JP2901505B2 - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2901505B2
JP2901505B2 JP6275835A JP27583594A JP2901505B2 JP 2901505 B2 JP2901505 B2 JP 2901505B2 JP 6275835 A JP6275835 A JP 6275835A JP 27583594 A JP27583594 A JP 27583594A JP 2901505 B2 JP2901505 B2 JP 2901505B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のI/F(インタ
ーフェース)部を有しかつ、複数の印字処理が実効可能
なプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ装置には、複数のI/F(イン
ターフェース)を持ち、各I/Fからのデータに対して
印字処理が可能なものが従来からある。このようなプリ
ンタ装置のなかにはキヤノン株式会社製インクジェット
方式のシリアルプリンタBJC−220Jのように、予
め操作部よりデータを受け付けるI/Fを選択してお
き、他の選択されていないI/Fからはデータを一切受
け付けない方法、または各I/Fのなかで最も早く受信
があったものからデータ受信を行い、そのデータ受信が
終了するまでは他のI/Fからのデータを一切受け付け
ないといったI/F切り換え方法をとっているものがあ
る。
【0003】しかし、複数のデータ受信可能なI/Fの
内の1つが、たとえば通信回線からのFAXデータのよ
うないつデータの転送が起こるかを予期できないデータ
を受け取るものとする場合には上記のようなI/F選択
方式では他のI/Fからのデータ受信中にFAXデータ
が送信された場合にデータを取りのがしてしまうことが
考えられる。
【0004】ここで、このような場合にも適切にI/F
を切り換えてデータを受信する手段を有するプリンタ装
置が、特開平05ー66897に開示されている。この
プリンタ装置は複数のI/Fについて対応する複数の受
信バッハァを有し、あるI/Fからの印字データ処理中
に別のI/Fからデータが送られて来ると、データ受信
検知部がそれを検知し、操作部において操作が実行され
ると編集処理部において印字処理をしているデータを一
時退避部に転送しておき、新たに送られてきたデータを
処理部に転送して印字処理を実行する。そして印字処理
が終了した時点で退避部に転送しておいたデータを実行
する構成をもつ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、データ処理部で必要なデータ保持装置と同量のデ
ータ保持装置を退避部に設ける必要がありコスト面に問
題がある。また、このプリンタ装置において、退避部に
保持しておいたデータを後で印字処理するためにはペー
ジ単位でデータを退避部に保持しておく必要かあるた
め、用紙に印字を開始している場合はその用紙の印字が
終了するまでI/Fの切り換えを待つ必要がある。
【0006】ここで、1ページ単位で編集処理を行って
から印字するページプリンタでは、用紙に対して印字が
開始されてから終了するまで大きな時間がかからない
が、受信した印字データを随時編集処理して用紙に印字
していくシリアルプリンタをこのプリンタ装置の印字手
段として用いた場合には、I/Fを切り換えるまでに長
い時間がかかる可能性がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】複数のI/F部を有し、
各I/Fからのデータに対して印字処理が可能なプリン
タ装置において、データを受け付けるI/Fの優勢順位
を判定し、優先順位に従って印字処理の制御をおこなう
制御手段、上記制御手段に従い各I/Fの中からデータ
を受信するI/Fの切り換えをするI/F切り換え手
段、最も優先順位が低いI/F部以外の各I/F部につ
いてデータ受信の要求が送られてきたことを検知し制御
部に伝えるデータ受信検知手段、印字している用紙のペ
ージ数、行数などをカウントする手段、最も優先順位が
高いI/F以外の各I/F部に接続されているホストに
対してデータ転送中断要求、転送再開要求、及び上記カ
ウントしたページ数、行数を送信するデータ送信手段、
上記データ送信手段からのデータに従いデータ転送の中
断、データ転送再開を行うホストを有し、あるI/Fか
らのデータ処理中により優先順位の高いI/Fからデー
タが転送されてきた場合、ホストに対して印字中断要求
および用紙のページ数、行数などを示すデータを転送
し、印字処理を中断および保持している印字データを全
て破棄して優先順位の高いI/Fからのデータの印字処
理を開始する。そして、これが終了した時点で、ホスト
に対して印字再開要求を送信し、ホストに印字を中断し
た用紙の先頭、または中断した行からデータ転送を開始
させて、これを印字する。
【0008】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】(実施例1)この実施例のFAX(ファク
シミリ)受信機能付きのプリンタ装置は、ホストコンピ
ュータからの印字データを受信するI/Fと、通信回線
から送られてくるFAXデータを受信する2つのI/F
を持ち、ホストコンピュータからのデータ印字中であっ
ても、FAXデータを受信した場合には優先的にFAX
データの印字を行い、その印字が終了した時点で、ホス
トコンピュータからのデータを中断したページから印字
を再開する機能を有するものである。
【0010】図1は実施例1のFAX受信機能付きのプ
リンタ装置における原理構成を示す機能ブロック図であ
る。図中の101は実施例1のFAX受信機能付きプリ
ンタ装置本体、108はCPU、RAM、ROMなどに
より構成され、I/Fの切り換えに関する動作を制御す
る制御部、102は公衆回線などの通信回線よりFAX
データを受信するFAXデータ受信部、109はFAX
受信部102が呼び出し信号(FAXデータ送信側がデ
ータ転送の前に発する受信を要求する要求信号)を受信
したことを検知して、制御部108に対して割り込み動
作を行わせるFAX受信検知部、103はホストコンピ
ュータ110からのデータ受信機能及び、送信データ処
理部105からのデータをホストコンピュータ110に
転送する双方向I/F送受信部、104は制御部108
に従い、FAXデータ受信部102と、双方向I/F送
受信部103からの印字データを切り換えるI/F切り
換え部、105は制御部108に従いページカウント部
106から受け取ったページカウント値を含む印字中断
要求および印字再開要求を双方向I/F送受信部103
に出力する送信データ処理部、106は印字処理部10
7で印字が終了した用紙の枚数をカウントし、その値を
保持しておくページカウント部、107はI/F切り換
え部104から受け取ったデータを保持しておくバッハ
ァ機能、印字に必要なデータ編集処理を1ページ単位で
行う編集機能、印字手段を操作して用紙に対して印字を
行う印字機能を有するページプリンタ方式の印字処理
部、110は双方向I/F送受信部103に接続され、
ページ単位で印字データを管理し、第1ページ目の印字
データ転送時にページカウント部106のページカウン
ト値をリセットするためのコード転送機能を有し、送信
データ処理部105が発信する印字中断要求および印字
再開要求に従って印字データの転送を行うホストコンピ
ュータをそれぞれ示している。
【0011】図2および図3は、実施例1のFAX受信
機能付きプリンタ装置の動作を示すフローチャートであ
る。以下にこのフローチャートに沿って実施例1を説明
する。図2は通信回線からFAXデータが送信されてい
ない状態での動作を示している。
【0012】まず、I/F切り換え部104は双方向I
/F送受信部103に切り換えてあり(ステップS1
1)、ホストコンピュータ110がデータ転送を開始す
ると(ステップS12)、このデータが双方向I/F送
受信部104から印字処理部107に送られて印字処理
部107内の入力バッハァに保持される、そして1ペー
ジ分のデータが受信されたところで、印字に必要な編集
処理等がおこなわれて用紙に印字が行われる(ステップ
S13)。
【0013】ここで、ホストコンピュータ110は印字
データをページ単位で管理しており、印字データの転送
の初めに先頭ページコード(プリンタが印字しないよう
なエスケープコード)をプリンタ側に転送する構成にな
っていて、ページカウント部106は、このコードが印
字処理部107に転送されると、これを検知して(ステ
ップS14)ページカウント値をリセットし(ステップ
S15)、印字処理部107が1ページ分の印字を完了
する毎に(ステップS16)ページカウント値をカウン
トアップ(ステップS17)していくことで、印字が完
了したページ数をカウントしていく。
【0014】図3は通信回線よりFAXが送信されてき
たときの動作を示すフローチャートである。まず、FA
X受信部102がFAX呼び出し信号を受信すると、F
AX受信検知部109がこれを検知して制御部108に
対して割り込み動作を要求する信号を発し、制御部10
8はFAX受信割り込み動作を開始する。
【0015】この時、双方向I/Fからデータを受信お
よびデータの印字を行っていなければ、即ち、双方向I
/Fよりデータを受信中か否かを判断して、受信中でな
いと判断したときには(ステップS21)、まずホスト
コンピュータ110がデータ転送を開始しないように双
方向I/Fからビジー信号を発信する(ステップS2
9)。そしてI/F切り換え部104をFAX受信部1
02側に切り換えて(ステップS30)、FAXデータ
受信部102からFAXデータの受信を開始し、印字処
理部107で印字を行う(ステップS31)。そして印
字が全て終了したところでI/F切り換え部104を双
方向I/F送受信部103に再び切り換えて(ステップ
S32)双方向I/Fからホストコンピュータ110に
発していたビジー信号を解除する(ステップS33)。
【0016】また、FAX受信割り込みが発生したとき
に、即ち、双方向I/Fよりデータを受信中か否かを判
断して、受信中であると判断して双方向I/F送受信部
103からホストコンピュータ110からのデータを受
信または印字を行っていた場合には(ステップS2
1)、まず送信データ処理部105が双方向I/F送受
信部103からホストコンピュータ110に対してデー
タ転送中断要求およびぺージカウント部106がカウン
トしたページカウント値を転送し、これを受信したホス
トコンピュータ110はデータ転送を中断する(ステッ
プS22)。そして印字途中の用紙があった場合にはそ
の用紙の最後まで印字し(ステップS23)、印字処理
部107内の印字データを全て破棄する(ステップS2
4)。それからI/F切り換え装置104をFAX受信
部102に切り換えて(ステップS25)FAXデータ
の受信および印字を行う(ステップS26)。
【0017】全ての印字が終了した時点で再びI/F切
り換え部104を双方向I/F送受信部103に切り換
えて(ステップS27)、送信データ処理部105から
ホストコンピュータ110に対してデータ転送再開要求
を送信する(ステップS28)。これを受信したホスト
コンピュータ110は先にプリンタから受信したページ
カウント値をもとに印字を中断したページの先頭からデ
ータ転送を再開する(図2のステップS12)。このよ
うな構成および動作を行うことで、従来例で示した構成
の様に大きなメモリを必要とせず、優先順位の低いホス
トコンピュータからのデータ処理中にも優先順位の高い
FAX受信部からのデータを即座に受信して印字し、印
字を中断した優先順位の低いデータについても中断した
ページからすぐに印字を再開することが可能となる。
【0018】(実施例2)図4は実施例2のFAX受信
機能付きのシリアルプリンタ方式のプリンタ装置におけ
る原理構成を示す機能ブロック図である。図中、401
はプリンタ装置本体、図中402はシリアルプリンタ方
式の印字処理部、他のブロックは図1と同様の構成を示
している。図で示すように、この実施例2の機能構成は
実施例1の機能ブロック図1と同様であるが、実施例1
の印字処理部107が受信した印字データをページ単位
で編集処理をしてから印字する構成であるのに対して、
本実施例での印字処理部402は受信したデータを随時
編集処理して印字しいくシリアルプリンタ方式で構成さ
れている。
【0019】図5は実施例2のプリンタ装置において、
FAXデータ受信による割り込みが発生した時の動作を
示すフローチャートである。なお、FAX受信がない状
態での動作は実施例1と同様であり、図2で示すもので
ある。この実施例2のFAX受信機能付きシリアルプリ
ンタ装置は、実施例1と同様のI/F切り換えを行うも
のであるが、印字処理部402がシリアルプリンタ方式
であるために、実施例1のようにホストコンピュータか
らのデータ印字中にFAX部からの割り込みが発生した
時に印字中の用紙に対して、印字が終了するのを待って
からFAXの受信を開始するのではFAXデータ受信ま
で長い時間かかる可能性が高い。これは、ページプリン
タ装置が1ページ単位でデータ編集処理してから印字動
作するために、どのような種類のデータに対しても印字
が開始されてから印字が終了するまで時間が短いのに対
して、シリアルプリンタでは随時処理していくため、デ
ータによって長い時間が必要になることがあるためであ
る。
【0020】よって、この実施例では図5のフローチャ
ートに示すようにFAX受信検知部による割り込みが発
生した場合、印字処理中の用紙をすぐに排紙する動作を
行う。そしてFAX部からのデータ印字が終了した後、
排紙した用紙のデータの先頭から印字データを開始す
る。即ち、実施例1のステップS23におけるように印
字中のページを最後まで印字する代わりに、ステップS
43で示すように、印字動作中止および印字途中の用紙
排紙を行う。なお、その他のステップ(S41、42、
44〜53)は、実施例1のステップ(S21、22、
24〜33)にそれぞれ対応しているので詳しい説明は
省略する。
【0021】このような構成をとることで、従来例で示
した構成の様に大きなメモリを必要とせず、シリアルプ
リンタ方式または印字動作の遅いページプリンタ方式の
印字部を持つプリンタ装置でも、1枚の用紙を無駄にす
るだけで、優先順位の低いI/Fからのデータの印字中
でも優先順位の高いI/Fからのデータを即座に受信し
て印字が可能であり、印字を中断した優先順位の低いデ
ータに対しての印字を中断したページからすぐに再開す
ることが可能となる。
【0022】(実施例3)図6は実施例3の用紙退避機
能をもつFAX受信機能付きシリアルプリンタ装置の機
能ブロック図を示しており、以下にこのプリンタ装置の
説明を行う。図中の601は実施例3の用紙退避機能付
きFAX機能付きのシリアルプリンタ装置本体、605
は印字処理部が印字を完了させたページ数および行数を
検出し保持するページラインカウント部、611は印字
を中断された、印字途中の用紙を一時退避させておき、
FAXデータに対する印字後に印字後に印字を中断した
位置に戻す機能を有する用紙退避機能部、606は印字
中の用紙にイメージデータが含まれているかを検知する
イメージデータ検知部、607ははシリアルプリンタ方
式で受信データを印字する印字処理部、608はI/F
の切り換えに関する制御および、用紙退避部での用紙退
避の制御を行う制御部である。
【0023】612はホストに対する印字中断要求、印
字再開要求、印字を行ったページ数および行数データを
転送する機能をもつ送信データ処理部を示す。他のホス
トコンピュータ610、FAX受信部602、FAX受
信検知部609、双方向I/F送受信603、I/F切
り換え部604は実施例1の図1と同様の機能を持つ。
【0024】図7、図8は実施例3のプリンタ装置の動
作を示すフローチャートである。以下にこのフローチャ
ートに沿って実施例3の動作を説明する。図7はFAX
受信部602にホストコンピュータ610からのデータ
受信がない場合のフローチャートである。まず初期状態
でI/F切り換え部604を双方向I/F送受信部60
3に切り換えておき(ステップS61)、ホストコンピ
ュータ610からデータの転送が起こると受信および印
字を開始する(ステップS63)。この時、ページライ
ンカウンタ部605が印字処理607が印字したページ
数および行数をカウントし保持しておき(ステップS6
4、65、68、6970、71、72)、イメージデ
ータ検知部606は印字している用紙にイメージデータ
が存在するかを検知し保持しておく(ステップS66、
67、73)。
【0025】図8はFAX受信検知部609がFAXデ
ータの受信を検知し、FAX割り込みが発生した時の動
作を示している。この動作で実施例2と異なる点は、ホ
ストコンピュータ610からのデータに対する処理を行
っている最中に割り込みが発生した場合、イメージデー
タ検知部606がイメージデータを検知しているかどう
かで(即ち、ステップS82でイメージフラグセットを
セットしているか否かを判断して)動作が変わり、検知
していた場合には実施例2とまったく同様の動作を行い
(ステップS90〜96)、検知していない場合には実
施例2と異なり印字中の用紙を排紙せずに用紙退避機能
部611により退避部に退避し(ステップS83)、ホ
ストコンピュータ610に印字中断要求と共にページラ
インカウント部が示すページカウント値及びラインカウ
ント値を送信する(ステップS84)。そして印字処理
中のデータを全て破棄し(ステップS85)、FAX受
信部609からのデータを受信および印字終了後に(ス
テップS86、87)用紙退避機能部611により退避
部に退避しておいた印字途中の用紙を印字を中断した位
置に戻し(ステップS88、89)、ホストコンピュー
タ610に印字再開要求を送信する。これを受信したホ
ストコンピュータ610は印字を中断したページおよび
行より印字データの転送を再開する(ステップS9
6)。なお、双方向I/Fよりデータを受信中でない場
合には、動作は実施例1および実施例2と同一である
(ステップS97〜101)。
【0026】ここで、イメージデータの有り無しで、動
作を変える理由は、イメージデータを含む場合、用紙を
退避部から印字中断位置に戻し再度印字をおこなうとき
の印字位置のずれが目立つことが考えられる為である。
【0027】図9は実施例3で印字中断した用紙を退避
するための用紙退避機能の動作をしめすための構造図で
ある。この図において、901は用紙退避機能をもつプ
リンタ装置本体、902は自動給紙装置ASFおよびA
SFにセットされている用紙、903は複数の用紙から
印字を行う1枚を給紙するためのASFローラ、904
は用紙を退避しておく退避部、910は印字が終了した
用紙を排紙しておく排紙台、908は用紙移動方向に平
行して移動し用紙に対して印字を行う印字手段、909
は用紙の位置検出するための用紙位置センサで制御部6
08用紙がセンサ位置、907は用紙を排紙するための
ローラ、906は用紙を給紙および退避部にに退避する
ためのローラ、905は用紙を退避するためのローラ、
をそれぞれ示しており、各ローラは制御部608の制御
でステッピングモータなどの駆動装置により指示された
角度だけ両方向に回転し用紙を搬送する機能を有する。
以下に用紙退避機能の動作を説明する。
【0028】まず、印字終了または印字を中断して用紙
を排紙する場合は、ローラ906およびローラ907に
より用紙を移動させ排紙台910に排紙する。また、印
字を中断して用紙を退避部904に退避する場合は、ま
ず用紙の端(退避部側の端)が丁度用紙位置センサ90
9上の位置にくるようにセンサで用紙を確認しながらロ
ーラ906およびローラ907で用紙を移動させる。こ
のときローラ906の回転した角度を保持しておく。そ
してローラ906とローラ905により用紙退避部90
4を移動させる。
【0029】そして、割り込みの印字が終了し、用紙退
避部904から用紙を印字中断位置まで戻す場合には、
まずローラ905およびローラ906により用紙位置セ
ンサ909の真上に用紙の端がくるように移動させる。
そして先に保持しておいた回転角だけローラ906を逆
回転させることで用紙を元の位置に戻すことができる。
【0030】以上説明してきたような構成および動作を
することで、従来例の様に大きなメモリを必要とせず、
優先順位の低いものからデータ処理中であっても、優先
順位の高いI/Fからのデータを即座に受信して印字す
ることが可能であり、実施例2と異なり、優先順位の低
いI/Fからのデータにイメージデータが含まれなけれ
ば用紙を無駄にすることなく、印字を中断した行から印
字再開が可能である。
【0031】本発明によれば、複数のI/Fを有し、各
I/Fからのデータに対して印字処理が行えるプリンタ
装置において、従来例のようにデータ保持装置を多く有
する必要がなく、優先順位が高いI/Fからのデータを
優先して受信および印字することが可能となる。また従
来例では、印字中の用紙があった場合にその印字が終了
するまでの優先順位が高いI/Fからのデータに対する
印字が行えず、特に印字動作に時間がかかるシリアルプ
リンタ方式の場合に長い時間を有する可能性のあるのに
対して、本発明の実施例では印字中の用紙を廃紙または
退避してすぐに優先順位が高いI/Fからのデータの印
字を行うことができるので長い時間を必要としない。ま
た、本発明における、中断したページの先頭または行か
ら印字を再開する機能は、I/F切り換え時の印字中断
だけでなく、印字部に紙づまりなどのエラーが発生して
印字を中断したときの印字再開動作にも容易に転用する
ことができる。
【発明の効果】本発明によれば、割り込み印字が可能な
印刷装置において、それぞれのI/F部の優先順位に従
って迅速な割り込み印字を可能とし、更に、外部に割り
込みされたデータに係わる情報を出力報知することがで
きるものである。 例えば、出力手段によって割り込まれ
たデータの状況に係わる情報をデータの発信源である外
部機器に出力する場合、印字処理が割り込まれたことを
その使用者に報知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、FAX受信機能付きプリンタ装置の機
能ブロック図である。
【図2】図2は、FAX受信機能付きプリンタ装置のフ
ローチャートである。
【図3】図3は、FAX受信機能付きプリンタ装置のフ
ローチャートである。
【図4】図4は、FAX受信機能付きシリアルプリンタ
装置の機能ブロック図である。
【図5】図5は、FAX受信機能付きシリアルプリンタ
装置のフローチャートである。
【図6】図6は、用紙退避機能をもつFAX受信機能付
きシリアルプリンタ装置の機能ブロック図である。
【図7】図7は、用紙退避機能をもつFAX受信機能付
きシリアルプリンタ装置のフローチャートである。
【図8】図8は、用紙退避機能をもつFAX受信機能付
きシリアルプリンタ装置のフローチャートである。
【図9】図9は、用紙退避機能の構造図である。
【符号の説明】
101 FAX機能付きプリンタ装置
本体 102、602 FAX受信部 103、603 双方向I/F送受信部 104、604 I/F切り換え部 105、612 送信部データ処理部 106 ページカウント 107、402、607 印字処理部 108、608 制御部 109、609 FAX受信検知部 110、610 ホストコンピュータ 401 FAX機能付きシリアルプリ
ンタ装置本体 601 用紙退避機能をもつFAX機
能付きシリアルプリンタ装置本体 605 ページラインカウント部 606 イメージデータ検知部 611 用紙退避機能部 901 用紙退避機能をもつプリンタ
装置本体 902 ASFおよび用紙 903 ASFローラ 904 用紙退避部 905、906、907 ローラ 908 印字手段 909 紙位置センサ 910 廃紙台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冠木 義明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 範之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 植村 寛 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−122429(JP,A) 特開 平4−302021(JP,A) 特開 平3−150627(JP,A) 特開 平2−225067(JP,A) 特開 平4−143826(JP,A) 特開 平4−71019(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/38 B41J 3/44 B41J 5/30 G06F 3/12

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のI/F部を有し、各I/Fからの
    データに対して印字処理が可能な印刷装置において、あるI/F部からのデータを処理中に異なるI/F部か
    らデータを受けた場合に、それぞれのI/F部の優先順
    位に従って割り込み印字を制御する割り込み制御手段
    と、 前記割り込み制御手段により割り込み印字が行われた場
    合に、割り込まれたデータの状況に係わる情報を外部に
    出力する出力手段と、 を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷装置において、上記
    複数のI/Fのうち最も優先順位が低いI/Fを除く全
    てのI/Fに対するデータ受信要求を検知する受信検知
    手段と、各I/Fの中からデータを受信するI/Fを選
    択するためのI/F切り換え手段と、上記受信検知手段
    からの信号を受けて上記切り換え手段等の制御を行う制
    御手段を有することを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の印刷装置において、上記
    複数のI/Fのうち最も優先順位が高いI/Fを除く全
    てのI/Fに接続される各外部機器に対して、I/Fの
    切り換え動作に付随する情報を送信する手段を有するこ
    とを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項記載の印刷装置において、印字
    した用紙の枚数を数えるカウント手段を更に有し、 前記出力手段は、前記カウント手段により数えられた枚
    数に基づいて、前記情報を外部に出力する ことを特徴と
    する印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の印刷装置において、前記
    制御手段により割り込み印字が行われた場合に、前記出
    力手段は、処理中のデータの発信源である外部機器にデ
    ータ転送の中断と割り込まれたデータの枚数とを含む前
    記情報を出力することを特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 請求項記載の印刷装置において、前記
    出力手段は、前記割り込み制御手段による割り込み印字
    が終了した場合に、前記外部機器に印字を中断したペー
    ジの先頭からデータ転送を再開するように要求する要求
    手段を含むことを特徴とする印刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の印刷装置において、ある
    I/Fからのデータ処理中に異なるI/F部からデ
    ータを受けた場合に、前記割り込み制御手段は、印字途
    中の用紙を紙すると共に処理中のデータをすべて破棄
    し、優先順位が高いI/Fからのデータを受信及び印
    字することを特徴とする印刷装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の印刷装置において、印字
    している用紙に対する印字行数をカウンタする機能およ
    びイメージデータがその用紙上に存在するかを検知する
    イメージデータ検知手段を有することを特徴とする印刷
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の印刷装置において、ある
    I/Fからのデータ処理中に異なるI/F部からデ
    ータを受けた場合に、前記割り込み制御手段は、処理中
    のデータの発信源である外部機器にデータの転送の中断
    を要求および外部機器に印字を中断した行の次の行か
    らデータ転送の再開を要求することを特徴とする印刷
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の印刷装置において、印
    字を途中で中断した用紙を退避させる用紙退避部を有
    し、用紙を退避部に移動、および印字を中断した位置に
    再び移動させる手段を有することを特徴とする印刷
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の印刷装置において、
    あるI/F部からのデータを処理中に異なるI/F部か
    らデータを受けた場合に、印字中のページが上記イメー
    ジデータ検知手段によりイメージデータが含まれると検
    知された場合には用紙を廃紙し、また含まない場合には
    用紙を上記用紙退避部に移動し、処理中のデータをすべ
    て破棄、優先順位が高いI/Fからのデータを受信およ
    び印字し、これが完了したところで上記印字退避部に退
    避しておいた用紙を印字を中断した位置まで戻すことを
    特徴とする印刷装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか1つに記
    載の印刷装置において、更にFAX機能を有することを
    特徴とする印刷装置。
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