JP2906346B1 - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置

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JP2906346B1
JP2906346B1 JP10042830A JP4283098A JP2906346B1 JP 2906346 B1 JP2906346 B1 JP 2906346B1 JP 10042830 A JP10042830 A JP 10042830A JP 4283098 A JP4283098 A JP 4283098A JP 2906346 B1 JP2906346 B1 JP 2906346B1
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    • E05D5/00Construction of single parts, e.g. the parts for attachment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0214Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
    • H04M1/0216Foldable in one direction, i.e. using a one degree of freedom hinge

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  • Signal Processing (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Hinge Accessories (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 携帯電話等の器体に対し、開閉部材を所定開
成角度で保持できるヒンジ装置にあって、器体と開閉部
材との係嵌作業を簡易迅速に行い得るようにし、かつ、
構成部品を削減して小形軽量化を図り、安価な提供を可
能とする。 【解決手段】 器体1に固設のばね体13に、回動可能
で軸線方向X1に抜け止め状態のカムシャフト14を内
嵌する。開閉部材11の連枢端部11bに、カムシャフ
ト14の被係嵌突部14gを被嵌する際、これを軸線方
向X2側へ押入するとばね体13の係当弾片13aが、
カムシャフト14のテーパ面部14dに乗り上げ、押入
を解除すると係当弾片13aの復元力で被係嵌突部14
gが復動して、容易に連枢端部11bの係嵌部11c
に、共回り状態で嵌合可能となる。この係嵌弾片13a
はカム部14aの保持部14fを挟持して、開閉部材1
1の開成状態保持の役割をも果たし、従来品の如く二つ
の弾性部材を組み込む必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、携帯用
コンピュータ、電子手帳等の各種機器にあって、その器
体に対し送話部等の開閉部材を不使用時には二つ折りと
しておき、使用時には開閉部材を器体に対して所要角度
だけ開成して、その位置を保持し得るようにするため用
いて好適なヒンジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】既知の通り携帯電話などにあっては、図
12に例示する如く器体1の一側縁部1aにおける長手
方向の両端部1b、1bに、開閉部材2の一側縁部2a
における両連枢端部2b、2bを、夫々のヒンジ装置本
体3A、3Bにより連結している。このように構成する
ことで図12(B)に示すように、器体1に対して開閉
部材2を実線で示した二つ折りの閉止状態として持ち歩
き、使用時には、ヒンジ装置本体3A、3Bによって仮
想線で示す開成状態まで開動して当該使用位置Pを保持
自在とし、器体1を持って開閉部材2を送話用に供し、
通話を行い得るようにしている(特開平8−12146
2号)。
【0003】そして、上記ヒンジ装置本体3A、3Bと
して既に用いられているものには、図8そして図9に示
す如きものがあり、同図8は携帯電話に用いられた場合
を示し、(A)はその要部を示す背面略示図で、(B)
は(A)の右側面図である。このヒンジ装置本体3A、
3Bは、ばね体4と、これに内嵌軸承のカムシャフト5
とを具備し、図9に明示の通りこのカムシャフト5は器
体1に基部5a’が固定された軸筒5aに対して、抜け
止め状態にて回転自在なるよう被嵌されており、さらに
前記の一側縁部1aと平行な軸線X方向にて、器体1の
軸承口1cから被係嵌突部5bが突出され、当該被係嵌
突部5bに、開閉部材2の前記連枢端部2b、2bに形
成した係嵌部2cを係嵌できるようにしている。
【0004】さらに、上記のカムシャフト5にはカム部
5cが形成されており、上記の軸筒5aに被嵌された前
記のばね体4は、器体1の一側縁部1aに対し固定さ
れ、ばね体4に形成された一対の係当弾片4a、4a
が、カム部5cに弾接されている。そしてこのカム部5
cには、図9(A)〜(D)によって理解される通り、
対辺をなす離間幅の小さな保持面5d、5dと、これを
連設した一対の復帰用凸弧面5e、5eとが形成されて
いる。
【0005】従って、上記のヒンジ装置本体3A、3B
によるときは、もちろん、図12(B)に示す仮想線の
ように開閉部材2を実線位置から開動することで、図9
(B)の如く固設されたばね体4に対しカムシャフト5
のカム部5cが回動し、その保持面5d、5dがばね体
4の係当弾片4a、4aに把持されることで、開閉部材
2は使用位置Pに保持されて通話に供し得ることにな
る。そして不使用時には、開閉部材2を閉動して実線位
置に復帰させれば、係当弾片4a、4aがカム部5cの
復帰用凸弧面5e、5eに接するに至り、これにより開
閉部材2は閉成の実線位置に保持されることになる。
【0006】このようにして、使用と不使用状態の確保
がなされるのであるが、当該従来例によるときは図9
(B)に開示されている通り、器体1から前記の如く突
出しているカムシャフト5の被係嵌突部5bに対して、
開閉部材2の係嵌部2cを被嵌する組み立て作業を行わ
ねばならない。従ってこの種の構成を有するヒンジ装置
にあっては、開閉部材2を合成樹脂により変形可能なる
よう形成しておき、当該開閉部材2における一対の連枢
端部2b、2b間を押し広げるようにして、夫々の被係
嵌突部5b、5bに、係嵌部2c、2cを夫々被嵌係合
することになる。
【0007】このため上記従来例によるときは、可成り
大きな力を開閉部材2等に加えて変形させなければなら
ず、この結果、相当な作業労力と作業時間を費やすこと
となる。そこで、これを改善するため図10と図11と
によって開示されるようなヒンジ装置本体3C、3Dが
提案されている。上記の後者である従来例も、その基本
的構成は同じであるが、以下のような改善策が施されて
いる。
【0008】すなわちヒンジ装置本体3C、3Dは、ば
ね体6と、これに内嵌のカムシャフト7を具備し、図1
1に明示の通りこのカムシャフト7は、器体1に固定さ
れた角筒8に対し抜け止め状態にて、回転自在なるよう
内装されている。さらに前同従来例により説示した器体
1の一側縁部1aと平行な軸線X方向にて、上記角筒8
の軸承口8aから、器体1の軸承口1cを介して被係嵌
突部7aが突出しており、これには開閉部材2の連枢端
部2b、2bに形成した係嵌部2cが係嵌されるように
なっている。図11の7bはカムシャフト7にあって形
成され抜け止め縁部であり、これが角筒8の軸承口8a
における外周壁に押当することで、図中右側への脱出が
阻止されている。
【0009】上記のカムシャフト7には、前者である従
来例と同様にしてカム部7cが図11(E)に明示の如
く形成され、前説のように保持面7d、7dと、これに
連設の復帰用凸弧面7e、7eとが形成されている。そ
して上記カム部7cには、前掲ばね体6における軸筒部
6aの小径筒部6bが内嵌され、この小径筒部6bに対
してカムシャフト7が回転自在なるよう連装されてい
る。これにより軸筒部6aの大径筒部6cは、カム部7
cと軸線X方向にあって突き合わせ状態となり、かつ、
この大径筒部6cには図11(A)(B)により理解さ
れる通り、対辺にあって夫々小幅突部6d、6dが形成
されて、これが角筒8に欠設した切込み溝8b、8bに
係合することで、ばね体6の軸筒部6aが軸線X方向へ
所要長だけ摺動自在となっている。
【0010】さらに、上記軸筒部6aにおける前記の大
径筒部6cには、ばね体6における発条部6eが嵌着固
定され、これよりカム部7側へ延出した一対の係当弾片
6f、6fが、当該カム部7における保持面7d、7d
や復帰用凸弧面7e、7eと弾接されるのであり、この
点に関しては前者の従来例と同様である。
【0011】当該後者の従来例では、上記したばね体6
の大径筒部6cにおける外側端部と、角筒8にあって軸
承口8aと相対向する折曲壁片8c、8cとの間に、コ
イルスプリング9が介装され、従ってその弾発力により
ばね体6を介してカムシャフト7が、図11にあって右
方へ押圧され、カムシャフト7の抜け止め縁部7bが、
平時にあって角筒8と衝当していることになる。
【0012】従って、後者たる従来例によるときは、図
11(B)(D)によって明示されている如く、角筒8
から仮想線の如く突出して器体1の軸承口1cより突出
されている被係嵌突部7aを、図面にあって左方へ押動
すれば、当該押し込み力はカムシャフト7、そしてばね
体6の軸筒部6a、さらにコイルスプリング9へと伝達
されるから、軸筒部6aは、角筒8の切込み溝8b、8
bに案内されて軸線X方向へ移動し、図11(D)の実
線位置まで押し込まれ、コイルスプリング9は充分に圧
縮されることとなる。
【0013】この結果、当該押し込みの程度を調整して
おけば、器体1から突出のカムシャフト7における被係
嵌突部7aに対して、開閉部材2の係嵌部2cを被嵌す
る際、指先などで被係嵌突部7aを押し込んでおき、こ
の状態にあって開閉部材2の連枢端部2bを、器体1側
へ押し込んで行くなどして極めて容易な操作による素早
い係嵌作業が保証され、このため前者である従来例に比
して格段の便益を提供し得ることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、後者による従
来例によるときは、開閉部材2を器体1に対して所定の
開成角度だけ開いた状態で、これを保持させたり、閉成
状態をも保持させるため、カムシャフト7のカム部7c
と弾接するばね体6に係当弾片6fを具備させる必要が
あるだけでなく、カムシャフト7の被係嵌突部7aを押
し込んだ後、当該押し込みの解除によってカムシャフト
7を原位置に復帰するため、上記の係当弾片6fとは別
個に、コイルスプリング9を用意し、これを適切に配設
しなけれならない。
【0015】また、さらに係当弾片6fを固設した軸筒
部6aには、大径部6cと小径部6bとを設け、当該小
径部6bをカムシャフト7の一端から内嵌して突き合わ
せ状態としたり、また各部材を組み付けるため、最初開
成状態としておいた折曲壁片8c、8cを、組み立て完
了後に折り曲げなければならないことになって製造工程
が増えてしまう等の難点をも有している。
【0016】本発明は上記従来の難点に鑑み検討された
もので、その要旨とするところは、後者の従来例と同様
にしてカムシャフトを押し込んで行った際、それまでカ
ムシャフトのカム部に圧接していたばね体が、カム部に
連設したテーパ面部の大径部に向け乗り上げ状態となる
ように構成するのである。この状態にあって、上記の押
し込み力を解除すれば、当該押し込み操作で蓄勢された
ばね体の復元力により、カム部がテーパ面部の小径部か
ら、さらにカム部へと摺接移動し、当該カムシャフトの
復帰動を、このばね体の弾発力を利用するだけで行い得
るようにし、上記従来例の如くばね体以外にコイルスプ
リングを付設することなしに、当該カムシャフトの復帰
動と、その回動による開閉部材の開閉動およびその保持
作用を実現可能とするのである。本発明は、このことに
より器体と開閉部材との連結作業を簡易かつ迅速に行い
得ると共に、その構成の簡素化を実現し、安価にして信
頼性の高いヒンジ装置を提供しようとしている。
【0017】請求項2にあっては、請求項1におけるカ
ムシャフトとばね体に対し、カムシャフトには抜け止め
係止部とカム部とテーパ面部と被係嵌突部とを適切に連
設し、上記のばね体は角筒状本体に切り起こしにより係
止弾片を延出すると共に、当該角筒状本体の嵌通軸口に
はカムシャフトの前記抜け止め係止部を貫通し、かつ嵌
通軸口の対向側に開成した開端軸口には、前記カムシャ
フトのテーパ面部を嵌装するよう構成し、当該角筒状本
体自体に係止弾片を形成してしまうと共に、カムシャフ
トの軸承部材として角筒状本体を有効利用できるように
し、前記請求項1の目的を、より確実に達成しようとし
ている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するためのもので、請求項1では、器体の一側縁部
における長手方向の両端部に、開閉部材の一側縁部にお
ける両連枢端部を、夫々のヒンジ装置本体により開閉自
在なるよう連結し、当該各ヒンジ装置本体は、ばね体と
これに内嵌軸承のカムシャフトとを具備し、当該カムシ
ャフトは前記の器体か開閉部材の一方に、前記の一側縁
部と平行な一軸線方向への抜け止め状態から、所定の押
入距離だけ移動自在にして、かつ回動可能なるよう配設
されると共に、その軸線回りにはカム部と小径部より大
径部に向け形成のテーパ面部とが連設され、前記のばね
体は同じく器体か開閉部材の一方に固定されて、所定回
動位置にあるカムシャフトのカム部における保持部を、
当該ばね体の係当弾片により弾持自在とし、かつ当該シ
ャフトの前記テーパ面部側から軸線方向へ突設されて、
前記器体か開閉部材の他方に設けた係嵌部と回転力を伝
達するよう係嵌自在な被係嵌突部の押入操作により、前
記係当弾片がテーパ面部の大径部側に向け摺接移動し、
上記被係嵌突部の押入解除によって、カムシャフトが、
係当弾片の復原力により前記の抜け止め状態まで復動自
在であることを特徴とするヒンジ装置を提供しようとし
ている。
【0019】次に請求項2にあっては、器体の一側縁部
における長手方向の両端部に、開閉部材の一側縁部にお
ける両連枢端部を、夫々のヒンジ装置本体により開閉自
在なるよう連結し、当該各ヒンジ装置本体は、ばね体と
これに内嵌軸承のカムシャフトとを具備し、当該カムシ
ャフトは前記の器体か開閉部材の一方に、前記の一側縁
部と平行な一軸線方向への抜け止め状態から、所定の押
入距離だけ移動自在にして、かつ回動可能なるよう配設
されると共に、当該押入方向端側より順次抜け止め係止
部と、軸線回りに形成のカム部と、小径部より大径部に
向け形成のテーパ面部と、前記器体か開閉部材の他方に
設けた係嵌部と回転力を伝達するよう係嵌自在な被係嵌
突部とが連設され、前記のばね体は同じく器体か開閉部
材の一方に固定された角筒状本体と、当該角筒状本体の
軸線方向へ沿設した壁面から、内側へ切り起こして前記
被係嵌突部側へ向け延出した係当弾片と、上記被係嵌突
部とは反対側に設けた前記抜け止め係止部の嵌通軸口
と、その対向側に開成してテーパ面部が嵌装の開端軸口
とを具備し、前記カムシャフトの被係嵌突部を押入操作
することにより、前記ばね体の係当弾片がカム部からテ
ーパ面部の小径部を経て大径部へ向け摺接移動し、上記
被係当嵌突部の押入解除によって、カムシャフトがその
係当弾片の復元力により、一対の抜け止め係止部が角筒
状本体の嵌通軸口周辺壁部に係当する前記の抜け止め状
態まで復動自在であり、かつ、カムシャフトのカム部
は、当該シャフトの所定回動位置にあって、前記ばね体
の係当弾片により弾持自在である保持部と、当該保持部
に連設されて上記係当弾片により弾性復元力を受ける復
帰用凸曲面とにより形成されていることを特徴とするヒ
ンジ装置をその内容としている。
【0020】
【発明の実施の形態】本願請求項1に係るヒンジ装置に
関し、これを従来例と同じ携帯電話に用いた場合につい
て以下詳記する。図1(A)(B)に略示されている通
り、器体10の一側縁部10aにおける長手方向の両端
部10bに、開閉部材11の一側縁部11aにおける両
連枢端部11bが、夫々のヒンジ装置本体12A、12
Bによって開閉自在なるよう連設され、当該各ヒンジ装
置本体12A、12Bは、ばね体13とこれに内嵌軸承
のカムシャフト14とを具備している。
【0021】上記のカムシャフト14は、図示例のよう
に器体10か、これと連結する開閉部材11の何れか一
方にあって、前記の一側縁部10a、11aと平行な各
軸線方向X1、X2(図示例では外側方向)への抜け止
め状態から、所定の押入距離だけ移動自在であり、しか
も回動可能なるように配設されている。そして当該カム
シャフト14には、図1(C)(D)により理解される
通りカム部14aと、これに連設した小径部14bから
大径部14cに向けて次第に太く形成されたテーパ面部
14dとが形成され、図示例の当該テーパ面部14dに
は、大径部14cを直径とした均等円周部14eが具備
されている。
【0022】これに対し、前記のばね体13は、同じく
器体10か開閉部材11の一方にあって、図1(A)の
如く取付枠体10cなどに内装固定されており、所定回
動位置にあるカムシャフト14の前記したカム部14a
にあって形成された一対の保持部14f、14fを、ば
ね体13に形成した図示例では、一対の係止弾片13
a、13aによって挟むように把持自在となっており、
この保持部14f、14fから前記のテーパ面部14d
が連続して形成されている。ここで、図7の図示例で
は、上記一対の係止弾片13a、13aのうち、一方の
係止弾片13aのみを設けるようにし、これを保持部1
4fに対して弾力をもって当接することで弾持自在と
し、その構成の簡素化を図るようにしている。そして前
記のカムシャフト14には、そのテーパ面部14dから
各軸線方向X1、X2へ向けて被係嵌突部14gが、器
体10の軸承口10d(図1(A)、図4参照)を介し
て突出されており、この被係嵌突部14gに対して、器
体10か開閉部材11の他方に設けられた係嵌部11c
が、回転力を伝達し得るよう係嵌されることになる。こ
のため図示例では、被係嵌突部14gを角柱状(図3
(C)参照)とし、係嵌部11cには角孔が採択されて
いる。
【0023】上記のカムシャフト14とばね体13との
相互関係は、被係嵌突部14gを図1(C)の仮想線に
示す平常状態から、図面にあって左方向へ押入すること
で、ばね体13に具有の前記係止弾片13a、13a
が、カムシャフト14におけるカム部14aから、テー
パ面部14dの小径部14bに摺接するに至り、さらに
大径部14cに向けて乗り上げられるよう構成されてい
る。従って、一対の係止弾片13a、13aであるとき
は、その間が次第に大きな離間状態となり、一つの係止
弾片13aの場合は、軸線から離反することで、復元力
が蓄勢されて行くことになり、この結果このような押入
状態下において、被係嵌突部14gに対し開閉部材11
の係嵌部11cを容易に被嵌させることができる。そし
て当該被係嵌突部14gは押入が解除されることで、カ
ムシャフト14が上記蓄勢状態にある一つまたは一対で
ある係止弾片13a、13aの復元力により、図1では
右方へ、図7では左方へ復動して図1(D)、図7
(A)の状態となり、これにより器体10に対して開閉
部材11が回動自在なるよう簡易迅速に連結可能とな
る。
【0024】次に、請求項2に係るヒンジ装置につき説
示すると、上記請求項1と、その基本構成は同じである
が、カムシャフト14は図3において明示の如く、被係
嵌突部14gの前記した押入方向端側から、順次抜け止
め係止部14hと、軸線回りに形成した前記カム部14
aと、小径部14bより大径部14cに向けて形成の前
記テーパ面部14dと、そしてこれまた前述の器体10
か開閉部材11の他方に設けられる係嵌部11cと、回
転力が伝達されるように係嵌自在である係嵌突部14g
との連設により形成されている。
【0025】さらに、上記の抜け止め係止部14hは同
上図3(A)(B)に明示の通り、カム部14aから軸
線方向へ一対の弾性抜止突起14i、14iが離間空所
14jを介して突設されており、当該弾性抜止突起14
i、14iの先端側には、突弧状係止部14k、14k
が径方向へ延出されると共に、先細り外周面14m、1
4mが形成され、さらに突弧状係止部14k、14kと
カム部14aとの間に連設された一対の円弧状基部14
n、14nによって、後述のようにして使用されること
となる首部14pが形成されている。尚同図3にあって
14qは、カムシャフト14の軸線に貫設したリード線
などを挿通するための貫通軸孔を示している。
【0026】次に図2に明示のばね体13につき説示す
ると、これまた器体10か開閉部材11の一方における
前記取付枠体10c等により固定される角筒状本体13
bと、その軸線方向へ沿設した対向する壁面13c、1
3cに、コ字状の切り込み13dを穿設することで、前
記の係止弾片13a、13aを内側へ向け切り起こし、
その先端部13e、13eを被係嵌突部14g側へ向
け、次第に相互間隔が狭小となるよう延出されている
が、もちろん図7により前説した通り、係止断片13a
を一つだけ延出するようにしてもよい。そして図2で
は、上記の先端部13e、13eを夫々対向する壁面1
3c、13c側へ向けて湾曲させることにより、前記の
カム部14aやテーパ面部14d、14dと円滑に摺動
することのできる弧状摺接面13f、13fが形成され
ている。
【0027】さらに、上記の角筒状本体13bには、そ
の軸線方向の一端壁13gに嵌通軸口13hが貫設され
ていると共に、その対向側には開端軸口13iが開成さ
れている。そこで当該開端軸口13iから、抜け止め係
止部14hを先行させて、前記カムシャフト14を角筒
状本体13bに内装して行くと、図1(C)(D)、図
4により理解される通り、抜け止め係止部14hの弾性
抜止突起14i、14iにおける外周面14m、14m
が角筒状本体13bの嵌通軸口13hに挿入されること
で内側へ湾曲して、当該嵌通軸口13hを貫通し、これ
に首部14pが係嵌状態となる。従って、図4に開示さ
れている通り、突弧状係止部14k、14kが端壁13
gに係当して、図面の右方に対し抜け止め状態となり、
この際、図示例ではカム部14aに対し、係止弾片13
a、13aの弧状摺接面13f、13fが弾接状態とな
っている。上記の抜け止め状態にあって、前記したテー
パ面部14d、14dにおける均等円周部14eが、角
筒状本体13bの前記した開端軸口13iに嵌装されて
いる。
【0028】従って、図4に示す如くカムシャフト14
の被係嵌突部14gを請求項1につき説示した如く押入
操作することにより、角筒状本体13bの一対である係
止弾片13a、13aが、カム部14aからテーパ面部
14dの小径部14b、14bを経て大径部14c、1
4cへ向け摺接移動し、上記係嵌突部14gの押入解除
によって、カムシャフト14が、その係止弾片13a、
13aの復元力により、一対の抜け止め係止部14h、
14hにおける突弧状係止部14k、14kが角筒状本
体13bの端壁13gにおける嵌通軸口13hの周辺壁
部に係止する抜け止め状態まで復動自在となり、この結
果請求項1につき説示した場合に比し、より確実な作動
を保証することができることになる。もちろん、係止弾
片13aを一つだけにした場合にも、本質的には同様の
作用を発揮させることが可能である。
【0029】さらに請求項2によるときは、上記のよう
にカムシャフト14の軸線方向への押入操作で、器体1
0に対する開閉部材11または開閉部材11に対する器
体10の連結を、容易かつ迅速に行い得るだけでなく、
カムシャフト14の所定回動位置にあって、前記のばね
体13に備えた一つまたは一対の係止弾片13a、13
aにより、図5に示されている通り、当該カムシャフト
14のカム部14aにおける一方または一対の保持部1
4f、14fが弾持または把持自在であると共に、図6
に開示の如くこれら保持部14f、14fに連設され
て、当該係止弾片13a、13aとの弾接により弾性復
元力を受けることになる復帰用凸曲面14r、14rが
備えられている。この結果例えば、上記復帰用凸曲面1
4r、14rに係当弾性13a、13aが当接している
図6の如き場合にあっては、器体10に対して開閉部材
10cを閉成保持の状態とすることができ、開閉部材1
0cを所要開成角度まで開成した際にあって、係止弾片
13a、13aが保持部14f、14fを挟持し、当該
開閉部材10cの開成状態を保持させることができるこ
とになる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるもので
あるから、請求項1によるときは、従来例のように器体
に対し開成部材を所定の開成角度に保持でき、しかも器
体と開閉部材との連結を簡易迅速に行い得るというだけ
でなく、従来例の如くカムシャフトの回動を所定回動位
置にあって停止状態となるよう保持するためのばね体
と、当該カムシャフトを挿入操作した後、この挿入を解
除したとき、カムシャフトを復元するためのコイルスプ
リングとを各別に用いることなく、当該両作用を、カム
シャフトには適所にテーパ面を設けることで、一個のば
ね体のみによって発揮させ得るようにしたので、容易に
して迅速な器体と開閉部材との連結が可能となり、しか
も大幅にその構成を簡潔化して、小形、軽量化を図り得
ると共に、安価な提供が可能となる。
【0031】そして請求項2によるときは、カムシャフ
トに抜け止め係止部を付加し、ばね体には打ち出し状態
の係当弾片を延出させると共に、これをカムシャフトの
カム部における保持部と復帰用凸曲面に摺接自在なるよ
う構成したことにより、上記の請求項1における作用効
果につき、より高い信頼性を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の請求項1と請求項2に係るヒンジ装置を
示し、(A)はその要部を示す一部切欠の背面図、
(B)はその右側面図、(C)は当該ヒンジ装置の一方
であるヒンジ装置本体のカムシャフト押入状態を示した
横断平面図、(D)はその平常状態における横断平面図
である。
【図2】図1におけるヒンジ装置本体の一構成部材であ
るばね体を示し、(A)はその横断平面図で(B)は平
面図である。
【図3】図1におけるヒンジ装置本体の一構成部材であ
るカムシャフトを示し、(A)はその左側面図、(B)
は平面図、(C)は右側面図、(D)は(C)のD−D
線矢視断面図、(E)は平面図である。
【図4】図1におけるヒンジ装置本体の器体と開閉部材
との連結状態を示した横断平面説明図である。
【図5】図1におけるヒンジ装置本体を示し、(A)は
器体開成状態における横断平面図、(B)は(A)のB
−B線矢視断面図である。
【図6】図1におけるヒンジ装置本体を示し、(A)は
器体閉成状態における横断平面図、(B)は(A)のB
−B線矢視断面図である。
【図7】(A)は本発明に係る他の実施態様による一方
のヒンジ装置本体を示した平常状態における横断平面図
で、(B)はそのカムシャフト押入状態を示した横断平
面図である。
【図8】従来のヒンジ装置を示し、(A)はその要部を
示す一部切欠の背面図、(B)はその右側面図である。
【図9】図8のヒンジ装置における一方のヒンジ装置本
体の器体と開閉部材との連結状態を示し、(A)はその
左側面図、(B)は横断平面説明図、(C)は右側面図
で(D)は(B)のD−D線矢視断面図である。
【図10】前記従来例を改良した従来のヒンジ装置を示
した一部切欠の要部背面図である。
【図11】図10のヒンジ装置における一方のヒンジ装
置本体につき、器体と開閉部材との連結状態を示し、
(A)はその左側面図、(B)は横断平面説明図、
(C)は右側面図で(D)はカムシャフト押入状態の横
断平面説明図、(E)は(B)のE−E線矢視断面図で
ある。
【図12】従来のヒンジ装置を用いた携帯電話を示し、
(A)はその平面図で(B)は側面図である。
【符号の説明】
10 器体 10a 一側縁部 10b 端部 11 開閉部材 11a 一側縁部 11b 連枢端部 11c 係嵌部 12A ヒンジ装置本体 12B ヒンジ装置本体 13 ばね体 13a 係当弾片 13b 角筒状本体 13c 壁面 13h 嵌通軸口 13i 開端軸口 14 カムシャフト 14a カム部 14b 小径部 14c 大径部 14d テーパ面部 14f 保持部 14g 被係嵌突部 14h 抜け止め係止部 14r 復帰用凸曲面 X1 軸線方向 X2 軸線方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16C 11/10 E05D 11/10 G06F 1/16 H04M 1/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体の一側縁部における長手方向の両端
    部に、開閉部材の一側縁部における両連枢端部を、夫々
    のヒンジ装置本体により開閉自在なるよう連結し、当該
    各ヒンジ装置本体は、ばね体とこれに内嵌軸承のカムシ
    ャフトとを具備し、当該カムシャフトは前記の器体か開
    閉部材の一方に、前記の一側縁部と平行な一軸線方向へ
    の抜け止め状態から、所定の押入距離だけ移動自在にし
    て、かつ回動可能なるよう配設されると共に、その軸線
    回りにはカム部と小径部より大径部に向け形成のテーパ
    面部とが連設され、前記のばね体は同じく器体か開閉部
    材の一方に固定されて、所定回動位置にあるカムシャフ
    トのカム部における保持部を、当該ばね体の係当弾片に
    より弾持自在とし、かつ当該シャフトの前記テーパ面部
    側から軸線方向へ突設されて、前記器体か開閉部材の他
    方に設けた係嵌部と回転力を伝達するよう係嵌自在な被
    係嵌突部の押入操作により、前記係当弾片がテーパ面部
    の大径部側に向け摺接移動し、上記被係嵌突部の押入解
    除によって、カムシャフトが、係当弾片の復元力により
    前記の抜け止め状態まで復動自在であることを特徴とす
    るヒンジ装置。
  2. 【請求項2】 器体の一側縁部における長手方向の両端
    部に、開閉部材の一側縁部における両連枢端部を、夫々
    のヒンジ装置本体により開閉自在なるよう連結し、当該
    各ヒンジ装置本体は、ばね体とこれに内嵌軸承のカムシ
    ャフトとを具備し、当該カムシャフトは前記の器体か開
    閉部材の一方に、前記の一側縁部と平行な一軸線方向へ
    の抜け止め状態から、所定の押入距離だけ移動自在にし
    て、かつ回動可能なるよう配設されると共に、当該押入
    方向端側より順次抜け止め係止部と、軸線回りに形成の
    カム部と、小径部より大径部に向け形成のテーパ面部
    と、前記器体か開閉部材の他方に設けた係嵌部と回転力
    を伝達するよう係嵌自在な被係嵌突部とが連設され、前
    記のばね体は同じく器体か開閉部材の一方に固定された
    角筒状本体と、当該角筒状本体の軸線方向へ沿設した壁
    面から、内側へ切り起こして前記被係嵌突部側へ向け延
    出した係当弾片と、上記被係嵌突部とは反対側に設けた
    前記抜け止め係止部の嵌通軸口と、その対向側に開成し
    てテーパ面部が嵌装の開端軸口とを具備し、前記カムシ
    ャフトの被係嵌突部を押入操作することにより、前記ば
    ね体の係当弾片がカム部からテーパ面部の小径部を経て
    大径部へ向け摺接移動し、上記被係当嵌突部の押入解除
    によって、カムシャフトがその係当弾片の復元力によ
    り、一対の抜け止め係止部が角筒状本体の嵌通軸口周辺
    壁部に係当する前記の抜け止め状態まで復動自在であ
    り、かつ、カムシャフトのカム部は、当該シャフトの所
    定回動位置にあって、前記ばね体の係当弾片により弾持
    自在である保持部と、当該保持部に連設されて上記係当
    弾片により弾性復元力を受ける復帰用凸曲面とにより形
    成されていることを特徴とするヒンジ装置。
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