JP2900058B2 - 移載装置 - Google Patents

移載装置

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JP2900058B2
JP2900058B2 JP2104655A JP10465590A JP2900058B2 JP 2900058 B2 JP2900058 B2 JP 2900058B2 JP 2104655 A JP2104655 A JP 2104655A JP 10465590 A JP10465590 A JP 10465590A JP 2900058 B2 JP2900058 B2 JP 2900058B2
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、搬送装置の接続部において搬送物を受け渡
しする移載装置に係わり、特に前記搬送装置間に高低差
があっても搬送物の受け渡しを円滑に行うことができる
移載装置に関する。
「従来の技術」 従来、ベルトコンベアやローラコンベアは、構造が簡
単で、いかなる形状を有する搬送物であってもそのベル
トやローラ上に載置できるものであれば連続的に搬送で
きるという利点から、広く使用されている。
そして、これらコンベアを継ぎ足して一つの搬送ライ
ンを構成する際には、例えば、搬送物を高い方のコンベ
アから低い方のコンベアに落下させることにより、その
接続部における搬送物の受け渡しが行われていた。
「発明が解決しようとする課題」 このため、上記従来の技術では、コンベアの接続部で
搬送物が転倒する可能性があり、転倒あるいは衝撃を加
えることが許されない搬送物については、ベルトコンベ
ア等の簡単な搬送装置を用いた搬送ラインの実現が困難
であった。
特に、搬送ラインの構成上、高低差のある搬送装置を
接続して使用する場合や、同レベルでも異なる搬送装置
を接続して使用しなければならない場合には、この接続
部における搬送物の滑らかな受け渡しが困難であり、例
えば放射性廃棄物を収納したドラム缶等の転倒が許され
ない搬送物を搬送するラインを実現することができなか
った。
本発明は上記従来の問題点に鑑みなされたものであっ
て、搬送装置の接続部において搬送物を受け渡しする移
載装置であって、搬送装置間に高低差があっても、搬送
物が転倒することを防止して搬送物の受け渡しを円滑に
行うことができる移載装置を提供することを目的として
いる。
「課題を解決するための手段」 本発明の移載装置は、一連の搬送ラインを形成する二
つの搬送装置の接続部において搬送物を受け渡しする移
載装置であって、 前記搬送装置の接続端にそれぞれ連設され、搬送物の
軌道上に搬送物よりも小幅な開口部が形成された受け渡
し搬送部と、 前記開口部を通り抜けて昇降自在な搬送物の載置台を
有し、前記二つの受け渡し搬送部の下側を搬送物の軌道
に沿って走行可能な走行式リフターと、前記二つの受け
渡し搬送部に亘ってその両側部に搬送物の軌道に沿って
設けられるガイドフレームと、前記ガイドフレームの内
側付近で載置台と搬送物との搬送に干渉しない位置に設
けられ、一方の搬送装置に移動された搬送物が他方の搬
送装置側へ転倒することを防止するガイドパッドとより
構成されていることを特徴としている。
「作用」 本発明の移載装置によれば、以下のようにして滑らか
に搬送物の受け渡しを行うことができる。
すなわち、まず、上流側の搬送装置により搬送されて
きた搬送物を、この上流側の搬送装置に連設された一方
の受け渡し搬送部によりこの受け渡し搬送部の開口部上
まで移動させる。
つぎに、走行式リフターを走行させてその載置台を前
記一方の受け渡し搬送部の開口部下側まで移動させた
後、載置台をこの開口部の上方まで上昇させることによ
り載置台上に搬送物を載せる。
さらに、下流側の搬送装置に連設された他方の受け渡
し搬送部の開口部の位置まで搬送物とともに載置台を移
動させた後、載置台をこの開口部よりも下方の位置まで
下降させることにより他方の受け渡し搬送部上に搬送物
を載置する。
そして、この他方の受け渡し搬送部により搬送物を下
流側の搬送装置に移動させれば、搬送物の受け渡しが完
了する。この際、二つの受け渡し搬送部に亘ってその両
側部に搬送物の軌道に沿ってガイドフレームが設けられ
るため、搬送方向外側に搬送物が転倒することが防止さ
れる。
また、前記ガイドフレームの内側付近で載置台と搬送
物との搬送に干渉しない位置に設けられるガイドパッド
により、一方の搬送装置に移動された搬送物が他方の搬
送装置側へ転倒することが防止される。
したがって、本発明の移載装置によれば、搬送装置間
に高低差があっても、搬送物を傾けたり落下させたりす
ることなく滑らかに受け渡すことができる。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図により説明
する。
第1図及び第2図はそれぞれ移載装置の側面図及び平
面図である。また、第3図は第1図のIII−III矢視図で
ある。
第1図において、符号1で示すものは台車式の搬送装
置(一方の搬送装置)である。搬送装置1は、その開口
側を相対向させて水平に配置された二本のチャンネル状
部材2と、これらチャンネル状部材2の間に取り付けら
れたチャンネル状部材2の長手方向に走行自在な台車
(図示略)とを有し、台車の上面の載置台に搬送物を載
せた状態でこの台車が移動することにより搬送するもの
である。そして、この搬送装置1の台車にはその載置台
を二つのチャンネル状部材2間で上下動させる機能が設
けられ、載置台を下降させることによりその位置で搬送
物をチャンネル状部材2上に載置できるようになってい
る。
なお、本実施例の場合、搬送装置1自体がその中央
(搬送物の軌道上)が開口したものであり、この搬送装
置1自体の端部が本発明の一方の受け渡し搬送部11を、
またチャンネル状部材2の間がその開口部11aを構成し
ている。
また、第1図において符号3で示すものはローラコン
ベア(他方のの搬送装置)である。ローラコンベア3
は、同レベルに相対向させて水平に配置された二本の型
材4と、型材4に直交する方向に配されこの型材4間に
自転可能に取り付けられた複数のローラ5とを備えるも
のである。そして、このローラコンベア3は、型材4の
外側に配置されたスプロケット7とこれらスプロケット
7に巻き回されたチェーン(図示略)とを介して図示し
ていないモータにより各ローラ5が一方向に回転させら
れることにより、ローラ5上に載置された搬送物を(第
1図において右方に)搬送するものである。
以上説明した搬送装置1とローラコンベア3は、一つ
の搬送ラインを形成すべく連ねて配置されており、これ
らの間(接続部)に本発明の実施例である移載装置10が
設けられている。
移載装置10は、搬送装置1及びローラコンベア3の接
続端部にそれぞれ連設された受け渡し搬送部11及び受け
渡し搬送部12と、載置台13を有してこれら受け渡し搬送
部11,12の下側を搬送物の軌道に沿って移動可能な走行
式リフター14K、後述のガイドフレーム22と、後述のガ
イドパッド23とにより主構成をなすものである。
受け渡し搬送部11は、この場合前述のように、搬送装
置1自体が構成しているもので、その開口部11aの幅
(チャンネル状部材2間の間隔)は、搬送物(例えば、
図において符号K1,K2で示すようなドラム缶)の幅より
も小さく、かつ、前記載置第13の幅よりも大きく設定さ
れている。
受け渡し搬送部12は、前記型材4の延長部4aとこの延
長部4aの両外側に配置された支持材15とにより片持状に
支持されて自転可能とされた複数の短尺ローラ16を備
え、これら短尺ローラ16が両型材4の内側に対向させて
配列されることにより、これら短尺ローラ16の間に前記
開口部11aと同様の幅寸法とされた開口部12aが形成され
ているものである。そして、この受け渡し搬送部12のロ
ーラ16は、型材4と支持材15との間に配され前記スプロ
ケット7と同じチェーンが巻き回されたスプロケット17
を介して駆動され、前記ローラ5と同方向に回転させら
れるようになっている。また、このローラ16は前記ロー
ラ5と同じレベルに配置されている。
走行式リフター14は、据え付け面に設けられた二本の
レール18の上をシリンダ19に駆動されて走行する走行台
車20を備え、この走行台車20上にパンタグラフ式昇降装
置21を介して前記載置台13を取り付けてなるものであ
る。そして、この走行式リフター14の昇降ストロークは
載置台13の上面が前記チャンネル状部材2及びローラ16
よりも上方まで達するように設定され、また、走行スト
ロークは載置台13が前記開口部11aと前記開口部12aとの
間を行き来できるように設定されている。
なお、第1図,第3図において符号22で示すものは、
チャンネル状部材2及び型材4の両側上方に搬送物の軌
道に沿うように設けられたガイドフレームであり、万が
一搬送物が側方に転倒しそうになってもこのガイドフレ
ーム22で支持して搬送物の側方への転倒を防止するため
のものである。
また、第1図、第2図において符号23で示すものは、
チャンネル状部材2の端部からそれぞれローラコンベア
3側に伸びるように形成されたガイドパッドであり、万
が一搬送物が受け渡し搬送物11,12間に落ち込みそうに
なっても、このガイドパッド23により支持して搬送物の
転倒を防止するためのものである。
以上のように構成された移載装置10は、例えばドラム
缶が搬送物として搬送装置1により搬送されて来て受け
渡し搬送部11においてチャンネル状部材2上(開口部11
a上)に載置されると、つぎのように動作してこのドラ
ム缶をローラコンベア3に滑らかに移載する。
すなわち、まず、走行式リフター14の走行台車20が走
行して載置台13を受け渡し搬送部11の開口部11aの下側
まで移動させた後、第1図に示すように、載置台13がこ
の開口部11aを通り抜けてその上方まで上昇することに
より載置台13上にドラム缶が載置される(この時、ドラ
ム缶は第1図において符号K1で示すような位置にあ
る)。
つぎに、受け渡し搬送部12の開口部12aの位置までド
ラム缶とともに載置台13が移動した後、載置台13がこの
開口部12aを通り抜けてローラ16よりも下方の位置まで
下降することにより受け渡し搬送部12のローラ16上に搬
送物が載置される(この時、ドラム缶は第1図において
符号K2で示すような位置にある)。
そして、受け渡し搬送部12のローラ16が回転し(この
時、ローラコンベア3のローラ5も同時に回転する)ド
ラム缶がローラコンベア3上(ローラ5上)へと搬送さ
れて、受け渡しが完了する。
したがって、本実施例の移載装置10によれば、図に示
すように高低差のある二つの搬送装置(すなわち、搬送
装置1とローラコンベア3)の接続部において、搬送物
を傾けることなく滑らかに受け渡しできる。このため、
転倒が許されない搬送物の搬送ラインであっても、この
移載装置10を適用すれば、走行台車式搬送装置1とロー
ラコンベア3といった簡単な構成の搬送装置を継ぎ足す
ことによって、高低差を問題にすることなく自由なレイ
アウトで搬送ラインを構成することが可能になるという
効果が奏される。
なお、上記実施例は走行台車式搬送装置とローラコン
ベアとの間に本発明の移載装置を構成した例であるが、
本発明はこの態様に限られるものではない。
例えば、上流側の搬送装置がベルトコンベアであって
もよく、この場合、例えばこのベルトコンベアの延長上
に、搬送物の軌道中心線に対して両側に配置されて周回
するベルトを備えこれらベルト間を走行リフターの載置
台が通り抜け可能とされた受け渡し搬送部を連設すれば
よい。
また、移載方向も、高い位置にある搬送装置から低い
位置にある搬送装置へ移載する方向に限られず、その逆
であってもよく、本発明の移載装置によれば二つの搬送
装置間において両方向の移し変えが可能であることは言
うまでもない。
「発明の効果」 本発明の移載装置によれば、二つの搬送装置の接続部
において、搬送物を傾けることなく滑らかに受け渡しで
きる。このため、転倒が許されない搬送物の搬送ライン
であっても、この移載装置を適用すれば、ローラコンベ
ア等の簡単な構成の搬送装置を継ぎ足すことによって、
高低差を問題にすることなく自由なレイアウトでこの搬
送ラインを構成することが可能になるという効果が奏さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示す図であって、
第1図及び第2図はそれぞれ移載装置の側面図及び平面
図、第3図は第1図のIII−III矢視図である。 1……一方の搬送装置(走行台車式搬送装置)、3……
他方の搬送装置(ローラコンベア)、10……移載装置、
11,12……受け渡し搬送部、11a,12a……開口部、13……
載置台、14……走行式リフター。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連の搬送ラインを形成する二つの搬送装
    置の接続部において搬送物を受け渡しする移載装置であ
    って、 前記搬送装置の接続端にそれぞれ連接され、搬送物の軌
    道上に搬送物よりも小幅な開口部が形成された受け渡し
    搬送部と、 前記開口部を通り抜けて昇降自在な搬送物の載置台を有
    し、前記二つの受け渡し搬送部の下側を搬送物の軌道に
    沿って走行可能な走行式リフターと、 前記二つの受け渡し搬送部に亘ってその両側部に搬送物
    の軌道に沿って設けられるガイドフレームと、 前記ガイドフレームの内側付近で載置台と搬送物との搬
    送に干渉しない位置に設けられ、一方の搬送装置に移動
    された搬送物が他方の搬送装置側へ転倒することを防止
    するガイドパッドとより構成されていることを特徴とす
    る移載装置。
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