JP2900295B2 - アクスルシャフト用オイルシール装置 - Google Patents

アクスルシャフト用オイルシール装置

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JP2900295B2
JP2900295B2 JP4058828A JP5882892A JP2900295B2 JP 2900295 B2 JP2900295 B2 JP 2900295B2 JP 4058828 A JP4058828 A JP 4058828A JP 5882892 A JP5882892 A JP 5882892A JP 2900295 B2 JP2900295 B2 JP 2900295B2
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oil seal
axle shaft
axle
axle housing
seal device
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俊樹 中川
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Koyo Seiko Co Ltd
Hino Motors Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
Hino Jidosha Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車においてアク
スルシャフトとアクスルハウジングとの間のオイルシー
ルを行なうためのアクスルシャフト用オイルシール装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のオイルシール装置68の構
造図である。この発明の後述の実施例と同一の要素は、
同符号で指示して、詳細な説明は省略し、主要点につい
てのみ説明する。オイルシール装置68は、アクスルハ
ウジング24内のオイルが外部へ漏出するのを防止する
ために、アクスルハウジング24の端部におけるアクス
ルシャフト22とアクスルハウジング24との間の放射
方向間隙45に設けられる。オイルシール装置68にお
いて、オイルシール70は、外周側ではアクスルハウジ
ング24の内周面に固着され、内周側では環状リップ7
2においてアクスルシャフト22の周部に相対回転自在
に摺接し、放射方向間隙45を封鎖している。一方、カ
バー74は、アクスルシャフト22に嵌装されて、固定
され、放射方向間隙45を外側から覆うように、放射方
向へ広がり、ダスト等がオイルシール70へ付着するの
を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】オイルシール装置68
では、図2に示すようなフロントアクスルでは、加工及
び組立てのばらつき等のために、アクスルシャフト22
及びアクスルハウジング24が相互に偏心し易く、ま
た、この偏心に対するオイルシール70の追従性には限
界があり、偏心量が大きいと、オイルシール装置68の
シール性が低下する。
【0004】この発明の目的は、加工及び組立てのばら
つき等に因るアクスルシャフト及びアクスルハウジング
の相互の偏心に対する追従性の良いアクスルシャフト用
オイルシール装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明を、図1に示す
実施例の符号を使用して説明する。この発明のアクスル
シャフト22用オイルシール装置44では、アクスルハ
ウジング24の端部におけるアクスルシャフト22の周
部と前記アクスルハウジング24との間に放射方向間隙
45を形成し、この放射方向間隙45内にころがり体列
54を形成し、ころがり軸受46と環状弾性体58とを
放射方向の内外に配置し、前記ころがり体列54の外側
からこのころがり体列54の範囲のシールを行うオイル
シール56を前記アウターレース50とインナーレース
48のいずれかに摺接させ、前記ころがり軸受46のイ
ンナーレース48をアクスルシャフト22の前記周部に
固着すると共に、前記ころがり軸受46のアウターレー
ス50と前記アクスルハウジング24の内周面との間に
前記環状弾性体58を固着し、この際前記環状弾性体5
8には放射方向及び周方向の弾性変形を高めるべく前記
放射方向間隙45の奥側へ向けて深い環状溝60を形成
してなる。
【0006】
【作用】アクスルシャフト22及びアクスルハウジング
24の加工及び組立てのばらつき等に因るアクスルシャ
フト22及びアクスルハウジング24の相互の偏心に対
して、環状弾性体58は、弾性変形して偏心を吸収す
る。環状弾性体58は、また、アクスルシャフト22と
アクスルハウジング24との間の放射方向間隙45の
内、ころがり軸受46を除く部分を封鎖し、その封鎖部
位のオイルシールを行なう。一方、ころがり軸受46
は、ころがり体列54を間に介在させたインナレース4
8及びアウタレース50の相対回転によりアクスルハウ
ジング24に対するアクスルシャフト22の相対回転を
許容する。オイルシール56は、インナレース48及び
アウタレース50の相対回転に対してそれらの少なくと
も一方に対して摺動し、インナレース48及びアウタレ
ース50の相対回転を許容するとともに、アクスルシャ
フト22の軸方向に対してころがり体列54の外側から
ころがり体列54の範囲のオイルシールを行なう。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1及び図2に基
づいて説明する。図2は総輪駆動型トラックの右側の前
輪範囲の構造図である。回転軸10は、先端部におい
て、フロントアクスルハブ12を一体回転的に嵌合され
てから、ナット14を螺着され、また、基端部に歯車1
6を一体的に有している。フロントアクスルハブ12に
は、図示していない前輪のホィール(図示せず)が固定
される。包囲壁部18は、フロントアクスルハブ12の
基端部から歯車16にかけての範囲を放射方向外側から
包囲し、一対のテーパーローラ軸受20によりフロント
アクスルハブ12の基端部に回転自在に支持されてい
る。
【0008】アクスルシャフト22は、左右水平方向へ
延び、端部においてアクスルハウジング24の端から露
出して、包囲壁部18の方へ突出している。自在継ぎ手
26は、アクスルシャフト22の突出端に装着され、歯
車28において歯車16にかみ合って、アクスルシャフ
ト22からの回転動力を回転軸10へ伝達するようにな
っており、いわゆるハブリダクションを構成している。
ブーツ30は、両端部においてアクスルシャフト22の
周部及び自在継ぎ手26の外面側に係止されて、自在継
ぎ手26のアクスルハウジング24側の開口部を封鎖し
ている。アクスルハウジング24は、自在継ぎ手26の
上方へ突出するキングピン支持部32を有している。
【0009】ナックル34は、前述の包囲壁部18と、
ボルト36を介して包囲壁部18に固定されて上下に分
岐してキングピン支持部32の先端部を上下から挟む二
股部38と、二股部38の上端部に一体的に形成されて
いるナックルアーム40とを有している。キングピン4
2は、中心線が自在継ぎ手26の中心を通るように、自
在継ぎ手26の上方に配置され、中心線の回りに回転自
在にキングピン支持部32の先端部に嵌挿されて、上下
の端部において二股部38に固定される。オイルシール
装置44は、アクスルハウジング24の端部に配設され
て、オイルが外部へ漏れるのを阻止する。
【0010】図1はオイルシール装置44の詳細な構造
図である。オイルシール装置44は、アクスルハウジン
グ24の端部におけるアクスルシャフト22の周部とア
クスルハウジング24の内周面との間の放射方向間隙4
5に嵌挿されて、放射方向間隙45におけるオイルシー
ルを行なう。ローラ軸受46は、同軸的なインナレース
48及びアウタレース50と、インナレース48とアウ
タレース50との間に配設されて両者を相対回転させる
複数個のローラ52とを有している。複数個のローラ5
2はローラ列54を構成し、インナレース48はアクス
ルシャフト22の周部に固着されている。オイルシール
56は、アクスルシャフト22の軸方向に関してローラ
列54より外側の方へ延長するインナレース48及びア
ウタレース50の部分に嵌挿され、外周側においてアウ
タレース50に固定され、内周側の環状リップ57にお
いてインナレース48に摺接し、ローラ列54の部位を
軸方向外側から封鎖している。環状ゴム58は、放射方
向及び周方向の弾性変形を高めるために、放射方向間隙
45の奥側へ向く環状溝60を有し、内外周面において
それぞれアウタレース50の外周面及びアクスルハウジ
ング24の内周面に固着されている。カバー62は、ロ
ーラ軸受46の軸方向外側の近傍においてアクスルシャ
フト22に固定され、放射方向へ放射方向間隙45の外
側まで張り出して、アクスルシャフト22の軸方向に関
してローラ軸受46及び環状ゴム58の外側を覆ってい
る。オイルシール56は、一体的に形成されてカバー6
2の方へ張り出す環状突出縁部64を備え、環状突出縁
部64は、カバー62の内面側に摺接して、放射方向内
側へのダスト等の侵入を阻止している。
【0011】オイルシール装置44の作用について説明
する。アクスルシャフト22及びアクスルハウジング2
4の加工及び組立てのばらつき等に因るアクスルシャフ
ト22及びアクスルハウジング24の相互の偏心に対し
て、環状ゴム58は、弾性変形して偏心を吸収する、環
状ゴム58は、また、アクスルシャフト22とアクスル
ハウジング24との間の放射方向間隙45の内、ローラ
軸受46を除く部分を封鎖し、その封鎖部位のオイルシ
ールを行なう。一方、ローラ軸受46は、ローラ列54
を間に介在させたインナレース48及びアウタレース5
0の相対回転によりアクスルハウジング24に対するア
クスルシャフト22の相対回転を許容する。オイルシー
ル56は、アウタレース50に対するインナレース48
の相対回転に対して環状リップ57をインナレース48
の外周面に摺接しつつ、アクスルシャフト22の軸方向
に対してローラ列54の外側からローラ列54の範囲の
オイルシールを行なう。カバー62は、外部のダスト等
がローラ軸受46及び環状ゴム58に付着するのを防止
し、オイルシール56の環状リップ57は、アクスルシ
ャフト22の周部を介してアクスルハウジング24内の
オイルが外部へ漏れるのを阻止する。
【0012】ローラ軸受46及び環状ゴム58は、図示
の実施例では、放射方向においてそれぞれ内側及び外側
に配置されているが、放射方向においてそれぞれ外側及
び内側に配置されていてもよい。すなわち、その場合で
は、環状ゴム58は内周側においてアクスルシャフト2
2の周部に固着され、ローラ軸受46のインナレース4
8の内周側及びアウタレース50の外周側はそれぞれ環
状ゴム58の外周側及びアクスルハウジング24の内周
側に固着される。図示の実施例では、ローラ軸受46が
使用されているが、玉軸受け等、他のころがり軸受がロ
ーラ軸受46の代わりに使用されてもよい。
【0013】
【発明の効果】この発明のアクスルシャフト用オイルシ
ール装置では、環状弾性体が、アクスルシャフトとアク
スルハウジングとの間の放射方向の狭い間隙に挿入固着
でき、加工及び組付け等のばらつきに伴うアクスルシャ
フト及びアクスルハウジングの相互の偏心に対して弾性
変形するようになっているので、偏心に対するオイルシ
ール装置の追従性を向上させることができる。また、オ
イルシールが、偏心のほとんどないころがり軸受のイン
ナレースとアウタレースとの間のころがり体列部位を封
鎖する一方、環状弾性体は、アクスルシャフトとアクス
ルハウジングとの間の放射方向間隙の内、ころがり軸受
を除く部位を封鎖しているので、オイルシール装置全体
のシール性も確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オイルシール装置の詳細な構造図である。
【図2】総輪駆動形トラックの右側の前輪範囲の構造図
である。
【図3】従来のオイルシール装置の構造図である。
【符号の説明】
22 アクスルシャフト 24 アクスルハウジング 44 オイルシール装置 45 放射方向間隙 46 ローラ軸受(ころがり軸受) 48 インナレース 50 アウタレース 54 ローラ列(ころがり体列) 56 オイルシール 58 環状ゴム(環状弾性体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16J 15/32 311

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクスルシャフトとアクスルハウジング
    との間のオイルシール装置において、アクスルハウジン
    グ(24)の端部におけるアクスルシャフト(22)の
    周部と前記アクスルハウジング(24)との間に放射方
    向間隙(45)を形成し、この放射方向間隙(45)内
    にころがり体列(54)を形成し、ころがり軸受(4
    6)と環状弾性体(58)とを放射方向の内外に配置
    し、前記ころがり体列(54)の外側からこのころがり
    体列(54)の範囲のシールを行うオイルシール(5
    6)を前記アウターレース(50)とインナーレース
    (48)のいずれかに摺接させ、前記ころがり軸受(4
    6)のインナーレース(48)をアクスルシャフト(2
    2)の前記周部に固着すると共に、前記ころがり軸受
    (46)のアウターレース(50)と前記アクスルハウ
    ジング(24)の内周面との間に前記環状弾性体(5
    8)を固着し、この際前記環状弾性体(58)には放射
    方向及び周方向の弾性変形を高めるべく前記放射方向間
    隙(45)の奥側へ向かって深い環状溝(60)を形成
    してなることを特徴とするアクスルシャフト用オイルシ
    ール装置。
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US6186507B1 (en) 1997-09-25 2001-02-13 Michael R. Oldenburg Retrofittable severe duty seal for a shaft
US6692007B2 (en) 2001-10-31 2004-02-17 Transcom, Inc. Seal for a shaft

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