JP2901147B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JP2901147B2 JP2901147B2 JP9039849A JP3984997A JP2901147B2 JP 2901147 B2 JP2901147 B2 JP 2901147B2 JP 9039849 A JP9039849 A JP 9039849A JP 3984997 A JP3984997 A JP 3984997A JP 2901147 B2 JP2901147 B2 JP 2901147B2
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- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は磁気記録媒体に関
し、さらに詳しくは耐久性に優れた磁気記録媒体に関す
る。 【0002】 【従来の技術】磁気記録媒体の磁性層は、通常、磁性粉
末、結合剤成分、有機溶剤およびその他の必要成分から
なる磁性塗料をポリエステルフィルムなどの基体上に塗
布、乾燥してつくられ、このようにしてつくられる磁性
層の表面電気抵抗を低減するため、この磁性層と基体と
の間にカ−ボンブラックなどの導電性粉末を均一に分散
させた下塗り層を設けることが行われている。(特開昭
55−84040号) 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、下塗り層に
使用するカ−ボンブラックは、元来相当量の空孔を有し
ているため、たとえば、3ケ月以上の長期間にわたり保
存すると、この間に磁性層中の潤滑剤が下塗り層に移行
して、カ−ボンブラックの空孔に収納され、磁性層表面
の潤滑剤が消失して、耐久性が低下するという難点があ
る。 【0004】この発明は、かかる現状に鑑み種々検討を
行った結果なされたもので、その目的は長期保存におけ
る耐久性の向上にある。 【0005】 【問題点を解決するための手段】前記目的を達成するた
め本発明は、基体と磁性層との間に非磁性の下塗り層を
設けた磁気記録媒体において、前記下塗り層は少なくと
もカーボンブラックと結合剤樹脂とオレイルオレートを
含む潤滑剤を含有した塗布膜よりなり、前記磁性層は少
なくとも磁性粉末とカーボンブラックと結合剤樹詣とオ
レイルオレートを含む潤滑剤を含有した塗布膜よりな
り、前記下塗り層と磁性層を合計して30mg/cm3
以上、好ましくは後述の表1ならびに図2に示されてい
るように40〜58mg/cm3のオレイルオレートを
含む潤滑剤を含有させ、 かつ前記下塗り層中に、カーボ
ンブラックを下塗り層の全固形成分に対して5〜50重
量%含有させたことを特徴とするものである。 【0006】 【0007】さらに本発明においては、オレイルオレー
トを含む潤滑剤をカーボンブラックに対して50〜20
0重量%含有させるのが好ましい。 【0008】 【発明の実施の形態】この発明において、基体上に形成
される下塗り層および磁性層は、ともにオレイルオレ−
トを含む潤滑剤を含有させて、その含有量を両層合わせ
て30mg/cm3 以上にすることが好ましく、このよ
うに下塗り層および磁性層に充分な量のオレイルオレ−
トを含む潤滑剤を含有させると、磁性層中のオレイルオ
レ−トを含む潤滑剤が下塗り層に移行してカ−ボンブラ
ックの空孔に収納されることもなく、たとえ長期間保存
しても磁性層表面のオレイルオレ−トを含む潤滑剤が消
失せず、その優れた潤滑効果が長期間にわたり持続して
充分に発揮され、特に長期保存における耐久性が充分に
向上される。 【0009】このように下塗り層および磁性層中に含有
させるオレイルオレートは、単独で含有させてもよい
が、他の潤滑剤を併用してもよく、併用する潤滑剤とし
ては、オレイルオレート以外の脂肪酸エステル、脂肪
酸、脂肪酸の金属塩、脂肪酸アミド、脂肪族アルコール
等の脂肪族系潤滑剤、フッ素系潤滑剤、シリコーン系潤
滑剤、炭化水素系潤滑剤等がいずれも好適なものとして
併用される。 【0010】オレイルオレ−ト以外の脂肪酸エステルと
しては、たとえば、2エチルヘキシルオレ−ト、テアリ
ン酸ブチル、ミリスチン酸オクチル、ステアリン酸モノ
グリセリド、パルミチン酸モノグリセリド、オレイン酸
モノグリセリド、ペンタエリスリト−ルテトラステアレ
−トなどが好適なものとして使用される。 【0011】また、脂肪酸としては、たとえば、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ステ
アリン酸、ベヘン酸などが好ましく使用され、さらにこ
れらの金属塩としては、たとえば、これらのリチウム
塩、ナトリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、ア
ルミニウム塩、鉄塩、コバルト塩、亜鉛塩、バリウム塩
ならびに鉛塩などが好適なものとして使用される。 【0012】また、脂肪酸アミドとしては、たとえば、
カプロン酸アミド、カプリン酸アミド、ラウリン酸アミ
ド、パルミチン酸アミド、ベヘン酸アミド、オレイン酸
アミド、リノ−ル酸アミド、メチレンビスステアリン酸
アミドなどが好ましく使用され、脂肪族アルコ−ルとし
ては、たとえば、ステアリルアルコ−ル、ミリスチルア
ルコ−ルなどが好ましく使用される。 【0013】またフッ素系潤滑剤としては、例えばトリ
クロロフルオロエチレン、パ−フルオロポリエ−テル、
パ−フルオロアルキルポリエ−テル、パ−フルオロアル
キルカルボン酸などが好ましく使用され、市販品の具体
例としては、ダイキン社製ダイフロン#20、デュポン
社製クライトックスM、クライトックスH、バイダック
スAR、モンテジソン社製フォンブリンZなどが挙げら
れる。 【0014】さらにシリコ−ン系潤滑剤としては、シリ
コ−ンオイル、変性シリコ−ンオイル等が好適なものと
して使用され、炭化水素系潤滑剤としては、たとえば、
流動パラフィン、スクアラン、合成スクアラン等が好適
なものとして使用される。 【0015】また、下塗り層中に含有させるカ−ボンブ
ラックは、BET法による比表面積が300m2 /g以
上であると、空孔量も多く、この空孔にオレイルオレ−
トを含む潤滑剤を収納しておくと、充分な量のオレイル
オレ−トを含む潤滑剤を下塗り層中に保持することがで
きて、磁性層からのオレイルオレ−トを含む潤滑剤の移
行を良好に抑制することができるため、BET法による
比表面積が300m2/g以上のものであることが好ま
しい。 【0016】このようなカ−ボンブラックの含有量は、
下塗り層中の全固形成分に対して5〜50重量%の範囲
内とし、このカ−ボンブラックとともに含まれるオレイ
ルオレ−トを含む潤滑剤の含有量を、下塗り層中に含ま
れるカ−ボンブラックに対して50〜200重量%の範
囲内にするのが好ましく、下塗り層中に含有されるこの
種のカ−ボンブラックが少なすぎては、オレイルオレ−
トを含む潤滑剤を下塗り層中に充分に含有させて磁性層
中からのオレイルオレ−トを含む潤滑剤の移行を充分に
抑制することができず、磁性層の表面電気抵抗を充分に
小さくすることができない。また多すぎると下塗り層の
基体に対する接着性が低下する。またオレイルオレ−ト
を含む潤滑剤がカ−ボンブラックに対して50重量%よ
り少なくては磁性層からのオレイルオレ−トを含む潤滑
剤の移行を充分に抑制して磁性層の耐摩耗性を向上させ
ることができず、200重量%より多くするとカ−ボン
ブラックのオレイルオレ−トを含む潤滑剤保持能力が低
下し、また下塗り層の基体に対する接着性が低下して耐
久性が低下する。また磁性層の表面へのブリ−ドアウト
量が多くなりすぎて、磁気ヘッドを汚染させる。 【0017】このようなBET法による比表面積が30
0m2 /g以上のカ−ボンブラックおよびオレイルオレ
−トを含む潤滑剤を含む下塗り層は、この種のカ−ボン
ブラックとオレイルオレ−トを含む潤滑剤を、結合剤樹
脂および有機溶剤等とともに混合分散して下塗り層用塗
料を調製し、これをポリエステルフイルムなどの基体上
に塗布し、乾燥して形成され、この他オレイルオレ−ト
を含む潤滑剤をシクロヘキサノン、トルエンなどの適当
な溶剤に溶解させ、この溶解によって得られた溶液を、
予めオレイルオレ−トを含む潤滑剤を除く下塗層用塗料
をポリエステルフイルムなどの基体上に塗布し、乾燥し
て形成した下塗り層に、塗布もしくは噴霧するか、ある
いはこの溶液中に下塗り層を浸漬するなどしてオレイル
オレ−トを含む潤滑剤をあとから下塗り層中に含有させ
て形成してもよい。 【0018】ここで、下塗り層に使用される結合剤樹脂
としては、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、ポリビ
ニルブチラ−ル樹脂、繊維素系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエ−テ
ル系樹脂、イソシアネ−ト化合物、放射線硬化型樹脂な
ど従来から汎用されている結合剤樹脂がいずれも好適に
使用される。 【0019】また、有機溶剤としては、アセトン、メチ
ルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン、トルエン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、
ジメチルホルムアミドなど従来一般に使用される有機溶
剤がいずれも単独で、或いは二種以上混合して使用され
る。 【0020】下塗り層上の磁性層の形成は、γ−Fe2
O3 粉末、Fe3 O4 粉末、Co含有γ−Fe2 O3 粉
末、Co含有Fe3 O4 粉末、Fe粉末、Co粉末、F
e−Ni粉末およびバリウムフェライト、ストロンチウ
ムフェライトなどの従来公知の各種磁性粉末を、結合剤
樹脂、オレイルオレ−トを含む潤滑剤および有機溶剤等
とともに混合分散して磁性塗料を調製し、この磁性塗料
を、基体上に形成した下塗り層上に塗布、乾燥するなど
して形成される。 【0021】この際、使用する結合剤樹脂および有機溶
剤は、前記の下塗り層を形成する場合に使用したものと
同じものが、いずれも好適に使用される。 【0022】なお、磁性塗料中には、通常使用されてい
る各種添加剤、たとえば、分散剤、研磨剤、帯電防止剤
などを適宜に添加使用してもよい。 【0023】 【実施例】次に、この発明の実施例について説明する。 実施例1 ポリエステル樹脂(東洋紡社製;バイロン200) 85重量部 カ−ボンブラック(BET法による比表面積1000m2 /g) 15 〃 オレイルオレ−ト 15 〃 シクロヘキサノン 400 〃 トルエン 400 〃 この組成物をボ−ルミル中で24時間混合分散して下塗
り層用塗料を調製し、これらを厚さ75μmのポリエス
テルフイルムの両面に、乾燥厚が 0.5μmになるように
塗布、乾燥し、カレンダ処理して下塗り層を形成した。 【0024】次いで、このポリエステルフィルム両面の
下塗り層上に、下記組成の磁性塗料を乾燥厚さが1.2
μmになるように塗布、乾燥し、50℃、30kg/c
m 2 でカレンダ処理して、磁性層を形成した。しかる
後、円盤状に打抜き加工処理して、図1に示すように、
ポリエステルフィルム1の両面に下塗り層2および磁性
層3を積層形成した磁気ディスクAをつくった。 【0025】 磁性塗料 Co含有γ−Fe2 O3 粉末 450重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコ−ル共重合体 50 〃 (米国 U.C.C. 社製;VAGH) ポリウレタン樹脂 30 〃 (大日本インキ化学工業社製;パンデックスT−5250) イソシアネ−ト化合物 20 〃 (日本ポリウレタン工業社製;コロネ−トL) Al2 O3 粉末 18 〃 カ−ボンブラック 27 〃 オレイルオレ−ト 5 〃 シクロヘキサノン 650 〃 トルエン 650 〃 【0026】実施例2 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トの使用量を15重量部から10重量部に変
更した以外は、実施例1と同様にして下塗り層を形成
し、磁気ディスクAをつくった。 【0027】実施例3 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トの使用量を15重量部から20重量部に変
更した以外は、実施例1と同様にして下塗り層を形成
し、磁気ディスクAをつくった。 【0028】実施例4 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トの使用量を15重量部から25重量部に変
更した以外は、実施例1と同様にして下塗り層を形成
し、磁気ディスクAをつくった。 【0029】実施例5 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トの使用量を15重量部から30重量部に変
更した以外は、実施例1と同様にして下塗り層を形成
し、磁気ディスクAをつくった。 【0030】実施例6 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トを省いた以外は実施例1と同様にして下塗
り層を形成した。次いで、この下塗り層を、オレイルオ
レ−トの10重量%フレオン溶液中に1分間浸漬してオ
レイルオレ−トを含む下塗り層を形成した以外は、実施
例1と同様にして磁気ディスクAをつくった。 【0031】比較例1 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トの使用量を15重量部から9重量部に変更
した以外は実施例1と同様にして下塗り層を形成し、磁
気ディスクをつくった。 【0032】比較例2 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トの使用量を15重量部から5重量部に変更
した以外は実施例1と同様にして下塗り層を形成し、磁
気ディスクをつくった。 【0033】比較例3 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トを省いた以外は実施例1とと同様にして下
塗り層を形成し、磁気ディスクをつくった。 【0034】各実施例および比較例で得られた磁気ディ
スクについて、耐久性および潤滑剤含有量を調べた。耐
久性は、磁気ディスクを6ケ月間保存後、磁気ディスク
駆動装置に装着し、相対速度3m/sec 、ヘッド圧20
gで、磁気ディスクに傷が発生するまでの時間を測定し
て調べた。また潤滑剤含有量は、得られた磁気ディスク
の下塗り層および磁性層をn−ヘキサンで洗浄し、その
重量変化から求めた。下記表1はその結果である。 【0035】 【0036】 【発明の効果】上記表1から明らかなように、この発明
で得られた磁気ディスク(実施例1ないし6)は、比較
例1ないし3で得られた磁気ディスクに比し、傷が発生
するまでの時間が長く、このことからこの発明によって
得られる磁気記録媒体は、特に長期間における耐久性が
充分に向上されていることがわかる。本発明において潤
滑剤の含有量を30mg/cm3以上とするには、前述
のように下塗り層と磁性層にそれぞれ潤滑剤の保持剤と
しても機能するカーボンブラックを添加し、下塗り層に
おいてカーボンブラックを下塗り層の全固形成分に対し
て5〜50重量%の範囲に規制して、下塗り層と磁性層
の両方にそれぞれ潤滑剤を添加することにより、30m
g/cm3以上の潤滑剤を保持することができる。ま
た、下塗り層ならびに磁性層の潤滑剤の含有量は、各層
を構成している粒子の寸法、形状、混合割合ならびに空
孔の体積などを適宜選択することによって調整すること
ができる。
し、さらに詳しくは耐久性に優れた磁気記録媒体に関す
る。 【0002】 【従来の技術】磁気記録媒体の磁性層は、通常、磁性粉
末、結合剤成分、有機溶剤およびその他の必要成分から
なる磁性塗料をポリエステルフィルムなどの基体上に塗
布、乾燥してつくられ、このようにしてつくられる磁性
層の表面電気抵抗を低減するため、この磁性層と基体と
の間にカ−ボンブラックなどの導電性粉末を均一に分散
させた下塗り層を設けることが行われている。(特開昭
55−84040号) 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、下塗り層に
使用するカ−ボンブラックは、元来相当量の空孔を有し
ているため、たとえば、3ケ月以上の長期間にわたり保
存すると、この間に磁性層中の潤滑剤が下塗り層に移行
して、カ−ボンブラックの空孔に収納され、磁性層表面
の潤滑剤が消失して、耐久性が低下するという難点があ
る。 【0004】この発明は、かかる現状に鑑み種々検討を
行った結果なされたもので、その目的は長期保存におけ
る耐久性の向上にある。 【0005】 【問題点を解決するための手段】前記目的を達成するた
め本発明は、基体と磁性層との間に非磁性の下塗り層を
設けた磁気記録媒体において、前記下塗り層は少なくと
もカーボンブラックと結合剤樹脂とオレイルオレートを
含む潤滑剤を含有した塗布膜よりなり、前記磁性層は少
なくとも磁性粉末とカーボンブラックと結合剤樹詣とオ
レイルオレートを含む潤滑剤を含有した塗布膜よりな
り、前記下塗り層と磁性層を合計して30mg/cm3
以上、好ましくは後述の表1ならびに図2に示されてい
るように40〜58mg/cm3のオレイルオレートを
含む潤滑剤を含有させ、 かつ前記下塗り層中に、カーボ
ンブラックを下塗り層の全固形成分に対して5〜50重
量%含有させたことを特徴とするものである。 【0006】 【0007】さらに本発明においては、オレイルオレー
トを含む潤滑剤をカーボンブラックに対して50〜20
0重量%含有させるのが好ましい。 【0008】 【発明の実施の形態】この発明において、基体上に形成
される下塗り層および磁性層は、ともにオレイルオレ−
トを含む潤滑剤を含有させて、その含有量を両層合わせ
て30mg/cm3 以上にすることが好ましく、このよ
うに下塗り層および磁性層に充分な量のオレイルオレ−
トを含む潤滑剤を含有させると、磁性層中のオレイルオ
レ−トを含む潤滑剤が下塗り層に移行してカ−ボンブラ
ックの空孔に収納されることもなく、たとえ長期間保存
しても磁性層表面のオレイルオレ−トを含む潤滑剤が消
失せず、その優れた潤滑効果が長期間にわたり持続して
充分に発揮され、特に長期保存における耐久性が充分に
向上される。 【0009】このように下塗り層および磁性層中に含有
させるオレイルオレートは、単独で含有させてもよい
が、他の潤滑剤を併用してもよく、併用する潤滑剤とし
ては、オレイルオレート以外の脂肪酸エステル、脂肪
酸、脂肪酸の金属塩、脂肪酸アミド、脂肪族アルコール
等の脂肪族系潤滑剤、フッ素系潤滑剤、シリコーン系潤
滑剤、炭化水素系潤滑剤等がいずれも好適なものとして
併用される。 【0010】オレイルオレ−ト以外の脂肪酸エステルと
しては、たとえば、2エチルヘキシルオレ−ト、テアリ
ン酸ブチル、ミリスチン酸オクチル、ステアリン酸モノ
グリセリド、パルミチン酸モノグリセリド、オレイン酸
モノグリセリド、ペンタエリスリト−ルテトラステアレ
−トなどが好適なものとして使用される。 【0011】また、脂肪酸としては、たとえば、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ステ
アリン酸、ベヘン酸などが好ましく使用され、さらにこ
れらの金属塩としては、たとえば、これらのリチウム
塩、ナトリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、ア
ルミニウム塩、鉄塩、コバルト塩、亜鉛塩、バリウム塩
ならびに鉛塩などが好適なものとして使用される。 【0012】また、脂肪酸アミドとしては、たとえば、
カプロン酸アミド、カプリン酸アミド、ラウリン酸アミ
ド、パルミチン酸アミド、ベヘン酸アミド、オレイン酸
アミド、リノ−ル酸アミド、メチレンビスステアリン酸
アミドなどが好ましく使用され、脂肪族アルコ−ルとし
ては、たとえば、ステアリルアルコ−ル、ミリスチルア
ルコ−ルなどが好ましく使用される。 【0013】またフッ素系潤滑剤としては、例えばトリ
クロロフルオロエチレン、パ−フルオロポリエ−テル、
パ−フルオロアルキルポリエ−テル、パ−フルオロアル
キルカルボン酸などが好ましく使用され、市販品の具体
例としては、ダイキン社製ダイフロン#20、デュポン
社製クライトックスM、クライトックスH、バイダック
スAR、モンテジソン社製フォンブリンZなどが挙げら
れる。 【0014】さらにシリコ−ン系潤滑剤としては、シリ
コ−ンオイル、変性シリコ−ンオイル等が好適なものと
して使用され、炭化水素系潤滑剤としては、たとえば、
流動パラフィン、スクアラン、合成スクアラン等が好適
なものとして使用される。 【0015】また、下塗り層中に含有させるカ−ボンブ
ラックは、BET法による比表面積が300m2 /g以
上であると、空孔量も多く、この空孔にオレイルオレ−
トを含む潤滑剤を収納しておくと、充分な量のオレイル
オレ−トを含む潤滑剤を下塗り層中に保持することがで
きて、磁性層からのオレイルオレ−トを含む潤滑剤の移
行を良好に抑制することができるため、BET法による
比表面積が300m2/g以上のものであることが好ま
しい。 【0016】このようなカ−ボンブラックの含有量は、
下塗り層中の全固形成分に対して5〜50重量%の範囲
内とし、このカ−ボンブラックとともに含まれるオレイ
ルオレ−トを含む潤滑剤の含有量を、下塗り層中に含ま
れるカ−ボンブラックに対して50〜200重量%の範
囲内にするのが好ましく、下塗り層中に含有されるこの
種のカ−ボンブラックが少なすぎては、オレイルオレ−
トを含む潤滑剤を下塗り層中に充分に含有させて磁性層
中からのオレイルオレ−トを含む潤滑剤の移行を充分に
抑制することができず、磁性層の表面電気抵抗を充分に
小さくすることができない。また多すぎると下塗り層の
基体に対する接着性が低下する。またオレイルオレ−ト
を含む潤滑剤がカ−ボンブラックに対して50重量%よ
り少なくては磁性層からのオレイルオレ−トを含む潤滑
剤の移行を充分に抑制して磁性層の耐摩耗性を向上させ
ることができず、200重量%より多くするとカ−ボン
ブラックのオレイルオレ−トを含む潤滑剤保持能力が低
下し、また下塗り層の基体に対する接着性が低下して耐
久性が低下する。また磁性層の表面へのブリ−ドアウト
量が多くなりすぎて、磁気ヘッドを汚染させる。 【0017】このようなBET法による比表面積が30
0m2 /g以上のカ−ボンブラックおよびオレイルオレ
−トを含む潤滑剤を含む下塗り層は、この種のカ−ボン
ブラックとオレイルオレ−トを含む潤滑剤を、結合剤樹
脂および有機溶剤等とともに混合分散して下塗り層用塗
料を調製し、これをポリエステルフイルムなどの基体上
に塗布し、乾燥して形成され、この他オレイルオレ−ト
を含む潤滑剤をシクロヘキサノン、トルエンなどの適当
な溶剤に溶解させ、この溶解によって得られた溶液を、
予めオレイルオレ−トを含む潤滑剤を除く下塗層用塗料
をポリエステルフイルムなどの基体上に塗布し、乾燥し
て形成した下塗り層に、塗布もしくは噴霧するか、ある
いはこの溶液中に下塗り層を浸漬するなどしてオレイル
オレ−トを含む潤滑剤をあとから下塗り層中に含有させ
て形成してもよい。 【0018】ここで、下塗り層に使用される結合剤樹脂
としては、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、ポリビ
ニルブチラ−ル樹脂、繊維素系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエ−テ
ル系樹脂、イソシアネ−ト化合物、放射線硬化型樹脂な
ど従来から汎用されている結合剤樹脂がいずれも好適に
使用される。 【0019】また、有機溶剤としては、アセトン、メチ
ルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン、トルエン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、
ジメチルホルムアミドなど従来一般に使用される有機溶
剤がいずれも単独で、或いは二種以上混合して使用され
る。 【0020】下塗り層上の磁性層の形成は、γ−Fe2
O3 粉末、Fe3 O4 粉末、Co含有γ−Fe2 O3 粉
末、Co含有Fe3 O4 粉末、Fe粉末、Co粉末、F
e−Ni粉末およびバリウムフェライト、ストロンチウ
ムフェライトなどの従来公知の各種磁性粉末を、結合剤
樹脂、オレイルオレ−トを含む潤滑剤および有機溶剤等
とともに混合分散して磁性塗料を調製し、この磁性塗料
を、基体上に形成した下塗り層上に塗布、乾燥するなど
して形成される。 【0021】この際、使用する結合剤樹脂および有機溶
剤は、前記の下塗り層を形成する場合に使用したものと
同じものが、いずれも好適に使用される。 【0022】なお、磁性塗料中には、通常使用されてい
る各種添加剤、たとえば、分散剤、研磨剤、帯電防止剤
などを適宜に添加使用してもよい。 【0023】 【実施例】次に、この発明の実施例について説明する。 実施例1 ポリエステル樹脂(東洋紡社製;バイロン200) 85重量部 カ−ボンブラック(BET法による比表面積1000m2 /g) 15 〃 オレイルオレ−ト 15 〃 シクロヘキサノン 400 〃 トルエン 400 〃 この組成物をボ−ルミル中で24時間混合分散して下塗
り層用塗料を調製し、これらを厚さ75μmのポリエス
テルフイルムの両面に、乾燥厚が 0.5μmになるように
塗布、乾燥し、カレンダ処理して下塗り層を形成した。 【0024】次いで、このポリエステルフィルム両面の
下塗り層上に、下記組成の磁性塗料を乾燥厚さが1.2
μmになるように塗布、乾燥し、50℃、30kg/c
m 2 でカレンダ処理して、磁性層を形成した。しかる
後、円盤状に打抜き加工処理して、図1に示すように、
ポリエステルフィルム1の両面に下塗り層2および磁性
層3を積層形成した磁気ディスクAをつくった。 【0025】 磁性塗料 Co含有γ−Fe2 O3 粉末 450重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコ−ル共重合体 50 〃 (米国 U.C.C. 社製;VAGH) ポリウレタン樹脂 30 〃 (大日本インキ化学工業社製;パンデックスT−5250) イソシアネ−ト化合物 20 〃 (日本ポリウレタン工業社製;コロネ−トL) Al2 O3 粉末 18 〃 カ−ボンブラック 27 〃 オレイルオレ−ト 5 〃 シクロヘキサノン 650 〃 トルエン 650 〃 【0026】実施例2 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トの使用量を15重量部から10重量部に変
更した以外は、実施例1と同様にして下塗り層を形成
し、磁気ディスクAをつくった。 【0027】実施例3 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トの使用量を15重量部から20重量部に変
更した以外は、実施例1と同様にして下塗り層を形成
し、磁気ディスクAをつくった。 【0028】実施例4 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トの使用量を15重量部から25重量部に変
更した以外は、実施例1と同様にして下塗り層を形成
し、磁気ディスクAをつくった。 【0029】実施例5 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トの使用量を15重量部から30重量部に変
更した以外は、実施例1と同様にして下塗り層を形成
し、磁気ディスクAをつくった。 【0030】実施例6 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トを省いた以外は実施例1と同様にして下塗
り層を形成した。次いで、この下塗り層を、オレイルオ
レ−トの10重量%フレオン溶液中に1分間浸漬してオ
レイルオレ−トを含む下塗り層を形成した以外は、実施
例1と同様にして磁気ディスクAをつくった。 【0031】比較例1 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トの使用量を15重量部から9重量部に変更
した以外は実施例1と同様にして下塗り層を形成し、磁
気ディスクをつくった。 【0032】比較例2 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トの使用量を15重量部から5重量部に変更
した以外は実施例1と同様にして下塗り層を形成し、磁
気ディスクをつくった。 【0033】比較例3 実施例1における下塗り層用塗料の組成において、オレ
イルオレ−トを省いた以外は実施例1とと同様にして下
塗り層を形成し、磁気ディスクをつくった。 【0034】各実施例および比較例で得られた磁気ディ
スクについて、耐久性および潤滑剤含有量を調べた。耐
久性は、磁気ディスクを6ケ月間保存後、磁気ディスク
駆動装置に装着し、相対速度3m/sec 、ヘッド圧20
gで、磁気ディスクに傷が発生するまでの時間を測定し
て調べた。また潤滑剤含有量は、得られた磁気ディスク
の下塗り層および磁性層をn−ヘキサンで洗浄し、その
重量変化から求めた。下記表1はその結果である。 【0035】 【0036】 【発明の効果】上記表1から明らかなように、この発明
で得られた磁気ディスク(実施例1ないし6)は、比較
例1ないし3で得られた磁気ディスクに比し、傷が発生
するまでの時間が長く、このことからこの発明によって
得られる磁気記録媒体は、特に長期間における耐久性が
充分に向上されていることがわかる。本発明において潤
滑剤の含有量を30mg/cm3以上とするには、前述
のように下塗り層と磁性層にそれぞれ潤滑剤の保持剤と
しても機能するカーボンブラックを添加し、下塗り層に
おいてカーボンブラックを下塗り層の全固形成分に対し
て5〜50重量%の範囲に規制して、下塗り層と磁性層
の両方にそれぞれ潤滑剤を添加することにより、30m
g/cm3以上の潤滑剤を保持することができる。ま
た、下塗り層ならびに磁性層の潤滑剤の含有量は、各層
を構成している粒子の寸法、形状、混合割合ならびに空
孔の体積などを適宜選択することによって調整すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明で得られた磁気ディスクの部分拡大断
面図である。 【図2】表1で得られた結果をグラフで示した潤滑剤の
含有量と耐久性との関係図である。 【符号の説明】 1 ポリエステルフイルム(基体) 2 下塗り層 3 磁性層 A 磁気ディスク(磁気記録媒体)
面図である。 【図2】表1で得られた結果をグラフで示した潤滑剤の
含有量と耐久性との関係図である。 【符号の説明】 1 ポリエステルフイルム(基体) 2 下塗り層 3 磁性層 A 磁気ディスク(磁気記録媒体)
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(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
G11B 5/71
G11B 5/704
G11B 5/70
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.基体と磁性層との間に非磁性の下塗り層を設けた磁
気記録媒体において、 前記下塗り層は少なくともカーボンブラックと結合剤樹
脂とオレイルオレートを含む潤滑剤を含有した塗布膜よ
りなり、 前記磁性層は少なくとも磁性粉末とカーボンブラックと
結合剤樹朋とオレイルオレートを含む潤滑剤を含有した
塗布膜よりなり、 前記下塗り層と磁性層を合計して30mg/cm3以上
のオレイルオレートを含む潤滑剤を含有させ、 かつ前記下塗り層中に、カーボンブラックを下塗り層の
全固形成分に対して5〜50重量%含有させた ことを特
徴とする磁気記録媒体。 2.前記下塗り層と磁性層に合計して40〜58mg/
cm3のオレイルオレートを含む潤滑剤を含有させた請
求項1記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9039849A JP2901147B2 (ja) | 1997-02-08 | 1997-02-08 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9039849A JP2901147B2 (ja) | 1997-02-08 | 1997-02-08 | 磁気記録媒体 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61000851A Division JPH0816977B2 (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10-208278A Division JP2995702B2 (ja) | 1986-01-06 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09251632A JPH09251632A (ja) | 1997-09-22 |
| JP2901147B2 true JP2901147B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=12564421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9039849A Expired - Lifetime JP2901147B2 (ja) | 1997-02-08 | 1997-02-08 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2901147B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59152524A (ja) * | 1983-02-19 | 1984-08-31 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
| JPS59186131A (ja) * | 1983-04-06 | 1984-10-22 | Tdk Corp | 磁気記録媒体 |
| JPS6020316A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-01 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
| JPS60239919A (ja) * | 1984-05-14 | 1985-11-28 | Sony Corp | フレキシブル磁気デイスク |
-
1997
- 1997-02-08 JP JP9039849A patent/JP2901147B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09251632A (ja) | 1997-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980526 |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990223 |
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