JP2899306B2 - 乾式イオン選択性電極およびその製法 - Google Patents

乾式イオン選択性電極およびその製法

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    • G01N27/333Ion-selective electrodes or membranes
    • G01N27/3335Ion-selective electrodes or membranes the membrane containing at least one organic component

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、乾式イオン選択性電極およびその製法に関
し、更に詳しくは、スクリーン印刷の技法を用いて電極
上に電解質層およびイオン選択膜を形成する乾式イオン
選択性電極の製法および該製法により製造された乾式イ
オン選択性電極に関する。
[従来の技術] 液体試料、例えば生物体液(血液、尿、唾液など)や
環境に存在する水に含まれる特定のイオン濃度を測定す
る為に、イオン選択性電極が使用されている。中でも、
乾式イオン選択性電極は、使用方法が簡単であり、かつ
精度がよいので、近年広く使用されるようになってい
る。
乾式イオン選択性電極は、一般に、参照電極、参照電
極と接触している電解質層およびイオン選択膜からなっ
ている。この種のイオン選択性電極の典型的な例は、特
公昭58-4981号公報に記載されている。この公報に記載
されたイオン選択性電極は、プラスチックフィルムに金
属層を蒸着し、その上に電解質およびイオン選択膜をそ
れぞれコーティングし、乾燥した後、適当な寸法に切断
し、1対のイオン選択性電極として使用される。しか
し、このような製法による場合、測定のため供給した試
料が選択膜からこぼれると積層フィルムの切断面で層間
が短絡する危険性がある。また、同時多項目測定に用い
ようとすれば、複数対の電極を並設しなければならない
のであるが、試料の展延の為に多孔性分配部材を使用す
る必要があったり、電極製造工程数が多くなるという欠
点がある。更に、電解質層やイオン選択膜をコーティン
グにより形成しているのであるが、均一な膜厚を有して
いて実際に使用できる部分は、製造された積層フィルム
の一部にすぎない為、非常に無駄が多い。
[発明が解決しようとする課題] そこで本発明は、上記従来技術の製法のような欠点が
無く、電解質およびイオン選択膜を電極上に均一かつ効
率よく形成できる乾式イオン選択性電極およびその製法
を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、このような課題は、 基板、該基板表面に形成され一端に参照電極部を持つ
電極用金属層、該参照電極部および電極端子部を除いて
電極金属層および基板を覆うレジスト膜層、該参照電極
部上に積層された電解質層およびイオン選択膜から成る
ことを特徴とする乾式イオン選択性電極、ならびに 基板の上に電極用金属層を形成し、該金属層の端子部
を導電性ペーストによりマスクし、参照電極部分を規制
するようにレジスト膜を印刷し、該金属層の参照電極部
分を化学処理して金属塩層を形成し、レジスト膜で規制
された該電極部分上に電解質層およびイオン選択膜を供
給することから成る乾式イオン選択性電極の製法により
解決される。
基板としては、絶縁性材料のフィルムまたはシート、
例えばプラスチックフィルムが使用される。プラスチッ
クとしては、ポリエステル、ポリプロピレン、アクリ
ル、塩化ビニルなどが好ましい。
電極用金属としては、銀、銅、アルミニウム等の導電
性金属が使用できるが、とりわけ銀が好ましい。電極金
属層は、常套の方法、例えば、金属ペーストのスクリー
ン印刷、金属蒸着などによって形成できる。
次に、電極の端子部を導電性ペーストによりマスク
し、かつ参照電極部分および端子部を残して他の部分を
覆うようにレジスト膜を印刷する。このレジスト膜は、
後の工程で参照電極上に電解質層およびイオン選択膜を
形成する際に、これらを規制する「壁」の役割を果た
す。
「壁」は参照電極の側面より0.2〜1.0mm外側に位置さ
せ、隙き間を設けると、均一なイオン選択膜を形成する
上で有利である。理由は後述する。レジスト膜と参照電
極が接合する部分には、レジスト膜を形成する前に非導
電性部を設けることによって、「壁」と参照電極の間に
隙き間を設けたのと同様の効果が得られる。
非導電性部の材料としては、市販の絶縁インクなどを
使用できるが、接着性、耐エッチング性の点で非導電性
金属ペーストが好ましい。非導電性金属ペーストは金属
ペーストの金属含量が少ないものをいう。
レジスト膜の材料としては、市販の絶縁インクが用い
られ、紫外線硬化型の日本アチソン製ML25089、ML2509
4、ED450SS、シントーケミトロン製STR5320、十条化工
製DS-4、INS-3、太陽インキ製造製FOC-35、熱硬化型の
シントーケミトロン製STR-5110、十条化工製HIPET930
0、大阪アサヒ化学製CR420G,CR48Gなどから選択できる
が、これらに限定されるものではない。
レジスト膜の形成は、絶縁インクをスクリーン印刷に
よって形成し、次いで、UV照射機により紫外線を照射し
硬化させる。これを所定の膜厚になるまで繰り返す。熱
硬化性の絶縁インクの場合はUV照射するかわりに、100
〜150℃に加熱すればよい。
このレジスト膜により規制された電極層部分を化学処
理して金属表面に金属塩層を作り、参照電極を形成す
る。金属塩は通常ハロゲン化物、好ましくは塩化物であ
るが、他の塩でもよい。
次いで、レジスト膜により囲まれた領域を利用して、
参照電極上に電解質層およびイオン選択膜を形成する。
尚、特開昭57-106852号公報に記載の電極のように電
解質層は無くてもよい。
電解質溶液をこの領域に注入すると、表面張力によ
り、参照電極上ではほぼ厚さの等しい液膜が形成される
ので、液を乱すことなく乾燥すると、少なくとも参照電
極上に膜厚の均一な電解質層を形成することができる。
一般に、液体を容器に入れると、第3図(a)のよう
に液体表面は側壁部でもり上がった形状となる。そし
て、液体を乾燥させると、中央部は均一に乾燥するが、
周縁部は第3図(b)のように、容器の壁面と接触して
いる部分にひきずられるような形で乾燥する。
そこで、均一な膜を必要とする部分よりも容器の壁を
外側にした第3図(c)のような状態で乾燥させると、
液体の周縁部はやはり壁にひきずられるようになるもの
の中心部即ち参照電極を覆う部分では均一な膜を得るこ
とができる。本発明における電解質層およびイオン選択
膜はこのようにして、均一に形成される。参照電極と壁
との距離は0.2mm以上、好ましくは0.3mm以上あればよい
が、大きくしても無駄な部分をふやすだけなので0.2〜
1.0mm、好適には0.3〜0.5mmが採用される。
電解質は、前記金属塩のアニオンと同種のアニオンを
含むものが好ましいが、異種アニオンを含むものでもよ
いし、更に電解質がなく、電解質層をポリマーのみで形
成しても良い。
更に電解質層の上に、イオン選択膜材料の溶液を注入
して乾燥すると、同様に膜厚の均一なイオン選択膜が形
成できる。イオン選択膜材料は、従来のもの、例えば前
記特公昭58-4981号公報に記載の疎水性イオン選択膜材
料であってよい。
本発明のイオン選択性電極の製法を、添付図面を参照
してより詳細に説明する。
第1図は、本発明の乾式イオン選択性電極の参照電極
を含む断面図である。
第1図に示す乾式イオン選択性電極は、プラスチック
フィルムからなる基板1、基板1上に形成された電極
2、電極2の参照電極部分を囲むように基板1上に形成
されたレジスト3、レジスト3により規定された領域内
で電極2の参照電極部分上に積層された電解質層4およ
びイオン選択膜5、レジスト3の上に形成されてカバー
板7とイオン選択膜5との間に隙間を形成する第2のレ
ジスト6から成る。
第1図に示す乾式イオン選択性電極の製造方法を、第
2図を参照して説明する。
まず、第2図(a)に示すように、プラスチックフィ
ルムの基板1上に、常套の方法、たとえば印刷により、
導電性金属、好ましくは銀ペーストを印刷して、電極2
を形成する。この段階で、参照電極となる破線で囲んだ
部分2′を化学処理して、金属表面をハロゲン化銀に変
換してもよいが、好ましくはレジスト3を形成した後に
化学処理を行う。また、レジストを印刷する前に導電性
金属層とレジスト膜とが接合する部分に非導電性材料を
設けておくと、均一なイオン選択膜を形成するのに有利
である。
次いで、電極2を形成した基板1上に、第2図(b)
に示す形状にレジスト3を形成し、第2図(c)に示す
形状に第2レジスト6をレジスト3上に形成する。第2
レジスト6により規定される領域6′の部分6″に対応
するレジスト3表面部分には、ブリッジ(図示せず)が
設けられる。
この段階で、レジスト3に囲まれた参照電極部分2′
の上の領域に、所定量の電解質溶液を注ぎ、乾燥させて
電解質層4を形成する。そして、形成された電解質層4
の上に、所定量のイオン選択膜材料溶液を注ぎ、乾燥さ
せてイオン選択膜5を形成する、イオン選択膜は左右に
1対ずつ、本図の場合、3種類のイオンに対するイオン
キャリアを含んで形成される。
最後に、第2図(d)に示すカバー板7をレジスト6
上に配置して、本発明のイオン選択性電極が完成する。
カバー板7には、試料供給孔8、空気抜き用孔9および
電極端子露出用孔10が設けられている。
なお、カバー板7の裏面に、第2レジスト6が規定す
る領域に対応するくぼみを形成して第2レジスト6を省
略してもよい。
測定に際しては、カバー板7の一方の試料供給孔8か
ら、イオン濃度を測定すべき液体試料を供給し、他方の
試料供給孔8から予め定めたイオン濃度の参照液を供給
する。供給された試料及び参照液は、カバー7とレジス
ト3および6とにより囲まれた領域全体に、毛管現象に
よって広がり、参照電極2′に達し、更にブリッジに浸
透して、液絡を生じる。
これによって、それぞれの対になった電極間に電池が
形成されるので、その起電力を測定し、予め作成した検
量線で読みとれば良い。勿論、予め検量線の入った電圧
計を用いて濃度を直接知ることも可能である。
以下、本発明をより明らかにするため、実施例を挙げ
るが、これにより本発明の技術思想を制限するものでは
ない。
実施例1 [イオン選択電極の製造] 以下の工程にて電極を製造した。
1.熱硬化型銀ペースト(日本アチソン製VO-200)を200
メッシュ、膜厚20μmの版でポリエステルフィルム上に
印刷後、150℃で30分間加熱し、硬化させて銀層を形成
した。パターンの電極部分の線幅は2.5mmとした。
2.端子部に導電性の熱硬化型カーボンインクを200メッ
シュ、膜厚10μmの版で印刷後、150℃で30分間加熱し
て硬化させた。
3.レジスト膜と電極の接合部に紫外線硬化型レジスト
(日本アチソン製ML-25089)を300メッシュ、膜厚10μ
mの版で印刷し、紫外線を6kwの出力で5秒間照射し、
硬化させた。
4.紫外線硬化型レジストを300メッシュ、膜厚40μmの
版で印刷し、前項同様に紫外線を照射し、硬化させた。
これを3回繰り返し、膜厚約50μmのレジスト膜を形成
した。孔の直径は3.2mmとした。
5.印刷パターンのみを変えて前項と同じ操作を行い、第
2レジストを形成した。
6.3N−硝酸溶液中に1分間浸漬し、洗浄した。
7.クロム酸溶液(1%重クロム酸、0.15N−塩酸、0.2N
−塩化カリウム)中に3分間浸漬した後洗浄し、塩化銀
層を形成した。
8.次の組成のイオン選択膜材料溶液を1孔当り0.7μl
ずつ滴下し、乾燥し、イオン選択膜を形成した。
溶液処方ナトリウムイオン選択性膜溶液 ポリ塩化ビニル 2g ビス−(12−クラウン−4)1) 1g NPOE2) 4g TFPB3) 0.1g テトラヒドロフラン 15g カリウムイオン選択性膜溶液 ポリ塩化ビニル 2g ビス−(ベンゾ15−クラウン−5)4) 0.5g NPOE2) 2g K-TCPB5) 0.02g テトラヒドロフラン 8g 塩素イオン選択性膜溶液 ポリ塩化ビニル 1g DOA6) 1.5g トリオクチルメチルアンモニウムクロライド 1g テトラヒドロフラン 8g 注: 1)ビス[(12−クラウン−4)メチル]メチルドデシ
ルマロネート 2)o−ニトロフェニルオクチルエーテル 3)ナトリウムテトラキス[3,5−ビス(トリフルオロ
メチル)フェニル]ボレート(ホウ酸塩) 4)ビス[(ベンゾ−15−クラウン−5)−4′メチ
ル]ピメレート 5)カリウムテトラキスボレート(ホウ酸塩) 6)アジピン酸ジオクチル 9.10g/dlのポリビニルアルコール水溶液を、200メッ
シュ、膜厚50μlの版で印刷し、乾燥させた。
10.ポリエステルフィルムを貼り、25×35mmに裁断して
電極を得た。
以上、特に個数について触れずに説明したが、スクリ
ーン印刷機の印刷できる大きさに合わせて、多数の電極
を同時に製造できる。
実施例2 実施例1で作製した電極を用い、血清の測定を行っ
た。
測定方法 一方の試料供給穴に、ナトリウムイオン濃度150meq/
l、カリウムイオン濃度4meq/l、塩素イオン濃度100meq/
lの標準液、もう一方の穴にコントロール血清を20μl
ずつ同時に滴下し、2分後に電圧を測定した。結果 出力電圧 ナトリウムイオン選択性電極対 −0.40mV カリウムイオン選択性電極対 3.40mV 塩素イオン選択性電極対 −0.15mV コントロール血清の濃度は、ナトリウム、カリウム、
塩素の順にそれぞれ151.5meq/l、4.7meq/l、97.7meq/l
であり、ほぼネルンスト応答していることが確認でき
た。
以上、本発明の実施例について述べたが、これに限定
されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で種々
の変更を加えうる。
電極は3対でなくても、1対以上何対でも可能であ
る。測定項目としては、ナトリウム、カリウム、塩素の
他、リチウム、カルシウム、炭酸などもそれぞれに対応
したイオンキャリアーを用いることにより測定できる。
[発明の効果] 以上、詳細に説明したとおり、本発明の電極は使い捨
ての小型電極であり、標準液と試料を滴下するだけで、
一度に複数のイオン濃度を知ることができる。電極の層
間の短絡のおそれもなく、しかも検体と接触する部分が
少ないので、多項目測定用でも小型化できる。更に、イ
オン選択膜の無駄がほとんどない。
また、本発明の製法は、印刷技術を用いているので、
特殊なパターンであっても容易に形成でき、しかも重ね
印刷により自由な構造をもたらすことができる。印刷の
版を大きくすることにより、一度に大量の電極を製造で
きるので経済的効果も十分である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の乾式イオン選択性電極の断面図、第
2図は、第1図の乾式イオン選択性電極の分解斜視図、
第3図は均一な膜を形成する手法を示す図である。 1……基板、2……電極、3……レジスト膜、4……電
解質層、5……イオン選択膜、6……間隙形成用レジス
ト膜、7……カバー板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 27/333

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板、該基板表面に形成され一端に参照電
    極部を持つ電極用金属層、該参照電極部および電極端子
    部を除いて電極金属層および基板を覆うレジスト膜層、
    該参照電極部上に積層されたイオン選択膜または電解質
    層およびイオン選択膜から成ることを特徴とする乾式イ
    オン選択性電極。
  2. 【請求項2】該レジスト膜層上に形成された間隙形成用
    第2レジスト膜層および該第2レジスト膜層を覆うカバ
    ー板をさらに有する請求項1記載の乾式イオン選択性電
    極。
  3. 【請求項3】レジスト膜層の参照電極部をかこむ側面と
    参照電極との接合部に非導電性部を設けてなる請求項1
    または2記載の乾式イオン選択性電極。
  4. 【請求項4】参照電極部側面とレジスト膜層の参照電極
    をかこむ側面との距離が0.2〜1.0mmである請求項1、2
    または3記載の乾式イオン選択性電極。
  5. 【請求項5】基板の上に電極金属層を形成し、 該金属層の端子部を導電性ペーストによりマスクし、 参照電極部分を規制するようにレジスト膜を印刷し、 該金属層の参照電極部分を化学処理して金属塩層を形成
    し、 レジスト膜で規制された該電極部分上にイオン選択膜ま
    たは電解質層およびイオン選択膜を供給する ことから成る乾式イオン選択性電極の製法。
  6. 【請求項6】スクリーン印刷により基板上に金属層を形
    成する請求項5記載のイオン選択性電極の製法。
  7. 【請求項7】参照電極部分を規制するレジスト膜を印刷
    した後、間隙形成用レジスト膜を印刷し、その後該金属
    層の参照電極部分をハロゲン化し、該間隙形成用レジス
    ト膜上にカバー板を載置して請求項3に記載のイオン選
    択性電極を製造する請求項5記載の製法。
  8. 【請求項8】請求項3記載の非導電性部を、参照電極部
    分を規制するレジスト膜の印刷前に形成する請求項7記
    載のイオン選択性電極の製法。
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