JP2902228B2 - 放射線像変換パネル及び放射線像記録・再生方法 - Google Patents
放射線像変換パネル及び放射線像記録・再生方法Info
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Description
土類元素およびフッ素を含む蛍光体を用いた放射線像変
換パネルおよび放射線像記録・再生方法に関するもので
ある。
法として、銀塩感光材料からなる乳剤層を有する放射線
写真フィルムと増感紙(増感スクリーン)との組合わせ
を用いる、いわゆる放射線写真法が利用されている。
代る方法の一つとして、特開昭55ー12145号公報
等に記載されているような輝尽性蛍光体を利用する放射
線像変換方法(放射線像記録・再生方法)が開発され、
注目を受けている。この方法は、被写体を透過した放射
線、あるいは被検体から発せられた放射線を輝尽性蛍光
体に吸収、蓄積させ、その後この蛍光体を可視光線、赤
外線などの電磁波(励起光)で励起することによって、
蛍光体中に蓄積されている放射線エネルギーを蛍光(輝
尽発光光)として放出させ、この蛍光を光電的に読み取
って電気信号を得、この電気信号を可視化するものであ
る。
従来の放射線写真法を利用した場合に比較して、はるか
に少ない被曝線量で情報量の豊富な放射線画像を得るこ
とができるという利点がある。従って、この放射線像記
録・再生方法は、特に医療診断を目的とするX線撮影な
どの直接医療用放射線撮影において利用価値が非常に高
い。
などの放射線を照射したのち可視乃至赤外領域の電磁波
の励起により発光(輝尽発光)を示す輝尽性蛍光体が用
いられる。そのような輝尽性蛍光体としては、従来より
二価ユーロピウム賦活アルカリ土類金属弗化ハロゲン化
物蛍光体(MIIFX:Eu2+;ただし、MIIはMg、C
aおよびBaからなる群より選ばれる少なくとも一種の
アルカリ土類金属であり、XはCl、BrおよびIから
なる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであ
る);ユーロピウムおよびサマリウム賦活硫化ストロン
チウム蛍光体(SrS:Eu,Sm);ユーロピウムお
よびサマリウム賦活オキシ硫化ランタン蛍光体(La2
O2 S:Eu,Sm);ユーロピウム賦活酸化アルミニ
ウムバリウム蛍光体(BaO・Al2 O3 :Eu);ユ
ーロピウム賦活アルカリ土類金属ケイ酸塩蛍光体(M2+
O・SiO2 :Eu;但し、M2+はMg、CaおよびB
aからなる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土
類金属である);セリウム賦活希土類オキシハロゲン化
物蛍光体(LnOX:Ce;ただし、LnはLa、Y、
Gd及びLuからなる群より選ばれる少なくとも一種の
希土類元素であり、XはCl、BrおよびIからなる群
より選ばれる少なくとも一種のハロゲンである)などが
知られている。
性蛍光体を使用する放射線像変換パネルおよび放射線像
記録・再生方法を提供することを目的とするものであ
る。
体の探索を行なってきたがその結果、特定の組成を有す
るアルカリ金属元素、希土類元素およびフッ素を含む蛍
光体が輝尽発光を示すことを新たに見出し、本発明に到
達した。
尽性蛍光体層とを含む放射線像変換パネルであって、輝
尽性蛍光体層に輝尽性蛍光体として、下記組成式
(I): MI Ln3 F10:aAc …(I) (ただし、MI はLi、Na、K、Rb及びCsからな
る群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属元素で
あり;LnはY、La、Gd、Yb及びLuからなる群
より選ばれる少なくとも一種の希土類元素であり;Ac
はEu、Ce及びTbからなる群より選ばれる少なくと
も一種の希土類元素であり;そしてaは0<a≦0.2
の範囲の数値である)で表わされる蛍光体が含まれてい
ることを特徴とする放射線像変換パネル。
られた放射線を、上記組成式(I)で表わされる蛍光体
に吸収、蓄積させたのち、その蛍光体に450〜800
nm(望ましくは500〜700nm)の波長領域の電
磁波を照射することにより、該蛍光体に蓄積されている
放射線エネルギーを輝尽光として放出させ、そしてこの
輝尽光を検出することを特徴とする放射線像記録・再生
方法。
蛍光体のうちで、MI がルビジウム(Rb)、Lnがガ
ドリニウム(Gd)そしてAcがユーロピウム(Eu)
である蛍光体はMat.Res.Bull.Vol.1
8,pp.135−140,1983(Pergamo
n Press,Inc.,USA)に記載されている
が、この文献では、蛍光体の発光機構などについての研
究結果が報告されているのみであり、この蛍光体が輝尽
性を示すことについての示唆はない。
式(I)の蛍光体が輝尽性を有することが今回新たに見
出されたため、これを輝尽性蛍光体として用いる点に特
徴がある。
原料化合物(例えば、アルカリ金属のハロゲン化物及び
二種類の希土類元素それぞれのハロゲン化物)を混合し
たのち、その混合物をおよそ700〜1000℃の温度
にて不活性ガス雰囲気下で焼成して製造することができ
る。なお、蛍光体は必要に応じて粉砕処理、ふるい分け
処理、洗浄処理などの公知の処理を施すことができる。
持体と、この支持体上に設けられた輝尽性蛍光体を分散
状態で含有支持する結合剤からなる輝尽性蛍光体層とか
ら構成される。ただし、輝尽性蛍光体層は、蛍光体粒子
のみ、あるいは蛍光体の焼結体、蒸着層からなっていて
もよく、結合剤は必ずしも必要ではない。
えば、次に述べるような方法により製造することができ
る。まず、輝尽性蛍光体粒子と結合剤とを適当な溶剤
(例えば、低級アルコール、塩素原子含有炭化水素、ケ
トン、エステル、エーテル)に加え、これを充分に混合
して、結合剤溶液中に輝尽性蛍光体が均一に分散した塗
布液を調製する。結合剤の例としては、ゼラチン等の蛋
白質、ポリ酢酸ビニル、ニトロセルロース、ポリウレタ
ン、ポリビニルアルコール、ポリアルキル(メタ)アク
リレート、線状ポリエステルなどような合成高分子物質
などにより代表される結合剤を挙げることができる。塗
布液における結合剤と輝尽性蛍光体との混合比は、通常
は1:8乃至1:40(重量比)の範囲から選ばれる。
塗布することにより塗布液の塗膜を形成したのち、この
塗膜を乾燥して、支持体上への輝尽性蛍光体層の形成を
完了する。輝尽性蛍光体層の層厚は一般に50乃至50
0μmである。支持体としては、従来の放射線写真法に
おける増感紙(または増感スクリーン)の支持体、また
は公知の放射線像変換パネルの支持体として用いられて
いる各種の材料から適宜選ぶことができる。そのような
材料の例としては、セルロースアセテート、ポリエチレ
ンテレフタレートなどのプラスチック物質のフィルム、
アルミニウム箔などの金属シート、通常の紙、バライタ
紙、レジンコート紙などを挙げることができる。なお、
支持体の蛍光体層が設けられる側の表面には、接着性付
与層、光反射層、光吸収層などが設けられていてもよ
く、また支持体には、微細な凹凸が均質に形成されてい
てもよい(この凹凸は、支持体の蛍光体層側の表面に接
着性付与層、光反射層、光吸収層などが設けられている
場合には、その表面に形成される)。
対側の表面に、蛍光体層を物理的および化学的に保護す
るための透明な保護膜が設けられていてもよい。透明保
護膜に用いられる材料の例としては、酢酸セルロース、
ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンを挙げることができる。透明保護膜の
膜厚は、通常約0.1乃至20μmである。
ルは、特開昭55ー163500号公報、特開昭57ー
96300号公報などに記載されているように、着色剤
によって着色されていてもよく、また特開昭55ー14
6447号公報に記載されているようにその輝尽性蛍光
体層中に白色粉体が分散されていてもよい。
の組成式(I)で表わされる蛍光体を放射線像変換パネ
ルに含有させた形態で使用する場合について、図1に示
す模式図を用いて具体的に説明する。
発生装置、12は被写体、13は蛍光体を含む放射線像
変換パネル、14は放射線像変換パネル13上の放射線
エネルギーの蓄積像を輝尽光として放射させるための励
起源(光源)、15は放射線像変換パネル13より放射
された輝尽光を検出する光電変換装置、16は光電変換
装置15で検出された電気信号を画像として再生する装
置、17は再生された画像を表示する装置、そして18
は光源14からの反射光を透過させることなく放射線像
変換パネル13より放射された輝尽光のみを透過させる
ためのフィルターである。
合の例を示しているが、被写体12自体が放射線を発す
るもの(本明細書においてはこれを被検体という)であ
る場合には、上記の放射線発生装置11は特に設置する
必要はない。また、光電変換装置15、画像再生装置1
6および画像表示装置17の一連の装置は、放射線像変
換パネル13から輝尽光として放射される画像情報を何
らかの形で視覚化して再生できる他の適当な装置に変え
ることもできる。
放射線発生装置11からX線などの放射線を照射する
と、その放射線は被写体12をその各部の放射線透過率
に比例して透過する。被写体12を透過した放射線は、
放射線像変換パネル13に入射し、その放射線の強弱に
比例して放射線像変換パネル13の輝尽光体層に吸収さ
れる。すなわち、放射線像変換パネル13上には放射線
透過像に相当する放射線エネルギーの蓄積像(一種の潜
像)が形成される。
4を用いて450〜800nmの波長領域の電磁波を照
射すると、放射線像変換パネル13上に形成された放射
線エネルギーの蓄積像は、輝尽光として放射される。こ
の放射される輝尽光は、放射線像変換パネル13の輝尽
光体層に吸収された放射線エネルギーの強弱に比例して
いる。この輝尽光の強弱で構成される画像情報を、たと
えば、光電子増倍管などの光電変換装置15で電気信号
に変換し、画像再生装置16によって画像として再生
し、画像表示装置17によってこの画像を表示する。
を輝尽光として読み出す操作は、一般にレーザー光でパ
ネルを時系列的に走査し、この走査によってパネルから
放射される輝尽光を適当な集光体を介して光電子増倍管
等の光検出器で検出し、時系列電気信号を得ることによ
って行なわれる。この読出しは観察読影性能がより優れ
た画像を得るために、低エネルギーの励起光の照射によ
る先読み操作と高エネルギーの励起光の照射による本読
み操作とから構成されていてもよい(特開昭58ー67
240号公報参照)。この先読み操作を行なうことによ
り本読み操作における読出し条件を好適に設定すること
ができるという利点がある。
フォトダイオードなどの固体光電変換素子を用いること
もできる(特開昭58ー121874号公報参照)。こ
の場合には、多数の固体光電変換素子がパネル全表面を
覆うように構成され、パネルと一体化されていてもよい
し、あるいはパネルに近接した状態で配置されていても
よい。また、光電変換装置は複数の光電変換素子が線状
に連なったラインセンサであってもよいし、あるいは一
画素に対応する一個の固体光電変換素子から構成されて
いてもよい。
ような点光源のほかに、発光ダイオード(LED)や半
導体レーザー等を列状に連ねてなるアレイなどの線光源
であってもよい。このような装置を用いて読出しを行な
うことにより、パネルから放出される輝尽光の損失を防
ぐと同時に受光立体角を大きくしてS/N比を高めるこ
とができる。また、得られる電気信号は励起光の時系列
的な照射によってではなく、光検出器の電気的な処理に
よって時系列化されるために、読出し速度を速くするこ
とが可能である。
換パネルに対しては、輝尽光体の励起光の波長領域の光
を照射することにより、あるいは加熱することにより、
残存している放射線エネルギーの消去を行なってもよ
く、そうするのが好ましい(特開昭56ー11392号
および特開昭56ー12599号公報参照)。この消去
操作を行なうことにより、次にこのパネルを使用した時
の残像によるノイズの発生を防止することができる。さ
らに、読出し後と次の使用直前の二度にわたって消去操
作を行なうことにより、自然放射能などによるノイズの
発生を防いで更に効率良く消去を行なうこともできる
(特開昭57ー116300号公報参照)。
て、被写体の放射線透過像を得る場合に用いられる放射
線としては、輝尽性蛍光体がこの放射線の照射を受けた
後、上記電磁波で励起された時において輝尽発光を示し
うるものであればいかなる放射線であってもよく、たと
えばX線、電子線、紫外線など一般に知られている放射
線を用いることができる。また、被検体の放射線像を得
る場合において被検体から直接発せられる放射線は、同
様に輝尽性蛍光体に吸収されて輝尽発光のエネルギー源
となるものであればいかなる放射線であってもよく、そ
の例としては、γ線、α線、β線などの放射線を挙げる
ことができる。
した輝尽性蛍光体を励起するための励起光の光源として
は、450〜800nmの波長領域にバンドスペクトル
分布をもつ光を放射する光源のほかに、例えばArイオ
ンレーザー、Krイオンレーザー、HeーNeレーザ
ー、ルビー・レーザー、半導体レーザー、ガラス・レー
ザー、色素レーザー等のレーザーおよび発光ダイオード
などの光源を使用することもできる。なかでもレーザー
は、単位面積当りのエネルギー密度の高いレーザービー
ムを放射線像変換パネルに照射することができるため、
本発明において用いる励起用光源としては各種のレーザ
ーが好ましい。それらのうちで本発明の輝尽性蛍光体の
輝尽励起スペクトルとのマッチングの点から特に好まし
いレーザーはHe−Neレーザーである。また、半導体
レーザーは、小型であること、駆動電力が小さいこと、
直接変調が可能なのでレーザー出力の安定化が簡単にで
きることなどの理由により励起用光源として好ましい。
尽性蛍光体の励起波長領域の光を放射するものであれば
よく、その例としてはタングステンランプ、輝尽光灯、
ハロゲンランプを挙げることができる。
性蛍光体に放射線のエネルギーを吸収蓄積させる蓄積
部、この輝尽性蛍光体に励起光を照射して放射線のエネ
ルギーを輝尽光として放出させる光検出(読出し)部、
および輝尽性蛍光体中に残存するエネルギーを放出させ
るための消去部を一つの装置に内蔵したビルトイン型の
放射線像変換装置に適用することもできる。
ニウム(GdF3 )10g、およびフッ化セリウム(C
eF3 )0.03gを乾式混合した。次に、得られた混
合物をアルミナるつぼに充填し、これを高温電気炉に入
れて焼成を行なった。焼成は、窒素雰囲気中にて850
℃の温度で2時間かけて行なった。焼成が完了したのち
焼成物を炉外に取り出して冷却し、ほぐした後、メタノ
ールで洗浄した。このようにして、粉末状の蛍光体(R
bGd3 F10:0.01Ce3+)を得た。
の輝尽励起スペクトルおよび輝尽発光スペクトルを測定
した。得られた輝尽励起スペクトルを図2に、そして輝
尽発光スペクトルを図3に示す。
脂(住友バイエルウレタン(株)製、デスモラック42
15)15.8gおよびビスフェノールA型エポキシ樹
脂2.0gをメチルエチルケトン−トルエン(1:1)
混合溶媒に添加し、プロペラミキサーにより分散して粘
度20〜30PSの塗布液を調製した。この塗布液をド
クターブレードを用いて下塗り層付きポリエチレンテレ
フタレートシート支持体上に塗布したのち100℃で1
5分間乾燥して輝尽性蛍光体層を形成した。次に、接着
剤層付きポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み:
10μm)を輝尽性蛍光体層の上に接着することにより
透明保護膜を形成し、支持体、輝尽性蛍光体層および透
明保護膜から構成された放射線変換パネルを製造した。
e3+の製造 原料化合物として、フッ化ルビジウム(RbF)1.7
8g、フッ化ランタン(LaF3 )10g、およびフッ
化セリウム(CeF3 )0.033gを用いた以外は実
施例1と同様の操作により粉末状の蛍光体(RbLa3
F10:0.01Ce3+)を得た。次に、上記のようにし
て製造された蛍光体の輝尽励起スペクトルおよび輝尽発
光スペクトルを測定した。得られた輝尽発光スペクトル
を図4に示す。輝尽励起スペクトルは図2と実質的に同
一であった。
u3+の製造 原料化合物として、フッ化ルビジウム(RbF)1.5
1g、フッ化イッテルビウム(YbF3 )10g、およ
びフッ化ユーロピウム(EuF3 )0.030gを用い
た以外は実施例1と同様の操作により粉末状の蛍光体
(RbYb3 F10:0.01Eu3+)を得た。次に、上
記のようにして製造された蛍光体の輝尽励起スペクトル
および輝尽発光スペクトルを測定した。得られた輝尽発
光スペクトルを図5に示す。輝尽励起スペクトルは図2
と実質的に同一であった。
u3+の製造 原料化合物として、フッ化ナトリウム(NaF)0.6
5g、フッ化ガドリニウム(GdF3 )10g、および
フッ化ユーロピウム(EuF3 )0.033gを用いた
以外は実施例1と同様の操作により粉末状の蛍光体(N
aGd3 F10:0.01Eu3+)を得た。次に、上記の
ようにして製造された蛍光体の輝尽励起スペクトルおよ
び輝尽発光スペクトルを測定した。得られた輝尽発光ス
ペクトルを図6に示す。輝尽励起スペクトルは図2と実
質的に同一であった。
の各種の蛍光体について測定した輝尽発光量を相対値に
て第1表に示す。第1表の数値は各蛍光体粉末に管電圧
80KVpのX線を照射したのちHe−Neレーザー光
(633nm)で励起したときに発生する輝尽光の発光
量を、RbLa3 F10:0.01Ce3+の発光量を10
0として換算した相対値である。
は既に知られているが、輝尽性蛍光体としては新規なも
のであって、放射線像記録・再生方法およびその方法に
使用する放射線像変換パネルに有利に用いることができ
る。
略図。
ペクトル。
ペクトル。
ペクトル。
ペクトル。
ペクトル。
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体と、該支持体の片面に設けられた
輝尽性蛍光体層とを含む放射線像変換パネルであって、
輝尽性蛍光体層に輝尽性蛍光体として、下記組成式
(I): MI Ln3 F10:aAc …(I) (ただし、MI はLi、Na、K、Rb及びCsからな
る群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属元素で
あり;LnはY、La、Gd、Yb及びLuからなる群
より選ばれる少なくとも一種の希土類元素であり;Ac
はEu、Ce及びTbからなる群より選ばれる少なくと
も一種の希土類元素であり;そしてaは0<a≦0.2
の範囲の数値である)で表わされる蛍光体が含まれてい
ることを特徴とする放射線像変換パネル。 - 【請求項2】 被写体を透過した、または被検体から発
せられた放射線を、下記の組成式(I): MI Ln3 F10:aAc …(I) (ただし、MI はLi、Na、K、Rb及びCsからな
る群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属元素で
あり;LnはY、La、Gd、Yb及びLuからなる群
より選ばれる少なくとも一種の希土類元素であり;Ac
はEu、Ce及びTbからなる群より選ばれる少なくと
も一種の希土類元素であり;そしてaは0<a≦0.2
の範囲の数値である)で表わされる蛍光体に吸収、蓄積
させたのち、該蛍光体に450〜800nmの波長領域
の電磁波を照射することにより、該蛍光体に蓄積されて
いる放射線エネルギーを輝尽光として放出させ、そして
この輝尽光を検出することを特徴とする放射線像記録・
再生方法。
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---|---|---|---|
JP30644292A JP2902228B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 放射線像変換パネル及び放射線像記録・再生方法 |
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- 1992-10-20 JP JP30644292A patent/JP2902228B2/ja not_active Expired - Fee Related
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