JP2904229B2 - 流量調節装置 - Google Patents

流量調節装置

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JP2904229B2
JP2904229B2 JP6124291A JP6124291A JP2904229B2 JP 2904229 B2 JP2904229 B2 JP 2904229B2 JP 6124291 A JP6124291 A JP 6124291A JP 6124291 A JP6124291 A JP 6124291A JP 2904229 B2 JP2904229 B2 JP 2904229B2
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pilot valve
valve seat
diaphragm
piston
flow control
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巳喜夫 澤井
修 筒井
欽也 有田
好信 内村
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TOTO KIKI KK
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TOTO KIKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流量調節装置、特に外
部パイロット式バルブを用いた流量調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外部パイロット式流量調節バルブ
のアクチュエータとして特願平1−290879号に開
示されているようなアクチュエータを用いているものが
ある。このアクチュエータは、圧電素子の変位を入力ピ
ストンと液体室に封入された液体を介して拡大し出力ピ
ストンの変位に変換する構成であり、出力ピストンがパ
イロット弁体と当接してパイロット弁を駆動する。ま
た、このアクチュエータは液体室と外部を連通する液体
封入用の貫通孔に密着して液体室方向に移動可能な密封
体を嵌入して構成しており、密封体を液体室方向に移動
して、この圧電アクチュエータの出力ピストンの基準位
置の調節を行なっている。なお、この出力ピストンの基
準位置の調節は、密封体を付勢する調整ねじを設け、こ
の調整ねじを回して密封体を液体室に向って前進させる
ことにより行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、圧電アクチュエータを用いて止水位置調節を行なう
場合、位置調節機構である密封体を液体室と外部を連通
する貫通孔内に設けているため、どうしても液体室内部
の作動液体が漏れる危険性がある。また、出力ピストン
の位置の調節は、密封体を液体室方向に前進させて行な
うのみであるので、前進し過ぎたような場合には、もは
や出力ピストンの位置を修正できなくなってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る流量調節装置では、パイロット弁座
は、出力ピストンに近づく若しくは離れる方向へ取付け
位置を変更することができるように移動可能にケーシン
グ側に取付けたものであることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明に係る流量調節装置では、パイロット弁
座の取付け位置を任意に変更することができる。この取
付け位置の調整は、出力ピストンの突出量に関係なく実
施することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は、本発明の実施例に係る流量調節装置
の断面図である。流量調節装置1は、ケーシング2、3
と、流入路4と流出路5間に設けられたダイヤフラム弁
6と、このダイヤフラム弁6の背面にブリード孔7を介
して流入路4と連通するよう形成されたダイヤフラム背
室8と、このダイヤフラム背室8と大気開放空間である
外部パイロット室9との間に設けられたパイロット弁本
体10と、パイロット弁本体10のパイロット弁体11
を駆動するための圧電アクチュエータ12とにより構成
する。
【0007】パイロット弁本体10は、パイロット弁体
11と、このパイロット弁体11の一端に設けられた半
球状パイロット弁13と、このパイロット弁13と対接
するパイロット弁座14と、パイロット弁座14を構成
しているパイロット弁座体15とから成り、ケーシング
2に液密に支持されている。なお、16はダイヤフラム
背室8と外部空間を連通する排出流路を示す。
【0008】圧電アクチュエータ12としては、従来か
ら用いられている特願平1−290879号に開示され
ているような圧電素子に電力を加えることによる圧電素
子の変位を入力ピストンと液体室に封入された液体とを
介して出力ピストンの変位に変換するものを用いてもよ
いが、位置調節機構である密封体を液体室と外部を連通
する貫通孔内に設ける必要はない。なお、図において、
12ー1は圧電素子、12ー2はその電力供給線、12
ー3は入力ピストン、12ー4は液体室、12ー5はベ
ローズ、12ー6はダイヤフラムをそれぞれ示す。
【0009】本実施例においては、位置調節機構として
パイロット弁座体15の外周に雄ねじ部15ー1を形成
すると共に、図2に示すように、その底部に切欠き部1
7を形成し、この切欠き部17を右または左に回すこと
でパイロット弁座体15(すなわちパイロット弁座1
4)を、パイロット弁座体15の外周に形成した雄ねじ
に螺合する牝ねじ部10ー1を内周面に有するパイロッ
ト弁本体10に対して前進または後退することができる
ようにする。なお、パイロット弁体11を覆うようにし
て設けられたパイロット弁ガイド22はパイロット弁座
体15に固定されており、パイロット弁体11はこのパ
イロット弁ガイド22に沿って摺動する。
【0010】このような構成の流量調節装置のパイロッ
ト弁13とパイロット弁座14との基準位置の調節は、
前記切欠き部17をドライバー等を用いて回すことによ
ってパイロット弁座体15を上下させてパイロット弁1
3とパイロット弁座14の距離を変えて行なう。このよ
うにすることにより圧電アクチュエータ12から突出し
ている出力ピストン18の突出量に関係なく位置を調節
することができる。
【0011】この調節によりパイロット弁座体15の基
準位置を決めた後、パイロット弁本体10の下部にケー
シング3でケーシングされたバルブ本体19を取り付け
バルブを完成させる。上記の構成において、圧電アクチ
ュエータ12に電圧を印加していないときは、パイロッ
ト弁体11が出力ピストン18に押され、パイロット弁
13はパイロット弁座14に当接してパイロット弁孔2
0を閉じており、したがって、ダイヤフラム背室8に流
入した流体の圧力でダイヤフラム弁6は閉じている。
【0012】一方、圧電アクチュエータ12を駆動して
出力ピストン18を後退させると、パイロット弁13は
パイロット弁座14から離れ、パイロット弁孔20が開
く。すると、ダイヤフラム背室8内の流体が外部パイロ
ット室9へ流入し、さらに排出流路16を介してケーシ
ング2外部へ流出する。これによりダイヤフラム背室8
の圧力は低下し、流入路4からの圧力でダイヤフラム弁
6は押上げられ、水は流出路5へ流れるようになる。圧
電アクチュエータ12に印加する電圧を調節することに
より出力ピストン18の移動量、すなわちパイロット弁
体11の移動量を調節し、弁孔21を流れる流体の流量
調節をする。このような出力ピストン18の進退を繰返
した場合、前記した従来の流量調節装置に用いるアクチ
ュエータでは、封入された液体が漏れる危険性があった
が、本発明に係る流量調節装置には、液漏れの危険性の
あるアクチュエータを使用しなくてもよい。さらに、使
用によって基準位置にずれが生じた場合、バルブ本体1
9を取外せば容易にパイロット弁13とパイロット弁座
14の基準位置調整ができる。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る流量調節装置は、パイロッ
ト弁座体に設けた位置調節機構によりパイロット弁とパ
イロット弁座の基準位置を決めるようにしたので、圧電
アクチュエータの液体室内部の作動液体が漏れる危険性
がないと共にその構造を簡単なものとすることができ
る。また、位置調節機構は、前進だけでなく後退もでき
るので、位置の修正も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る流量調節装置の断面図で
ある。
【図2】本発明の実施例に係る流量調節装置の位置調節
機構としてのパイロット弁座体を拡大して示した底面図
である。
【符号の説明】
1…流量調節装置、2、3…ケーシング、4…流入路、
5…流出路、6…ダイヤフラム弁、7…ブリード孔、8
…ダイヤフラム背室、9…外部パイロット室、10…パ
イロット弁本体、10ー1…牝ねじ部、11…パイロッ
ト弁体、12…圧電アクチュエータ、12ー1…圧電素
子、12ー2…電力供給線、12ー3…入力ピストン、
12ー4…液体室、12ー5…ベローズ、12ー6…ダ
イヤフラム、13…パイロット弁、14…パイロット弁
座、15…パイロット弁座体、15ー1…雄ねじ部、1
6…排出流路、17…切欠き部、18…出力ピストン、
19…バルブ本体、20…パイロット弁孔、21…弁
孔、22…パイロット弁ガイド。
フロントページの続き (72)発明者 内村 好信 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社 茅ケ崎工場内 (56)参考文献 特開 平3−153978(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 7/06 F16K 31/40 F16K 31/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入路(4)と流出路(5)との間に開
    閉自在に設けられたダイヤフラム弁(6)と、このダイ
    ヤフラム弁(6)の背面に流入路(4)とブリード孔
    (7)によって連通するよう形成されたダイヤフラム背
    (8)と、ダイヤフラム背室(8)内の流体を外部あ
    るいは流出路(5)側に逃すためのパイロット弁孔(2
    0)を有するパイロット弁座(14)と、このパイロッ
    ト弁座(14)を支えるケーシング(2)と、前記パイ
    ロット弁孔(20)を開閉するパイロット弁体(11)
    を駆動する圧電アクチュエータ(12)とを備え、 圧電アクチュエータ(12)に圧電素子(12−1)、
    入力ピストン(12−3)、液体室(12−4)、出力
    ピストン(18)を備え、通電により変形した前記圧電
    素子(12−1)で、入力ピストン(12−3)、及び
    液体室(12−4)の液体を介して出力ピストン(1
    8)を移動させ、この出力ピストン(18)で前記パイ
    ロット弁体(11)を弁開側へ移動し、パイロット弁体
    (11)とパイロット弁座(14)とのクリアランスに
    よりパイロット弁孔(20)を流れる流体の流量を制御
    して流入路(4)側から流出路(5)側に流れる流量を
    調節 する形式の流量調節装置において、前記パイロット弁座(14)は、前記出力ピストン(1
    8)に近づく若しくは離れる方向へ取付け位置を変更す
    ることができるように移動可能にケーシング(2)側に
    取付けたものである ことを特徴とする流量調節装置。
JP6124291A 1991-03-01 1991-03-01 流量調節装置 Expired - Lifetime JP2904229B2 (ja)

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JPH04275609A JPH04275609A (ja) 1992-10-01
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US6302495B1 (en) * 1999-06-04 2001-10-16 Ge Harris Railway Electronics, Llc Railway car braking system including piezoelectric pilot valve and associated methods

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