JP2899867B2 - 高所作業用足場装置と、高所作業用足場板の中間支柱装置、ならびに、それ等に用いる脚部材 - Google Patents

高所作業用足場装置と、高所作業用足場板の中間支柱装置、ならびに、それ等に用いる脚部材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物側壁の諸工事
や建物雨樋工事等を施工するに際して使用する高所作業
用足場装置と、高所作業用足場板の中間支柱装置、なら
びに、それ等に装着する脚部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物側壁の諸工事や建物雨樋工事等を施
工する場合は、高所作業にして建物壁面に沿って若干移
動する作業スペースと工事資材を載せる資材スペースが
必要になるので、一般的には、工事対象の建物側壁に沿
って「バー材を骨組した足場装置」を仮設し、その足場
装置に設けた作業用足場板に作業者が載ると共に工事用
資材を置いて作業し、作業完了後にはその仮設足場を撤
去する方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の高所作業
用足場装置は、工事上の安全性を充分に確保する必要が
あるので足場工事の専門者に依頼せざるを得なく、その
上、工事対象の建物側壁の全面に沿ってバー材を骨組み
してセットするので、大がかりな装置になる。従って、
その仮設・撤去に相当の人員と日数を要して、建物側壁
等の主工事の準備作業に過ぎない工事用足場設定に相当
の経費と工事期間が消費され、建物側壁工事等の工事主
体のコスト高と工事期間の徒長化をもたらす難点があ
る。そして、特に、主工事が簡単な部分的補修工事やメ
ンテナンス・リフォーム工事では、その難点が顕著にな
る。
【0004】さらに、従来の高所作業用足場は安全性確
保の見地から、作業用足場板の支承スパンを1.8メー
トル以下等に規制する必要があるので、バー材による骨
組み構造が極めて複雑化し、前記の難点が助長されると
共に、その足場板の高さと作業内容に適した建物との相
対空間の調整ができないので、工事がやりずらくなるこ
とがあり、工事品質と作業能率に影響する。
【0005】一方、伸縮自在のブームの先端に作業用ボ
ックス・バスケットを設けた高所作業車も普及している
ものの、狭い道路や狭隘な作業現場に進入できないの
で、そのようなケースでは前記の骨組み足場に頼らざる
を得なくなるのが実情である。本発明は以上の従来技術
の諸難点を解消する高所作業用足場装置等を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明は「下端を地面等に定置して任意スパンの並立
姿勢で建物側壁等に立て掛ける主支柱と、前記主支柱の
それぞれの長手方向にスライド自在に組合せられて足場
板ブラケットを備えた支承部材からなり、前記支承部材
は、下方から押し上げることによって前記立て掛け姿勢
の前記主支柱を上昇して任意位置に係止可能になると共
に、前記地面上等からの手動操作によって前記係止が解
離可能になる係止手段を有し、前記任意位置に係止セッ
トした前記支承部材の足場板ブラケット間に、作業用足
場板を渡設する構造を特徴とする高所作業用足場装置」
と、
【0007】「下端を地面等に定置して建物側壁等に立
て掛ける主支柱と、前記主支柱の長手方向にスライド自
在に組合せられて足場板ブラケットを備えた支承部材か
らなり、前記支承部材は、下方から押し上げることによ
って前記立て掛け姿勢の前記主支柱を上昇して任意位置
に係止可能になると共に、前記地面上等からの手動操作
によって前記係止が解離可能になる係止手段を有し、前
記任意位置に係止セットした前記支承部材の足場板ブラ
ケットによって、高所に渡設されている工事用足場板の
支承スパンの中間を支承する構造からなる高所作業用足
場板の中間支柱装置」と、
【0008】「接地板を有して、前記高所作業用足場装
置・前記高所作業用足場板の中間支柱装置の主支柱の脚
部に着脱自在に装着し、スパイクピンまたはロックウエ
イトによって前記接地板を地面等に係止固定する係止手
段を備えた脚部材」になっている。
【0009】そして、前記構成の高所作業用足場装置は
「前記の主支柱・支承部材・足場板ブラケット・脚部
材」の主要構成部材を使用現地で組立てる構造にした
り、主支柱上をスライド移動する支承部材を長尺バー形
状にして、その上半部分を主支柱から突き出す姿勢にセ
ットして、上端を建物側壁等に接触させて足場装置の立
て掛けポイントになし、作業用足場板の渡設位置を地面
から高位置に設定可能にする構成にしたり、さらに、運
搬格納の便宜を考慮して主支柱を接続分離自在の継ぎ柱
構造」にする等の態様が採択される。
【0010】さらに、前記の中間支柱装置は、例えば、
従来構造の高所作業足場や通常の梯子間に渡した作業用
足場板の支承スパンの中間支柱として広く応用する。
【0011】
【作用】以上の構成の本発明の高所作業用足場装置は、
一対の主支柱を工事対象の建物側壁等に立て掛け、その
立て掛け姿勢の主支柱に組合せた支承部材の足場板ブラ
ケット間に足場板を渡設して工事現場にセットし、しか
るのち、その支承部材の下端を左右交互に適量づつ押し
上げて主支柱に係止して昇らせると、一人の作業員によ
って所要高さに作業用足場板をセットした高所作業用足
場が短時間に設定できる。そして、上昇係止状態の支承
部材の主支柱への係止を、地面上からの操作によって解
離し、その支承部材を左右交互に適量づつ下降させるこ
とによって原位置に復帰させ、主支柱を建物側壁等から
外して、当該高所作業用足場装置が一人の作業のみによ
って短時間撤去できる。
【0012】そして、組立て前の構成部材は軽トラック
程度の車輌や人力によって運搬できるので、狭い道路や
狭隘な作業現場の条件でも、運搬設定できる。そして、
スライド自在の支承部材のスライド調整によって作業用
足場板の高さ位置が細かく調整変更できると共に、主支
柱の立て掛け傾斜角の変更によって作業用足場板と工事
壁面との相対空間が調整できるので、作業条件に適合し
たポジションに足場板を設定して、工事をやり易くでき
る。
【0013】一方、前記の本発明の高所作業用足場板の
中間支柱装置は、前記の高所作業用足場装置と同様の操
作によって、既設の高所作業用足場板のスパン中間等に
設定して、一人の作業員のみによって簡便かつ迅速に足
場板の中間補強ができる。そして、前記の本発明の脚部
材は、スパイクピンまたはロックウエイトによって接地
板を地面等に固定・係止するので、地面やコンクリート
面等に立設する主支柱の立設姿勢が安定し、足場装置の
安全性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は以下の各実施例のように
実施される。
【0015】
【実施例】まず、本発明の高所作業用足場装置1(以
下、単に足場装置1という)の一実施例を示す図1・図
2を参照して、本発明の足場装置1は、下端を地面11
に固定すると共に上端の接合部9を建物側壁10に立て
掛ける長尺バー形状の一対の主支柱2と、主支柱2のそ
れぞれの上に重合して組合せて主支柱2の長手方向にス
ライド自在になり、かつ、主支柱2のそれぞれの概ね半
分長の長尺バー形状の支承部材3によって主要部が構成
され、この支承部材3には細長板体の作業用足場板6を
載せて渡す足場板ブラケット4が着脱自在に設けられて
いる。そして、支承部材3は立て掛け姿勢の主支柱2の
任意位置に係止セットできると共に、地面11上に位置
する作業員の手動操作によって、その係止セット解離し
て支承部材3を下降セットできる係止手段を有してい
る。
【0016】詳しくは(図2参照)、主支柱2・支承部
材3ともアルミニウム製方形筒体からなり、全長約4メ
ートルの主支柱2の上面に、長手方向に連続する鋸刃状
の係止刃7が設けられると共に、支承部材3の主支柱2
への接合面には係止刃7を通すスリット8が切設されて
おり、このスリット8に係止刃7を挿入して重合姿勢に
組合せ、支承部材3に設けた抱着環12によって支承部
材3は主支柱2に重合保持されながら、主支柱2の上を
スライド自在に移動できる。
【0017】そして、支承部材3の下端には、回動自在
レバー13の先端に係止ピン14が設けられ、主支柱2
を前記の立て掛け姿勢にすると、係止ピン14が任意位
置の係止刃7と係合して支承部材3の下降を防止し、支
承部材3が主支柱2の任意ポジションに係止セットでき
る。そして、その係止ピン14に連結した操作ロープ1
5を地上の作業員が引いて係止爪14を浮き上がらせる
ことによって(支承部材3を少し押し上げて係止爪14
をルーズにして浮き上げる)、その係止が解離され、支
承部材3は自重によって下降可能に構成されている。そ
して、この実施例の支承部材3には、支承部材3が主支
柱2の上端から突き出す姿勢になったとき、主支柱2の
接合部9に代って、建物側壁10へ接合する立て掛けポ
イント25がアーム状に突設されている。
【0018】そして、以上の支承部材3には、特公平4
ー75340号公報または意匠登録第730788号に
示される「足場板の支持具」等の足場板ブラケット4が
着脱自在に設けられ、一対の主支柱2に組合せた支承部
材3の足場板ブラケット4に作業用足場板6を渡してセ
ットし、建物側壁10に立て掛けて傾斜姿勢を呈する主
支柱2の任意位置に、作業用足場板6が概ね水平姿勢を
有して設定される。
【0019】なお、この実施例の主支柱2は下端に着脱
自在に装着する脚部材5を備えており、この脚部材5は
地面・コンクリート面等に接合させるI形状の接地板1
6からなり、そのI形の腹板17に主支柱2の下端をボ
ルト締め連結する取着部19と、フランジ板18A・1
8Bにスパイクピン22を通す係止孔21が設けられ、
一方のフランジ板18Aは腹板17に対して回動自在に
連結されている。そして、この実施例の主支柱2は、一
対の主支柱2にワンタッチ着脱して所定スパンSで平行
した状態をクロス状に連結する連結バー32からなる連
結部材が設けられている。
【0020】そして、その回動可能のフランジ板18A
を地面11の事情に合せて回転セットし、係止孔21に
スパイクピン22を打ち込むことによって、主支柱2の
脚部を地面11に充分かつ的確に固定する。なお、この
脚部材5はスパイクピン22に代えて接地板16の裏面
にスパイクピンを突設する形状にしたり、スパイクピン
22が打ち込み不能のコンクリート面等に主支柱2を立
設する場合は、所要重量のロックウエイト23を載置す
ることによって押え付け固定する。なお、図中の24は
足場板ブラケット4間に橋設する安全手すり、26は足
場板6を足場板ブラケット4に止める縛止バンドであ
る。
【0021】以上の図1実施例の足場装置1は、以下の
ように使用される。即ち(図3参照)主支柱2・支承部
材3等の構成部材をばらばら状態で現地搬入し、主支柱
2・支承部材3・脚部材5を組合せて所要スパンSに並
設した主支柱2を工事対象建物側壁10に立て掛けセッ
トすると共に、脚部材5にスパイクピンを打ち込んで固
定する。そして、支承部材3は主支柱2の下半部分の下
死点ポジション3Lに位置して足場板6が渡設される。
【0022】しかるのち、一方の支承部材3Aを50セ
ンチ程度等の任意ストローク上昇させ、その状態で操作
ロープ15を弛緩させて、自重によって回動下降する係
止爪14を係止刃7にかみ合せて、支承部材3Aの上昇
姿勢を係止ロックする。続いて、他方の支承部材3Bを
同じく上昇させて係止し、以下順次この操作を繰り返し
て順次上昇させ、所定作業位置の3Hにセットして足場
板6を概ね水平姿勢になして高所設定する。
【0023】そして、作業者は主支柱2に並設して建物
側壁10に立て掛けた梯子(図示しない)から足場板6
に乗り移ると共に、工事資材を足場板6に載せて当該作
業が行なわれ、その作業完了後は前記の上昇操作と同様
に、支承部材3A・3Bを相互に少量づつ下降させて原
位置に復帰させ、足場板ブラケット4等を外して分解撤
去される。
【0024】以上の図1実施例の足場装置1は、アルミ
ニウム製の軽量にして工事現場で組立て・解体可能であ
り、建物側壁工事の作業員一人のみでも、自分で組立て
設定して作業を行うと共に、自分一人で解体撤去できる
ので、工事用足場の設定・撤去が低コストにして迅速に
施工できる。さらに、前記実施例のものは、支承部材3
を主支柱2の上端から突き出しセットすることができる
ので、例えば地上5メートル程度の高所作業用足場の設
定が可能になると共に、装着した脚部材5をスパイクピ
ン22で地面に固定したり、ロックウエイト23によっ
てコンクリート面等にも係止固定できるので、脚部の安
定性が良く工事上の安全性が確保できる。そして、主支
柱2の建物側壁10に対する傾斜角と支承部材3の高さ
調整によって、当該工事がやり易い高さと建物側壁10
からの距離に足場板6をセットできるので、当該工事の
工事品質と工事能率が向上する。
【0025】続いて、図4を参照して本発明の高所作業
用足場板の中間支柱装置30の一実施例を説明する。即
ち、この中間支柱装置30は図1実施例と同一の主支柱
2と支承部材3からなる単一棒体にして、支承部材3は
主支柱2の長手方向にスライド昇降して任意位置に係止
セットできると共に、支承部材3には、高所に設定され
た足場板6を下側から支える片持梁形状の足場板支承ブ
ラケット31が設けられている。そして、建物側壁10
に立て掛けた一対の梯子33の中間に、この中間支柱装
置30を設定して建物側壁10に立て掛けセットし、広
めスパンの梯子33に支承された足場板6を下側から支
承し、作業荷重や資材荷重によって下方撓したり「フワ
フワ」し易い足場板6を安定支承するようになってい
る。
【0026】以上の中間支柱装置30は図1実施例の高
所作業用足場装置1と同様に作業員一人のみで組立て設
定・解体撤去ができるので、高所作業用足場の支柱スパ
ンを規定量(1.8メートル)以内に設定し、当該作業
の安全性が簡便能率的な作業によって確保できる。そし
て、この中間支柱装置30は前記従来構造の高所作業用
足場に後付けして作業足場の安全性を向上したり、或
は、従来構造の高所作業用足場装置に併用して足場板6
を載せる骨組み体の構造を簡素化して、その骨組み体の
設定作業の能率化とコスト低減を図ることができる。
【0027】なお、本発明の高所作業用足場装置1・高
所作業用足場板の中間支柱装置30は前記実施例に限定
されず、図5例示のように、主支柱2を差し込み連結・
分離自在の2′と2″の2部材構成の継ぎ柱構造にして
運搬格納の便宜を向上したり、足場板ブラケット4を他
の構造にしたり、或は、主支柱2の係止刃7を主支柱の
長手方向に間欠配設する部分刃形状にしたり、連結バー
32を省略したりする等の変化がある。
【0028】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明の高所作業
用足場装置は、建物側壁等の諸工事用の高所作業用足場
が専門の足場設定作業者を要することなく、当該建物工
事等の作業者が一人のみで簡便かつ迅速に設定・撤去が
できるので、建物側壁工事等の主工事のための準備工事
の所要日数・コストが短縮・低減化し、当該主工事の工
事コストの低減と工事期間の短縮化を図ることができ
る。
【0029】さらに、本発明の高所作業用足場装置は、
作業用足場板の位置が作業内容の好適位置に随時変更設
定可能であり、建物側壁工事の品質向上と能率化が促進
できると共に、狭い道路や狭隘な作業条件でも、自由に
利用して前記の作用を享受し、広く行なわれる足場使用
高所工事の便宜向上を図ることができる。
【0030】さらに、本発明の高所作業用足場板の中間
支柱装置は、高所作業用足場板の支承スパンの中間に簡
便かつ迅速に設定し、その足場板の安定性による工事安
全性の向上を図ると共に、一般に広く行われているバー
材骨組みによる足場装置に併用して、そのバー材骨組み
の構造を簡素化し、高所作業用足場装置の設定・撤去コ
ストの低減と工期短縮を可能にし、建物側壁工事等の工
事コストの低減と工期短縮を図ることができる。
【0031】さらに、本発明の脚部材は以上の高所作業
用足場装置と高所作業用足場板の支柱装置の立設姿勢が
地面・コンクリート面等の条件に関係なく機械的に安定
し、当該装置の安全性を確保する。以上の諸効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の高所作業用足場装置の斜視図
【図2】図1実施例の高所作業用足場装置の要部を示
し、(A)は主支柱と支承部材の重合状態の斜視図、
(B)は足場板ブラケットを装着した支承部材の側面
図、(C)は主支柱と支承部材の重合状態の横断面図、
(D)は脚部材の斜視図
【図3】図1実施例の使用方法と使用状態を示す斜視図
【図4】本発明一実施例の高所作業用足場板の中間支柱
装置の構造と使用状態を示す斜視図
【図5】本発明の高所作業用足場装置・高所作業用足場
板の中間支柱装置の他の実施例の主支柱の側面断面図
【符号の説明】
1 高所作業用足場装置 2 主支柱 3 支承部材 4 足場板ブラケット 5 脚部材 6 作業用足場板 7 係止刃 8 スリット 9 接合部 10 建物側壁 11 地面 12 抱持環 13 レバー 14 係止ピン 15 操作ロープ 16 接地板 17 腹板 18A・18B フランジ板 19 取着部 21 係止孔 22 スパイクピン 23 ロックウエイト 25 立て掛けポイント 30 中間支柱装置 31 支承ブラケット 32 連結バー 33 梯子

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端を地面等に定置して任意スパンの並
    立姿勢で建物側壁等に立て掛ける主支柱と、前記主支柱
    のそれぞれの長手方向にスライド自在に組合せられて足
    場板ブラケットを備えた支承部材からなり、前記支承部
    材は、下方から押し上げることによって前記立て掛け姿
    勢の前記主支柱を上昇して任意位置に係止可能になると
    共に、前記地面上等からの手動操作によって前記係止が
    解離可能になる係止手段を有し、前記任意位置に係止セ
    ットした前記支承部材の足場板ブラケット間に、作業用
    足場板を渡設する構造を特徴とする高所作業用足場装
    置。
  2. 【請求項2】 主支柱の長手方向に重合して組合せるバ
    ー形状にして、かつ、建物側壁等への立て掛けポイント
    を上端に有する支承部材からなり、主支柱の上端から上
    半部分を突出姿勢にして係止セット可能にした請求項1
    の高所作業用足場装置。
  3. 【請求項3】 足場板ブラケットを支承部材に対して着
    脱自在にすると共に、一対の主支柱を連結する連結部材
    を設け、分離状態の主支柱と前記足場板ブラケットと前
    記連結部材を組立て解体自在に構成した請求項1または
    請求項2の高所作業用足場装置。
  4. 【請求項4】 主支柱を連結・分離自在の継ぎ柱構造に
    した請求項1・請求項2・請求項3のいずれかの高所作
    業用足場装置。
  5. 【請求項5】 下端を地面等に定置して建物側壁等に立
    て掛ける主支柱と、前記主支柱の長手方向にスライド自
    在に組合せられて足場板ブラケットを備えた支承部材か
    らなり、前記支承部材は、下方から押し上げることによ
    って前記立て掛け姿勢の前記主支柱を上昇して任意位置
    に係止可能になると共に、前記地面上等からの手動操作
    によって前記係止が解離可能になる係止手段を有し、前
    記任意位置に係止セットした前記支承部材の足場板ブラ
    ケットによって、高所に渡設されている工事用足場板の
    支承スパンの中間を支承する構造からなる高所作業用足
    場板の中間支柱装置。
  6. 【請求項6】 接地板を有して、請求項1の高所作業用
    足場装置の主支柱、または、請求項5の高所作業用足場
    板の中間支柱装置の主支柱の脚部に着脱自在に装着さ
    れ、かつ、スパイクピンまたはロックウエイトによって
    前記接地板を地面等に係止固定する係止手段を備えた構
    造からなる脚部材。
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