JP2907199B1 - 移動通信システム及びその着信規制方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

移動通信システム及びその着信規制方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2907199B1
JP2907199B1 JP122798A JP122798A JP2907199B1 JP 2907199 B1 JP2907199 B1 JP 2907199B1 JP 122798 A JP122798 A JP 122798A JP 122798 A JP122798 A JP 122798A JP 2907199 B1 JP2907199 B1 JP 2907199B1
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Abstract

【要約】 【課題】 移動電話機が車に接続されていなくとも、車
運転中の移動電話機使用による交通事故や公共の乗り物
等での移動電話機使用による同乗他者への迷惑を末然に
防止可能な移動通信システムを提供する。 【解決手段】 移動電話機5,6が車や乗り物で移動中
の場合、位置登録回数が多くなる。移動電話交換機1は
単位時間当たりの位置登録回数を計算部12で計算し、
予め設定してある回数を超えた場合に当該移動電話機
5,6が移動中であると判断し、当該加入者への着信呼
を自動的規制する。移動電話交換機1は規制中に当該加
入者への発信者を音声蓄積装置2に接続し、移動中によ
る着信規制であることを通知する。移動電話交換機1は
位置登録回数が予め設定された回数以下の場合に移動中
ではないと判断し、自動的に着信規制を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信システム及
びその着信規制方法並びにその制御プログラムを記録し
た記録媒体に関し、特に移動通信システムに属する移動
電話機の移動中の着信規制方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動通信システムにおいては、そ
のサービスエリア内であれば移動電話機が移動中であっ
ても通信が可能となっている。しかしながら、移動電話
機による通信が車の運転中や公共の乗り物内等で行われ
る場合があり、これらの通信が社会的問題となりつつあ
る。
【0003】例えば、車の運転中における移動電話機の
使用は運転者の運転に対する注意を散漫にし、その結
果、交通事故の増加を招いている。また、公共の乗り物
内での移動電話機の使用はその乗り物内に同乗する他者
に対して電波や音という形で迷惑を与えている。
【0004】これらの問題を解決するために、従来の移
動通信システムでは、移動電話加入者が車の運転開始前
にそのシステムに対して移動電話加入者自身が“移動
中”として登録し、“移動中”が登録されている時に着
信があっても緊急呼以外は当該加入者に着信させない手
段が考えられている。
【0005】また、公共の乗り物等においてはその車内
にて移動電話機の不使用を呼びかけており、移動電話機
の電源オフや上記の着信規制の方法が利用されている。
この着信規制の方法については、特開昭56−4244
2号公報に開示されている。
【0006】一方、従来の移動通信システムにおいて
は、車の操作や速度状況によって車に備え付けられた装
置と連動して移動電話機に対する着信を規制制御する方
法が採られている。この規制制御方法については、特開
昭60−84032号公報や特開平3−198540号
公報等に開示された技術がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の移動通
信システムの規制方法では、着信等の規制が移動電話加
入者の判断に委ねられているため、移動電話加入者の不
注意や不作為によって徹底されておらず、車運転中の移
動電話機使用による交通事故や公共の乗り物内等での移
動電話機使用による同乗他者への迷惑が後を絶たない。
【0008】また、車の操作や速度状況によって車に備
え付けられた装置と連動して移動電話機に対する着信を
規制制御する方法では、移動電話機が車に接続されてい
なければ有効とはならない。
【0009】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、移動電話機が車に接続されていなくとも、車運転
中の移動電話機使用による交通事故や公共の乗り物等で
の移動電話機使用による同乗他者への迷惑を末然に防止
することができる移動通信システム及びその着信規制方
法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による移動通信シ
ステムは、移動電話交換機と、複数の無線基地局及び複
数の移動電話機とからなる移動通信システムであって、
前記移動電話機からの位置登録によってその位置登録の
時刻と登録された位置とを一定時間以上記憶する記憶手
段と、前記記憶手段に記憶された内容を基に前記移動電
話機の単位時間当たりの位置登録回数を計算する計算手
段と、前記計算手段の計算結果が予め設定された所定値
以上の時に前記移動電話機に対する着信呼を規制する規
制手段とを前記移動電話交換機に備えている。
【0011】本発明による移動通信システムの着信規制
方法は、移動電話交換機と、複数の無線基地局及び複数
の移動電話機とからなる移動通信システムの着信規制方
法であって、前記移動電話機からの位置登録によってそ
の位置登録の時刻と登録された位置とを一定時間以上記
憶するステップと、その記憶された内容を基に前記移動
電話機の単位時間当たりの位置登録回数を計算するステ
ップと、この計算結果が予め設定された所定値以上の時
に前記移動電話機に対する着信呼を規制するステップと
を前記移動電話交換機に備えている。
【0012】本発明による移動通信システムの着信規制
制御プログラムを記録した記録媒体は、移動電話交換機
と、複数の無線基地局及び複数の移動電話機とからなる
移動通信システムの着信規制制御プログラムを記録した
記録媒体であって、前記着信規制制御プログラムは前記
移動電話交換機に、前記移動電話機からの位置登録によ
ってその位置登録の時刻と登録された位置とを一定時間
以上記憶させ、その記憶された内容を基に前記移動電話
機の単位時間当たりの位置登録回数を計算させ、この計
算結果が予め設定された所定値以上の時に前記移動電話
機に対する着信呼を規制させている。
【0013】すなわち、本発明の移動通信システムは、
従来の移動通信システムで有する移動電話機からの位置
登録要求機能を利用し、移動電話交換機にその位置登録
時の時刻と位置とを数回にわたって記憶する機能と、移
動電話交換機に予め設定した一定時間内の位置登録回数
を計算する機能とを備えている。
【0014】これらの機能を用いて、その一定時間内の
位置登録回数が移動中の着信規制のための基準として予
め設定された回数を超過した場合に移動電話交換機が移
動中の着信規制に該当すると判断して当該移動電話加入
者への着信を規制し、発信者に対して自動的に移動中に
よる着信規制のメッセージを送出し、留守番電話サービ
ス等ヘの接続を行う。
【0015】また、移動電話機の位置登録回数が一定時
間内に移動中の着信規制のための基準として予め設定さ
れた回数以下となった場合、移動電話交換機は自動的に
当該移動電話加人者に対する着信規制を解除し、通常の
接続を行う。
【0016】一方、移動電話加入者が移動中の車に運転
者以外として同乗するような場合には当該移動電話加入
者が移動通信システムに対して自身が車の運転中ではな
いことを移動前あるいは移動中に予め設定された登録方
法で行うことによって、移動通信システムによる自動着
信規制を回避する。
【0017】この回避のための登録は移動電話交換機に
て監視している一定時間内の位置登録回数が移動中の着
信規制のための基準として予め設定された回数以下とな
った場合、即ち移動中ではなくなったと判断された場合
は自動的に解除される。
【0018】尚、位置登録回数の計算においては無線基
地局エリアが重なっている場合等で電波の状況により、
いわゆる位置登録のバタツキが発生し、短時間に位置登
録が繰り返される場合があるので、予め設定した短時間
内に先に記憶している位置(無線基地局エリア)と同じ
位置の位置登録は回数計算に考慮しない。
【0019】その結果、位置登録の位置、時刻、回数に
よって移動する速さが推測可能となり、その推測された
速さに応じて人の停止中あるいは歩行中以外、すなわち
車あるいは公共の乗り物等での移動と判断された場合
に、移動電話加入者の不注意や不作為に関係なく、移動
通信システムが自動的に当該移動電話加入者への着信呼
を規制することが可能となる。
【0020】これによって、車の運転中あるいは公共の
乗り物等での移動中における当該移動電話加入者への着
信呼を規制することとなり、車の運転中の移動電話機使
用による交通事故あるいは公共の乗り物等での移動中の
移動電話機使用による同乗他者への迷惑を未然に防止す
ることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る移動通信システムのシステム構成を示すブロック図で
ある。図において、本発明の一実施例による移動通信シ
ステムは移動電話交換機1と、音声蓄積装置2と、無線
基地局3,4と、移動電話機5,6とから構成されてい
る。
【0022】移動電話交換機1は移動電話機5,6の位
置及び移動電話機5,6の位置登録要求を受信して位置
登録を行う際にその位置と位置登録の時刻とを記憶する
記憶部11と、記憶部11での位置登録情報によって一
定時間当たりの位置登録回数を計算する計算部12とか
ら構成されている。
【0023】音声蓄積装置2は移動電話交換機1に接続
され、移動電話交換機1の制御によって必要時にメッセ
ージを送出する。また、移動電話機5,6は夫々無線基
地局3,4を通して移動電話交換機1に接続される。
【0024】通常、移動電話機5,6は移動電話交換機
1に対し、自身の記憶する位置と現在の位置すなわち移
動後の位置とが異なる場合に無線基地局3,4を経由し
て自動的に位置登録要求を行い、自身の位置を明確にし
ている。
【0025】移動電話機5,6はその電源が入った時や
サービス圏外からサービス圏内に復帰した時、移動電話
交換機1に対して位置登録要求を行う。これによって、
移動電話機5,6は自身が存在する無線基地局エリアを
記憶し、一方、移動電話交換機1は当該移動電話機5,
6の位置並びに位置登録した時刻を記憶部11に記憶す
る。
【0026】移動電話機5,6は自身の位置(無線基地
局エリア)が変わると、改めて位置登録要求を行うが、
その都度、移動電話機5,6及び移動電話交換機1は上
述した処理と同様の処理を行う。
【0027】移動電話交換機1の計算部12には無線基
地局3,4毎にかつ時間帯毎に、位置登録回数を計算す
るための単位時間と単位時間当たりの移動中の着信規制
のための基準となる位置登録回数とが局データ等によっ
て予め設定されている。この位置登録回数としては無線
基地局エリアの場所(位置)や時刻等が考慮され、通常
の歩行での移動速度以上で移動した場合に想定される位
置登録の回数が設定される。
【0028】今、計算部12が単位時間当たりの移動電
話機5,6の位置登録回数を計算し、その回数が移動中
の着信規制のための基準として予め設定された回数を超
える場合、移動電話交換機1は車運転中あるいは公共の
乗り物等での移動中と判断し、当該移動電話機5,6へ
の着信を規制する。移動電話交換機1は当該移動電話機
5,6への発信者に対して音声蓄積装置2によって移動
中による着信規制であることを通知する。
【0029】但し、もし移動電話機5,6の使用者が車
等への同乗者であって、運転者ではない場合には移動前
あるいは移動中に、着信規制解除の要求を移動電話交換
機1に対して行い、移動中でも着信可能な移動電話機と
して設定する。
【0030】この場合、上記の設定は計算部12での計
算結果によって移動中の状態が解除されたと判断した時
に同時に解除される。その後、さらに移動中の着信規制
の解除を要求する場合には新たな設定を必要する。この
ことによって、移動電話加入者の不注意や不作為によっ
て本発明の一実施例による着信規制が無効となるのを防
止する。
【0031】移動電話機5,6が上記の着信規制を受け
ている場合、計算部12が単位時間当たりの移動電話機
5,6の位置登録回数を計算し、その回数が移動中の着
信規制のための基準として予め設定された回数以下にな
ると、移動電話交換機1は当該移動電話機5,6が移動
中ではないと判断し、当該移動電話機5,6への着信規
制を解除する。
【0032】図2は本発明の一実施例による移動通信シ
ステムの動作を示すシーケンスチャートであり、図3は
図1の移動電話交換機1の通信規制設定及び解除の動作
を示すフローチャートであり、図4は図1の移動電話交
換機1の呼接続動作を示すフローチャートである。これ
ら図1〜図4を参照して本発明の一実施例による移動通
信システムの通信規制の設定及び解除の動作について説
明する。
【0033】移動電話交換機1は移動電話機5,6の位
置及び移動電話機5,6の位置登録要求を受信して位置
登録の際にその位置と位置登録の時刻とを記憶する記憶
部11と、記憶部11での位置登録情報によって一定時
間当りの位置登録回数を計算する計算部12とから構成
されている。
【0034】音声蓄積装置2は移動電話交換機1に接続
され、移動電話交換機1の制御によって必要時にメッセ
ージを送出する。また、移動電話機5,6は夫々無線基
地局3,4を通して移動電話交換機1に接続される。
【0035】通常、移動電話機5,6は移動電話交換機
1に対して自身の記憶する位置と現在の位置、すなわち
移動後の位置とが異なる場合に無線基地局3,4を経由
して自動的に位置登録要求を行い、自己の位置を明確に
している(図2参照)。
【0036】移動電話機5,6はその電源が入った時や
サービス圏外からサービス圏内に復帰した時、移動電話
交換機1に対して位置登録要求を行う。これによって、
移動電話機5,6は自身が存在する無線基地局エリアを
記憶する。
【0037】一方、移動電話交換機1は移動電話機5,
6から位置登録要求が入力されると(図3ステップS
2)、当該移動電話機5,6の位置並びに位置登録した
時刻を記憶部11に加入者番号に対応付けて記憶する
(図3ステップS3)。
【0038】移動電話機5,6は自身の位置(無線基地
局エリア)が変わると、改めて位置登録要求を行うが、
その都度、移動電話機5,6及び移動電話交換機1は上
述した処理と同様の処理を行う。
【0039】移動電話交換機11の計算部12には無線
基地局3,4毎にかつ時間帯毎に、移動電話機5,6の
位置登録回数を計算するための単位時間と着信規制のた
めの基準となる単位時間当たりの位置登録回数とが局デ
ータ等によって予め設定されている。この位置登録回数
としては無線基地局3,4の場所(位置)や時刻等が考
慮され、通常の歩行での移動速度以上で移動した場合に
想定される位置登録の回数が設定される。
【0040】今、計算部12が単位時間当たりの移動電
話機5,6の位置登録回数を計算し(図3ステップS
4)、その回数が移動中の着信規制のための基準として
予め設定された回数を超える場合(図3ステップS
5)、移動電話交換機1は車運転中あるいは公共の乗り
物等での移動中と判断し、当該移動電話機5,6への着
信を規制する(図3ステップS6)。
【0041】この後に当該移動電話機5,6への呼接続
要求が入力されると(図4ステップS21)、移動電話
交換機1は当該移動電話機5,6に対して着信規制実行
中なので(図4ステップS22)、当該移動電話機5,
6への発信者からの呼を音声蓄積装置2に接続し(図4
ステップS24)、発信者に対して移動中による着信規
制実行中であることを通知する。
【0042】但し、移動電話交換機1は移動電話機5,
6への呼接続要求が入力されても(図4ステップS2
1)、当該移動電話機5,6に対して着信規制実行中で
なければ(図4ステップS22)、発信者からの呼を当
該移動電話機5,6に接続する(図4ステップS2
3)。また、移動電話交換機1は入力された要求が移動
電話機5,6への呼接続要求でなければ(図4ステップ
S21)、その要求に対応する処理を行う。
【0043】これに対して、移動電話機5,6の使用者
が車等への同乗者であって、運転者ではない場合には移
動前あるいは移動中に、着信規制解除の要求を移動電話
交換機1に対して行い、移動中でも着信可能な移動電話
機と設定する。
【0044】移動電話交換機1は着信規制解除の要求が
入力されると(図3ステップS7)、移動電話機5,6
を移動中でも着信可能な移動電話機と登録する(図3ス
テップS8)。この場合、移動電話交換機1は計算部1
2での計算結果によって移動中の状態が解除されたと判
断した時に(図3ステップS5)、移動電話機5,6が
移動中でも着信可能な移動電話機として登録されていれ
ば(図3ステップS9)、着信可能な移動電話機として
の登録と着信規制とを同時に解除する(図3ステップS
11)。
【0045】したがって、その後更に移動中の着信規制
の解除を要求する場合には、新たな設定を必要する。こ
のことによって、移動電話加入者の不注意や不作為によ
って、本発明による着信規制が無効となるのを防止す
る。
【0046】もし、計算部12が単位時間当たりの移動
電話機5,6の位置登録回数を計算し、その回数が予め
設定された回数以下の場合、移動電話交換機1は当該移
動電話機5,6が移動中ではないと判断し(図3ステッ
プS5)、しかも移動電話機5,6が移動中でも着信可
能な移動電話機として登録されていなければ(図3ステ
ップS9)、当該移動電話機5,6への着信規制を解除
する(図3ステップS10)。
【0047】このように、移動電話交換機1において、
計算部12で単位時間当たりの移動電話機5,6の位置
登録回数を計算し、その計算結果を基に当該移動電話機
5,6が移動中であるか否かを判断し、移動中と判断し
た場合に自動的に当該移動電話機5,6への着信を規制
することによって、移動電話機5,6が車に接続されて
いなくとも、車運転中の移動電話機使用による交通事故
や公共の乗り物等での移動電話機使用による同乗他者へ
の迷惑を未然に防止することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、移
動電話交換機と、複数の無線基地局及び複数の移動電話
機とからなる移動通信システムにおいて、移動電話交換
機が移動電話機からの位置登録によってその位置登録の
時刻と登録された位置とを一定時間以上記憶し、その記
憶された内容を基に移動電話機の単位時間当たりの位置
登録回数を計算し、この計算結果が予め設定された所定
値以上の時に移動電話機に対する着信呼を規制すること
によって、移動電話機が車に接続されていなくとも、車
運転中の移動電話機使用による交通事故や公共の乗り物
等での移動電話機使用による同乗他者への迷惑を末然に
防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による移動通信システムのシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による移動通信システムの動
作を示すシーケンスチャートである。
【図3】図1の移動電話交換機1の通信規制設定及び解
除の動作を示すフローチャートである。
【図4】図1の移動電話交換機1の呼接続動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 移動電話交換機 2 音声蓄積装置 3,4 無線基地局 5,6 移動電話機 11 記憶部 12 計算部

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動電話交換機と、複数の無線基地局及
    び複数の移動電話機とからなる移動通信システムであっ
    て、前記移動電話機からの位置登録によってその位置登
    録の時刻と登録された位置とを一定時間以上記憶する記
    憶手段と、前記記憶手段に記憶された内容を基に前記移
    動電話機の単位時間当たりの位置登録回数を計算する計
    算手段と、前記計算手段の計算結果が予め設定された所
    定値以上の時に前記移動電話機に対する着信呼を規制す
    る規制手段とを前記移動電話交換機に有することを特徴
    とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記規制手段が前記移動電話機に対する
    着信呼を規制している時に前記着信呼の発信者に当該移
    動電話機への着信規制中であることを通知する手段を含
    むことを特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記計算手段の計算結果が予め設定され
    た所定値未満になった時に前記移動電話機に対する着信
    呼の規制を解除する手段を前記移動電話交換機に含むこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の移動通信
    システム。
  4. 【請求項4】 前記移動電話機からの着信呼の規制解除
    の要求が入力された時に当該移動電話機を着信可能な移
    動電話機として登録する手段を前記移動電話交換機に含
    むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記
    載の移動通信システム。
  5. 【請求項5】 前記移動電話機が着信可能な移動電話機
    として登録されておりかつ前記計算手段の計算結果が予
    め設定された所定値未満になった時に前記着信可能な移
    動電話機としての登録の解除を前記移動電話機に対する
    着信呼の規制の解除と同時に行う手段を前記移動電話交
    換機に含むことを特徴とする請求項4記載の移動通信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 移動電話交換機と、複数の無線基地局及
    び複数の移動電話機とからなる移動通信システムの着信
    規制方法であって、前記移動電話機からの位置登録によ
    ってその位置登録の時刻と登録された位置とを一定時間
    以上記憶するステップと、その記憶された内容を基に前
    記移動電話機の単位時間当たりの位置登録回数を計算す
    るステップと、この計算結果が予め設定された所定値以
    上の時に前記移動電話機に対する着信呼を規制するステ
    ップとを前記移動電話交換機に有することを特徴とする
    着信規制方法。
  7. 【請求項7】 前記移動電話機に対する着信呼を規制し
    ている時に前記着信呼の発信者に当該移動電話機への着
    信規制中であることを通知するステップを含むことを特
    徴とする請求項6記載の着信規制方法。
  8. 【請求項8】 前記計算結果が予め設定された所定値未
    満になった時に前記移動電話機に対する着信呼の規制を
    解除するステップを前記移動電話交換機に含むことを特
    徴とする請求項6または請求項7記載の着信規制方法。
  9. 【請求項9】 前記移動電話機からの着信呼の規制解除
    の要求が入力された時に当該移動電話機を着信可能な移
    動電話機として登録するステップを前記移動電話交換機
    に含むことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれ
    か記載の着信規制方法。
  10. 【請求項10】 前記移動電話機が着信可能な移動電話
    機として登録されておりかつ前記計算結果が予め設定さ
    れた所定値未満になった時に前記着信可能な移動電話機
    としての登録の解除を前記移動電話機に対する着信呼の
    規制の解除と同時に行うステップを前記移動電話交換機
    に含むことを特徴とする請求項9記載の着信規制方法。
  11. 【請求項11】 移動電話交換機と、複数の無線基地局
    及び複数の移動電話機とからなる移動通信システムの着
    信規制制御プログラムを記録した記録媒体であって、前
    記着信規制制御プログラムは前記移動電話交換機に、前
    記移動電話機からの位置登録によってその位置登録の時
    刻と登録された位置とを一定時間以上記憶させ、その記
    憶された内容を基に前記移動電話機の単位時間当たりの
    位置登録回数を計算させ、この計算結果が予め設定され
    た所定値以上の時に前記移動電話機に対する着信呼を規
    制させることを特徴とする着信規制制御プログラムを記
    録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記着信規制制御プログラムは前記移
    動電話交換機に、前記移動電話機に対する着信呼を規制
    している時に前記着信呼の発信者に当該移動電話機への
    着信規制中であることを通知させることを特徴とする請
    求項11記載の着信規制制御プログラムを記録した記録
    媒体。
  13. 【請求項13】 前記着信規制制御プログラムは前記移
    動電話交換機に、前記計算結果が予め設定された所定値
    未満になった時に前記移動電話機に対する着信呼の規制
    を解除させることを特徴とする請求項11または請求項
    12記載の着信規制制御プログラムを記録した記録媒
    体。
  14. 【請求項14】 前記着信規制制御プログラムは前記移
    動電話交換機に、前記移動電話機からの着信呼の規制解
    除の要求が入力された時に当該移動電話機を着信可能な
    移動電話機として登録させることを特徴とする請求項1
    1から請求項13のいずれか記載の着信規制制御プログ
    ラムを記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記着信規制制御プログラムは前記移
    動電話交換機に、前記移動電話機が着信可能な移動電話
    機として登録されておりかつ前記計算結果が予め設定さ
    れた所定値未満になった時に前記着信可能な移動電話機
    としての登録の解除を前記移動電話機に対する着信呼の
    規制の解除と同時に行わせることを特徴とする請求項1
    4記載の着信規制制御プログラムを記録した記録媒体。
JP122798A 1998-01-07 1998-01-07 移動通信システム及びその着信規制方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 Expired - Fee Related JP2907199B1 (ja)

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