JP2905504B2 - ストラット装置 - Google Patents

ストラット装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両のサスペンションに適用されるストラ
ット装置に関し、特に、ピストンロッド側が車軸に連結
され、シリンダチューブ側が車体に連結される倒立型の
緩衝器を備えたものに関する。
(従来の技術) 従来、倒立型のストラット装置としては、例えば、実
開昭58−97334号公報に記載されているようなものが知
られている。
このストラット装置は、シリンダチューブ,ピストン
ロッド及びピストンを有した緩衝器が倒立され、かつ、
シリンダチューブの外周がストラットチューブにより摺
動自在に支持された構造であった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のストラット装置にあ
っては、以下に述べる問題があった。
ピストンを挟む上部室と下部室との連通がピストン
に設けた通路のみによりオリフィスを介して成されてい
たため、圧側行程時には、上下両室間のオリフィスを絞
り過ぎると下部室が負圧となってしまい、キャビテーシ
ョンが生じる。
このため、圧側減衰力を高く設定することができず、
圧側減衰力の設定自由度が低い。
シリンダチューブとストラットチューブとでストラ
ットに対して横方向に入力される荷重を支持する構造で
ある。このため、シリンダチューブは、ピストンの摺動
をスムーズにするために精度が要求されると同時に、横
方向荷重に耐えるだけの強度を要求されることになり、
コスト高になってしまう。
本発明は、このような問題に着目して成されたもの
で、コスト高になることなしに支持剛性を向上できると
共に、減衰力の設定自由度を大きくできるストラット装
置を提供することを目的とするものであるる。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、本発明のストラット装
置では、ロッド挿通口2aを有したガイド部材2が下端
に、ベース3が上端に設けられたシリンダチューブ1
と、該シリンダチューブ1内を上部室Aと下部室Bに画
成し、ロッド挿通口2aからシリンダチューブ1内に挿通
したピストンロッド6に連結されたピストン5と、前記
シリンダチューブ1を囲んで設けられ、シリンダチュー
ブ外周に下部連通路2dを介して下部室Bに連通した外側
室Cを形成すると共に、シリンダチューブ1の上側にベ
ース3によって外側室C及び上部室Aと画成されたリザ
ーバ室Dを形成するアウタチューブ11と、該アウタチュ
ーブ11の外周を摺動自在に支持したストラットチューブ
7と、前記ベース3の中間に形成された中間室Eと、前
記ベース3に形成され、中間室Eと外側室Cとを常時連
通させるベース連通路22cと、伸側行程時に、中間室E
からリザーバ室Dへ第2減衰バルブ15を介して流体を流
通させる第2連通孔16e、ならびにリザーバ室Dから上
部室Aへ第1チェックバルブ23を介して流体を流通させ
る第1チェック流路22bと、圧側行程時に、上部室Aか
ら中間室Eへ第1減衰バルブ21を介して流体を流通させ
る第1連通孔22aとを設けた。
(作 用) 本発明のストラット装置では、伸側行程時には、シリ
ンダチューブにおいて下部室が縮小されると共に、上部
室が拡大される。
この体積変化に従い、下部室内の流体は下部連通路を
介して外側室に流入し、この外側室からベース連通路を
介して中間室に流入し、第2連通孔を通り途中で第2減
衰バルブを開弁してリザーバ室に流入する。従って、こ
の第2減衰バルブを開弁して流体が流通することにより
減衰力が生じる。
尚、上部室がリザーバ室よりも少しでも低圧になる
と、シリンダチューブから退出したピストンロッドの体
積に相当する量の流体を含み、リザーバ室内の流体が第
1チェックバルブを開弁して第1チェック流路を介して
供給される。
よって、上部室は負圧になることがなく、キャビテー
ションが生じない。
次に、圧側行程時には、下部室が拡大され、上部室が
縮小される。
この体積変化に従い、上部室内の流体は、ベースに設
けられた第1連通孔を通り、途中で第1減衰バルブを開
弁して中間室に流入する。さらに、この中間室からは、
ベース連通路を介して外側室および下部室へ、あるい
は、第2減衰バルブを開弁してリザーバ室へ、いずれか
流通抵抗の低い方の流路を流れる。従って、この第1減
衰バルブを開弁して流体が流通すること、加えて、第2
減衰バルブを開弁して流体が流通することにより減衰力
が発生する。
また、下部室、およびこれに連通された外側室ならび
に中間室は、リザーバ室よりも低圧になると、リザーバ
室の流体がベースの第2チェックバルブを開弁して第2
チェック流路から供給されるものである。
よって、外側室及び下部室は負圧にならないから、キ
ャビテーションが生じないものである。また、結果的に
はリザーバ室へは、シリンダチューブ内に侵入したピス
トンロッドの体積分の量の流体が流入する。
本発明のストラット装置に対して横方向荷重が入力さ
れた場合には、この入力荷重は、ストラットチューブと
アウタチューブとで支持されることになる。
このストラットチューブ及びアウタチューブは、シリ
ンダチューブやピストン及びピストンロッド程、精度を
要求されず、また、精度を要求されるシリンダチュー
ブ,ピストン及びピストンロッドの外側に配置されてい
ることで、外径が大きく、強度を高くするのが簡単であ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成について説明する。
第1図は、本発明第1実施例のストラット装置を示す
断面図であって、図中1はシリンダチューブである。
このシリンダチューブ1は、筒状を成し下端部にガイ
ド部材2が設けられると共に上端部にはベース3が設け
られていて、内部には油等の流体が充填されている。
尚、前記ガイド部材2は、ロッド挿通口2aが形成さ
れ、このロッド挿通口2aには減圧シール2bが設けられ、
また、ストッパラバー2cが設けられている。そして、こ
のガイド部材2の外周には、オイルシール4aを有したシ
ール部材4が嵌合固定されている。
前記シリンダチューブ1には、ピストン5が摺動自在
に設けられ、シリンダ1の内部を上部室Aと下部室Bと
に画成している。
このピストン5は、合成樹脂素材によってピストンロ
ッド6部分と一体成型されている。そして、そのピスト
ンロッド6は、前記ロッド挿通口2aからシリンダチュー
ブ1外に突出され、この下端をストラットチューブ7の
ボトムキャップ7aにナット7bにより締結されている。
尚、前記ストラットチューブ7は、下端部をナックル
スピンドル8に嵌合固定されて、上端部には図示を省略
したスプリングの下端を支持するシプリングシート9が
設けられている。また、このストラットチューブ7の底
部には、バウンドストッパ10が設けられている。
前記シリンダチューブ1の外周には、シリンダチュー
ブ1よりも上方まで延在されてアウタチューブ11が設け
られている。このアウタチューブ11は、下端部の内周が
前記シール部材4に嵌合されると共に、中間部の上側寄
りの部分の内周が前記ベース3に嵌合され、かつ、上端
開口部に嵌入固定された上蓋部材11cには、アウタチュ
ーブ11の上端部を車体に取り付けるためのねじ部11dを
有する取付部11eが突設されている。そして、このアウ
タチューブ11は、上下2つのベアリング11a,11bを介し
て、前記ストラットチューブ7と上下方向に相対摺動可
能に設けられている。
また、このアウタチューブ11により、シリンダチュー
ブ1の外周には、前記ガイド部材2に形成された下部連
通路2dを介して下部室Bに連通された外側室Cが形成さ
れていると共に、ベース3の上側には封入気体による圧
力下に所望量の流体が充填されたリザーバ室Dが形成さ
れている。
次に、第2図に移り、前記ベース3の構造について詳
細に説明する。
図示のように、ベース3は、締結ボルト12に対して、
ワッシャ14,第2減衰バルブ15,第2ボディ16,第2チェ
ックバルブ17,ワッシャ18,リテーナ19,ワッシャ20,第1
減衰バルブ21,第1ボディ22,第1チェックバルブ23,ワ
ッシャ24,リテーナ25を順に装着して、最後にナット26
で締結して構成されている。
尚、第1ボディ22は、第1ボディ16に嵌合され、か
つ、両者22,16の間には中間室Eが形成されている。
前記第1ボディ22には、上部室Aを中間室Eに連通す
る第1連通孔22aと、リザーバ室Dを上部室Aに連通す
る第1チェック流路22bと、中間室Eと外側室Cとを連
通するベース連通路22cが形成されている。そして、第
1連通孔22aは前記第1減衰バルブ21により絞られ、ま
た、第1チュック流路22bは第1チェックバルブ23によ
り、リザーバ室Dから上部室Aへの流通のみが許される
ようになっている。
次に、第2ボディ16には、上面に上側環状溝16aが形
成されていると共に、下面に内外2重に内側環状溝16b
及び外側環状溝16cが形成されている。そして、外側環
状溝16cには、リザーバ室Dを中間室Eに連通する第2
チェック流路16dが開口され、第2チェックバルブ17に
より、リザーバ室Dから中間室Eへの流通のみが許され
るようになっている。
また、内側環状溝16bと上側環状溝16aの間には、中間
室Eをリザーバ室Dに連通する第2連通孔16eが形成さ
れ、この上側環状溝16aが第2減衰バルブ15により開閉
可能となっている。
尚、前記第2チェックバルブ17には、内側環状溝16b
を中間室Eに連通する連通孔17aが形成されている。
以上説明したように、本発明第1実施例では、ベース
3により、上部室Aと外側室Cとリザーバ室Dとが画成
されていると共に、ベース3に形成された通路によっ
て、各室A,C,Dが連通されているもので、即ち、第3図
にも示すように、上部室Aの流体が、第1連通路22aと
中間室Eと内側環状溝16bと第2連通孔16eと上側環状溝
16aとによりリザーバ室Dに流通可能となっていると共
に、第1連通路22aと中間室Eとベース連通路22cとによ
り外側室Cに流通可能となっており、これらにより、請
求の範囲の圧側連通路を構成している。
また、外側室Cの流体が、ベース連通路22cと中間室
Eと内側環状溝16bと第2連通孔16eと上側環状溝16aと
によりリザーバ室Dに流通可能となっており、これらに
より請求の範囲の伸側連通路を構成している。
また、リザーバ室Dが、第1チェック流路22bにより
上部室Aに通通されており、その第1チェック流路22b
により、請求の範囲のチェック流路を構成している。
次に、第3図の回路図を参照しつつ実施例の作用につ
いて説明する。
(イ)伸側行程時 伸側行程時には、シリンダチューブ1において下部室
Bの体積が縮小され、上部室Aが拡大される。
この体積変化に従い、下部室B内の流体はガイド部材
2の下部連通路2dを介して外側室Cに流入し、さらに、
この外側室Cから伸側連通路を介してリザーバ室Dに流
入する。
即ち、流体は、外側室Cからベース3の第2連通路22
cを通って、中間室Eに流入し、この中間室Eから第2
連通孔16e及び上部環状溝16aを経て第2減衰バルブ15を
開弁してリザーバ室Dに流入する。
従って、第2減衰バルブ15において速度2/3乗特性の
減衰力が生じる。
また、上部室Aの体積変化に対応し、リザーバ室Dの
流体のうち、上述のように外側室Cからの流入量及びシ
リンダチューブ1から退出したピストンロッド6の体積
に相当する量の流体が、ベース3の第1チェック流路22
bを介して供給される。
よって、伸側の減衰力特性を高く設定しても上部室A
は負圧になることがなく、キャビテーションが生じな
い。
従って、減衰力特性の設定自由度を高くできるという
特徴を有している。
(ロ)圧側行程時 圧側行程時には、シリンダチューブ1において下部室
Bが拡大され、上部室Aが縮小される。
この体積変化に従い、上部室A内の流体は、圧側連通
路を通って外側室C及びリザーバ室Dに流入する。
即ち、上部室A内の流体は、第1連通孔22aから第1
減衰バルブ21を開弁して中間室Eに流入し、そこから流
体の一部は、ベース連通路22cを経て外側室Cに流入
し、下部連通路2dを介して下部室Bに流入すると共に、
残りの流体(シリンダチューブ1内へのピストンロッド
6の侵入体積分)は、中間室Eから第2連通孔16e等を
経て上側環状溝16aに流入し、第2減衰バルブ15を開弁
してリザーバ室Dに流入する。
従って、両減衰バルブ21,15において速度2/3乗特性の
減衰力が得られる。
尚、リザーバ室Dへは、上部室Aから下部室Bへの流
路に介装された第1減衰バルブ21を介してしか流体が流
通しない回路構成であるので、ピストン3が作動する時
には必ず上部室Aの流体が下部室Bに供給され、よっ
て、この圧側行程時において下部室Bは負圧になること
がなく、キャビテーションが生じない。また、ピストン
速度等の影響で、もし仮に下部室Bが負圧になりそうな
状態になった場合には、第2チェックバルブ17が開いて
第2チェック流路16dから流体が供給されるため、下部
室Bは決して負圧になることはない。
従って、圧側行程の場合も、減衰力特性の設定自由度
を高くできるという特徴を有している。
(ハ)横方向荷重入力時 ストラット装置に横方向荷重が入力された場合、この
荷重は、ストラットチューブ7及びアウタチューブ11に
より支持される。
このストラットチューブ7及びアウタチューブ11は、
図示のようにシリンダチューブ1よりも大径であるので
強度的に有利であり、また、このシリンダチューブ1や
ピストン5等のように精度を必要としないから、安価に
支持剛性を高くすることができるという特徴を有してい
る。
さらに、この第1実施例では、ピストン5にバルブを
設けなくてもよい流路構成であり、かつ、上述のよう
に、横方向荷重に対する強度補償はアウタチューブと11
とストラットチューブ7により補償し、ピストン5及び
ピストンロッド6は、ストラット装置自体の強度には寄
与しなくてよい構成であるため、ピストン5とピストン
ロッド6とを軽量な合成樹脂素材で一体成型することが
可能となり、こうしたことにより、製造を容易としてコ
ストを低減化できると共に、ばね下重量を軽量化できる
という特徴を有している。
次に、第4図に示す第2実施例について説明する。
尚、この実施例を説明するにあたり、第1実施例と同じ
構成には同じ符号を付けて、相違点のみを説明する。
この実施例は、両減衰バルブのシート面を2重構造に
し、さらに、内側シート面に固定オリフィスを打刻した
例である。
即ち、第1ボディ22及び第2ボディ16の上面には、内
外2重の環状溝200,201及び300,301が形成され、かつ、
その外周には内外のシート面202,203及び302,303が形成
されると共に、内側のシート面202には固定オリフィス2
04及び304が形成され、内側環状溝200及び300が第1連
通孔22a及び第2連通孔16eとそれぞれ連通された構成と
なっている。
従って、この実施例では、ピストンの低速作動域にあ
っては、固定オリフィス204,304における速度2乗特性
(ピストン速度の上昇に対し変化率が大きくなる特性)
の減衰力と、減衰バルブ15,21の外側シート面203,303位
置で速度2/3乗特性(ピストン速度の上昇に対し変化率
が小さくなる特性)の減衰力が直列に生じる。
このように、対称的な特性が直列に得られるために、
直線的な減衰力が得られる。
また、ピストンの中・高速作動域では、内外両シート
面203,204,303,304位置で両バルブ15,21が開弁し、速度
2/3乗特性の減衰力が直列に生じる。
このため、減衰力の変化率の減少が抑制されて、直線
的な減衰力が得られる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、例
えば、実施例ではピストンロッドの下端をストラットチ
ューブの下部に固定したが、このピストンロッドを固定
する部材は、例えば、ナックルスピンドルのようにばね
下側の部材であれば、ストラットチューブ以外の部材で
よい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のストラット装置で
は、上述のような構成としたため、伸側・圧側両行程に
おいてキャビテーションが生じることがなく、減衰力特
性の設定自由度を高くすることができるという効果が得
られると共に、横方向入力荷重に対する強度を精度を要
求されないアウタチューブとストラットチューブにより
補償することになり、安価でかつ容易に支持剛性を高め
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例のストラット装置の全体を示
す断面図、第2図は第1実施例装置の要部を示す断面
図、第3図は第1実施例装置の流体流路を示す回路図、
第4図は本発明第2実施例装置の要部を示す断面図であ
る。 1……シリンダチューブ 2……ガイド部材 2a……ロッド挿通口 2d……下部連通路 3……ベース 5……ピストン 6……ピストンロッド 7……ストラットチューブ 11……アウタチューブ 15……第2減衰バルブ(減衰力発生手段) 21……第1減衰バルブ(減衰力発生手段) 16a……上側環状溝(伸側・圧側連通路) 16b……内側環状溝(伸側・圧側連通路) 16e……第2連通孔(伸側・圧側連通路) 22a……第1連通孔(圧側連通路) 22b……第1チェック流路(チェック流路) 22c……ベース連通路(伸側・圧側連通路) A……上部室 B……下部室 C……外側室 D……リザーバ室 E……中間室(伸側・圧側連通路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 浩行 神奈川県厚木市恩名1370番地 厚木自動 車部品株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−176837(JP,A) 実開 昭58−97334(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16F 9/00 - 9/58 B60G 13/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッド挿通口2aを有したガイド部材2が下
    端に、ベース3が上端に設けられたシリンダチューブ1
    と、 該シリンダチューブ1内を上部室Aと下部室Bに画成
    し、ロッド挿通口2aからシリンダチューブ1内に挿通し
    たピストンロッド6に連結されたピストン5と、 前記シリンダチューブ1を囲んで設けられ、シリンダチ
    ューブ外周に下部連通路2dを介して下部室Bに連通した
    外側室Cを形成すると共に、シリンダチューブ1の上側
    にベース3によって外側室C及び上部室Aと画成された
    リザーバ室Dを形成するアウタチューブ11と、 該アウタチューブ11の外周を摺動自在に支持したストラ
    ットチューブ7と、 前記ベース3の中間に形成された中間室Eと、 前記ベース3に形成され、中間室Eと外側室Cとを常時
    連通させるベース連通路22cと、伸側行程時に、中間室
    Eからリザーバ室Dへ第2減衰バルブ15を介して流体を
    流通させる第2連通孔16e、ならびにリザーバ室Dから
    上部室Aへ第1チェックバルブ23を介して流体を流通さ
    せる第1チェック流路22bと、圧側行程時に、上部室A
    から中間室Eへ第1減衰バルブ21を介して流体を流通さ
    せる第1連通孔22aと、 を備えていることを特徴とするストラット装置。
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