JP2904709B2 - プロキシミティ露光装置 - Google Patents

プロキシミティ露光装置

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JP2904709B2
JP2904709B2 JP6201941A JP20194194A JP2904709B2 JP 2904709 B2 JP2904709 B2 JP 2904709B2 JP 6201941 A JP6201941 A JP 6201941A JP 20194194 A JP20194194 A JP 20194194A JP 2904709 B2 JP2904709 B2 JP 2904709B2
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mask
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shaft
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信二 鈴木
孝司 川橋
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Ushio Denki KK
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスクを通した光をワ
ークに照射する露光装置に関し、さらに詳細には、フォ
トレジストを塗布したワークにマスクを通して紫外線を
露光するプロキシミティ露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子や液晶画面、インクジェット
方式のプリンターヘッド、あるいは、一枚の基板の上に
多種多数の電気素子を製作して一つのモジュールにする
マルチチップ・モジュール等、ミクロンサイズの加工が
必要である様々の電気部品の製作工程に露光工程が用い
られている。
【0003】この露光工程とは、ガラス等の透明基板上
にクロム等の金属を蒸着・エッチングしてパターンを形
成したマスクを使用し、このマスクを通して紫外線をワ
ークに照射し、ワーク上に塗布されているフォトレジス
トにマスクパターンを転写するものである。露光方式
は、マスクの像を投影レンズまたはミラーでワーク上に
結像させる投影露光方式、マスクとワークを密着させた
状態で平行光を照射する密着露光方式、マスクとワーク
の間にわずかな間隙を設けた状態で平行光を照射するプ
ロキシミティ露光方式に大別される。
【0004】密着露光方式とプロキシミティ露光方式
は、投影露光方式に比べ解像度が悪い反面、高価な投影
レンズを用いないため、露光装置が安価であるという利
点を持つ。さらに、プロキシミティ露光方式は、密着露
光方式に比べ、マスクとワークが接触しないためにマス
クに汚れが付きにくく、マスクが長寿命であるという利
点を持つ。
【0005】従来のプロキシミティ露光方式は、被露光
物であるワークの大きさと同等かそれ以上の大きさを持
つマスクを使用して、ワーク全面を一括露光していた。
近年、製造効率の向上の目的からワークが大型化し、そ
れに伴いマスクも大型化してきた。一般にプロキシミテ
ィ露光方式では、マスクとワークの間の間隙が小さい程
解像力が向上するため、露光エリア全面にわたって小さ
い間隙を維持する必要がある。間隙の幅は数〜数十ミク
ロンである。ところが、ワークやマスクが大型化する
と、ワークやマスクの反りやたわみが大きくなり、露光
エリア全面にわたって小さい間隙を維持するのが困難と
なるという問題があった。
【0006】この問題を解決するために、ワークよりも
小さなマスクを用い、一枚のワークを複数の露光エリア
に分割して露光する技術が、米国特許第4669868
号に開示されている。これは、ワークの半分以下の小さ
なマスクを用い、ワークステージ移動機構でワークステ
ージをXY方向に逐次移動させながら露光するというも
のである。マスクが小さくて済むため、反りやたわみの
影響を受けにくく、容易に小さい間隙を維持することが
できる。
【0007】前記米国特許第4669868号における
発明では、間隙の幅は、マスクホルダの4隅に配置した
エアーゲージで測定し、マスクホルダ支持部材に組付け
られたピエゾ素子により調整する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エアゲージ
を使用すると、エアーゲージから漏れ出すエアーが運ぶ
塵埃でマスクとワークが汚染され、汚染部位で光が遮ら
れたり減衰したりして、露光不良の原因になっていた。
エアーゲージはその構造上、エアー漏れを避けることが
できず、ミクロンサイズのパターンを転写する露光装置
では致命的欠陥となっていた。また、ピエゾ素子は非常
に高価でかつ制御回路も複雑であるという問題があっ
た。
【0009】さらに、ピエゾ素子に代わって従来からの
安価な上下移動機構を使用しようとしても、上下移動機
構がマスクの上方に配置せざるを得ないため、その配置
と大きさに厳しい制限がかかってしまい、結果として従
来からの安価な上下移動機構が適用できないという問題
があった。本発明は上記した従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであって、本発明の第1の目的
は、安価で、塵埃汚染による転写不良のないプロキシミ
ティ露光装置を提供することである。
【0010】本発明の第2の目的は、安価なワークステ
ージ移動機構を用いることができ、、大型のワークに対
する分割逐次露光にも適用可能な塵埃汚染による転写不
良のないプロキシミティ露光装置を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1の発明は、紫外線を照射する光照
射部と、マスクと、該マスクを保持するマスクステージ
と、該マスクステージを支持するベースからなるマスク
ステージ部と、ワークと、該ワークを上記マスクに対向
する面の裏面側から保持するワークステージと、上記ワ
ークステージを回転、および水平垂直方向に移動させる
移動機構とからなるワークステージ移動部と、上記ワー
クと前記マスクの相対位置を所定の位置関係に合わせ込
むためのマスク−ワーク間位置合わせ機構と、上記ワー
クと上記マスクを水平かつ一定の間隔で設定する間隙設
定機構と、上記各機構を制御する制御部からなるプロキ
シミティ露光装置において、上記間隙設定機構を、マス
クステージと上記ベースとをつなげるように設けられ
た、少なくとも3つの調整機構とからなり、上記調整機
構は、上記ワークステージ移動部をワークとマスクが接
触する方向に移動した場合において、ワークとマスクが
接触したのちもなお継続して前記ワークステージ移動部
を当該方向に駆動した場合に、ワークとマスクが接触し
実質的にそれ以上に当該相対的移動ができなくなった時
点から、前記ワークステージ移動部からの駆動力を吸収
して変位し始めるものであって、当該調整機構が、所望
量だけ変位したことを検出する検出手段と、そのときの
変位状態を保持する保持手段とを含むように構成したも
のである。
【0012】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明において、調整機構を、ケーシングと、ケーシング内
に配置されたシャフトと、このシャフトの動きを上下方
向のみに規制する移動機構と、ケーシング内に位置しシ
ャフトに力を及ぼす弾性機構と、シャフトの位置を一定
の位置に保持する保持機構と、シャフトの変位量を検出
する検出部と、シャフト先端とマスクステージの間に位
置する球と、シャフトとマスクステージを一定の力で引
き合う弾性機構とから構成したものである。
【0013】本発明の請求項3の発明は、請求項1また
は請求項2の発明において、照射に使用する面積がワー
クの面積の半分以下のマスクをマスクステージに保持さ
せ、制御部によりワークステージ移動部を駆動して、マ
スクとワークの相対的位置を水平方向に逐次移動させ同
一のワーク上に上記マスクを通して紫外線を複数回照射
するように構成したものである。
【0014】
【作用】図1において、ワークステージ15にワークW
を載せた後、ワークステージ移動機構14によりワーク
ステージ15を垂直方向に駆動することによりワークW
はマスクMの下部に接近させるように移動される。ワー
クWがマスクMと接触した時点で、マスクステージ12
は、間隙設定機構13のシャフトとシャフトにつながる
弾性機構によって、マスクMとワークWが平行状態にな
るように傾く。
【0015】さらに上記シャフトにつながる弾性機構に
より一定の圧力がマスクMに加わるまでワークステージ
15を上昇させると、この状態を間隙設定機構13の検
出部が検知して信号を発信し、その信号を受信した制御
部18はワークステージ15の上昇を停止させる。その
後、上記シャフトの位置を一定の位置に保持する保持機
構がこの状態を保存し、再び制御部18によりワークス
テージ移動機構14を駆動して、ワークWがマスクMの
下部から所定間隙になるようにワークステージ15を下
降させる。
【0016】以上の動作により、ワークWとマスクMの
間隙が設定されるが、従来例のようにエアーゲージを使
用せずともワークWとマスクMの平行出しが行えるの
で、エアーゲージから漏れ出すエアーが運ぶ塵埃でマス
クとワークが汚染され、汚染部位で光が遮られたり減衰
したりして露光不良の原因になることがない。また、ワ
ークステージの上下移動機構をワークステージ15の下
部、すなわちマスクMの下方に配置することができるの
で、その配置と大きさに厳しい制限がなく、高価なピエ
ゾ素子を使用せずとも従来からの安価な移動機構で済ま
せることができ、大型のワークに対しての分割逐次露光
に対しても、安価で、塵埃汚染による転写不良のないプ
ロキシミティ露光装置を得ることができる。
【0017】
【実施例】
(1)全体構成 図1は本発明の1実施例のプロキシミティ露光装置の全
体構成を示す図である。同図において、1は超高圧水銀
灯、超高圧キセノン水銀灯などから構成される紫外線ラ
ンプ、2は集光鏡、3はインテグレータレンズ、4はシ
ャッタ、5はミラー、6はコリメータレンズであり、上
記1〜6で紫外線照射部7を構成している。そして、紫
外線ランプ1から放射される紫外線は集光鏡2で集光さ
れ、インテグレータレンズ3に入射する。入射した紫外
線はインテグレータレンズ3で均一な強度分布にされた
後、コリメータレンズ6で平行光にされ、マスクMに入
射する。
【0018】Mはマスク、Wはワークであり、マスクM
はワークWの半分より小さく、ワークWは複数の露光エ
リアに分割されており、後述するように、ワークWを移
動させながら、ワークWの各露光エリアを順次露光す
る。11はマスクステージを支持するベース、12はマ
スクMを保持するマスクステージであり、マスクステー
ジ12はマスクMを所定の位置にセットさせるための位
置合わせ機構と、マスクを真空吸着により保持する真空
チャックとを備えている。
【0019】13は間隙設定機構であり、間隙設定機構
13はベース11とマスクステージ間の少なくとも3箇
所に設けられ、後述するように、マスクMとワークWを
平行にかつ間隙を一定に設定する。14はマスクステー
ジを所定の位置に移動させるマスクステージ移動機構、
15はワークステージであり、ワークステージ15はワ
ークステージ移動機構16により、XYZθ(同図の左
右、前後、上下方向、およびステージ面に垂直な軸を中
心とした回転)方向に移動可能に構成されており、マス
クステージと同様、ワークWを所定の位置にセットさせ
るための位置合わせ機構と、ワークを真空吸着により保
持する真空チャックとを備えている。
【0020】17はマスクM上に印されたアライメント
・マークと、ワークW上に印されたアライメント・マー
クを一致させるためのアライメント顕微鏡であり、アラ
イメント顕微鏡17はアライメント光(通常、非露光光
が使用される)を放射する光源17aと、CCDセンサ
17bを備えており、光源17aからの光をマスク/ワ
ーク上に照射して、その反射光をCCDセンサ17bで
受像し、マスクMとワークWのアライメント・マークを
一致させる。
【0021】18は制御部であり、制御部18は、プロ
セッサ等から構成され、マスクステージ移動機構14と
ワークステージ移動機構16によりマスクMとワークW
の位置を制御するとともに間隙設定機構13を制御し、
また、紫外線照射部7を制御する。同図において、ワー
クWへの露光は次のように行われる。
【0022】まず、マスクMをマスクステージ12の所
定の位置にセットし、真空吸着により保持させる。次
に、ワークステージ移動機構16によりワークステージ
15を下降させ、ワークWをワークステージ15に載置
し、真空吸着により保持させる。ついで、ワークステー
ジ15をXYθ方向に移動させて、ワークWの最初の露
光エリアをマスクMの下に位置決めする。
【0023】次に、制御部18はワークステージ移動機
構16によりワークステージ15を上昇させ、ワークW
をマスクMに接触させたのち、ワークWをさらに上昇さ
せる。ここで、マスクステージ12とベース11間に
は、間隙設定機構13が設けられており、少なくとも3
箇所に設けられた間隙設定機構13は、後述するよう
に、圧縮コイルを内蔵しており、それぞれ独立して変位
する。
【0024】このため、マスクMに対してワークWが傾
いており、その間隙が一定でない場合であっても、ワー
クWをマスクMに接触させてさらに上昇させたとき、間
隙設定機構13の圧縮コイルはそれぞれ異なった量変位
して、マスクMの全面がワークWと接触し、マスクMと
ワークWの傾きは一致する。この時点で、制御装置18
は各間隙設定機構13の変位状態を保持させ、ワークス
テージ15を所定量下降させる。これにより、マスクM
とワークWは平行にかつその間隙が一定に設定される。
なお、プロキシミティ露光方式においては、上記間隙は
20μm程度であり、その精度は誤差2μm以内が要求
される。
【0025】上記のように間隙設定機構13を設けるこ
とにより、ワークステージ15にワークWを載置したと
きにワークWがマスクMと平行状態にない場合であって
も、ワークWとマスクMを平行かつその間隙を一定に設
定することができる。ワークWとマスクMの間隔が一定
値に設定されると、ワークステージ移動機構16により
ワークステージ15をXYθ方向に移動させ、マスクM
上に印されたアライメント・マークとワークW上に印さ
れたアライメント・マークを一致させる。
【0026】すなわち、アライメント顕微鏡17の焦点
を調整して、マスクMとワークWのアライメント・マー
クをCCDセンサ17bに受像させ、両者のマークが一
致するように、ワークステージ15の位置を調整する。
この調整は制御部18により自動的に行うこともできる
が、人がアライメント顕微鏡17を見ながら手動で調整
することもできる。上記ワークWとマスクMのアライメ
ントが終了すると、アライメント顕微鏡17は同図の矢
印に示すようにマスクM上から後退する(なお、アライ
メント顕微鏡17がマスク上の非露光部分に位置してい
る場合には後退する必要はない)。
【0027】マスクMとワークWのアライメント・マー
クが一致すると、紫外線照射部7のシャッタ4が開き、
コリメータレンズ6より平行光がマスクM上に照射さ
れ、ワークWの最初の露光エリアが露光される。以上の
ようにして、ワークWの最初の露光エリアが露光される
と、制御部18はワークステージ移動機構16によりワ
ークステージ15を所定量下降させたのち、ワークWの
次の露光エリアをマスクMの下に位置決めする。
【0028】そして、上記と同様に、ワークステージ1
5を上昇させて間隙設定機構13によりマスクMとワー
クWを平行にかつその間隙を一定に設定したのち、マス
クMのアライメント・マークとワークWのアライメント
・マークを一致させる。ついで、紫外線照射部7の平行
光をマスクM上に照射して、ワークWの次の露光エリア
を露光する。
【0029】以下同様の手順によりワークW上の全ての
露光エリアに露光し、露光が終了すると、ワークステー
ジ15を下降させて、ワークステージ15への真空の供
給を停止し、露光済のワークWをワークステージから取
り出す。なお、マスクとワークのアライメント操作はワ
ークWの各露光エリアへの位置決め時に行うが、高精度
のアライメントが要求されない場合には、最初の露光エ
リアを露光する前にのみ行うこともできる。
【0030】また、上記説明では、ワークステージ15
をZ方向に移動させて間隙を設定する場合について説明
したが、ベース11をZ方向に移動させる手段を設け、
ベース11を移動させて間隙を設定することもできる。
また、間隙設定機構をワークステージ15とワーク間に
設けることも可能である。次に、図1に示した間隙設定
機構13およびワークステージ15の具体的構成につい
て説明する。 (2)間隙設定機構 図2は図1に示したマスクステージへの間隙設定機構の
取付態様の一例を示す図であり、同図において、11は
ベース、12はマスクステージ、Mはマスク、13は間
隙設定機構、Wはワークであり、間隙設定機構13は同
図に示すようにベース11に垂直に3つ立設されてい
る。なお、マスクステージ12に位置を確定するには同
図に示すように少なくとも3つの間隙設定機構が必要と
なるが、例えば、マスクMの形状が矩形の場合には間隙
設定機構を4隅に設けることもできる。また、この場合
には、3隅に間隙設定機構を設け、他の一つはバネ等を
内蔵した伸縮可能な支持体とすることもできる。
【0031】図3は間隙調整機構の構造の一例を示す分
解斜視図であり、同図により、本実施例の間隙設定機構
の構造、動作を説明する。同図において、12はマスク
ステージ、21はV字受けであり、V字受け21はマス
クステージ12の上面に埋設され、剛球22を介してボ
ール受け41とつながる。このボール受け41の中央部
には上記剛球22に対応した円錐状の凹部24が設けら
れている。このため、マスクステージ12が下から押し
上げられたとき、マスクステージ12はV字受けの溝の
方向のみに自由に動くことができる。
【0032】また、マスクステージ12とボール受け4
1は引っ張りバネ23により互いに引き合っており、マ
スクステージ12をベース11方向に支持している。ボ
ール受け41の上方にはシャフト43がつながり、この
シャフト43はガイド部材であるスプライン42を介し
てケーシング46に至り、ケーシング46を貫通した
後、板状の弾性体である板バネ45に連結されている。
【0033】シャフト43はスプライン42内を摺動
し、スプライン42によりシャフト43の動きを上下方
向にのみ規制する。ケーシング46の内部のシャフト4
3の周囲には、シャフト43に力を及ぼす圧縮コイルバ
ネ44が設けられている。板バネ45は保持手段である
吸着ブロック47に挟まれており、その一部に凸部49
が設けられている。そして、吸着ブロック47には、こ
の凸部49の位置を検出するセンサ48が設けられてい
る。センサ48は、例えば、発光部と受光部から構成さ
れる光学センサであり、凸部49による光の遮断を検出
して出力を発生する。
【0034】また、上記吸着ブロック47には後述する
ように、板バネ45を吸着して保持する真空吸着機構が
設けられている。この真空吸着機構は、例えば、ロータ
リー式真空ポンプにより作動させることができる。本実
施例の間隙設定機構は上記構成を備えており、前記した
ように、ワークWを上昇させてマスクに接触させたの
ち、ワークWをさらに上昇させ、ワークWとマスクMが
実質的にそれ以上相対的に移動できない位置まで来る
と、その駆動力を吸収するように圧縮コイルバネ44が
圧縮をはじめる。
【0035】この圧縮により、板バネ45の吸着ブロッ
ク47に対する相対位置が変化し、板バネ45に設けら
れた凸部49も移動し、センサ48によりこの移動が検
出される。すなわち、凸部49とセンサ48の位置関係
により板バネ45に連結されたマスクステージ12の変
位量を設定することができる。上記のように、マスクM
が上昇することによりマスクステージ12に設けられた
各間隙調整機構13が変位すると、センサ48が出力を
発生し、この出力は前記した制御部18に送られる。そ
して、全ての間隙設定機構のセンサ48が出力を発生す
ると、制御部18はワークステージ15のZ方向の移動
を停止させ、各間隙設定機構13の吸着ブロックに設け
られた真空吸着機構(後述する)を作動させ、間隙設定
機構13の圧縮コイル44の圧縮状態を保持させる。
【0036】これにより、マスクMとワークWは平行状
態にセットされるので、この状態でワークステージ15
を下降させると、マスクMとワークWを平行に、かつ、
その間隙を一定にすることができる。図4〜図6は上記
した間隙設定機構の動作を説明する図であり、同図によ
り、本実施例の間隙設定機構の動作について説明する。
【0037】図4(a)、図5(a)、図6(a)は図
3において間隙設定機構をX方向から見た断面図、図4
(b)、図5(b)、図6(b)は図3において間隙設
定機構をY方向から見た断面図を示しており、各図の
(a)と(b)は同一の状態を示しており、間隙設定機
構の状態はこの順に変化する。図4(a)(b)はワー
クWの露光エリアがマスクMの下に位置決めされた初期
状態を示し、ワークWとマスクMはまだ平行状態に設定
されていない。
【0038】この状態から、ワークステージ15をZ方
向に移動させると、マスクMとワークWの間隔は短くな
っていき、マスクMとワークWは接触する。そして、マ
スクMとワークWが接触した状態からさらにワークWを
Z方向に移動させると、間隙設定機構13の圧縮コイル
バネ44の圧縮が始まり、マスクMの全面が完全にワー
クWに接触するようになる。このとき、各間隙設定機構
13における圧縮コイルバネ44の圧縮量は必ずしも一
致していない。
【0039】図5(a)(b)はマスクMの全面がワー
クWと接触した状態において、さらにワークステージ1
5をZ方向に移動した状態を示しており、この状態にお
いて、圧縮コイルバネ44は圧縮され、ワークステージ
15はシャフト43、ボール受け41、剛球22、V字
受け21を介して圧縮コイルバネ44の圧縮力をZ方向
に受ける。
【0040】図6(a)(b)はワークステージ15を
さらにZ方向に移動させることにより、圧縮コイルバネ
44がさらに圧縮され、板バネ45の凸部49がセンサ
48により検知された状態を示している。センサ48が
同図に示すように、圧縮コイルバネ44の所定量の圧縮
を検出すると検出出力を発生し、この信号は前記した制
御部18に送られる。
【0041】前記したように間隙設定機構13は3つ設
けられており、制御部18は各間隙設定機構からの検出
信号を受信すると、ワークステージ15のZ方向の移動
を停止させるととともに、間隙設定機構13の吸着ブロ
ック43の吸着機能を働かせ全ての間隙設定機構13の
圧縮コイルバネ44の圧縮状態を保持させる。すなわ
ち、同図の真空吸着路から真空を供給して板バネ45を
真空吸着し、シャフト43の位置を固定する。
【0042】この状態から、ワークステージ15を下方
に移動させ、ワークWをマスクMから徐々に遠ざける。
そして、マスクMとワークWの間隔が所定の距離(例え
ば20μm)になった状態において、ワークステージ1
5の移動を停止させる。これにより、マスクMとワーク
Wは平行に、かつ、一定の間隙に設定される。なお、上
記実施例においては、間隙設定装置13の変位量を板バ
ネに取り付けた凸部により検出しているが、変位量を検
出する手段としてはその他の周知な手段を用いることが
できる。
【0043】また、上記実施例においては、真空吸着に
より板バネ45の位置を保持しているが、間隙設定機構
の変位量を保持する手段としては、電気的手段を用いる
など、その他の周知な手段を用いることができる。 (3)ワークステージ 図7、図8、図9は本発明におけるワークステージとそ
の駆動機構の具体的構成の一例を示す図であり、図7は
ワークステージの全体構成を示し(a)は上面図、
(b)は側面図である。
【0044】また、図8はθステージの駆動機構の一例
を示し、図7(a)におけるA−A断面図である。図9
(a)はZステージの駆動機構の一例を示し、図9
(b)はステージを上下動させる偏心カムの構成の一例
を示している。図7において、151、155は第1、
第2の架台であり、第1の架台151にはリニアガイド
152が設けられ、リニアガイド152上に第2の架台
155が移動可能に取り付けられている。また、第2の
架台155にはリニアガイド156が設けられており、
リニアガイド156上にXYステージ150が移動可能
に取り付けられている。
【0045】そして、第2の架台155が第1の架台1
51上を移動することにより、XYステージ150は同
図のY軸方向に移動し、また、XYステージ150が第
2の架台155上を移動することにより、XYステージ
150は同図のX軸方向に移動する。第1の架台151
には、モータD1とエンコーダEC1が取り付けられ、
モータD1の軸には、カップリング153を介してボー
ルネジ154が取り付けられている。また、第2の架台
155の裏面には上記ボールネジ154と係合するネジ
(図示せず)が取り付けられており、モータD1が回転
することにより、第2の架台155は同図Y軸方向に移
動し、その移動量はエンコーダEC1により検出され
る。
【0046】同様に、第2の架台155には、モータD
2とエンコーダEC2が取り付けられ、モータD2の軸
には、カップリング157を介してボールネジ158が
取り付けられている。また、XYステージ150の裏面
には上記ボールネジ158と係合するネジ(図示せず)
が取り付けられており、モータD2が回転することによ
り、XYステージ150は同図X軸方向に移動し、その
移動量はエンコーダEC2により検出される。
【0047】また、図8に示すように、XYステージ1
50上にはベアリング141によりθステージ140が
回転可能に取り付けられており、θステージ140は、
ワイヤ143、プーリ142を介して、XYステージ1
50に取り付けられたモータD3に結合されてされてい
る。このため、モータD3が回転するとθステージは回
転する。また、モータD3にはエンコーダEC3が取り
付けられており、モータD3の回転量は上記エンコーダ
EC3により検出される。
【0048】さらに、θステージ140の上には図9
(a)に示すようにZステージ130が設けられてい
る。Zステージ130はθステージ140上に設けられ
たガイド部材132によりガイドされるスライド部材1
31を備えており、スライド部材131とガイド部材1
32間にはベアリング133が設けられている。
【0049】また、D4はモータ、EC4はエンコー
ダ、134は偏心カムであり、偏心カム134は同図
(b)に示すように、モータD4の軸134dが偏心し
て取り付けられた円板134aと、ローラベアリング1
34bとリング134cから構成されており、モータD
4が回転すると円板134aが回転し同図の点線に示す
ように、偏心カム134は上下動する。また、モータD
4にはエンコーダEC4が取り付けられており、θステ
ージと同様に、モータD3の回転量はエンコーダEC4
により検出される。
【0050】その際、外側に設けられたリング134c
はベアリング134bを介して円板134aに取り付け
られているので回転しない。このため、偏心カム134
が回転したとき、Zステージにその接線方向の力が働く
ことがなく、円滑にZステージを上下動させることがで
きる。図7に戻り、第1の架台151にはY軸原点セン
サS10が取り付けられており、第2の架台155に取
り付けられたセンサ板S11の通過を検出する。また、
第2の架台155にはX軸原点センサS20が取り付け
られており、XYステージ150に取り付けられたセン
サ板S21の通過を検出する。
【0051】このため、XYステージ150が機構上の
原点位置を通過したことを、Y軸原点センサS10とX
軸原点センサS20により検出することができる。図7
においてワークステージは、例えば次のように制御さ
れ、ワークへの露光が行われる。まず、ワークステージ
15にワークWを載置する場合には、図示しない操作手
段により図1に示した制御部18に指示を与える。これ
により、制御部18はワークステージ15のモータDC
4により偏心カム134を回転させ、Zステージ130
を下降させる。このとき、エンコーダEC4の出力が制
御部18に送られ、Zステージ130が所定位置まで下
降すると、制御部18はモータDC4の駆動を停止す
る。
【0052】この状態でワークWをワークステージ15
上に載せる。ワークの位置はワークステージ15上に設
けられた位置決め部材により位置決めされる。ついで、
ワークステージ15に真空を供給して図示しない真空チ
ャックによりワークWをワークステージ15に真空吸着
させる。次に、前記したようにワークステージ15をX
Yθ方向に移動させ、ワークWの最初の露光エリアをマ
スクMの下に位置決めする。
【0053】この操作は次のように行われる。まず、制
御部18はモータDC1,DC2,を駆動して、XYス
テージ150に設けられたX軸原点センサS20および
Y軸原点センサS10が出力を発生する原点位置までX
Yステージ150を移動させる。ついで、制御部18は
エンコーダEC1,EC2,EC3の出力の基づきモー
タDC1,DC2,DC3を所定量駆動して、XYθス
テージ140,150を上記原点位置からXYθ方向に
移動させ、ワークWの最初の露光エリアをマスクMの下
に位置決めする。なお、ワークステージを位置決めする
位置は予めプログラミングされ制御部18に記憶されて
いる。
【0054】ワークWの最初の露光エリアがマスクMの
下に位置決めされると、制御部18はモータDC4を駆
動して、Zステージ130を上昇させ、前記したよう
に、ワークWをマスクMに接触させたのち、さらにワー
クWを上昇させ、マスクMの全面をワークWに接触させ
る。この操作により前記したように間隙設定機構13に
よりマスクMとワークWは平行にセットされる。
【0055】次に、制御部18はモータDC4を駆動し
て所定量、Zステージ130を下降させる。これによ
り、マスクMとワークWの間隔は所定値、例えば20μ
mにセットされる。マスクMとワークWの間隔が所定値
にセットされると、制御部18は前記したようにアライ
メント操作を行う。
【0056】すなわち、アライメント顕微鏡17の光源
17aよりアライメント光を照射して、CCDセンサ1
7bによりワークWとマスクMのアライメント・マーク
を受像して、両者のマークが一致するように、モータD
C1,DC2,DC3を駆動して、XYθステージ14
0、150をXYθ方向に移動させる。なお、この操作
は前記したように手動で行うこともできる。
【0057】上記アライメント操作が終了すると、制御
部18は紫外線照射部7のシャッタ4を開き、ワークW
上に露光を行う。ワークWの最初の露光エリアの露光が
行われると、制御部18はモータDC4を駆動してZス
テージ130を所定量下降させたのち、モータDC1,
DC2を駆動してXYステージ150を移動させ、ワー
クWの次の露光エリアをマスクMの下に位置決めする。
【0058】以下、上記と同様な手順でワークWを位置
決めしながらワークWの各露光エリアの露光を行う。そ
して、ワークWの全露光エリアの露光が終了すると、Z
ステージ130を下降させて、ワークステージへの真空
の供給を停止し、ワークWをワークステージWから取り
出す。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、紫外線を照射する光照射部と、マスクと、該マスク
を保持するマスクステージと、該マスクステージを支持
するベースからなるマスクステージ部と、ワークと、該
ワークを上記マスクに対向する面の裏面側から保持する
ワークステージと、上記ワークステージを回転、および
水平垂直方向に移動させる移動機構とからなるワークス
テージ移動部と、上記ワークと前記マスクの相対位置を
所定の位置関係に合わせ込むためのマスク−ワーク間位
置合わせ機構と、上記ワークと上記マスクを水平かつ一
定の間隔で設定する間隙設定機構と、上記各機構を制御
する制御部からなるプロキシミティ露光装置において、
上記間隙設定機構を、マスクステージと上記ベースとを
つなげるように設けられた、少なくとも3つの調整機構
とから構成し、上記調整機構により、ワークとマスクの
平行出しを行うようにしたので、簡単な機構により、マ
スクとワークの間隔を平行にかつ一定に設定することが
でき、エアーゲージを使用する場合のように、エアーが
運ぶ塵埃によりマスクとワークが汚染されることがな
い。
【0060】また、間隙設定機構がマスクステージとワ
ークステージ間に設けられているので、ワークステージ
を移動させる移動機構をワークの下部に配置することが
でき、その配置と大きさに厳しい制限がない。したがっ
て、従来の安価な移動機構をそのまま利用することがで
き、大型のワークに対する逐次分割露光に対しても、安
価な装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例のプロキシミティ露光装置の
全体構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例における間隙設定機構の取付態
様の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施例の間隙調整機構の構造の一例を
示す分解斜視図である。
【図4】本発明の実施例の間隙設定機構の動作を説明す
る図である。
【図5】本発明の実施例の間隙設定機構の動作を説明す
る図である。
【図6】本発明の実施例の間隙設定機構の動作を説明す
る図である。
【図7】本発明の実施例のワークステージの全体構成を
示す図である。
【図8】本発明の実施例のθステージの駆動機構の一例
を示す図である。
【図9】本発明の実施例のZステージの駆動機構の一例
を示す図である。
【符号の説明】
1 紫外線ランプ 2 集光鏡 3 インテグレータレン
ズ 4 シャッタ 5 ミラー 6 コリメータレンズ 7 紫外線照射部 11 ベース 12 マスクステージ 13 間隙設定機構 14 マスクステージ移動
機構 15 ワークステージ 16 ワークステージ移動
機構 17 アライメント顕微鏡 17a 光源 17b CCDセンサ 18 制御部 21 V字受け 22 剛球 23 引っ張りバネ 41 ボール受け 42 スプライン 43 シャフト 44 圧縮コイルバネ 45 板バネ 46 ケーシング 47 吸着ブロック 48 センサ 130 Zステージ 131 スライド部材 132 ガイド部材 133 ベアリング133 134 偏心カム 140 θステージ 141 ベアリング 142 プーリ 143 ワイヤ 150 XYステージ 151,155 架台 152,156 リニアガイド 153,157 カップリング 154,158 ボールネジ M マスク W ワーク D1,D2,D3,D4 モータ EC1,EC2,EC3,EC4 エンコーダ S10 Y軸原点センサ S20 X軸原点センサ S11,S21 センサ板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/20 - 7/24 G03F 9/00 - 9/02 H01L 21/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線を照射する光照射部と、 マスクと、該マスクを保持するマスクステージと、該マ
    スクステージを支持するベースからなるマスクステージ
    部と、 ワークと、該ワークを上記マスクに対向する面の裏面側
    から保持するワークステージと、 上記ワークステージを回転、および水平垂直方向に移動
    させる移動機構とからなるワークステージ移動部と、 上記ワークと前記マスクの相対位置を所定の位置関係に
    合わせ込むためのマスク−ワーク間位置合わせ機構と、 上記ワークと上記マスクを水平かつ一定の間隔で設定す
    る間隙設定機構と、 上記各機構を制御する制御部からなるプロキシミティ露
    光装置において、 上記間隙設定機構は、マスクステージと上記ベースとを
    つなげるように設けられた、少なくとも3つの調整機構
    とからなり、 上記調整機構は、上記ワークステージ移動部をワークと
    マスクが接触する方向に移動した場合において、 ワークとマスクが接触したのちもなお継続して前記ワー
    クステージ移動部を当該方向に駆動した場合に、ワーク
    とマスクが接触し実質的にそれ以上に当該相対的移動が
    できなくなった時点から、前記ワークステージ移動部か
    らの駆動力を吸収して変位し始めるものであって、当該
    調整機構が、所望量だけ変位したことを検出する検出手
    段と、そのときの変位状態を保持する保持手段とを含む
    ことを特徴とするプロキシミティ露光装置。
  2. 【請求項2】 調整機構は、ケーシングと、ケーシング
    内に配置されたシャフトと、このシャフトの動きを上下
    方向のみに規制する移動機構と、ケーシング内に位置し
    シャフトに力を及ぼす弾性機構と、シャフトの位置を一
    定の位置に保持する保持機構と、シャフトの変位量を検
    出する検出部と、シャフト先端とマスクステージの間に
    位置する球と、シャフトとマスクステージを一定の力で
    引き合う弾性機構とからなることを特徴とする請求項1
    のプロキシミティ露光装置。
  3. 【請求項3】 照射に使用する面積がワークの面積の半
    分以下であるマスクを保持したマスクステージを備え、 制御部によりワークステージ移動部を駆動して、マスク
    とワークの相対的位置を水平方向に逐次移動させ同一の
    ワーク上に上記マスクを通して紫外線を複数回照射する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のプロキシミ
    ティ露光装置。
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