JP2900723B2 - 両面ディスクのセンタリング装置 - Google Patents

両面ディスクのセンタリング装置

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JP2900723B2
JP2900723B2 JP4263229A JP26322992A JP2900723B2 JP 2900723 B2 JP2900723 B2 JP 2900723B2 JP 4263229 A JP4263229 A JP 4263229A JP 26322992 A JP26322992 A JP 26322992A JP 2900723 B2 JP2900723 B2 JP 2900723B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両面ディスクのセンタ
リング装置に関し、例えば、片面に情報が記録されてい
る片面ディスクを2枚上下で情報面が外側に面するよう
貼り合わせた両面貼り合わせディスク(以下、単に「両
面ディスク」と称す)を、その上面と下面をそれぞれの
再生に際し、その面のセンタ孔を中心として回転させる
両面ディスクのプレーヤにおいて、両面ディスクを再生
する側のセンタ孔でセンタリングする両面ディスクのセ
ンタリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の両面ディスクを再生する
ディスクのプレーヤとしては、ディスクをターンテーブ
ルとクランパとの間で挟持して、ディスクにターンテー
ブルの回転を確実に伝達すると共に、ディスクの信号を
再生するピックアップは下面の再生を行うべく、ディス
クの下側に位置する。
【0003】そして、ディスクの下面の再生が完了した
場合には、前記のピックアップはディスクの上側に移行
し、ディスクの上面の再生を行うものであるが、下面の
再生を行う場合には貼り合わせたディスクの下側の片面
ディスクのセンタ孔がセンタリング部材によってセンタ
リングされ、上側の再生に際しては上側の片面ディスク
のセンタ孔がセンタリング部材によってセンタリングさ
れる。
【0004】この下側の下面センタリング部材はターン
テーブルに対して昇降可能に設けられるが、上側の上面
センタリング部材はクランパに設けられているもので、
従来はクランパの押下程度によってディスクの上側、も
しくは下側を上面もしくは下面センタリング部材でセン
タリングするようにしていた。
【0005】又、図4及び図5に示すごとく、ディスク
30のターンテーブル31に対するクランプの一助とし
て、クランパ32にファンによる送風手段33を設け
て、クランパ32の回転時にクランパ32に下向きの力
Fを生じさせたものとして特開平4−61686号公報
に記載されたものがある。これはクランパ32に下向き
の力Fを加え、ディスク30をターンテーブル31上に
保持固定する力をより大きくするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
両面ディスクのセンタリング装置としては、両面ディス
クの何れの面の再生が行われるかによって、再生する側
のディスクのセンタリングが行われるかは、前述のよう
にクランパを押下するクランパ押下部材の押下程度によ
って決定されていた。
【0007】そのために、クランパとこれを押下するク
ランパ押下部材との間に介在されたチャッキング部材と
クランパの構成が複雑になり、しかもクランパ押下部材
の押下程度は精密であることが必要なため、高価である
ばかりでなく、信頼性に欠ける欠点があった。
【0008】本発明は、このような従来技術の課題に鑑
みてなされたものであり、両面ディスクを反転させるこ
となく、再生するためには、ディスク上面の再生の場合
とディスク下面の再生の場合とで、両面ディスクの回転
が逆となることを利用して、再生する側のディスクのセ
ンタ孔によるセンタリングが行われるようにして、構成
の簡素化と、廉価な両面ディスクのセンタリング装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクが載
置されディスクを回転させるターンテーブルと、ターン
テーブルに対して昇降可能に設けられターンテーブルと
共に回転する下面センタリング部材と、該ターンテーブ
ルの上方に設けられ、前記下面センタリング部材と結合
して下面センタリング部材と共に回転する上面センタリ
ング部材が設けられたクランパとで構成されるディスク
のセンタリング装置であって、前記上面センタリング部
材に前記ターンテーブルがディスクの下面の再生を行う
べく回転した際には、風を下側に向かって送風し、ディ
スクの上面の再生を行うべく前記と逆方向に回転した際
には、風を上側に向かって送風するファンを設けたこと
を特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の両面ディスクのセンタリング装置は、
両面ディスクの下面側の再生を行う際には、ファンは下
方に風を吹き出す反作用として上方に向かう力を上面セ
ンタリング部材に生じ、その力によって上面センタリン
グ部材と結合している下面センタリング部材は引き上げ
られ、これにより両面ディスクの下面のディスクのセン
タ孔によるセンタリングが行われる。
【0011】又、両面ディスクの上面のディスクの再生
を行う場合には、ターンテーブルの回転が逆方向になる
ことによって、ファンには上方に風を吹き出す反作用と
して上面センタリング部材に下向きの力を生じさせ、上
面センタリング部材が押し下げられて下降し、上面セン
タリング部材による上面のディスクのセンタ孔のセンタ
リングが行われるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図1〜3は本発明に係る両面ディスクのセンタリン
グ装置を示す図である。まず、構成について説明する。
図1,2において、100は両面ディスクのセンタリン
グ装置であり、両面ディスクのセンタリング装置100
においては、ディスクモータ1のスピンドル2に固定し
たターンテーブル3を有している。ターンテーブル3は
ディスクモータ1の回転に従って回転し、ターンテーブ
ル3上には両面ディスクAが載置される。ターンテーブ
ル3の内側には両面ディスクAの下面ディスクのセンタ
孔に嵌入して、下面ディスクのセンタリングを行うセン
タリング爪4aを設けた下面センタリング部材4が、ス
ピンドル2に上下にスライド可能に嵌合している。
【0013】このターンテーブル3には、下面センタリ
ング部材4を貫通するビス5により鉄板等の磁性板6が
取り付けられており、このビス5により下面センタリン
グ部材4はターンテーブル3と共に回転する。ターンテ
ーブル3と下面センタリング部材4との間には、下面セ
ンタリング部材4を押し上げるバネ7が装架されてい
る。
【0014】前記ターンテーブル3上には、ディスクA
が載置された後に、図示しない押下部材の下降に伴って
下降するチャッキング部材8が、バネ9を介在させてク
ランパ10が設けられており、チャッキング部材8が押
下部材の下降で下降した際には、クランパ10はバネ9
の付勢力によって両面ディスクA上に押し付けられる。
【0015】このクランパ10に突設したピン10aは
チャッキング部材8の孔内に挿通されていて、クランパ
10はチャッキング部材8と共に回転し、クランパ10
の爪10bとチャッキング部材8の爪8aの係止によっ
て、クランパ10とチャッキング部材8とは、一定距離
以上に離れることによるクランパ10の脱落が防止され
る。
【0016】チャッキング部材8には、スピンドル2に
嵌合するスピンドル孔11aが設けられている上面セン
タリング部材11が上下にスライド可能に取り付けられ
ていて、この上面センタリング部材11には、両面ディ
スクAの上側のディスクのセンタ孔に嵌入して、上側の
ディスクのセンタリングを行うセンタリング爪11bが
設けられている。
【0017】クランパ10には、ターンテーブル3の磁
性板6に吸着して、バネ9によるクランパ10の押し付
けと相まって、両面ディスクAを挟持するマグネット1
2が取り付けられ、且つ上面センタリング部材11の頂
面には、ファン13が設けられており、このファン13
に形成される羽根の方向は、図1に示すように両面ディ
スクAの下面再生時の回転方向を示す矢印α、および下
面再生時の回転方向を示す矢印βに対して、図1の傾き
に形成される。
【0018】このファン13の羽根の向きによって、矢
印α方向への回転の際には下向きの風を生じ、その反力
としてファン13には上向きの力Xを生じ、矢印β方向
の回転に際しては上向きの風、即ち反力としてファン1
3には下向きの力Yを生ずる。
【0019】次に、作用について説明する。このように
構成された両面ディスクAのセンタリング装置では、タ
ーンテーブル3上に両面ディスクAが載置されると、タ
ーンテーブル3の上から退避していたクランパ10の押
下部材が下降して、クランパ10が両面ディスクA上に
押し付けられると共に、マグネット12に導磁性体6が
吸着され、クランパ10とターンテーブル3が一体化さ
れる。
【0020】そして、両面ディスクAの下側のディスク
の再生が行われる場合には、ディスクモータ1の回転に
よって、図1の矢印αの方向にチャッキング部材8は回
転され、その回転によって、クランパ10、上面センタ
リング部材11も一緒に回転する。
【0021】すると、この回転によって、ファン13は
下向きに風を吹き出すようになり、その反力によってフ
ァン13には矢印Xの方向の力を生じ、その力によって
上面センタリング部材11は引上げられようとする。
【0022】又、下面センタリング部材4とターンテー
ブル3間には、下面センタリング部材4を押し上げよう
と付勢しているバネ7が装架されているので、この付勢
力と前記のファン13による上面センタリング部材11
のX方向への力の作用がさらに強められ、上面センタリ
ング部材11と下面センタリング部材4の上方向への移
動が行われ、下面センタリング部材4のセンタリング爪
4aによる下面ディスクのセンタリングがさらに強固に
実施することができる。
【0023】一方、両面ディスクAの上側のディスクの
再生が行われる場合には、ディスクモータ1が逆方向、
即ち矢印β方向に回転するので、ファン13には下向き
のY方向の力を生じ、上面センタリング部材11は下方
向に移動しようとして、下面センタリング部材4をバネ
7に抗して押下し、上面センタリング部材11のセンタ
リング爪11bによる上面センタリングがさらに強固に
実施することができる。
【0024】かくして、この両面ディスクのセンタリン
グ装置はファン13の回転方向が、上面の再生と、下面
の再生とで逆方向になることを利用して、再生する側の
センタリング部材によるセンタリングが行われるもので
ある。このように、上面センタリング部材11にファン
13を設けるという簡単な構成により、両面ディスクA
のセンタリング時の押圧力を強めることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上面センタリング部材にファンを設けることにより、両
面ディスクの貼合せの際のセンタ孔のずれに対して、再
生時の両面ディスクの回転方向が逆になることを利用し
て、ファンによって生ずる力でさらに強固にでき、その
切換えの機構が簡素化され、安価で、信頼性に富む両面
ディスクのセンタリングを実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る両面ディスクのセンタリング装置
の一実施例のファン部の斜視図である。
【図2】図1に示す実施例の下面再生時の断面図であ
る。
【図3】本発明の実施例の上面再生時の断面図である。
【図4】従来の一例を示す装置の縦断側面図である。
【図5】(a)及び(b)は図4の要部の斜視図及び側
面図である。
【符号の説明】
A 両面ディスク(両面貼り合わせディスク) 3 ターンテーブル 4 下面センタリング部材 10 クランパ 11 上面センタリング部材 100 センタリング装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクが載置されディスクを回転させ
    るターンテーブルと、ターンテーブルに対して昇降可能
    に設けられターンテーブルと共に回転する下面センタリ
    ング部材と、該ターンテーブルの上方に設けられ前記下
    面センタリング部材と結合して下面センタリング部材と
    共に回転する上面センタリング部材が設けられたクラン
    パとで構成されるディスクのセンタリング装置であっ
    て、前記上面センタリング部材に前記ターンテーブルが
    ディスクの下面の再生を行うべく回転した際には、風を
    下側に向かって送風し、ディスクの上面の再生を行うべ
    く前記と逆方向に回転した際には、風を上側に向かって
    送風するファンを、設けたことを特徴とする両面ディス
    クのセンタリング装置。
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