効な量で存在し、さらにポリエト
    キシル化アルキルジアミンが、少なくとも1種の酵素を
    安定化させるのに有効な量で存在する上記安定化された
    液状酵素組成物の調製法。
  5. 【請求項5】本質的に、 (a)短炭素鎖アルコールおよび短炭素鎖グリコールか
    ら選ばれる少なくとも1種の水に可溶なカップリング剤
    を水に加え、 (b)ポリエトキシル化アルキルジアミンを、工程
    (a)から得られる前記カップリング剤を含有する水に
    加えて、水性配合物を生成させ、さらに (c)前記水性配合物と少なくとも1種の酵素を含有す
    る液状酵素組成物とを混合する諸工程より構成される液
    状酵素組成物の安定化法であって、前記カップリング剤
    が、ポリエトキシル化アルキルジアミンの前記水中の溶
    解度を高めるのに有効な量で存在し、かつポリエトキシ
    ル化アルキルジアミンが、前記液状酵素組成物中に含有
    される前記少なくとも1種の酵素を安定化させるのに有
    効な量で存在する上記液状酵素組成物の安定化法。
  6. 【請求項6】本質的に、 (a)ポリエトキシル化アルキルジアミン、および (b)少なくとも1種の酵素より構成される安定化され
    た液状酵素組成物であって、成分(a)が、前記少なく
    とも1種の酵素を安定化させるのに有効な量で存在する
    上記安定化された液状酵素組成物。
  7. 【請求項7】本質的に、 (a)ポリエトキシル化アルキルジアミン、 (b)アミンオキシド、および (c)少なくとも1種の酵素より構成される安定化され
    た液状酵素組成物であって、成分(a)および(b)
    が、前記少なくとも1種の酵素を安定化させるのに有効
    な量で存在する上記安定化された液状酵素組成物。
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