JP2874976B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2874976B2
JP2874976B2 JP2196321A JP19632190A JP2874976B2 JP 2874976 B2 JP2874976 B2 JP 2874976B2 JP 2196321 A JP2196321 A JP 2196321A JP 19632190 A JP19632190 A JP 19632190A JP 2874976 B2 JP2874976 B2 JP 2874976B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、複数の室内ユニットを有するマルチタイ
プの空気調和機に関する。
(従来の技術) 一般に、複数の室内ユニットを有するマルチタイプの
空気調和機としては、各室内ユニットにおいて冷房と暖
房の同時運転を可能とするものがある。一例を第7図に
示す。
Aは室外ユニットで、この室外ユニットAに冷媒切換
ユニットBを介して複数の室内ユニットC1,C2,C3が接続
されている。
まず、室外ユニットAにおいて、1は能力可変圧縮機
で、この能力可変圧縮機1の吐出口に吐出管2が接続さ
れ、吸入口に吸入管3が接続されている。
吐出管2は、第1の吐出管2aと第2の吐出管2bに分岐
されている。
吸入管3は、第1の吸入管3aと第2の吸入管3bに分岐
されている。
そして、吐出管2aに二方弁4を介して室外熱交換器5
が接続され、その室外熱交換器5に暖房用膨張弁6と逆
止弁7の並列回路、リキッドタンク8、および液側管W
が順次接続されている。
さらに、上記二方弁4と室外熱交換器5との接続部
に、二方弁9を介して上記吸入管3aが接続されている。
上記液側管Wには、分岐ユニットBにおける電子流量
調整弁(パルスモータバルブ;以下、PMVと略称する)2
1,31,41、および冷房用膨張弁22,32,42と逆止弁23,33,4
3の並列回路を介して、各室内ユニットの室内熱交換器2
4,34,44が接続されている。そして、室内熱交換器24,3
4,44は、ガス側管G1,G2,G3、および分岐ユニットBにお
ける冷媒流れ方向切換用の二方弁25,35,45を介し、上記
吸入管3bに接続されている。
さらに、室内熱交換器24,34,44は、ガス側管G1,G2,
G3、および分岐ユニットBにおける冷媒流れ方向切換用
の二方弁26,36,46を介し、上記吐出管2bに接続されてい
る。
作用を説明する。
室内ユニットC1が冷房運転モード、室内ユニットC2
冷房運転モード、室内ユニットC3が暖房運転モードであ
るとする。そして、室内ユニットC1,C2の要求する冷房
能力の総和が室内ユニットC3の要求する暖房能力より大
きいとする。
この場合、冷房主運転モードが決定され、第7図に示
すように、室外ユニットAの二方弁4が開き(白色表
示)、かつ二方弁9が閉じ(黒色表示)、室外熱交換器
5が吐出管2aに接続される。
分岐ユニットBでは、PMV21,31,41が開くとともに
(白色表示)、二方弁25,35,46が開き(白色表示)、か
つ二方弁26,36,45が閉じ(黒色表示)、室内ユニット
C1,C2にそれぞれ連通のガス側管G1,G2が吸入管3bに接続
され、室内ユニットC3に連通のガス側管G3が吐出管2bに
接続される。
こうして、矢印の方向に冷媒が流れ、室外熱交換器5
が凝縮器、室内熱交換器24,34が蒸発器、室内熱交換器4
4が凝縮器として働く。
この場合、冷房側室内ユニットC1,C2の吸熱の一部が
暖房側室内ユニットC3の放熱として利用される。
室内ユニットC1が暖房運転モード、室内ユニットC2
暖房運転モード、室内ユニットC3が冷房運転モードであ
るとする。そして、室内ユニットC1,C2の要求する暖房
能力の総和が室内ユニットC3の要求する冷房能力より大
きいとする。
この場合、暖房主運転モードが決定され、第8図に示
すように、室外ユニットAの二方弁9が開き(白色表
示)、かつ二方弁4が閉じ(黒色表示)、室外熱交換器
5が吸入管3aに接続される。
分岐ユニットBでは、PMV21,31,41が開くとともに
(白色表示)、二方弁45,26,36が開き(白色表示)、か
つ二方弁25,35,46が閉じ(黒色表示)、室内ユニット
C1,C2にそれぞれ連通のガス側管G1,G2が吐出管2bに接続
され、室内ユニットC3に連通のガス側管G3が吸入管3bに
接続される。
こうして、矢印の方向に冷媒が流れ、室内熱交換器2
4,34が凝縮器、室内熱交換器44および室外熱交換器5が
蒸発器として働く。
この場合、冷房側室内ユニットC3および室外熱交換器
5の吸熱が暖房側室内ユニットC1,C2の放熱として利用
される。
また、全ての室内ユニットC1,C2,C3が冷房運転モード
の場合、冷房主運転モードが決定され、第9図に示すよ
うに、室外ユニットAの二方弁4が開き、かつ二方弁9
が閉じ、室外熱交換器5が吐出管2aに接続される。
分岐ユニットBでは、PMV21,31,41が開くとともに、
二方弁25,35,45が開き、かつ二方弁26,36,46が閉じ、室
内ユニットC1,C2,C3にそれぞれ連通のガス側管C1,C2,C3
が吸入管3bに接続される。
こうして、矢印の方向に冷媒が流れ、室外熱交換器5
が凝縮器、室内熱交換器24,34,44が蒸発器として働く。
この場合、室内ユニットC1,C2,C3の吸熱が室外熱交換
器5で放出される。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記の空気調和機では、全ての室内ユニッ
トC1,C2,C3が冷房の場合、吐出管2b内の冷媒が徐々に凝
縮して液化し、それが吐出管2bに溜まり込んでしまう。
こうなると、冷媒循環量が不足し、十分な冷房能力が
得られなくなる。
この発明は上記事情を考慮したもので、請求項1の空
気調和機および請求項2の空気調和機のいずれも、冷媒
不足を解消して十分な冷房能力を得ることができ、常に
快適空調を可能とすることを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 請求項1の空気調和機は、圧縮機および室外熱交換器
を有し前記圧縮機の吐出口に第1および第2の吐出管を
接続した室外ユニットと、それぞれが室内熱交換器を有
し冷房または暖房の要求を出す複数の室内ユニットと、
これら室内ユニットの要求する冷房能力の総和と暖房能
力の総和とを比較して冷房主運転モードまたは暖房主運
転モードを決定する手段と、冷房主運転モードの決定
時、前記第1の吐出管に前記室外熱交換器を接続し同室
外熱交換器を経た冷媒を冷房要求の室内ユニットを通し
て圧縮機に戻すとともに、前記第2の吐出管に暖房要求
の室内ユニットを接続し同室内ユニットを経た冷媒を冷
房要求の室内ユニットへの冷媒の流れに合流させる手段
と、冷房主運転モードの決定時、全ての室内ユニットが
冷房の場合に同各室内ユニットに連通のガス側管と前記
第2の吐出管とを定期的に接続する手段と、暖房主運転
モードの決定時、前記第2の吐出管に暖房側室内ユニッ
トを接続し同室内ユニットを経た冷媒を前記室外熱交換
器に通して圧縮機に戻すとともに、暖房側室内ユニット
を経た冷媒の一部を冷房側室内ユニットに通して圧縮機
に戻す手段とを備える。
請求項2の空気調和機は、圧縮機および室外熱交換器
を有し前記圧縮機の吐出口に第1および第2の吐出管を
接続した室外ユニットと、それぞれが室内熱交換器を有
し冷房または暖房の要求を出す複数の室内ユニットと、
これら室内ユニットの要求する冷房能力の総和と暖房能
力の総和とを比較して冷房主運転モードまたは暖房主運
転モードを決定する手段と、冷房主運転モードの決定
時、前記第1の吐出管に前記室外熱交換器を接続し同室
外熱交換器を経た冷媒を冷房要求の室内ユニットを通し
て圧縮機に戻すとともに、前記第2の吐出管に暖房要求
の室内ユニットを接続し同室内ユニットを経た冷媒を冷
房要求の室内ユニットへの冷媒の流れに合流させる手段
と、暖房主運転モードの決定時、前記第2の吐出管に暖
房側室内ユニットを接続し同室内ユニットを経た冷媒を
前記室外熱交換器に通して圧縮機に戻すとともに、暖房
側室内ユニットを経た冷媒の一部を冷房側室内ユニット
に通して圧縮機に戻す手段と、前記各室内ユニットに連
通のガス側管と前記第2の吐出管との間に設けたバイパ
スと、このバイパスに設けた二方弁と、冷房主運転モー
ドの決定時、全ての室内ユニットが冷房の場合に前記二
方弁を定期的に開く手段とを備える。
(作用) 請求項1の空気調和機では、室内ユニットの全てが冷
房の場合、各室内ユニットに連通のガス側管と第2の吐
出管とが定期的に接続する。この接続時、第2の吐出管
内の冷媒が圧縮機に吸入される。
請求項2の空気調和機では、室内ユニットの全てが冷
房の場合、各室内ユニットに連通のガス側管と第2の吐
出管とがバイパスを介して定期的に導通する。この導通
時、第2の吐出管内の冷媒が圧縮機に吸入される。
(実施例) 以下、この発明の第1実施例について図面を参照して
説明する。この第1実施例は、請求項1の空気調和機に
対応する。なお、図面において第7図と同一部分には同
一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
冷凍サイクルの構成を第2図に示すが、これは従来と
同じである。
制御回路を第1図に示す。
室外ユニットAは、マイクロコンピュータおよびその
周辺回路からなる室外制御部50を備える。この室外制御
部50に、インバータ回路51および二方弁4,9を接続す
る。
インバータ回路51は、交流電源52の電圧を整流し、そ
れを室外制御部50の指令に応じた所定周波数(およびレ
ベル)の交流電圧に変換し、圧縮機モータ1Mに駆動電力
として供給するものである。
分岐ユニットBは、マイクロコンピュータおよびその
周辺回路からなるマルチ制御部60を備える。このマルチ
制御部60に、PMV21,31,41および二方弁25,35,45,26,36,
46を接続する。
室内ユニットC1,C2,C3は、それぞれマイクロコンピュ
ータおよびその周辺回路からなる室内制御部70を備え
る。これら室内制御部70に、リモートコントロール式の
運転操作部(以下、リモコンと略称する)71および室内
温度センサ72を接続する。
そして、室内制御部70は、次の機能手段を備えてい
る。
リモコン71の操作に基づく冷房運転モードの要求また
は暖房運転モードの要求をマルチ制御部60に送る手段。
リモコン71で設定される室内温度と室内温度センサ72
の検知温度との差を要求冷房能力(冷房運転モード時)
または要求暖房能力(暖房運転モード時)としてマルチ
制御部60に送る手段。
また、マルチ制御部60、室外制御部50、各PMV、およ
び各二方弁により、次の機能手段を構成している。
室内ユニットC1,C2,C3のいずれかから要求される冷房
能力の総和が同じく要求される暖房能力の総和より大き
いとき、冷房主運転モードを決定する手段。
冷房主運転モードを決定したとき、吐出管2aに室外熱
交換器5を接続し、その室外熱交換器5を経た冷媒を冷
房側の室内ユニットに通して圧縮機1に戻す手段。
冷房主運転モードを決定したとき、吐出管2bに暖房側
の室内ユニットを接続し、その室内ユニットを経た冷媒
を冷房側の室内ユニットへの冷媒の流れに合流させる手
段。
冷房主運転モードを決定したとき、要求冷房能力の総
和に応じて圧縮機1の運転周波数(インバータ回路51の
出力周波数)を制御する手段。
冷房主運転モードを決定したとき、全ての室内ユニッ
トC1,C2,C3が冷房の場合に二方弁26,36,46を定期的たと
えばタイマカウントに基づく所定時間ごとに一定時間だ
け開き、室内ユニットC1,C2,C3に連通のガス側管G1,G2,
G3と吐出管2bとを接続する手段。
室内ユニットC1,C2,C3のいずれかから要求される暖房
能力の総和が同じく要求される冷房能力の総和より大き
いとき、暖房主運転モードを決定する手段。
暖房主運転モードを決定したとき、吐出管2bに暖房側
の室内ユニットを接続し、その室内ユニットを経た冷媒
を室外熱交換器5に通して圧縮機1に戻す手段。
暖房主運転モードを決定したとき、暖房側の室内ユニ
ットを経た冷媒の一部を冷房側の室内ユニットに通して
圧縮機1に戻す手段。
暖房主運転モードを決定したとき、暖房主運転モード
を決定したとき、要求暖房能力の総和に応じて圧縮機1
の運転周波数(インバータ回路51の出力周波数)を制御
する手段。
次に、上記の構成において第3図を参照しながら作用
を説明する。
全ての室内ユニットC1,C2,C3が冷房の場合、冷房主運
転モードが決定され、室外ユニットAにおいて二方弁4
が開き、かつ二方弁9が閉じ、室外熱交換器5が吐出管
2aに接続される(第7図と同じ)。
分岐ユニットBでは、PMV21,31,41が開くとともに、
二方弁25,35,45および二方弁26,36,46が閉じ、室内ユニ
ットC1,C2,C3にそれぞれ連通のガス側配管G1,G2,G3が圧
縮機1の吸入管3bに接続される。
こうして、矢印の方向に冷媒が流れ、室外熱交換器5
が凝縮器、室内熱交換器24,34,44が蒸発器として働く。
すなわち、室内ユニットC1,C2,C3の吸熱が室外熱交換
器5で放出される。
この場合、運転開始と同時にタイムカウントを行なっ
ており、所定時間tが経過すると、第2図に示すように
二方弁26,36,46を一定時間だけ開く。
二方弁26,36,46が開くと、ガス側管G1,G2,G3と吐出管
2bとが接続される。
この接続に際し、吐出管2bに溜まっていた冷媒が二方
弁26,36,46ガス側管G1,G2,G3、および二方弁25,35,45を
通って吸入管3bに流入し、圧縮機1に回収される。
したがって、吐出管2bに冷媒が溜まり込むことがな
く、必要な冷媒循環量を確保することができる。これに
より、室内ユニットC1,C2,C3において十分な冷房能力を
得ることができ、常に快適空調が可能である。
この発明の第2実施例を第4図に示す。この第2実施
例は、請求項2の空気調和機に対応する。
ここでは、分岐ユニットBにおいて、室内ユニット
C1,C2,C3にそれぞれ連通のガス側配管G1,G2,G3と吐出管
2bとの間に、バイパス90を設け、そのバイパス90に二方
弁80およびキャピラリチューブ81,82,83を設ける。
さらに、第5図に示すように、マルチ制御部60に上記
二方弁80を接続する。
そして、マルチ制御部60、室外制御部50、各PMV、お
よび各二方弁により、次の機能手段を構成している。
室内ユニットC1,C2,C3のいずれかから要求される冷房
能力の総和が同じく要求される暖房能力の総和より大き
いとき、冷房主運転モードを決定する手段。
冷房主運転モードを決定したとき、吐出管2aに室外熱
交換器5を接続し、その室外熱交換器5を経た冷媒を冷
房側の室内ユニットに通して圧縮機1に戻す手段。
冷房主運転モードを決定したとき、吐出管2bに暖房側
の室内ユニットを接続し、その室内ユニットを経た冷媒
を冷房側の室内ユニットへの冷媒の流れに合流させる手
段。
冷房主運転モードを決定したとき、要求冷房能力の総
和に応じて圧縮機1の運転周波数(インバータ回路51の
出力周波数)を制御する手段。
冷房主運転モードを決定したとき、全ての室内ユニッ
トC1,C2,C3が冷房の場合に二方弁80を定期的たとえばタ
イマカウントに基づく所定時間ごとに一定時間だけ開く
手段。
室内ユニットC1,C2,C3のいずれかから要求される暖房
能力の総和が同じく要求される冷房能力の総和より大き
いとき、暖房主運転モードを決定する手段。
暖房主運転モードを決定したとき、吐出管2bに暖房側
の室内ユニットを接続し、その室内ユニットを経た冷媒
を室外熱交換器5に通して圧縮機1に戻す手段。
暖房主運転モードを決定したとき、暖房側の室内ユニ
ットを経た冷媒の一部を冷房側の室内ユニットに通して
圧縮機1に戻す手段。
暖房主運転モードを決定したとき、暖房主運転モード
を決定したとき、要求暖房能力の総和に応じて圧縮機1
の運転周波数(インバータ回路51の出力周波数)を制御
する手段。
その他の構成については第1実施例と同じである。
第6図のフローチャートを参照しながら作用を説明す
る。
全ての室内ユニットC1.C2,C3が冷房の場合、冷房主運
転モードが決定され、室外ユニットAにおいて二方弁4
が開き、かつ二方弁9が閉じ、室外熱交換器5が吐出管
2aに接続される。
分岐ユニットBでは、PMV21,31,41が開くとともに、
二方弁25,35,45および二方弁26,36,46が開き、室内ユニ
ットC1,C2,C3にそれぞれ連通のガス側配管G1,G2,G3が圧
縮機1の吸入管3bに接続される。
こうして、矢印の方向に冷媒が流れ、室外熱交換器5
が凝縮器、室内熱交換器24,34,44が蒸発器として働く。
すなわち、室内ユニットC1,C2,C3の吸熱が室外熱交換
器5で放出される。
この場合、運転開始と同時にタイムカウントを行なっ
ており、所定時間tが経過すると、第4図に示すように
二方弁80を一定時間だけ開く。
二方弁80が開くと、ガス側管G1,G2,G3と吐出管2bとが
バイパス90を介して導通する この導通に際し、吐出管2bに溜まっていた冷媒がバイ
パス90、二方弁80、ガス側管G1,G2,G3、および二方弁2
5,35,45を通って吸入管3bに流入し、圧縮機1に回収さ
れる。
したがって、吐出管2bに冷媒が溜まり込むことがな
く、必要な冷媒循環量を確保することができる。これに
より、室内ユニットC1,C2,C3において十分な冷房能力を
得ることができ、常に快適空調が可能である。
なお、上記実施例では、室内ユニットが3台の場合を
例に説明したが、その台数に限定はない。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、 請求項1の空気調和機は、室内ユニットの全てが冷房
の場合、各室内ユニットに連通のガス側管と第2の吐出
管とを定期的に接続する構成としたので、冷媒不足を解
消して十分な冷房能力を得ることができ、常に快適空調
が可能となる。
請求項2の空気調和機は、室内ユニットの全てが冷房
の場合、各室内ユニットに連通のガス側管と第2の吐出
管とがバイパスを介して定期的に導通する構成としたの
で、冷媒不足を解消して十分な冷房能力を得ることがで
き、常に快適空調が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の制御回路の構成を示す
図、第2図は同実施例の冷凍サイクルの構成および冷媒
の流れを示す図、第3図は同実施例の作用を説明するた
めのフローチャート、第4図はこの発明の第2実施例の
冷凍サイクルの構成を示す図、第5図は同実施例の制御
回路の構成を示す図、第6図は同実施例の作用を説明す
るためのフローチャート、第7図ないし第9図はそれぞ
れ従来の空気調和機の冷凍サイクルの構成および冷媒の
流れを示す図である。 A……室外ユニット、B……分岐ユニット、C1,C2,C3
…室内ユニット、W……液側管、G1,G2,G3……ガス側
管、1……圧縮機、2a……第1の吐出管、2b……第2の
吐出管、3a……第1の吸入管、3b……第2の吸入管、5
……室外熱交換器、21,31,41……PMV、24,34,44……室
内熱交換器、50……室外制御部、60……マルチ制御部、
70……室内制御部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機および室外熱交換器を有し前記圧縮
    機の吐出口に第1および第2の吐出管を接続した室外ユ
    ニットと、それぞれが室内熱交換器を有し冷房または暖
    房の要求を出す複数の室内ユニットと、これら室内ユニ
    ットの要求する冷房能力の総和と暖房能力の総和とを比
    較して冷房主運転モードまたは暖房主運転モードを決定
    する手段と、冷房主運転モードの決定時、前記第1の吐
    出管に前記室外熱交換器を接続し同室外熱交換器を経た
    冷媒を冷房要求の室内ユニットを通して圧縮機に戻すと
    ともに、前記第2の吐出管に暖房要求の室内ユニットを
    接続し同室内ユニットを経た冷媒を冷房要求の室内ユニ
    ットへの冷媒の流れに合流させる手段と、冷房主運転モ
    ードの決定時、全ての室内ユニットが冷房の場合に同各
    室内ユニットに連通のガス側管と前記第2の吐出管とを
    定期的に接続する手段と、暖房主運転モードの決定時、
    前記第2の吐出管に暖房側室内ユニットを接続し同室内
    ユニットを経た冷媒を前記室外熱交換器に通して圧縮機
    に戻すとともに、暖房側室内ユニットを経た冷媒の一部
    を冷房側室内ユニットに通して圧縮機に戻す手段とを具
    備したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】圧縮機および室外熱交換器を有し前記圧縮
    機の吐出口に第1および第2の吐出管を接続した室外ユ
    ニットと、それぞれが室内熱交換器を有し冷房または暖
    房の要求を出す複数の室内ユニットと、これら室内ユニ
    ットの要求する冷房能力の総和と暖房能力の総和とを比
    較して冷房主運転モードまたは暖房主運転モードを決定
    する手段と、冷房主運転モードの決定時、前記第1の吐
    出管に前記室外熱交換器を接続し同室外熱交換器を経た
    冷媒を冷房要求の室内ユニットを通して圧縮機に戻すと
    ともに、前記第2の吐出管に暖房要求の室内ユニットを
    接続し同室内ユニットを経た冷媒を冷房要求の室内ユニ
    ットへの冷媒の流れに合流させる手段と、暖房主運転モ
    ードの決定時、前記第2の吐出管に暖房側室内ユニット
    を接続し同室内ユニットを経た冷媒を前記室外熱交換器
    に通して圧縮機に戻すとともに、暖房側室内ユニットを
    経た冷媒の一部を冷房側室内ユニットに通して圧縮機に
    戻す手段と、前記各室内ユニットに連通のガス側管と前
    記第2の吐出管との間に設けたバイパスと、このバイパ
    スに設けた二方弁と、冷房主運転モードの決定時、全て
    の室内ユニットが冷房の場合に前記二方弁を定期的に開
    く手段とを具備したことを特徴とする空気調和機。
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