JP2903396B1 - 遠心分離機 - Google Patents
遠心分離機Info
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- JP2903396B1 JP2903396B1 JP7664498A JP7664498A JP2903396B1 JP 2903396 B1 JP2903396 B1 JP 2903396B1 JP 7664498 A JP7664498 A JP 7664498A JP 7664498 A JP7664498 A JP 7664498A JP 2903396 B1 JP2903396 B1 JP 2903396B1
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- Japan
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- centrifuge
- outer case
- rotating basket
- upper lid
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
【要約】
【課題】 遠心分離機内部を洗浄する場合において、洗
浄液で装置周辺が汚されず且つ洗浄しにくい箇所がな
い、しかも、内部の洗浄と点検が容易である該遠心分離
機を提供する。 【解決手段】 本発明は、上蓋1に回転バスケット7及
びその駆動電気モーター9、ケーキ掻取装置10、スラ
リー供給口12等が装着されているケーキ底部排出型遠
心分離機において、該上蓋1に装着された据付脚3を据
付架台6に固定したまま、回転バスケット7の外側ケー
ス4を取外して下方へ下げることができるようにするこ
とにより、回転バスケット7や外側ケース4内面等の遠
心分離機の内部の洗浄と点検を容易する。
浄液で装置周辺が汚されず且つ洗浄しにくい箇所がな
い、しかも、内部の洗浄と点検が容易である該遠心分離
機を提供する。 【解決手段】 本発明は、上蓋1に回転バスケット7及
びその駆動電気モーター9、ケーキ掻取装置10、スラ
リー供給口12等が装着されているケーキ底部排出型遠
心分離機において、該上蓋1に装着された据付脚3を据
付架台6に固定したまま、回転バスケット7の外側ケー
ス4を取外して下方へ下げることができるようにするこ
とにより、回転バスケット7や外側ケース4内面等の遠
心分離機の内部の洗浄と点検を容易する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特に化学品、薬品等
のスラリーを固形物と分離液に分離する遠心分離機に関
するものである。
のスラリーを固形物と分離液に分離する遠心分離機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上蓋に回転バスケットとその駆動
装置が装着されているケーキ底部排出型遠心分離機とし
ては、(イ)と(ロ)のようなものがある。 (イ) 上蓋を上蓋持上げ装置により、据付脚を介して
据付架台に固定されている外側ケースから外へ出して回
転バスケット及び外側ケースの内面を洗浄し易くした遠
心分離機。このような遠心分離機を洗浄する場合、外側
ケースから外へ出された回転バスケットを洗浄する洗浄
液は、外側ケースの外部に流れるため、上蓋持上げ装置
等周辺を汚すことになる。又、上蓋を持ち上げる前に上
蓋に取付けられているスラリー供給口等の取外しや復旧
に手間がかかる。
装置が装着されているケーキ底部排出型遠心分離機とし
ては、(イ)と(ロ)のようなものがある。 (イ) 上蓋を上蓋持上げ装置により、据付脚を介して
据付架台に固定されている外側ケースから外へ出して回
転バスケット及び外側ケースの内面を洗浄し易くした遠
心分離機。このような遠心分離機を洗浄する場合、外側
ケースから外へ出された回転バスケットを洗浄する洗浄
液は、外側ケースの外部に流れるため、上蓋持上げ装置
等周辺を汚すことになる。又、上蓋を持ち上げる前に上
蓋に取付けられているスラリー供給口等の取外しや復旧
に手間がかかる。
【0003】(ロ) 上蓋を外側ケースに取付けたま
ま、据付架台に固定されている外側ケース胴部に開口部
を設け、該開口部の蓋を取外して内部洗浄をし易くした
遠心分離機。このような遠心分離機を洗浄する場合、胴
部開口部の蓋を取外して内部の回転バスケットを洗浄す
ることから、内部の見えにくい箇所などは洗浄し難い不
便さがある。
ま、据付架台に固定されている外側ケース胴部に開口部
を設け、該開口部の蓋を取外して内部洗浄をし易くした
遠心分離機。このような遠心分離機を洗浄する場合、胴
部開口部の蓋を取外して内部の回転バスケットを洗浄す
ることから、内部の見えにくい箇所などは洗浄し難い不
便さがある。
【0004】(ハ) 下部に回転バスケットの駆動装置
を有する遠心分離機では、上側の外側ケースを分離して
外側ケース持上げ装置により上方へ取外す事により回転
バスケット及び外側ケースの内面の洗浄をし易くした遠
心分離機。このようなの遠心分離機を洗浄する場合、持
上げ装置により上方に取外された外側ケースや回転バス
ケットの洗浄液が外側ケースの外へ流れ出て周辺を汚す
ことになる。
を有する遠心分離機では、上側の外側ケースを分離して
外側ケース持上げ装置により上方へ取外す事により回転
バスケット及び外側ケースの内面の洗浄をし易くした遠
心分離機。このようなの遠心分離機を洗浄する場合、持
上げ装置により上方に取外された外側ケースや回転バス
ケットの洗浄液が外側ケースの外へ流れ出て周辺を汚す
ことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
のような従来技術の問題を解決し得て、遠心分離機の洗
浄時に洗浄液で装置周辺が汚されず且つ洗浄しにくい箇
所がない遠心分離機を提供することである。
のような従来技術の問題を解決し得て、遠心分離機の洗
浄時に洗浄液で装置周辺が汚されず且つ洗浄しにくい箇
所がない遠心分離機を提供することである。
【0006】又、医薬品、化学品、食品等の製造におい
ては異物の混入を避けなければならない。特に医薬品及
びその原料に関してはGMP(医薬品の製造並びに品質
管理に関する規則)に従って製造する必要があり、製造
工程において異物の混入は許されない。従って、ある装
置を使って異なる種類の製品を製造する場合、銘柄切替
えの際に先の製品を完全に除去し、それが除去された事
が確認された後に次の製品の製造が行われる必要があ
る。遠心分離機で処理する物質の銘柄を変更する際に前
の物質が次の物質に混ざらないように遠心分離機の内部
を洗浄し、更にその洗浄の程度を確認する必要がある。
即ち、回転バスケットを外側ケースから外へ出して、回
転バスケットや外側ケースの内面など遠心分離機の内部
の洗浄と点検を、従来の遠心分離機に比し容易にする遠
心分離機を提供することである。
ては異物の混入を避けなければならない。特に医薬品及
びその原料に関してはGMP(医薬品の製造並びに品質
管理に関する規則)に従って製造する必要があり、製造
工程において異物の混入は許されない。従って、ある装
置を使って異なる種類の製品を製造する場合、銘柄切替
えの際に先の製品を完全に除去し、それが除去された事
が確認された後に次の製品の製造が行われる必要があ
る。遠心分離機で処理する物質の銘柄を変更する際に前
の物質が次の物質に混ざらないように遠心分離機の内部
を洗浄し、更にその洗浄の程度を確認する必要がある。
即ち、回転バスケットを外側ケースから外へ出して、回
転バスケットや外側ケースの内面など遠心分離機の内部
の洗浄と点検を、従来の遠心分離機に比し容易にする遠
心分離機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決するために工業的に有利な方法を鋭意研究したと
ころ、本発明は上蓋に回転バスケット及びその駆動装
置、ケーキ掻取装置、スラリー供給口等が装着されてい
るケーキ底部排出型遠心分離機において、該上蓋に装着
された据付脚を据付架台に固定したまま、回転バスケッ
トの外側ケースを取外して下方へ下げる事ができるよう
にすることにより、回転バスケットや外側ケース内面等
の遠心分離機の内部の洗浄と点検を容易にすることを特
徴とする、該遠心分離機を完成するに至った。
を解決するために工業的に有利な方法を鋭意研究したと
ころ、本発明は上蓋に回転バスケット及びその駆動装
置、ケーキ掻取装置、スラリー供給口等が装着されてい
るケーキ底部排出型遠心分離機において、該上蓋に装着
された据付脚を据付架台に固定したまま、回転バスケッ
トの外側ケースを取外して下方へ下げる事ができるよう
にすることにより、回転バスケットや外側ケース内面等
の遠心分離機の内部の洗浄と点検を容易にすることを特
徴とする、該遠心分離機を完成するに至った。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の遠心分離機は、回転バス
ケットとその駆動装置、ケーキ掻取装置、スラリー供給
口を装着した上蓋に据付脚を装備し上蓋を据付架台に固
定したまま回転バスケットの外側ケースを取外すことが
できる底部排出型遠心分離機に関するものである。
ケットとその駆動装置、ケーキ掻取装置、スラリー供給
口を装着した上蓋に据付脚を装備し上蓋を据付架台に固
定したまま回転バスケットの外側ケースを取外すことが
できる底部排出型遠心分離機に関するものである。
【0009】回転バスケット、上蓋及び外側ケースの内
面など処理物質に接触する部分の材質は、処理物質に応
じて選定することができる。即ち、各種ステンレス、ハ
ステロイ及びテフロンコーテイング材料などの耐食性材
料が使用される。
面など処理物質に接触する部分の材質は、処理物質に応
じて選定することができる。即ち、各種ステンレス、ハ
ステロイ及びテフロンコーテイング材料などの耐食性材
料が使用される。
【0010】回転バスケットの駆動装置としては、電気
モーター及び油圧モーターが使用される。
モーター及び油圧モーターが使用される。
【0011】遠心分離の荷重を支えるために上蓋に補強
材を取付け、上蓋の補強材取付部に据付脚が装着され
る。
材を取付け、上蓋の補強材取付部に据付脚が装着され
る。
【0012】
【実施例】図面によって本発明の一具体例を説明する
と、図1は本発明遠心分離機内部の概略構造を示す透視
図であり、図2は平面図、図3は側面図である。図を参
照して説明すると、上蓋1に回転バスケット7とその駆
動電気モーター9が装着されているケーキ底部排出型遠
心分離機の上蓋1に据付脚3が装着され据付架台6に設
置されている。
と、図1は本発明遠心分離機内部の概略構造を示す透視
図であり、図2は平面図、図3は側面図である。図を参
照して説明すると、上蓋1に回転バスケット7とその駆
動電気モーター9が装着されているケーキ底部排出型遠
心分離機の上蓋1に据付脚3が装着され据付架台6に設
置されている。
【0013】内部点検口11は内部点検及び洗浄に利用
する開口である。スラリー供給口12から供給されるス
ラリーは遠心分離され、ケーキ掻取装置10により掻き
取られたケーキはケーキ排出口5より排出される。
する開口である。スラリー供給口12から供給されるス
ラリーは遠心分離され、ケーキ掻取装置10により掻き
取られたケーキはケーキ排出口5より排出される。
【0014】図4は遠心分離機の洗浄の要領を示す図で
ある。図を参照して遠心分離機の洗浄の要領を説明する
と、図4(a)は、洗浄液受容器18を昇降装置20に
載せて外側ケース4の下に配置し外側ケース 4を取外
す前の状態を示す。この時に分離液排出口17及び洗浄
液排出19に洗浄液抜出し用ホースを装着しておく。図
4(b)は、外側ケース4を取外して昇降装置20によ
り下に降ろした状態を示す。回転バスケット7は外部に
出て容易に洗浄及び点検ができる。また外側ケース4の
洗浄及び点検も容易である。この際、上蓋1に接続して
いる給液パイプ、排気パイプ及び電気配線などをはずす
必要がなく、洗浄準備及び復旧の手間が少なくて済む。
ある。図を参照して遠心分離機の洗浄の要領を説明する
と、図4(a)は、洗浄液受容器18を昇降装置20に
載せて外側ケース4の下に配置し外側ケース 4を取外
す前の状態を示す。この時に分離液排出口17及び洗浄
液排出19に洗浄液抜出し用ホースを装着しておく。図
4(b)は、外側ケース4を取外して昇降装置20によ
り下に降ろした状態を示す。回転バスケット7は外部に
出て容易に洗浄及び点検ができる。また外側ケース4の
洗浄及び点検も容易である。この際、上蓋1に接続して
いる給液パイプ、排気パイプ及び電気配線などをはずす
必要がなく、洗浄準備及び復旧の手間が少なくて済む。
【0015】
【図1】本発明遠心分離機内部の概略構造を示す透視図
【図2】図1に示されている本発明遠心分離機の平面図
【図3】図1に示されている本発明遠心分離機の側面図
【図4】本発明遠心分離機の洗浄の要領を示す図
1 上蓋 2 上蓋補強材 3 据付脚 4 外側ケース 5 ケーキ排出口 6 据付架台 7 回転バスケット 8 給液パイプ 9 駆動電気モーター 10 ケーキ掻取装置 11 内部点検口 12 スラリー供給口 13 液面検出装置 14 照明窓 15 覗窓 16 排気口 17 分離液排出口 18 洗浄液受容器 19 洗浄液排出口 20 昇降装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−71343(JP,A) 特開 昭59−22665(JP,A) 実開 平1−167345(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B04B 3/00 B04B 7/00 - 7/04
Claims (1)
- 【請求項1】 上蓋に回転バスケットとその駆動装置が
装着されているケーキ底部排出型遠心分離機において、
該上蓋に据付脚が装着され、該据付脚が据付架台に取り
付けられた状態で該上蓋に取り付けられている外側ケー
スが取外し可能であることを特徴とする遠心分離機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7664498A JP2903396B1 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 遠心分離機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7664498A JP2903396B1 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 遠心分離機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2903396B1 true JP2903396B1 (ja) | 1999-06-07 |
JPH11253839A JPH11253839A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13611109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7664498A Expired - Fee Related JP2903396B1 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 遠心分離機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2903396B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5448206B2 (ja) * | 2011-11-02 | 2014-03-19 | 株式会社松本機械製作所 | 遠心分離機 |
JP2015013273A (ja) * | 2013-07-08 | 2015-01-22 | 株式会社松本機械製作所 | 遠心分離機 |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP7664498A patent/JP2903396B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11253839A (ja) | 1999-09-21 |
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Legal Events
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