JP2904697B2 - 半導体ウェハのc−v測定方法および可動イオン量測定方法 - Google Patents
半導体ウェハのc−v測定方法および可動イオン量測定方法Info
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Description
V測定方法、および、半導体ウェハの可動イオン量測定
方法に関する。
の1つとして、いわゆるC−V測定が用いられている。
C−V測定は、良く知られているように、高周波を重畳
したバイアス電圧を半導体ウェハに印加しつつ、半導体
ウェハの容量を測定する方法である。
バイアス電圧波形の一例を示すグラフである。従来のC
−V測定方法では、図12に示すように、バイアス電圧
を階段状に変化させながら測定を行なっていた。図12
において、1つのバイアス電圧値の保持時間をT秒、バ
イアス電圧の測定点数をN個とすると、全体でT×N秒
の測定時間が必要である。
ステップは約1ボルトであって±100V程度の範囲に
設定されるのに対して、バイアス電圧に重畳される高周
波電圧の振幅は数十mV程度である。従って、図12の
例では測定の前半のT×N/2秒の期間は半導体ウェハ
に対して負の電圧が継続的に印加され、後半のT×N/
2秒の期間は正の電圧が継続的に印加されることにな
る。
ウェハに一定の符号の電圧を印加し続けると、半導体ウ
ェハの表面付近の可動イオンがクーロン力を受けて移動
し、表面における電荷分布が変化する。特に、表面に絶
縁膜などが形成されておらず半導体層が直接表面に現わ
れているような半導体ウェハ(ベアウェハ)を測定試料
とした場合には、半導体表面に吸着した物質や半導体界
面に本来存在する界面準位と半導体基板との間で電子の
交換が容易に起こるので、半導体ウェハの表面がチャー
ジアップされやすい。
対してC−V測定を行なうと、チャージアップ量に応じ
て真のC−V曲線からシフトしたC−V曲線が得られ
る。図13は、図12に示すようにバイアス電圧を変化
させた場合に得られるC−V曲線の例を示すグラフであ
る。図12における1ステップの保持時間Tを増加させ
ると、C−V曲線はG1,G2,G3のように左側にシ
フトしていき、破線で示す真のC−V曲線から離れてい
く傾向がある。
定されるC−V曲線を真のC−V曲線に近づけることが
理論的には可能である。しかし、測定器の最小測定時間
の制約から、各ステップの保持時間Tを大幅に短縮する
ことは実際には不可能である。
ウェハなどのように表面の電気的状態が不安定な半導体
ウェハを測定試料とした場合に、真のC−V曲線に近い
C−V曲線を測定で求めることが困難であるという問題
があった。
断するために、半導体ウェハ表面の絶縁膜に含まれる可
動イオン量が測定されている。可動イオン量の測定方法
としては、半導体ウェハに対していわゆるBT処理(Bi
as Temperature処理)を行ない、BT処理前後の2回の
C−V測定でそれぞれ得られた表面電荷量の差を可動イ
オン量として求める方法が一般的である。従って、可動
イオン量の測定においても正確なC−V測定を行なう必
要があるが、これには上述と同じ問題が存在していた。
を解決するためになされたものであり、半導体ウェハ表
面が電気的に不安定な状態でも、真のC−V曲線に近い
C−V曲線を求めることができるC−V測定方法を提供
することを第1の目的とする。
な状態でも、絶縁膜中の可動イオン量を定量的に評価す
ることのできる可動イオン量測定方法を提供することを
第2の目的とする。
解決するため、この発明によるC−V測定方法は、半導
体ウェハに印加するバイアス電圧を、正負交互のステッ
プ状に変化させることを特徴とする。
化させるようにすれば、正または負の一方の符号の電圧
が長時間に亘って半導体ウェハに印加されることがな
い。
おける各ステップの保持時間は約1秒以下とすることが
好ましい。
する方法は、(A)前記半導体ウェハに対してC−V測
定を行なうことによって前記絶縁膜の第1の表面電荷量
を求める工程と、(B)前記半導体ウェハに対して、前
記絶縁膜中の可動イオンを前記絶縁膜の表面付近に移動
させる可動イオン移動処理を施す工程と、(C)前記可
動イオン移動処理後の前記半導体ウェハの前記絶縁膜の
表面をエッチングにより除去する工程と、(D)前記エ
ッチング処理後の前記半導体ウェハに対して、正負交互
のステップ状に変化するバイアス電圧を印加してC−V
測定を行なうことによって前記絶縁膜の第2の表面電荷
量を求める工程と、(E)前記第1の表面電荷量と前記
第2の表面電荷量の差分を取ることによって前記絶縁膜
中の可動イオン量を求める工程と、を備える。
ば、工程(B)における可動イオン移動処理によって絶
縁膜の表面に集められた可動イオンが除去される。エッ
チング処理を行なうと、半導体ウェハの表面が電気的に
不安定な状態となるが、正負交互のステップ状に変化す
るバイアス電圧を印加してC−V測定を行なえば、半導
体ウェハに正または負の一方の電圧が長時間に亘って半
導体ウェハに印加されることがないので、正確なC−V
測定が可能となる。第1の表面電荷量は可動イオンを含
む電荷量を示し、第2の表面電荷量は可動イオンを含ま
ない電荷量を示すので、これらの差から可動イオン量を
測定することができる。
適用する半導体ウェハの非接触電気測定装置MDの概要
を示す概念図である。図1(a)において、表面に半導
体基板が露出している半導体ウェハ(ベアウェハ)10
0が測定試料とされており、半導体ウェハ100の裏面
には電極202が密着されている。半導体ウェハ100
の上方には、ギャップdair を隔てて測定用電極201
が電極保持ユニットによって保持されている。半導体ウ
ェハ100と測定用電極201とのギャップdair は、
約1μm以下になるように電極保持ユニットによって制
御される。
Ctは、図1の(b)に示すように、半導体ウェハ10
0の静電容量Csと、ギャップdair の静電容量Cgと
の直列接続で表わされる。このような場合のC−V曲線
は、図1(c)に示すように半導体ウェハ100の容量
Csの電圧依存性を示すものである。ギャップdairの
値は、電極保持ユニットによって正確に測定され、この
ギャップdair の値に基づいてギャップの静電容量Cg
が計算により求められる。合成容量Ctは測定部で測定
されるので、この合成容量Ctからギャップの静電容量
Cgを減算して容量Csを求めることによりC−V曲線
が決定される。
ることにより、C−V測定用の電極を半導体ウェハ10
0の表面に形成することなくC−V測定を行なうことが
できうる。
な構成例を示す概念図である。この測定装置MDは、半
導体ウェハ100を収納する測定部20と、光量測定器
22と、インピーダンスメータ24と、位置制御装置2
6と、マスターコントローラ28とを備えている。光量
測定器22とインピーダンスメータ24と位置制御装置
26とは、マスターコントローラ28に接続されてお
り、このマスターコントローラ28によって測定装置全
体の制御や、得られたデータの処理が行なわれる。な
お、マスターコントローラ28としては、例えばパーソ
ナルコンピュータが用いられる。
上に設けられた駆動装置34と、駆動装置のボールネジ
部34aに連結された架台36と、架台36の上に載置
された試料テーブル38とを備えている。試料テーブル
38は、測定試料としての半導体ウェハ100を載置す
るテーブルであり、図示しないモータに駆動されてX−
Y平面内で回転する。
ランジ42がボルトで固定されており、フランジ42か
ら下方にはピエゾ素子を利用した3つの圧電アクチュエ
ータ部44、45、46が設けられている。さらに、圧
電アクチュエータ部44、45、46の下方には支持板
48が設けられ、さらに、支持板48の下側に伸びる支
持筒50の先にはセンサヘッド60が固定されている。
支持板48は、図示しない複数のスプリングでフランジ
42に連結されており、圧電アクチュエータ部44、4
5、46をフランジ42側に押上げている。センサヘッ
ド60は、レーザ光導入用の直角プリズム62と、直角
プリズム62の底面に光学接着剤によって接着された透
光性の電極形成部64とで構成されている。
レーザ発振器70とフォトダイオードなどの受光センサ
72とが固定されている。レーザ発振器70から出射さ
れたレーザ光は直角プリズム62を通って電極形成部6
4に導入され、電極形成部64の底面において幾何光学
的な全反射条件で反射される。そして、反射したレーザ
光は直角プリズム62から出射されて受光センサ72で
受光される。
には、センサヘッド60の底面と半導体ウェハ100の
表面とのギャップが約1μm以下に保たれる。レーザ発
振器70とセンサヘッド60と受光センサ72とで構成
される光学系は、このギャップを精密に測定するための
光学測定系である。この光学測定系は、レーザ発振器7
0から発振されたレーザ光がセンサヘッド60の底面で
幾何光学的な全反射条件で反射する際のレーザ光のトン
ネリング現象を利用しており、受光センサ72と光量測
定器22で測定される光量に基づいてギャップの値を測
定している。このギャップの測定方法については、本出
願人により開示された特開平4−32704号公報に詳
述されているので、ここではその詳細は省略する。
位置制御装置26と電気的に接続されており、また、受
光センサ72は光量測定器22と接続され、センサヘッ
ド60の底面に形成された電極と金属製の試料テーブル
38にはインピーダンスメータ24が接続されている。
インピーダンスメータ24は、各電極と試料テーブル3
8との間の容量やコンダクタンスを測定する機器であ
る。
3(B)はそのB−B断面図である。電極形成部64
は、光学ガラスで形成されたコーンガラス66と、コー
ンガラス66の底面66a上に形成された電極パターン
200と、コーンガラス66の底面66aおよび斜面6
6bを被覆する絶縁膜68とで構成されている。電極パ
ターン200は、電気測定用電極201と、3つの平行
度調整用電極111〜113と、ガードリング120と
を含んでおり、また、電極201、111〜113、1
20にそれぞれ接続された配線201a、111a〜1
13a、120aを含んでいる。これらの配線は、コー
ンガラス66の底面66aから側斜面66bに渡って形
成されている。
あり、その中央部に露出するコーンガラス表面は、レー
ザ光Lが幾何光学的に全反射する反射面66cとなって
いる。
ンガラス66の底面66aと半導体ウェハ100の表面
との平行度を調整する際に利用される電極である。すな
わち、圧電アクチュエータ部44、45、46のピエゾ
素子の伸び量を調整してコーンガラス66の底面66a
の傾きを調整し、各電極111〜113の容量値を互い
に等しくするようにすれば、コーンガラス66の底面6
6aと半導体ウェハ100の表面とを平行にすることが
できる。
ン酸化膜(Si02 )を約50nmの厚みに形成したも
のである。絶縁膜68の材質としては、シリコン酸化膜
の他に、シリコン窒化膜(Si3N4)や種々のプラスチ
ックを用いることができる。これらの材質の絶縁膜68
は、CVD(Chemical Vapor Deposition ,熱CVDや
プラズマCVDを含む)やPVD(Physical Vapor Dep
osition )などの方法で形成することが可能である。ま
た、ポリシリコンをコーンガラス66に堆積しておき、
これを熱酸化することによってシリコン酸化膜を形成す
ることも可能である。さらに、Cr2O3,Al2O3,T
a2O3などの金属酸化物を熱酸化や陽極酸化によって形
成することにより、絶縁膜68を形成することも可能で
ある。以上の方法は、絶縁膜68の厚みを精度よく制御
することができるという利点がある。絶縁膜68を形成
するもう1つの方法としては、SOG(Spin On Glass
)用のSiO2 ガラスやテフロン(ポリテトラフルオ
ロエチレンの商品名)を塗布する方法も使用できる。
れば、ベアウェハや、表面の絶縁膜に欠陥の多い半導体
ウェハのC−V特性を測定することが可能である。ま
た、絶縁膜68で被覆された電極は半導体ウェハに直接
接触しないので、電極と半導体ウェハ間の短絡を防止す
ることができるという利点もある。
るバイアス電圧波形を示すグラフである。バイアス電圧
は、正負交互のステップ状に変化しており、全体でN個
のステップを有している。各ステップの保持時間Tの前
半(T−t)は測定対象である容量Ct(図1(b))
を充電するための時間である。この時間(T−t)に必
要な長さは、容量Ctに接続されている抵抗やインダク
タンスに依存する。図2に示す測定装置MDでは(T−
t)は約250msecである。各ステップの後半の時間t
は、容量Ctをインピーダンスメータ24(容量計)で
測定するための時間である。この時間tはインピーダン
スメータ24の測定速度に依存するが、例えば1回の測
定時間としては約15msec必要である。測定誤差を小さ
くするためには、1ステップ中に容量測定を複数回繰り
返すことが望ましく、この場合には、各ステップの後半
の時間tは、1回の測定時間に測定回数を乗じた時間と
なる。図2に示す測定装置MDに対する時間tは約25
0msecである。各ステップの前半の時間(T−t)と後
半の時間tをそれぞれ約250msecに設定した場合に
は、各ステップの保持時間Tは約0.5秒となる。
−2h,3h,−4h…と変化している。すなわち、隣
接するステップの高さの絶対値は互いに差分hだけ異な
っており、また、ステップの高さの絶対値は直線的に増
加している。差分hとしては例えば最大印加電圧を10
0等分した程度の値で充分である。なお、「バイアス電
圧が正」とは、図1において測定用電極201の電位が
電極202の電位よりも高いことを意味している。C−
V測定では高周波電圧がバイアス電圧に重畳されるが、
高周波電圧の振幅は数十mV程度であるので便宜上図示
を省略している。
のバイアス電圧を印加する。
電圧波形を用いたC−V測定で得られたC−V曲線(実
施例EX1)と、図12に示す従来のバイアス電圧の変
化を用いたC−V測定で得られたC−V曲線(比較例C
N1)とを比較して示すグラフである。ここで、各ステ
ップの保持時間Tは実施例EX1も比較例CN1も共に
0.5秒に設定した。また、隣接するステップの絶対値
の差分hは、実施例EX1も比較例CN1も共に0.5
Vに設定した。
シリコンのベアウェハであり、その抵抗率は10〜15
Ω・cmの範囲の値である。なお、実施例EX1と比較
例CN1とは同一の半導体ウェハを用いた結果である。
ベアウェハの表面は非常に活性であり、汚染物質を容易
に吸着するので、測定中にウェハ表面が新たに汚染され
ないようにするために高純度の窒素ガスで測定室内をパ
ージした。
は、±80Vの範囲でバイアス電圧を変化させても容量
Ctの変化が少なく、フラットバンド電圧Vfbを決定す
ることができなかった。
1では、バイアス電圧が0Vの付近において容量Ctが
変化するC−V曲線が得られた。また、このC−V曲線
からフラットバンド電圧Vfbを求めることができた。
用いてC−V測定を20回繰り返して行なった結果から
それぞれ求められた表面電荷密度Nfbを示すグラフであ
る。表面電荷密度Nfbは、フラットバンド電圧Vfbと次
の(1)式の関係を有している。 Vfb=φms−q・Nfb・dair/ε0 …(1) ここで、φmsは電極201と半導体の仕事関数差、qは
電子の電荷量、dair は電極201と半導体ウェハ10
0との間のギャップ、ε0 は真空の誘電率である。
関して±5%程度の良好な再現性が得られている。これ
は、半導体ウェハの表面における電気的状態が安定に保
たれていることを意味している。
有するN型シリコンウェハを測定試料として、フッ酸に
よるライトエッチングの前後においてC−V測定を行な
った実験結果を示すグラフである。バイアス電圧として
は、図5の場合と同様に、図4と図12のバイアス電圧
の変化を用いている。以下に説明するように、酸化膜が
形成されている半導体ウェハは表面における電気的状態
が安定であるが、ライトエッチングによって酸化膜をご
く僅かに除去すると酸化膜表面の電気的状態が不安定に
なることが、非接触C−V測定により本発明者によって
確認された。
X2においても比較例CN2においても図7で実線で示
すC−V曲線が得られた。これは、酸化膜の表面が電気
的に安定であり、バイアス電圧の変化によって表面の電
気的状態がほとんど変化しないことを示している。言い
換えれば、図7における実線のC−V曲線は真のC−V
曲線に近いものである。
はエッチング前とほぼ同じC−V曲線が得られた。一
方、比較例CN2では、図7において破線で示されるよ
うにエッチング前のC−V曲線に比べて、かなりなだら
かなC−V曲線が得られた。このことはライトエッチン
グによって酸化膜表面の電気的状態が不安定になってい
ることを示しており、エッチングした直後の半導体ウェ
ハに対してC−V測定を行なう場合には、本発明の方法
によって、すなわち図4に示す波形でバイアス電圧を変
化させることによって、真のC−V曲線に近いC−V曲
線を求めることが可能である。
種々の実験の過程において、図4の各ステップの保持時
間Tとしては約1秒以下が好ましく、実用的には、約
0.5秒程度で充分であるが短いほど好ましい。
を用い、図4に示すバイアス電圧波形を使用してC−V
測定を行なえば、表面電荷密度Nfbを約±1×1010io
ns/cm2 の精度で測定することも可能である。
トを中心にした正負交互のステップ状の波形を有してい
るが、中心となる基準電圧はゼロボルトから多少ずれて
いてもよい。また、図4の変化では、正負交互のステッ
プが連続しているが、正のステップと負のステップとの
間に基準電圧(例えばゼロボルト)の休止期間を設ける
ようにしてもよい。ただし、図4のように、正負交互の
ステップを連続させるようにすれば、全体の測定時間を
短くすることができる。
他の実施例を示すグラフである。図8の波形では、バイ
アス電圧が正負交互のステップ状に変化しており、全体
で2N個のステップを有している。また、ステップの高
さは1h,−1h,2h,−2h…と変化している。す
なわち、絶対値が等しい正と負の一対のステップ状のバ
イアス電圧が印加された後に、ステップの高さの絶対値
が差分hだけ異なる次の一対のステップ状のバイアス電
圧が印加される。また、正バイアスのステップの高さは
直線的に増加しており、負バイアスのステップの高さも
直線的に増加している。このように、同じ絶対値の正負
のバイアス電圧を交互に印加するようにしても良い。図
8の波形は、図4の波形において差分hを1/2にした
場合の波形とステップの高さの変化率はほぼ等価である
が、測定に要する時間は図4の2倍となる。
体ウェハ表面の絶縁膜には、ウェハプロセスの際にナト
リウムイオンなどの可動イオンが混入する。これらの可
動イオンは電界によって容易に移動するので、半導体表
面の安定性を劣化させる。以下に示すように、本発明に
よるC−V測定方法は絶縁膜中の可動イオン量の測定に
利用することができ、これによって可動イオン量の測定
精度を向上させることができる。
るBT処理と、C−V測定とによって行なうのが一般的
である。従来のBT処理は、高温状態で絶縁膜上のゲー
ト電極に直流バイアスを印加する処理である。従来のB
T処理では、半導体ウェハの絶縁膜上に電極を形成し、
その電極と半導体基板の裏面との間に直流バイアスを印
加していた。
MDでは、半導体ウェハ100の上に直接電極を形成せ
ず、電極201を有するセンサヘッド60が半導体ウェ
ハ100の上方に離間して保持される。一方、従来のB
T処理方法ではC−V測定のために絶縁膜の上に形成さ
れた電極を利用して直流バイアスを印加していたので、
図2のような非接触電気測定装置MDを利用する場合に
は、従来のBT処理方法を適用することはできない。
形成せずにBT処理を行なうことのできるBT処理装置
を開発した。図9は、このようなBT処理装置BT1の
一例を示す断面図である。このBT処理装置BT1は、
ベース310と、ベース310上に載置されたカバー3
12とで構成される筺体の中に収納されている。
が設置されており、さらに第1の加熱板314の上には
第1の吸着板316が設置されている。第1の吸着板3
16の上には第1の半導体ウェハ100aが載置され
る。第1の吸着板316の上表面には溝316aが形成
されている。この溝316aは、吸着板316と加熱板
314とベース310とを貫通する貫通孔320に連通
しており、貫通孔320はパイプによって真空ポンプ3
22に接続されている。半導体ウェハ100aを吸着板
316上に載置し、真空ポンプ322を運転すると、半
導体ウェハ100aが吸着板316に吸着される。
24が垂直方向に立設されている。リニアガイド324
には、第2の加熱板326が垂直方向に移動可能に連結
されている。第2の加熱板326は、パルスモータ32
8によって駆動され、リニアガイド324に沿って垂直
方向に移動する。第2の加熱板326の下面には第2の
吸着板330が固定されている。第2の吸着板330
は、第1の吸着板316と同様に、第2の半導体ウェハ
100bを吸着する。
にはそれぞれヒータ314a,326aが内蔵されてい
る。また、第1と第2の吸着板316,330はアルミ
ニウムや銅などの金属製であり、配線340を介して直
流電源342の両極に吸着板316,330がそれぞれ
電気的に接続される。
0bをBT処理装置BT1にセットする際には、カバー
312を外し、パルスモータ328を駆動して第2の加
熱板326と第2の吸着板330とを上方に退避させ
る。次に、第1と第2の半導体ウェハ100a,100
bを吸着板316,330にそれぞれ吸着させる。半導
体ウェハ100a,100bの表面には、全面に渡って
絶縁膜が形成されている。そして、絶縁膜が形成された
主面が互いに向き合うように設置される。つぎに、パル
スモータ328を駆動して、2枚の半導体ウェハ100
a,100bのギャップ△Gを所定の値(約5μm〜約
30μm)に設定する。このギャップの値は、直流電源
342の電圧と、BT処理において必要とされる半導体
ウェハ内の電界強度とに応じて予め決定される。
設置し、BT処理を開始する。すなわち、加熱板31
4,326のヒータ314a,326aを発熱させて半
導体ウェハ100a,100bを加熱しつつ、直流電源
342によって半導体ウェハ100a,100bに直流
バイアスを印加する。なお、この際、カバー312の左
右に設けられている開口部312a,312bを通して
窒素ガスが導入され、BT処理装置BT1内がパージさ
れる。これにより、半導体ウェハ表面の加熱中の汚染が
防止される。
導体ウェハの表面上に電極を形成することなくBT処理
を行なうことができるので、電極形成のプロセスにおい
て絶縁膜中に可動イオンが混入するという従来の方法の
問題点を解決でき、また、電極形成プロセスに要する時
間と手間を省くことができる。また、このBT処理装置
BT1は、2枚の半導体ウェハに対して逆のバイアスを
掛けつつ同時にBT処理を行なうことができるという利
点も有する。さらに、半導体ウェハの全面に形成された
絶縁層(例えば酸化層)の全体に対してBT処理を同時
に行なうことができる。従って、BT処理の前後におい
て、半導体ウェハの複数の位置においてC−V測定を実
施すれば、絶縁膜形成の良否を、半導体ウェハの複数位
置において評価することができるという利点がある。
と図2に示す非接触電気測定装置MDとを利用して半導
体ウェハの絶縁膜の可動イオン量の測定を行なった実験
の手順を示すフローチャートである。また、図11は、
その実験結果を示すグラフである。この測定では、表面
に50nmの厚みの酸化膜を有する半導体ウェハW1
と、表面に500nmの厚みの酸化膜を有する半導体ウ
ェハW2とを測定試料とした。2枚の半導体ウェハW
1,W2は、いずれも(100)面を主面とするN型シ
リコンウェハである。また、図10の手順に先立ち、2
枚の半導体ウェハW1,W2に対して、同一の条件で故
意に表面をイオン汚染させた。
導体ウェハW1,W2に対してC−V測定を行なうこと
によってそれぞれの表面電荷密度Nfbを求めた。この結
果は、図11において斜線の棒グラフで示されている。
C−V測定の際のバイアス電圧波形としては、図4にお
いてh=1V,T=0.5秒としたものを用いた。な
お、以下のステップS3,S5におけるC−V測定にお
いても同じ直流バイアス波形を使用した。また、表面電
荷密度Nfbは、フラットバンド電圧Vfbの測定値を前述
した式(1)に代入することによって求めた。表面電荷
量はqNfb(qは電子の電荷量)で与えられる。ステッ
プS1で得られる表面電荷密度Nfbには、イオン汚染に
よる可動イオンと、酸化膜固有の固定電荷との双方の寄
与が含まれている。
れ酸化膜が形成されているので、表面の電気的特性は比
較的安定である。従って、BT処理前のC−V測定を行
なう際に、仮に図12に示す従来のバイアス電圧波形を
利用したとしても、得られる表面電荷密度Nfbの値はほ
とんど同じであると考えられる。
置BT1を用いて2枚の半導体ウェハW1,W2に対す
るBT処理をそれぞれ個別に実行した。この際、BT処
理装置BT1でBT処理を実行するには半導体ウェハが
2枚必要なので、ダミーウェハを一枚使用した。BT処
理の条件は、酸化膜に対する電界を約3MV/cm、温
度を約300℃とした。BT処理を行なうと、酸化膜中
の可動イオンを酸化膜の表面に移動させることができ
る。
定を行なって表面電荷密度Nfb’を求めた。この結果
は、図11において比較例CN3,CN4として示され
ている。比較例CN3,CN4の結果の意味については
後述する。
2をエッチングすることによって表面の酸化膜を約10
nmの厚みだけ除去した。このエッチングによって、B
T処理(ステップS2)によって酸化膜の表面に移動し
た可動イオンが酸化膜とともに除去される。
ウェハW1,W2に対してC−V測定を行なうことによ
って表面電荷密度Nfb’を求めた。この結果は、図11
において実施例EX3,EX4として示されている。
および実施例EX3,EX4のそれぞれについて、イオ
ン汚染量△Nfb=(Nfb−Nfb’)を算出した。ここ
で、NfbはステップS1において測定した表面電荷密度
であり、Nfb’はステップS3またはS5で測定した表
面電荷密度である。なお、厳密にはイオン汚染量はq△
Nfbで与えられる。
前の表面電荷密度Nfbには、前述したように、イオン汚
染による可動イオンと、酸化膜固有の固定電荷との双方
の寄与が含まれている。一方、エッチング後のステップ
S5において求められた実施例EX3,EX4の表面電
荷密度Nfb’は、可動イオンの寄与を含まないと考えら
れる。従って、実施例EX3,EX4の表面電荷密度N
fb’は、酸化膜固有の固定電荷の電荷量を示している。
すなわち、実施例EX3,EX4について得られるイオ
ン汚染量△Nfbは、イオン汚染による電荷量を示してい
る。図11に示されているように、2つの実施例EX
3,EX4におけるイオン汚染量△Nfbはほぼ等しい値
を示している。これは、2枚の半導体ウェハW1,W2
に予め同一のイオン汚染を与えたこととも整合性のある
結果である。このことからも、実施例EX3,EX4に
対するイオン汚染量△Nfbの値が、酸化膜中の可動イオ
ン量をかなり正確に示していることが解る。
られる表面電荷密度と、BT処理およびエッチング処理
の後のC−V測定で得られる表面電荷密度との差を取る
ことによって、絶縁膜中の可動イオン量をかなり正確に
測定することができる。また、エッチング後に行なうC
−V測定において、図4や図8に示す本発明による直流
バイアス波形を使用することによって、正確なC−V測
定を行なうことが可能である。エッチングは半導体ウェ
ハの表面を電気的に不安定な状態にするので、従来のC
−V測定に使用されていた直流バイアス波形を用いた場
合には、正確なC−V曲線を求めることは不可能であ
る。換言すれば、図10に示すステップS1〜S6(ス
テップS3は除く)による可動イオンの測定方法は、本
発明による直流バイアス波形を利用することによって、
初めて可能となったものであると言える。なお、ステッ
プS1のC−V測定では、本発明によるバイアス電圧波
形を必ずしも使用する必要はなく、図12に示すような
従来のバイアス電圧波形を用いてもよい。
量△Nfbの値は、図11から解るように、実施例EX
3,EX4におけるイオン汚染量△Nfbとはかなり異な
る値を示している。これは、比較例CN3,CN4で得
られる表面電荷密度Nfb’が、イオン汚染による可動イ
オンと、酸化膜固有の固定電荷との双方の寄与が含まれ
ているからである。ただし、比較例CN3,CN4で
は、BT処理によって酸化膜中の可動イオンが酸化膜表
面付近に移動しているので、BT処理前とは異なる表面
電荷密度の値が得られている。図2のような非接触測定
装置MDを用いてC−V測定を行なった場合には、得ら
れる表面電荷密度の値が酸化膜中の電荷の位置にあまり
影響されないという特徴がある。従って、比較例CN3
のように酸化膜の厚みが小さい場合には、BT処理前後
の表面電荷密度の差△Nfbがあまり大きくならない。比
較例CN4におけるBT処理前後の表面電荷密度の差△
Nfbも同様な傾向にあるが、第2のウェハW2の酸化膜
の厚みが第1のウェハW1に比べて厚いので、比較例C
N3に比べて△Nfbの値は大きくなっている。
T処理後にエッチングを行なわずにC−V測定を実施し
て表面電荷密度を測定した場合には、特に絶縁膜の厚み
が小さな場合に絶縁膜中の可動イオン量を定量的に評価
するのが困難である。一方、実施例EX3,EX4のよ
うに、BT処理後にエッチングを行なってC−V測定を
実施すれば、絶縁膜の厚みに係わらず、絶縁膜中の可動
イオン量を比較的正確に測定することが可能である。前
述したように、エッチングは半導体ウェハ表面の電気的
特性を不安定にするが、本発明による直流バイアス波形
を利用すれば、エッチング直後であってもC−V測定を
再現性良く実行することができる。
非接触のBT処理装置BT1と非接触の電気測定装置M
Dとを用いているので、半導体ウェハの表面に電極を形
成するプロセスで半導体ウェハを汚染させることがない
という利点がある。
1を用いて行なう必要はなく、半導体ウェハの表面に電
極を形成せずに行なう非接触の他のBT処理装置を用い
てもよい。なお、BT処理の目的は、絶縁膜の表面付近
に可動イオンを移動させることにある。従って、BT処
理以外の他の可動イオン移動処理によって、絶縁膜の表
面に可動イオンを移動させるようにしてもよい。例え
ば、アーク放電等の放電現象を利用して絶縁膜の表面を
正または負に帯電させる処理(以下、「帯電処理」と呼
ぶ)を利用することによって、可動イオンを移動させる
ことも可能である。
と負イオンの両方が存在する。正の可動イオン量を測定
する場合には、BT処理において半導体ウェハの表面に
負の電圧を印加するか、または、帯電処理において半導
体ウェハの表面を負に帯電させればよい。これとは逆
に、負の可動イオン量を測定する場合には、BT処理に
おいて半導体ウェハの表面に正の電圧を印加するか、ま
たは、帯電処理において半導体ウェハの表面を正に帯電
させればよい。なお、同一の半導体ウェハに関して、正
の可動イオン量と負の可動イオン量とをそれぞれ測定す
れば、絶縁膜中の正の可動イオン、負の可動イオン、及
び固定電荷をそれぞれ分離独立して測定することが可能
である。
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能である。
定方法によれば、正または負の一方の電圧が長時間に亘
って半導体ウェハに印加されることがなく、従って、半
導体ウェハの表面が電気的に不安定な状態でも、真のC
−V曲線に近いC−V曲線を求めることができるという
効果がある。
れば、絶縁膜中の可動イオン量を定量的に評価すること
ができるという効果がある。
触電気測定装置MDの概要を示す概念図。
す図。
図。
示すグラフ。
実験結果を示すグラフ。
フ。
すフローチャート。
波形を示すグラフ。
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体ウェハのC−V測定方法であっ
て、 半導体ウェハに印加するバイアス電圧を、正負交互のス
テップ状に変化させることを特徴とする半導体ウェハの
C−V測定方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体ウェハのC−V測
定方法であって、 バイアス電圧のステップ状の変化における各ステップの
保持時間は約1秒以下である半導体ウェハのC−V測定
方法。 - 【請求項3】 半導体ウェハの表面に形成された絶縁膜
中の可動イオン量を測定する方法であって、 (A)前記半導体ウェハに対してC−V測定を行なうこ
とによって前記絶縁膜の第1の表面電荷量を求める工程
と、 (B)前記半導体ウェハに対して、前記絶縁膜中の可動
イオンを前記絶縁膜の表面付近に移動させる可動イオン
移動処理を施す工程と、 (C)前記可動イオン移動処理後の前記半導体ウェハの
前記絶縁膜の表面をエッチングにより除去する工程と、 (D)前記エッチング処理後の前記半導体ウェハに対し
て、正負交互のステップ状に変化するバイアス電圧を印
加してC−V測定を行なうことによって、前記絶縁膜の
第2の表面電荷量を求める工程と、 (E)前記第1の表面電荷量と前記第2の表面電荷量の
差分を取ることによって前記絶縁膜中の可動イオン量を
求める工程と、 を備えることを特徴とする半導体ウェハの可動イオン量
測定方法。
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-
1993
- 1993-11-08 JP JP30339693A patent/JP2904697B2/ja not_active Expired - Lifetime
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