JP2904354B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/19Refrigerant outlet condenser temperature

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、冷媒回路が室外ユニットと室内ユニット
に別けられたヒートポンプ式の空気調和機に関するもの
である。
[従来の技術] 第4図は、例えば特開昭62−158958号公報に示された
従来の分離形ヒートポンプ式空気調和機の冷媒回路図で
ある。図において、(1)は圧縮機、(2)は四方弁、
(3)は室外熱交換器、(4a)は冷房時減圧用毛細管、
(4b)は暖房時減圧用毛細管、(5)は室内熱交換器、
(6)は余剰冷媒を貯留するアキュムレータ、(7a),
(7b)は上記減圧用毛細管(4a),(4b)にそれぞれ並
列に接続された逆止弁、(8)は、上記圧縮機(1)、
四方弁(2)、室外熱交換器(3)、冷房時減圧用毛細
管(4a)、アキュムレータ(6)及び逆止弁(7a)を内
部に配設した室外ユニット、(9)は、室内熱交換器
(5)、暖房時減圧用毛細管(4b)及び逆止弁(7b)を
内部に配設した室内ユニット、(10a),(10b)は室外
ユニット(8)と室内ユニット(9)間を接続する接続
配管である。
次に第4図の従来例の動作について説明する。まず、
冷房時においては、四方弁(2)は第4図の実線の位置
にあり、圧縮機(1)により吐出された高温高圧のガス
冷媒は、四方弁(2)をへて室外熱交換器(3)で室外
空気と熱交換されて冷却され凝縮し、高圧のまま過冷却
な液冷媒状態となって、室外ユニット(8)内の冷房時
減圧用毛細管(4a)により低圧の2相状態冷媒となる。
この低圧の2相状態の冷媒は室内外ユニット接続配管
(10a)から室内ユニット(9)にいたり、逆止弁(7
b)をへて室内熱交換器(5)において室内空気と熱交
換されて低圧のまま加熱され蒸発し、乾き度の大きな2
相冷媒または過熱ガス冷媒となって、室内外ユニット接
続配管(10b)、四方弁(2)、アキュムレータ(6)
をへて圧縮機(1)に戻るというサイクルが繰り返され
る。
暖房時においては、四方弁(2)は第4図の破線の位
置にあり、圧縮機(1)により吐出された高温、高圧の
ガス冷媒は、四方弁(2)、室内外ユニット接続配管
(10b)をへて室内ユニット(9)にいたり、凝縮器と
して動作する室内熱交換器(5)において室内空気と熱
交換されて高圧の過冷却液冷媒となり、室内ユニット
(9)内の暖房時減圧用毛細管(4b)により減圧され、
低圧の2相状態冷媒となり、室内外ユニット接続配管
(10a)から室外ユニット(8)にいたり、逆止弁(7
a)から蒸発器として動作する室外熱交換器(3)で室
外空気と熱交換され、乾き度の大きな2相状態の冷媒ま
たは過熱ガスとなり、四方弁(2)、アキュムレータ
(6)をへて圧縮機(1)に戻るというサイクルが繰り
返される。したがって、冷房時および暖房時とも室内外
ユニット接続配管(10a)には低圧の2相状態の冷媒が
流れ、その平均比重量はほぼ同一の値(0.6〜0.7g/c
m3)を示す。
また、室内外ユニット接続配管(10b)には、ガス状
態または乾き度の大きな2相状態の冷媒が流れる。した
がって、冷房時および暖房時とも、必要冷媒充填量はほ
ぼ同一の値を示し、室内外ユニット接続配管長さが長く
なっても、必要冷媒充填量に差異を生じない。
[発明が解決しようとする課題] 従来の分離形ヒートポンプ式空気調和機は、以上のよ
うに減圧装置として毛細管を用いて構成しているため、
能力可変形の圧縮機に対しては、その能力によっては減
圧効果が不適正となり充分な性能が得られない場合が生
じ、また、圧縮機の能力の変化によって冷媒量に過不足
を生じ機器の信頼性が悪化するなどの問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、圧縮機の能力が変化しても、冷房時およ
び暖房時に必要な冷媒充填量に大きな差が生じることが
なく冷媒充填量に対する運転の信頼性を向上できるとと
もに、運転可能な能力範囲の広い空気調和機を得ること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明の係る空気調和機は、冷房用及び暖房用減圧
装置としてそれぞれ電子膨張弁を用いるとともに、室外
熱交換機中央の冷媒配管上に第1の温度検出器を、この
室外熱交換器と冷房用電子膨張弁間の冷媒配管上に第2
の温度検出器を、室内熱交換器中央の冷媒配管上に第3
の温度検出器を、この室内熱交換器と暖房用電子膨張弁
間の冷媒配管上に第4の温度検出器をそれぞれ配設し、
上記第1、第2の温度検出器の検出温度差から冷房時の
過冷却度を算出する冷房時過冷却度演算手段、上記第
3、第4の温度検出器の検出温度差から暖房時の過冷却
度を算出する暖房時過冷却度演算手段、上記冷房用の電
子膨張弁の開度を、暖房運転時に一定開度に固定し、冷
房運転時に上記冷房時過冷却度演算手段からの出力が、
予め定められた複数の領域の内適正な領域に近い領域に
ある程小さな値の補正値を現開度に加減算した弁開度に
制御することによって、上記冷房時の過冷却度が所定の
一定範囲内の値になるよう制御する冷房用電子膨張弁開
度制御器及び上記暖房用の電子膨張弁の開度を、冷房運
転時に一定開度に固定し、暖房運転時に上記暖房時過冷
却度演算手段からの出力が、予め定められた複数の領域
の内適正な領域に近い領域にある程小さな値の補正値を
現開度に加減算した弁開度に制御することによって、上
記暖房時の過冷却度が所定の一定範囲内の値になるよう
制御する暖房用電子膨張弁開度制御器を設けたものであ
る。
[作 用] この発明においては、凝縮器として動作する熱交換
器、即ち冷房時の室外熱交換器、暖房時の室内熱交換器
の凝縮冷媒温度と、それらの出口冷媒温度との差から過
冷却度演算手段により凝縮器出口冷媒の過冷却度が算出
され、これらの過冷却度が、予め定められた複数の領域
の内適正な領域に近い領域にある程小さな値の補正値
を、電子膨張弁の現開度に加減算した弁開度に制御する
ことによって、所の一定範囲内の値となるよう凝縮器と
して動作する熱交換器直後の電子膨張弁の開度が電子膨
張弁開度制御器によって制御される。それにより、冷房
時、暖房時とも圧縮機の能力が変化しても速かかつ滑ら
かに対応し、常に適正な過冷却度が保たれ適切な冷媒量
での運転が行なわれる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図はこの発明の一実施例を示す冷媒回路図、第2図、
第3図はこの実施例における電子膨張弁の制御動作を説
明するためのフローチャート及びタイミングチャートで
ある。図において、(1)は圧縮機、(2)は四方弁、
(3)は室外熱交換器、(5)は室内熱交換器、(6)
はアキュムレータ、(8)は室外ユニット、(9)は室
内ユニット、(10a),(10b)は室外、室内両ユニット
間を接続する接続配管で、以上は第4図に示す従来例と
同様のものである。(11)は室外ユニット(8)内にあ
る冷房用電子膨張弁、(12)は室内ユニット(9)内に
ある暖房用電子膨張弁、(13)は室外熱交換器(3)の
中央の冷媒配管上に配設された第1の温度検出器、(1
4)は室外熱交換器(3)と冷房用電子膨張弁(11)と
を接続する冷媒配管上に配設された第2の温度検出器、
(15)は室内熱交換器(5)の中央の冷媒配管上に配設
された第3の温度検出器、(16)は室内熱交換器(5)
と暖房用電子膨張弁(12)とを接続する冷媒配管上に配
設された第4の温度検出器、(17)は第1の温度検出器
(13)と第2の温度検出器(14)の検出温度差から冷房
時の過冷却度を算出する冷房時過冷却度演算手段、(1
8)は第3の温度検出器(15)と第4の温度検出器(1
6)の検出温度差から暖房時の過冷却度を算出する暖房
時過冷却度演算手段、(19)は冷房用電子膨張弁(11)
の開度を、暖房運転時に一定開度に、冷房運転時に冷房
時過冷却度演算手段(17)からの出力が、予め定められ
た複数の領域の内適正な領域に近い領域にある程小さな
値の補正値を、現開度に加減算した弁開度に制御するこ
とによって、冷房時の過冷却度が所定の一定範囲内の値
になるよう制御する冷房用電子膨張弁開度制御器、(2
0)は暖房用電子膨張弁(12)の開度を、冷房運転時に
一定開度に、暖房運転時に暖房時過冷却度演算手段(1
8)からの出力が、予め定められた複数の領域の内適正
な領域に近い領域にある程小さな値の補正値を、現開度
に加減算した弁開度に制御することによって、暖房時の
過冷却度が、所定の一定範囲内の値になるよう制御する
暖房用電子膨張弁開度制御器である。
次に、この実施例の動作について説明する。まず、冷
房時においては、四方弁(2)は第1図の実線の位置に
あり、圧縮機(1)により吐出された高温高圧のガス冷
媒は、四方弁(2)をへて室外熱交換器(3)にいたり
室外空気と熱交換されて冷却凝縮され、高圧で過冷却な
液冷媒状態となり、第1の温度検出器(13)と第2の温
度検出器(14)の検出温度差から冷房時過冷却度演算手
段(17)によって算出された過冷却度に応じ、冷却用電
子膨張弁開度制御器(19)によって制御される開度の冷
房用電子膨張弁(11)により減圧膨張されて低圧の2相
状態冷媒となる。この低圧の2相状態の冷媒は室内外ユ
ニット接続配管(10a)から室内ユニット(9)にいた
り、冷房時大きな一定開度に保持されている暖房用電子
膨張弁(12)をへて、室内熱交換器(5)において室内
空気と熱交換されて低圧のまま加熱され蒸発し、乾き度
の大きな2相冷媒または過熱ガス冷媒となって、室内外
ユニット接続配管(10b)、四方弁(2)、アキュムレ
ータ(6)をへて圧縮機(1)に戻るというサイクルが
繰り返えされる。この時、冷房時過冷却度演算手段(1
7)によって算出される過冷却度は、第1の温度検出器
(13)から検出される凝縮温度をT13、第2の温度検出
器(14)から検出される凝縮器出口温度をT14とする
と、次式により算出される。
過冷却度=T13−T14 この過冷却度が所定の一定範囲に入るよう冷房時電子
膨張弁開度制御器(19)によて冷房用電子膨張弁(11)
の開度が制御される。
また、暖房時においては、四方弁(2)は第1図の破
線の位置にあり、圧縮機(1)により吐出された高温、
高圧のガス冷媒は、四方弁(2)、室内外ユニット接続
配管(10b)をへて凝縮器として動作する室内熱交換器
(5)において熱交換されて冷却凝縮され、高圧で過冷
却な液冷媒状態となり、第3の温度検出器(15)と第4
の温度検出器(16)の検出温度差から暖房時過冷却度演
算手段(18)によって算出された過冷却度に応じ、暖房
用電子膨張弁開度制御器(20)によって制御される開度
の暖房用電子膨張弁(12)により減圧されて低圧の2相
状態冷媒となる。この低圧の2相状態の冷媒は、室内外
ユニット接続配管(10a)をへて室外ユニット(8)に
いたり、暖房時大きな一定開度に保持されている冷房用
電子膨張弁(11)をへて、蒸発器として動作する室外熱
交換器(3)において室外空気と熱交換されて低圧のま
ま加熱され蒸発し、乾き度の大きな2相状態の冷媒また
は過熱ガスとなり、四方弁(2)、アキュムレータ
(6)をへて圧縮機(1)に戻るというサイクルが繰り
返される。この時、暖房時過冷却度演算手段(18)によ
って算出される過冷却度は、第3の温度検出器(15)か
ら検出される凝縮温度をT15、第4の温度検出器(14)
から検出される凝縮器出口温度をT16とすると、次式に
より算出される。
過冷却度=T15−T16 この過冷却度が所定の一定範囲に入るよう暖房用電子
膨張弁開度制御器(20)によって暖房用電子膨張弁(1
2)の開度が制御される。
次に上記冷房用電子膨張弁(11)及び暖房用電子膨張
弁(12)の開度制御動作を、第2図のフローチャートお
よび第3図のタイミングチャートに基づいて説明する。
ここに電子膨張弁(11),(12)の開度と開度制御器
(19),(20)の出力開度Sjとの関係は比例関係にある
ものとし、第2図は開度制御器(19),(20)において
実行されるプログラムのシーケンスフローチャートであ
る。
まず、冷房運転時の電子膨張弁開度制御動作について
説明する。最初にプログラムのスタートにあたり、ステ
ップ(21)において、冷房用電子膨張弁(11)の制御時
間間隔tを設定するタイマセットが行なわれる。ステッ
プ(22)でこのタイマのタイムカウントが行われ、所定
の設定時間Tが経過すると次のステップ(23)でタイム
アップが検出され、さらに次のステップ(24)で、各温
度検出器(13),(14)からの温度信号T13,T14により
過冷却度が算出される過冷却度測定が行われる。次に、
この測定された過冷却度が、予め定められている4つの
領域、A,B,適正,C,Dの何れにあるかが、各ステップ(2
5),(26),(27),(28)及び(29)で判定され、
その結果に基づき各ステップ(30),(31),(32),
(33)及び(34)において、開度制御器(19)から現在
出力中の弁開度Sj−1に所定の各補正値a,bが加算ある
いは補正値c,dが減算され、適正領域にあればSi−1が
そのまま、新たな制御出力弁開度Sjとして決定され電子
膨張弁開度制御器(19)から出力され、ステップ(35)
においてこの新たに決定された出力弁開度Siに電子領域
弁(11)の弁開度が制御され、プログラムの初期に戻
る。上記各補正値はa>b,d>cの関係にあり、適正領
域に近いほど、補正値を小さい値に設定される。
いま、例えば第3図に示す過冷却度のタイミングチャ
ートにおいて、時点t0において過冷却度がA領域にあっ
たとすれば、所定の補正値aが加えられ電子膨張弁(1
1)の弁開度が開く。電子膨張弁(11)の弁開度が大に
なると過冷却度は減少し、t時間後のt1において即され
た過冷却度がD領域にきたとすると、電子膨張弁(11)
の弁開度が開きすぎということで補正値dが減算されて
電子膨張弁(11)の弁開度が閉じる。この時の補正値
a、dの大小関係はa>dということになる。さらに、
時刻t2において過冷却度がB領域にきたとすれば、今度
は補正値bが加算され、電子膨張弁(11)の弁開度が開
かれる。その補正値は当然a>bとする。時刻t3におい
て今度は過冷却度がC領域にきたとすれば補正値cが減
算され、電子膨張弁(11)の弁開度が閉じるよう制御さ
れる。ここでは当然d>cとする。このようにして最終
的に過冷却度が適正領域に入るよう電子膨張弁(11)の
弁開度が制御される。なお、この時暖房用電子膨張弁
(12)は冷房時の減圧装置としては作用しないため、抵
抗とならぬよう、大きな所定の弁開度に固定される。
次に、暖房運転時においては、第3、第4の温度検出
器(15),(16)からの温度信号T15,T16によって算出
される過冷却度が、適正領域に入るよう暖房用電子膨張
弁(12)の開度が上述と同様に制御され、冷房用電子膨
張弁(11)は大きな所定の弁開度に固定される。
上記過冷却度の制御は、圧縮機の能力が変化した時に
も行なわれ、常時過冷却度が一定の範囲内に入るよう制
御され、冷媒回路に必要な冷媒量が一定にた保たれれる
ことになる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、凝縮器として動作す
る熱交換器の凝縮冷媒温度と、それらの出口冷媒温度と
の差から凝縮器出口冷媒の過冷却度を算出し、これらの
過冷却度が、予め定められた複数の領域の内適正な領域
に近い領域にある程小さな値の補正値を現開度に加減算
することによって、過冷却度が所定の一定範囲内の値と
なるよう凝縮器として動作する熱交換器直後の電子膨張
弁の開度を制御し、蒸発器として動作する熱交換器直前
の電子膨張弁の開度を一定開度に固定するよう構成した
ので、冷房時、暖房時とも、圧縮機の能力が変化して
も、速かかつ滑らかに対応し広い能力範囲において常に
適正な過冷却度が保たれ、適切な冷媒量での運転が行な
われる信頼性の高い空気調和機が得られる効果がある。
また、冷房時と暖房時とで異なった制御手段を使用し
ていないので、過熱度制御等の他の制御手段と組み合せ
てたものに比べ、温度検出器の数も少なくてすみ、制御
器も簡単ですみそれだけ安価となるという効果をも有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す冷媒回路図、第2
図、第3図はこの実施例における電子膨張弁の制御動作
を説明するためのフローチャート及びタイミングチャー
ト、第4図は従来の分離形ヒートポンプ式空気調和機の
冷媒回路図である。 図において、(1)は圧縮機、(2)は四方弁、(3)
は室外熱交換器、(5)は室内熱交換器、(6)はアキ
ュムレータ、(8)は室外ユニット、(9)は室内ユニ
ット、(11)は冷房用電子膨張弁、(12)は暖房用電子
膨張弁、(13)は第1の温度検出器、(14)は第2の温
度検出器、(15)は第3の温度検出器、(16)は第4の
温度検出器、(17)は冷房時過冷却度演算手段、(18)
は暖房時過冷却度演算手段、(19)は冷房時電子膨張弁
開度制御器、(20)は暖房用電子膨張弁開度制御器であ
る。 図中同一符号は同一あるいは相当部分を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−158958(JP,A) 特開 昭63−197853(JP,A) 特開 昭59−69663(JP,A) 特開 昭63−131961(JP,A) 特開 昭63−286664(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25B 13/00 371 F24F 11/02 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】能力可変の圧縮機、四方弁、室外熱交換
    器、冷房用減圧装置、暖房用減圧装置、室内熱交換器及
    びアキュムレータを順次冷媒配管で接続した冷媒回路に
    より構成し、上記圧縮機、四方弁、室外熱交換器、冷房
    用減圧装置及びアキュムレータを室外ユニット内に、上
    記室内熱交換器及び暖房用減圧装置を室内ユニット内に
    それぞれ配設してなる空気調和器において、上記冷房用
    減圧装置として、冷房運転時凝縮器の動作をする上記室
    外熱交換器の出口側に冷房用電子膨張弁を、上記暖房用
    減圧装置として、暖房運転時凝縮器の動作をする上記室
    内熱交換器の出口側に暖房用電子膨張弁をそれぞれ設け
    るとともに、上記室外熱交換器中央の冷媒配管上に第1
    の温度検出器を、この室外熱交換器と上記冷房用電子膨
    張弁間の冷媒配管上に第2の温度検出器を、上記室内熱
    交換器中央の冷媒配管上に第3の温度検出器を、この室
    内熱交換器と上記暖房用電子膨張弁間の冷媒配管上に第
    4の温度検出器をそれぞれ配設し、上記第1、第2の温
    度検出器の検出温度差から冷房時の過冷却度を算出する
    冷房時過冷却度演算手段、上記第3、第4の温度検出器
    の検出温度差から暖房時の過冷却度を算出する暖房時過
    冷却度演算手段、上記冷房用の電子膨張弁の開度を、暖
    房運転時に一定開度に固定し、冷房運転時に上記冷房時
    過冷却度演算手段からの出力が、予め定められた複数の
    領域の内適正な領域に近い領域にある程小さな値の補正
    値を現開度に加減算した弁開度に制御することによっ
    て、上記冷房時の過冷却度が所定の一定範囲内の値にな
    るよう制御する冷房用電子膨張弁開度制御器及び上記暖
    房用の電子膨張弁の開度を、冷房運転時に一定開度に固
    定し、暖房運転時に上記暖房時過冷却度演算手段からの
    出力が、予め定められた複数の領域の内適正な領域に近
    い領域にある程小さい値の補正値を現開度に加減算した
    弁開度に制御することによって、上記暖房時の過冷却度
    が所定の一定範囲内の値になるよう制御する暖房用電子
    膨張弁開度制御器を設けたことを特徴とする空気調和
    機。
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