JP2899723B2 - リミットスイッチの回転軸の製造方法 - Google Patents

リミットスイッチの回転軸の製造方法

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孝志 円羽
隆雄 北村
達英 森沢
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H21/00Switches operated by an operating part in the form of a pivotable member acted upon directly by a solid body, e.g. by a hand
    • H01H21/02Details
    • H01H21/18Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H21/22Operating parts, e.g. handle
    • H01H21/24Operating parts, e.g. handle biased to return to normal position upon removal of operating force
    • H01H21/28Operating parts, e.g. handle biased to return to normal position upon removal of operating force adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. door switch, limit switch, floor-levelling switch of a lift
    • H01H21/285Operating parts, e.g. handle biased to return to normal position upon removal of operating force adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. door switch, limit switch, floor-levelling switch of a lift having an operating arm actuated by the movement of the body and mounted on an axis converting its rotating movement into a rectilinear switch activating movement

Landscapes

  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、リミットスイッチのローラレバーが取付け
られる回転軸の製造方法に関する。
《従来の技術》 従来、ボックス内にスイッチ本体を内蔵した封入形の
リミットスイッチとして、例えば、実開平2−3125号で
出願されたものがある。
上記従来のリミットスイッチは、ボックスに軸受部を
介して回転自在に支承された第5図に示すような回転軸
aを有していて、この回転軸aの一端側にローラレバー
cが固着されている。また、回転軸aの他端側にはカム
部bが設けられていて、ローラレバーcにより回転軸a
を回転すると、このカム部bがプランジャ(図示せず)
を介して上記ボックス内に収容されたスイッチ本体dを
作動するように構成されており、図示しない軸受により
支承される部分にはグリス溜りeが形成されていて、こ
のグリス溜りeに注入されたグリスが軸受との摺動面に
拡散して摺動部全体を潤滑するように構成されている。
また、上記従来の回転軸aは、全体が機械加工(切削
加工)されていると共に、軸受により支承される摺動面
fは研磨加工されているため、第7図に示すように表面
が滑らかとなっている。
《発明が解決しようとする課題》 このため、第8図に示すように、ローラレバーcにド
ッグgが接触しない状態の自由位置で、第8図(ロ)に
示すように、グリス溜りeに注入されているグリスは、
ローラレバーcにドッグgが第9図(ハ)に示すように
接触して、これを回転させた場合、研磨加工された摺動
面fにはグリスが拡散しにくいため、第9図(ニ)に示
す回転範囲hで油切れが発生しやすく、このため回転範
囲hの摺動面fが早期に摩耗するなどの不具合があっ
た。
本発明は、上記不具合を解消する目的でなされたもの
で、油切れの発生することがないリミットスイッチの回
転軸の製造方法を提供しようとするものである。
《課題を解決するための手段》 本発明は、上記目的を達成するために、ローラレバー
を取付ける回転軸をダイカスト成形品とし、かつダイカ
スト金型の上下継ぎ目で形成される回転軸の平面部を油
溜りとすると共に、ダイカスト成形時、回転軸の表面に
形成される微小な凹凸をグリス潤滑部とするように成形
したものである。
《作用》 上記のようにした回転軸をダイカスト成形することに
より、回転軸の摺動面に予め油溜りを加工する必要がな
いと共に、ダイカスト成形時、回転軸の表面に形成され
た微小な凹凸によりグリスの拡散が良好に行なわれるよ
うになる。
《実施例》 本発明の一実施例を第1図乃至第4図を参照して詳述
する。
第1図は、本発明方法の一実施例により製造された回
転軸を使用しているリミットスイッチの断面図、第2図
は回転軸の斜視図、第3図は同断面図、第4図は摺動面
の拡大図である。
第1図において、1はボックスで、このボックス1の
ヘッド部2に軸受3が嵌着されており、この軸受3に回
転軸4が回転自在に支承されている。
上記回転軸4は一端側にスプラインの形成された小径
部4aが形成されていて、この小径部4aの先端にローラ5
が回転自在に支承されたローラレバー6の基端部が嵌入
されている。
また、小径部4a側にはOリング7を嵌装するための環
状溝4bが、そして、軸受3により支承される中間部の外
周面には、回転軸4を後述する製造方法により成形する
際、平面部4cが生じるようになっていると共に、回転軸
4の他端側にはカム部4dが軸心より偏心した位置に形成
されていて、このカム部4dの上面にボックス1のヘッド
部2内に収容されたプランジャ8が当接されている。
上記プランジャ8は、圧縮ばね9によりカム部4dに圧
接されていて、ローラレバー6により回転軸4が回転さ
れると、カム部4dによりプランジャ8が押し上げられて
圧縮ばね9は圧縮されるようになっている。
また、カム部4dの下面には別のプランジャ10が当接さ
れている。
上記プランジャ10はボックス1内に上下動自在に支承
された補助プランジャ11の上端にばね11aを介して当接
されていると共に、補助プランジャ11の下部はボックス
1内に収容されたスイッチ本体12の作動部と接続されて
いる。
なお、図中13は補助プランジャ11の上部に設けられ
て、回転軸4側よりボックス1内のスイッチ本体12側へ
グリスが侵入するのを防止するシールキャップである。
一方、上記構成されたリミットスイッチの回転軸4
は、ダイカストにより次のように成形されている。
すなわち、回転軸4を成形する際に使用するダイカス
ト金型(図示せず)は上型と下型により構成されている
が、これら上型と下型の継ぎ目は回転軸4の外周面とな
る。
また、回転軸4をダイカスト成形すると上型と下型の
継ぎ目にバリが発生するので、この継ぎ目部分に予め平
坦部を形成しておく。
上記のようにして製作したダイカスト成形金型に亜鉛
やアルミニウムなどの溶湯を注入して回転軸4をダイカ
スト成形すると、上型と下型の継ぎ目に軸線方向に平面
部4cが第3図に示すように2個所に亘って形成されるよ
うになる。
これら平面部4cにより上下型の継ぎ目にバリが発生し
ても、バリの頂部は摺動面4fより外周側へ突出すること
がないと共に、これら平面部4cを油溜りに利用するもの
である。
すなわち、上記方法により製造した回転軸4を組立て
ると、回転軸4を支承する軸受3の内周面と摺動面4fと
の間に、平面部4cにより隙間が生じるので、この隙間に
グリスを注入して油溜りとするものである。
また、ダイカスト成形された摺動面4fは拡大すると、
第4図に示すように全体が多数の凹凸により形成された
粗粒面となっている。
これによって、ローラレバー6により回転軸4が回転
されると、油溜りに注入されたグリスが摺動面4fの粗粒
面に入り込んで摺動面4fを潤滑するため、油切れを起す
ことがなくなる。
《発明の効果》 本発明は以上詳述したように、ローラレバーを取付け
る回転軸をダイカスト成形品とし、かつダイカスト金型
の上下継ぎ目の平坦部で形成される回転軸の平面部を油
溜りに利用すると共に、ダイカスト成形時、回転軸の表
面に形成される微小な凹凸をグリス潤滑部としたことか
ら、ローラレバーにより回転軸が回転されると、油溜り
に注入されているグリスがグリス潤滑部より軸受との摺
動面へ拡散されるため、グリスが回転軸の摺動面に常に
行きわたるようになる。
これによって、良好な回転性が得られると共に、油き
れによる異常摩耗や焼付きなども防止することができる
ため、寿命も大幅に向上する。
また、回転軸をダイカスト成形する際に形成される平
面部を油溜りに利用するようにしたことから、従来のよ
うに機械加工により油溜りを設ける必要がなく、これに
よって製造行程の低減が図れるため、コストダウンも図
れるようになる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明方法の一実施例により製造された回転
軸を使用したリミットスイッチの断面図、第2図は回転
軸の斜視図、第3図は同正面図、第4図は第3図IV円内
の断面拡大図、第5図は従来の機械加工された回転軸の
斜視図、第6図は同正面図、第7図は第6図VII円内の
断面拡大図、第8図(イ)、(ロ)、及び第9図
(ハ)、(ニ)は作用説明図である。 4……回転軸、4c……平面部、6……ローラレバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森沢 達英 鳥取県倉吉市巌城1005番地 オムロン倉 吉株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−95536(JP,U) 実開 昭61−83229(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 21/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラレバーを取付ける回転軸をダイカス
    ト成形品とし、かつダイカスト金型の上下継ぎ目で形成
    される回転軸の平面部を油溜りとすると共に、ダイカス
    ト成形時、回転軸の表面に形成される微小な凹凸をグリ
    ス潤滑部とするように成形したことを特徴とするリミッ
    トスイッチの回転軸の製造方法。
JP2237239A 1990-01-19 1990-09-10 リミットスイッチの回転軸の製造方法 Expired - Fee Related JP2899723B2 (ja)

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DE1991605532 DE69105532T2 (de) 1990-01-19 1991-01-18 Endschalter und Verfahren zur Herstellung einer Drehachse für den Endschalter.
EP19910300423 EP0438321B1 (en) 1990-01-19 1991-01-18 A limit switch and a method for manufacture of a rotary shaft for the limit switch

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JP2015138762A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 オムロン株式会社 スイッチ
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