JP2907750B2 - 直流電動機制御装置 - Google Patents

直流電動機制御装置

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JP2907750B2
JP2907750B2 JP7088133A JP8813395A JP2907750B2 JP 2907750 B2 JP2907750 B2 JP 2907750B2 JP 7088133 A JP7088133 A JP 7088133A JP 8813395 A JP8813395 A JP 8813395A JP 2907750 B2 JP2907750 B2 JP 2907750B2
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啓司 小川
孝二 浜岡
尚 里村
浩洋 渋谷
康浩 辻井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫等の冷凍サイク
ル装置に用いられる圧縮機の直流電動機制御装置に関す
るものであり、特にインバータにより、回転数制御する
直流ブラシレス電動機の回転子磁極位置検出をセンサレ
ス方式で行う直流電動機制御装置の起動方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】インバータにより回転数制御する直流ブ
ラシレス電動機の回転子磁極位置検出を電機子巻線の誘
起電圧を利用してセンサレス方式で行う直流電動機制御
装置の起動方法では、停止状態では誘起電圧が発生しな
いため、センサレス方式での位置検出はできない。この
ため、位置検出が可能となるある回転数までは、あらか
じめ決めておいた起動シーケンスパターンにより強制転
流を行い起動させ、その後センサレス方式に切り替える
のが一般的である。
【0003】このような直流電動機制御装置としては、
例えば特開昭55−5035号公報に示されている。
【0004】普通、直流電動機の起動時は強制的に転流
を行い、回転子の位置を検出できる回転数となった時点
で、位置検出転流運転に切り替えるが、この公報の特徴
は、通常、位置検出転流運転へ切り替え直後は、モータ
電圧のどの部分で切り替えが行われるかは不確定であ
り、従って、信号モードも不確定で負荷条件によっては
同期モータとして、運転負荷角が一定でないためインバ
ータの信号モードが不確定となり、転流失敗をおこすの
で、モータがある回転数に達したら、インバータを瞬断
せしめ、一定期間の後、モータの逆起電圧を検知し、半
サイクルは強制転流、半サイクルは位置検出転流運転を
行うものであり安定、確実な起動を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、圧縮機のように回転するに従い負荷が重
たくなるものに対して、一定速期間を設けることや、イ
ンバータの出力を瞬断せしめることは、その間に圧縮機
の負荷が増大し、脱調して停止してしまう可能性があ
る。特に慣性の小さい低回転域で行うことは脱調を引き
起こしやすい。
【0006】また、強制転流終了直後に、位置検出転流
運転に切り替えた場合、切り替え直後は、モータ電圧の
どの部分で切り替えが行われるかは不確定であり、従っ
て、信号モードも不確定で負荷条件によっては同期モー
タとして、運転負荷角が一定でないためインバータの信
号モードが不確定となり、転流失敗をおこす。
【0007】さらに、強制転流時に負荷が大きい場合、
位相遅れが大きくなり、脱調しやすいなどの課題を有し
ていた。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、起動
時に脱調や転流失敗を低減できる直流電動機制御装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の圧縮機用電動機制御装置は、複数個の半導体
スイッチ及びダイオードをブリッジ結線したインバータ
回路と、インバータ回路により動作する直流電動機と、
直流電動機の回転子の位置を検出すると共に位置検出信
号を発生する位置検出回路と、位置検出回路の出力を基
にインバータ回路の半導体スイッチの動作を決定し転流
パルスを出力する転流回路と、直流電動機の回転数を可
変にするチョッピングを行うためのチョッピング信号を
発生するチョッピング信号発生回路と、転流パルスとチ
ョッピング信号とを合成する合成回路と、合成回路の出
力によりインバータ回路の半導体スイッチを動作させる
ドライブ回路と、位置検出回路の出力が得られない直流
電動機の起動時には、合成回路に転流パルスとチョッピ
ング信号を強制的に出力する強制転流制御手段と、強制
転流終了時に前記直流電動機の回転子の位置を確認し
て、ドライブ回路の出力パターンを確定する回転子位置
確認手段とから構成されている。
【0010】また、複数個の半導体スイッチ及びダイオ
ードをブリッジ結線したインバータ回路と、インバータ
回路により動作する直流電動機と、直流電動機の回転子
の位置を検出すると共に位置検出信号を発生する位置検
出回路と、位置検出回路の出力を基にインバータ回路の
半導体スイッチの動作を決定し転流パルスを出力する転
流回路と、直流電動機の回転数を可変にするチョッピン
グを行うためのチョッピング信号を発生するチョッピン
グ信号発生回路と、転流パルスとチョッピング信号とを
合成する合成回路と、合成回路の出力によりインバータ
回路の半導体スイッチを動作させるドライブ回路と、位
置検出回路の出力が得られない直流電動機の起動時に
は、合成回路に転流パルスとチョッピング信号を強制的
に出力する強制転流制御手段と、強制転流終了時にチョ
ッピング信号のデューティーを設定するトルクアップ回
路とから構成されている。
【0011】また、冷凍サイクル装置の圧縮機を駆動す
る直流電動機と、冷凍サイクル装置の蒸発器の除霜を検
知する除霜検知手段と、除霜検知手段の出力でもって強
制転流終了時のチョッピング信号のデューティー値を設
定するトルクアップ回路とを備えた構成となっている。
【0012】さらに、冷凍サイクル装置の圧縮機を駆動
する直流電動機と、圧縮機の吸入側冷媒状態を検知する
吸入側冷媒状態検知手段と、吸入側冷媒状態でチョッピ
ング信号のデューティーを設定するトルクアップ回路と
を備えた構成になっている。
【0013】また、冷凍サイクル装置の圧縮機を駆動す
る直流電動機と、圧縮機の吸入側冷媒状態を検知する吸
入側冷媒状態検知手段と、圧縮機の吐出側冷媒状態を検
知する吐出側冷媒状態検知手段と、吸入側冷媒状態と吐
出側冷媒状態とでチョッピング信号のデューティーを設
定するトルクアップ回路とを備えている。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成によって、強制転流終了
した時点で、回転子位置確認手段により、回転子位置を
確認してから、ドライブ回路の出力パターンを確定して
いるため、転流失敗、及び脱調を防止することができ
る。
【0015】また、強制転流終了時にトルクアップ回路
によりチョッピング信号のデューティーを設定でき、起
動時に負荷が大きく位相遅れが大きな場合でも、デュー
ティー値を大きくとることにより、脱調しにくくするこ
とができ、位置検出転流運転に引き込みやすくすること
ができる。
【0016】さらに、冷凍サイクル装置の蒸発器の除霜
を検知することにより、除霜後の起動時の負荷トルクが
大きい場合でも、強制転流終了時点でトルクアップ値を
大きくとることにより起動失敗を防止できる。
【0017】さらに、吸入圧力や吐出圧力により直接的
に起動時の直流電動機の負荷トルクを検出し、負荷トル
クに応じたトルクアップを行うことにより、負荷トルク
が大きい場合や、圧力がバランスしないで起動する場合
の起動失敗の影響をさらに少なくすることができる。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例1の直流電動機制御装置
について図面を参照しながら説明する。
【0019】図1は本発明の実施例1の圧縮機用電動機
制御装置の全体構成図である。図1において、1は交流
電源である。2は交流電源1の交流電圧を直流電圧に変
換する倍電圧整流回路であり、ダイオード2a〜2dと
コンデンサ2e〜2fが接続された構成となっている。
【0020】3はインバータ回路であり、半導体スイッ
チ(トランジスタ)3a〜3fが3相ブリッジ接続され
ており、かつ各々のトランジスタに並列・逆方向でダイ
オード3g〜3lが接続されている。
【0021】4は直流電動機であり、前記インバータ回
路3の出力により駆動される。5は往復動圧縮機であり
前記直流電動機4により駆動される。6は前記直流電動
機4の回転子(図示せず)の回転位置を検出すると共
に、位置検出信号を発生する位置検出回路であり、前記
直流電動機4の逆起電圧から位置を検出する方式であ
る。
【0022】7は前記位置検出回路6の出力から前記イ
ンバータ回路3の半導体スイッチ3a〜3fを転流させ
る転流パルスを作り出す転流回路である。8は回転数指
令手段であり、前記直流電動機4の回転数指令信号を出
力する。9は回転数検出手段であり、前記位置検出回路
6の位置検出信号を一定期間(例えば0.5秒など)カ
ウントする。
【0023】10はデューティ設定手段であり、前記回
転数指令手段8の回転数指令信号と、前記回転数検出手
段9で検出された実際の回転数の差から、両者が一致す
るようにデューティ値を出力する。11はチョッピング
信号発生回路であり、前記直流電動機4の回転数を可変
にするために、前記デューティ値に従い一定周波数でオ
ン/オフ比率の異なる波形を作り出す。
【0024】12はセンサレス運転部であり、前記位置
検出回路6、前記転流回路7、前記回転数指令手段8、
前記回転数検出手段9、前記デューティ設定手段10、
前記チョッピング信号発生手段11とから構成される。
【0025】13は起動時の出力パターンを記憶した強
制転流制御手段であり、前記直流電動機4の起動時には
前記位置検出回路6の出力が得られないため、前記転流
パルスと前記チョッピング信号とを出力する。
【0026】14は起動シーケンスパターン記憶手段で
あり、起動時に前記圧縮機5を正転させるための前記転
流パルスと前記チョッピング信号とを記憶している。
【0027】15は起動シーケンス運転部であり、前記
強制転流制御手段13、前記起動シーケンスパターン記
憶手段14とから構成される。
【0028】16は運転モード切り替え手段であり、起
動時には前記強制転流制御手段13と後述する合成回路
17とを接続し、起動後は前記転流回路7と前記チョッ
ピング信号発生回路11とを前記合成回路21に接続す
る。
【0029】17は合成回路であり、前記転流パルスと
前記チョッピング信号とを合成する。18はドライブ回
路であり、前記合成回路17の出力により前記インバー
タ回路3の半導体スイッチ3a〜3fをオン/オフさせ
る。
【0030】19は起動シーケンスによる強制転流終了
時点で回転子位置を確認する回転子位置確認手段であ
る。
【0031】従って、強制転流が終了した時点で、回転
子位置を確認することができるので、強制転流時に負荷
が大きく、強制転流周期に対して同期が外れた場合で
も、強制転流終了時点の回転子位置を確認することによ
り、的確なドライブ出力パターンを得ることができるの
で、脱調を防止することができ、また、転流失敗を防止
することができる。
【0032】次に、本発明の実施例2について、図面を
参照しながら説明する。図2は本発明の実施例2の直流
電動機制御装置の全体構成図である。図2において図1
に示した実施例1の直流電動機制御装置の全体構成図と
同様の構成のものは同番号を付し、説明を省略する。
【0033】20はトルクアップ回路であり、強制転流
終了時点でデューティー値を増大させている。これによ
り、強制転流時に位相遅れが大きくなった場合でも、瞬
間的に出力トルクをアップすることができ、脱調し停止
してしまうことを低減することができる。
【0034】次に、本発明の実施例3について、図面を
参照しながら説明する。図3は本発明の実施例3の直流
電動機制御装置の全体構成図である。図3において図2
に示した実施例2の直流電動機制御装置の全体構成図と
同様の構成のものは同番号を付し、説明を省略する。
【0035】21は冷凍サイクル装置であって、22は
蒸発器、23は凝縮器、24はキャピラリーなどの膨張
機構である。また25はヒータであり、26は除霜検知
手段である。冷凍サイクル装置21は定期的にヒータ2
5により蒸発器22の除霜を行っており、除霜後の起動
時には負荷トルクが大きい。従って、除霜検知手段26
により除霜を検知し強制転流終了時にトルクアップ回路
でデューティー値を増大しのトルクアップを行うことに
より、除霜後の起動トルクが大きくなる場合でも、脱調
しにくくすることができる。
【0036】次に、本発明の実施例4について、図面を
参照しながら説明する。図4は本発明の実施例4の直流
電動機制御装置の全体構成図である。図4において図3
に示した実施例3の直流電動機制御装置の全体構成図と
同様の構成のものは同番号を付し、説明を省略する。
【0037】27は吸入側冷媒状態検知手段であり、吸
入圧力あるいは蒸発器温度を検知するものである。
【0038】圧力がバランスした状態では、吸入圧力が
高いほど起動トルクが大きくなる。そこで、吸入圧力の
状態検知することにより、トルクアップ回路20のデュ
ーティー値の増大量を適正に設定することにより、負荷
トルクに応じた起動ができ、回転子の位相遅れや、位相
進みによる脱調を防止することができる。
【0039】次に、本発明の実施例5について、図面を
参照しながら説明する。図5は本発明の実施例5の直流
電動機制御装置の全体構成図である。図5において図4
に示した実施例4の直流電動機制御装置の全体構成図と
同様の構成のものは同番号を付し、説明を省略する。
【0040】28は吐出側冷媒状態検知手段であり、吐
出圧力あるいは凝縮器温度を検知するものである。
【0041】起動時の負荷は、吸入圧力と吐出圧力の状
態できまる。特に、圧力がバランスしていない場合に圧
縮機の起動を行う場合、起動トルクは吸入圧力が同じで
あればバランスしていない場合の方が大きい。従って、
吸入側及び吐出側の両方の冷媒状態を検知することによ
り、トルクアップ回路20のデューティー値の増大量を
適正に設定することにより、アンバランスな圧力状態で
あっても、負荷トルクに応じた起動ができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の直流電動機制御装
置は、複数個の半導体スイッチ及びダイオードをブリッ
ジ結線したインバータ回路と、インバータ回路により動
作する直流電動機と、直流電動機の回転子の位置を検出
すると共に位置検出信号を発生する位置検出回路と、位
置検出回路の出力を基にインバータ回路の半導体スイッ
チの動作を決定し転流パルスを出力する転流回路と、直
流電動機の回転数を可変にするチョッピングを行うため
のチョッピング信号を発生するチョッピング信号発生回
路と、転流パルスとチョッピング信号とを合成する合成
回路と、合成回路の出力によりインバータ回路の半導体
スイッチを動作させるドライブ回路と、位置検出回路の
出力が得られない直流電動機の起動時には、合成回路に
転流パルスとチョッピング信号を強制的に出力する強制
転流制御手段と、強制転流終了時に前記直流電動機の回
転子の位置を確認して、ドライブ回路の出力パターンを
確定する回転子位置確認手段とから構成されているの
で、強制転流が終了した時点で、回転子位置を確認する
ことができる、強制転流時に負荷が大きく、強制転流周
期に対して同期が外れた場合でも、強制転流終了時点の
回転子位置を確認することにより、的確なドライブ出力
パターンを得ることができるので、脱調を防止すること
ができ、また、転流失敗を防止することができる。
【0043】また、複数個の半導体スイッチ及びダイオ
ードをブリッジ結線したインバータ回路と、インバータ
回路により動作する直流電動機と、直流電動機の回転子
の位置を検出すると共に位置検出信号を発生する位置検
出回路と、位置検出回路の出力を基にインバータ回路の
半導体スイッチの動作を決定し転流パルスを出力する転
流回路と、直流電動機の回転数を可変にするチョッピン
グを行うためのチョッピング信号を発生するチョッピン
グ信号発生回路と、転流パルスとチョッピング信号とを
合成する合成回路と、合成回路の出力によりインバータ
回路の半導体スイッチを動作させるドライブ回路と、位
置検出回路の出力が得られない直流電動機の起動時に
は、合成回路に転流パルスとチョッピング信号を強制的
に出力する強制転流制御手段と、強制転流終了時にチョ
ッピング信号のデューティーを設定するトルクアップ回
路とから構成しているので、強制転流終了時点でデュー
ティー値を増大させている。これにより、強制転流時に
位相遅れが大きくなった場合でも、瞬間的に出力トルク
をアップすることができ、脱調し停止してしまうことを
低減することができる。
【0044】また、冷凍サイクル装置の圧縮機を駆動す
る直流電動機と、冷凍サイクル装置の蒸発器の除霜を検
知する除霜検知手段と、除霜検知手段の出力でもって強
制転流終了時のチョッピング信号のデューティー値を設
定するトルクアップ回路回路とを備えた構成となってい
るので、除霜後の負荷トルクの大きい起動時には、除霜
を検知し強制転流終了時にトルクアップ回路でデューテ
ィー値を増大しのトルクアップを行うことにより、除霜
後の起動トルクが大きくなる場合でも、脱調しにくくす
ることができる。
【0045】さらに、冷凍サイクル装置の圧縮機を駆動
する直流電動機と、圧縮機の吸入側冷媒状態を検知する
吸入側冷媒状態検知手段と、吸入側冷媒状態でチョッピ
ング信号のデューティーを設定するトルクアップ回路と
を備えた構成になっているので、吸入圧力の状態検知す
ることにより、トルクアップ回路のデューティー値の増
大量を適正に設定することにより、負荷トルクに応じた
起動ができ、回転子の位相遅れや、位相進みによる脱調
を防止することができる。
【0046】また、冷凍サイクル装置の圧縮機を駆動す
る直流電動機と、圧縮機の吸入側冷媒状態を検知する吸
入側冷媒状態検知手段と、圧縮機の吐出側冷媒状態を検
知する吐出側冷媒状態検知手段と、吸入側冷媒状態と吐
出側冷媒状態とでチョッピング信号のデューティーを設
定するトルクアップ回路とを備えていることから、吸入
側及び吐出側の両方の冷媒状態を検知することにより、
トルクアップ回路20のデューティー値の増大量を適正
に設定することにより、アンバランスな圧力状態であっ
ても、負荷トルクに応じた起動ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の圧縮機用電動機制御装置の
全体構成図
【図2】本発明の実施例2の圧縮機用電動機制御装置の
全体構成図
【図3】本発明の実施例3の圧縮機用電動機制御装置の
全体構成図
【図4】本発明の実施例4の圧縮機用電動機制御装置の
全体構成図
【図5】本発明の実施例5の圧縮機用電動機制御装置の
全体構成図
【符号の説明】
3 インバータ回路 4 直流電動機 6 位置検出回路 7 転流回路 11 チョッピング信号発生回路 13 強制転流制御手段 17 合成回路 18 ドライブ回路 19 回転子位置確認手段 20 トルクアップ回路 21 冷凍サイクル装置 22 蒸発器 26 除霜検知手段 27 吸入側冷媒状態検知手段 28 吐出側冷媒状態検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 里村 尚 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5 号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 渋谷 浩洋 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5 号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 辻井 康浩 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5 号 松下冷機株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−239186(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02P 6/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の半導体スイッチ及びダイオード
    をブリッジ結線したインバータ回路と、前記インバータ
    回路により動作する直流電動機と、前記直流電動機の回
    転子の位置を検出すると共に位置検出信号を発生する位
    置検出回路と、前記位置検出回路の出力を基に前記イン
    バータ回路の半導体スイッチの動作を決定し転流パルス
    を出力する転流回路と、前記直流電動機の回転数を可変
    にするチョッピングを行うためのチョッピング信号を発
    生するチョッピング信号発生回路と、前記転流パルスと
    前記チョッピング信号とを合成する合成回路と、前記合
    成回路の出力により前記インバータ回路の半導体スイッ
    チを動作させるドライブ回路と、前記位置検出回路の出
    力が得られない前記直流電動機の起動時には、前記合成
    回路に前記転流パルスと前記チョッピング信号を強制的
    に出力する強制転流制御手段と、強制転流終了時に前記
    直流電動機の回転子の位置を確認して、前記ドライブ回
    路の出力パターンを確定する回転子位置確認手段とから
    なる直流電動機制御装置。
  2. 【請求項2】 複数個の半導体スイッチ及びダイオード
    をブリッジ結線したインバータ回路と、前記インバータ
    回路により動作する直流電動機と、前記直流電動機の回
    転子の位置を検出すると共に位置検出信号を発生する位
    置検出回路と、前記位置検出回路の出力を基に前記イン
    バータ回路の半導体スイッチの動作を決定し転流パルス
    を出力する転流回路と、前記直流電動機の回転数を可変
    にするチョッピングを行うためのチョッピング信号を発
    生するチョッピング信号発生回路と、前記転流パルスと
    前記チョッピング信号とを合成する合成回路と、前記合
    成回路の出力により前記インバータ回路の半導体スイッ
    チを動作させるドライブ回路と、前記位置検出回路の出
    力が得られない前記直流電動機の起動時には、前記合成
    回路に前記転流パルスと前記チョッピング信号を強制的
    に出力する強制転流制御手段と、強制転流終了時にチョ
    ッピング信号のデューティーを設定するトルクアップ回
    路とからなる直流電動機制御装置。
  3. 【請求項3】 冷凍サイクル装置の圧縮機を駆動する直
    流電動機と、前記冷凍サイクル装置の蒸発器の除霜を検
    知する除霜検知手段と、前記除霜検知手段の出力でもっ
    て強制転流終了時のチョッピング信号のデューティー値
    を設定するトルクアップ回路とを備えた請求項2記載の
    直流電動機制御装置。
  4. 【請求項4】 冷凍サイクル装置の圧縮機を駆動する直
    流電動機と、前記圧縮機の吸入側冷媒状態を検知する吸
    入側冷媒状態検知手段と、前記吸入側冷媒状態でチョッ
    ピング信号のデューティーを設定するトルクアップ回路
    とを備えた請求項2記載の直流電動機制御装置。
  5. 【請求項5】 冷凍サイクル装置の圧縮機を駆動する直
    流電動機と、前記圧縮機の吸入側冷媒状態を検知する吸
    入側冷媒状態検知手段と、前記圧縮機の吐出側冷媒状態
    を検知する吐出側冷媒状態検知手段と、前記吸入側冷媒
    状態と前記吐出側冷媒状態とでチョッピング信号のデュ
    ーティーを設定するトルクアップ回路とを備えた請求項
    2記載の直流電動機制御装置。
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