JP2899283B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JP2899283B2 JP2899283B2 JP62048113A JP4811387A JP2899283B2 JP 2899283 B2 JP2899283 B2 JP 2899283B2 JP 62048113 A JP62048113 A JP 62048113A JP 4811387 A JP4811387 A JP 4811387A JP 2899283 B2 JP2899283 B2 JP 2899283B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- heat exchanger
- heat exchange
- cycle
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はヒートポンプ式空気調和機に、主として床暖
房機能を追加し得るようにした空気調和機に関する。 従来の技術 従来、実公昭56−32859号公報に示されるように、セ
パレート形空気調和機に床暖房パネルを接続し、暖房時
に床暖房、送風暖房を行い得るようにした技術が開発さ
れている。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、かかる従来の構成は上記床暖房パネル
の設置工事が繁雑であり、床工事を伴うなど、専問工事
業者による施工が不可欠となる問題がある。 本発明は上記従来の問題点に鑑み、従来技術の利点を
損なうことなく、構成の簡素化が図れる空気調和機を提
供するものである。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、圧縮機、室内
側熱交換器、減圧器、室外側熱交換器、暖房サイクルと
冷房サイクルとを切換えるサイクル切換え手段を具備し
た冷凍サイクルと、この冷凍サイクルに接続され冷房及
び暖房での冷媒の流路を切換えるとともに熱交換部を有
したサブユニットと、このサブユニットの熱交換部に接
続する接続器と、この接続器に前記熱交換部を介して室
内側熱交換器と並列に接続される冷媒回路を内接した平
面状カーペットとを備え、前記接続器は前記平面状カー
ペットとワンタッチで着脱自在に接続するとともに、前
記サブユニットは暖房時にのみ前記熱交換部に冷媒を流
すようにしたものである。 作用 この構成により、平面状カーペットが、着脱自在とな
り、工事性、収容性が向上する。 更に平面状カーペットには2次冷媒を使用するため、
冷凍サイクルに影響を与えない。 実施例 以下、本発明の一実施例を第1図、第2図を参照して
説明する。 第1図は本発明の一実施例を示す冷凍サイクル図であ
る。 同図において冷凍サイクルは、圧縮機1、四方切換弁
2、逆止弁3、6、セルフシールタイプ着脱可能の接続
器4、平面状カーペット5、室内側熱交換器7、減圧器
8、室外側熱交換器9、熱交換部10をそれぞれ接続する
ことにより構成されている。ここでAは空気調和機の室
外ユニット、Bは室内ユニット、Cはサブユニットであ
る。 同図において四方切換弁2は暖房側を示しており、暖
房時の1次冷媒回路は、圧縮機1より四方切換弁2、熱
交換部10、逆止弁6、減圧器8、室外側熱交換器9と同
図の実線の方向に流れる。更に2次冷媒流路は熱交換部
10、平面状カーペット5と同図の実線の方向に流れる。 また冷房時の冷媒流路は、圧縮機1より四方切換弁
2、室外側熱交換器9、減圧器8、室内側熱交換器7、
逆止弁3と同図の破線の方向に流れる。 従って既存のセパレート形空気調和機にサブユニット
C及び平面状カーペット5を追加することにより、冷房
は室内ユニットB、暖房は平面状カーペット5を利用す
る空気調和システムとなる。 次に第2図より本発明の一実施例による設置図を示
す。同図は居室に空気調和機を設置した例で、室外ユニ
ットA、室内ユニットB、サブユニットC、接続器4、
平面状カーペット5を接続している。ここで接続器4は
自在に着脱可能としているため、冷房期においては平面
状カーペット5は取り外しても良い。また接続器は使用
者が容易に着脱できる方式のものであれば良く、既知の
セルフシールタイプを用いている。 また本発明はセパレート形エアコンに限定せず一体形
エアコンにも応用可能であることは明らかなところであ
る。 発明の効果 以上述べたように本発明によれば、既設の空気調和機
(冷媒回路)に、サブユニット及び平面状カーペットを
追加することにより、冷房は室内ユニットにより上方か
ら、暖房は平面状カーペットにより床面からという理想
の空気調和機が構成できる。従って既設のセパレート形
空気調和機に追加するのみで、床暖房システムが構成で
きる。更に接続器はセルフシールタイプのワンタッチ着
脱可能としているため、夏期は取外して収納することも
可能となる。また平面状カーペットには2次冷媒を使用
するため、1次冷媒回路に影響を与えず、接続器のシー
ルに高信頼性を要求する必要もない。また暖房時はサブ
ユニットの熱交換部にのみ冷媒が流れるので、室内側熱
交換器と併用して流す場合などに必要な切換弁等は不要
で、かつ能力分配等も考慮する必要がないので非常に簡
単な構成で済む。 以上述べたごとく本発明は快適性の向上、工事簡易
性、着脱自在性等巾広い利点を有するものである。
房機能を追加し得るようにした空気調和機に関する。 従来の技術 従来、実公昭56−32859号公報に示されるように、セ
パレート形空気調和機に床暖房パネルを接続し、暖房時
に床暖房、送風暖房を行い得るようにした技術が開発さ
れている。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、かかる従来の構成は上記床暖房パネル
の設置工事が繁雑であり、床工事を伴うなど、専問工事
業者による施工が不可欠となる問題がある。 本発明は上記従来の問題点に鑑み、従来技術の利点を
損なうことなく、構成の簡素化が図れる空気調和機を提
供するものである。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、圧縮機、室内
側熱交換器、減圧器、室外側熱交換器、暖房サイクルと
冷房サイクルとを切換えるサイクル切換え手段を具備し
た冷凍サイクルと、この冷凍サイクルに接続され冷房及
び暖房での冷媒の流路を切換えるとともに熱交換部を有
したサブユニットと、このサブユニットの熱交換部に接
続する接続器と、この接続器に前記熱交換部を介して室
内側熱交換器と並列に接続される冷媒回路を内接した平
面状カーペットとを備え、前記接続器は前記平面状カー
ペットとワンタッチで着脱自在に接続するとともに、前
記サブユニットは暖房時にのみ前記熱交換部に冷媒を流
すようにしたものである。 作用 この構成により、平面状カーペットが、着脱自在とな
り、工事性、収容性が向上する。 更に平面状カーペットには2次冷媒を使用するため、
冷凍サイクルに影響を与えない。 実施例 以下、本発明の一実施例を第1図、第2図を参照して
説明する。 第1図は本発明の一実施例を示す冷凍サイクル図であ
る。 同図において冷凍サイクルは、圧縮機1、四方切換弁
2、逆止弁3、6、セルフシールタイプ着脱可能の接続
器4、平面状カーペット5、室内側熱交換器7、減圧器
8、室外側熱交換器9、熱交換部10をそれぞれ接続する
ことにより構成されている。ここでAは空気調和機の室
外ユニット、Bは室内ユニット、Cはサブユニットであ
る。 同図において四方切換弁2は暖房側を示しており、暖
房時の1次冷媒回路は、圧縮機1より四方切換弁2、熱
交換部10、逆止弁6、減圧器8、室外側熱交換器9と同
図の実線の方向に流れる。更に2次冷媒流路は熱交換部
10、平面状カーペット5と同図の実線の方向に流れる。 また冷房時の冷媒流路は、圧縮機1より四方切換弁
2、室外側熱交換器9、減圧器8、室内側熱交換器7、
逆止弁3と同図の破線の方向に流れる。 従って既存のセパレート形空気調和機にサブユニット
C及び平面状カーペット5を追加することにより、冷房
は室内ユニットB、暖房は平面状カーペット5を利用す
る空気調和システムとなる。 次に第2図より本発明の一実施例による設置図を示
す。同図は居室に空気調和機を設置した例で、室外ユニ
ットA、室内ユニットB、サブユニットC、接続器4、
平面状カーペット5を接続している。ここで接続器4は
自在に着脱可能としているため、冷房期においては平面
状カーペット5は取り外しても良い。また接続器は使用
者が容易に着脱できる方式のものであれば良く、既知の
セルフシールタイプを用いている。 また本発明はセパレート形エアコンに限定せず一体形
エアコンにも応用可能であることは明らかなところであ
る。 発明の効果 以上述べたように本発明によれば、既設の空気調和機
(冷媒回路)に、サブユニット及び平面状カーペットを
追加することにより、冷房は室内ユニットにより上方か
ら、暖房は平面状カーペットにより床面からという理想
の空気調和機が構成できる。従って既設のセパレート形
空気調和機に追加するのみで、床暖房システムが構成で
きる。更に接続器はセルフシールタイプのワンタッチ着
脱可能としているため、夏期は取外して収納することも
可能となる。また平面状カーペットには2次冷媒を使用
するため、1次冷媒回路に影響を与えず、接続器のシー
ルに高信頼性を要求する必要もない。また暖房時はサブ
ユニットの熱交換部にのみ冷媒が流れるので、室内側熱
交換器と併用して流す場合などに必要な切換弁等は不要
で、かつ能力分配等も考慮する必要がないので非常に簡
単な構成で済む。 以上述べたごとく本発明は快適性の向上、工事簡易
性、着脱自在性等巾広い利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す空気調和機の冷凍サイ
クル図、第2図は同空気調和機の設置状態を示す構成図
である。 1……圧縮機、2……四方切換弁、3、6……逆止弁、
4……接続器、5……平面状カーペット、7……室内側
熱交換器。8……減圧器、9……室外側熱交換器、10…
…熱交換部、A……室外ユニット、B……室内ユニッ
ト、C……サブユニット。
クル図、第2図は同空気調和機の設置状態を示す構成図
である。 1……圧縮機、2……四方切換弁、3、6……逆止弁、
4……接続器、5……平面状カーペット、7……室内側
熱交換器。8……減圧器、9……室外側熱交換器、10…
…熱交換部、A……室外ユニット、B……室内ユニッ
ト、C……サブユニット。
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭59−150267(JP,A)
特開 昭57−190177(JP,A)
実開 昭59−145614(JP,U)
実開 昭54−42061(JP,U)
実開 昭54−42065(JP,U)
実開 昭51−111250(JP,U)
実開 昭61−145244(JP,U)
実開 昭60−116118(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
F25B 13/00 321 E
F24D 15/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.圧縮機、室内側熱交換器、減圧器、室外側熱交換
器、暖房サイクルと冷房サイクルを切換えるサイクル切
換え手段を具備した冷凍サイクルと、この冷凍サイクル
に接続され冷房及び暖房での冷媒の流路を切換えるとと
もに、前記室内側熱交換器と並列に接続される熱交換部
を具備するサブユニットと、このサブユニットの熱交換
部に、2次冷媒回路として、セルフシールタイプのワン
タッチ接続器を介して、冷媒回路を内蔵する平面状カー
ペットを接続し、前記サブユニットの前記熱交換部への
暖房時の入口側接続部より後方の室内側熱交換器に接続
される配管にその暖房時の冷媒流れを阻止する逆止弁を
設け、さらに熱交換部の暖房時の出口側配管に逆方向か
らの流れを阻止する逆止弁を設けた空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62048113A JP2899283B2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62048113A JP2899283B2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63213759A JPS63213759A (ja) | 1988-09-06 |
JP2899283B2 true JP2899283B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=12794260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62048113A Expired - Lifetime JP2899283B2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2899283B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5756130Y2 (ja) * | 1977-08-30 | 1982-12-03 | ||
JPS5737007Y2 (ja) * | 1977-08-30 | 1982-08-16 | ||
JPS59150267A (ja) * | 1983-02-15 | 1984-08-28 | 松下電器産業株式会社 | ヒ−トポンプ式床暖房装置 |
-
1987
- 1987-03-03 JP JP62048113A patent/JP2899283B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63213759A (ja) | 1988-09-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |