JP2903725B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
液晶表示装置の製造方法Info
- Publication number
- JP2903725B2 JP2903725B2 JP3008261A JP826191A JP2903725B2 JP 2903725 B2 JP2903725 B2 JP 2903725B2 JP 3008261 A JP3008261 A JP 3008261A JP 826191 A JP826191 A JP 826191A JP 2903725 B2 JP2903725 B2 JP 2903725B2
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- crystal display
- display device
- substrate
- manufacturing
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置の製造方法
に関し、特に信号駆動用基板の接続及び調整に関する。
に関し、特に信号駆動用基板の接続及び調整に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置の製造方法は、液晶
表示基板に特性のそろったICを搭載した水平信号駆動
用基板と垂直信号駆動用基板を接続したり、または、液
晶表示基板上に信号駆動用ICを搭載し、液晶表示基板
とICの接続を行ない、ICをモールド封止したのち、
液晶表示装置の光学的検査を行ない、良否の判定を行う
のが通例である。
表示基板に特性のそろったICを搭載した水平信号駆動
用基板と垂直信号駆動用基板を接続したり、または、液
晶表示基板上に信号駆動用ICを搭載し、液晶表示基板
とICの接続を行ない、ICをモールド封止したのち、
液晶表示装置の光学的検査を行ない、良否の判定を行う
のが通例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の液晶表
示装置の製造方法では、信号駆動用基板等に同種の信号
駆動用ICを複数個並列にして使うため、チップ内での
特性がそろっているICは入手しやすいが、多数個のチ
ップの特性がそろっているICの入手が難しく、その結
果、特性のそろっていないICを使用した場合、液晶表
示装置の光学的特性としては隣のICが受け持つ表示領
域との境界でコントラストの差となって現われ、不具合
が生じるという欠点がある。
示装置の製造方法では、信号駆動用基板等に同種の信号
駆動用ICを複数個並列にして使うため、チップ内での
特性がそろっているICは入手しやすいが、多数個のチ
ップの特性がそろっているICの入手が難しく、その結
果、特性のそろっていないICを使用した場合、液晶表
示装置の光学的特性としては隣のICが受け持つ表示領
域との境界でコントラストの差となって現われ、不具合
が生じるという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置の
製造方法は、液晶表示基板に信号駆動用基板を接続する
工程と、液晶表示装置の表示特性を検査する工程と、こ
の表示特性検査結果により信号駆動用基板上のICの抵
抗をレーザ光によりトリミングし、ICの出力電圧を補
正する工程とを有している。
製造方法は、液晶表示基板に信号駆動用基板を接続する
工程と、液晶表示装置の表示特性を検査する工程と、こ
の表示特性検査結果により信号駆動用基板上のICの抵
抗をレーザ光によりトリミングし、ICの出力電圧を補
正する工程とを有している。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例で、ICの特性トリミング
前の表示状態を示す図であり、水平側駆動用IC11〜
16の特性の差により、IC11〜16が受け持つ表示
領域21〜26の境界でコントラスト差のため目に見え
るライン欠陥31〜35が生じる。図2は、ICの特性
トリミング後の表示状態を示す図で、水平側駆動用IC
11〜16の間に特性の差がないため、IC11〜16
の受け持つ表示領域21〜26の境界でコントラスト差
がなくなり、目に見えないライン欠陥41〜45となっ
ている。
る。図1は本発明の一実施例で、ICの特性トリミング
前の表示状態を示す図であり、水平側駆動用IC11〜
16の特性の差により、IC11〜16が受け持つ表示
領域21〜26の境界でコントラスト差のため目に見え
るライン欠陥31〜35が生じる。図2は、ICの特性
トリミング後の表示状態を示す図で、水平側駆動用IC
11〜16の間に特性の差がないため、IC11〜16
の受け持つ表示領域21〜26の境界でコントラスト差
がなくなり、目に見えないライン欠陥41〜45となっ
ている。
【0006】次に本発明の一実施例について説明する。
まず、モールド封止されていない駆動用IC11〜16
を搭載した水平側駆動回路基板2を液晶表示基板1に接
続し、表示特性の光学的検査を行なう。次にこの検査結
果に基づいて、IC11〜16内の抵抗をレーザ光によ
りトリミングを行い、IC11〜16の出力電圧を調整
する。次に、表示特性の光学的検査を行い、トリミング
結果を確認する。次にIC11〜16をモールド封止す
る。
まず、モールド封止されていない駆動用IC11〜16
を搭載した水平側駆動回路基板2を液晶表示基板1に接
続し、表示特性の光学的検査を行なう。次にこの検査結
果に基づいて、IC11〜16内の抵抗をレーザ光によ
りトリミングを行い、IC11〜16の出力電圧を調整
する。次に、表示特性の光学的検査を行い、トリミング
結果を確認する。次にIC11〜16をモールド封止す
る。
【0007】第2の実施例として、信号駆動用ICを液
晶表示基板上に搭載し、ワイヤボンディングにより電極
間を接続する。次に第1の実施例と同様に、レーザ光に
よりトリミングを行い、ICをモールド封止する。
晶表示基板上に搭載し、ワイヤボンディングにより電極
間を接続する。次に第1の実施例と同様に、レーザ光に
よりトリミングを行い、ICをモールド封止する。
【0008】第3の実施例として、信号駆動用ICをバ
ンプにより液晶表示基板上に搭載し接続した場合は、液
晶表示基板の裏側よりレーザ光を照射し、ICをトリミ
ングしたのちICをモールド封止する。
ンプにより液晶表示基板上に搭載し接続した場合は、液
晶表示基板の裏側よりレーザ光を照射し、ICをトリミ
ングしたのちICをモールド封止する。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、液晶特
性検査の結果に基づいて信号駆動用ICをトリミングす
ることにより信号駆動用ICの出力電圧の差による表示
特性の悪化を完全に補正できる効果がある。また、信号
駆動用ICの特性に差がなく液晶表示基板そのものに特
性差がある場合においても上記方法により表示特性を補
正できることは言うまでもない。
性検査の結果に基づいて信号駆動用ICをトリミングす
ることにより信号駆動用ICの出力電圧の差による表示
特性の悪化を完全に補正できる効果がある。また、信号
駆動用ICの特性に差がなく液晶表示基板そのものに特
性差がある場合においても上記方法により表示特性を補
正できることは言うまでもない。
【図1】本発明の一実施例の駆動用ICのトリミング前
の表示状態を示す図である。
の表示状態を示す図である。
【図2】本発明による駆動用ICのトリミング後の表示
状態を示す図である。
状態を示す図である。
1 液晶表示基板 2 水平側駆動回路基板 11〜16 駆動用IC 21〜26 表示領域 31〜35 コントラスト差により目に見えるライン
欠陥 41〜45 コントラスト差により目に見えないライ
ン欠陥
欠陥 41〜45 コントラスト差により目に見えないライ
ン欠陥
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/13 G02F 1/133 G02F 1/1345 G09F 9/00
Claims (1)
- 【請求項1】 液晶表示基板に駆動用ICを搭載した信
号駆動用基板を接続する工程と、液晶表示装置の表示特
性を検査する工程と、信号駆動用基板に搭載した駆動用
IC内の抵抗をトリミングする工程とを含むことを特徴
とする液晶表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3008261A JP2903725B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 液晶表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3008261A JP2903725B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 液晶表示装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04250415A JPH04250415A (ja) | 1992-09-07 |
JP2903725B2 true JP2903725B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=11688208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3008261A Expired - Lifetime JP2903725B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 液晶表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2903725B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1132053C (zh) | 1997-04-21 | 2003-12-24 | 精工爱普生株式会社 | 液晶显示装置、液晶显示装置的制造方法及电子仪器 |
US20040032562A1 (en) * | 2001-05-01 | 2004-02-19 | Three-Five Systems, Inc. | Method and apparatus for adjusting contrast during assembly of liquid crystal displays and similar devices |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP3008261A patent/JP2903725B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04250415A (ja) | 1992-09-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990223 |