JP2908252B2 - 排ガス浄化排出装置 - Google Patents

排ガス浄化排出装置

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JP2908252B2
JP2908252B2 JP6240316A JP24031694A JP2908252B2 JP 2908252 B2 JP2908252 B2 JP 2908252B2 JP 6240316 A JP6240316 A JP 6240316A JP 24031694 A JP24031694 A JP 24031694A JP 2908252 B2 JP2908252 B2 JP 2908252B2
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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両排ガス浄化排出装
置に関する。特に、修理工場等において車両検査をする
際に、車両から排出される排ガスを直接捕集して、浄化
処理し、処理後の排ガスを外部環境に排出するための車
両排ガス浄化排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両排ガス中には、一酸化炭素(C
O)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOX)、硫黄
酸化物(SOX)、黒煙(ダスト)等の有害物質が含有
されており、これら有害物質は大気汚染を引き起こす原
因となっている。現在、排出ガス規制により、各有害物
質の大気中への排出濃度及び総量が規制されており、各
車両メーカーの努力により車両毎の排ガス対策は種々行
われている。
【0003】一方、車検等、自動車整備工場及び修理工
場等において各車両の検査をする際には、工場内でエン
ジンを回転させて作業が行われるため、車両から排出さ
れる排ガスが工場内に直接排出されて、閉鎖空間域に充
満することになる。また、走行時には車両内部に搭載さ
れている排ガス浄化触媒によって浄化される排ガスも、
エンジン始動時にはエンジン付近が十分に暖められてお
らず、車両搭載触媒が十分に活性化されていないため
に、触媒に吸着されずに多量に外気に排出されてしま
う。さらに、通常の車両走行の場合のように開放空域に
拡散するのではなく、一定容量の閉鎖空域にのみ排ガス
が集中して排出される。その上、排ガスが大気中に拡散
する速度よりも堆積する速度の方が大きいので、多量の
高濃度の排ガスが存在することになる。
【0004】この問題を解決するため、車両1台当たり
1本の排気ホースを車両の排気管に取り付け、ファンの
吸引により排ガスを車両から直接強制的に捕集し、排気
口から外部環境に排出させる排出システムが提案され、
現在、車両整備工場及び修理工場等で実際に使用されて
いる。該排出システムによって、工場内に堆積する車両
排ガスは激減し、工場内の作業環境を良好に維持するこ
とが可能になった。ところが、修理工場の外部環境中に
は、上記排出システムの排気口から高濃度の排ガスが排
出されることになる。時には、車両数台分の排気ガスが
捕集されて一度に排出されてしまう場合もあり、排気口
周囲の外部環境中に排出される排気ガスは非常に高濃度
になってしまうという問題がある。
【0005】これまでにも、大規模な車両生産ラインを
有する車両製造工場等では、ラインに組み込まれた排ガ
ス排出システムが用いられている。しかしながら、この
ような大規模な排出システムを中小規模の車両検査工場
等に用いることは、装置の規模が大きすぎて装置の設置
場所が取れない、コスト的にも高価である、等、種々の
問題があり、困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両毎に排
ガスを捕集し、浄化し、外部環境中に排出させる車両排
ガス浄化排出装置を提供することを目的とする。特に、
本発明は、中小規模の車両検査工場等で用いることがで
きるほど小型で、メンテナンスが容易で、廉価な車両排
ガス浄化排出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、車両排
気管に着脱可能に取り付けて用いる、車両排ガスを浄化
し、排出するための排ガス浄化排出装置であって、車両排気管に着脱可能な排気管接続ノズル; 該排気管接続ノズルから流入する排ガスを屋外まで導通
させるための排気ホース; 排ガス処理触媒部分と、該触媒部分の周囲に設けられて
おり、触媒を活性化させるために触媒部分を加熱する加
熱手段と、を備える排ガス浄化処理手段; 排気ホース内に外気を取り入れて排ガスと混合させるた
めの外気取り入れ手段; 排ガス及び外気を吸引するための吸引ファン; 及び処理後の排ガスを外部環境に排出させるための排出
口; を備えてなることを特徴とする排気ガス浄化排出装置が
提供される。
【0008】前記排ガス処理触媒部分に用いられる触媒
としては、自動車排ガス処理に用いられる公知の触媒、
例えば白金、パラジウム、ニッケル、バナジウム、銅、
コバルト、マンガン等の金属触媒、La、Ce、Nd等
の希土類元素、La0.9Sr0 .1Fe0.6Co0.39Pd
0.013等の希土類金属のペロプスカイト型複合酸化
物、テトラシアノ白金ペンタアンミンロジウム等の複核
錯体、及びこれらの複合体等を好ましく挙げることがで
き、特にガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等、エ
ンジンの種類により異なる排ガス成分に左右されずに、
有効に排ガスを浄化処理できるように、複数の触媒を複
合して用いることが好ましい。また該触媒を担持するた
めの担体としては、アルミナ(Al23)、ムライト
(3Al23・2SiO2)、コージュライト(2Mg
O・5SiO2・2Al23)、シリカアルミナ、スポ
ジューメ、ゼオライト、セピオライト、Y型ゼオライ
ト、モルデナイト等のセラミックスハニカム型フィル
タ、ガラス、ステンレス等を好ましく挙げることができ
る。特に、本発明の排ガス浄化排出装置を車両毎に取り
付けて使用する際の取り扱いやすさから、重量は軽量で
あることが好ましく、担体としては軽量なセラミックス
ハニカム型フィルタを用いることが好ましい。
【0009】前記排ガス処理触媒部分は、所望の形状、
好ましくは円筒状に形成した上記担体に、例えば酢酸コ
バルト、硝酸鉄、酢酸ニッケル、硝酸銅、酢酸マンガン
等の金属塩溶液、La、Ce、Nd等の硝酸塩水溶液、
白金オルガノゾル、ロジウムオルガノゾル等のオルガノ
ゾル、テトラシアノ白金ペンタアンミンロジウム水溶液
等の複核錯体水溶液、等を塗布し、焼成あるいは乾燥さ
せる等して得ることができる。また車両搭載用として市
販されている触媒等を用いることもできる。
【0010】前記加熱手段としては、前記触媒の周囲に
設けることができれば特に限定されるものではないが、
電熱コイル、シート状ヒータ等を好ましく用いることが
できる。該加熱手段により、触媒を加熱する際には、触
媒が活性化される温度まで加熱すればよく特に限定され
るものではないが、触媒の耐熱性、触媒性能等から20
0℃〜400℃程度まで加熱することが好ましい。
【0011】前記排気ホースを車両排気管に着脱可能に
取り付ける手段としては、車両排気管から排出される排
ガスを外部に漏洩させずに直接排気ホース内に導入する
ことができる接続ノズル等が好ましい。本発明の好まし
い実施態様においては、該取り付け手段として、排気管
接続ノズルを用いている。
【0012】前記排気管接続ノズルは、車両の排気管に
着脱可能に取り付けるために、取り付けクランプ手段を
備えていることが好ましく、該取り付けクランプ手段に
より排気管接続ノズル及び車両排気管を一緒に締め付け
る。排気管接続ノズルの口径が車両排気管の口径より大
きい場合には、該排気管接続ノズルの先端部分に車両排
気管を差し込み、あるいは逆に排気管接続ノズルの口径
が車両排気管の口径より小さい場合には排気管接続ノズ
ルの先端部分を車両排気管内に差し込む等して、車両排
気管の口径にかかわらず、排気管接続ノズルを堅固に接
続することができるようにすることが好ましい。なお、
該排気管接続ノズルの材質としては、種々の口径の車両
排気管への取り付けが容易であるように可撓性を有し、
また高温の排ガスを通過させるので耐熱性であることが
好ましく、特にEPDM(エチレン・プロピレン・非共
役ジエン・三元共重合体)ゴムを主成分とすることが好
ましい。
【0013】該排気管接続ノズルに接続して排ガスを導
通させる前記排気ホースは、高温の排ガスを導通させる
ので、耐熱性の材料からなり、車両に取り付けられる側
の可撓性部分と、排気ホースを巻き上げるドラムに巻き
付けられる強化部分と、を備えることが好ましい。ホー
ス本体はEPDM(エチレン・プロピレン・非共役ジエ
ン・三元共重合体)ゴムを主成分とし、外側にスパイラ
ル部分を有し、該可撓性部分には、車両に引きつぶされ
ても元の形状に戻ることができるように、スパイラル部
分にナイロンのコイルを用い、さらに該強化部分には、
ホースをドラムに巻き付ける際に、ホースがつぶされて
必要な風量が確保できなくなることを防止するために、
ポリエステル織物をEPDM層の間に組み込む等により
強化された外側層を有し、スパイラル部分にスチール製
コイルを用いる構造であることが好ましい。
【0014】該排ガス浄化処理手段は、前記排気管接続
ノズル内部に設けられ、車両の排気管から排出される高
温の排ガスを上記触媒により浄化処理することが好まし
い。この場合には、排ガス自体が暖められているので、
排ガス処理触媒部分を通過する際に、浄化処理されやす
い。また排ガス処理触媒部分の経時劣化による交換の際
に、交換作業が容易である。さらに、排気管接続ノズル
と一体にユニットとして形成することもでき、この場合
には交換作業がさらに容易になる。
【0015】あるいは、排ガス浄化処理手段を後述する
脱臭装置内部に設けることもできる。この場合には、排
ガス浄化処理手段が吸引ファンの吹き出し側に設けられ
ることになり、内部圧力が高くなるので、高い浄化処理
効率を得ることができる。また排ガスの浄化処理及び脱
臭処理が一体化され同一装置内で行えるので、装置の製
造及びメンテナンスが容易である。
【0016】上述のように、排ガス浄化処理手段の設置
部位は、上記排気管接続ノズル内又は脱臭装置内いずれ
でもよく、作業環境、作業条件等により、所望の部位を
選択することができる。
【0017】本発明の排ガス浄化排出装置においては、
前記外気取り入れ手段を用いて排気ホース内に外気を取
り入れることにより、車両排ガスを外気と混合希釈する
と同時に冷却することができる。外気の取り込み量は、
排ガスを冷却するに十分な量であることが好ましい。ま
た該外気取り入れ手段は、排気管接続ノズルと排気ホー
スとの間に設けられ、排気ホースに流入するガス流をあ
らかじめ冷却することが好ましい。
【0018】さらに、前記排ガス浄化処理手段は、排ガ
ス中の微粒子成分を除去するためのフィルタ手段を備え
ることもできる。該フィルタ手段は、高濃度の排ガスを
直接通過させる場合には目詰まり等を起こしやすいの
で、前記排ガス処理触媒部分の後方に設けられるのが好
ましい。さらに好ましくは、排ガス処理触媒部分と一体
のユニットとして形成することで、取り扱いを容易にす
ることができる。
【0019】該フィルタ手段としては、メタルワイヤメ
ッシュフィルタ、セラミックファイバ積層フィルタ、セ
ラミックフォームフィルタ、ムライトファイバコルゲー
トフィルタ、クロスフロー型積層フィルタ、モノリスハ
ニカム型フィルタ等、公知のフィルタ手段を用いること
ができる。特に、フィルタ手段を加熱再生する際に、フ
ィルタに捕集された排ガス中の微粒子成分を燃焼・灰化
させて、風圧により拡散させることができるので、モノ
リスハニカム型フィルタが好ましい。
【0020】該フィルタ手段を再生するために加熱する
フィルタ加熱再生手段としては、ガスバーナあるいはフ
ィルタの外側に巻き付けた金属製発熱円筒等を用いるこ
とができる。該金属製発熱円筒としては、100Ω/c
m以下の抵抗を有する金属が好ましく、ニッケルクロム
系金属を用いることが好ましい。ガスバーナにより直接
あるいは該金属製発熱円筒上に設けられた電極に通電し
て加熱することで、フィルタ上に捕集された排ガス中の
微粒子を燃焼させて該微粒子を除去し、フィルタを再生
することができる。
【0021】さらに、本発明の排ガス浄化排出装置は、
排ガス特有の臭気を除去する脱臭装置を備えることもで
きる。該脱臭装置は、公知の吸着手段を備えることがで
きるが、該吸着手段としては、活性炭等を担持させた吸
着層を1層以上配列した板部材が好ましい。該吸着手段
の吸着表面積を大きくするために、該板部材を脱臭装置
内に傾斜して配置することが好ましい。また、吸着層を
備える板部材の交換作業を容易とするために、差し込み
レールを設け、板部材をスライド可能とすることが好ま
しい。さらに、脱臭装置内部に流入するガス流が該吸着
板部材表面に到達する前に、ガス流に乱流を生じさせる
ための障害板を板部材の前方に設けることが好ましい。
該障害板により、ガス流が吸着層の一部に局部的に衝突
することを防止し、吸着層の劣化を最小限に止めること
ができる。なお、該障害板としては、ステンレススチー
ル等の耐腐食性の金属板等を好ましく用いることができ
る。これは、排ガス中に含有されている水分により障害
板が腐食されることを防止するためである。
【0022】
【作用】本発明の排ガス浄化排出装置は、車両の排気管
に直接接続され、排ガスを吸引し、排ガス浄化処理手段
により排ガスを浄化処理した後、外部環境に排出する。
排ガス浄化処理手段は、排ガス処理触媒部分と加熱手段
とを備えており、該排ガス浄化処理手段を通過する排ガ
ス中のHC、CO、NOX等の有害成分を除去する。特
に、触媒部分の周囲に設けられた加熱手段により触媒の
活性を高めることができるので、エンジン始動初期の排
ガス中に高濃度で存在する前記成分を有効に除去するこ
とができる。
【0023】
【実施例】以下、実施例に基づき、本発明を詳細に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0024】図1は本発明の排ガス浄化排出装置の一実
施例を示す斜視図である。該排ガス浄化排出装置1は、
排ガス浄化処理手段10、排気管接続ノズル20、排気
ホース30、外気取り入れ手段40、吸引ファン50、
脱臭装置60、排気口70、排気ホースリール80、電
源リール81、及び制御盤82からなる。
【0025】排気管接続ノズル20は、車両排気管(図
示せず)に取り付けられる排ガス吸引口21、排ガス浄
化処理手段10に排ガスを導入する排ガス導入口22、
本体23及び該本体23上に設けられており車両排気管
に排気管接続ノズル20を着脱可能に取り付けるための
取り付けクランプ24を備える。
【0026】該排気管接続ノズル20は、内部に排ガス
浄化処理手段10を含み、排ガスは前記排ガス導入口2
2を介して排ガス浄化処理手段10に導入される。排ガ
ス浄化処理手段10は、図2に示すように、排ガス処理
触媒部分11、該排ガス処理触媒部分の周囲に設けられ
た加熱手段としての加熱ヒータ12、排ガス処理触媒部
分11に隣接して設けられているフィルタ部分13を備
えている。なお、図2において、排ガス処理触媒部分1
1、加熱ヒータ12、フィルタ部分13は、共に排気管
接続ノズル20と一体にユニットとして形成されてい
る。
【0027】外気取り入れ手段40は、排気管接続ノズ
ル20と排気ホースとの間に設けられる。該排気管接続
ノズル20の外周に離隔して断熱カバー42が設けら
れ、該断熱カバー42を介して排気管接続ノズル20と
排気ホース30とが連結される。排気管接続ノズル20
と断熱カバー42との間の離隔部分には、外気取り入れ
口41及び外気導入路を形成する。
【0028】排ガスは、吸引ファン50の作用により、
排ガス導入口22から吸引され、排ガス処理触媒部分1
1及びフィルタ部分13を含む排ガス浄化処理手段10
を通過して、排気ホース30内に導入される前に、外気
取り入れ口41及び外気導入路を含む外気取り入れ手段
40により取り込まれた外気と混合希釈され、同時に冷
却される。
【0029】前記排気ホース30は、排気ホースリール
80に巻き付けられて、排気ホースの他方の端部は吸引
ファン50に連結されている。排気ホース30の外側に
は、複数の電線バインド帯31が取り付けられている。
該電線バインド帯31により、排ガス浄化処理手段10
内の加熱ヒータ12に電源(図示せず)からの電気を供
給するための電線32を排気ホース30に取り付ける。
該電線32は、排気ホースリール80の上部に設けられ
ており電源(図示せず)に連結している電源リール81
に巻き付けられており、排気ホースリール80にて排気
ホース30の外側に取り付けられ、使用時には排気ホー
ス30と共に引き出される。この排気ホース30及び電
線32の引き出しは、制御器(図示せず)等により自動
制御することもできる。
【0030】吸引ファン50の排気側には、導管51が
連結されており、排ガスを脱臭装置60に導入する。該
脱臭装置60は、図3に示すように、導管51に連結す
るガス導入口62、排気口70に連結するガス出口6
3、ドレインコック64、活性炭を担持させた複数の脱
臭吸着板61、該脱臭吸着板61の前方に設けられた障
害板65を備える。該脱臭吸着板61は、脱臭装置60
本体内部に設けられた差し込みレール(図示せず)によ
り、該本体にスライド可能に取り付けられる。さらに、
吸着表面積を大きくするために、脱臭吸着板61は流入
するガス流に対して傾斜するように、本体内部に取り付
けられている。障害板65は、ガス導入口62から流入
するガス流が脱臭吸着板61に局部的に衝突することを
防止するように、ガス導入口62に面して設けられ、流
入するガス流に乱流を生じさせる。ドレインコック64
は、ガス導入口62下方にて脱臭装置本体底部に設けら
れる。本実施例では、脱臭装置60本体は、天井に取り
付けられて使用されるが、この天井への取り付けは、ガ
スが冷却されることにより生じる水等をドレインコック
64を介して排出し、ガス成分のみをガス出口63を介
して排出しやすくするために、傾斜して取り付けること
が好ましい。
【0031】脱臭装置60のガス出口63には、排気口
70まで処理ガスを導通するための導管52が連結され
ている。
【0032】図4は、本発明の排ガス浄化処理装置の別
の実施例を示す斜視図である。該排ガス浄化処理装置に
おいて、排ガス浄化処理手段100は、脱臭装置160
内部に配置されている。脱臭装置160は、前述の脱臭
装置60と同様であるが、障害板165の前方に、遮蔽
板166により仕切られた排ガス浄化処理手段100を
含む処理区域を設ける。該排ガス浄化処理区域には、排
ガス処理触媒部分111、フィルタ部分113を備えた
管状部材110が設けられている。該管状部材110
は、一方の端部がガス導入口162に連結されており、
他方の端部が遮蔽板166に連結しており脱臭区域16
4に処理ガスを導入する開口となる。管状部材110の
下方には、加熱手段112が設けられており、触媒部分
111及びフィルタ部分113の両者を加熱し、触媒の
加熱手段及びフィルタ加熱再生手段として作用する。該
加熱手段112としては、図5に示すようにガスバーナ
を用いることもできる。
【0033】また、フィルタ加熱再生手段として、図6
及び図7に示すように、フィルタ部分113を電極11
5を有する金属製発熱円筒117により取り囲み、フィ
ルタ部分113のみを必要に応じて加熱し再生させるこ
ともできる。該金属製発熱円筒117としては、100
Ω/cm以下の抵抗を有する金属が好ましく、炭素又は
ニッケルクロム系金属を用いることができる。
【0034】また、図4に示すように、脱臭装置内部
に、圧力検知センサ83、HC、CO等のガスセンサ8
4等を設けて、脱臭吸着板の目詰まりの検出、ガス処理
触媒の処理状態を検出し、装置内の残渣の有無の確認、
あるいは脱臭吸着板の交換、フィルタの加熱再生処理、
ガス処理触媒の交換等のメンテナンスを施すことで、常
に良好な処理能力を維持することができる。
【0035】次いで、図1に示す本発明の排ガス浄化排
出装置1を用いた排ガス処理方法を説明する。
【0036】まずテストライン上にテスト車両を移動す
る。該車両の排気管位置まで、天井に取り付けられてい
る排気ホースリール80から電線32と共に排気ホース
30を引き出す。次いで車両排気管に排気管接続ノズル
20を取り付けクランプ24を用いて、外部に排ガスが
漏出しないように堅固に接続する。排ガス浄化処理手段
10の加熱ヒータ12を作動させ、排ガス処理触媒部分
11を加熱する。吸引ファン50を始動させ、6〜10
m/sの速度で吸引を開始する。次いでテスト車両のエ
ンジンを始動させ、排ガスを排気管接続ノズル20を介
して、排ガス浄化処理手段10内に吸引すると同時に、
外気取り入れ口41を介して外気を取り込む。排ガス浄
化処理手段10に吸引された排ガスは、約400℃まで
加熱された排ガス処理触媒部分11にて浄化され、次い
でフィルタ部分13を通過し、排ガス中の固体炭素等の
微粒子が除去される。こうして浄化処理された排ガス
は、排気ホースに導入される前に、外気取り入れ手段4
0により取り込まれた外気と混合希釈されると同時に該
外気により約40〜50℃程度まで冷却される。浄化処
理、希釈混合、及び冷却された排ガスは、該排気ホース
30を貫通して、ガス導入口62を介して天井に取り付
けられている脱臭装置60内に流入する。該ガス流は障
害板65に衝突し、脱臭装置60内部にて拡散され、脱
臭吸着層61表面全体に拡散し該吸着層に吸着され、ガ
ソリン臭やケロシン臭等、排ガス特有の臭気が脱臭処理
される。こうして浄化処理及び脱臭処理された排ガス
は、ガス出口63を介して導管52を貫通して排気口7
0から外部環境に排出される。
【0037】次に排ガス処理触媒部分、フィルタ部分、
脱臭吸着層の交換方法について、図1及び図4に示す実
施例を例にして述べる。
【0038】まず図1の実施例の場合について説明す
る。排ガス処理触媒部分11及びフィルタ部分13は、
排気管接続ノズル20内部に設けられているので、該排
気管接続ノズル20を取り外し、内部の排ガス処理触媒
部分11及びフィルタ部分13を交換する。あるいは排
ガス処理触媒部分11及フィルタ部分13が排気管接続
ノズル20と一体にユニットとして形成されている場合
には、ユニット全体を交換するだけでよい。
【0039】脱臭吸着層61は、脱臭装置60内に差し
込みレール上にスライド可能に取り付けられているの
で、脱臭装置60の側面を取り外した後、脱臭吸着層6
1をスライドさせて引き出す。次いで新しい脱臭吸着層
61を差し込みレール上をスライドさせて取り付ける。
【0040】次に図4の実施例の場合を説明する。排ガ
ス処理触媒部分111及びフィルタ部分113は、管状
部材110に取り付けられ、脱臭装置160内の排ガス
浄化処理区域100内に配置されているので、脱臭装置
160の側壁を取り外した後、該管状部材110を取り
外し、排ガス処理触媒部分111及び交フィルタ部分1
13を交換する。あるいは、排ガス浄化処理手段が管状
部材と一体のユニットとして形成されている場合には、
ユニット全体を交換するだけでよい。脱臭吸着層161
は、上記図1の脱臭吸着層61の場合と同様である。
【0041】上記実施例では、手動操作による作業を述
べたが、各種検知器、制御装置等を組み込んで、全体の
作業を自動制御とすることもできる。
【0042】次に、本装置による浄化率の実験結果を下
記に示す。下記表1に示す組成を有するテストガスを、
下記表2に示す排ガス処理触媒部分を備える排ガス浄化
処理手段を含む処理区域に通過させたところ、下記表2
に示す浄化率(%)を得た。ここで、該浄化率は、本発
明の排ガス浄化排出装置を用いない場合のテストガスの
浄化率を0%とした場合の相対浄化率(%)である。こ
の結果から、本装置による排ガスの浄化処理能力は、い
ずれの触媒を用いた場合にも非常に良好であることがわ
かる。
【0043】
【表1】 ここで、T.H.C.濃度は、炭化水素をメタンに換算した場
合の濃度で示した。
【0044】
【表2】 上記表2において、例1(ペロブスカイト型複合酸化
物)は、La0.9Sr0.1Fe0.6Co0.39Pd0.013
組成比を有するペロプスカイト型複合酸化物層を形成し
たSrZrO3粉末をコージュライト質ハニカム担体に
塗布した後焼成して得られる触媒である。
【0045】また、例2(Pt,Rh)は、白金−ロジ
ウムオルガノゾルにコージュライトモノリス担体を浸漬
した後乾燥させて得られる触媒である。
【0046】さらに、例5(複数の金属)は、複核錯体
としてテトラシアノ白金ペンタアンミンロジウムを用い
て、該複核錯体の水溶液にコージュライト質モノリス状
ハニカム担体を浸漬した後乾燥させて得られる触媒であ
る。
【0047】
【発明の効果】本発明の排ガス浄化排出装置は、車両毎
に直接取り付けて用いるので作業環境中に高濃度の排ガ
スが直接排出されることなく、作業環境を良好な状態に
維持することができると共に、排ガスを排気ホースを通
じて移送する間に浄化処理して外部環境中に排出するの
で、従来車両排ガスによる汚染が問題となっていた車両
整備工場等に隣接する環境を汚染することも少ない。
【0048】特に、排ガス処理触媒部分の周囲に加熱手
段を設け、装置作動中には常に触媒を活性化させている
ため、これまで未処理のまま排出されていたエンジン始
動初期の高濃度の排ガスも良好に浄化処理することがで
きる。
【0049】また排ガス浄化処理手段を排気管接続ノズ
ル内部に設けて車両排気管近くに位置させる場合には、
排ガス自体の熱を利用することで、排ガス処理触媒の活
性化を促進することができる。一方、該排ガス浄化処理
手段を脱臭装置内に設けて吸引ファンの後部に位置させ
た場合には、吸引ファンからの与圧により脱臭装置内部
すなわち排ガス浄化処理手段を含む処理区域が加圧状態
となり、排ガス処理触媒の活性化を促進することができ
る。したがって、いずれの場合にも排ガス処理触媒を活
性化する補助となり、排ガス浄化処理の効率を上げるこ
とができる。
【0050】さらに、本発明の排ガス浄化排出装置は、
排気管接続ノズル及び排気ホースにより車両毎に直接取
り付けて用いることができ、小型で、交換等のメンテナ
ンスが容易で、廉価であり、取り付け及び取り外しが容
易であるので、中小規模の車両検査工場等で用いること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の排ガス浄化排出装置の一実施
例を示す斜視図である。
【図2】図2は、排気管接続ノズル部分に設けられた排
ガス浄化処理手段を示す断面図である。
【図3】図3は、本発明の排ガス浄化排出装置の脱臭装
置部分を示す斜視図である。
【図4】図4は、本発明の排ガス浄化排出装置の別の実
施例を示す斜視図である。
【図5】図5は、図4の排ガス浄化排出装置に用いられ
る排ガス浄化処理手段を示す斜視図である。
【図6】図6は、図4に示す排ガス浄化排出装置に用い
られる排ガス浄化処理手段の別の実施態様を示す斜視図
である。
【図7】図7は、図6に示す排ガス浄化処理手段に設け
られているフィルタ部分を示す斜視図である。
【符号の説明】
1:排ガス浄化排出装置 10,100:排ガス浄化処理手段 11,111:排ガス処理触媒部分 12,112:加熱ヒータ 13,113:フィルタ部分 20:排気管接続ノズル 30:排気ホース 40:外気取り入れ手段 50:吸引ファン 60:脱臭装置 61:脱臭吸着層 65:障害板 115:金属製発熱円筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23J 11/02 B01D 53/36 103Z

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両排気管に着脱可能に取り付けて用い
    る、車両排ガスを浄化し、屋外に排出するための排ガス
    浄化排出装置であって、 車両排気管に着脱可能な排気管接続ノズル; 該排気管接続ノズルから流入する排ガスを屋外まで導通
    させるための排気ホース; 排ガス処理触媒部分と、該触媒部分の周囲に設けられて
    おり、触媒を活性化させるために触媒部分を加熱する加
    熱手段と、を備える排ガス浄化処理手段; 該排気ホース内に外気を取り入れて排ガスと混合する外
    気取り入れ手段; 排ガス及び外気を吸引するための吸引ファン;及び 処理後の排ガスを外部環境に排出させるための排出口、 を備えてなることを特徴とする排気ガス浄化排出装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記排ガス浄化処理手段が、排
    ガス中の微粒子成分を除去するためのフィルタ手段を備
    える、ことを特徴とする請求項1の排ガス浄化排出装
    置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記フィルタ手段を加熱してフ
    ィルタ機能を再生させるためのフィルタ加熱再生手段を
    備える、ことを特徴とする請求項2の排ガス浄化排出装
    置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記排ガスを脱臭するための脱
    臭装置を前記吸引ファンと前記排出口との間に備えるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    排ガス浄化排出装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記脱臭装置は、内部に流入す
    るガス流に乱流を生じさせるための障害板を備える、こ
    とを特徴とする請求項4の排気ガス排出装置。
  6. 【請求項6】 前記排ガス浄化処理手段が、前記排気管
    接続ノズル内に設けられていることを特徴とする請求項
    1〜請求項5のいずれかに記載の排ガス浄化排出装置。
  7. 【請求項7】 前記排ガス浄化処理手段が、前記排気管
    接続ノズルと一体にユニットを形成している、ことを特
    徴とする請求項6の排ガス浄化排出装置。
  8. 【請求項8】 前記排ガス浄化処理手段が、前記脱臭装
    置と前記吸引ファンとの間に設けられている、ことを特
    徴とする請求項4または請求項5の排ガス浄化排出装
    置。
  9. 【請求項9】 前記排ガス処理触媒部分及び前記フィル
    タ手段が、前記排気ホースと前記脱臭装置との間を接続
    する管状部材に一体に設けられユニットを形成してい
    る、ことを特徴とする請求項8の排ガス浄化排出装置。
  10. 【請求項10】 前記外気取り入れ手段が、前記排気管
    接続ノズルと、前記排気ホースとの間に設けられてい
    る、ことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに
    記載の排ガス浄化排出装置。
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