JP2906760B2 - 電気的コネクタ - Google Patents

電気的コネクタ

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JP2906760B2
JP2906760B2 JP22971991A JP22971991A JP2906760B2 JP 2906760 B2 JP2906760 B2 JP 2906760B2 JP 22971991 A JP22971991 A JP 22971991A JP 22971991 A JP22971991 A JP 22971991A JP 2906760 B2 JP2906760 B2 JP 2906760B2
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JP
Japan
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male plug
conductor
ball bearing
female jack
electrical connector
Prior art date
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JP22971991A
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JPH0547432A (ja
Inventor
武史 吉永
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気的コネクタに関し、
特にコード等を介して接続される機器が頻繁に動かされ
るところに使用される電気的コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電気的コネクタは、図2に
示されるように、それぞれがコード接続端等に設けられ
る雄型プラグ1と雌型ジャック2とを備え、これらを相
対的に挿抜可能に組合わせるように構成されている。そ
して、この従来のコネクタでは、雄型プラグ1側の一対
の雄型電極6と雌型ジャック2の一対の雌型電極7とが
それぞれ、挿抜方向に平行して設けられ、これらを差込
みによって互いに組合わせることにより、電気的接続を
得ているだけのものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
電気的コネクタによれば、雄型プラグ1と雌型ジャック
2とが、それぞれの電極6,7の差込みによって接続さ
れると、しっかりと固定されたものになるため、たとえ
ばコードが接続された工具等を人の手によって動かして
いると、次第にコードが捩れてしまい、扱い難くなった
り、コードが腕や周り物等に絡まったりするという問題
を避けられないものであった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、頻繁に取り扱われて捩れを生じ易いところ
に用いられる場合に、これに接続されているコードが捩
れないようにし得る電気的コネクタを得ることを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係る電気的コネクタは、雄型プラグの差
込み部外周部に、導体ボールベアリングを、導体ばねに
より外側に押出し力を付与された状態で設けるととも
に、前記雄型プラグの差込み部が挿抜される雌型ジャッ
クの差込み孔内周部に、導体ボールベアリングに接する
円筒形電極を設けたものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、雄型プラグの差込み部を、雌
型ジャックの差込み孔に対して差込む際には、雄型プラ
グ側の差込み部に設けられている導体ボールベアリング
が、導体ばねの押出し力に抗して差込み部内側に逃げて
差込み孔への差込みを可能とするとともに、差込み状態
では、導体ベアリングが、導体ばねの押出し力によっ
て、差込み部外側に押出され、雌型ジャックの差込み孔
側の円筒形電極に接し、電気的な接続が得られ、さらに
雄型プラグと雌型ジャックとの相対的な回動動作も許容
される。また、雌型ジャックに対して雄型プラグを抜き
出す際にも、導体ボールベアリングの逃げにより、抜出
しが可能である。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る電気的コネクタの一実施
例を示すものであり、これらの図において、前述した図
2と同一または相当する部分には同一番号を付して詳細
な説明は省略する。
【0008】さて、本発明によれば、挿抜可能に組合わ
せられる雄型プラグ1と雌型ジャック2とからなる電気
的コネクタにおいて、雄型プラグ1の差込み部外周部に
は、導体ボールベアリング3が、導体ばね4により外側
に押出し力を付与した状態で設けられている。この導体
ばね4は略円筒形状を呈しており、また導体ボールベア
リング3は、導体ばね4の周りに接しながら自由に回転
することができるようになっている。ここで、この導体
ボールベアリング3は、導体ばね4により外側に押し出
すように付勢されているので、この導体ボールベアリン
グ3が差込み部から脱落しないように、雄型プラグ1の
差し込み部外壁部に形成されている収納用凹部の開口端
はかしめられた形状となっている。
【0009】一方、前記雌型ジャック2の差込み孔内周
部には、前記導体ボールベアリング3に接する円筒形電
極5が設けられている。ここで、この円筒形電極5の内
周面の一部には、前記導体ボールベアリング3の一部が
係合するくぼみが形成され、雄型プラグ1と雌型ジャッ
ク2との組付け状態を維持し、抜け出しを阻止し得るよ
うにしたり、差込み操作時にクリック感を与え、所要の
差込み位置であることを操作者に知らせたりすることが
できるようになっている。
【0010】このような構成において、雄型プラグ1の
差込み部を、雌型ジャック2の差込み孔に対して差込む
際には、雄型プラグ1側の差込み部に設けられている導
体ボールベアリング3が、導体ばね4の押出し力に抗し
て差込み部内側に逃げて差込み孔への差込みを可能とす
るとともに、差込み状態では、導体ベアリング3が、導
体ばね4の押出し力によって、差込み部外側に押出さ
れ、雌型ジャック2の差込み孔側の円筒形電極5に接
し、電気的な接続が得られ、さらに雄型プラグ1と雌型
ジャック2との相対的な回動動作も許容される。
【0011】すなわち、雄型プラグ1と雌型ジャック2
とが組付け接続されているときには、導体ボールベアリ
ング3は、導体ばね4の周りを自由に回転することがで
きるようになっている。したがって、雄型プラグ1と雌
型ジャック2とは、差込み方向での軸線回りで自由に回
転することができる。また、導体ばね4が導体ボールベ
アリング3を外側に押出し、円筒形電極5の内側面に係
合させているため、この導体ボールベアリング3がスト
ッパとなり、雄型プラグ1が抜けるのを防ぐようになっ
ている。
【0012】一方、雌型ジャック2に対して雄型プラグ
1を抜き出す際にも、導体ボールベアリング3の逃げに
より、抜出しが可能である。すなわち、これら雄型プラ
グ1と雌型ジャック2との挿抜時には、導体ボールベア
リング3が内側に退出し、雄型プラグ1の雌型ジャック
2からの挿抜が可能となるようになっている。
【0013】したがって、このような構成によれば、雄
型プラグ1と雌型ジャック2とが自由に回転、揺動可能
であり、これによりこれらに接続されているコードが捩
れてしまっても、元に戻り、捩れのない状態を常に維持
し得るため、絡まったり、扱い難いという問題から開放
されるという利点を奏する。
【0014】なお、本発明は上述した実施例構造には限
定されず、電気的コネクタ各部の形状、構造等を適宜変
形、変更し得ることは言うまでもない。また、このよう
な電気的コネクタの適用機器等としても、種々の分野に
おいて電気的接続が必要とされるコード接続部を有する
ものであればよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電気的
コネクタによれば、導体ばねとこの導体ばねに接する導
体ボールベアリングを差込み部外周部に備えてなる雄型
プラグと、その導体ボールベアリングに接する円筒形電
極を差込み孔内周部に備えてなる雌型ジャックとから構
成したので、簡単な構造にもかかわらず、雄型プラグと
雌型ジャックとが自由に回転、揺動可能であり、これに
よりコードが捩れてしまっても、元に戻り、捩れのない
状態を保つことが可能で、その結果コードが絡まった
り、扱い難くなったりするという問題を一掃できるとい
う優れた効果が効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気的コネクタの一実施例を示す
要部断面図である。
【図2】従来の電気的コネクタの概略分解図である。
【符号の説明】
1 雄型プラグ 2 雌型ジャック 3 導体ボールベアリング 4 導体ばね 5 円筒型電極

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿抜可能に組合わせられる雄型プラグと
    雌型ジャックとからなる電気的コネクタにおいて、前記
    雄型プラグの差込み部外周部に、導体ボールベアリング
    を、導体ばねにより外側に押出し力が付与された状態で
    設けるとともに、前記雌型ジャックの差込み孔内周部
    に、前記導体ボールベアリングに接する円筒形電極を設
    けたことを特徴とする電気的コネクタ。
JP22971991A 1991-08-16 1991-08-16 電気的コネクタ Expired - Lifetime JP2906760B2 (ja)

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JPH0547432A JPH0547432A (ja) 1993-02-26
JP2906760B2 true JP2906760B2 (ja) 1999-06-21

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DE19756533A1 (de) * 1997-12-18 1999-07-01 Knorr Bremse Systeme Verbindungsvorrichtung zur Steckverbindung eines Steckerteils mit einem Buchsenteil
JP2009117090A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Toru Fukushima 360度回転電気コードとコンセントプラグ及びソケット
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CN102593684A (zh) * 2012-03-08 2012-07-18 林龙海 一种球刷式电滑环
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