JP2902076B2 - ガイドワイヤー - Google Patents
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- JP2902076B2 JP2902076B2 JP2215671A JP21567190A JP2902076B2 JP 2902076 B2 JP2902076 B2 JP 2902076B2 JP 2215671 A JP2215671 A JP 2215671A JP 21567190 A JP21567190 A JP 21567190A JP 2902076 B2 JP2902076 B2 JP 2902076B2
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- coil
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/09—Guide wires
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/09—Guide wires
- A61M2025/09166—Guide wires having radio-opaque features
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
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- A61M25/09—Guide wires
- A61M2025/09175—Guide wires having specific characteristics at the distal tip
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- Hematology (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、血管のような人体内腔内を進めていくとき
にカテーテルを支持しかつ案内するために使用されるガ
イドワイヤーに関する。
にカテーテルを支持しかつ案内するために使用されるガ
イドワイヤーに関する。
(従来の技術及びその課題) 人体の治療に際し、各種の医療目的のため各種のガイ
ドワイヤーが使用される。より一般的な用途の一つは、
カテーテルが適用される手術等を行うため患者の血管内
のある箇所までカテーテルを案内するために血管内にて
使用されることである。例えば、ガイドワイヤー、特に
小径のステアリング可能なガイドワイヤーは、経皮的血
管貫通冠状動脈形成術において重要な機能を果たす。か
かるガイドワイヤーの例は、米国特許第4,545,390号
(レーリィ(Leary))及び米国特許第4,538,622号に記
載されている。これら米国特許の各々に記載されたガイ
ドワイヤーは、捩れに対して剛性で長手方向に可撓性で
ある軸、及びコイルを有する可撓性の末梢部分を備えて
おり、これらは、全て又はその一部がX線不透過性であ
るため、医者は、患者の血管内のガイドワイヤーの位置
及び進み状態をX線透視法によって監視することが出来
る。カテーテルが患者の動脈内を進められる冠状動脈血
管形成法のような手術に際して、X線不透過性の造影剤
を患者の動脈内に注入して動脈の形状及び経路がX線透
視法によって視覚的に把握し得るようにすることが多
い。ガイドワイヤーコイルのX線不透過性が非常に大で
あるため、造影剤を注入したとき、医者が見たいと考え
る動脈部分が視覚的に妨害される可能性がある。かかる
場合に使用するため、ガイドワイヤーは一部分のみがX
線不透過性であること、即ち、一部分では明るく見るこ
とが出来る灰色の影を形成するが、別の部分は、濃く暗
いX線像を形成し、及びある場合には、付加的なX線透
過性部分を形成することが望ましい。
ドワイヤーが使用される。より一般的な用途の一つは、
カテーテルが適用される手術等を行うため患者の血管内
のある箇所までカテーテルを案内するために血管内にて
使用されることである。例えば、ガイドワイヤー、特に
小径のステアリング可能なガイドワイヤーは、経皮的血
管貫通冠状動脈形成術において重要な機能を果たす。か
かるガイドワイヤーの例は、米国特許第4,545,390号
(レーリィ(Leary))及び米国特許第4,538,622号に記
載されている。これら米国特許の各々に記載されたガイ
ドワイヤーは、捩れに対して剛性で長手方向に可撓性で
ある軸、及びコイルを有する可撓性の末梢部分を備えて
おり、これらは、全て又はその一部がX線不透過性であ
るため、医者は、患者の血管内のガイドワイヤーの位置
及び進み状態をX線透視法によって監視することが出来
る。カテーテルが患者の動脈内を進められる冠状動脈血
管形成法のような手術に際して、X線不透過性の造影剤
を患者の動脈内に注入して動脈の形状及び経路がX線透
視法によって視覚的に把握し得るようにすることが多
い。ガイドワイヤーコイルのX線不透過性が非常に大で
あるため、造影剤を注入したとき、医者が見たいと考え
る動脈部分が視覚的に妨害される可能性がある。かかる
場合に使用するため、ガイドワイヤーは一部分のみがX
線不透過性であること、即ち、一部分では明るく見るこ
とが出来る灰色の影を形成するが、別の部分は、濃く暗
いX線像を形成し、及びある場合には、付加的なX線透
過性部分を形成することが望ましい。
本発明の目的は、上述の望ましい特徴を備えたガイド
ワイヤーを提供することである。
ワイヤーを提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明の一実施例によると、ガイドワイヤーは、テー
パ付きの末梢部分を有する細長い可撓性の軸を備えてい
る。比較的小さいX線不透過性を有する金属にて形成さ
れたつる巻きコイルがテーパ付き部分に沿って軸の末梢
端に取り付けられており、該テーパ付き部分は該つる巻
きコイル内に受け入れられかつ該コイルを通って伸長し
ている。テーパ付き部分の末梢端は、コイルの末梢端の
手前に達し、別のより小さい径のコイルが軸の末梢端に
取り付けられかつ該末梢端から末梢方向に伸長してい
る。内側コイル及び外側コイルの末梢端は、ガイドワイ
ヤーの末梢先端の先端溶接部に取り付けられている。内
側コイルはX線透視法によって暗く見える高X線不透過
性材料にて形成されている。内側コイルの基端方向のガ
イドワイヤーの長さは、軸のテーパ付き部分に高X線不
透過性材料の薄い層を被覆することにより穏当なX線不
透過性とされている。このようにして、ガイドワイヤー
は、高X線不透過性の末梢部分と、X線不透過性造影剤
が注入された動脈の観察を完全に妨害しない穏当なX線
不透過性部分とを有する末梢コイルを提供する。
パ付きの末梢部分を有する細長い可撓性の軸を備えてい
る。比較的小さいX線不透過性を有する金属にて形成さ
れたつる巻きコイルがテーパ付き部分に沿って軸の末梢
端に取り付けられており、該テーパ付き部分は該つる巻
きコイル内に受け入れられかつ該コイルを通って伸長し
ている。テーパ付き部分の末梢端は、コイルの末梢端の
手前に達し、別のより小さい径のコイルが軸の末梢端に
取り付けられかつ該末梢端から末梢方向に伸長してい
る。内側コイル及び外側コイルの末梢端は、ガイドワイ
ヤーの末梢先端の先端溶接部に取り付けられている。内
側コイルはX線透視法によって暗く見える高X線不透過
性材料にて形成されている。内側コイルの基端方向のガ
イドワイヤーの長さは、軸のテーパ付き部分に高X線不
透過性材料の薄い層を被覆することにより穏当なX線不
透過性とされている。このようにして、ガイドワイヤー
は、高X線不透過性の末梢部分と、X線不透過性造影剤
が注入された動脈の観察を完全に妨害しない穏当なX線
不透過性部分とを有する末梢コイルを提供する。
本発明の別の実施例において、内側コイルは高X線不
透過性金属にて形成される一方、外側コイルはX線透過
性材料にて形成される。この実施例において、軸のテー
パ付き部分は非被覆状態のままである。その代わり、外
側コイルが高X線材料にて薄く被覆されている。この構
成により、高X線透過性部分と、穏当なX線不透過性部
分とを有するガイドワイヤーが得られる。
透過性金属にて形成される一方、外側コイルはX線透過
性材料にて形成される。この実施例において、軸のテー
パ付き部分は非被覆状態のままである。その代わり、外
側コイルが高X線材料にて薄く被覆されている。この構
成により、高X線透過性部分と、穏当なX線不透過性部
分とを有するガイドワイヤーが得られる。
別の実施例において、単一のつる巻きコイルがガイド
ワイヤーの軸の末梢端に取り付けられている。このコイ
ルは穏当なX線不透過性を有する合金にて形成される。
該コイルの先端部分は高X線不透過性材料にて被覆され
ている。この実施例の変形例において、単一のコイルは
X線透過性材料にて形成すると共に、X線不透過性材料
にて厚く被覆された末梢先端部分と、X線不透過性材料
にて穏当に被覆されたより末梢方向のコイル部分という
2つの部分に分けて被覆することが出来る。
ワイヤーの軸の末梢端に取り付けられている。このコイ
ルは穏当なX線不透過性を有する合金にて形成される。
該コイルの先端部分は高X線不透過性材料にて被覆され
ている。この実施例の変形例において、単一のコイルは
X線透過性材料にて形成すると共に、X線不透過性材料
にて厚く被覆された末梢先端部分と、X線不透過性材料
にて穏当に被覆されたより末梢方向のコイル部分という
2つの部分に分けて被覆することが出来る。
この実施例のさらに別の変形例において、コイルは穏
当なX線不透過性材料にて形成し、末梢先端部分は付加
的なX線不透過性材料にて被覆し、X線透視方法時、高
X線不透過性の末梢部分、及び穏当なX線不透過性の基
端部分を画成する。
当なX線不透過性材料にて形成し、末梢先端部分は付加
的なX線不透過性材料にて被覆し、X線透視方法時、高
X線不透過性の末梢部分、及び穏当なX線不透過性の基
端部分を画成する。
さらに別の実施例は、高X線不透過性部分、穏当なX
線不透過性部分及びX線透過性部分というコイル部分を
有するガイドワイヤーに関する。この実施例の図示した
変形例において、つる巻きコイルの末梢部分は高X線不
透過性であり、中間部分はX線透過性であり、及び基端
部分が穏当なX線不透過性部分である。ワイヤーは、X
線不透過性部分が動脈の狭搾部分内に位置決めされ、ガ
イドワイヤーのX線透過性部分がX線不透過性の造影剤
を動脈に充填したとき、狭窄部分のX線撮影を妨害しな
いようにするために使用することを目的とする。
線不透過性部分及びX線透過性部分というコイル部分を
有するガイドワイヤーに関する。この実施例の図示した
変形例において、つる巻きコイルの末梢部分は高X線不
透過性であり、中間部分はX線透過性であり、及び基端
部分が穏当なX線不透過性部分である。ワイヤーは、X
線不透過性部分が動脈の狭搾部分内に位置決めされ、ガ
イドワイヤーのX線透過性部分がX線不透過性の造影剤
を動脈に充填したとき、狭窄部分のX線撮影を妨害しな
いようにするために使用することを目的とする。
本発明の目的は、その末梢端にコイル組立体を有し、
該コイル組立体の末梢部分が高X線不透過性の末梢部分
と、穏当なX線不透過性の基端部分とを備えるガイドワ
イヤーを提供することである。
該コイル組立体の末梢部分が高X線不透過性の末梢部分
と、穏当なX線不透過性の基端部分とを備えるガイドワ
イヤーを提供することである。
(実施例) 本発明の上記及びその他の目的並びに利点は、添付図
面に関する以下の更に詳細な説明を読むことにより一層
良く理解することが出来よう。
面に関する以下の更に詳細な説明を読むことにより一層
良く理解することが出来よう。
第1図に図示すうように、ガイドワイヤーは、その末
梢端にテーパ付き部分12を有する細長く回転可能に剛性
である長手方向に可撓性の軸10を備えている。コイル組
立体14が軸の末梢端に取り付けられており、該軸10のテ
ーパ付き領域12はコイル組立体14内に伸長しかつ該コイ
ル組立体14内に受け入れられる。軸10の末梢先端16は、
コイル組立体14の末梢先端の手前に達し、可撓性の先端
部分18を画成する。
梢端にテーパ付き部分12を有する細長く回転可能に剛性
である長手方向に可撓性の軸10を備えている。コイル組
立体14が軸の末梢端に取り付けられており、該軸10のテ
ーパ付き領域12はコイル組立体14内に伸長しかつ該コイ
ル組立体14内に受け入れられる。軸10の末梢先端16は、
コイル組立体14の末梢先端の手前に達し、可撓性の先端
部分18を画成する。
ガイドワイヤーは175cm程度の全長を有し、軸の末梢
のテーパ付き領域12が約30cm伸長している。可撓性の先
端部分18は約2cmの長さに亘って伸長することが出来
る。テーパ付き領域12は、図示するように、直径約0.00
8インチのバレルセグメント21内に合流する長さ約3cmの
第1のテーパ付きセグメント19を有する段階的なテーパ
に形成することが出来る。バレルセグメント21は長さ約
14cmであり、長さ約3cmの第2のテーパ付きセグメント2
3内に合流し、第2のテーパ付きセグメント23は直径約
0.006インチの別のバレルセグメント25内に合流する。
バレルセグメント25は、直径約0.002インチまでテーパ
を付けた長さ約4cmの末梢先端のテーパ付きセグメント2
7内に合流する。
のテーパ付き領域12が約30cm伸長している。可撓性の先
端部分18は約2cmの長さに亘って伸長することが出来
る。テーパ付き領域12は、図示するように、直径約0.00
8インチのバレルセグメント21内に合流する長さ約3cmの
第1のテーパ付きセグメント19を有する段階的なテーパ
に形成することが出来る。バレルセグメント21は長さ約
14cmであり、長さ約3cmの第2のテーパ付きセグメント2
3内に合流し、第2のテーパ付きセグメント23は直径約
0.006インチの別のバレルセグメント25内に合流する。
バレルセグメント25は、直径約0.002インチまでテーパ
を付けた長さ約4cmの末梢先端のテーパ付きセグメント2
7内に合流する。
コイル組立体14、外側つる巻きコイル20及び内側つる
巻きコイル22を備えている。外側コイル20は、直径0.00
3インチ程度のステンレス鋼線のような比較的穏当なX
線不透過性である材料にて形成される。外側コイル20
は、基端のろう付け継手24及び末梢ろう付け継手29にて
軸10に取り付けられる。外側コイル20は軸10の末梢端16
を越えて末梢方向に伸長する。外側コイル20の末梢端
は、半球状の先端溶接部26内に達している。内側つる巻
コイル22は、金−白金合金のような高X線不透過性材料
にて形成される。その基端は、軸10のテーパ付きセグメ
ント27の末梢端16に内側ろう付け継手28によって取り付
けられ、内側つる巻きコイル22の最外端は先端溶接部26
に取り付けられる。軸10のテーパ付き領域12は符号30で
示すように、金のような高X線不透過性材料にて薄く被
覆されている。金被覆は、0.001インチ程度の厚みとす
ることが出来る。この被覆は、便宜上肉厚を誇張して図
示してある。X線透視中、ガイドワイヤーの領域12が領
域18よりも小さいX線不透過性を有するように見えるよ
うに被覆する。
巻きコイル22を備えている。外側コイル20は、直径0.00
3インチ程度のステンレス鋼線のような比較的穏当なX
線不透過性である材料にて形成される。外側コイル20
は、基端のろう付け継手24及び末梢ろう付け継手29にて
軸10に取り付けられる。外側コイル20は軸10の末梢端16
を越えて末梢方向に伸長する。外側コイル20の末梢端
は、半球状の先端溶接部26内に達している。内側つる巻
コイル22は、金−白金合金のような高X線不透過性材料
にて形成される。その基端は、軸10のテーパ付きセグメ
ント27の末梢端16に内側ろう付け継手28によって取り付
けられ、内側つる巻きコイル22の最外端は先端溶接部26
に取り付けられる。軸10のテーパ付き領域12は符号30で
示すように、金のような高X線不透過性材料にて薄く被
覆されている。金被覆は、0.001インチ程度の厚みとす
ることが出来る。この被覆は、便宜上肉厚を誇張して図
示してある。X線透視中、ガイドワイヤーの領域12が領
域18よりも小さいX線不透過性を有するように見えるよ
うに被覆する。
このため、X線透過法にて観察したとき、ガイドワイ
ヤーは濃く暗い末梢部分及び穏当に影の付いた基端部分
を示す。穏当に影の付いた基端部分により、X線不透過
性造影剤を血管内に注入したとき、ガイドワイヤーが挿
入された血管部分を視覚的に観察することが可能とな
る。
ヤーは濃く暗い末梢部分及び穏当に影の付いた基端部分
を示す。穏当に影の付いた基端部分により、X線不透過
性造影剤を血管内に注入したとき、ガイドワイヤーが挿
入された血管部分を視覚的に観察することが可能とな
る。
さらに、本発明の上記実施例は、末梢先端領域18が高
可撓性の非外傷性の先端を提供する構造体を具備してい
る。
可撓性の非外傷性の先端を提供する構造体を具備してい
る。
第2図には、第1図の構造と幾分同様の構造である本
発明の別の実施例が図示されており、第1図及び第2図
の同様の構成要素は、同様の参照符号で表示した。この
実施例において、内側つる巻きコイル22は、又高X線不
透過性材料にて形成されている。しかし、軸10のテーパ
付き領域12は非被覆状態にある。その代わり、外側コイ
ル22を形成する線は符号33で示すように高X線不透過性
材料にて薄く被覆されている。このようにして、高X線
不透過性の内側コイルはX線透視中、暗い領域を画成す
る一方、コイル組立体の残りの部分に沿って伸長する外
側コイルは穏当なX線不透過性部分を画成する。一例と
して、第1図又は第2のガイドワイヤーの何れかが内側
コイルを通って軸の末梢端から伸長する平坦な先端部分
30を具備し、その末梢端を先端溶接部26に取り付けるこ
とが出来る。
発明の別の実施例が図示されており、第1図及び第2図
の同様の構成要素は、同様の参照符号で表示した。この
実施例において、内側つる巻きコイル22は、又高X線不
透過性材料にて形成されている。しかし、軸10のテーパ
付き領域12は非被覆状態にある。その代わり、外側コイ
ル22を形成する線は符号33で示すように高X線不透過性
材料にて薄く被覆されている。このようにして、高X線
不透過性の内側コイルはX線透視中、暗い領域を画成す
る一方、コイル組立体の残りの部分に沿って伸長する外
側コイルは穏当なX線不透過性部分を画成する。一例と
して、第1図又は第2のガイドワイヤーの何れかが内側
コイルを通って軸の末梢端から伸長する平坦な先端部分
30を具備し、その末梢端を先端溶接部26に取り付けるこ
とが出来る。
上記実施例の被覆は金とし、厚みは約0.00005インチ
乃至約0.00015インチの範囲にて変えることが出来る
が、被覆の厚み及び使用する材料の型式は所望のX線不
透過性が達成し得るよう変えることが出来る。寸法、テ
ーパ等は、当業者により了知され得るように、特定の目
的に合うよう必要に応じ変えることが出来る。
乃至約0.00015インチの範囲にて変えることが出来る
が、被覆の厚み及び使用する材料の型式は所望のX線不
透過性が達成し得るよう変えることが出来る。寸法、テ
ーパ等は、当業者により了知され得るように、特定の目
的に合うよう必要に応じ変えることが出来る。
第3図には、単一のつる巻きコイル40がガイドワイヤ
ーの軸42の末梢部分に取り付けられた本発明の別の実施
例が図示されている。末梢領域44は、典型的にテーパが
付けられており、図示するように段階的テーパとする
か、又は必要に応じその他のテーパ付きの形態とするこ
とが出来る。軸のテーパ付き領域はコイルの末梢端の手
前に達している。安全ワイヤー46がコアワイヤーのテー
パ付き末梢領域42が末梢先端溶接部48に取り付けられる
箇所から伸長することが出来る。高X線不透過性の末梢
部分及び穏当なX線不透過性のより基端部分を実現し得
るよう、コイル40はステンレス鋼ワイヤーのような比較
的低X線不透過性の材料にて形成し、ワイヤーは符号33
で示すように、コイルに巻かれる前、金で薄く被覆する
ことが出来る。コイルの高X線不透過性の末梢先端部分
は、コイルの露出した外面を金のような高X線不透過性
材料の層47にて電気めっきすることにより形成すること
が出来る。高X線不透過性セグメントは長さ2乃至4cm
とすることが望ましい。コイルの隣接する巻き部分が電
気めっきした金によって剛性に接続されないようにする
ため、コイルは、該コイルの隣接する巻き付け部分を極
く僅かに離間させるように巻き付けることが望ましい。
例えば、巻き付け部分の離間程度は0.0002インチとする
ことが出来る。第4図に示したこの実施例のさらに変形
例において、コイル40はステンレス鋼のようなX線透過
性材料にて形成し、その全長に沿って穏当な量のめっき
49にて被覆し、その末梢先端部分には、より多量のめっ
き50を被覆することが出来る。この場合にも、その他の
材料を使用することは可能であるが、被覆は金とするこ
とが望ましい。この変形例において、めっきは電気めっ
き等により仕上げられたコイル上に付着される。コイル
の巻き付け部分の間隔が狭いため、コイルの内面には極
めて薄い電気めっきが生じ、そのように付着された金属
は極めて薄くかつ不釣り合いな程度のX線不透過性とな
る。上述の実施例の場合と同様、ガイドワイヤーの全長
は175cm程度とし、軸の末梢のテーパ付きセグメントは
長さ30cm程度とすることが出来る。テーパ付きセグメン
ト44の末梢先端は長さ約32cmのコイルの末梢先端の約2c
m手前に達するようにすることが出来る。軸42は直径0.0
14インチ乃至0.0161インチ程度とすることが出来る。
ーの軸42の末梢部分に取り付けられた本発明の別の実施
例が図示されている。末梢領域44は、典型的にテーパが
付けられており、図示するように段階的テーパとする
か、又は必要に応じその他のテーパ付きの形態とするこ
とが出来る。軸のテーパ付き領域はコイルの末梢端の手
前に達している。安全ワイヤー46がコアワイヤーのテー
パ付き末梢領域42が末梢先端溶接部48に取り付けられる
箇所から伸長することが出来る。高X線不透過性の末梢
部分及び穏当なX線不透過性のより基端部分を実現し得
るよう、コイル40はステンレス鋼ワイヤーのような比較
的低X線不透過性の材料にて形成し、ワイヤーは符号33
で示すように、コイルに巻かれる前、金で薄く被覆する
ことが出来る。コイルの高X線不透過性の末梢先端部分
は、コイルの露出した外面を金のような高X線不透過性
材料の層47にて電気めっきすることにより形成すること
が出来る。高X線不透過性セグメントは長さ2乃至4cm
とすることが望ましい。コイルの隣接する巻き部分が電
気めっきした金によって剛性に接続されないようにする
ため、コイルは、該コイルの隣接する巻き付け部分を極
く僅かに離間させるように巻き付けることが望ましい。
例えば、巻き付け部分の離間程度は0.0002インチとする
ことが出来る。第4図に示したこの実施例のさらに変形
例において、コイル40はステンレス鋼のようなX線透過
性材料にて形成し、その全長に沿って穏当な量のめっき
49にて被覆し、その末梢先端部分には、より多量のめっ
き50を被覆することが出来る。この場合にも、その他の
材料を使用することは可能であるが、被覆は金とするこ
とが望ましい。この変形例において、めっきは電気めっ
き等により仕上げられたコイル上に付着される。コイル
の巻き付け部分の間隔が狭いため、コイルの内面には極
めて薄い電気めっきが生じ、そのように付着された金属
は極めて薄くかつ不釣り合いな程度のX線不透過性とな
る。上述の実施例の場合と同様、ガイドワイヤーの全長
は175cm程度とし、軸の末梢のテーパ付きセグメントは
長さ30cm程度とすることが出来る。テーパ付きセグメン
ト44の末梢先端は長さ約32cmのコイルの末梢先端の約2c
m手前に達するようにすることが出来る。軸42は直径0.0
14インチ乃至0.0161インチ程度とすることが出来る。
第5図には、第4図の実施例と同様の構造である本発
明のさらに別の実施例が図示されているが、この実施例
において、コイル40はX線透視中、穏当なX線不透過性
を示す合金にて形成されている。例えば、金65%、ニッ
ケル25%及びクロム10%の組成分を有するLTC(低熱伝
導率)合金をコイルのワイヤーとして使用することが出
来る。コイルの末梢セグメント60は、電気めっきして該
セグメントのX線不透過性をX線透視中、暗い像が形成
される程度にまで増大させることが出来る。一方、この
実施例において、穏当なX線不透過性は、コイルを形成
する合金により提供される固有のX線不透過性に起因
し、コイルの合金のX線不透過性と電気めっきの組み合
わせによって暗い末梢セグメントが提供される。
明のさらに別の実施例が図示されているが、この実施例
において、コイル40はX線透視中、穏当なX線不透過性
を示す合金にて形成されている。例えば、金65%、ニッ
ケル25%及びクロム10%の組成分を有するLTC(低熱伝
導率)合金をコイルのワイヤーとして使用することが出
来る。コイルの末梢セグメント60は、電気めっきして該
セグメントのX線不透過性をX線透視中、暗い像が形成
される程度にまで増大させることが出来る。一方、この
実施例において、穏当なX線不透過性は、コイルを形成
する合金により提供される固有のX線不透過性に起因
し、コイルの合金のX線不透過性と電気めっきの組み合
わせによって暗い末梢セグメントが提供される。
第6図には、高X線不透過性である末梢先端セグメン
ト62、X線透過性である中間セグメント64及び穏当なX
線不透過性の基端セグメント66を有する可変のX線不透
過性部分を有するガイドワイヤーのさらに別の実施例が
図示されている(軸のテーパ付き軸のテーパ付き部分は
便宜上省略してある)。高X線不透過性の末梢部分62
は、ガイドワイヤーの末梢先端の明瞭な視覚可能なX線
像を提供し、ガイドワイヤーを明確に表示する。典型的
に、ガイドワイヤーの末梢先端は治療しようとする狭搾
部分を通ってその先に進められる。中間のX線透過性セ
グメント64は、狭搾部分が存在する動脈領域がガイドワ
イヤーのX線不透過性効果によって完全に妨害されず、
動脈内に注入されたX線不透過性の造影剤の完全なX線
不透過性効果をX線透視機械にて、特に狭搾部分の臨界
的部分を視覚的に確認することが出来るように配設され
ることを目的としている。穏当なX線不透過性の基端セ
グメント66はその他の実施例に関して説明したようにガ
イドワイヤーのより基端方向に位置した部分の位置及び
形状を示す。この実施例のガイドワイヤーは、第3図及
び第4図に図示するような内側構造を備えることが出来
るが、その他の内側ガイドワイヤーの構造とすることも
出来、逐次的に高X線不透過性セグメント、X線透過性
セグメント及び穏当なX線不透過性セグメントを有する
ガイドワイヤー構造は各種のガイドワイヤー構造に適用
することが出来る。一例として、第3図及び第4図に開
示したような内側構造を具備する好適な実施例におい
て、この発明のガイドワイヤーは長さ3cm程度の高X線
不透過性の末梢セグメント62、長さ5cm程度の中間の非
X線不透過性セグメント64及び長さ約28cmの穏当のX線
不透過性の基端セグメント66を備えることが出来る。高
X線不透過性末梢セグメントは符号68で示した末梢部分
を高X線不透過性材料にて高度のX線不透過性が得られ
る肉厚まで電気めっきすることにより形成することが出
来る。この電気めっき68は、前の実施例に関して上述し
たものと同様である。図示するように、末梢セグメント
に沿って二重厚みのめっきを形成することが出来る。基
端セグメント66は、符号70で示すように同一のめっき材
料にてめっきすることが出来、該部分を末梢セグメント
よりも薄い肉厚までめっきすることによって穏当なX線
不透過性を実現することが出来る。このようにして、基
端セグメントは単一の電気めっき厚みを有するとして図
示されているが、単一及び二重厚みの図示は便宜上のも
のであることを理解すべきである。中間セグメントをめ
っきしなかった場合、中間のX線透過性セグメントが形
成される。これは、コイルを電気めっきする前、中間部
分64にラッカー又はワニスの膜のような適当な材料にて
マスキングし、次に基端セグメント66の電気めっき時間
より長い時間、末梢セグメント62を電気めっきすること
により実現することが出来る。コイルが被覆された後、
中間セグメント64からマスキングをはぎ取ることが出来
る。これとは別に、コイルは基端セグメント66を最初に
電気めっきし、次に、末梢セグメントをより厚い厚みに
て電気めっきする。このようにして、ステンレス鋼のよ
うな比較的X線透過性材料にて形成されたコイルはX線
透視下、比較的X線透過性であるように見え、ガイドワ
イヤーの中間セグメントを狭搾部分内に位置決めし、造
影剤を動脈内に注入したとき、該狭搾部分のX線透視法
により視覚的に観察することが容易となる。
ト62、X線透過性である中間セグメント64及び穏当なX
線不透過性の基端セグメント66を有する可変のX線不透
過性部分を有するガイドワイヤーのさらに別の実施例が
図示されている(軸のテーパ付き軸のテーパ付き部分は
便宜上省略してある)。高X線不透過性の末梢部分62
は、ガイドワイヤーの末梢先端の明瞭な視覚可能なX線
像を提供し、ガイドワイヤーを明確に表示する。典型的
に、ガイドワイヤーの末梢先端は治療しようとする狭搾
部分を通ってその先に進められる。中間のX線透過性セ
グメント64は、狭搾部分が存在する動脈領域がガイドワ
イヤーのX線不透過性効果によって完全に妨害されず、
動脈内に注入されたX線不透過性の造影剤の完全なX線
不透過性効果をX線透視機械にて、特に狭搾部分の臨界
的部分を視覚的に確認することが出来るように配設され
ることを目的としている。穏当なX線不透過性の基端セ
グメント66はその他の実施例に関して説明したようにガ
イドワイヤーのより基端方向に位置した部分の位置及び
形状を示す。この実施例のガイドワイヤーは、第3図及
び第4図に図示するような内側構造を備えることが出来
るが、その他の内側ガイドワイヤーの構造とすることも
出来、逐次的に高X線不透過性セグメント、X線透過性
セグメント及び穏当なX線不透過性セグメントを有する
ガイドワイヤー構造は各種のガイドワイヤー構造に適用
することが出来る。一例として、第3図及び第4図に開
示したような内側構造を具備する好適な実施例におい
て、この発明のガイドワイヤーは長さ3cm程度の高X線
不透過性の末梢セグメント62、長さ5cm程度の中間の非
X線不透過性セグメント64及び長さ約28cmの穏当のX線
不透過性の基端セグメント66を備えることが出来る。高
X線不透過性末梢セグメントは符号68で示した末梢部分
を高X線不透過性材料にて高度のX線不透過性が得られ
る肉厚まで電気めっきすることにより形成することが出
来る。この電気めっき68は、前の実施例に関して上述し
たものと同様である。図示するように、末梢セグメント
に沿って二重厚みのめっきを形成することが出来る。基
端セグメント66は、符号70で示すように同一のめっき材
料にてめっきすることが出来、該部分を末梢セグメント
よりも薄い肉厚までめっきすることによって穏当なX線
不透過性を実現することが出来る。このようにして、基
端セグメントは単一の電気めっき厚みを有するとして図
示されているが、単一及び二重厚みの図示は便宜上のも
のであることを理解すべきである。中間セグメントをめ
っきしなかった場合、中間のX線透過性セグメントが形
成される。これは、コイルを電気めっきする前、中間部
分64にラッカー又はワニスの膜のような適当な材料にて
マスキングし、次に基端セグメント66の電気めっき時間
より長い時間、末梢セグメント62を電気めっきすること
により実現することが出来る。コイルが被覆された後、
中間セグメント64からマスキングをはぎ取ることが出来
る。これとは別に、コイルは基端セグメント66を最初に
電気めっきし、次に、末梢セグメントをより厚い厚みに
て電気めっきする。このようにして、ステンレス鋼のよ
うな比較的X線透過性材料にて形成されたコイルはX線
透視下、比較的X線透過性であるように見え、ガイドワ
イヤーの中間セグメントを狭搾部分内に位置決めし、造
影剤を動脈内に注入したとき、該狭搾部分のX線透視法
により視覚的に観察することが容易となる。
このようにして、X線不透過性の程度の異なる部分を
有し、これによりガイドワイヤーの末梢部分の基端部分
がX線透視下、穏当な影部分を呈し、より末梢部分が高
X線不透過性であるガイドワイヤーについて説明した。
しかし、本発明の上記説明は、本発明の単に一例であ
り、当業者には、その目的及び精神から逸脱せずにその
他の実施例及び変形例が明らかであろう。
有し、これによりガイドワイヤーの末梢部分の基端部分
がX線透視下、穏当な影部分を呈し、より末梢部分が高
X線不透過性であるガイドワイヤーについて説明した。
しかし、本発明の上記説明は、本発明の単に一例であ
り、当業者には、その目的及び精神から逸脱せずにその
他の実施例及び変形例が明らかであろう。
第1図は本発明の一実施例の縦方向部分断面図、 第2図は本発明の別の実施例の縦方向部分断面図、 第3図は本発明の更に別の実施例の縦方向部分断面図、 第4図は本発明の更に別の実施例の縦方向部分断面図、 第5図は本発明の更に別の実施例の縦方向部分断面図、 第6図は本発明の別の実施例の部分図である。 10:可撓性、12:テーパ付き領域 14:コイル組立体 16:末梢先端、18:先端部分 19:テーパ付きセグメント 21:バレルセグメント 26:先端溶接部 30:先端部分 40:つる巻きコイル 42:ガイドワイヤーの軸 44:末梢領域 46:安全ワイヤー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エル・ヴェンカタ・ラマン アメリカ合衆国マサチューセッツ州 01701,フレイミンガム,ウッドメア ー・ロード 34 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61M 25/00
Claims (8)
- 【請求項1】ガイドワイヤーにして、 細長い可撓性の軸と、 前記軸の末梢部分に取り付けられた細長いつる巻きコイ
ルを備えており、前記つる巻きコイルは、当該つる巻き
コイル内で、前記軸の末梢領域を受け入れるようになっ
ており、前記軸の末梢端は、前記つる巻きコイルの末梢
端の手前で終端しており、 前記外側つる巻きコイル内に収容された前記軸の部分
が、高X線不透過性材料にてめっきされており、 前記ガイドワイヤは、更に、前記外側つる巻きコイルの
内径より小さい径を有する内側つる巻きコイルを備えて
おり、前記内側つる巻きコイルの基端は、前記軸の末梢
端に取り付けられ、前記内側つる巻きコイルの末梢端
は、先端溶接部に取り付けられており、前記外側つる巻
きコイルの末梢端は、また、前記先端溶接部に取り付け
られており、 前記内側つる巻きコイルが、高X線不透過性材料にて形
成されており、 これにより、X線透過法にて観察したとき、前記末梢領
域の基端部分が、高X線不透過性であるように見える末
梢領域のより末梢部分と比べ、穏当なX線不透過性であ
るように見えることを特徴とするガイドワイヤー。 - 【請求項2】細長い可撓性の軸を備えるガイドワイヤー
にして、 前記軸の末梢部分に取り付けられた細長いつる巻きコイ
ルを備えており、前記つる巻きコイルは、当該つる巻き
コイル内で、前記軸の末梢領域を受け入れるようになっ
ており、前記軸の末梢端は、前記つる巻きコイルの末梢
端の手前で終端しており、 前記ガイドワイヤは、更に、前記外側つる巻きコイルの
内径より小さい径を有する内側つる巻きコイルを備えて
おり、前記内側つる巻きコイルの基端は、前記軸の末梢
端に取り付けられ、前記内側つる巻きコイルの末梢端
は、先端溶接部に取り付けられており、前記外側つる巻
きコイルの末梢端は、また、前記先端溶接部に取り付け
られており、 前記内側つる巻きコイルが、高X線不透過性材料にて形
成されており、 前記外側つる巻きコイルが、高X線不透過性材料にてめ
っきされており、 これにより、X線透過法にて観察したとき、前記末梢領
域の基端部分が、高X線不透過性であるように見える前
記末梢領域のより末梢部分と比べ、穏当なX線不透過性
であるように見えることを特徴とするガイドワイヤー。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載のガイドワイヤーに
して、 前記軸の末梢端と前記先端溶接部との間を前記内側つる
巻きコイル内にて伸長する細いワイヤー構成要素を更に
備えることを特徴とするガイドワイヤー。 - 【請求項4】ガイドワイヤーにして、 細長い可撓性の軸と、 前記軸の末梢部分に取り付けられた細長いつる巻きコイ
ルを備えており、前記つる巻きコイルは、当該つる巻き
コイル内で、前記軸の末梢領域を受け入れるようになっ
ており、前記軸の末梢端は、前記つる巻きコイルの末梢
端の手前で終端しており、 前記つる巻きコイルのワイヤが、比較的にX線不透過性
のない材料にて形成され、高X線不透過性材料の薄いめ
っきでめっきされており、前記つる巻きコイルの末梢部
分が、該つる巻きコイルの末梢セグメントに沿って高X
線不透過性材料にてめっきされており、これにより、X
線透過法にて観察したとき、前記つる巻きコイルの基端
部分が、高X線不透過性であるように見える前記つる巻
きコイルのより末梢部分と比べ、穏当なX線不透過性で
あるように見えることを特徴とするガイドワイヤー。 - 【請求項5】ガイドワイヤーにして、 細長い可撓性の軸と、 前記軸の末梢部分に取り付けられた細長いつる巻きコイ
ルを備えており、前記つる巻きコイルは、当該つる巻き
コイル内で、前記軸の末梢領域を受け入れるようになっ
ており、前記軸の末梢端は、前記つる巻きコイルの末梢
端の手前で終端しており、 前記つる巻きコイルが、X線不透過性のない材料にて形
成されると共に、その基端部分に沿って穏当なX線不透
過性のめっきにてめっきされており、また、前記つる巻
きコイルの末梢先端が、X線不透過性材料のめっきにて
より厚くめっきされており、 これにより、X線透過法にて観察したとき、前記つる巻
きコイルの末梢領域の基端部分が、高X線不透過性であ
るように見える前記つる巻きコイルのより末梢部分と比
べ、穏当なX線不透過性であるように見えることを特徴
とするガイドワイヤー。 - 【請求項6】ガイドワイヤーにして、 細長い可撓性の軸と、 前記軸の末梢部分に取り付けられた細長いつる巻きコイ
ルを備えており、前記つる巻きコイルは、当該つる巻き
コイル内で、前記軸の末梢領域を受け入れるようになっ
ており、 前記つる巻きコイルが、高X線不透過性の末梢セグメン
トと、比較的にX線不透過性のない中間セグメントと、
比較的穏当なX線不透過性の基端セグメントとを有する
ように構成されることを特徴とするガイドワイヤー。 - 【請求項7】請求項6記載のガイドワイヤーにして、 前記つる巻きコイルは、X線不透過性のない材料にて形
成されており、 前記つる巻きコイルの末梢セグメントは、比較的厚くめ
っきされており、 前記つる巻きコイルの基端セグメントは、穏当にめっき
されており、 前記つる巻きコイルの中間セグメントは、相対的にめっ
き無しであるようにしたことを特徴とするガイドワイヤ
ー。 - 【請求項8】ガイドワイヤーにして、 細長い可撓性の軸と、 前記軸の末梢部分に取り付けられた細長いつる巻きコイ
ルを備えており、前記つる巻きコイルは、当該つる巻き
コイル内で、前記軸の末梢領域を受け入れるようになっ
ており、 前記つる巻きコイルは、穏当なX線不透過性材料にて形
成されており、 前記つる巻きコイルの末梢部分は、X線不透過性めっき
にてめっきされ、これにより、高X線不透過性の末梢セ
グメントと穏当なX線不透過性の基端セグメントとを画
成することを特徴とするガイドワイヤー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US394075 | 1989-08-15 | ||
US07/394,075 US5144959A (en) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | Catheter guidewire with varying radiopacity |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03133463A JPH03133463A (ja) | 1991-06-06 |
JP2902076B2 true JP2902076B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=23557449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2215671A Expired - Fee Related JP2902076B2 (ja) | 1989-08-15 | 1990-08-15 | ガイドワイヤー |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5144959A (ja) |
JP (1) | JP2902076B2 (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
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