JP2908059B2 - ドットプリンタにおける印刷データ制御装置 - Google Patents

ドットプリンタにおける印刷データ制御装置

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JP2908059B2
JP2908059B2 JP11042691A JP11042691A JP2908059B2 JP 2908059 B2 JP2908059 B2 JP 2908059B2 JP 11042691 A JP11042691 A JP 11042691A JP 11042691 A JP11042691 A JP 11042691A JP 2908059 B2 JP2908059 B2 JP 2908059B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットプリンタにおけ
る印刷データ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水平式のドットプリンタは、印字
を正方向で行う場合と逆方向で行う場合とで、すなわ
ち、ドットプリンタの手前から用紙を挿入した場合と後
方から用紙を挿入した場合とで印字結果を同じにする機
能を有している。図2は従来のドットプリンタにおける
用紙挿入状態を示す図、図3は従来のドットプリンタに
よる印字状態図である。
【0003】図2において、2はドットプリンタであ
り、本体の前後に用紙挿入口3を有している。4は用紙
であり、ドットプリンタ2内においてドットマトリクス
による印字が行われる。上記用紙4に同じ文字を印字す
る場合でも、手前から用紙を挿入した場合は、図3の
(a)に示すように用紙4の走行方向前端側に先頭の文
字列がくるように印字され、後方から用紙4を挿入した
場合は、図3の(b)に示すように用紙4の走行方向前
端側に末尾の文字列がくるように印字される。
【0004】図4は従来のドットプリンタにおける印刷
データ制御装置のブロック図である。図において、10
は例えば上位コンピュータから送られた印字データを受
信するとともに、ドットプリンタ2内の制御を行うマイ
クロプロセッサである。12は該マイクロプロセッサ1
0の制御プログラムを格納したプログラムROM、13
はマイクロプロセッサ10によって解読され、フォント
ROM14に格納されたフォントを参照して作成された
イメージデータを格納するためのデータアクセスRAM
である。上記フォントROM14には、漢字やANK
(英字、数字、かな)のフォントデータが格納されてい
る。
【0005】また、15は上位コンピュータからの印字
データを受けるためのインタフェース制御部、16は印
字ヘッド17を駆動するための印字ヘッド制御部、18
はラインフィードモータやスペースモータなどの各種の
モータ19を駆動するためのモータ駆動部、20はデー
タバスである。上記構成のドットプリンタ2における印
刷データ制御装置において、上位コンピュータから送ら
れた印字データを受信すると、マイクロプロセッサ10
は印字データを解読し、上記フォントROM14を参照
してイメージデータを作成し、データアクセスRAM1
3内の印字バッファに書き込む。
【0006】図5は用紙を手前から挿入した時のデータ
アクセスRAM内のデータ格納状態図である。図におい
て、22はデータアクセスRAM13内に設けられ、マ
イクロプロセッサ10から送られたイメージデータを格
納する印字バッファ、23は印字バッファ22から送ら
れたイメージデータを、実際に印刷する状態にして格納
する印刷データ用バッファである。
【0007】図に示すように、用紙4をドットプリンタ
2の手前から挿入して印字を行う場合には、印字バッフ
ァ22のイメージデータがそのまま印刷データ用バッフ
ァ23の中に書き込まれる。図6は用紙を後方から挿入
した時のデータアクセスRAM内のデータ格納状態図で
ある。
【0008】図において、25はデータアクセスRAM
13内に設けられ、マイクロプロセッサ10から送られ
たイメージデータを格納する印字バッファ、26は該印
字バッファ25内のイメージデータの上位/下位ビット
すなわちMSB/LSBを反転した後の印刷データを格
納する第1の印刷データ用バッファ、27は第1の印刷
データ用バッファ26から送られた印刷データを、実際
に印刷する状態にして格納する第2の印刷データ用バッ
ファである。
【0009】このように、用紙4をドットプリンタ2の
後方から挿入して印字を行う場合には、第1、第2の印
刷データ用バッファ26,27を利用するため、バッフ
ァエリアを2行分使用するようになっている。すなわ
ち、印字バッファ25内のイメージデータをマイクロプ
ロセッサ10が読み込み、1カラムずつMSB/LSB
の反転を行い、MSB/LSBの反転が行われた後の印
刷データを上記第1の印刷データ用バッファ26内に書
き込む。該第1の印刷データ用バッファ26内に書き込
まれた印刷データは、上下が反転された鏡像として格納
される。
【0010】次に、マイクロプロセッサ10は、上記第
1の印刷データ用バッファ26の先頭番地すなわち0番
地の印刷データを読み出し、第2の印刷データ用バッフ
ァ27の最終番地すなわちM番地に書き込む。また、同
様に上記第1の印刷データ用バッファ26の1番地の印
刷データを読み出し、第2の印刷データ用バッファ27
のM−1番地に書き込む。すなわち、上記第1の印刷デ
ータ用バッファ26のn番地の印刷データが、第2の印
刷データ用バッファ27のM−n番地に順次書き込ま
れ、上下が反転された正像として格納される。
【0011】このようにして、上記第2の印刷データ用
バッファ27に格納された印刷データを読み出し、ドッ
トプリンタの後方から挿入された用紙4に対して図3の
(b)のように印字することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のドットプリンタにおける印刷データ制御装置におい
ては、ドットプリンタ2の後方から挿入された用紙4に
対して印字を行う場合には、印字バッファ25のほか
に、第1、第2の印刷データ用バッファ26,27に対
して印刷データが格納され、各印刷データ用バッファ2
6,27について読出し及び書込みが行われるため印字
制御に多くの処理時間を必要とする。したがって、ドッ
トプリンタ2の処理速度、すなわちスループットが低下
してしまう。
【0013】本発明は、前記従来のドットプリンタにお
ける印刷データ制御装置の問題点を解決して、印字を正
方向で行っても逆方向で行っても、印刷データについて
同じ処理を行うだけで印字結果を同じにすることがで
き、スループットを高くすることができるドットプリン
タにおける印刷データ制御装置を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のド
ットプリンタにおける印刷データ制御装置においては、
制御部から送られたデータを一旦ワーキングRAMに格
納し、上記データをワーキングRAMから読み出して印
字を行うようになっている。
【0015】そして、上記ワーキングRAMのアドレス
を指定するためのアドレス信号のビットを非反転状態及
び反転状態のいずれか一方の状態で選択的に出力するア
ドレス選択部と、上記データのMSB/LSBを非反転
状態及び反転状態のいずれか一方の状態で選択的に出力
するデータ選択部とを有する。
【0016】また、印字が正方向で行われるか逆方向で
行われるかを判定する判定部と、上記制御部から送られ
たデータを、アドレス信号のビットを非反転状態にして
一旦上記ワーキングRAMに格納するとともに、印字が
正方向で行われる場合、上記アドレス信号のビット及び
上記データのMSB/LSBを非反転状態にして上記ワ
ーキングRAMからデータを読み出し、読み出したデー
タを、上記アドレス信号のビット及び上記データのMS
B/LSBを非反転状態にして上記ワーキングRAMに
格納し、印字が逆方向で行われる場合、上記アドレス信
号のビットを非反転状態に、かつ、上記データのMSB
/LSBを反転状態にして上記ワーキングRAMからデ
ータを読み出し、読み出したデータを、上記アドレス信
号のビットを反転状態に、かつ、上記データのMSB/
LSBを非反転状態にして上記ワーキングRAMに格納
する制御指示部とを有する。
【0017】
【作用】本発明によれば、上記のようにドットプリンタ
における印刷データ制御装置においては、制御部から送
られたデータを一旦ワーキングRAMに格納し、上記デ
ータをワーキングRAMから読み出して印字を行うよう
になっている。
【0018】そして、上記ワーキングRAMのアドレス
を指定するためのアドレス信号のビットを非反転状態及
び反転状態のいずれか一方の状態で選択的に出力するア
ドレス選択部と、上記データのMSB/LSBを非反転
状態及び反転状態のいずれか一方の状態で選択的に出力
するデータ選択部と、印字が正方向で行われるか逆方向
で行われるかを判定する判定部とを有する。また、上記
制御部から送られたデータを、アドレス信号のビットを
非反転状態にして一旦上記ワーキングRAMに格納する
とともに、印字が正方向で行われる場合、上記アドレス
信号のビット及び上記データのMSB/LSBを非反転
状態にして上記ワーキングRAMからデータを読み出
し、読み出したデータを、上記アドレス信号のビット及
び上記データのMSB/LSBを非反転状態にして上記
ワーキングRAMに格納し、印字が逆方向で行われる場
合、上記アドレス信号のビットを非反転状態に、かつ、
上記データのMSB/LSBを反転状態にして上記ワー
キングRAMからデータを読み出し、読み出したデータ
を、上記アドレス信号のビットを反転状態に、かつ、上
記データのMSB/LSBを非反転状態にして上記ワー
キングRAMに格納する制御指示部を有する。
【0019】この場合、アドレス信号のビットにおい
て、非反転状態が選択されると、上記ワーキングRAM
のアドレスの番地がそのままの順で指定され、反転状態
が選択されると、上記番地が逆の順に指定される。ま
た、データのMSB/LSBにおいて、非反転状態が選
択されると、データのビットがそのまま出力され、反転
状態が選択されると、データのビットの上下が反転して
出力される。
【0020】そして、制御指示部は、上記制御部から送
られたデータを、アドレス信号のビットを非反転状態に
して一旦上記ワーキングRAMに格納する。続いて、上
記制御指示部は、印字が正方向で行われる場合、上記ア
ドレス信号のビット及び上記データのMSB/LSBを
非反転状態にして上記ワーキングRAMからデータを読
み出し、読み出したデータを、上記アドレス信号のビッ
ト及び上記データのMSB/LSBを非反転状態にして
上記ワーキングRAMに格納する。また、上記制御指示
部は、印字が逆方向で行われる場合、上記アドレス信号
のビットを非反転状態に、かつ、上記データのMSB/
LSBを反転状態にして上記ワーキングRAMからデー
タを読み出し、読み出したデータを、上記アドレス信号
のビットを反転状態に、かつ、上記データのMSB/L
SBを非反転状態にして上記ワーキングRAMに格納す
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示すド
ットプリンタにおける印刷データ制御装置のブロック
図、図7は用紙挿入センサの配設状態図である。図にお
いて、31は上位コンピュータから送られた印字データ
を受けるとともに、ドットプリンタ内の制御を行う制御
部としてのマイクロプロセッサ、32は該マイクロプロ
セッサ31の制御プログラムを格納したプログラムRO
M、33は各種データの読出し及び書込みを行うワーキ
ングRAM、14は漢字、ANK等の文字データを格納
するフォントROMである。
【0022】また、15は上記コンピュータからの印字
データを受けるためのインタフェース制御部、16は印
字ヘッド17を駆動するための印字ヘッド制御部、18
はラインフィードモータ、スペースモータ等の各種のモ
ータ19を駆動するためのモータ駆動部、20はデータ
バスである。そして、35は上記ワーキングRAM33
のアドレスをセレクトするアドレス選択部としてのアド
レスマルチプレクサ、36は上記ワーキングRAM33
の各種データをセレクトするデータ選択部としてのデー
タマルチプレクサである。上記アドレスマルチプレクサ
35及びデータマルチプレクサ36には、マイクロプロ
セッサ31からセレクトビット信号S1 ,S2 (0又は
1)が選択的に送られるようになっている。
【0023】38は用紙がドットプリンタ41の手前か
ら挿入されたか後方から挿入されたかを検出するための
用紙挿入センサである。該用紙挿入センサ38は、図7
に示すように前方部38aと後方部38bとから成って
いて、それぞれ用紙挿入部分の近傍に配設される。な
お、図7において、19は印字ヘッド、42はプラテン
ノブである。
【0024】図8はアドレスマルチプレクサ及びデータ
マルチプレクサの構成図である。図において、33はワ
ーキングRAM、35はアドレスマルチプレクサ、36
はデータマルチプレクサである。上記アドレスマルチプ
レクサ35は、入力端子A0,B0,A1,B1,…
…,A14,B14,A15,B15と、出力端子Y
0,Y1,……,Y14,Y15と、セレクト端子Sを
有しており、入力端子A0,A1,……,A14,A1
5には、マイクロプロセッサ31からのアドレス信号A
DR0,ADR1,……,ADR14,ADR15が入
力され、入力端子B0,B1,……,B14,B15に
は、マイクロプロセッサ31からのアドレス信号ADR
0,ADR1,……,ADR14,ADR15がインバ
ータを介して入力される。そして、マイクロプロセッサ
31から送られるセレクトビット信号S1 が“0”の時
は、入力端子A0,A1,……,A14,A15から非
インバート状態の信号が入力されてビットが反転されな
いままの信号が出力端子Y0,Y1,……,Y14,Y
15から出力される。また、上記セレクトビット信号S
1 が“1”の時は、入力端子B0,B1,……,B1
4,B15からインバート状態の信号が入力され、ビッ
トが反転された信号が出力端子Y0,Y1,……,Y1
4,Y15から出力される。
【0025】上記アドレスマルチプレクサ35の出力端
子Y0,Y1,……,Y14,Y15は、ワーキングR
AM33の入力端子A0,A1,……,A14,A15
に接続されていて、出力端子Y0,Y1,……,Y1
4,Y15から出力されたアドレス信号がワーキングR
AM33に入力されるようになっている。また、上記ワ
ーキングRAM33は、入出力端子I/O0,I/O
1,……,I/O14,I/O15を有しており、それ
ぞれにマイクロプロセッサ31からのWR(書込み)デ
ータDI0,DI1,……,DI14,DI15が入力
される。
【0026】上記データマルチプレクサ36は、入力端
子A0,B0,A1,B1,……,A14,B14,A
15,B15と、出力端子Y0,Y1,……,Y14,
Y15と、セレクト端子Sを有しており、入力端子A
0,A1,……,A14,A15は、上記ワーキングR
AM33の入出力端子I/O0,I/O1,……,I/
O14,I/O15にそれぞれ接続されるとともに、入
力端子B0,B1,……,B14,B15は、上記ワー
キングRAM33の入出力端子I/O15,I/O1
4,……,I/O1,I/O0にそれぞれ接続される。
【0027】そして、マイクロプロセッサ31から送ら
れるセレクトビット信号S2 が“0”の時は、入力端子
A0,A1,……,A14,A15にビット反転されな
い状態の信号が入力され、出力端子Y0,Y1,……,
Y14,Y15からMSB/LSBの反転されない信号
が出力される。また、セレクトビット信号S2 が“1”
の時は、入力端子B0,B1,……,B14,B15に
ビット反転された状態の信号が入力され、データマルチ
プレクサ36の出力端子Y0,Y1,……,Y14,Y
15からMSB/LSBの反転された信号が出力され
る。
【0028】該出力端子Y0,Y1,……,Y14,Y
15は、マイクロプロセッサ31へのRD(読出し)デ
ータDO1,DO2,……,DO14,DO15を出力
する。上記構成のドットプリンタ41における印刷デー
タ制御装置の動作について、図9を併用して説明する。
【0029】図9はワーキングRAMの内部詳細図であ
る。図の(a)は通常のイメージデータを示し、(b)
は180°反転した後のイメージデータを示す。図にお
いて、上位コンピュータから印字データが送信される
と、インタフェース制御部15は印字データを受信し、
マイクロプロセッサ31に送信する。該マイクロプロセ
ッサ31は、上記印字データを解読し、フォントROM
14に格納されたフォントを参照して、イメージデータ
をワーキングRAM33の印字バッファに格納する。
【0030】この時、マイクロプロセッサ31からアド
レスマルチプレクサ35とデータマルチプレクサ36に
それぞれ入力されるセレクトビット信号S1,S2 は共
に“0”とされ、アドレスマルチプレクサ35からはビ
ットが反転されない状態のアドレス信号が、データマル
チプレクサ36からはMSB/LSBが反転されない状
態の信号が出力され、ワーキングRAM33の印字バッ
ファに書き込まれたイメージデータは、図9の(a)に
示すようになる。
【0031】次に、マイクロプロセッサ31の図示しな
い判定部は、印字が正方向で行われるか逆方向で行われ
るか、すなわち、用紙がドットプリンタ41の手前から
挿入されたか後方から挿入されたかを、用紙挿入センサ
38によって検出して判定する。ここで、用紙がドット
プリンタ41の後方から挿入された場合の制御方法につ
いて説明する。まず、マイクロプロセッサ31の図示し
ない制御指示部は、アドレスマルチプレクサ35に出力
するセレクトビット信号S1 を“0”に、データマルチ
プレクサ36に出力するセレクトビット信号S2
“1”にそれぞれセットする。続いて、マイクロプロセ
ッサ31は、ワーキングRAM33の印字バッファに格
納された図9の(a)のイメージデータを0番地から2
55番地まで順に読み出す。
【0032】この時、アドレスマルチプレクサ35から
ビットが反転されない状態のアドレス信号が出力される
ため、ワーキングRAM33のアドレスは、0番地から
順に読み出される。一方、ワーキングRAM33のイメ
ージデータは入力端子B0,B1,……,B14,B1
5を介してデータマルチプレクサ36に入力され、それ
がMSB/LSBが反転した状態でマイクロプロセッサ
31に読み出される。すなわち、入出力端子I/O15
のイメージデータは、入出力端子I/O0のイメージデ
ータとしてマイクロプロセッサ31に読み出され、MS
BとLSBが反転してしまう。
【0033】次に、マイクロプロセッサ31は、アドレ
スマルチプレクサ35に出力するセレクトビット信号S
1 を“0”から“1”に、データマルチプレクサ36に
出力するセレクトビット信号S2 を“1”から“0”に
それぞれ変更する。こうすることにより、マイクロプロ
セッサ31は、先程ワーキングRAM33の印字バッフ
ァから読み込んだイメージデータを、ワーキングRAM
33の印字バッファに0番地から255番地まで順に書
き込む。この時、ワーキングRAM33のアドレスを、
反転状態で選択するため、255番地から順にデクリメ
ントされて書き込まれる。このようにして、上記ワーキ
ングRAM33の印字バッファには、図9の(b)のよ
うに180°反転させたイメージデータが格納されるこ
とになる。
【0034】ドットプリンタ41の手前から用紙を挿入
する場合も、各マルチプレクサ35,36に入力される
セレクトビット信号S1 ,S2 をマイクロプロセッサ3
1が制御することにより、後方から用紙を挿入した時と
同じ処理速度で印字を行うことができる。なお、本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨
に基づいて種々変形することが可能であり、これらを本
発明の範囲から排除するものではない。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ドットプリンタにおける印刷データ制御装置にお
いては、制御部から送られたデータを一旦ワーキングR
AMに格納し、上記データをワーキングRAMから読み
出して印字を行うようになっている。そして、上記ワー
キングRAMのアドレスを指定するためのアドレス信号
のビットを非反転状態及び反転状態のいずれか一方の状
態で選択的に出力するアドレス選択部と、上記データの
MSB/LSBを非反転状態及び反転状態のいずれか一
方の状態で選択的に出力するデータ選択部と、印字が正
方向で行われるか逆方向で行われるかを判定する判定部
とを有する。また、上記制御部から送られたデータを、
アドレス信号のビットを非反転状態にして一旦上記ワー
キングRAMに格納するとともに、印字が正方向で行わ
れる場合、上記アドレス信号のビット及び上記データの
MSB/LSBを非反転状態にして上記ワーキングRA
Mからデータを読み出し、読み出したデータを、上記ア
ドレス信号のビット及び上記データのMSB/LSBを
非反転状態にして上記ワーキングRAMに格納し、印字
が逆方向で行われる場合、上記アドレス信号のビットを
非反転状態に、かつ、上記データのMSB/LSBを反
転状態にして上記ワーキングRAMからデータを読み出
し、読み出したデータを、上記アドレス信号のビットを
反転状態に、かつ、上記データのMSB/LSBを非反
転状態にして上記ワーキングRAMに格納する制御指示
部を有する。
【0036】この場合、制御部から送られたデータは、
アドレス信号のビットが非反転状態にされて一旦ワーキ
ングRAMに格納される。そして、印字が正方向で行わ
れるか逆方向で行われるかが判定され、印字が正方向で
行われる場合、上記アドレス信号のビット及び上記デー
タのMSB/LSBが非反転状態にされて、上記ワーキ
ングRAMからデータが読み出され、読み出されたデー
タは、上記アドレス信号のビット及び上記データのMS
B/LSBが非反転状態にされて、上記ワーキングRA
Mに格納される。一方、印字が逆方向で行われる場合、
上記アドレス信号のビットが非反転状態に、かつ、上記
データのMSB/LSBが反転状態にされて、上記ワー
キングRAMからデータが読み出され、読み出されたデ
ータは、上記アドレス信号のビットが反転状態に、か
つ、上記データのMSB/LSBが非反転状態にされて
上記ワーキングRAMに格納される。すなわち、印字を
正方向で行っても逆方向で行っても、制御部から送られ
たデータは、一旦ワーキングRAMに格納され、該ワー
キングRAMから読み出された後、再びワーキングRA
Mに格納される。したがって、印刷データについて同じ
処理を行うだけで印字結果を同じにすることができ、印
字を逆方向で行うために異なる処理を行う必要がないの
で、スループットを高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すドットプリンタにおける
印刷データ制御装置のブロック図である。
【図2】従来のドットプリンタにおける用紙挿入状態を
示す図である。
【図3】従来のドットプリンタによる印字状態図であ
る。
【図4】従来のドットプリンタにおける印刷データ制御
装置のブロック図である。
【図5】用紙を手前から挿入した時のデータアクセスR
AM内のデータ格納状態図である。
【図6】用紙を後方から挿入した時のデータアクセスR
AM内のデータ格納状態図である。
【図7】用紙挿入センサの配設状態図である。
【図8】アドレスマルチプレクサ及びデータマルチプレ
クサの構成図である。
【図9】ワーキングRAMの内部詳細図である。
【符号の説明】
14 フォントROM 15 インタフェース制御部 16 印字ヘッド制御部 17 印字ヘッド 18 モータ駆動部 19 モータ 20 データバス 31 マイクロプロセッサ 32 プログラムROM 33 ワーキングRAM 35 アドレスマルチプレクサ 36 データマルチプレクサ 38 用紙挿入センサ 41 ドットプリンタ S1 ,S2 セレクトビット信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−217271(JP,A) 特開 昭61−143149(JP,A) 特開 昭64−63159(JP,A) 特開 昭60−236772(JP,A) 特開 昭60−204379(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 5/30 B41J 2/485 G06F 3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御部から送られたデータを一旦ワーキ
    ングRAMに格納し、上記データをワーキングRAMか
    ら読み出して印字を行うドットプリンタにおける印刷デ
    ータ制御装置において、 (a)上記ワーキングRAMのアドレスを指定するため
    のアドレス信号のビットを非反転状態及び反転状態のい
    ずれか一方の状態で選択的に出力するアドレス選択部
    と、 (b)上記データのMSB/LSBを非反転状態及び反
    転状態のいずれか一方の状態で選択的に出力するデータ
    選択部と、 (c)印字が正方向で行われるか逆方向行われるかを
    判定する判定部と、 (d)上記制御部から送られたデータを、アドレス信号
    のビットを非反転状態にして一旦上記ワーキングRAM
    に格納するとともに、印字が正方向で行われる場合、上
    記アドレス信号のビット及び上記データのMSB/LS
    Bを非反転状態にして上記ワーキングRAMからデータ
    を読み出し、読み出したデータを、上記アドレス信号の
    ビット及び上記データのMSB/LSBを非反転状態に
    して上記ワーキングRAMに格納し、印字が逆方向で行
    われる場合上記アドレス信号のビットを非反転状態
    に、かつ、上記データのMSB/LSBを反転状態にし
    て上記ワーキングRAMからデータを読み出し、読み出
    したデータを、上記アドレス信号のビットを反転状態
    に、かつ、上記データのMSB/LSBを反転状態に
    して上記ワーキングRAMに格納する制御指示部とを有
    することを特徴とするドットプリンタにおける印刷デー
    タ制御装置。
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