JP3042178U - ディスクチャッキング機構に於けるモータ及び クランパの構造 - Google Patents

ディスクチャッキング機構に於けるモータ及び クランパの構造

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JP3042178U
JP3042178U JP1997003089U JP308997U JP3042178U JP 3042178 U JP3042178 U JP 3042178U JP 1997003089 U JP1997003089 U JP 1997003089U JP 308997 U JP308997 U JP 308997U JP 3042178 U JP3042178 U JP 3042178U
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clamper
motor
disk
disc
chucking mechanism
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JP1997003089U
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Inventor
芳賀利男
Original Assignee
東英工業株式会社
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作させる為の上下スペ−スを小さくし、デ
ィスク再生装置のユニット全体の薄型化を図ると共に、
部品の削減も図る。 【解決手段】 回転するモ−タフレ−ム6を有するモ−
タ2と、上記モ−タ2の上方に位置するクランパ3とを
備え、上記モ−タ2及びクランパ3間にディスク20を
挟んで回転せしめるディスクチャッキング機構に於ける
モ−タ及びクランパの構造に於て、上記モ−タフレ−ム
6は上面に凹部7が形成されていると共に、上記クラン
パ3は上記ディスク20のセンタ−ホ−ル21を貫通し
て上記凹部7に嵌る中央下凸部10が形成され、上記デ
ィスク20は上記モ−タフレ−ム6上に載った状態で上
記モ−タフレ−ム6及びクランパ3間に挟まれることを
特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はディスクチャッキング機構に於けるモ−タ及びクランパの構造に係り 、更に詳しくは、薄型化及び部品削減を図れる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、CDプレ−ヤ−やカ−CD、CD−ROM、ノ−ト型パソコンの CD−ROMなどディスクを再生する為のディスク再生装置が多々用いられてい る。このディスク再生装置には、ディスクをトレ−に載せて再生位置まで引き込 むタイプや、フタを開けて直接再生位置に置くタイプなど幾つか種類がある。そ の中でも、カ−CDなどで多く見られるものとして、装置の前面にディスクを挿 入する開口部を有し、この開口部にディスクを差し込むことでこのディスク単体 を引き込むいわゆるスロットインタイプの装置がある。そこで、図4を参照して 従来のこのタイプの装置のディスクチャッキング機構に於けるモ−タ102及び クランパ103の構造をみてみると、下部にモ−タ102が位置し、その上方に クランパ103が位置している。上記モ−タ102は回転するモ−タフレ−ム1 06を備え、このモ−タフレ−ム106の上部にタ−ンテ−ブル130を備えて いた。上記タ−ンテ−ブル130はディスク120のセンタ−ホ−ル121に嵌 る中央上凸部131と、この中央上凸部131がセンタ−ホ−ル121に嵌った ディスク120を水平状態で載せるテ−ブル部132とを有する。また、上記ク ランパ103は上記テ−ブル部132上のディスク120を上から抑える機能を 有し、中央部に上記タ−ンテ−ブル130の中央上凸部131が嵌る逆凹部14 0が形成されていた。そして、上記モ−タ102及びクランパ103の動作は、 上記ディスク120が引き込まれてくると上記モ−タ102が上方へ移動し、上 記中央上凸部131がディスク120のセンタ−ホ−ル121を貫通すると共に 、上記クランパ103を押し上げながら上記逆凹部140に嵌るものであり、上 記モ−タ102及びクランパ103の動作に上下スペ−スTが必要であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術によると次の点に於て幾つかの不具合を有する。即ち、従来のモ −タによると上記タ−ンテ−ブルを備えていたことにより、モ−タ全体の高さが 高くなってしまうものであった。この為、上記ディスクチャッキング機構に於け るモ−タ及びクランパを動作させる為の上記上下スペ−スを大きくとる必要があ った。そして、上記ディスクチャッキング機構に於ける上下スペ−スが大きくな るとディスク再生装置のユニット全体の大きさも大きくなってしまい、小型化の 障害にもなるものであった。また、上記タ−ンテ−ブルを必要とする構造ではこ のタ−ンテ−ブルの分だけ構成部品が多くなり、部品の削減を難しくしていた。
【0004】 従って本考案の目的とする所は、ディスクチャッキング機構に於けるモ−タ及 びクランパを動作させる為の上下スペ−スを小さくし、ディスク再生装置のユニ ット全体の薄型化を図ると共に、部品の削減も図る技術を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に本考案は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対 応する添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、回転するモ−タフレ−ム6 を有するモ−タ2と、上記モ−タ2の上方に位置するクランパ3とを備え、上記 モ−タ2及びクランパ3間にディスク20を挟んで回転せしめるディスクチャッ キング機構に於けるモ−タ及びクランパの構造に於て、上記モ−タフレ−ム6は 上面に凹部7が形成されていると共に、上記クランパ3は上記ディスク20のセ ンタ−ホ−ル21を貫通して上記凹部7に嵌る中央下凸部10が形成され、上記 ディスク20は上記モ−タフレ−ム6上に載った状態で上記モ−タフレ−ム6及 びクランパ3間に挟まれることを特徴とするディスクチャッキング機構に於ける モ−タ及びクランパの構造である。
【0006】
【考案の実施の形態】
次に、考案の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。ディス クチャッキング機構に於けるモ−タ2及びクランパ3は、上側シャシ−4及び下 側シャシ−5間に位置している。上記モ−タ2は上記下側シャシ−5上に於て固 定された状態にあり、上記モ−タ2の上方にクランパ3が位置している。上記ク ランパ3は上下動可能に構成されている。
【0007】 上記モ−タ2はこのモ−タ2の駆動によって回転するモ−タフレ−ム6を有す る。上記モ−タフレ−ム6の中心部には、後述するクランパ3の中央下凸部10 が嵌る凹部7が形成されている。上記凹部7の周りは、その上面が水平で平らに 形成された周囲部8を有し、この周囲部8の平らな上面上に滑り止めラバ−9が 貼られている。上記滑り止めラバ−9は、モ−タフレ−ム6上に載ったディスク 20の滑り止めの役割を果たす部材であって、輪状に形成されている。また、こ の例では上記凹部7の中心部に軸部16の頭部16aが突出している。
【0008】 次に、上記クランパ3は上部クランパ11と、この上部クランパ11の下部に 位置する下部クランパ12と、上記上部クランパ11及び下部クランパ12間に 位置するマグネット13とを備え、これらをクランパユニット15とする。上記 クランパユニット15は回転自在に構成されている。上記上部クランパ11及び 下部クランパ12は一体となって動くように連結されている。上記下部クランパ 12に着目すると、中心部に中央下凸部10が形成されている。上記中央下凸部 10は上記ディスク20のセンタ−ホ−ル21に上から嵌り、且つ上記モ−タフ レ−ム6の凹部7に上から嵌る形状と成されている。上記中央下凸部10の中心 部には上記下部クランパ12の軸部16の頭部16aが嵌る中心孔17が形成さ れている。更に上記クランパ3は上記上部クランパ11及び下部クランパ12を 上下動させる為のクランパホルダ−14を備えている。
【0009】 上記クランパホルダ−14は上記クランパユニット15を挟持及び開放可能に 構成されている。詳しくは、上記クランパユニット15とモ−タ2との間にディ スク20を挟む前の場合、上記クランパホルダ−14はクランパユニット15を 挟持した状態でモ−タ2の上方に位置している。次に、上記クランパユニット1 5とモ−タ2との間にディスク20を挟む場合、上記クランパホルダ−14はク ランパユニット15を挟持した状態でクランパユニット15と共に下方に下がっ てディスク20のセンタ−ホ−ル21と合うようにクランパユニット15をセン タリングし、上記クランパユニット15及びモ−タ2の間にディスク20が挟ま れた後、水平方向外側へ開くものである。つまり、上記クランパユニット15及 びモ−タ2間にディスク20を挟む際の上記クランパホルダ−14の動きに着目 すると、上記クランパホルダ−14は垂直方向下方に下がり、その後水平方向外 側に開く動き(図3中矢印B参照)するものである。尚、上記クランパホルダ− 14が開くことでクランパホルダ−14とクランパユニット15との間に隙間を 設け、クランパユニット15回転時のクランパホルダ−14とクランパユニット 15との接触を避けるものである。
【0010】 次に、上記モ−タ2及びクランパ3の動作を説明する。先ず図2を参照すると 、クランパユニット15はクランパホルダ−14に挟持された状態で上記モ−タ 2の上方に位置しており、上記クランパユニット15及びモ−タ2間にディスク 20が移動できるだけの空間を有する。この状態でディスク20が引き込まれて 矢印A方向へ移動し、上記クランパユニット15及びモ−タ2間に位置する。そ して、上記ディスク20のセンタ−ホ−ル21及びモ−タフレ−ム6の凹部7が 合った状態で上記ディスク20が止まり、上記クランパユニット15が下方に下 げられる。
【0011】 図3を参照すると、上記下方に下がったクランパユニット15の中央下凸部1 0は、上記ディスク20のセンタ−ホ−ル21を貫通し、上記モ−タフレ−ム6 の凹部7に嵌る。これにより上記ディスク20はモ−タフレ−ム6の上に載った 状態で上からクランパ3で抑えられた状態になる。そして、上記クランパユニッ ト15が下がった後、上記クランパホルダ−14が外側へ開き、結果上記クラン パホルダ−14は矢印Bのように動く。この状態からモ−タ2を駆動させること で、上記モ−タフレ−ム6が回転してディスク20が回転し、ディスク20の再 生が行われる。
【0012】 即ち、上記モ−タ2の凹部7に対して上から下がってきたクランパ3の中央下 凸部10が嵌るものであり、このモ−タ2及びクランパ3間にディスク20が挟 まれて回転するものである。次に、上記ディスク20を取り出す場合は、上記モ −タ2及びクランパ3の動作が逆になる。そして、上記モ−タ2及びクランパ3 が占める動作の上下スペ−スtは、上述した従来の上下スペ−スTに比べてタ− ンテ−ブルが存在しない分、小さくなるものである。また、従来のモ−タ102 及びクランパ103の動きに着目すると、従来はクランパ103の上下動、ディ スク120の上下動、モ−タ102の上下動があったが、本考案ではディスク2 0の上下動が少なく、モ−タ2の上下動がないのでより上記上下スペ−スtを小 さくし易いものである。
【0013】
【考案の効果】
以上詳述した如く本考案は、上記モ−タフレ−ムに凹部を形成すると共に、上 記クランパに中央下凸部を形成し、上記モ−タフレ−ム上にディスクが載る状態 で上記モ−タフレ−ム及びクランパ間にディスクを挟み、このとき上記中央下凸 部をディスクのセンタ−ホ−ルに貫通させて凹部に嵌めるものである。これによ り、上記モ−タフレ−ムそのものを従来存在したタ−ンテ−ブルの代わりとする ことができ、モ−タ及びクランパの動作に必要な上下スペ−スを小さくすること ができ、もってディスク再生装置のユニット全体の小型化も図り易いと共に、部 品点数も削減することができ、特にディスク単体を出し入れするスロットインタ イプの薄型化を実現するには有効な手段である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例で示したディスクチャッキング
機構に於けるモ−タ及びクランパの構造を動きを含めて
簡略的に示した図である。
【図2】本考案の実施例で示したディスクチャッキング
機構に於けるモ−タ及びクランパの構造のクランパが上
方位置にある状態を示した図である。
【図3】本考案の実施例で示したディスクチャッキング
機構に於けるモ−タ及びクランパの構造のクランパが下
がった位置にある状態を示した図である。
【図4】従来例を示した図である。
【符号の説明】
2 モ−タ 3 クランパ 6 モ−タフレ−ム 7 凹部 10 中央下凸部 14 クランパホルダ− 20 ディスク 21 センタ−ホ−ル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するモ−タフレ−ム6を有するモ−
    タ2と、上記モ−タ2の上方に位置するクランパ3とを
    備え、上記モ−タ2及びクランパ3間にディスク20を
    挟んで回転せしめるディスクチャッキング機構に於ける
    モ−タ及びクランパの構造に於て、 上記モ−タフレ−ム6は上面に凹部7が形成されている
    と共に、上記クランパ3は上記ディスク20のセンタ−
    ホ−ル21を貫通して上記凹部7に嵌る中央下凸部10
    が形成され、上記ディスク20は上記モ−タフレ−ム6
    上に載った状態で上記モ−タフレ−ム6及びクランパ3
    間に挟まれることを特徴とするディスクチャッキング機
    構に於けるモ−タ及びクランパの構造。
JP1997003089U 1997-04-04 1997-04-04 ディスクチャッキング機構に於けるモータ及び クランパの構造 Expired - Lifetime JP3042178U (ja)

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