JP2908724B2 - 風呂蓋収納構造 - Google Patents

風呂蓋収納構造

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JP2908724B2
JP2908724B2 JP7133300A JP13330095A JP2908724B2 JP 2908724 B2 JP2908724 B2 JP 2908724B2 JP 7133300 A JP7133300 A JP 7133300A JP 13330095 A JP13330095 A JP 13330095A JP 2908724 B2 JP2908724 B2 JP 2908724B2
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裕治 小塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ユニットバスにおけ
る風呂蓋収納構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニットバスのバスタブは、2〜
3枚の平板状の風呂蓋にて閉蓋している。入浴時には、
これら風呂蓋を外して洗い場の壁面や、バスタブのフラ
ンジに載置して浴室の壁面等に立て掛けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成によれば、風呂蓋を洗い場の壁面に立て掛ける
と、その分洗い場のスペースが狭くなり、風呂蓋が邪魔
で見苦しく、また立て掛けた風呂蓋に体が触れると倒れ
る等して危険であった。また、バスタブのフランジに載
置して浴室の壁面に立て掛けると、風呂蓋についた水滴
がバスタブのフランジを伝ってバスタブ内に流れ込み、
湯が汚れるという問題があった。
【0004】この発明の目的は、邪魔にならず安全で、
しかも風呂蓋についた水滴がバスタブ内に流れ込むこと
なく、風呂蓋を収納することができる風呂蓋収納構造を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の風呂蓋収納構
造は、複数枚の風呂蓋を重ねて壁面に立て掛けて収納
し、壁面の近傍に設置したバスタブのフランジと壁面と
の間またはフランジ自体に、壁面に立て掛けた風呂蓋の
下縁が収まり少なくとも最前面の風呂蓋が収まる部位を
高位部とした凹条を設け、凹条の上方の壁面に、最前面
の風呂蓋の上縁に係止して倒れを防止するストッパを設
けたものである。
【0006】請求項2の風呂蓋収納構造は、請求項1に
おいて、ストッパを、風呂蓋を係止する係止姿勢と係止
を解除する解除姿勢との間で移動自在としたものであ
る。
【0007】
【作用】請求項1の構成によると、風呂蓋は、バスタブ
のフランジと壁面との間またはフランジ自体に形成した
凹条に下縁を収め、浴室の壁面に立て掛けて収納するの
で、邪魔にならず、また風呂蓋についた水滴は凹条を伝
って排出される。また、凹条の上方の壁面にはストッパ
が形成されており、しかも風呂蓋を収める凹条を、最前
面の風呂蓋が収まる部位を高位部としたので、最後に収
納した風呂蓋が他の風呂蓋より高位に位置し、当該風呂
蓋の上縁がストッパに確実に係止し、風呂蓋が前方へ倒
れるのを防止できる。
【0008】請求項2の構成によると、ストッパを係止
姿勢にすると風呂蓋の倒れを防ぎ、解除姿勢にすると風
呂蓋の収納,取り出し時の邪魔にならず、収納,取り出
し作業が円滑に行える。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図16に基
づいて説明する。図1は、ユニットバスルームの平面図
を示しており、10はバスタブ、11は洗い場である。
また、12〜15は浴室の壁であり、16は出入り口で
ある。図2は、図1のII−II断面図であり、18は
バスタブ10の周壁上端より外方に張り出したフランジ
であり、37は水栓台座である。フランジ18の縁部に
は壁12にまで渡って延設部36が形成されており、こ
の延設部36とフランジ18の縁部とで凹条17が形成
されている。なお、凹条17内には段部が設けられ、高
位部17aと低位部17bが形成されている。
【0010】また、19,20,21は風呂蓋であり、
下縁を凹条17に納めて壁面12aに立て掛けてある。
なお、風呂蓋19は平板19aの外周に緩衝材19bを
取付けたものであって、残りの風呂蓋20,21につい
ても同様に構成されている。さらに、凹条17の上方に
おける壁面12aには、ストッパ22が設けられてい
る。
【0011】ストッパ22は、図3ないし図6に示すよ
うに、本体23,レバー24,キャップ25にて構成さ
れており、各部品はABS樹脂にて形成されている。本
体23は、図7ないし図10に示すように、底壁26に
一対の固着具挿通孔27を形成した筒状の部材であっ
て、周壁の開口側端部の一部には切欠28が形成されて
いる。また、周壁の内周には係止部33ならびに位置決
め凹部34が形成されている。
【0012】また、レバー24は、図11および図12
に示すように、軸挿通孔29を形成した棒状の部材であ
る。さらに、キャップ25は、図13ないし図16に示
すように、前面にレバー回動範囲を示す目印30を形成
し、裏面の中心には軸31が突設されており、周囲に
は、本体23の係止部33に対応する弾性爪32、なら
びに位置決め凹部34に対応する位置決め凸部35が形
成されている。
【0013】ストッパ22は、まず本体23の固着具挿
通孔27を用いて壁面12aにビス止めし、本体23の
切欠28にレバー24を挿通した状態で、キャップ25
の軸31をレバー24の軸挿通孔29に挿通し、位置決
め凸部35を位置決め凹部34に嵌合して位置決めし
て、弾性爪32を係止部33に係止する。レバー24
は、切欠28に沿って鉛直の係止姿勢と水平の解除姿勢
との間で回動し、係止姿勢時(図2参照)には、壁面1
2aに立て掛けた風呂蓋21の上縁が係止する高さとな
り、90度回動して解除姿勢にすると風呂蓋21の係止
が解除される。なお、レバー24は通常、自重によって
係止姿勢となる。
【0014】風呂蓋19〜21を凹条17に納めると、
最初の2枚は下縁が低位部17bに納まり、最後の風呂
蓋21は想像線で示す状態から実線で示す状態に移動し
て、高位部17aに収まる。これにより、最後に収納し
た風呂蓋21が他の風呂蓋19,20より高位に位置
し、その結果、風呂蓋21の上縁が係止姿勢のレバー2
4に係止し、前方への倒れが規制される。
【0015】このように構成された風呂蓋収納構造によ
ると、入浴に際して、風呂蓋19〜21を、バスタブ1
0のフランジ18と壁面12aとの間の凹条17に納め
て壁面12aに立て掛けるので、収納した風呂蓋19〜
21が邪魔にならない。また、凹条17の上方の壁面1
2aにはストッパ22が形成されており、しかも風呂蓋
19〜21を収める凹条17を、最前面の風呂蓋21が
収まる部位を高位部17aとしたので、最後に収納した
風呂蓋21が他の風呂蓋19,20より高位に位置し、
風呂蓋21の上縁がストッパ22のレバー24に確実に
係止し、風呂蓋19〜21が前方へ倒れるのを防止で
き、安全である。さらに、ストッパ22にて倒れを規制
してあるので、風呂蓋19〜21を略鉛直の姿勢にて収
納でき、収納スペースが少なくて済む。
【0016】また、凹条17に納めるので、風呂蓋19
〜21の水滴は、凹条17に沿って洗い場11等に排出
され、バスタブ10内に流れ込むのを防ぐことができ、
バスタブ10の湯が汚れるのを防止できる。さらに、ス
トッパ22は、回動式のレバー24によって風呂蓋19
〜21を係止しており、風呂蓋19〜21を壁面12a
に立て込む際や、取り出す際には、邪魔にならないよう
に解除姿勢としておくことで、風呂蓋19〜21の収
納,取り出しが円滑に行える。
【0017】なお、凹条17は、途中に段部を形成して
高位部17aと低位部17bからなる形状であったが
数の段部を形成した構造としてもよい。また、前記実
施例では、バスタブ10のフランジ18と壁面12aと
の間に凹条17を設けたが、バスタブ10のフランジ1
8自体に凹条を形成してもよい。
【0018】また、ストッパの係止姿勢と解除姿勢は、
回動式のレバー24以外の構造、例えば、上下に移動す
る構造としてもよい。あるいは、係止姿勢と解除姿勢と
の間で移動せず、常に風呂蓋の上縁に係止する固定式と
してもよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1の構成によると、風呂蓋は、バ
スタブのフランジと壁面との間またはフランジ自体に形
成した凹条に下縁を収め、浴室の壁面に立て掛けて収納
するので、邪魔にならず、また風呂蓋についた水滴は凹
条を伝って排出され、バスタブの湯が汚れない。また、
凹条の上方の壁面にはストッパが形成されており、しか
も風呂蓋を収める凹条を、最前面の風呂蓋が収まる部位
を高位部としたので、最後に収納した風呂蓋が他の風呂
蓋より高位に位置し、当該風呂蓋の上縁がストッパに確
実に係止し、風呂蓋が前方へ倒れるのを防止でき安全で
ある。
【0020】請求項2の構成によると、ストッパを係止
姿勢にすると風呂蓋の倒れを防ぎ、解除姿勢にすると風
呂蓋の収納,取り出し時の邪魔にならず、収納,取り出
し作業が円滑に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の浴室の平面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】この発明の一実施例におけるストッパの斜視図
である。
【図4】この発明の一実施例におけるストッパの正面図
である。
【図5】この発明の一実施例におけるストッパの側面図
である。
【図6】この発明の一実施例におけるストッパの側面図
である。
【図7】この発明の一実施例におけるストッパの本体の
正面図である。
【図8】この発明の一実施例におけるストッパの本体の
側面図である。
【図9】図7のIX−IX断面図である。
【図10】図9のX−X断面図である。
【図11】この発明の一実施例におけるストッパのレバ
ーの正面図である。
【図12】図11のXII−XII断面図である。
【図13】この発明の一実施例におけるストッパのキャ
ップの正面図である。
【図14】この発明の一実施例におけるストッパのキャ
ップの側面図である。
【図15】図13のXV−XV断面図である。
【図16】この発明の一実施例におけるストッパのキャ
ップの背面図である。
【符号の説明】
10 バスタブ 12 浴室の壁 12a 壁面 17 凹条 18 フランジ 19〜21 風呂蓋 22 ストッパ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の風呂蓋を重ねて壁面に立て掛け
    て収納する風呂蓋収納構造であって、前記壁面の近傍に
    設置したバスタブのフランジと前記壁面との間または前
    記フランジ自体に、壁面に立て掛けた風呂蓋の下縁が収
    まり少なくとも最前面の風呂蓋が収まる部位を高位部と
    した凹条を設け、前記凹条の上方の前記壁面に、前記最
    前面の風呂蓋の上縁に係止して倒れを防止するストッパ
    を設けた風呂蓋収納構造。
  2. 【請求項2】 ストッパを、風呂蓋を係止する係止姿勢
    と係止を解除する解除姿勢との間で移動自在とした請求
    項1記載の風呂蓋収納構造。
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JP4488652B2 (ja) * 2001-05-24 2010-06-23 タカラスタンダード株式会社 風呂蓋保持具
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